JPH07228381A - 媒体搬送機構 - Google Patents

媒体搬送機構

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JPH07228381A
JPH07228381A JP2145994A JP2145994A JPH07228381A JP H07228381 A JPH07228381 A JP H07228381A JP 2145994 A JP2145994 A JP 2145994A JP 2145994 A JP2145994 A JP 2145994A JP H07228381 A JPH07228381 A JP H07228381A
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JP
Japan
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media
transport
medium
pool
pulley
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Withdrawn
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JP2145994A
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Inventor
Hiroshi Nakazawa
広志 中沢
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】複数枚のシート状媒体の全体を一括して挟持搬
送する媒体搬送機構において、媒体枚数とは無関係にス
ムーズな搬送を可能にする。 【構成】媒体Mを多数枚積載収容可能なプール部Pと、
複数枚の媒体Mを一括して挟持搬送する搬送部Fの他
に、搬送部Fにおけるプール部からの媒体受け入れ部分
での上下の間隔を媒体Mの枚数に対応した広さに設定す
る間隔設定機構D1 を備える。間隔設定機構D1 は、支
点43を中心に回動自在であって搬送部Fの上搬送系U
12のプーリ31、32を回動自在に支持するブラケット
41と、略楕円状の周縁部を有し支点46を中心に回動
自在であってプール部Pの上搬送系U11の上下動と連動
して回動することでプーリを上下動させオープン量dを
可変にするカム42とからなる。プール部Pに収容され
た媒体Mの枚数が少ない場合には、上搬送系U11が僅か
だけ上昇することによりオープン量dも小さくなり、一
方、媒体Mの枚数が多い場合には、上搬送系U11が大き
く上昇することによりオープン量dも大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば現金預入機等に
内蔵され紙幣等のシート状媒体の搬送を行う媒体搬送機
構に関し、更に詳しくは、一旦プール部に収容された複
数枚の媒体を一括して挟持搬送する搬送部を備える媒体
搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の媒体搬送機構の概略図で
ある。この機構は、大略、紙幣等のようなシート状媒体
Mを多数枚積載収容可能なプール部Pと、このプール部
Pに収容された複数枚の媒体Mの全体を一括してその積
載方向(図では上下方向)に挟持しつつ上記積載方向と
は交差する方向(図では矢印A方向)に搬送する搬送部
Fとから構成される。
【0003】プール部Pは、水平方向に配列された複数
のプーリ1、2、3及びこれらプーリに掛け渡されたベ
ルト4からなる上搬送系U1 と、これと略同様な構成の
複数のプーリ5、6、7及びベルト8からなる下搬送系
L1 とを備え、これら上、下搬送系U1 、L1 はその間
に媒体Mを上下から挟み込む状態で収容可能であり、
上、下搬送系U1 、L1 間の上下間隔は媒体Mの収容枚
数に応じて可変となるよう構成されている。
【0004】搬送部Fは、複数のプーリ11、12及び
これらプーリに掛け渡されたベルト13からなる上搬送
系U2 と、媒体Mの搬送方向(矢印A方向)に沿って配
列された複数のプーリ14、15、16及びこれらプー
リに掛け渡されたベルト17からなる下搬送系L2 とを
備えている。そして、プール部Pに収容された多数枚の
