JPH07230315A - 自律走行車の走行制御装置 - Google Patents
自律走行車の走行制御装置Info
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- JPH07230315A JPH07230315A JP6019642A JP1964294A JPH07230315A JP H07230315 A JPH07230315 A JP H07230315A JP 6019642 A JP6019642 A JP 6019642A JP 1964294 A JP1964294 A JP 1964294A JP H07230315 A JPH07230315 A JP H07230315A
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- G01S5/00—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
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- G—PHYSICS
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- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S19/00—Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
- G01S19/38—Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system
- G01S19/39—Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system the satellite radio beacon positioning system transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/42—Determining position
- G01S19/45—Determining position by combining measurements of signals from the satellite radio beacon positioning system with a supplementary measurement
- G01S19/47—Determining position by combining measurements of signals from the satellite radio beacon positioning system with a supplementary measurement the supplementary measurement being an inertial measurement, e.g. tightly coupled inertial
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- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
- G05D1/02—Control of position or course in two dimensions
- G05D1/021—Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
- G05D1/0212—Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles with means for defining a desired trajectory
- G05D1/0219—Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles with means for defining a desired trajectory ensuring the processing of the whole working surface
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- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 推測航法による測位データを車輌を停止させ
ることなく衛星からの測位データによって常に正確に補
正し、効率良く且つ高精度な自律走行を行なう。 【構成】 D−GPS位置検出部53からの測位データ
と、D−GPS測位時刻に対応した時刻での推測航法位
置検出部52からの測位データとの差を相互の位置補正
値として算出し、移動平均する。そして、推測航法位置
検出部52からの測位データに、最新の平均化された位
置補正値を加算して現在位置を求めることにより、衛星
の捕捉状態や電波の受信状態等によりD−GPSの測位
精度が低下した場合にも、従来のように一定の地点に自
車輌を停止させてD−GPSの測位データを蓄積して精
度を高めるといった処置をとらずに、効率良く且つ高精
度な自律走行を行なうことができる。
ることなく衛星からの測位データによって常に正確に補
正し、効率良く且つ高精度な自律走行を行なう。 【構成】 D−GPS位置検出部53からの測位データ
と、D−GPS測位時刻に対応した時刻での推測航法位
置検出部52からの測位データとの差を相互の位置補正
値として算出し、移動平均する。そして、推測航法位置
検出部52からの測位データに、最新の平均化された位
置補正値を加算して現在位置を求めることにより、衛星
の捕捉状態や電波の受信状態等によりD−GPSの測位
精度が低下した場合にも、従来のように一定の地点に自
車輌を停止させてD−GPSの測位データを蓄積して精
度を高めるといった処置をとらずに、効率良く且つ高精
度な自律走行を行なうことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星からの電波を受信
して車輌の自己位置を測定し、自律走行制御を行なう自
律走行車の走行制御装置に関する。
して車輌の自己位置を測定し、自律走行制御を行なう自
律走行車の走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゴルフ場、河川敷堤防、公園等
の各種フィールドで草刈、芝刈等の作業を無人で行なう
作業車等の自律走行車においては、自己位置を測定する
技術が自律走行を行なう上で重要なものとなり、この自
己位置を測定する技術としては、従来、特開昭63−2
47612号公報等に開示されているように、測位衛星
から送信される電波を受信して自己位置を測定する技術
や、特開平2−132321号公報等に開示されている
ように、走行距離と進行方向から車輌の位置を推測する
推測航法による技術がある。
の各種フィールドで草刈、芝刈等の作業を無人で行なう
作業車等の自律走行車においては、自己位置を測定する
技術が自律走行を行なう上で重要なものとなり、この自
己位置を測定する技術としては、従来、特開昭63−2
47612号公報等に開示されているように、測位衛星
から送信される電波を受信して自己位置を測定する技術
や、特開平2−132321号公報等に開示されている
ように、走行距離と進行方向から車輌の位置を推測する
推測航法による技術がある。
【0003】しかしながら、前者の技術では、衛星及び
受信機の時計の誤差、衛星の軌道の誤差、電離層による
電波の遅れ、大気圏による電波の遅れ、マルチパス等に
より、比較的狭い領域内を無人で移動する自律走行作業
車に対しては測位精度が不足し、また、後者の技術で
は、走行距離に比例して誤差が累積する。
受信機の時計の誤差、衛星の軌道の誤差、電離層による
電波の遅れ、大気圏による電波の遅れ、マルチパス等に
より、比較的狭い領域内を無人で移動する自律走行作業
車に対しては測位精度が不足し、また、後者の技術で
は、走行距離に比例して誤差が累積する。
【0004】このため、本出願人は、先に、特願平5−
244722号において、既知の地点で衛星からの測位
情報を受信し、測位結果に基づく補正情報を送信する第
1の衛星利用測位手段と、前記衛星からの測位情報を受
信するとともに前記第1の衛星利用測位手段からの補正
情報を受信し、車輌の自己位置を測定する第2の衛星利
用測位手段とを自律走行車に設けることにより、単独の
衛星利用測位手段に比較してはるかに良好な精度を確保
し、前記第2の衛星利用測位手段による測位精度が設定
レベルを満足しないときには、推測航法測位手段による
測位データを一定地点での前記第2の衛星利用測位手段
による測位データの平均値で補正する技術を提案してい
