JPH07224926A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH07224926A
JPH07224926A JP1712694A JP1712694A JPH07224926A JP H07224926 A JPH07224926 A JP H07224926A JP 1712694 A JP1712694 A JP 1712694A JP 1712694 A JP1712694 A JP 1712694A JP H07224926 A JPH07224926 A JP H07224926A
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JP
Japan
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shift
actuator
speed change
speed
time
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JP1712694A
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English (en)
Inventor
Koichi Aoyama
浩一 青山
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦締結要素を解放することにより行う変速
時に、変速時間を長くすることなく、変速ショックを軽
減する。 【構成】 アクチュエータ14に作動油を供給して変速
用クラッチ13を締結状態にすることにより、リングギ
ヤ6とサンギヤ9とが一体的に回転する変速段から、ア
クチュエータ14への作動油の供給を停止して変速用ク
ラッチ13を解放状態にすることにより、ピニオンギヤ
10が自転しながらサンギヤ9の周りを公転する変速段
に切り換える場合、アクチュエータ14への作動油の供
給を停止した後、再びアクチュエータ14へ通常の締結
時よりも低圧の作動油を供給する。すると、サンギヤ9
の停止前に変速用クラッチ13が半締結状態となり、該
サンギヤ9がそれまでの回転方向に駆動されるようにな
るので、変速ショックが軽減されると共に、変速開始当
初から変速用クラッチ13を半締結状態のままにするも
のに比べ、変速時間が短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の変速制御装
置に係わり、特に変速に要する時間を長くすることなく
変速時のショックを低減するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車に搭載される自動変速機
は、トルクコンバータと歯車変速装置とを組み合わせ、
この歯車変速装置の動力伝達経路をクラッチやブレーキ
等の複数の摩擦締結要素の選択的作動により切り換えて
所定の変速段に自動的に変速するように構成されてい
る。
【0003】このような自動変速機において、変速用ク
ラッチは、油圧シリンダー式のアクチュエータを供え、
このアクチュエータは作動油が供給されると、その圧力
によりクラッチ板を締結状態とするように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような自動変速機においては、その変速時に、摩擦締
結要素のアクチュエータへの作動油の供給を停止して該
摩擦締結要素を変速開始と同時に解放状態にすると、変
速ショックが発生するという問題を生じ、この変速ショ
ックを軽減するために、アクチュエータへ低圧の作動油
を供給するようにして摩擦締結要素を半締結状態に維持
しつつ変速動作させるようにすると、変速時間が長くな
るという問題を生ずる。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、変速時間を長くすることなく、変速シ
ョックを軽減することができる自動変速機の変速制御装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動変速機の変
速制御装置は、エンジンの出力軸に連結されたトルクコ
ンバータと、このトルクコンバータの出力側に設けられ
た歯車変速装置と、油圧作動式のアクチュエータを有
し、前記歯車変速装置の動力伝達経路を切り換えて複数
の変速段を得るための摩擦締結要素と、この摩擦締結要
素のアクチュエータへの作動油の供給を制御する開閉手