媒体Mを一括して受け入れて矢印A方向へ搬送可能なよ
うに、プール部Pからの媒体受け入れ部分に位置するプ
ーリ11をその下方のプーリ14から一定の間隔(以
下、オープン量と称す)dだけ離れた位置に固定的に配
設してある。
【0005】以上の構成において、プール部Pに収容さ
れた複数枚の媒体Mを一括して搬送するには、まずプー
ル部Pの上、下搬送系U1 、L1 の駆動により複数枚の
媒体Mの全体を搬送部F側へ向けて搬送し、これを搬送
部Fの媒体受け渡し部分のプーリ11、14間に受け入
れ、続いて、搬送部Fの上、下搬送系U2 、L2 の駆動
により上下のベルト13、17によって挟持しつつ矢印
A方向に搬送していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体搬送機構で
は、上述のようにプール部Pに収容された多数枚の媒体
Mを一括して搬送可能なように、搬送部Fの媒体受け渡
し部分における上記オープン量dを相当に大きな一定量
に設定してある。ところが、このようにオープン量dを
大きくとると、媒体Mの枚数が多い時には上、下搬送系
U2 、L2 により十分に挟持されつつ搬送されていく
が、媒体Mの枚数が少ない時にはその上下方向の厚さが
不十分になるため、図7に示すように媒体Mが上、下搬
送系U2 、L 2 によって挟持されず、前後のプーリ間で
搬送不能に陥ってしまうという問題が起こった。
【0007】なお、このような問題を解消すべく、例え
ば図8に示すように、プーリ11の次のプーリ12を、
プーリ11側へもっと接近した位置に、上下方向に長い
長孔18によって上下動自在に設けると共に、このプー
リ12をスプリング19によって常時下方へ押圧する構
成とすることで、媒体Mの少数枚時に対応できるように
することも考えられる。しかしながら、このような構成
とすると、プーリ11、12間でのベルト13の傾斜角
度が大きくなり過ぎるため、今度は逆に媒体Mの多数枚
時において問題が発生し、すなわち、図8に示すように
どうしても下方の媒体Mの方が上方の媒体Mよりも先行
して搬送されるために媒体Mの積載形状が大きく崩れて
しまい、その搬送時にジャム等の支障が発生しやすくな
るという不都合が生じる。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、プー
ル部に収容される媒体枚数とは無関係にスムーズな搬送
を可能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート状の媒
体を複数枚積載収容するプール部と、このプール部に収
容された複数枚の媒体の全体をその積載方向に挟持しつ
つ搬送する搬送部とを備える媒体搬送機構において、以
下の点を特徴とするものである。すなわち、搬送部にお
けるプール部からの媒体受け入れ部分での上記積載方向
の間隔(オープン量)を、搬送すべき媒体の枚数に対応
した広さに設定する間隔設定機構を備えたものである。
【0010】上記間隔設定機構としては、例えばカムや
レバー等を用い、媒体の枚数に応じて上記オープン量を
設定可能なものであれば、各種機構を採用可能である。
【0011】
【作用】媒体の枚数が少ない場合はその少ない枚数に対
応してオープン量も小さく設定され、一方、媒体の枚数
が多い場合はその多い枚数に対応してオープン量も大き
く設定される。従って、媒体が少数枚であっても多数枚
であっも、それに適したオープン量が設定されることに
なり、媒体枚数に関わらずプール部からのスムーズな受
け渡し及び搬送が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の媒体搬送機構の第1
実施例の概略図であり、図2(a)、(b)はそれぞれ
少数枚搬送時と多数枚搬送時の各動作を説明するための
図である。
【0013】本実施例の機構は、大略、紙幣等のような
シート状媒体Mを多数枚積載収容可能なプール部Pと、
このプール部Pに収容された複数枚の媒体Mの全体を一
括してその積載方向(図では上下方向)に挟持しつつ上
記積載方向とは交差する方向(図では矢印A方向)に搬
送する搬送部Fとを備える点は、前述の従来のものと同
様であるが、これらの他に、搬送部Fにおけるプール部
からの媒体受け入れ部分での上下の間隔(図2に示すオ
ープン量dに等しい)を媒体Mの枚数に対応した広さに
設定する間隔設定機構D1 を備えている。
