JPH07223338A - プリンタ装置の印字位置調整方法 - Google Patents

プリンタ装置の印字位置調整方法

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JPH07223338A
JPH07223338A JP1752594A JP1752594A JPH07223338A JP H07223338 A JPH07223338 A JP H07223338A JP 1752594 A JP1752594 A JP 1752594A JP 1752594 A JP1752594 A JP 1752594A JP H07223338 A JPH07223338 A JP H07223338A
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JP1752594A
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Masashi Itou
雅師 伊藤
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Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時間の短縮化、使用される用紙面積の縮小化
を図ることができるプリンタ装置の位置調整方法を提供
する。 【構成】 行合わせ認識パターンとして、NLQ文字を
1行出力する(s4)。紙送りをする(s5)。パネル
スイッチからの信号がCPU13によって読込まれ(s
6)、右方向補正スイッチを操作した場合(s7)、右
方向に最大でない場合(s8)、ディレイタイマ値が右
方向へ補正される(s9)。左方向押圧スイッチを操作
した場合(s10)、左方向に最大でない場合(s1
1)、ディレイタイマ値が左方向へ補正される(s1
2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置の双方向
印字時に発生する行方向印字位置ずれを補正するための
プリンタ装置の印字位置調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、双方向印字を可能とするプリンタ
装置が、印字ヘッドを行方向に移動しつつ印字を行い印
字用紙を所定量ずつ改行、引続き前行とは逆方向に印字
ヘッドを移動しながら印字出力を行った場合、この前行
と次行とには行方向に関して印字位置ずれが発生するこ
とがある。
【0003】この印字位置ずれを生じさせる1要因とし
て、印字ヘッドを搭載するキャリッジを移送させる駆動
ベルトにおいて、プリンタ装置の使用環境、メカ駆動に
よる経年変化などにより組立て時に設定された一定の張
力にゆるみが生じることがあり、このゆるみがキャリッ
ジを正確に移送させる妨げとなることが挙げられる。
【0004】このような問題を解決するために、典型的
な従来技術では、プリンタ装置の双方向印字出力時にお
ける行方向に関して、印字位置ずれが発生しているかど
うかの確認と、もし発生していた場合にはどの程度の位
置ずれなのかを使用者に対して認識させながらこの位置
ずれを補正することを可能とする印字位置補正モードを
設け、認識用パターンを出力しながらプリンタ装置が有
する操作パネルのスイッチなどにより双方向印字出力時
の位置ずれ補正値を調整できるようにしている。
【0005】前記認識用出力パターンとして、図18に
示すような罫線出力パターンがあり、1行中において所
定の間隔をあけて印字される罫線を縦方向に3パス出力
し構成される。図18(a)は往路印字に対して復路印
字が右方向にずれている出力例、図18(b)は印字位
置ずれが無い場合、図18(c)は往路印字に対して復
路印字が左方向にずれている出力例を示す。このような
各パターンの印字方向について図19を参照して説明す
ると、1パス目の罫線は左から右へ印字されていき、1
行改行されて引続き2パス目の罫線が逆方向の右から左
へ印字されていき、1行改行され、さらに引続き3パス
目の罫線が前行とは逆方向の左から右へ印字されてい
く。
【0006】さらに図20を参照して、1つの罫線は縦
に9個並ぶドットd1〜d9から形成されており、これ
らのドットd1〜d9は、図21に示すように印字ヘッ
ド4に縦に並んで設けられる印字ワイヤw1〜w9に対
応しており、この印字ワイヤw1〜w9でインクリボン
5のインクを叩き、用紙2にインクを付けてドットd1