る。
244722号において、既知の地点で衛星からの測位
情報を受信し、測位結果に基づく補正情報を送信する第
1の衛星利用測位手段と、前記衛星からの測位情報を受
信するとともに前記第1の衛星利用測位手段からの補正
情報を受信し、車輌の自己位置を測定する第2の衛星利
用測位手段とを自律走行車に設けることにより、単独の
衛星利用測位手段に比較してはるかに良好な精度を確保
し、前記第2の衛星利用測位手段による測位精度が設定
レベルを満足しないときには、推測航法測位手段による
測位データを一定地点での前記第2の衛星利用測位手段
による測位データの平均値で補正する技術を提案してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が先に提案した技術では、衛星の捕捉状態や電波の受
信状態等によって前記第2の衛星利用測位手段による測
位精度が低下した場合、一旦、車輌を停止させ、所定時
間、衛星からの測位データを蓄積して精度を向上させる
必要があるため、効率上、改善の余地が残されていた。
人が先に提案した技術では、衛星の捕捉状態や電波の受
信状態等によって前記第2の衛星利用測位手段による測
位精度が低下した場合、一旦、車輌を停止させ、所定時
間、衛星からの測位データを蓄積して精度を向上させる
必要があるため、効率上、改善の余地が残されていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、推測航法による測位データを車輌を停止させること
なく衛星からの測位データによって常に正確に補正し、
効率良く且つ高精度な自律走行を行なうことのできる自
律走行車の走行制御装置を提供することを目的としてい
る。
で、推測航法による測位データを車輌を停止させること
なく衛星からの測位データによって常に正確に補正し、
効率良く且つ高精度な自律走行を行なうことのできる自
律走行車の走行制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、既知の地点で
衛星からの測位情報を受信し、測位結果に基づく補正情
報を送信する第1の衛星利用測位手段と、前記衛星から
の測位情報を受信するとともに前記第1の衛星利用測位
手段からの補正情報を受信し、自車輌の位置を測定した
測位データを出力する第2の衛星利用測位手段と、基準
位置からの走行履歴を算出し、この走行履歴に基づいて
自車輌の位置を測定した測位データを出力する推測航法
測位手段と、自車輌が走行中であるか停止中であるかを
問わず前記第2の衛星利用測位手段と前記推測航法測位
手段との相互の対応する時刻の測位データの差を位置補
正値として算出し、平均化処理する相互補正値算出手段
と、前記相互補正値算出手段によって平均化処理した最
新の位置補正値で前記推測航法測位手段による測位デー
タを補正して自車輌の現在位置を算出し、自律走行を制
御する自律走行制御手段とを備えたものである。
衛星からの測位情報を受信し、測位結果に基づく補正情
報を送信する第1の衛星利用測位手段と、前記衛星から
の測位情報を受信するとともに前記第1の衛星利用測位
手段からの補正情報を受信し、自車輌の位置を測定した
測位データを出力する第2の衛星利用測位手段と、基準
位置からの走行履歴を算出し、この走行履歴に基づいて
自車輌の位置を測定した測位データを出力する推測航法
測位手段と、自車輌が走行中であるか停止中であるかを
問わず前記第2の衛星利用測位手段と前記推測航法測位
手段との相互の対応する時刻の測位データの差を位置補
正値として算出し、平均化処理する相互補正値算出手段
と、前記相互補正値算出手段によって平均化処理した最
新の位置補正値で前記推測航法測位手段による測位デー
タを補正して自車輌の現在位置を算出し、自律走行を制
御する自律走行制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明では、第2の衛星利用測位手段で、衛星
からの測位情報と第1の衛星利用測位手段からの既知の
地点での測位結果に基づく補正情報とを受信して自車輌
位置を測定するとともに、推測航法測位手段で、基準位
置からの走行履歴を算出し、この走行履歴に基づいて自
車輌位置を測定し、また、自車輌が走行中であるか停止
中であるかを問わず、第2の衛星利用測位手段と推測航
法測位手段との相互の対応する測位データの差を位置補
正値として算出し、平均化処理する。そして、自律走行
制御手段で、平均化処理した最新の位置補正値によって
推測航法測位手段による測位データを補正して自車輌の
現在位置を算出し、自律走行を制御する。
からの測位情報と第1の衛星利用測位手段からの既知の
地点での測位結果に基づく補正情報とを受信して自車輌
位置を測定するとともに、推測航法測位手段で、基準位
置からの走行履歴を算出し、この走行履歴に基づいて自
車輌位置を測定し、また、自車輌が走行中であるか停止
中であるかを問わず、第2の衛星利用測位手段と推測航
法測位手段との相互の対応する測位データの差を位置補
正値として算出し、平均化処理する。そして、自律走行
制御手段で、平均化処理した最新の位置補正値によって
推測航法測位手段による測位データを補正して自車輌の
現在位置を算出し、自律走行を制御する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図面は本発明の一実施例を示し、図1は制御装置
のブロック図、図2はD−GPS用移動局を備えた芝刈
作業車及びD−GPS用固定局を示す説明図、図3は刈
跡境界検出機構の構成を示す説明図、図4は刈跡境界検
出機構の動作を示す説明図、図5は操舵制御系の構成を
示す説明図、図6は走行経路及び作業領域を示す説明
図、図7及び図8は主制御ルーチンのフローチャート、
図9は作業領域への移動走行制御ルーチンのフローチャ
ート、図10はD−GPS・推測航法相互補正値算出ル
ーチンのフローチャート、図11は現在位置算出ルーチ
ンのフローチャート、図12は刈跡境界検出ルーチンの
フローチャート、図13はD−GPS無線通信ルーチン
のフローチャートである。
する。図面は本発明の一実施例を示し、図1は制御装置
のブロック図、図2はD−GPS用移動局を備えた芝刈
作業車及びD−GPS用固定局を示す説明図、図3は刈
跡境界検出機構の構成を示す説明図、図4は刈跡境界検
出機構の動作を示す説明図、図5は操舵制御系の構成を
示す説明図、図6は走行経路及び作業領域を示す説明
図、図7及び図8は主制御ルーチンのフローチャート、
図9は作業領域への移動走行制御ルーチンのフローチャ
ート、図10はD−GPS・推測航法相互補正値算出ル
ーチンのフローチャート、図11は現在位置算出ルーチ
ンのフローチャート、図12は刈跡境界検出ルーチンの
フローチャート、図13はD−GPS無線通信ルーチン
のフローチャートである。
【0010】図2の(a)において、符号1は無人で自
走可能な自律走行作業車を示し、本実施例においては、
ゴルフ場等の草・芝刈作業を行なう芝刈作業車であり、
エンジン駆動で走行し、前後輪の操舵角を独立して制御
することができるようになっている。この芝刈作業車1
には、衛星からの電波を受信して自己位置を測定するた
めの衛星電波受信機、走行履歴に基づいて現在位置を測
定するための推測航法用センサ、走行障害物を検出する
ためのセンサ、草・芝刈作業領域において刈跡境界に沿
った倣い走行を行なうための刈跡境界を検出するセンサ
等が搭載され、高精度な自律走行を行なうことができる
ようになっている。
走可能な自律走行作業車を示し、本実施例においては、
ゴルフ場等の草・芝刈作業を行なう芝刈作業車であり、
エンジン駆動で走行し、前後輪の操舵角を独立して制御
することができるようになっている。この芝刈作業車1
には、衛星からの電波を受信して自己位置を測定するた
めの衛星電波受信機、走行履歴に基づいて現在位置を測
定するための推測航法用センサ、走行障害物を検出する
ためのセンサ、草・芝刈作業領域において刈跡境界に沿
った倣い走行を行なうための刈跡境界を検出するセンサ
等が搭載され、高精度な自律走行を行なうことができる
ようになっている。
【0011】前記衛星電波受信機は、本実施例において
は、全世界測位衛星システム(Global Positioning Sys
tem;以下、GPSと略記する)によるGPS衛星から
の電波を受信して自己位置を測定するためのGPS受信
機であり、既知の地点に配置された固定局で位置観測を
行なって補正情報(ディファレンシャル情報)を移動局
にフィードバックする、いわゆるディファレンシャルG
PS(以下、D−GPSと略記する)用の移動局GPS
受信機である。
は、全世界測位衛星システム(Global Positioning Sys
tem;以下、GPSと略記する)によるGPS衛星から
の電波を受信して自己位置を測定するためのGPS受信