【0014】プール部Pは、水平方向に配列された複数
のプーリ21、22、23及びこれらプーリに掛け渡さ
れたベルト24からなる上搬送系U11と、これと略同様
な構成の複数のプーリ25、26、27及びベルト28
からなる下搬送系L11とを備えている。下搬送系L11は
不図示の駆動系により上下方向(矢印B方向)に移動自
在であり、その上に多数枚の媒体Mを積載可能である。
上搬送系U11も上下動自在に構成され、例えば不図示の
バネ等により常時下方へ付勢されており、下搬送系L11
の上動に伴いその上の媒体Mの最上面に当接して押し上
げられるようになっている。すなわち、これら上、下搬
送系U11、L11はその間に媒体Mを上下から挟み込む状
態で収容可能であり、上、下搬送系U11、L11間の上下
間隔は媒体Mの収容枚数に応じて可変となるよう構成さ
れている。
【0015】搬送部Fは、媒体Mの搬送方向(矢印A方
向)に沿って配列された複数のプーリ31、32、33
及びこれらプーリに掛け渡されたベルト34からなる上
搬送系U12と、これと略同様に複数のプーリ35、3
6、37及びこれらプーリに掛け渡されたベルト38か
らなる下搬送系L12とから構成されている。
【0016】間隔設定機構D1 は、搬送部Fの上搬送系
U12における媒体受け入れ部分のプーリ31、32を支
持するブラケット41と、プール部Pの上搬送系U11の
上下動と連動してオープン量d(図2)を可変にするカ
ム42とを備えている。ブラッケット41は、支点43
を中心に矢印C方向に回動自在であり、その一端部及び
その近傍にプーリ31とプーリ32をその回転軸を中心
に回動自在に支持している。プーリ32は、その回転軸
がブラケット41に上下方向に長く設けられた長孔44
に嵌め込まれることで、或る程度の範囲内で上下動自在
であると共に、バネ45により常時下方へ付勢されてい
る。カム42は略楕円状の周縁部を有し、支点46を中
心に矢印E方向に回動自在である。そして、カム42の
端部にはプール部Pの上搬送系U11のプーリ21の回転
軸と係合する係合部47が設けられ、上搬送系U11の上
下動に伴いカム42が矢印E方向へ回動し、更に、その
回動に伴って上記楕円状の周縁部がプーリ31、32の
各回転軸と当接してそれぞれ上下動させる構成となって
いる。
【0017】以上の構成からなる媒体搬送機構における
媒体搬送時の動作を、以下に図1及び図2を用いて説明
する。まず、プール部Pにその外部から搬送部Fを介し
て媒体Mを一枚ずつ収容する際は、図1に示すようにプ
ール部Pの上、下搬送系U11、L11がいずれも下方位置
へ移動しており、カム42は搬送部Fのプーリ31、3
2とは接触せず、よって、プーリ31、32はその下の
プーリ35、36とベルト34、38を介して当接して
いる。この状態で、搬送部Fにより図の左側から矢印A
方向とは逆方向に一枚ずつ搬送されてきた媒体Mは、プ
ール部Pの下搬送系L11上に順次積載収納されていく。
【0018】一方、プール部Pに収容された複数枚の媒
体Mの全体を一括して搬送するには、まず、媒体Mを積
載したままのプール部Pの下搬送系L11を搬送部Fの下
搬送系L12と同面まで上昇させる。この際の下搬送系L
11の上昇位置の規制は、例えば不図示のセンサ等により
位置検知することで行う。このように下搬送系L11が上
昇すると、下搬送系L11上に積載された媒体Mの枚数に
相当する厚さ分だけ上搬送系U11が押し上げられ、すな
わち、媒体Mの積載枚数が少ない場合には図2(a)に
示すように上搬送系U11は僅かだけ上昇し、一方、媒体
Mの積載枚数が多い場合には図2(b)に示すように上
搬送系U11は大きく上昇する。
【0019】図2(a)に示すように媒体Mが少数枚の
場合は、上記のように上搬送系U11の上昇位置も低いこ
とから、これと連動して回動するカム42も反時計方向
へ僅かしか回動せず、よってカム42の周縁部は搬送部
Fのプーリ31を僅かだけ押し上げた状態となる。その
結果、プーリ31とその下のプーリ35との間隔である
オープン量dは媒体Mの枚数に応じた小さな量に設定さ
れる。この状態でプール部Pの上、下搬送系U11、L11
及び搬送部Fの上、下搬送系U12、L12を駆動すること
により、少数枚の媒体Mを一括して矢印A方向へスムー
ズに挟持搬送することができる。