〜9の印字が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような出力パタ
ーンにおいては、縦方向に関して用紙送りを含めながら
3行分もの印字出力が必要であり、認識用パターンを構
成するのに時間と用紙上における出力面積がかかりすぎ
るという問題がある。
【0008】したがって本発明の目的は、時間の短縮化
を図ることができ、使用される用紙面積を縮小可能とす
るプリンタ装置の印字位置調整方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、1列に並ぶ複
数のドットを形成する印字ヘッドを、用紙幅方向に沿っ
て往路の印字を所定の印字タイミングに基づいて行った
後、ドットピッチの半分の紙送りをして復路の印字を所
定の印字タイミングに基づいて行い1文字分の印字を行
う印字モードを備えるプリンタ装置の印字位置調整方法
において、前記印字モードを設定する第1工程と、所定
のドットパターンで印字する第2工程と、前記印字され
た文字から往路印字と復路印字との相互の行方向の位置
ずれを検出して、前記印字タイミングを変化させる第3
工程とを有し、上記第2および第3工程を繰返して印字
位置ずれを調整することを特徴とするプリンタ装置の印
字位置調整方法である。
【0010】また本発明は、前記所定のドットパターン
は、文字の全高に及ぶ縦ドット列を有することを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明に従えば、たとえばNLQ(ニアーレタ
ークォリティ)モードなどの印字モードを設定し、所定
のドットパターンで印字を行い、この印字された文字か
ら往路印字と復路印字との相互の行方向の位置ずれを検
出して、この位置ずれを補正するように印字タイミング
を変化させ、さらに同様に前記印字を行い、まだ補正が
完了していないなら、また印字タイミングを変化させる
というように、この操作を繰返し行い印字位置ずれを調
整する。
【0012】前記印字モードは、往路印字をした後、ド
ットピッチの半分の紙送りをして復路印字を行い1文字
分の印字を行うので、この1文字分で往路印字と復路印
字との相互の行方向の位置ずれを検出することができ、
したがって時間の短縮化、使用される用紙面積の縮小化
を図ることができる。
【0013】また本発明に従えば、前記所定のドットパ
ターンは、文字の全高に及ぶ縦ドット列を有するので、
調整が容易になる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係る位置調整方法が適用可
能なプリンタ装置の印字機構の一例を示す斜視図であ
る。
【0015】たとえばシリアルプリンタなどのプリンタ
装置1は、用紙2の幅方向に沿って往復運動を行うキャ
リッジ3と、このキャリッジ3に搭載され、複数の印字
ワイヤを有する印字ヘッド4と、印字ワイヤの衝撃によ
って用紙2にインクを転写するインクリボン5と、用紙
2を所定量ずつ搬送するプラテン6と、キャリッジ3の
往復運動を案内するガイドステー7,8と、キャリッジ
3と連結した駆動ベルト9とを有する。
【0016】駆動ベルト9はプーリ10とキャリッジモ
ータ11とに、一定の張力に保持された状態でかけられ
ており、キャリッジモータ11の回転駆動によりキャリ
ッジ3を移送させる役割をしている。
【0017】図2は本発明に係る印字位置調整方法が適
用可能なプリンタ装置の電気的構成の一例を示すブロッ
ク図である。このプリンタ装置1は、所定のプログラム
にしたがってデータ転送やデータ演算などのデータ処理
を行うCPU(中央処理装置)13と、CPU13の制
御プログラムや各種文字のビットマップ化された文字パ
ターンなどのデータが格納されたROM(Read Only Me
mory)14と、CPU13のプログラム動作にしたがっ
て発生するデータを記憶するためのRAM(Random Acc
ess Memory)15と、主電源のオフ時にも保存しておく
べきデータを格納可能とする不揮発性メモリ16と、コ
ンピュータなどの外部のホスト装置17から印字コマン
ドや印字データを受取ったり、プリンタ装置1の状態デ
ータをホスト装置17へ送出するためのインタフェイス
18と、使用者が操作するスイッチ類からデータを取込
むための操作パネル19と、CPU13の指示によりプ
リンタ装置出力部である印字ヘッド4、ラインフィード
モータ20およびキャリッジモータ11を駆動させる制
御回路22とを有する。
【0018】図3はRAM15の構成図である。RAM