機であり、既知の地点に配置された固定局で位置観測を
行なって補正情報(ディファレンシャル情報)を移動局
にフィードバックする、いわゆるディファレンシャルG
PS(以下、D−GPSと略記する)用の移動局GPS
受信機である。
【0012】周知のように、GPSによる測位誤差の要
因としては、衛星及び受信機の時計の誤差、衛星の軌道
の誤差、電離層による電波の遅れ、大気圏による電波の
遅れ、マルチパス等があり、その他に、最も大きな誤差
要因としてセレクタブル・アベイラビリティ(S/A)
と呼ばれる運用者による意図的な精度劣化がある。これ
らの要因による誤差のうち、同位相の誤差は既知の地点
の固定局で捕捉した各衛星に対応する補正情報を利用す
ることにより除去することができ、移動局での測位精度
を数m程度まで飛躍的に向上することができる。
因としては、衛星及び受信機の時計の誤差、衛星の軌道
の誤差、電離層による電波の遅れ、大気圏による電波の
遅れ、マルチパス等があり、その他に、最も大きな誤差
要因としてセレクタブル・アベイラビリティ(S/A)
と呼ばれる運用者による意図的な精度劣化がある。これ
らの要因による誤差のうち、同位相の誤差は既知の地点
の固定局で捕捉した各衛星に対応する補正情報を利用す
ることにより除去することができ、移動局での測位精度
を数m程度まで飛躍的に向上することができる。
【0013】このため、前記芝刈作業車1には、移動局
GPS受信機のアンテナ2と、固定局からのディファレ
ンシャル情報を受信するための無線通信機のアンテナ3
とが立設されており、車外の既知の地点には、図2の
(b)に示すように、固定局GPS受信機のアンテナ3
1と、移動局GPS受信機へディファレンシャル情報を
送信するための無線通信機のアンテナ32とを備えた固
定局30が配置されるようになっている。
GPS受信機のアンテナ2と、固定局からのディファレ
ンシャル情報を受信するための無線通信機のアンテナ3
とが立設されており、車外の既知の地点には、図2の
(b)に示すように、固定局GPS受信機のアンテナ3
1と、移動局GPS受信機へディファレンシャル情報を
送信するための無線通信機のアンテナ32とを備えた固
定局30が配置されるようになっている。
【0014】また、前記推測航法用センサとしては、地
磁気センサ4と車輪エンコーダ5とが前記芝刈作業車1
に備えられ、前記障害物検出用センサとしては、超音波
センサあるいは光センサ等の無接触型センサ6a,6b
が前記芝刈作業車1の前後部に取付けられるとともに、
マイクロスイッチ等を使用した接触型センサ7a,7b
が前記芝刈作業車1の前後端に取付けられている。
磁気センサ4と車輪エンコーダ5とが前記芝刈作業車1
に備えられ、前記障害物検出用センサとしては、超音波
センサあるいは光センサ等の無接触型センサ6a,6b
が前記芝刈作業車1の前後部に取付けられるとともに、
マイクロスイッチ等を使用した接触型センサ7a,7b
が前記芝刈作業車1の前後端に取付けられている。
【0015】また、前記芝刈作業車1の車輌本体下部に
は、草・芝刈作業を行うためのモーア等の刈刃機構9
と、草・芝刈作業の刈跡境界を検出するための刈跡境界
検出機構10とが備えられている。
は、草・芝刈作業を行うためのモーア等の刈刃機構9
と、草・芝刈作業の刈跡境界を検出するための刈跡境界
検出機構10とが備えられている。
【0016】前記刈跡境界検出機構10は、草・芝高さ
を検出する機構を車体横方向左右に2組並列に配設して
構成され、図3(a)の正面図、図3(b)の側面図に
示すように、各機構は、前記芝刈作業車1の車体1aに
軸11a,11bを介して回動可能に支持される各揺動
部材12a,12bの下端に、草・芝丈に応じて上下す
るそり状の板13a,13bが、それぞれ回動可能に懸
架されて構成されている。前記各揺動部材12a,12
bは、左右の軸11a,11bにぞれぞれ固定されてお
り、左右の軸11a,11bにそれぞれ取付けられた回
転角センサ14a,14bによって各々の回転角が検出
されるようになっている。
を検出する機構を車体横方向左右に2組並列に配設して
構成され、図3(a)の正面図、図3(b)の側面図に
示すように、各機構は、前記芝刈作業車1の車体1aに
軸11a,11bを介して回動可能に支持される各揺動
部材12a,12bの下端に、草・芝丈に応じて上下す
るそり状の板13a,13bが、それぞれ回動可能に懸
架されて構成されている。前記各揺動部材12a,12
bは、左右の軸11a,11bにぞれぞれ固定されてお
り、左右の軸11a,11bにそれぞれ取付けられた回
転角センサ14a,14bによって各々の回転角が検出
されるようになっている。
【0017】各揺動部材12a,12bを介して車体1
aに懸架される各そり状の板13a,13bは、草・芝
を押しつぶさない程度の軽さとなっており、芝刈作業車
1が移動すると、草・芝高さに応じて上下することにな
り、各揺動部材12a,12bが回動して、各々の回動
角が各回転角センサ14a,14bで検出される。
aに懸架される各そり状の板13a,13bは、草・芝
を押しつぶさない程度の軽さとなっており、芝刈作業車
1が移動すると、草・芝高さに応じて上下することにな
り、各揺動部材12a,12bが回動して、各々の回動
角が各回転角センサ14a,14bで検出される。
【0018】さらに、図1に示すように、前記芝刈作業
車1には、マイクロコンピュータ等から構成される制御
装置50が搭載されており、この制御装置50にセンサ
・アクチュエータ類が接続されるとともに、移動局GP
S受信機15、固定局30からのディファレンシャル情
報を受信するための無線通信機16が接続され、既知の
地点で衛星からの測位情報を受信し、測位結果に基づく
補正情報を送信する第1の衛星利用測位手段としての固
定局30に対し、前記衛星からの測位情報を受信すると
ともに前記固定局30からの補正情報を受信し、自車輌
の位置を測定した測位データを出力する第2の衛星利用
測位手段としての機能、基準位置からの走行履歴を算出
し、この走行履歴に基づいて自車輌の位置を測定した測
位データを出力する推測航法測位手段としての機能、自
車輌が走行中であるか停止中であるかを問わず前記第2
の衛星利用測位手段と前記推測航法測位手段との相互の
対応する時刻の測位データの差を位置補正値として算出
し、平均化処理する相互補正値算出手段としての機能、
及び、前記相互補正値算出手段によって平均化処理した
最新の位置補正値で前記推測航法測位手段による測位デ
ータを補正して自車輌の現在位置を算出し、自律走行を
制御する自律走行制御手段としての機能を実現するよう
になっている。
車1には、マイクロコンピュータ等から構成される制御
装置50が搭載されており、この制御装置50にセンサ
・アクチュエータ類が接続されるとともに、移動局GP
S受信機15、固定局30からのディファレンシャル情
報を受信するための無線通信機16が接続され、既知の
地点で衛星からの測位情報を受信し、測位結果に基づく
補正情報を送信する第1の衛星利用測位手段としての固
定局30に対し、前記衛星からの測位情報を受信すると
ともに前記固定局30からの補正情報を受信し、自車輌
の位置を測定した測位データを出力する第2の衛星利用
測位手段としての機能、基準位置からの走行履歴を算出
し、この走行履歴に基づいて自車輌の位置を測定した測
位データを出力する推測航法測位手段としての機能、自
車輌が走行中であるか停止中であるかを問わず前記第2
の衛星利用測位手段と前記推測航法測位手段との相互の
対応する時刻の測位データの差を位置補正値として算出
し、平均化処理する相互補正値算出手段としての機能、
及び、前記相互補正値算出手段によって平均化処理した
最新の位置補正値で前記推測航法測位手段による測位デ
ータを補正して自車輌の現在位置を算出し、自律走行を
制御する自律走行制御手段としての機能を実現するよう
になっている。
【0019】詳述すると、前記制御装置50には、前記
刈跡境界検出機構10の回転角センサ14a,14bが
接続される刈跡境界検出部51、前記地磁気センサ4及
び前記車輪エンコーダ5が接続される推測航法位置検出
部52、前記移動局GPS受信機15及び前記無線通信
機16が接続されるD−GPS位置検出部53、前記無
接触型センサ6a,6b及び前記接触型センサ7a,7
bが接続される障害物検出部54、これらの各検出部5
1,52,53,54が接続される走行制御部56、こ
の走行制御部56によって参照される作業データ・マッ
プが格納されている作業データ蓄積部57、前記走行制
御部56からの指示によって車輌制御を行なう車輌制御
部58が備えられ、さらに、この車輌制御部58からの
出力に基づいて芝刈作業車1の各機構部を駆動するた
め、駆動制御部59、操舵制御部60、及び、刈刃制御
部61が備えられている。
刈跡境界検出機構10の回転角センサ14a,14bが