【0020】一方、図2(b)に示すように媒体Mが多
数枚の場合は、上記のように上搬送系U11の上昇位置が
高いことから、これと連動して回動するカム42も反時
計方向へ大きく回動し、よってカム42の周縁部は搬送
部Fのプーリ31とプーリ32とを共に大きく押し上げ
た状態となる。勿論、カム42の形状により、プーリ3
1よりもプーリ32の方が下方に位置している。その結
果、オープン量dは媒体Mの枚数に応じた大きな量に設
定される。この状態でプール部Pの上、下搬送系U11、
L11及び搬送部Fの上、下搬送系U12、L12を駆動する
ことにより、多数枚の媒体Mを一括して矢印A方向へス
ムーズに挟持搬送することができる。
【0021】以上に述べたように、本実施例によれば、
搬送すべき媒体Mが少数枚であっても多数枚であって
も、それに適したオープン量dが自動的に設定されるこ
とにより、媒体枚数に関わらずプール部Pからのスムー
ズな受け渡し及び搬送が可能となる。
【0022】なお、上記実施例ではプーリ32をもカム
42で押し上げる構成として述べたが、カム42がプー
リ31を押し上げることによるブラケット41の回動に
伴い長孔44の下端部がプーリ32を押し上げる構成と
してもよい。
【0023】また、上記実施例ではカム42の係合部4
7が上搬送系U11のプーリ21と係合する構成とした
が、カム42はプール部Pにおける媒体枚数に応じて位
置の変動する部分であればどの部分と係合するようにし
てもかまわない。
【0024】次に、図3は本発明の媒体搬送機構の第2
実施例の概略図である。前記第1実施例では楕円形状の
カム42を用いたが、本第2実施例では上記カム42の
代わりに略直線状のカム51を用いて間隔設定機構D2
を構成したものであり、その他の構成は第1実施例と同
様である。上記カム51は支点52を中心に矢印E方向
に回動自在であり、その端部にはプール部Pの上搬送系
U11のプーリ21の回転軸と係合する係合部53が設け
られ、上搬送系U11の上下動に伴いカム51が矢印E方
向へ回動し、更に、その回動に伴って、カム51の上縁
部に設けられた凹部54、55がプーリ31、32の各
回転軸と当接してそれぞれを上下動させる構成となって
いる。
【0025】このような構成のカム51も上記楕円状の
カム42と同様な作用を有するので、本実施例において
も前記第1実施例と同様な効果が得られる。次に、図4
は本発明の媒体搬送機構の第3実施例の概略図であり、
図5(a)、(b)はそれぞれ少数枚搬送時と多数枚搬
送時の各動作を説明するための図である。
【0026】本実施例におけるプール部P及び搬送部F
の構成は前記第1、第2実施例と同じであるが、間隔設
定機構D3 は本実施例独自のものである。この間隔設定
機構D3 は、前記実施例と同様に搬送部Fの上搬送系U
12における媒体受け入れ部分のプーリ31、32を支持
するブラケット41と、プール部Pの上搬送系U11の上
下動と連動してオープン量d(図5)を可変にするレバ
ー61及びベルト62等を備えている。ブラケット41
は、その回動中心である支点43と同軸に設けられたプ
ーリ63と一体化され、プーリ63の矢印C方向への回
動によりブラケット41も同方向に回動する構成となっ
ている。レバー61は、支点64を中心に矢印G方向に
回動自在であり、その端部にはプール部Pの上搬送系U
11のプーリ21の回転軸と係合する係合部65が設けら
れ、上搬送系U11の上下動に伴いレバー61が矢印G方
向へ回動する構成となっている。レバー61の他端部に
はレバー61の回動中心である支点64と同軸にプーリ
66が一体化され、レバー61の矢印G方向への回動に
よりプーリ66も同方向に回動する構成となっている。
更に、2つのプーリ63、66はベルト62で連結され
ており、レバー61が矢印G方向へ回動すると、その回
動力はプーリ66、ベルト62及びプーリ63を介して
ブラケット41へ伝達されてブラケット41が矢印C方
向へ回動し、これによりプーリ31、32がそれぞれ上
下動する構成である。
【0027】以上の構成からなる媒体搬送機構における
媒体搬送時の動作を、以下に図4及び図5を用いて説明
する。まず、プール部Pにその外部から搬送部Fを介し
て媒体Mを一枚ずつ収容する際は、前記第1実施例の場
合と同様、図4に示すようにプール部Pの上、下搬送系
U11、L11がいずれも下方位置へ移動しており、よっ