15に、プリンタ装置1が文字パターンを用紙上に出力
する際、そのドットイメージを展開させるためのヘッド
出力用印字バッファ24と、CPU13が処理するデー
タを一時的に格納するプログラム処理用ワークレジスタ
エリア25と、不揮発性メモリ16に記憶されている内
容をそのままコピーしてCPU13の処理に使用する不
揮発性メモリコピー用領域26と、インタフェイス18
を介してホスト装置17から送られる印字データを一時
格納する入力データバッファ27と、CPU13が処理
するデータを一時的に格納するCPU13スタック領域
28などが設けられる。
【0019】プリンタ装置1の印字動作について簡単に
説明すると、ホスト装置17から印字コマンドおよび印
字データがインタフェイス18を介して、CPU13に
取込まれ、RAM15の入力データバッファ27に一旦
格納される。次にCPU13は入力データバッファ27
に格納された印字データをたとえば1行分毎に解析し
て、ROM14に記憶された文字ドットパターンから対
応するフォントを取出して再びRAM15の印字バッフ
ァ24にドットイメージを展開する。こうして展開され
た1行分のドットパターンは制御回路22を介して印字
ヘッド4へ転送されて、印字ワイヤがドットの有無に応
じて駆動され、キャリッジモータ11の駆動によって印
字ヘッド4がプラテン6の長手方向に沿って移動しなが
らインクリボン5を打点し、1行分の印字が終わるとラ
インフィードモータ20の駆動によって、用紙2を所定
量改行し、引続き前行とは逆方向に同様の方法で印字ヘ
ッド4を移動しながら次行の印字を行う。このような印
字動作を繰返すことによって一連の印字データが用紙2
上に記録される。
【0020】図4は、操作パネル19を示す正面図であ
る。この操作パネル19は文字の書体を切換えるための
フォント(FONT)スイッチ30と、改行のためのピ
ッチ(PITCH)スイッチ31と、改頁のためのペー
パ(PAPER)スイッチ32と、ホストコンピュータ
の接続を有効/無効に切換えるオンライン(ON−LI
NE)スイッチ33とを備えている。フォントスイッチ
30を操作することによって、文字の書体を示すランプ
34a,34b、34c、34dが点灯し、どの設定モ
ードが選択されたかが表示され、ピッチスイッチ31を
操作することによって改行量を示すランプ35a,35
b、35c、35dが点灯し、どの設定モードが選択さ
れたかが表示される。また、プリンタ装置1が作動中で
あることをパワー(POWER)ランプ36が点灯して
表示し、オンライン出力されていることをランプ37が
表示している。
【0021】前記フォントスイッチ30、ピッチスイッ
チ31、ペーパスイッチ32(以下スイッチと呼ぶ)
は、図5に示すように双方向の印字動作を行うにあたっ
て発生する前行と次行との印字位置ずれを補正する場合
のスイッチを兼用している。スイッチ31は往路印字に
対して復路印字が右側にずれているとき、左方向に復路
印字を補正するように指示し、スイッチ32は往路印字
に対して復路印字が左側にずれているとき、右方向に復
路印字を補正するように指示する。またスイッチ30
は、これらの指示を終了する場合に操作される。
【0022】前述したようにプリンタ装置1には、縦方
向および行方向に複数のドットをマトリクス状に配列し
たビットマップ上に形成された印字出力ドットと、非出
力ドットの組合わせとから成る文字パターンデータをR
OM14内に格納しているけれども、その文字種の中に
NLQ(ニアーレタークォリティ)文字(以下NLQと
略す)というパターンが搭載されている。本実施例に係
る9ドットマトリクスプリンタは、標準機能として図6
に示す構成文字を出力可能としており、印字ヘッド4の
先端に構成されている複数のワイヤw1,w2,〜w9
を有する印字ヘッド4を一定の移動スピードで行方向に
送りながら各出力タイミングにおけるF1,F2,F3
…で出力ドットに対応したワイヤを駆動させることによ
りたとえば「A」文字パターンのように文字を構成する
ものであるが、プリンタ装置1が有する機能として、こ
の文字パターンよりもさらに高品質な文字出力を可能と
するのがNLQ文字パターンである。
【0023】NLQによる文字パターン例を図7に示
す。縦方向の位置がH1にある印字ヘッド4に構成され
ているワイヤw1−1,w1−2,〜w1−9に対応し
て出力されるドットが同図中「A」の文字を構成するう
ちの「●」部分であり、加えてH1位置の印字ヘッド4
の縦方向各ワイヤ間W2−1,w2−2〜w2−9にさ