接続される刈跡境界検出部51、前記地磁気センサ4及
び前記車輪エンコーダ5が接続される推測航法位置検出
部52、前記移動局GPS受信機15及び前記無線通信
機16が接続されるD−GPS位置検出部53、前記無
接触型センサ6a,6b及び前記接触型センサ7a,7
bが接続される障害物検出部54、これらの各検出部5
1,52,53,54が接続される走行制御部56、こ
の走行制御部56によって参照される作業データ・マッ
プが格納されている作業データ蓄積部57、前記走行制
御部56からの指示によって車輌制御を行なう車輌制御
部58が備えられ、さらに、この車輌制御部58からの
出力に基づいて芝刈作業車1の各機構部を駆動するた
め、駆動制御部59、操舵制御部60、及び、刈刃制御
部61が備えられている。
【0020】前記刈跡境界検出部51では、前記刈跡境
界検出機構10の各回転角センサ14a,14bからの
草・芝丈に応じた回転角信号を処理して草・芝の刈跡境
界位置を検出する。すなわち、草・芝刈作業領域におい
て、図4の(a),(b)に示されるように、一方の回
転角センサ14aで検出される回動角θ1と他方の回転
角センサ14bで検出される回動角θ2との差が一定値
以上のとき、その位置を既に草・芝が刈り取られた既刈
部と未だ草・芝が刈り取られていない未刈部との刈跡境
界として検出し、刈跡境界の位置データを前記走行制御
部56に出力する。
界検出機構10の各回転角センサ14a,14bからの
草・芝丈に応じた回転角信号を処理して草・芝の刈跡境
界位置を検出する。すなわち、草・芝刈作業領域におい
て、図4の(a),(b)に示されるように、一方の回
転角センサ14aで検出される回動角θ1と他方の回転
角センサ14bで検出される回動角θ2との差が一定値
以上のとき、その位置を既に草・芝が刈り取られた既刈
部と未だ草・芝が刈り取られていない未刈部との刈跡境
界として検出し、刈跡境界の位置データを前記走行制御
部56に出力する。
【0021】前記推測航法位置検出部52では、前記車
輪エンコーダ5によって検出される車速を積分して走行
距離を求め、この走行距離を前記地磁気センサ4により
検出した走行方向の変化に対応させて累積することによ
り、基準地点からの走行履歴を算出して自車輌の現在位
置を測定し、測位データを前記走行制御部56に出力す
る。尚、前記推測航法位置検出部52に接続されるセン
サとしては、前記地磁気センサ4及び車輪エンコーダ5
の組合わせに限定されることなく、ジャイロ等を組合わ
せても良い。
輪エンコーダ5によって検出される車速を積分して走行
距離を求め、この走行距離を前記地磁気センサ4により
検出した走行方向の変化に対応させて累積することによ
り、基準地点からの走行履歴を算出して自車輌の現在位
置を測定し、測位データを前記走行制御部56に出力す
る。尚、前記推測航法位置検出部52に接続されるセン
サとしては、前記地磁気センサ4及び車輪エンコーダ5
の組合わせに限定されることなく、ジャイロ等を組合わ
せても良い。
【0022】前記D−GPS位置検出部53では、前記
移動局GPS受信機15を介して捕捉したGPS衛星群
(3次元測位の場合には少なくとも4個、2次元測位の
場合には少なくとも3個)70からの航法メッセージ、
すなわち、衛星の時計補正係数、軌道情報、衛星の暦、
衛星の配置等の測位情報と、無線通信機16を介して受
信した固定局30からのディファレンシャル情報とから
自車輌の位置を高精度に測定し、その測位データを前記
走行制御部56に出力する。
移動局GPS受信機15を介して捕捉したGPS衛星群
(3次元測位の場合には少なくとも4個、2次元測位の
場合には少なくとも3個)70からの航法メッセージ、
すなわち、衛星の時計補正係数、軌道情報、衛星の暦、
衛星の配置等の測位情報と、無線通信機16を介して受
信した固定局30からのディファレンシャル情報とから
自車輌の位置を高精度に測定し、その測位データを前記
走行制御部56に出力する。
【0023】前記D−GPS位置検出部53に対する固
定局30は、固定局GPS受信機33が接続されるD−
GPS固定局部34、このD−GPS固定局部34から
のディファレンシャル情報を送信するためのD−GPS
情報送信部35、このD−GPS情報送信部35に接続
される無線通信機36等から構成されている。
定局30は、固定局GPS受信機33が接続されるD−
GPS固定局部34、このD−GPS固定局部34から
のディファレンシャル情報を送信するためのD−GPS
情報送信部35、このD−GPS情報送信部35に接続
される無線通信機36等から構成されている。
【0024】前記D−GPS固定局部34では、前記固
定局GPS受信機33を介して受信した前記衛星群70
からの測位情報を処理してディファレンシャル補正デー
タを作成する。このディファレンシャル補正データは、
前記D−GPS情報送信部35において無線通信のパケ
ットデータに変換され、無線通信機36を介して送信さ
れる。
定局GPS受信機33を介して受信した前記衛星群70
からの測位情報を処理してディファレンシャル補正デー
タを作成する。このディファレンシャル補正データは、
前記D−GPS情報送信部35において無線通信のパケ
ットデータに変換され、無線通信機36を介して送信さ
れる。
【0025】尚、本実施例においては、D−GPSの固
定局30を、前記芝刈作業車1の移動局を対象とした特
定の装置として設置するようにしているが、ディファレ
ンシャル情報を送信する無線局を備えた既存のD−GP
S固定局、あるいは、通信衛星を介してディファレンシ
ャル情報を送信する既存のD−GPS固定局等を利用す
ることも可能である。
定局30を、前記芝刈作業車1の移動局を対象とした特
定の装置として設置するようにしているが、ディファレ
ンシャル情報を送信する無線局を備えた既存のD−GP
S固定局、あるいは、通信衛星を介してディファレンシ
ャル情報を送信する既存のD−GPS固定局等を利用す
ることも可能である。
【0026】一方、前記障害物検出部54は、前記無接
触型センサ6a,6b、及び、前記接触型センサ7a,
7bによって予測できない障害物を検出し、検出信号を
前記走行制御部56に出力する。
触型センサ6a,6b、及び、前記接触型センサ7a,
7bによって予測できない障害物を検出し、検出信号を
前記走行制御部56に出力する。
【0027】前記走行制御部56では、前記刈跡境界検
出部51、前記推測航法位置検出部52、前記D−GP
S位置検出部53からの各測位データを適宜選択及び処
理し、前記作業データ蓄積部57の作業データを参照し
て現在位置と目標位置との誤差量を算出して走行経路や
車輌制御指示を決定する。
出部51、前記推測航法位置検出部52、前記D−GP
S位置検出部53からの各測位データを適宜選択及び処
理し、前記作業データ蓄積部57の作業データを参照し
て現在位置と目標位置との誤差量を算出して走行経路や
車輌制御指示を決定する。
【0028】この場合、作業領域への移動に際しては、
後述するように、前記D−GPS位置検出部53からの
測位データと前記推測航法位置検出部52からの測位デ
ータとの差を位置補正値として算出し、この位置補正値
を平均化処理した値によって現在位置を算出して自律走
行制御を行ない、作業領域においては、主として前記刈
跡境界検出部51からのデータを使用して倣い走行制御
を行なう。尚、前記障害物検出部54により障害物が検
出されたときには、障害物回避あるいは車輌停止を指示
する。
後述するように、前記D−GPS位置検出部53からの
測位データと前記推測航法位置検出部52からの測位デ
ータとの差を位置補正値として算出し、この位置補正値
を平均化処理した値によって現在位置を算出して自律走
行制御を行ない、作業領域においては、主として前記刈
跡境界検出部51からのデータを使用して倣い走行制御
を行なう。尚、前記障害物検出部54により障害物が検
出されたときには、障害物回避あるいは車輌停止を指示
する。
【0029】前記作業データ蓄積部57は、固定データ
が記憶されるROMエリアと、制御実行中のワークデー
タが記憶されるRAMエリアとから構成され、ROMエ
リアには、草・芝刈作業を行なう作業領域の地形データ
や複数の作業領域を含む領域全体の地形データ等が予め
格納されており、RAMエリアには、各センサからの信
号を処理したデータ、D−GPSによる測位データ、推
測航法による測位データ、後述するD−GPS・推測航
法の相互補正値データ、及び、この相互補正値データに
基づいて算出される自車輌の現在位置データ等が記憶さ
れるようになっている。
が記憶されるROMエリアと、制御実行中のワークデー
タが記憶されるRAMエリアとから構成され、ROMエ
リアには、草・芝刈作業を行なう作業領域の地形データ
や複数の作業領域を含む領域全体の地形データ等が予め
格納されており、RAMエリアには、各センサからの信