て、プーリ31、32はその下のプーリ35、36とベ
ルト34、38を介して当接している。この状態で、搬
送部Fにより図の左側から矢印A方向とは逆方向に一枚
ずつ搬送されてきた媒体Mは、プール部Pの下搬送系L
11上に順次積載収納されていく。
【0028】一方、プール部Pに収容された複数枚の媒
体Mの全体を一括して搬送するには、やはり前記第1実
施例と同様、まず、媒体Mを積載したままのプール部P
の下搬送系L11を搬送部Fの下搬送系L12と同面まで上
昇させる。このように下搬送系L11が上昇すると、下搬
送系L11上に積載された媒体Mの枚数に相当する厚さ分
だけ上搬送系U11が押し上げられ、すなわち、媒体Mの
積載枚数が少ない場合には図5(a)に示すように上搬
送系U11は僅かだけ上昇し、一方、媒体Mの積載枚数が
多い場合には図5(b)に示すように上搬送系U11は大
きく上昇する。
【0029】図5(a)に示すように媒体Mが少数枚の
場合は、上搬送系U11の上昇位置も低いことから、これ
と連動して回動するレバー61も反時計方向へ僅かしか
回動せず、よってブラケット41も反時計方向へ僅かし
か回動しないため、プーリ31のみがブラケット41に
よって僅かだけ持ち上げられた状態となる。その結果、
プーリ31とその下のプーリ35との間隔であるオープ
ン量dは媒体Mの枚数に応じた小さな量に設定される。
この状態でプール部Pの上、下搬送系U11、L 11及び搬
送部Fの上、下搬送系U12、L12を駆動することによ
り、少数枚の媒体Mを一括して矢印A方向へスムーズに
挟持搬送することができる。
【0030】一方、図5(b)に示すように媒体Mが多
数枚の場合は、上搬送系U11の上昇位置が高いことか
ら、これと連動して回動するレバー61も反時計方向へ
大きく回動し、よってブラケット41も反時計方向へ大
きく回動するため、プーリ31とプーリ32が共にブラ
ケット41によって高く持ち上げられた状態となる。そ
の結果、オープン量dは媒体Mの枚数に応じた大きな量
に設定される。この状態でプール部Pの上、下搬送系U
11、L11及び搬送部Fの上、下搬送系U12、L12を駆動
することにより、多数枚の媒体Mを一括して矢印A方向
へスムーズに挟持搬送することができる。
【0031】従って、本実施例によっても、前記実施例
と同様な効果が得られる。次に、図6は本発明の媒体搬
送機構の第4実施例における間隔設定機構D4 の概略図
である。
【0032】前記第3実施例ではレバー61の回動動作
をブラケット41へ伝達するための手段としてプーリ6
3、66及びベルト62を用いたが、本第4実施例では
これらの代わりにギア71、72及びアイドラギア73
を用いて間隔設定機構D4 を構成したものであり、その
他の構成は第3実施例と同様である。上記のギア71は
レバー61の回動中心である支点64と同軸にレバー6
1に一体化され、また、ギア72はブラケット41の回
動中心である支点43と同軸にブラケット41に一体化
されており、これら2つのギア71、72がアイドラギ
ア73を介して連結されている。
【0033】このような構成においても、レバー61の
回動動作がギア71、アイドラギア73及びギア72を
介してブラケット41へ伝達され、前記第3実施例にお
けるプーリ63、66及びベルト62と同様な作用を有
するので、本実施例においても以上の実施例と同様な効
果が得られる。
【0034】なお、以上の各実施例で示した間隔設定機
構D1 〜D4 はほんの一例であり、搬送部Fにおけるプ
ール部Pからの媒体受け入れ部分のオープン量dを媒体
枚数に対応した広さに設定可能な機構であれば、その他
様々な機構を採用可能である。
【0035】また、以上の実施例で示した搬送部Fやプ
ール部Pの構成もほんの一例であり、これらに限定され
るものではなく、本発明はプール部Pに収容された複数
枚の媒体Mの全体を一括して挟持搬送しうる各種の媒体
搬送機構に適用可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、搬送すべき媒体が少数
枚であっても多数枚であっても、それに適したオープン
量が設定されるので、媒体枚数に関わらずプール部から
のスムーズな受け渡し及び搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体搬送機構の第1実施例の概略図で