段とを具備し、前記摩擦締結要素を解放することにより
行う変速時に、前記アクチュエータへの作動油の供給を
停止した後、再びアクチュエータへ通常の締結時よりも
低圧の作動油を供給するように前記開閉手段を制御する
制御手段を設けたことを特徴とする(請求項1)。
【0007】この場合、前記制御手段は、トルクコンバ
ータの出力回転数が、変速終了時の目標回転数に対し、
変速開始時の出力回転数と変速終了時の目標回転数との
差から求められる所定の回転数まで接近した時期に前記
アクチュエータへ通常の締結時よりも低圧の作動油を供
給することが好ましい(請求項2)。
【0008】また、前記制御手段は、前記アクチュエー
タへ供給する作動油の圧力を通常の締結時よりも低圧に
する制御を、開閉手段を繰り返し開閉するデューティ制
御とすることができ(請求項3)、その開閉手段の開動
作のデューティ比は、エンジンのスロットルバルブの開
度またはその変化率により変化させることが好ましい
(請求項4)。
【0009】
【作用】請求項1記載の自動変速機の変速制御装置によ
れば、摩擦締結要素を解放することにより行う変速時
に、アクチュエータへの作動油の供給を停止した後、再
びアクチュエータへ通常の締結時よりも低圧の作動油を
供給するように開閉手段を制御する。これにより、変速
ショックを軽減することができ、しかも短時間で変速を
終了できる。
【0010】請求項2記載の自動変速機の変速制御装置
によれば、前記制御手段は、前記トルクコンバータの出
力回転数が、変速終了時の目標回転数に対し、変速開始
時の出力回転数と変速終了時の目標回転数との差から求
められる所定の回転数まで接近した時期に前記アクチュ
エータへ通常の締結時よりも低圧の作動油を供給する。
これにより、アクチュエータへ通常の締結時よりも低圧
の作動油を供給する時期が変速終了の直前に定まるの
で、変速時間をより短縮できる。
【0011】請求項3記載の自動変速機の変速制御装置
によれば、前記制御手段は前記アクチュエータへ供給す
る作動油の圧力を通常の締結時よりも低圧にする制御
を、前記開閉手段を繰り返し開閉するデューティ制御に
より行う。これにより、アクチュエータへ供給する作動
油の圧力を自在に制御できる。
【0012】請求項4記載の自動変速機の変速制御装置
によれば、前記開閉手段をデューティ制御するときのデ
ューティ比を、エンジンのスロットルバルブの開度また
はその変化率により変化させている。これにより、自動
変速機の出力速度に関する運転者の加減速の要望状況に
対処できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、図3により自動変速機の機械的構成を説
明するに、この自動変速機1は、トルクコンバータ2
と、このトルクコンバータ2によって駆動される歯車変
速装置例えばプラネタリギヤ装置3と、このプラネタリ
ギヤ装置3の動力伝達経路を切り換えて複数の変速段を
得るためのクラッチやブレーキ等の複数の摩擦締結要
素、ワンウエイクラッチとを備えており、これらにより
走行レンジとしてのD,2,1,Rの各レンジと、Dレ
ンジでの第1〜4速、2レンジでの第1〜3速、1レン
ジでの第1〜2速とが得られるようになっている。
【0014】上記トルクコンバータ2は、図示はしない
が、エンジン4の出力軸であるクランクシャフト4aに
連結されたポンプと、このポンプにより作動油を介して
駆動されるタービンと、トルク増大作用を行うステータ
と、クランクシャフト4aとタービンとを直結するロッ
クアップクラッチとを備えた周知構成のものである。そ
して、タービンの回転がトルクコンバータ2の出力軸で
あるタービンシャフト5を介してプラネタリギヤ装置3
側に伝達されるようになっている。
【0015】一方、プラネタリギヤ装置3は、図1およ
び図2に示すように、トルクコンバータ2のタービンシ
ャフト5により駆動されるリングギヤ6と、プラネタリ
ギヤ装置3のケース7にワンウエイクラッチ8を介して
支持されたサンギヤ9と、リングギヤ6およびサンギヤ
9の両者に噛み合うピニオンギヤ10と、このピニオン
ギヤ10を回転可能に支持するキャリア11とから構成
されている。そして、キャリア11には、出力軸12が
連結されており、キャリア11の回転が出力軸12に伝
達され、この出力軸12により図示しない差動装置を介
して自動車の左右の車輪が駆動されるようになってい
る。
【0016】かかるプラネタリギヤ装置3には、摩擦締