号を処理したデータ、D−GPSによる測位データ、推
測航法による測位データ、後述するD−GPS・推測航
法の相互補正値データ、及び、この相互補正値データに
基づいて算出される自車輌の現在位置データ等が記憶さ
れるようになっている。
【0030】前記車輌制御部58では、前記走行制御部
56からの指示を具体的な制御指示量に変換し、駆動制
御部59、操舵制御部60、刈刃制御部61に出力す
る。これにより、駆動制御部59では、スロットル開度
を調整してエンジン出力を制御するためのスロットルア
クチュエータ、変速アクチュエータ、前後進切換アクチ
ュエータ、ブレーキアクチュエータ等の走行制御アクチ
ュエータ20を駆動し、また、油圧ポンプ21を制御し
て各機能部を駆動するための油圧を発生させる。操舵制
御部60では、前輪舵角センサ25a、後輪舵角センサ
25bからの入力に基づいて前輪操舵用油圧制御弁22
a、後輪操舵用油圧制御弁22bを介して操舵制御(操
舵量フィードバック制御)を行ない、刈刃制御部61で
は、刈刃制御用油圧制御弁26を介して刈刃機構9のサ
ーボ制御を行なう。
56からの指示を具体的な制御指示量に変換し、駆動制
御部59、操舵制御部60、刈刃制御部61に出力す
る。これにより、駆動制御部59では、スロットル開度
を調整してエンジン出力を制御するためのスロットルア
クチュエータ、変速アクチュエータ、前後進切換アクチ
ュエータ、ブレーキアクチュエータ等の走行制御アクチ
ュエータ20を駆動し、また、油圧ポンプ21を制御し
て各機能部を駆動するための油圧を発生させる。操舵制
御部60では、前輪舵角センサ25a、後輪舵角センサ
25bからの入力に基づいて前輪操舵用油圧制御弁22
a、後輪操舵用油圧制御弁22bを介して操舵制御(操
舵量フィードバック制御)を行ない、刈刃制御部61で
は、刈刃制御用油圧制御弁26を介して刈刃機構9のサ
ーボ制御を行なう。
【0031】図5に示すように、芝刈作業車1の操舵系
は、エンジン19によって駆動される前記油圧ポンプ2
1に、前記操舵制御部60によって制御される前輪操舵
用油圧制御弁22a及び後輪操舵用油圧制御弁22bが
接続されるとともに、各油圧制御弁22a,22bに、
前輪用油圧シリンダ23a、後輪用油圧シリンダ23b
がそれぞれ接続されており、各油圧シリンダ23a,2
3bにより、前輪操舵機構24a、後輪操舵機構24b
が独立して駆動される構成となっている。
は、エンジン19によって駆動される前記油圧ポンプ2
1に、前記操舵制御部60によって制御される前輪操舵
用油圧制御弁22a及び後輪操舵用油圧制御弁22bが
接続されるとともに、各油圧制御弁22a,22bに、
前輪用油圧シリンダ23a、後輪用油圧シリンダ23b
がそれぞれ接続されており、各油圧シリンダ23a,2
3bにより、前輪操舵機構24a、後輪操舵機構24b
が独立して駆動される構成となっている。
【0032】そして、各操舵機構24a,24bに取付
けられた各舵角センサ25a,25bより検出された前
後輪の各舵角が前記操舵制御部60に入力されると、検
出された舵角と目標舵角との偏差をなくすよう、前記操
舵制御部60によって各油圧制御弁22a,22bを介
して各操舵機構24a,24bが制御される。
けられた各舵角センサ25a,25bより検出された前
後輪の各舵角が前記操舵制御部60に入力されると、検
出された舵角と目標舵角との偏差をなくすよう、前記操
舵制御部60によって各油圧制御弁22a,22bを介
して各操舵機構24a,24bが制御される。
【0033】以下、図6に示すような複数の区画の作業
領域に対し、無人で草・芝刈作業を行なう場合について
説明する。この場合、芝刈作業車1は作業開始に当たっ
て任意の準備位置80に待機しているものとし、最初の
作業領域82への移動、この作業領域82における草・
芝刈作業、作業領域82から次の作業領域85への移
動、この作業領域85における草・芝刈作業、戻り位置
88への移動が、図7,図8に示す主制御ルーチン、及
び図9に示す移動走行制御ルーチンに従って自律的に行
われる。
領域に対し、無人で草・芝刈作業を行なう場合について
説明する。この場合、芝刈作業車1は作業開始に当たっ
て任意の準備位置80に待機しているものとし、最初の
作業領域82への移動、この作業領域82における草・
芝刈作業、作業領域82から次の作業領域85への移
動、この作業領域85における草・芝刈作業、戻り位置
88への移動が、図7,図8に示す主制御ルーチン、及
び図9に示す移動走行制御ルーチンに従って自律的に行
われる。
【0034】まず、図7及び図8に示す主制御ルーチン
では、ステップS101で、D−GPSを用いて現在の自己
位置である準備位置80を計測する。この位置計測は、
経度、緯度等のD−GPSの測位データ(必要に応じて
高度データも加えられる)を、作業データ蓄積部57に
格納されている測地系のデータに変換することにより行
われる。尚、この測地系へのデータ変換は、D−GPS
位置検出部53で行なっても良く、あるいは、走行制御
部56において行なっても良い。
では、ステップS101で、D−GPSを用いて現在の自己
位置である準備位置80を計測する。この位置計測は、
経度、緯度等のD−GPSの測位データ(必要に応じて
高度データも加えられる)を、作業データ蓄積部57に
格納されている測地系のデータに変換することにより行
われる。尚、この測地系へのデータ変換は、D−GPS
位置検出部53で行なっても良く、あるいは、走行制御
部56において行なっても良い。
【0035】次いで、ステップS102へ進むと、作業デー
タ蓄積部57を参照して最初の作業領域82の地形デー
タを読出し、計測した準備位置80から作業開始地点ま
での経路81を生成してステップS103へ進む。ステップ
S103では、後述する図9の移動走行制御ルーチンを実行
して作業開始位置へ車輌を移動し、ステップS104で、刈
刃制御用油圧制御弁26を開弁して刈刃機構9に油圧を
供給し、刈刃を作動させて草・芝刈作業を開始する。
尚、草・芝刈作業は、一定速走行(例えば、3〜6km
/h)により行なう。草・芝刈時の走行速度は、あまり
遅いと草・芝刈作業効率が悪化し、また速すぎると刈ム
ラが生じるため、3〜6km/h程度が望ましい。
タ蓄積部57を参照して最初の作業領域82の地形デー
タを読出し、計測した準備位置80から作業開始地点ま
での経路81を生成してステップS103へ進む。ステップ
S103では、後述する図9の移動走行制御ルーチンを実行
して作業開始位置へ車輌を移動し、ステップS104で、刈
刃制御用油圧制御弁26を開弁して刈刃機構9に油圧を
供給し、刈刃を作動させて草・芝刈作業を開始する。
尚、草・芝刈作業は、一定速走行(例えば、3〜6km
/h)により行なう。草・芝刈時の走行速度は、あまり
遅いと草・芝刈作業効率が悪化し、また速すぎると刈ム
ラが生じるため、3〜6km/h程度が望ましい。
【0036】そして、ステップS105で、作業1回目か否
かを調べ、作業1回目であるときには、ステップS105か
らステップS106へ進んで、後述する図11の現在位置算
出ルーチンによって得られるD−GPS及び推測航法に
よる車輌現在位置を作業データ蓄積部57から読み出し
た後、ステップS107で、作業データ蓄積部57の作業デ
ータを参照し、作業領域82における作業1回目の1行
程(1列)の経路に対する現在位置との誤差量を求め
る。
かを調べ、作業1回目であるときには、ステップS105か
らステップS106へ進んで、後述する図11の現在位置算
出ルーチンによって得られるD−GPS及び推測航法に
よる車輌現在位置を作業データ蓄積部57から読み出し
た後、ステップS107で、作業データ蓄積部57の作業デ
ータを参照し、作業領域82における作業1回目の1行
程(1列)の経路に対する現在位置との誤差量を求め
る。
【0037】次に、ステップS108へ進み、前記ステップ
S107で求めた誤差量に応じて前後輪の各目標舵角に対す
る操舵量を決定し、ステップS109で、前輪操舵用油圧制
御弁22a、後輪操舵用油圧制御弁22bを介して、前
輪操舵機構24a、後輪操舵機構24bをそれぞれ駆動
し、前輪舵角センサ25a及び後輪舵角センサ25bに
より前輪舵角及び後輪舵角を検出して目標舵角を得るよ
う制御する。
S107で求めた誤差量に応じて前後輪の各目標舵角に対す
る操舵量を決定し、ステップS109で、前輪操舵用油圧制
御弁22a、後輪操舵用油圧制御弁22bを介して、前
輪操舵機構24a、後輪操舵機構24bをそれぞれ駆動
し、前輪舵角センサ25a及び後輪舵角センサ25bに
より前輪舵角及び後輪舵角を検出して目標舵角を得るよ
う制御する。
【0038】その後、ステップS110で、1行程(1列)
の終端点に達したか否かを調べ、終端点に達していない
とき、前述のステップS106へ戻って草・芝刈作業を続行
