JPH07228069A - スクリーン印刷におけるスクリーンと該スクリーンを用いるスクリーン印刷法 - Google Patents
スクリーン印刷におけるスクリーンと該スクリーンを用いるスクリーン印刷法Info
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Abstract
いて、P−板上の線路パターンと同一形状の開口面を有
するスクリーンにより印刷されてきたP−板の歩留まり
の向上と印刷工程の簡略化を実現するスクリーンを提供
する。 【構成】スクリーン印刷におけるスクリーンの構造は、
その閉口面の形状が、P−板線路端部に対応する部分を
他より肥大させると共に相隣れる線路に対応する部分は
その対向部分を凹部と凸部とが交互に対向するよう構成
されている。
Description
スクリーン印刷に於いて用いられるスクリーン上のパタ
ーンと該スクリーンを用いるスクリーン印刷法に関する
ものである。
印刷において用いられるスクリーン(以下、スクリーン
と略称)上のパターンは、前期スクリーン印刷における
被印刷体表面としてのプリント基板(以下、P−板と略
称)主表面(以下、面と略称)上の導体線路パターンと
形状及び輪郭がほゞ対応するものが用いられている。
て説明する。第5図はスクリーン上のパターンの一例
で、同図Aの20はP−板の導体線路(以下、線路と略
称)に対応した一本の短冊のような直線状のパターンを
意味し、前記P−板上のそれと形状・輪郭共忠実になぞ
った形を表している。点線部21は前記20の、印刷材
浸透可能な面(以下、開口面と略称)上に載置された印
刷材(例えば、半田ペースト)を意味する。即ち、Pの
方向にスキーズが移動し印刷が行なわれると、20の開
口面を通して印刷材21が、P−板の線路面20上に載
置される。これが実斜線22で表されている。この際、
同図Bから分かるように、印刷の終端部に於いて印刷材
が載置されていない、いわゆる“欠け”(以下、欠けと
略称)が生ずることがある。この傾向は、上記の短冊型
のパターンの場合に限らず、湾曲状であったり、直線が
折れ曲がったような角部を有するものでも、印刷方向の
終端部に近いパターンの端部で発生し、特に、スクリー
ンとP−板面間に僅かなギャップを設けてスキーズを移
動させるギャップ式スクリーン印刷に於いて顕著であ
る。この為従来は、同一パターンの印刷に於いて、例え
ば第5図の方向(P)と180°反対の方向に反復印刷
を施す等の処理をして、上記欠けの防止に努めて来た。
ている場合には、上記のように線路形状に忠実な開口面
を通して載置される印刷材は、線路上でいわゆる“荷崩
れ”(線路の巾方向に印刷材が拡がること)を起こし、
各線路が短絡してしまうのである。これを第6図に基づ
き説明する。同図Aの23は、第5図の場合と同様、ス
クリーン上のパターンを、点線部24は前記パターンの
開口面上に載置される印刷材をそれぞれ意味し、括弧内
の添字(1,2)は相近接する線路に対応する。同図B
は、図Aのスクリーンを介して印刷されたP−板面を表
す。即ち、各記号は今迄と同様の意味であり、実斜線の
交差域26が実斜線部25で表される印刷材の上記荷崩
れにより生じたものである。上記荷崩れによる短絡を防
止する為に、P−板上の線路巾より狭い開口部を有する
スクリーンを用いれば、短絡は防止されるが、代わって
著しい“欠け”を生ずる。これを第7図によって説明す
る。同図Aの27は線路の形状・輪郭を、28は前記線
路巾より狭い開口部を有する開口面とその上に載置され
た印刷材を意味する。同図Bの29は前記開口面28を
通ってP−板面上に塗布された印刷材を意味し、その他
の記号他の意味は上記迄とまったく同様である。即ち、
上記荷崩れは防いだけれども、第5図の従来例よりも更
に大きな欠けをパターン端部に生じさせているのであ
る。
明で知られるように、従来の形状の開口面を有するスク
リーンを用いて、近年著しくパターンの高精細化・高密
度化が進んできたスクリーン印刷を行なえば、P−板上
の印刷終端付近の線路端部の欠けや、相隣れる線路間で
の荷崩れが起こり、結果として印刷工程の増加や、最終
P−板製版の歩留まりの低下を免れることが困難とな
る。
し、スクリーン印刷における工数低減や歩留まりの向上
という課題を解決するために、新規な形状の開口面を有
するスクリーンと前記スクリーンを用いたスクリーン印
刷法を提供するものである。
解決するために、本発明に基づくスクリーン印刷におけ
るスクリーンは、P−板の線路パターンに対応する印刷
材浸透用開口部形状が、前記パターンの長手方向の端部
が長手方向の中央部に比べて肥大した形状を有すること
を基本的な特徴とするものである。即ち、上記線路の形
状が直線状であっても湾曲状であっても更には直線の折
れ曲がった角部を有していても同様な形状に構成すれば
よいものである。更に、上記各パターンの長手方向の中
央部の構造も一種の蛇腹状に形成されていてもよい。近
接した相隣れる線路に関しては、巾方向における凹部と
凸部とが、前記線間同志で交互に相対向するように構成
された上記開口部形状を有するスクリーンが用いられ
る。結局、上記構造のスクリーンのいずれかを用いたス
クリーン印刷法も、本発明に基づく上記課題解決の手段
となる。
記の構造をとることにより印刷終端部におけるパターン
端部の欠けを防止し、更に反対方向に反復繰り返し印刷
する工程をとる必要がなくなるのである。近接し相隣れ
る線間同志にあっては、印刷材の荷崩れ防止を、巾方向
における凹部と凸部とが交互に相対向する構造にして両
者の最近接間距離即ち線間ギャップをほぼ一様にするこ
とで達成する。本発明に基づくスクリーンを用いてスク