結要素の一つとして、第2速と第3速との間で変速段を
切り換えるための変速用クラッチ13がリングギヤ6と
サンギヤ9との間に設けられている。この変速用クラッ
チ13は、油圧作動式のアクチュエータ14を有する湿
式の摩擦クラッチからなり、アクチュエータ14のシリ
ンダチューブ15はリングギヤ6に固定されて該リング
ギヤ6と一体に回転するようになっている。このシリン
ダチューブ15には、前記トルクコンバータ2のタービ
ンシャフト5がスプライン等により係合され、これによ
り、リングギヤ6がシリンダチューブ15を介してター
ビンシャフト5により駆動されるようになっている。
【0017】そして、シリンダチューブ15内に作動油
が供給されると、ピストン16が圧縮コイルばね17の
ばね力に抗して矢印A方向に移動し、シリンダチューブ
15側に設けられた可動クラッチ板18をサンギヤ9側
に設けられた固定クラッチ板19に圧接させる。逆に、
シリンダチューブ15への作動油の供給が停止される
と、ピストン16が圧縮コイルばね17のばね力によ
り、シリンダチューブ15内の作動油を排出しながら矢
印Aとは反対方向に移動し、可動クラッチ板18を固定
クラッチ板19から離す。
【0018】従って、アクチュエータ14に作動油が供
給されると、変速用クラッチ13が締結状態となってリ
ングギヤ6とサンギヤ9とを連結し、アクチュエータ1
4への作動油の供給が停止されると、変速用クラッチ1
3が解放状態となってリングギヤ6とサンギヤ9との連
結を解除する。なお、ピストン16が矢印Aとは反対方
向に移動するとき、シリンダチューブ15から排出され
る作動油は、後述する油圧ポンプ20に戻される。
【0019】さて、変速段第3速では、変速用クラッチ
13は締結状態とされ、リングギヤ6とサンギヤ9とが
連結一体化されるため、リングギヤ6、サンギヤ9およ
びピニオンギヤ10は一体的に回転するようになる。こ
の結果、リングギヤ6に伝達されたトルクコンバータ2
のタービンシャフト5の回転は、そのまま出力軸12に
伝達される。
【0020】また、変速段第2速では、変速用クラッチ
13は解放状態とされ、リングギヤ6とキャリア11と
の連結が解除されため、ピニオンギヤ10は、ワンウエ
イクラッチ8の作用により停止状態にされたサンギヤ9
の周りを自転しながら公転し、このピニオンギヤ10の
公転運動に伴ってキャリア11が回転する。このため、
変速段2速では、3速に比べて減速比が大きくなり、出
力軸12の回転数は第3速に比べて低くなる。
【0021】図3において、前記変速用クラッチ13へ
作動油を供給するための油圧ポンプ20は、エンジン4
のクランクシャフト4aによって駆動される。油圧ポン
プ20から吐出された作動油は圧力調整弁21により圧
力調整され、開閉手段としてのアキュムレータ23を介
して変速用クラッチ13のアクチュエータ14に供給さ
れる。
【0022】上記アキュムレータ23は、コンピュータ
を主体とした制御手段としての電子制御装置24によっ
て制御される。すなわち、電子制御装置24には、エン
ジン4のスロットルバルブ25の開度を検出するスロッ
トルセンサ26、トルクコンバータ2のタービンシャフ
ト5の回転数Ntを検出するタービン速度センサ27、
プラネタリギヤ装置3の出力軸12の回転数Noを検出
する出力軸速度センサ28等の各種のセンサからの信号
が入力される。そして、電子制御装置24は、それらの
入力信号および予め記憶されたプログラムに基づき、変
速用クラッチ13のアキュムレータ23を制御する。
【0023】電子制御装置24は、スロットルセンサ2
6により検出されたスロットルバルブ25の開度Ta
と、出力軸速度センサ28により検出された出力軸12
の回転数Noにより求められる自動車の速度とから設定
すべき変速段を判断する。ここで、電子制御装置24
は、スロットルバルブ25の開度Taと車速と変速段と
の関係をメモリにテーブル化して記憶していて、その変
速段テーブルにより設定すべき変速段を判断するように
なっている。この変速段テーブルを模式化して図6に示
す。なお、図6において、L/Uはトルクコンバータ2
に設けられたロックアップクラッチを締結してエンジン
4のクランクシャフト4aとタービンとを直結すること
を示す。そして、電子制御装置24は、上記のようにし
て判断した変速段に応じて各摩擦締結要素のアクチュエ
ータへの作動油の供給を制御する。
【0024】次に上記構成の作用を説明する。自動車の
走行中、電子制御装置24はスロットルセンサ26によ
