JPH07223218A - 無機製擬竹の製造方法 - Google Patents

無機製擬竹の製造方法

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JPH07223218A
JPH07223218A JP1611794A JP1611794A JPH07223218A JP H07223218 A JPH07223218 A JP H07223218A JP 1611794 A JP1611794 A JP 1611794A JP 1611794 A JP1611794 A JP 1611794A JP H07223218 A JPH07223218 A JP H07223218A
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inorganic material
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Sei Kisaka
聖 木坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 均一なものが連続的に効率よく製造できる無
機製擬竹の製造方法を提供する。 【構成】 押出機2のクロスヘッドダイ22に所定長さ
の棒状体1を送り装置3により連続的に導入し、棒状体
1の外周面にセメント等の無機系材料を押出被覆する。
クロスヘッドダイ22通過中の棒状体1を送り装置3を
介して間欠的に停止させ、クロスヘッドダイ22の出口
において棒状体1外周面の無機系材料の被覆層11を間
欠的に膨出させて環状突起12を形成する。次いで被覆
層11を養生固化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公園や歩道の柵、あるい
は電柱等に使用される無機製擬竹の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋼管等の棒状体の外周面にセメ
ント等の無機系材料の被覆層が設けられ、被覆層表面に
適宜凹凸等の模様が形成された擬木や擬竹が知られてい
る。従来、この擬木や擬竹の製造方法として、凹凸等適
宜模様が内面に施された型枠内に棒状体を挿入し、型枠
内にセメント等の無機系材料を流し込んで棒状体の外周
面に無機系材料の被覆層を形成する方法が知られてい
る。又、棒状体の外周面に無機系材料をスプレー等で吹
き付けて被覆した後、手加工により被覆層に凹凸模様等
を形成する方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
製造方法は、型枠内に棒状体を挿入し、型枠内にセメン
ト等の無機系材料を流し込んで棒状体の外周面を被覆す
るので、手間がかかると共に1本ずつしか製造できず連
続生産が困難な問題点がある。しかも、無機系材料が養
生固化するまで型枠から取り出すことができないことか
ら、製造に時間がかかり製造効率が悪く、コスト高とな
る問題点がある。
【0004】又、後者の製造方法は、棒状体の外周面に
無機系材料をスプレー等で吹き付けて被覆するので、均
一な厚みの被覆層が得られず、無機系材料が周囲に飛散
し作業環境上好ましくない問題点がある。さらに、手加
工により被覆層に凹凸模様等を形成するので、手間がか
かると共に熟練技術を要し、製造効率が悪い問題点があ
る。
【0005】本発明はかかる従来の問題点を解消した無
機製擬竹の製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明はセメント等の無機系材料を押出成形により
棒状体に被覆し、押出被覆過程において被覆層に竹の節
模様を形成したものである。すなわち、本発明無機製擬
竹の製造方法は、押出機のクロスヘッドダイに所定長さ
の棒状体を連続的に導入し、棒状体の外周面にセメント
等の無機系材料を押出被覆し、上記クロスヘッドダイ通
過中の棒状体を間欠的に停止し、クロスヘッドダイ出口
において棒状体外周面の上記無機系材料の被覆層を間欠
的に膨出させて被覆層に竹の節模様を形成した後、被覆
層を養生固化するものである。
【0007】
【作用】押出機のクロスヘッドダイに所定長さの棒状体
を連続的に導入し、棒状体の外周面にセメント等の無機
系材料を押出被覆することから、均一なものが効率よく
製造できる。又、クロスヘッドダイ通過中の棒状体を間
欠的に停止することにより、クロスヘッドダイ出口の無
機系材料が間欠的に停滞し、棒状体外周面の無機系材料
の被覆層が間欠的に膨出して環状突起が形成され、竹の
節模様が形成される。従って被覆層に手間や熟練技術を
要することなく模様を形成できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図1は本発明製造方法の一実施例を示す製造工
程図、図2は本発明製造方法における送り装置の他の例
を示す側面図、図3は本発明製造方法により製造された
無機製擬竹の例を示す側面図である。
【0009】図1において、1は棒状体であって、金
属、合成樹脂、木材等から作製され、その断面形状は円
形、だ円形、方形、多角形等適宜形状となされている。
棒状体1は中空状であってもよいし、中実状であっても
よい。又、一般には、棒状体1として鋼管が好適に使用
される。
【0010】2は押出機であって、無機系材料用のもの
が使用される。押出機2はホッパー21より供給された
セメント等の無機系材料が混練されてクロスヘッドダイ
22から押出されるようになされ、クロスヘッドダイ2