し、終端点に達したとき、ステップS118で1区画(現在
の作業対象の作業領域)の作業を終了したか否かを判断
する。
の終端点に達したか否かを調べ、終端点に達していない
とき、前述のステップS106へ戻って草・芝刈作業を続行
し、終端点に達したとき、ステップS118で1区画(現在
の作業対象の作業領域)の作業を終了したか否かを判断
する。
【0039】この場合、作業1回目であるため、ステッ
プS118から前述のステップS105へ戻って、再び作業業1
回目か否かを調べ、作業2回目以降になると、前記ステ
ップS105からステップS111へ分岐して刈跡境界に沿った
作業経路83の倣い走行を行なう。
プS118から前述のステップS105へ戻って、再び作業業1
回目か否かを調べ、作業2回目以降になると、前記ステ
ップS105からステップS111へ分岐して刈跡境界に沿った
作業経路83の倣い走行を行なう。
【0040】すなわち、ステップS111で、走行制御アク
チュエータ20を駆動して刈刃の幅分だけ車体を横シフ
トさせて次作業位置へ移動すると、ステップS112で、後
述する図12の刈跡境界検出ルーチンを実行し、刈跡境
界検出機構10の回転角センサ14a,14bからの信
号に基づいて前回作業による刈跡境界を検出する。そし
て、ステップS113で、この刈跡境界と車輌位置とを比較
して予め設定された芝刈オーバラップ量を実現するため
の誤差量を求める。
チュエータ20を駆動して刈刃の幅分だけ車体を横シフ
トさせて次作業位置へ移動すると、ステップS112で、後
述する図12の刈跡境界検出ルーチンを実行し、刈跡境
界検出機構10の回転角センサ14a,14bからの信
号に基づいて前回作業による刈跡境界を検出する。そし
て、ステップS113で、この刈跡境界と車輌位置とを比較
して予め設定された芝刈オーバラップ量を実現するため
の誤差量を求める。
【0041】次いで、ステップS114へ進み、この誤差量
に応じて前後輪の各操舵量を決定すると、ステップS115
で、前輪操舵用油圧制御弁22a、後輪操舵用油圧制御
弁22bを介して前輪操舵機構24a、後輪操舵機構2
4bをそれぞれ駆動し、目標舵角を得るよう制御する。
に応じて前後輪の各操舵量を決定すると、ステップS115
で、前輪操舵用油圧制御弁22a、後輪操舵用油圧制御
弁22bを介して前輪操舵機構24a、後輪操舵機構2
4bをそれぞれ駆動し、目標舵角を得るよう制御する。
【0042】その後、ステップS116で、再度、作業デー
タ蓄積部57からD−GPS・推測航法による車輌現在
位置を読み出すと、ステップS117で、1行程終端点に達
したか否かを調べ、1行程終端点に達していないときに
は、前述のステップS112へ戻って刈跡境界に沿った倣い
走行を続け、1行程終端点に達したとき、ステップS118
へ進んで1区画(作業領域82)の作業を終了したか否
か判断する。
タ蓄積部57からD−GPS・推測航法による車輌現在
位置を読み出すと、ステップS117で、1行程終端点に達
したか否かを調べ、1行程終端点に達していないときに
は、前述のステップS112へ戻って刈跡境界に沿った倣い
走行を続け、1行程終端点に達したとき、ステップS118
へ進んで1区画(作業領域82)の作業を終了したか否
か判断する。
【0043】そして、1区画(作業領域82)での作業
を終了するまでステップS105〜S118を繰返し、1区画の
作業を終了したとき、ステップS118からステップS119へ
進んで、全作業を終了したか否かを判断する。ここで
は、まだ、次の作業領域85での作業を終了していない
ため、前述のステップS102へ戻って、同様の手順で作業
領域82から作業領域85への経路84を生成すると、
図9の移動走行制御ルーチンに従って次の作業領域85
に移動し、同様に最初の1行程のみD−GPS・推測航
法により草・芝刈作業を行ない、2回目以降は経路86
の倣い走行により草・芝刈作業を行なう。
を終了するまでステップS105〜S118を繰返し、1区画の
作業を終了したとき、ステップS118からステップS119へ
進んで、全作業を終了したか否かを判断する。ここで
は、まだ、次の作業領域85での作業を終了していない
ため、前述のステップS102へ戻って、同様の手順で作業
領域82から作業領域85への経路84を生成すると、
図9の移動走行制御ルーチンに従って次の作業領域85
に移動し、同様に最初の1行程のみD−GPS・推測航
法により草・芝刈作業を行ない、2回目以降は経路86
の倣い走行により草・芝刈作業を行なう。
【0044】やがて、全作業を終了すると、ステップS1
19からステップS120へ進み、作業データ蓄積部57を参
照して戻り位置88への経路87を生成すると、ステッ
プS121で、図9の移動走行制御ルーチンに従って戻り位
置88まで移動し、ルーチンを終了して車輌を停止させ
る。
19からステップS120へ進み、作業データ蓄積部57を参
照して戻り位置88への経路87を生成すると、ステッ
プS121で、図9の移動走行制御ルーチンに従って戻り位
置88まで移動し、ルーチンを終了して車輌を停止させ
る。
【0045】次に、図9に示す移動走行制御ルーチンに
よる経路81,84,87における自律走行について説
明する。尚、前述の主制御ルーチンにおいては、自己位
置の測位データと作業データ蓄積部57の作業データと
から経路81,84,87を生成するようにしている
が、経路81,84,87そのものを予め作業データ蓄
積部57に記憶させておいても良い。
よる経路81,84,87における自律走行について説
明する。尚、前述の主制御ルーチンにおいては、自己位
置の測位データと作業データ蓄積部57の作業データと
から経路81,84,87を生成するようにしている
が、経路81,84,87そのものを予め作業データ蓄
積部57に記憶させておいても良い。
【0046】D−GPSによる自己位置の測定では、単
独のGPSに比較してはるかに良好な精度が得られる
が、衛星の捕捉状態や電波の受信状態等によっては、自
律走行制御時に必要とするタイミングで必要とする精度
が得られない場合がある。従って、本発明では、自車輌
1が走行中であるか停止中であるかに拘らず常にD−G
PS及び推測航法の両者を含めた相互の位置補正値(相
互補正値)を算出しておき、この相互補正値で推測航法
による測位データを補正して精度を確保するようにして
いる。
独のGPSに比較してはるかに良好な精度が得られる
が、衛星の捕捉状態や電波の受信状態等によっては、自
律走行制御時に必要とするタイミングで必要とする精度
が得られない場合がある。従って、本発明では、自車輌
1が走行中であるか停止中であるかに拘らず常にD−G
PS及び推測航法の両者を含めた相互の位置補正値(相
互補正値)を算出しておき、この相互補正値で推測航法
による測位データを補正して精度を確保するようにして
いる。
【0047】すなわち、ステップS201で、作業データ蓄
積部57に記憶されている目標地点、目標軌跡、予め設
定した指定進行速度を読み出すと、ステップS202で、移
動終了か否かを判断し、移動終了ならばステップS203で
車輌を停止してルーチンを抜け、移動終了でない場合に
は、ステップS204へ進む。
積部57に記憶されている目標地点、目標軌跡、予め設
定した指定進行速度を読み出すと、ステップS202で、移
動終了か否かを判断し、移動終了ならばステップS203で
車輌を停止してルーチンを抜け、移動終了でない場合に
は、ステップS204へ進む。
【0048】ステップS204では、車輪エンコーダ5よっ
て検出される芝刈作業車1の移動速度が前記ステップS2
01で読み出した指定進行速度となるよう、走行制御アク
チュエータ20の1つを構成するスロットルアクチュエ
ータを介してエンジン19の出力を制御し、ステップS2
05で、後述する図11の現在位置算出ルーチンによって
求められた自車輌の現在位置を作業データ蓄積部57か
ら読み出し、ステップS206で、目標地点と現在位置とを
比較し、目標進行方位角を算出する。
て検出される芝刈作業車1の移動速度が前記ステップS2
01で読み出した指定進行速度となるよう、走行制御アク
チュエータ20の1つを構成するスロットルアクチュエ
ータを介してエンジン19の出力を制御し、ステップS2
05で、後述する図11の現在位置算出ルーチンによって
求められた自車輌の現在位置を作業データ蓄積部57か
ら読み出し、ステップS206で、目標地点と現在位置とを
比較し、目標進行方位角を算出する。
【0049】次に、ステップS207へ進むと、地磁気セン
サ4によって刻々と検出される現在の進行方位角を読み
出し、ステップS208で、目標進行方位角と現在の進行方
位角とから進行方位の誤差量を求め、その誤差量に応じ
て前後輪の操舵量を決定し、ステップS209へ進んで、決
定した前後輪操舵量に応じて前輪操舵用油圧制御弁22
