JPH07228069A - スクリーン印刷におけるスクリーンと該スクリーンを用いるスクリーン印刷法 - Google Patents

スクリーン印刷におけるスクリーンと該スクリーンを用いるスクリーン印刷法

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JPH07228069A
JPH07228069A JP5800494A JP5800494A JPH07228069A JP H07228069 A JPH07228069 A JP H07228069A JP 5800494 A JP5800494 A JP 5800494A JP 5800494 A JP5800494 A JP 5800494A JP H07228069 A JPH07228069 A JP H07228069A
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興衛 谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】パターンの高精細化が進むスクリーン印刷に於
いて、P−板上の線路パターンと同一形状の開口面を有
するスクリーンにより印刷されてきたP−板の歩留まり
の向上と印刷工程の簡略化を実現するスクリーンを提供
する。 【構成】スクリーン印刷におけるスクリーンの構造は、
その閉口面の形状が、P−板線路端部に対応する部分を
他より肥大させると共に相隣れる線路に対応する部分は
その対向部分を凹部と凸部とが交互に対向するよう構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本発明は、いわゆる
スクリーン印刷に於いて用いられるスクリーン上のパタ
ーンと該スクリーンを用いるスクリーン印刷法に関する
ものである。
【0002】[従来の技術]従来、いわゆるスクリーン
印刷において用いられるスクリーン(以下、スクリーン
と略称)上のパターンは、前期スクリーン印刷における
被印刷体表面としてのプリント基板(以下、P−板と略
称)主表面(以下、面と略称)上の導体線路パターンと
形状及び輪郭がほゞ対応するものが用いられている。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来例につい
て説明する。第5図はスクリーン上のパターンの一例
で、同図Aの20はP−板の導体線路(以下、線路と略
称)に対応した一本の短冊のような直線状のパターンを
意味し、前記P−板上のそれと形状・輪郭共忠実になぞ
った形を表している。点線部21は前記20の、印刷材
浸透可能な面(以下、開口面と略称)上に載置された印
刷材(例えば、半田ペースト)を意味する。即ち、Pの
方向にスキーズが移動し印刷が行なわれると、20の開
口面を通して印刷材21が、P−板の線路面20上に載
置される。これが実斜線22で表されている。この際、
同図Bから分かるように、印刷の終端部に於いて印刷材
が載置されていない、いわゆる“欠け”(以下、欠けと
略称)が生ずることがある。この傾向は、上記の短冊型
のパターンの場合に限らず、湾曲状であったり、直線が
折れ曲がったような角部を有するものでも、印刷方向の
終端部に近いパターンの端部で発生し、特に、スクリー
ンとP−板面間に僅かなギャップを設けてスキーズを移
動させるギャップ式スクリーン印刷に於いて顕著であ
る。この為従来は、同一パターンの印刷に於いて、例え
ば第5図の方向(P)と180°反対の方向に反復印刷
を施す等の処理をして、上記欠けの防止に努めて来た。
【0004】更に、複数の線路が相接するように近接し
ている場合には、上記のように線路形状に忠実な開口面
を通して載置される印刷材は、線路上でいわゆる“荷崩
れ”(線路の巾方向に印刷材が拡がること)を起こし、
各線路が短絡してしまうのである。これを第6図に基づ
き説明する。同図Aの23は、第5図の場合と同様、ス
クリーン上のパターンを、点線部24は前記パターンの
開口面上に載置される印刷材をそれぞれ意味し、括弧内
の添字(1,2)は相近接する線路に対応する。同図B
は、図Aのスクリーンを介して印刷されたP−板面を表
す。即ち、各記号は今迄と同様の意味であり、実斜線の
交差域26が実斜線部25で表される印刷材の上記荷崩
れにより生じたものである。上記荷崩れによる短絡を防
止する為に、P−板上の線路巾より狭い開口部を有する
スクリーンを用いれば、短絡は防止されるが、代わって
著しい“欠け”を生ずる。これを第7図によって説明す
る。同図Aの27は線路の形状・輪郭を、28は前記線
路巾より狭い開口部を有する開口面とその上に載置され
た印刷材を意味する。同図Bの29は前記開口面28を
通ってP−板面上に塗布された印刷材を意味し、その他
の記号他の意味は上記迄とまったく同様である。即ち、
上記荷崩れは防いだけれども、第5図の従来例よりも更
に大きな欠けをパターン端部に生じさせているのであ
る。
【0005】[発明が解決しようとする課題]上記の説
明で知られるように、従来の形状の開口面を有するスク
リーンを用いて、近年著しくパターンの高精細化・高密
度化が進んできたスクリーン印刷を行なえば、P−板上
の印刷終端付近の線路端部の欠けや、相隣れる線路間で
の荷崩れが起こり、結果として印刷工程の増加や、最終
P−板製版の歩留まりの低下を免れることが困難とな
る。