り検出されたスロットルバルブ25の開度Taと出力軸
速度センサ28により検出された出力軸12の回転数N
oにより求められる自動車の速度とから変速段を判断し
ており、変速する必要が生ずると、図4に示す変速ルー
チンを実行する。
【0025】今、第3速から第2速へ変速される場合に
適用して、図4の変速ルーチンおよび図5のタイムチャ
ートを参照しながら説明する。まず、第3速の状態で
は、変速用クラッチ13が締結状態になされているた
め、リングギヤ6、サンギヤ9、キャリア11は一体的
に図2に矢印Bで示す方向に回転している。この第3速
の状態から第2速に変速する必要有りと判断すると(図
5のt1 時点)、電子制御装置24は、図4の変速ルー
チンの実行に移り、まず変速中か否かを判断するステッ
プS1で「YES」となり、次のステップS2で変速後
のトルクコンバータ2のタービンシャフト5の目標回転
数Nmを演算してこれをメモリに記憶させると共に、目
標回転数Nmと変速開始時のタービン速度センサ27に
より検出されたトルクコンバータ2のタービンシャフト
5の回転数Ntとの差の例えば15%を差回転数Niと
してメモリに記憶させる。
【0026】ここで、目標回転数Nmは、出力軸速度セ
ンサ28により検出された出力軸12の変速開始時の回
転数Noに変速後の変速比(第2速の変速比)を乗じて
求められる。例えば、変速開始時のタービンシャフト5
の回転数が500rpmで、第2速の減速比が1.7と
すると、目標回転数Nmは800rpmであり、差回転
数Niは50rpmとなる。
【0027】次に、電子制御装置24は、目標回転数N
mと現在のタービンシャフト5の回転数Ntとの差が上
記差回転数Niよりも大きいか否かを判断するステップ
S3を実行する。ここでは、変速が開始された直後で、
(Nm−Nt)>Niであるから、電子制御装置24
は、このステップS3で「YES」と判断してステップ
S4に移行し、ここでデューティDuを「0」にセット
してこれをメモリに記憶させる。その後、電子制御装置
24は、そのメモリに記憶されたデューティDuでアキ
ュムレータ23を開動作させるステップS5に移行する
が、今、デューティDuは「0」であるから、ステップ
S5ではアキュムレータ23を閉状態にし、そして変速
中で有るか否かを判断するステップS1に戻り、以後、
タービンシャフト5の回転数が、目標回転数Ntよりも
差回転数Niだけ少なくなるまで上述したステップS1
〜S5を繰り返す。
【0028】しかして、タービンシャフト5の回転数が
上昇し、その回転数Ntが目標回転数Nmに所定回転数
まで接近してくると、すなわち目標回転数Nmとタービ
ンシャフト5の回転数Ntとの差が上記差回転数Niよ
りも小さくなるまで接近してくると(図5でt2 で示す
時点)、(Nm−Nt)≦Niとなるので、電子制御装
置24はステップS3で「NO」と判断し、次の(Nm
−Nt)=0であるか否かを判断するステップS6に移
行する。
【0029】ここでは、まだタービンシャフト5の回転
数Ntは目標回転数Nmに達していないので、「No」
と判断し、次のステップS7でデューティDuを検索す
る。この検索は、スロットルセンサ26により検出され
るスロットルバルブ25の開度Taとタービン速度セン
サ27により検出されるタービンシャフト5の回転数N
tとデューティDuとの関係をメモリにテーブル化して
記憶していて、そのデューティテーブルによりデューテ
ィDuを決定するようになっている。この場合、デュー
ティテーブルは、スロットルバルブ25の開度Taが大
きいほど、タービンシャフト5の回転数Ntが高いほ
ど、デューティDuが大きくなるように設定されてい
る。なお、デューティDuは7〜8%に設定される。
【0030】デューティDuを決定すると、電子制御装
置24はステップS8に移行し、ここで決定したデュー
ティDuをメモリに記憶し、そして次のステップS5で
アキュムレータ23をメモリに記憶されたデューティD
uでデューティ制御する。このデューティ制御は、アキ
ュムレータ23の開閉を繰り返すもので、その1サイク
ルの開閉時間に対する開時間の割合をデューティDuに
設定することにより行われる。このようにしてアキュム
レータ23がデューティ制御されると、作動油が通常の
締結状態よりも低圧となって変速用クラッチ13のアク
チュエータ14に供給される。このため、変速用クラッ
チ13が図5(e)に示すように低いクラッチ圧で締結
するいわゆる半締結状態となり、サンギヤ9が矢印B方
