JPH0721939Y2 - ダンパ - Google Patents
ダンパInfo
- Publication number
- JPH0721939Y2 JPH0721939Y2 JP1989048793U JP4879389U JPH0721939Y2 JP H0721939 Y2 JPH0721939 Y2 JP H0721939Y2 JP 1989048793 U JP1989048793 U JP 1989048793U JP 4879389 U JP4879389 U JP 4879389U JP H0721939 Y2 JPH0721939 Y2 JP H0721939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- crankshaft
- damper
- flywheel
- mass body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、吸振技術に係るダンパに関し、更に詳しく
は、面内構造を備えた内燃機関のクランクシャフトに接
続したフライホイールに発生する曲げ振動を有効に吸収
抑制するフライホイールダンパに関する。
は、面内構造を備えた内燃機関のクランクシャフトに接
続したフライホイールに発生する曲げ振動を有効に吸収
抑制するフライホイールダンパに関する。
従来から知られているトーショナルダンパやダイナミッ
クダンパは、環状のハブと環状の質量体を同心に組み合
わせ、このハブと質量体の間の環状の間隙に両部材を接
続する弾性体を介装したものとなっている。
クダンパは、環状のハブと環状の質量体を同心に組み合
わせ、このハブと質量体の間の環状の間隙に両部材を接
続する弾性体を介装したものとなっている。
一方、本考案が対象とする2気筒または4気筒エンジン
の面内構造を備えたクランクシャフトには面内曲げが発
生し、またこのクランクシャフトに接続したフライホイ
ールについてもクランクシャフトの曲げと同一面内の曲
げ振動が発生することが知られており、この方向の特定
された曲げ振動に対して上記従来の環状ダンパでは十分
に対応できない問題がある。4気筒エンジンを例にとっ
てみると、フライホイールには一般に150〜180Hzの曲げ
振動が発生し、上記従来の環状ダンパの曲げ方向の固有
振動数をこの低周波振動に合わせると、これに伴って捩
り方向のバネ定数が小さくなり過ぎることから、捩りの
振幅が過大となって、耐久性を満足しなくなる。
の面内構造を備えたクランクシャフトには面内曲げが発
生し、またこのクランクシャフトに接続したフライホイ
ールについてもクランクシャフトの曲げと同一面内の曲
げ振動が発生することが知られており、この方向の特定
された曲げ振動に対して上記従来の環状ダンパでは十分
に対応できない問題がある。4気筒エンジンを例にとっ
てみると、フライホイールには一般に150〜180Hzの曲げ
振動が発生し、上記従来の環状ダンパの曲げ方向の固有
振動数をこの低周波振動に合わせると、これに伴って捩
り方向のバネ定数が小さくなり過ぎることから、捩りの
振幅が過大となって、耐久性を満足しなくなる。
本考案は以上の点に鑑み、面内構造を備えた内燃機関の
クランクシャフトに接続したフライホイールに発生する
曲げ振動を吸収抑制するのに適したダンパを提供せんと
するものであって、この目的を達成するため、面内構造
を備えたクランクシャフトに接続したフライホイールに
取り付けられるハブと、前記ハブに対して同心状に離間
配置された質量体とを有し、前記ハブと質量体の間の18
0度対称位置に、それぞれ前記クランクシャフトの面に
対して平行であって、かつ互いに平行な2本の直線状間
隙を設定し、前記各間隙に前記ハブと質量体を接続する
弾性体を介装する構成とした。
クランクシャフトに接続したフライホイールに発生する
曲げ振動を吸収抑制するのに適したダンパを提供せんと
するものであって、この目的を達成するため、面内構造
を備えたクランクシャフトに接続したフライホイールに
取り付けられるハブと、前記ハブに対して同心状に離間
配置された質量体とを有し、前記ハブと質量体の間の18
0度対称位置に、それぞれ前記クランクシャフトの面に
対して平行であって、かつ互いに平行な2本の直線状間
隙を設定し、前記各間隙に前記ハブと質量体を接続する
弾性体を介装する構成とした。
上記構成を備えた本考案のダンパにおいては、各間隙に
介装された弾性体が面内曲げに対して剪断方向に弾性変
形するために、バネ定数が比較的小さな値に設定される
ことになる。これに対して同じ弾性体が他方向の曲げや
捩れに対しては圧縮または引張り方向に弾性変形するた
めに、バネ定数が比較的大きな値に設定されることにな
る。
介装された弾性体が面内曲げに対して剪断方向に弾性変
形するために、バネ定数が比較的小さな値に設定される
ことになる。これに対して同じ弾性体が他方向の曲げや
捩れに対しては圧縮または引張り方向に弾性変形するた
めに、バネ定数が比較的大きな値に設定されることにな
る。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図および第2図において、符号(5)は、2気筒ま
たは4気筒エンジンの面内構造を備えたクランクシャフ
ト、(6)は、このクランクシャフト(5)に接続され
たフライホイールを示しており、このフライホイール
(6)に当該ダンパのハブ(1)が嵌着されている。こ
のハブ(1)は、外縁形状を円形とするとともに内縁形
状を四角形とした本体部分(1a)の他に、外縁および内
縁の双方の形状を円形としたスリーブ状の取付部分(1
b)を有しており、前者の本体部分(1a)の内周側に、
外縁形状を四角形とするとともに内縁形状を円形とした
質量体(2)が、上記した2つの四角を合わせるように
して、同心上に離間配置されている。質量体(2)はフ
ライホイール(6)に対して非接触とされている。ハブ
(1)の本体部分(1a)と質量体(2)の間には4辺の
それぞれに直線状間隙(4)(4)(4)(4)が設定
されるが、このうち、図上左右の2本の間隙(4)
(4)内に、ハブ(1)と質量体(2)を接続する弾性
体(3)(3)が介装されている。ハブ(1)と質量体
(2)はそれぞれ所定の金属、弾性体(3)は所定のゴ
ムによって成形され、この弾性体(3)には、上記した
低周波になる曲げ振動を有効に吸収抑制し得るように、