リーン印刷を行なうことにより追加の工程も不要とな
り、P−板製版の歩留まりも十分に改善されるものであ
る。
基づき図面を参照しながら説明する。第1図は本発明に
基づくスクリーンの基本的構造を説明するための図面
で、1及び4はP−板上の導体線路1及び4と全く同一
の形状・輪郭を意味し、2及び5はそれらより内側にあ
って点線で示される印刷材の浸透しうるスクリーン上の
開口面を、3及び6は前記スクリーンの開口部を介して
P−板線路上に載置された印刷材をそれぞれ表す。即
ち、同図AとB及びCとDがそれぞれ線路が直線状及び
湾曲状のものに対応している。図から明らかなように、
線路の長さ方向の中央部に比べて長さ方向の端部を一種
の亜鈴状に肥大させた点にその基本的特徴があり、印刷
材の材料特性からくるP−板線上での荷崩れ現象と接着
面の大小により表面張力の大小も定まることを利用し
て、印刷終端部での印刷材がスクリーン膜に取られる
“欠け”が線路端部で生ずることを防止すると共に、ほ
ぼ巾方向に一様な印刷材の載量を実現していることを実
斜線部で表している。
形状のもので、7,9はP−板面上の線路パターン面に
対応する。同図Aの8は第1図Aの開口面2が長さ方向
に短縮された形で3個並んでいることを表している。即
ち、括弧内の添字は前記短縮形の長さ方向に並置された
個数と対応する。同図Bは同図Aとは別の変形図で、い
わば図Aの上記短縮形が長さ方向に上記肥大部同志が一
様に密着した連続形で、一種の蛇腹状をなしていること
を表している。同図Cは、同図A,Bの場合に共通に、
開口部を介してP−板上線路に印刷材が第1図の場合と
同様な形で載置されていることを表している。無論、第
1図C,Dの場合にも第2図の変形は適用され得る。換
言すれば、第2図の各図を長さ方向に湾曲させれば良い
ものである。
折れ曲がって角部を有する場合には前記角部も他の長さ
方向の中央部に比べて肥大させた形状を有するものに、
スクリーン上の開口面を形成することを意味する。即
ち、同図Aの12はP−板線路の外形を、13がスクリ
ーン上の開口面形状を表し、他の記号や線の意味は今迄
と全く同様である。当然第3図の構造のものにも第2図
の形状のものを適用することは第1図と同様に許される
ものである。
基本的構造を説明するための図面で、近年のスクリーン
印刷上の線路巾及びピッチが1mm以下となり、将来は
100μ以下にもなりうる場合に対応するものである。
即ち、同図Aにおける15と16及び同図Bにおける1
9と20は、線巾とピッチがほゞ同一に相近接して設け
られたP−板線路を意味し、両端の波線は第4図で説明
する本発明では終端部は直接関わりない故に敢えて終端
部を示さぬ意味で用いられている。同図Aの17と18
は、今迄と同様なスクリーンの開口面で第2図Aの形状
と全く同様である。但し、長さ方向の中央部に比べ肥大
した端部が相互に、相手の肥大していない中央部と対向
している点が異なっている。添字の意味も同様であり、
上側のパターン17には3個の亜鈴状パターンが、下側
のパターン18には4個の同種亜鈴状パターンの開口部
が設けられていることを示す。例えば、17(1)と1
7(2)の肥大部分の長さ方向における対向部が18
(2)の中央部と、18(2)と18(3)の肥大部分
の長さ方向における対向部が17(2)の中央部それぞ
れ対向していることを表している。同図Bの21(1)
と22(2)は第2図Bの形状と全く同様で、蛇腹状の
太った部分とくびれた部分とが、添字(1,2)で表さ
れる上側と下側の開口パターンで、交互に相対向するよ
うに設けられているものである。同図Cは図A,Bの開
口部を介してP−板線路に載置された印刷材の作る線路
パターンが、巾方向にほゞぼ同一のギャップを形成して
いることを表している。
構成のものも当然本発明の要旨に含まれるが、その最も
分かりやすい例は、上記実施例のいくつかを複合して有
するスクリーンの場合である。更に、上記迄の説明で明
らかなように、本発明に基づく開口部を有するスクリー
ンを用いてスクリーン印刷を行なえば、従来のスクリー
ン印刷における“欠け”や“短絡”が防止され、これら
を除去するための付加的工程も不要となり、印刷工程の
短縮とP−板製版の歩留まりの向上も十分期待されるも
のである。
れるように、本発明に基づくスクリーン印刷におけるス
クリーン及びこれらを用いたスクリーン印刷法は、パタ
ーンの高精細化に伴う印刷P−板の歩留まりの向上と工
程の簡略化に寄与することができる。
られるスクリーン上の印刷材浸透用開口面の形状とそれ
らを使用したスクリーン印刷法の効果とを説明するため
の図、第5図〜第7図はスクリーン印刷に於いて従来用
いられてきたスクリーン上の上記開口面の形状とそれら
を使用したスクリーン印刷法の問題点とを説明するため
の図である。 1,4,7,9,12,15,16,19,20……P
−板線路パターンの形状、1′,4′,7′,9′,1
2′,15′,16′,19′,20′……P−板線路
上のパターン、2,5,8,10,13,17,18,
21……スクリーン開口面とその上に置かれた印刷材、
3,6,11,14,22……P−板線路上に置かれた
印刷材
Claims (7)
- 【請求項1】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
てのプリント基板主表面上の導体線路パターンの内、直
線状もしくは曲線状の線路に対応する前記スクリーン印
刷に用いられるスクリーン上のパターンの長手方向の端
部が長手方向の中央部に比べて肥大した形状を有するス