らに文字構成出力ドット「○」を設定することで図6の
出力例よりも高品質の文字パターンを構成している。ま
た「○」ドットの出力はH1位置の印字ヘッド4そのも
のを縦方向に各ワイヤ間の半分の距離だけ移動させ、H
2位置として出力することを意味しており、このことは
出力用印字用紙を縦方向に送ることで実行している。す
なわち、図8(1)の文字を得るために、1パス目とし
て図8(2)に示すパターンを同図A1よりA19方向
にキャリッジ3を移動させながら用紙上に出力、さらに
印字ヘッド4を縦方向にドットピッチの半分移動させた
後、2パス目のデータを1パス目とは行に関して逆方向
にキャリッジ3を移動させながらa19〜a1へと出力
する。
【0024】このようなNLQ文字パターンは、図9の
EP−ROM構成図に示すとおり、1パス目と2パス目
とに分けて搭載されている。また図10に示すように、
前述した図7中「○」出力ヘッドのワイヤw2−1は、
ワイヤw1−1より縦方向にたとえば1/144inc
h距離位置にあり、その他のワイヤも同じ関係である。
【0025】再び図8を参照して、たとえば図8(1)
における文字構成パターン中N15縦列を得るには、1
パス目A15と2パス目a15を双方向印字において行
方向にずれを生じさせることなく出力する必要があるわ
けであり、双方向印字出力において行方向にずれが生じ
ている場合は、高品質なNLQ文字パターンを鮮明に出
力できない結果となる。したがって、この1パス目と2
パス目を双方向印字により構成するNLQ文字出力にお
いて、その出力文字が鮮明に出力されたか否かという作
用を利用することで印字位置補正モード時のずれ補正認
識用出力パターンとしての利用が可能になる。
【0026】図11は、前記ずれ認識用出力パターンを
示す図である。パターン42がずれ補正が正確でNLQ
文字が鮮明に得られている図であり、パターン41,4
3は印字位置ずれが発生し、NLQ文字が鮮明に得られ
なかった出力例を示している。また、各パターン41,
42,43における1出力文字を抜出し、さらにこの文
字を1パス目「●」2パス目を「○」のドット構成に図
式したものをパターン41のうち1文字を図12に、パ
ターン42のうち1文字を図13に、パターン43のう
ち1文字を図14に示し、図12は1パス目のデータ列
に対して右行方向に、図14は1パス目のデータ列に対
して左行方向に2パス目出力がずれている例を示してい
る。
【0027】図15は、ワイヤドット出力のタイミング
チャートである。キャリッジモータ11が駆動され、印
字ヘッド4が左から右方向に移動して波形45に示すよ
うにワイヤドット出力がなされ、往路印字が行われ、ド
ットピッチの半分の紙送りをして、さらにキャリッジモ
ータ11が駆動され、印字ヘッド4が右から左に移動し
てワイヤドット出力がされ、復路印字が行われる。この
とき、波形46の復路印字におけるディレイタイマ値
は、ディレイタイマのスタート時刻T0から時間間隔T
1で、波形45の往路印字のワイヤドット出力タイミン
グと一致しており、パターン42のように印字される。
また波形47の復路印字におけるディレイタイマ値は、
時刻T0から時間間隔T2で、波形46に比べてディレ
イタイマ値が左方向にずれており、このようなときはパ
ターン43のようになる。また波形48の復路印字にお
けるディレイタイマ値は、時刻T0から時間間隔T3
で、波形46に比べてディレイタイマ値が右方向にずれ
ており、このようなときはパターン41のようになる。
したがって、波形47すなわちパターン43の場合は、
ディレイタイマ値を右方向に移動させてT1になるよう
にし、また波形48、すなわちパターン41の場合は、
ディレイタイマ値を左方向に移動させてT1となるよう
にする。
【0028】このとき、図16に示すようにディレイタ
イマ値による補正には限界があり、右方向最大値と左方
向最大値との間でディレイタイマ値の補正が行われる。
【0029】たとえばスイッチ32を1回押圧すると、
ディレイタイマ値の補正が行われ、距離にして、たとえ
ば中央値0から右方向に+1移動し、8/360inc
hが7/360inchになり、復路印字位置が右側に
ずれる。また、逆にたとえばスイッチ31を1回押圧す
るとディレイタイマ値の補正が行われ、距離にして、た
とえば中央値0から左方向に−1移動し、8/360i
nchが9/360inchになり復路印字位置が左側
にずれる。
【0030】図17は、上述のように構成されるプリン
タ装置1において、印字位置ずれを補正するための動作