a、後輪操舵用油圧制御弁22bを介して前輪操舵機構
24a、後輪操舵機構24bをそれぞれ駆動し、目標舵
角を得るよう制御する。
サ4によって刻々と検出される現在の進行方位角を読み
出し、ステップS208で、目標進行方位角と現在の進行方
位角とから進行方位の誤差量を求め、その誤差量に応じ
て前後輪の操舵量を決定し、ステップS209へ進んで、決
定した前後輪操舵量に応じて前輪操舵用油圧制御弁22
a、後輪操舵用油圧制御弁22bを介して前輪操舵機構
24a、後輪操舵機構24bをそれぞれ駆動し、目標舵
角を得るよう制御する。
【0050】その後、ステップS210で、現在位置と目標
位置とを比較し、ステップS211へ進んで目標位置に到達
したか否かを判断する。その結果、目標位置に到達して
いないときには、ステップS206へ戻って再び目標進行方
位角を算出して走行を続け、目標位置に到達したとき、
ステップS201へ戻って目標地点、目標軌跡、指定進行速
度を読み出して同様の処理を繰り返す。
位置とを比較し、ステップS211へ進んで目標位置に到達
したか否かを判断する。その結果、目標位置に到達して
いないときには、ステップS206へ戻って再び目標進行方
位角を算出して走行を続け、目標位置に到達したとき、
ステップS201へ戻って目標地点、目標軌跡、指定進行速
度を読み出して同様の処理を繰り返す。
【0051】ここで、自車輌の現在位置測定について説
明する。現在位置測定に際しては、図10のD−GPS
・推測航法相互補正値算出ルーチンによってD−GPS
・推測航法の両者を含めた相互補正値を求めておき、図
11の現在位置算出ルーチンで、この相互補正値を使用
して現在位置を求める。まず、D−GPS・推測航法相
互補正値算出ルーチンについて説明する。
明する。現在位置測定に際しては、図10のD−GPS
・推測航法相互補正値算出ルーチンによってD−GPS
・推測航法の両者を含めた相互補正値を求めておき、図
11の現在位置算出ルーチンで、この相互補正値を使用
して現在位置を求める。まず、D−GPS・推測航法相
互補正値算出ルーチンについて説明する。
【0052】このD−GPS・推測航法相互補正値算出
ルーチンは、タイムシェアリング等によりバックグラン
ドで処理され、常に最新の補正値を参照できるようにな
っており、ステップS301で、後述するD−GPS無線通
信ルーチンからのディファレンシャル演算による測位結
果Pgの入力を待ち、このD−GPS測位結果Pgが入
力されると、ステップS302へ進んでD−GPS測位時刻
に対応した時刻での推測航法による位置データPsを読
み出す。
ルーチンは、タイムシェアリング等によりバックグラン
ドで処理され、常に最新の補正値を参照できるようにな
っており、ステップS301で、後述するD−GPS無線通
信ルーチンからのディファレンシャル演算による測位結
果Pgの入力を待ち、このD−GPS測位結果Pgが入
力されると、ステップS302へ進んでD−GPS測位時刻
に対応した時刻での推測航法による位置データPsを読
み出す。
【0053】次いで、ステップS303へ進み、D−GPS
による測位結果Pgと推測航法による位置データPsと
の差を相互補正値として算出すると(K=Pg−P
s)、ステップS304で、今回算出した相互補正値Kを含
めた過去n点の移動平均値Kaを算出して作業データ蓄
積部57のRAMエリアに記憶されている移動平均値K
aを更新し、前記ステップS301へ戻って次のD−GPS
測位結果Pgの入力を待つ。尚、nの値は、推測航法の
精度や累積誤差の大小等により予め最適な値に決定して
おく。
による測位結果Pgと推測航法による位置データPsと
の差を相互補正値として算出すると(K=Pg−P
s)、ステップS304で、今回算出した相互補正値Kを含
めた過去n点の移動平均値Kaを算出して作業データ蓄
積部57のRAMエリアに記憶されている移動平均値K
aを更新し、前記ステップS301へ戻って次のD−GPS
測位結果Pgの入力を待つ。尚、nの値は、推測航法の
精度や累積誤差の大小等により予め最適な値に決定して
おく。
【0054】以上のようにバックグランドで算出される
最新の平均化された相互補正値Kaは、図11の現在位
置算出ルーチンに読み込まれ、現在位置が算出される。
すなわち、ステップS401で、推測航法による現在位置デ
ータPsnを読み出すと、ステップS402で、この推測航
法による現在位置データPsnに、前述のD−GPS・
推測航法相互補正値算出ルーチンによって算出された最
新の平均化された相互補正値Kaを加算して現在位置P
を求め、このデータを作業データ蓄積部57にストアし
てルーチンを抜ける。
最新の平均化された相互補正値Kaは、図11の現在位
置算出ルーチンに読み込まれ、現在位置が算出される。
すなわち、ステップS401で、推測航法による現在位置デ
ータPsnを読み出すと、ステップS402で、この推測航
法による現在位置データPsnに、前述のD−GPS・
推測航法相互補正値算出ルーチンによって算出された最
新の平均化された相互補正値Kaを加算して現在位置P
を求め、このデータを作業データ蓄積部57にストアし
てルーチンを抜ける。
【0055】すなわち、常時、D−GPSの測位データ
と推測航法の測位データとの差を相互補正値として求め
て蓄積し、移動平均するため、衛星の捕捉状態や電波の
受信状態等によって一時的にD−GPSの測位精度が低
下した場合においても、推測航法の測位データを移動平
均した最新の相互補正値で補正することにより、正確に
現在位置を算出することができる。
と推測航法の測位データとの差を相互補正値として求め
て蓄積し、移動平均するため、衛星の捕捉状態や電波の
受信状態等によって一時的にD−GPSの測位精度が低
下した場合においても、推測航法の測位データを移動平
均した最新の相互補正値で補正することにより、正確に
現在位置を算出することができる。
【0056】これにより、従来のように、D−GPSの
測位精度が低下した場合に、一定の地点に自車輌1を停
止させて所定時間測定を続けることにより、D−GPS
の測位データを蓄積して精度を高めるといった処置をと
る必要がなく、効率良く且つ高精度な自律走行を行なう
ことができるのである。
測位精度が低下した場合に、一定の地点に自車輌1を停
止させて所定時間測定を続けることにより、D−GPS
の測位データを蓄積して精度を高めるといった処置をと
る必要がなく、効率良く且つ高精度な自律走行を行なう
ことができるのである。
【0057】一方、草・芝刈作業領域での倣い走行にお
ける刈跡境界の検出処理では、図12のステップS501
で、対象となる作業領域における草・芝刈り高さ等のデ
ータをセットし、ステップS502で、刈跡境界検出機構1
0の各回転角センサ14a,14bからの信号により、
草・芝刈高さに応じて上下する左右のそり状の板13
a,13bを懸架する各揺動部材12a,12bの角度
を検出する。
ける刈跡境界の検出処理では、図12のステップS501
で、対象となる作業領域における草・芝刈り高さ等のデ
ータをセットし、ステップS502で、刈跡境界検出機構1
0の各回転角センサ14a,14bからの信号により、
草・芝刈高さに応じて上下する左右のそり状の板13
a,13bを懸架する各揺動部材12a,12bの角度
を検出する。
【0058】次いで、ステップS503へ進んで一定時間が
経過したか否かを調べ、一定時間経過していないときに
は、前述のステップS502へ進んで角度データの蓄積を行
なう。その後、一定時間が経過して角度データが所定数
だけ蓄積されると、ステップS503からステップS504へ進
んで蓄積した左右の角度データを平均化処理し、前記ス
テップS501でセットしたデータを参照して左右の草・芝
丈への換算を行なう。
経過したか否かを調べ、一定時間経過していないときに
は、前述のステップS502へ進んで角度データの蓄積を行
なう。その後、一定時間が経過して角度データが所定数
だけ蓄積されると、ステップS503からステップS504へ進
んで蓄積した左右の角度データを平均化処理し、前記ス
テップS501でセットしたデータを参照して左右の草・芝
丈への換算を行なう。
【0059】そして、前記ステップS504からステップS5
05へ進み、前記ステップS504で換算した左右の草・芝丈
に所定値以上の段差があるか否かを調べ、所定値以上の
段差がない場合には、ステップS506で境界線なしとして
前述のステップS502へ戻り、所定値以上の段差がある場
合、ステップS507へ進んで現在の位置を既刈部と未刈部
との境界線として捕捉し、ルーチンを抜ける。
05へ進み、前記ステップS504で換算した左右の草・芝丈
に所定値以上の段差があるか否かを調べ、所定値以上の
段差がない場合には、ステップS506で境界線なしとして
前述のステップS502へ戻り、所定値以上の段差がある場
合、ステップS507へ進んで現在の位置を既刈部と未刈部