2に上記棒状体1が連続的に導入されることにより、棒
状体1の外周面に無機系材料の被覆層11が形成される
ようになされている。
【0011】上記無機系材料は、通常、主成分のセメン
トに水やセメント混和用ポリマーが添加され、必要に応
じて珪砂、ガラスフレーク、補強繊維、炭酸カルシウム
等の骨材や充填材が添加混合されたものが使用される。
又、無機系材料は、上記のほか、モルタルやセラミック
等押出成形可能な他の無機質のものが使用されてもよ
い。
【0012】3は送り装置であって、対をなす駆動ロー
ル31が複数並んで配置され、駆動ロール31間に棒状
体1を挟んで棒状体1を押出機2のクロスヘッドダイ2
2に導入するようになされている。上記駆動ロール31
は外周面の一部に滑りやすい滑り部32を有し、この滑
り部32により棒状体1を挟んだ時に、棒状体1の送り
が一時的に停止するようになされている。すなわち、送
り装置3は棒状体1を間欠的に停止させてクロスヘッド
ダイ22に導入するようになされている。
【0013】又、送り装置3は、上記のものに限らず、
例えば図2の如く、通常の対をなす駆動ロール33が複
数並んで配置されると共に、棒状体1を間欠的に挟圧す
る把持装置34が配置されたものであってもよい。この
場合、把持装置34は棒状体1を一時的に挟着後開放す
る動作を繰り返し、棒状体1を間欠的に停止させるよう
になされている。さらに、送り装置3は対をなす駆動ロ
ールが間欠的に駆動停止するようになされたものであっ
てもよい。
【0014】なお、図1において、4は送り側のコンベ
ア、5は引き取り側のコンベアである。
【0015】次に本発明製造方法を順次説明すると、ま
ず、ミキサー等で混練されたセメント等の無機系材料を
押出機2のホッパー21に供給し、押出機2内のスクリ
ューにより無機系材料をクロスヘッドダイ22に圧送す
る。一方、棒状体1を送り側コンベア4上に供給する。
【0016】次いで、上記コンベア4上に供給した棒状
体1の端部間に連結用継手を挿入して棒状体1を連続状
に連結し、この棒状体1をコンベア4上から送り装置3
に移送する。送り装置3の駆動ロール31により棒状体
1を挟んで押出機2のクロスヘッドダイ22に連続的に
導入する。
【0017】このとき、駆動ロール31の滑り部32に
より棒状体1を挟んだ時、棒状体1の送りが一時的に停
止される。すると、クロスヘッドダイ22の出口におい
て、押出された無機系材料が停滞し、棒状体1の外周面
の無機系材料の被覆層11が膨出する。棒状体1がこの
ようにして間欠的に停止されることにより、被覆層11
の表面が膨出した環状突起12が間欠的に形成され、竹
の節模様が形成される。なお、環状突起12の大きさや
形成間隔は、棒状体1の送りを停止する時間や停止間隔
によって適宜調整すればよい。
【0018】次いで、押出被覆した棒状体1を引き取り
側コンベア5上に載せて移送後、別の場所に搬送して被
覆層11を養生固化する。なお、引き取り側コンベア5
上に載せて移送する際、被覆層11がコンベア5と接触
して環状突起12がつぶれないように、連続する棒状体
1の連結部付近とコンベア5との間に受台6を挿入して
おくのが好ましい。
【0019】次に図1に示す製造工程にしたがって製造
した実例を述べる。無機系材料としてセメント100重
量部、珪砂200重量部、セメント混和用ポリマー20
重量部、水50重量部からなる配合のものを使用し、棒
状体として外径42.7mm、長さ3mの鋼管を使用
し、送り装置の速度を2m/分として鋼管を連続的に押
出機のクロスヘッドダイに導入した。このとき、鋼管を
間欠的に停止させることにより、鋼管の外周面に厚み5
mmの被覆層に30cm間隔をおいて環状突起を形成し
た図3の如き擬竹を得ることができた。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明無機製擬竹の
製造方法は、押出機のクロスヘッドダイに棒状体を連続
的に導入し、棒状体の外周面にセメント等の無機系材料
を押出被覆し、クロスヘッドダイ通過中の棒状体を間欠
的に停止し、棒状体外周面の被覆層に竹の節模様を形成
した後、養生固化するので、均一なものが連続的に効率
よく製造できる。しかも、竹の節模様の形成に手間や熟
練技術を要することなく大量生産しやすく、従来に比べ
コスト安とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製造方法の一実施例を示す製造工程図で
ある。
【図2】本発明製造方法における送り装置の他の例を示
す側面図である。
【図3】本発明製造方法により製造された無機製擬竹の
例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 棒状体 11 被覆層 12 環状突起 2 押出機 22 クロスヘッドダイ 3 送り装置 31 駆動ロール 32 滑り部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機のクロスヘッドダイに所定長さの
    棒状体を連続的に導入し、棒状体の外周面にセメント等
    の無機系材料を押出被覆し、上記クロスヘッドダイ通過
    中の棒状体を間欠的に停止し、クロスヘッドダイ出口に
    おいて棒状体外周面の上記無機系材料の被覆層を間欠的
    に膨出させて被覆層に竹の節模様を形成した後、被覆層
    を養生固化する無機製擬竹の製造方法。
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