を説明するためのフローチャートである。まずステップ
s1から行ずれ補正開始ルーチンが開始して、ステップ
s2において、図11に示される開始メッセージ40が
用紙2に印字出力され、ステップs3に移る。ステップ
s3では所定量紙送りがなされ、ステップs4に移り、
行合わせ認識パターンである、たとえば「H」のNLQ
文字が1行印字出力される。ステップs5では再び紙送
りされ、ステップs6に移り、図5に示される操作パネ
ル19上のスイッチ30〜32が操作されることによっ
て、これらスイッチ30〜32からの信号がCPU13
によって読込まれる。ステップs7では右方向に補正す
るためのスイッチ32が押圧されたか否かの判断がなさ
れ、図14のパターン43のように2パス目が1パス目
より左にずれている場合は、使用者がスイッチ32を押
圧し、ステップs8に移る。ステップs8ではディレイ
タイマ値が右方向へ最大か否かが判断され、最大である
ときは、補正不可能となりそのままステップs4に戻
り、最大でないときは、ステップs9に移り、ディレイ
タイマ値は右方向へ補正された後、ステップs4に戻
る。
【0031】ステップs7で右方向へ補正するためのス
イッチ32を押圧しないときは、ステップs10に移
り、左方向に補正するためのスイッチ31が押圧された
か否かの判断がなされ、図12のパターン41のように
2パス目が1パス目より右にずれている場合は使用者が
スイッチ31を押圧し、ステップs11に移る。ステッ
プs11では、ディレイタイマ値が左方向へ最大か否か
が判断され、最大であるときは、補正不可能となりその
ままステップs4に戻り、最大でないときは、ステップ
s12に移り、ディレイタイマ値は左方向へ補正された
後ステップs4に戻る。
【0032】ステップs10で左方向に補正するための
スイッチ31を押圧しないときは、ステップs13に移
り、補正を終了するためのスイッチ30が押圧されたか
否かの判断がなされ、図13のパターン42のように2
パス目と1パス目のずれがない場合は、使用者がスイッ
チ30を押圧し、ステップs14に移り、そのときのデ
ィレイタイマ値が不揮発性メモリ16に登録され、ステ
ップs15に移り補正を終了する。ステップs13で補
正を終了するためのスイッチ30を押圧しないときはス
テップs6に戻る。
【0033】上述のような動作を図11と比較して簡単
に例を挙げて説明すると、NLQ文字を1行出力した
ら、パターン43が出力されたとすると、2パス目が左
側にずれているので右方向補正スイッチ32を1回押圧
し、ディレイタイマ値を右側に移動させると、図16に
おける距離が、たとえば9/360inchから8/3
60inchに移動する。次にまた1行出力したら、ま
だ2パス目が左側にずれているのが検出され、再度スイ
ッチ32を1回押圧し、ディレイタイマ値を右側に移動
させると、図16における距離が8/360inchか
ら7/360inchに移動し、さらに1行出力すると
パターン42が出力され、印字位置ずれがないことが認
識され、補正終了スイッチ30を押圧し、補正が終了す
る。
【0034】以上のようにしてNLQ文字を利用して双
方向印字出力時に発生し得る行方向印字ずれの補正を行
うので、パターン41,42,43のような1つのパタ
ーンが占める出力時の用紙面積は従来の方法に比べて小
さくなり、パターン出力回数が多くなるほど、大きな用
紙節約となる。
【0035】また、パターンを構成する上で必要な用紙
の紙送りに関しても、ドットピッチの半分の微小な送り
で済み、パターン出力時の紙送り時間の短縮につなが
る。
【0036】なお、上述の実施例においてはNLQ文字
書体のうち、文字形「H」を使用しているけれども、同
印字手法を必要とする文字であればこれに限定されるも
のではなく、好ましくは、文字の全高に及ぶ縦線を有す
る、たとえばB,D,E,F,I,K,L,M,N,
P,R,Tなどの英字、Γ,Πなどのギリシア文字、1
などの数字などであってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、たとえば
NLQモードなどの半ピッチの紙送りをして往復で1文
字分の印字を作成する印字モードのドットパターンを利
用して、双方向印字出力時における往路印字と復路印字
との行方向の印字位置ずれを補正する。このようにし
て、前記1文字分で、印字位置ずれを検出することがで
きるので、使用する用紙面積を節約でき、またパターン
出力に係わる時間の短縮を可能とし、作業性が向上され
る。