との境界線として捕捉し、ルーチンを抜ける。
【0060】また、D−GPSにおける固定局30と移
動局との間のデータ通信は、図13に示すD−GPS無
線通信ルーチンによりパケットデータで行なわれる。こ
のデータ通信では、ステップS601で、移動局GPS受信
機15を初期化し、ステップS602で、固定局GPS受信
機33を、無線通信機16,36を介したデータ送信で
初期化すると、ステップS603へ進み、固定局30からの
ディファレンシャル情報を無線データ通信により得る。
動局との間のデータ通信は、図13に示すD−GPS無
線通信ルーチンによりパケットデータで行なわれる。こ
のデータ通信では、ステップS601で、移動局GPS受信
機15を初期化し、ステップS602で、固定局GPS受信
機33を、無線通信機16,36を介したデータ送信で
初期化すると、ステップS603へ進み、固定局30からの
ディファレンシャル情報を無線データ通信により得る。
【0061】次いで、ステップS604へ進むと、D−GP
S位置検出部53で、固定局30からのディファレンシ
ャル情報を移動局GPS受信機15から得られる測位デ
ータに適用し、ディファレンシャル演算を行なって自車
輌位置を測定する。そして、その測位情報を走行制御部
56に送ると、ステップS603へ戻り、次のデータ処理を
繰返す。この場合、固定局30とのディファレンシャル
演算は、移動局受信機15固有の機能によって行なって
も良い。
S位置検出部53で、固定局30からのディファレンシ
ャル情報を移動局GPS受信機15から得られる測位デ
ータに適用し、ディファレンシャル演算を行なって自車
輌位置を測定する。そして、その測位情報を走行制御部
56に送ると、ステップS603へ戻り、次のデータ処理を
繰返す。この場合、固定局30とのディファレンシャル
演算は、移動局受信機15固有の機能によって行なって
も良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、衛
星からの測位情報と既知の地点での測位結果に基づく補
正情報とから自車輌位置を測定するとともに、基準位置
からの走行履歴に基づいて自車輌位置を測定し、自車輌
が走行中であるか停止中であるかを問わず、対応する時
刻での衛星による測位データと走行履歴に基づく測位デ
ータとの差を位置補正値として算出して平均化処理し、
この平均化処理した最新の位置補正値によって走行履歴
に基づく測位データを補正して自車輌の現在位置を算出
するため、衛星から十分な測位精度が得られない場合に
も車輌を停止させることなく正確な自己位置を検出する
ことができ、効率良く且つ高精度な自律走行を行なうこ
とができる等優れた効果が得られる。
星からの測位情報と既知の地点での測位結果に基づく補
正情報とから自車輌位置を測定するとともに、基準位置
からの走行履歴に基づいて自車輌位置を測定し、自車輌
が走行中であるか停止中であるかを問わず、対応する時
刻での衛星による測位データと走行履歴に基づく測位デ
ータとの差を位置補正値として算出して平均化処理し、
この平均化処理した最新の位置補正値によって走行履歴
に基づく測位データを補正して自車輌の現在位置を算出
するため、衛星から十分な測位精度が得られない場合に
も車輌を停止させることなく正確な自己位置を検出する
ことができ、効率良く且つ高精度な自律走行を行なうこ
とができる等優れた効果が得られる。
【図1】制御装置のブロック図
【図2】D−GPS用移動局を備えた芝刈作業車及びD
−GPS用固定局を示す説明図
−GPS用固定局を示す説明図
【図3】刈跡境界検出機構の構成を示す説明図
【図4】刈跡境界検出機構の動作を示す説明図
【図5】操舵制御系の構成を示す説明図
【図6】走行経路及び作業領域を示す説明図
【図7】主制御ルーチンのフローチャート
【図8】主制御ルーチンのフローチャート(続き)
【図9】作業領域への移動走行制御ルーチンのフローチ
ャート
ャート
【図10】D−GPS・推測航法相互補正値算出ルーチ
ンのフローチャート
ンのフローチャート
【図11】現在位置算出ルーチンのフローチャート
【図12】刈跡境界検出ルーチンのフローチャート
【図13】D−GPS無線通信ルーチンのフローチャー
ト
ト
1 芝刈作業車(自律走行車) 30 固定局(第1の衛星利用測位手段) 50 制御装置(第2の衛星利用測位手段、推測航法測
位手段、相互補正値算出手段、自律走行制御手段)
位手段、相互補正値算出手段、自律走行制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 既知の地点で衛星からの測位情報を受信
し、測位結果に基づく補正情報を送信する第1の衛星利
用測位手段と、 前記衛星からの測位情報を受信するとともに前記第1の
衛星利用測位手段からの補正情報を受信し、自車輌の位
置を測定した測位データを出力する第2の衛星利用測位
手段と、 基準位置からの走行履歴を算出し、この走行履歴に基づ
いて自車輌の位置を測定した測位データを出力する推測
航法測位手段と、 自車輌が走行中であるか停止中であるかを問わず前記第
2の衛星利用測位手段と前記推測航法測位手段との相互
の対応する時刻の測位データの差を位置補正値として算
出し、平均化処理する相互補正値算出手段と、 前記相互補正値算出手段によって平均化処理した最新の
位置補正値で前記推測航法測位手段による測位データを
補正して自車輌の現在位置を算出し、自律走行を制御す
る自律走行制御手段とを備えたことを特徴とする自律走
行車の走行制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6019642A JPH07230315A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 自律走行車の走行制御装置 |
| US08/383,082 US5563786A (en) | 1994-02-16 | 1995-02-02 | Autonomous running control system for vehicle and the method thereof |
| DE19504475A DE19504475A1 (de) | 1994-02-16 | 1995-02-10 | Unabhängiges Fahrtregelsystem und -verfahren für Fahrzeuge |
| GB9502763A GB2286696B (en) | 1994-02-16 | 1995-02-13 | Autonomous vehicle guidance system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6019642A JPH07230315A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 自律走行車の走行制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07230315A true JPH07230315A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12004890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6019642A Pending JPH07230315A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 自律走行車の走行制御装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5563786A (ja) |
| JP (1) | JPH07230315A (ja) |
| DE (1) | DE19504475A1 (ja) |
| GB (1) | GB2286696B (ja) |
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| JPH0991038A (ja) * | 1995-09-21 | 1997-04-04 | Nosakubutsu Seiiku Kanri Syst Kenkyusho:Kk | 移動車の誘導制御装置 |
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| JP2022095324A (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-28 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
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