向の回転力を受けるようになる。そして、その後もサン
ギヤ9は、変速用クラッチ13の半締結状態により矢印
B方向の回転力を受けて減速率は低くなるものの、その
回転速度は次第に低下し、遂には停止する(図5にt3
で示す時点)。
【0031】サンギヤ9が停止すると、該サンギヤ9が
ワンウエイクラッチ8の作用により逆転しないようにロ
ックされる状態となるので、ピニオンギヤ10がリング
ギヤ6に与えられているタービンシャフト5の駆動力に
よってサンギヤ9の周りを公転するようになる。これに
より、キャリア11を介して出力軸12にタービンシャ
フト5のトルクが伝達されるようになる。
【0032】このときのサンギヤ9の停止は、上述の説
明から理解されるように、変速用クラッチ13の半締結
状態の下で行われるので、該サンギヤ9は矢印B方向の
回転力を受けつつ停止するようになる。このため、サン
ギヤ9の停止は、変速用クラッチ13を解放状態のまま
維持する従来程急ではなく、緩やかに停止する状態とな
るので、変速ショックが軽減される。そして、この変速
用クラッチ13の半締結状態、従ってアキュムレータ2
3のデューティ制御中、電子制御装置24はステップS
1〜S3,S6〜S8,S5を繰り返し実行しており、
この間のタービンシャフト5の回転数変化、スロットバ
ルブ25の開度変化に応じたデューティDuに設定して
アキュムレータ23をデューティ制御する。
【0033】そして、タービンシャフト5の回転数Nt
が上昇し、目標回転数Nmとタービンシャフト5の回転
数Ntとの差が「0」になると、電子制御装置24はス
テップS6で「YES」となり、次のステップS4でデ
ューティDuを「0」とし、そしてステップS5でアキ
ュムレータ23を閉鎖してアクチュエータ14への作動
油の供給を停止する(図5にt4 で示す時点)。これに
より変速が終了するので、電子制御装置24は、ステッ
プS5の実行後、ステップS1に戻り、ここで「NO」
となってリターンとなる。そして、アキュムレータ23
のデューティ制御の終了により、変速用クラッチ13が
判締結状態から解放状態に戻り、第2速状態となる。
【0034】このように本実施例によれば、第3速から
第2速への切り換え時に、変速用クラッチ13を一旦解
放状態にし、その後、半締結状態にするようにしたの
で、変速ショックを軽減できる。しかも、変速開始時か
ら変速用クラッチ13を半締結状態にするものではな
く、一旦解放状態にするので、サンギヤ9の矢印B方向
の回転を早期に減速でき、変速時間が長くなることがな
い。ちなみに、図5(b)のタービンシャフト5の回転
数変化曲線、および図5(c)の出力軸12のトルク変
動曲線において、従来のものを破線で示した。この図5
から、本発明の方が従来よりも、変速ショックが軽減さ
れることが理解される。
【0035】また、本実施例では、変速用クラッチ13
を半締結状態にするタイミングを、タービンシャフト5
の回転数Ntが、目標回転数Nmに対し所定回転数Ni
まで接近した時点に設定したので、サンギヤ9の停止の
直前に変速用クラッチ13を半締結状態にでき、従って
サンギヤ9の停止までの所要時間をより短くでき、変速
所要時間の短縮にとって効果的となる。
【0036】その上、本実施例では、アキュムレータ2
3をデューティ制御することにより、変速用クラッチ1
3を半締結状態にする構成としたので、アクチュエータ
14へ供給する作動油の圧力を自在に制御することがで
きる。
【0037】しかも、アキュムレータ23をデューティ
制御して変速用クラッチ13を半締結状態にする場合、
デューティDuをスロットルバルブ25の開度Taに応
じて変化、すなわち開度Taが大きくなるほど、デュー
ティDuが小さくなるようにしたので、運転者が要望す
る走行状況に対処できる。例えば、運転者が自動車を急
速に加速するために、アクセルを強く踏み込んでいわゆ
るキックダウン操作をした場合、スロットルバルブ25
の開度Taは大きく、この場合には、早く変速を終了さ
せる必要がある。開度Taが大きいとき、デューティD
uが小さいということは、変速用クラッチ13のアクチ
ュエータ14に供給される作動油の圧力はより低く、ク
ラッチ圧がより小さいことを意味する。従って、変速用
クラッチ13を半締結状態にすることによってサンギヤ
9が受ける矢印B方向の回転力はより小さくなり、この
結果、より短い時間でサンギヤ9が停止するようになっ
て変速をより短時間で終了させることができ、運転者の
要望に対処できるものである。