【0006】本発明は上記従来例の有する欠点を除去
し、スクリーン印刷における工数低減や歩留まりの向上
という課題を解決するために、新規な形状の開口面を有
するスクリーンと前記スクリーンを用いたスクリーン印
刷法を提供するものである。
【0007】[課題を解決するための手段]上記課題を
解決するために、本発明に基づくスクリーン印刷におけ
るスクリーンは、P−板の線路パターンに対応する印刷
材浸透用開口部形状が、前記パターンの長手方向の端部
が長手方向の中央部に比べて肥大した形状を有すること
を基本的な特徴とするものである。即ち、上記線路の形
状が直線状であっても湾曲状であっても更には直線の折
れ曲がった角部を有していても同様な形状に構成すれば
よいものである。更に、上記各パターンの長手方向の中
央部の構造も一種の蛇腹状に形成されていてもよい。近
接した相隣れる線路に関しては、巾方向における凹部と
凸部とが、前記線間同志で交互に相対向するように構成
された上記開口部形状を有するスクリーンが用いられ
る。結局、上記構造のスクリーンのいずれかを用いたス
クリーン印刷法も、本発明に基づく上記課題解決の手段
となる。
【0008】[作用]本発明に基づくスクリーンは、上
記の構造をとることにより印刷終端部におけるパターン
端部の欠けを防止し、更に反対方向に反復繰り返し印刷
する工程をとる必要がなくなるのである。近接し相隣れ
る線間同志にあっては、印刷材の荷崩れ防止を、巾方向
における凹部と凸部とが交互に相対向する構造にして両
者の最近接間距離即ち線間ギャップをほぼ一様にするこ
とで達成する。本発明に基づくスクリーンを用いてスク
リーン印刷を行なうことにより追加の工程も不要とな
り、P−板製版の歩留まりも十分に改善されるものであ
る。
【0009】[実施例]以下、本発明の要旨を実施例に
基づき図面を参照しながら説明する。第1図は本発明に
基づくスクリーンの基本的構造を説明するための図面
で、1及び4はP−板上の導体線路1及び4と全く同一
の形状・輪郭を意味し、2及び5はそれらより内側にあ
って点線で示される印刷材の浸透しうるスクリーン上の
開口面を、3及び6は前記スクリーンの開口部を介して
P−板線路上に載置された印刷材をそれぞれ表す。即
ち、同図AとB及びCとDがそれぞれ線路が直線状及び
湾曲状のものに対応している。図から明らかなように、
線路の長さ方向の中央部に比べて長さ方向の端部を一種
の亜鈴状に肥大させた点にその基本的特徴があり、印刷
材の材料特性からくるP−板線上での荷崩れ現象と接着
面の大小により表面張力の大小も定まることを利用し
て、印刷終端部での印刷材がスクリーン膜に取られる
“欠け”が線路端部で生ずることを防止すると共に、ほ
ぼ巾方向に一様な印刷材の載量を実現していることを実
斜線部で表している。
【0010】第2図は、第1図からの発展・変形された
形状のもので、7,9はP−板面上の線路パターン面に
対応する。同図Aの8は第1図Aの開口面2が長さ方向
に短縮された形で3個並んでいることを表している。即
ち、括弧内の添字は前記短縮形の長さ方向に並置された
個数と対応する。同図Bは同図Aとは別の変形図で、い
わば図Aの上記短縮形が長さ方向に上記肥大部同志が一
様に密着した連続形で、一種の蛇腹状をなしていること
を表している。同図Cは、同図A,Bの場合に共通に、
開口部を介してP−板上線路に印刷材が第1図の場合と
同様な形で載置されていることを表している。無論、第
1図C,Dの場合にも第2図の変形は適用され得る。換
言すれば、第2図の各図を長さ方向に湾曲させれば良い
ものである。
【0011】第3図も第1図からの発展形で、直線路が
折れ曲がって角部を有する場合には前記角部も他の長さ
方向の中央部に比べて肥大させた形状を有するものに、
スクリーン上の開口面を形成することを意味する。即
ち、同図Aの12はP−板線路の外形を、13がスクリ
ーン上の開口面形状を表し、他の記号や線の意味は今迄
と全く同様である。当然第3図の構造のものにも第2図
の形状のものを適用することは第1図と同様に許される
ものである。
【0012】第4図は本発明に基づくスクリーンの別の
基本的構造を説明するための図面で、近年のスクリーン
印刷上の線路巾及びピッチが1mm以下となり、将来は
100μ以下にもなりうる場合に対応するものである。
即ち、同図Aにおける15と16及び同図Bにおける1
9と20は、線巾とピッチがほゞ同一に相近接して設け
られたP−板線路を意味し、両端の波線は第4図で説明
する本発明では終端部は直接関わりない故に敢えて終端
部を示さぬ意味で用いられている。同図Aの17と18
は、今迄と同様なスクリーンの開口面で第2図Aの形状
と全く同様である。但し、長さ方向の中央部に比べ肥大
した端部が相互に、相手の肥大していない中央部と対向
している点が異なっている。添字の意味も同様であり、
上側のパターン17には3個の亜鈴状パターンが、下側
のパターン18には4個の同種亜鈴状パターンの開口部
が設けられていることを示す。例えば、17(1)と1
7(2)の肥大部分の長さ方向における対向部が18
(2)の中央部と、18(2)と18(3)の肥大部分
の長さ方向における対向部が17(2)の中央部それぞ
れ対向していることを表している。同図Bの21(1)
と22(2)は第2図Bの形状と全く同様で、蛇腹状の
太った部分とくびれた部分とが、添字(1,2)で表さ
れる上側と下側の開口パターンで、交互に相対向するよ