小さなバネ定数が設定されている。
たは4気筒エンジンの面内構造を備えたクランクシャフ
ト、(6)は、このクランクシャフト(5)に接続され
たフライホイールを示しており、このフライホイール
(6)に当該ダンパのハブ(1)が嵌着されている。こ
のハブ(1)は、外縁形状を円形とするとともに内縁形
状を四角形とした本体部分(1a)の他に、外縁および内
縁の双方の形状を円形としたスリーブ状の取付部分(1
b)を有しており、前者の本体部分(1a)の内周側に、
外縁形状を四角形とするとともに内縁形状を円形とした
質量体(2)が、上記した2つの四角を合わせるように
して、同心上に離間配置されている。質量体(2)はフ
ライホイール(6)に対して非接触とされている。ハブ
(1)の本体部分(1a)と質量体(2)の間には4辺の
それぞれに直線状間隙(4)(4)(4)(4)が設定
されるが、このうち、図上左右の2本の間隙(4)
(4)内に、ハブ(1)と質量体(2)を接続する弾性
体(3)(3)が介装されている。ハブ(1)と質量体
(2)はそれぞれ所定の金属、弾性体(3)は所定のゴ
ムによって成形され、この弾性体(3)には、上記した
低周波になる曲げ振動を有効に吸収抑制し得るように、
小さなバネ定数が設定されている。
上記構成を備えたダンパは、面内構造のクランクシャフ
ト(5)の面(第1図において上下方向)に対して弾性
体(3)(3)を介装した直線状間隙(4)(4)が平
行になるようにフライホイール(6)に取り付けられ、
同方向に入力するフライホイール(6)の曲げ振動を弾
性体(3)(3)の剪断変形によって有効に吸収する。
また他方向の曲げや捩れに対しては、弾性体(3)
(3)が硬く働くため、優れた耐久性を発揮する。
ト(5)の面(第1図において上下方向)に対して弾性
体(3)(3)を介装した直線状間隙(4)(4)が平
行になるようにフライホイール(6)に取り付けられ、
同方向に入力するフライホイール(6)の曲げ振動を弾
性体(3)(3)の剪断変形によって有効に吸収する。
また他方向の曲げや捩れに対しては、弾性体(3)
(3)が硬く働くため、優れた耐久性を発揮する。
本考案は、以下の効果を奏する。
すなわち、2本の直線状間隙のそれぞれに介装した弾性
体が、面内曲げに対して剪断方向に弾性変形するため
に、バネ定数が比較的小さな値に設定されることにな
る。したがって低周波の部類に属するこの面内曲げを有
効に吸収抑制することができる。これに対して同じ弾性
体が他方向の曲げや捩れに対しては圧縮または引張り方
向に弾性変形するために、バネ定数が比較的大きな値に
設定されることになる。したがって上記したように面内
曲げを有効に吸収抑制することができるにも拘らず、優
れた耐久性を発揮することができる。
体が、面内曲げに対して剪断方向に弾性変形するため
に、バネ定数が比較的小さな値に設定されることにな
る。したがって低周波の部類に属するこの面内曲げを有
効に吸収抑制することができる。これに対して同じ弾性
体が他方向の曲げや捩れに対しては圧縮または引張り方
向に弾性変形するために、バネ定数が比較的大きな値に
設定されることになる。したがって上記したように面内
曲げを有効に吸収抑制することができるにも拘らず、優
れた耐久性を発揮することができる。
第1図は本考案の実施例に係るダンパの装着状態を示す
正面図、第2図は第1図におけるA−O−A線断面図で
ある。 (1)ハブ、(1a)本体部分、(1b)取付部分、(2)
質量体、(3)弾性体 (4)直線状間隙、(5)クランクシャフト、(6)フ
ライホイール
正面図、第2図は第1図におけるA−O−A線断面図で
ある。 (1)ハブ、(1a)本体部分、(1b)取付部分、(2)
質量体、(3)弾性体 (4)直線状間隙、(5)クランクシャフト、(6)フ
ライホイール
Claims (1)
- 【請求項1】面内構造を備えたクランクシャフト(5)
に接続したフライホイール(6)に取り付けられるハブ
(1)と、前記ハブ(1)に対して同心状に離間配置さ
れた質量体(2)とを有し、前記ハブ(1)と質量体
(2)の間の180度対称位置に、それぞれ前記クランク
シャフト(5)の面に対して平行であって、かつ互いに
平行な2本の直線状間隙(4)(4)を設定し、前記各
間隙(4)(4)に前記ハブ(1)と質量体(2)を接
続する弾性体(3)(3)を介装したダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989048793U JPH0721939Y2 (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989048793U JPH0721939Y2 (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | ダンパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02140053U JPH02140053U (ja) | 1990-11-22 |
| JPH0721939Y2 true JPH0721939Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31565922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989048793U Expired - Lifetime JPH0721939Y2 (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721939Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59226727A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-19 | Mazda Motor Corp | エンジンのダイナミツクダンパ− |
-
1989
- 1989-04-27 JP JP1989048793U patent/JPH0721939Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02140053U (ja) | 1990-11-22 |
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