クリーン印刷におけるスクリーン - 【請求項2】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
てのプリント基板主表面上の導体線路パターンの内、直
線状もしくは曲線状線路に対応する前記スクリーン印刷
に用いられるスクリーン上のパターンが、長手方向のみ
短縮された請求項1記載のパターンと同類形の複数のパ
ターンから成る形状を有するスクリーン印刷におけるス
クリーン - 【請求項3】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
てのプリント基板主表面上の導体線路パターンの内、直
線状もしくは曲線状線路に対応する前記スクリーン印刷
に用いられるスクリーン上パターンが、長手方向の中央
部に於いて巾方向に凹凸のある蛇腹形状を有するスクリ
ーン印刷におけるスクリーン - 【請求項4】直線状導体線路が折れ曲がっている角部を
有するパターンに対応して、前記角部の端部も、長手方
向の中央部に比べて肥大した形状を有する請求項1〜3
記載のスクリーン - 【請求項5】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
てのプリント基板主表面上の導体線路の内、近接して相
隣れる線路に対応する前記スクリーン印刷に用いられる
スクリーン上のパターンが、前記相隣れる線路間の最短
ギャップが一様なるように、巾方向における凹部と凸部
とが、上記相隣れる線路同志で、交互に相対向するよう
に構成されているスクリーン印刷におけるスクリーン - 【請求項6】スクリーン印刷における被印刷体表面とし
てのプリント基板主表面上の導体線路に対応する前記ス
クリーン印刷に用いられるスクリーン上のパターンが、
請求項1〜5の内の複数種類の形状を有するスクリーン
印刷におけるスクリーン - 【請求項7】請求項1〜6の内のいずれか1項以上の形
状を有するスクリーンを用いて印刷を行なうスクリーン
印刷法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05800494A JP3468823B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | スクリーン印刷におけるスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05800494A JP3468823B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | スクリーン印刷におけるスクリーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07228069A true JPH07228069A (ja) | 1995-08-29 |
| JP3468823B2 JP3468823B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=13071842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05800494A Expired - Fee Related JP3468823B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | スクリーン印刷におけるスクリーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3468823B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005238594A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Murata Mfg Co Ltd | 印刷パターン形成材およびそれを用いた電子部品の製造方法 |
| JP2012033072A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Gunze Ltd | 面状体及びタッチパネル |
| JP2023048556A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 東京プロセスサービス株式会社 | 印刷用マスク |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP05800494A patent/JP3468823B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005238594A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Murata Mfg Co Ltd | 印刷パターン形成材およびそれを用いた電子部品の製造方法 |
| JP2012033072A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Gunze Ltd | 面状体及びタッチパネル |
| JP2023048556A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 東京プロセスサービス株式会社 | 印刷用マスク |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3468823B2 (ja) | 2003-11-17 |
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