【0038】また、通常機能している前記印字モードを
利用するので、補正モードに係るパターン出力専用処理
を構成する必要もなくなり、これに係る処理プログラム
も容易に構成可能になる。
【0039】また本発明によれば、前記所定のドットパ
ターンは、文字の全高に及ぶ縦ドット例を有するので、
調整が容易になり作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字位置調整方法が適用可能なプ
リンタ装置の印字機構の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る印字位置調整方法が適用可能なプ
リンタ装置の電気的構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】RAM15の構成詳細図である。
【図4】操作パネル19を示す正面図である。
【図5】操作パネル19を示す正面図である。
【図6】標準機能で出力される構成文字を示す図であ
る。
【図7】NLQ文字パターン例を示す図である。
【図8】NLQ文字パターンの構成過程を説明するため
の図である。
【図9】EP−ROM構成図である。
【図10】出力ヘッドのワイヤの1パス目と2パス目と
の縦間隔を説明するための図である。
【図11】ずれ補正認識用出力パターンを示す図であ
る。
【図12】パターン41のうち1文字をドット構成に図
式した図である。
【図13】パターン42のうち1文字をドット構成に図
式した図である。
【図14】パターン43のうち1文字をドット構成に図
式した図である。
【図15】ワイヤドット出力のタイミングチャートであ
る。
【図16】ディレイタイマ値の限界を示す図である。
【図17】プリンタ装置1において、印字位置ずれを補
正するための動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図18】典型的な従来技術の罫線出力パターンを示す
図である。
【図19】図18の罫線出力パターンの一部の拡大図で
ある。
【図20】図19の罫線をドット構成に図式化した図で
ある。
【図21】罫線を形成するドットと印字ワイヤの対応を
示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 3 キャリッジ 4 印字ヘッド 11 キャリッジモータ 13 CPU 14 ROM 15 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1列に並ぶ複数のドットを形成する印字
    ヘッドを、用紙幅方向に沿って往路の印字を所定の印字
    タイミングに基づいて行った後、ドットピッチの半分の
    紙送りをして復路の印字を所定の印字タイミングに基づ
    いて行い1文字分の印字を行う印字モードを備えるプリ
    ンタ装置の印字位置調整方法において、 前記印字モードを設定する第1工程と、 所定のドットパターンで印字する第2工程と、 前記印字された文字から往路印字と復路印字との相互の
    行方向の位置ずれを検出して、前記印字タイミングを変
    化させる第3工程とを有し、 上記第2および第3工程を繰返して印字位置ずれを調整
    することを特徴とするプリンタ装置の印字位置調整方
    法。
  2. 【請求項2】 前記所定のドットパターンは、文字の全
    高に及ぶ縦ドット列を有することを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ装置の印字位置調整方法。
JP1752594A 1994-02-14 1994-02-14 プリンタ装置の印字位置調整方法 Pending JPH07223338A (ja)

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JP1752594A JPH07223338A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 プリンタ装置の印字位置調整方法

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JP1752594A JPH07223338A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 プリンタ装置の印字位置調整方法

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