【0038】また、タービンシャフト5の回転数Ntが
高い程、デューティDuが大きくなるようにしたので、
タービンシャフト5の回転数Ntが高い程、サンギヤ9
が停止直前に受ける矢印B方向の回転力が強くなるの
で、変速ショックの軽減化にとってより効果的である。
【0039】なお、上記実施例では、デューティDuを
スロットルバルブ25の開度Taに応じて変化させるよ
うにしたが、該開度Taの変化率に応じて変化させるよ
うに構成しても良い。また、上記実施例では、第3速か
ら第2速に切り替える場合に適用して説明したが、本発
明はこれに限られず、摩擦締結要素を解放することによ
り変速段を切り換える場合に広く適用して実施すること
ができるものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の自動
変速機の変速制御装置では、変速時の変速ショックを軽
減することでき,しかも変速を短時間で終了することが
できる。請求項2記載の自動変速機の変速制御装置で
は、アクチュエータへ通常の締結時よりも低圧の作動油
を供給する時期が変速終了の直前に定まるので、変速時
間をより一層短縮できる。
【0041】請求項3記載の自動変速機の変速制御装置
では、アクチュエータへ供給する作動油の圧力を自在に
制御できる。請求項4記載の自動変速機の変速制御装置
では、自動変速機の出力速度に関する運転者の加減速の
要望状況に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動変速機要部の概略
構成を示す縦断面図である。
【図2】プラネタリギヤ装置の正面図である。
【図3】自動変速機のシステム構成図である。
【図4】本実施例の制御装置にて実行される変速時の制
御内容を示すフローチャートである。
【図5】本実施例の制御装置にて変速を行ったときのタ
イムチャートである。
【図6】スロットルバルブの開度と自動車の速度と変速
段との関係図である。
【符号の説明】
1は自動変速機、2はトルクコンバータ、3はプラネタ
リギヤ装置(歯車変速装置)、4はエンジン、5はター
ビンシャフト、6はリングギヤ、8はワンウエイクラッ
チ、9はサンギヤ、10はピニオンギヤ、11はキャリ
ア、12は出力軸、13は変速用クラッチ(摩擦締結要
素)、14はアクチュエータ、20は油圧ポンプ、23
はアキュムレータ(開閉手段)、24は電子制御装置
(制御手段)である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸に連結されたトルクコ
    ンバータと、 このトルクコンバータの出力側に設けられた歯車変速装
    置と、 油圧作動式のアクチュエータを有し、前記歯車変速装置
    の動力伝達経路を切り換えて複数の変速段を得るための
    摩擦締結要素と、 この摩擦締結要素のアクチュエータへの作動油の供給を
    制御する開閉手段とを具備し、 前記摩擦締結要素を解放することにより行う変速時に、
    前記アクチュエータへの作動油の供給を停止した後、再
    び前記アクチュエータへ通常の締結時よりも低圧の作動
    油を供給するように前記開閉手段を制御する制御手段を
    設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記トルクコンバータ
    の出力回転数が、変速終了時の目標回転数に対し、変速
    開始時の出力回転数と変速終了時の目標回転数との差か
    ら求められる所定の回転数まで接近した時期に前記アク
    チュエータへ通常の締結時よりも低圧の作動油を供給す
    ることを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記アクチュエータへ
    供給する作動油の圧力を通常の締結時よりも低圧にする
    制御を、前記開閉手段を繰り返し開閉するデューティ制
    御により行うことを特徴とする請求項1または2記載の
    自動変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記開閉手段をデューティ制御により制
    御するときのデューティ比は、エンジンのスロットルバ
    ルブの開度またはその変化率により変化させることを特
    徴とする請求項3記載の自動変速機の変速制御装置。
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