ある。
【図2】上記第1実施例における媒体搬送動作を説明す
るための図であり、(a)、(b)はそれぞれ少数枚搬
送時と多数枚搬送時の各動作を示す。
【図3】本発明の媒体搬送機構の第2実施例の概略図で
ある。
【図4】本発明の媒体搬送機構の第3実施例の概略図で
ある。
【図5】上記第3実施例における媒体搬送動作を説明す
るための図であり、(a)、(b)はそれぞれ少数枚搬
送時と多数枚搬送時の各動作を示す。
【図6】本発明の媒体搬送機構の第4実施例における間
隔設定機構D4 の概略図である。
【図7】従来の媒体搬送機構の概略図である。
【図8】従来の他の媒体搬送機構の概略図である。
【符号の説明】
21、22、23 プーリ 24 ベルト 25、26、27 プーリ 28 ベルト 31、32、33 プーリ 34 ベルト 35、36、37 プーリ 38 ベルト 41 ブラケット 42 カム 43 支点 44 長孔 45 バネ 46 支点 47 係合部 51 カム 52 支点 53 係合部 54、55 凹部 61 レバー 62 ベルト 63 プーリ 64 支点 65 係合部 66 プーリ 71、72 ギア 73 アイドラギア P プール部 F 搬送部 D1 、D2 、D3 、D4 間隔設定機構 M 媒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の媒体(M)を複数枚積載収容す
    るプール部(P)と、該プール部に収容された複数枚の
    媒体の全体をその積載方向に挟持しつつ搬送する搬送部
    (F)とを備える媒体搬送機構において、 前記搬送部(F)における前記プール部(P)からの媒
    体受け入れ部分の前記積載方向の間隔(d)を、搬送す
    べき媒体の枚数に対応した広さに設定する間隔設定機構
    (D1 、D2 、D3 、D4 )を備えたことを特徴とする
    媒体搬送機構。
  2. 【請求項2】前記間隔設定機構(D1 、D2 )は、前記
    媒体受け入れ部分の近傍に設けられ所定の支点(46、
    52)を中心として前記積載方向を含む平面内で回動自
    在なカム(42、51)を備え、該カムは、前記媒体の
    収容枚数に対応した位置へ移動する前記プール部の一部
    と係合してその回動位置を変化させ、該回動位置に応じ
    て前記媒体受け入れ部分の前記積載方向の間隔(d)を
    変化させることを特徴とする請求項1記載の媒体搬送機
    構。
  3. 【請求項3】前記間隔設定機構(D3 、D4 )は、前記
    媒体受け入れ部分の近傍に設けられ所定の支点(64)
    を中心として前記積載方向を含む平面内で回動自在であ
    って、前記媒体の収容枚数に対応した位置へ移動する前
    記プール部の一部と係合してその回動位置を変化させる
    レバー(61)と、該レバーと前記媒体受け入れ部分と
    を連結し該レバーの回動位置に応じて前記媒体受け入れ
    部分の前記積載方向の間隔を変化させる連結部(41、
    62、63、66、71、72、73)とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の媒体搬送機構。
JP2145994A 1994-02-18 1994-02-18 媒体搬送機構 Withdrawn JPH07228381A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068975A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 沖電気工業株式会社 施封装置
JP2016184347A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 グローリー株式会社 紙葉類搬送機構および紙葉類処理装置

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JP2016184347A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 グローリー株式会社 紙葉類搬送機構および紙葉類処理装置

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