うに設けられているものである。同図Cは図A,Bの開
口部を介してP−板線路に載置された印刷材の作る線路
パターンが、巾方向にほゞぼ同一のギャップを形成して
いることを表している。
【0013】以上の実施例から容易に類推される形状・
構成のものも当然本発明の要旨に含まれるが、その最も
分かりやすい例は、上記実施例のいくつかを複合して有
するスクリーンの場合である。更に、上記迄の説明で明
らかなように、本発明に基づく開口部を有するスクリー
ンを用いてスクリーン印刷を行なえば、従来のスクリー
ン印刷における“欠け”や“短絡”が防止され、これら
を除去するための付加的工程も不要となり、印刷工程の
短縮とP−板製版の歩留まりの向上も十分期待されるも
のである。
【0014】[発明の効果]上記迄の説明で十分理解さ
れるように、本発明に基づくスクリーン印刷におけるス
クリーン及びこれらを用いたスクリーン印刷法は、パタ
ーンの高精細化に伴う印刷P−板の歩留まりの向上と工
程の簡略化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に基づくスクリーン印刷に用い
られるスクリーン上の印刷材浸透用開口面の形状とそれ
らを使用したスクリーン印刷法の効果とを説明するため
の図、第5図〜第7図はスクリーン印刷に於いて従来用
いられてきたスクリーン上の上記開口面の形状とそれら
を使用したスクリーン印刷法の問題点とを説明するため
の図である。 1,4,7,9,12,15,16,19,20……P
−板線路パターンの形状、1′,4′,7′,9′,1
2′,15′,16′,19′,20′……P−板線路
上のパターン、2,5,8,10,13,17,18,
21……スクリーン開口面とその上に置かれた印刷材、
3,6,11,14,22……P−板線路上に置かれた
印刷材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
    てのプリント基板主表面上の導体線路パターンの内、直
    線状もしくは曲線状の線路に対応する前記スクリーン印
    刷に用いられるスクリーン上のパターンの長手方向の端
    部が長手方向の中央部に比べて肥大した形状を有するス
    クリーン印刷におけるスクリーン
  2. 【請求項2】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
    てのプリント基板主表面上の導体線路パターンの内、直
    線状もしくは曲線状線路に対応する前記スクリーン印刷
    に用いられるスクリーン上のパターンが、長手方向のみ
    短縮された請求項1記載のパターンと同類形の複数のパ
    ターンから成る形状を有するスクリーン印刷におけるス
    クリーン
  3. 【請求項3】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
    てのプリント基板主表面上の導体線路パターンの内、直
    線状もしくは曲線状線路に対応する前記スクリーン印刷
    に用いられるスクリーン上パターンが、長手方向の中央
    部に於いて巾方向に凹凸のある蛇腹形状を有するスクリ
    ーン印刷におけるスクリーン
  4. 【請求項4】直線状導体線路が折れ曲がっている角部を
    有するパターンに対応して、前記角部の端部も、長手方
    向の中央部に比べて肥大した形状を有する請求項1〜3
    記載のスクリーン
  5. 【請求項5】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
    てのプリント基板主表面上の導体線路の内、近接して相
    隣れる線路に対応する前記スクリーン印刷に用いられる
    スクリーン上のパターンが、前記相隣れる線路間の最短
    ギャップが一様なるように、巾方向における凹部と凸部
    とが、上記相隣れる線路同志で、交互に相対向するよう
    に構成されているスクリーン印刷におけるスクリーン
  6. 【請求項6】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
    てのプリント基板主表面上の導体線路に対応する前記ス
    クリーン印刷に用いられるスクリーン上のパターンが、
    請求項1〜5の内の複数種類の形状を有するスクリーン
    印刷におけるスクリーン
  7. 【請求項7】請求項1〜6の内のいずれか1項以上の形
    状を有するスクリーンを用いて印刷を行なうスクリーン
    印刷法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238594A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Murata Mfg Co Ltd 印刷パターン形成材およびそれを用いた電子部品の製造方法
JP2012033072A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Gunze Ltd 面状体及びタッチパネル
JP2023048556A (ja) * 2021-09-28 2023-04-07 東京プロセスサービス株式会社 印刷用マスク

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