JPH0723221Y2 - 射出成形機の金型セッティング装置 - Google Patents

射出成形機の金型セッティング装置

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JPH0723221Y2
JPH0723221Y2 JP1988129136U JP12913688U JPH0723221Y2 JP H0723221 Y2 JPH0723221 Y2 JP H0723221Y2 JP 1988129136 U JP1988129136 U JP 1988129136U JP 12913688 U JP12913688 U JP 12913688U JP H0723221 Y2 JPH0723221 Y2 JP H0723221Y2
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hydraulic
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眞一 二瓶
高明 七尾
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相生精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、射出成形機の金型セッティング装置に関し、
特に横型射出成形機の金型取付盤に金型を外方側より盤
面と平行かつ略水平方向に搬入して固定するセッティン
グ装置及び搬入された金型を位置決めして固定するセッ
ティング装置に関するものである。
〔従来技術〕
横型射出成形機において、固定盤と可動盤に対して金型
を外側方より盤面と平行かつ略水平方向に搬入して盤面
に位置決めし、固定するための金型セッティング装置と
して各種の装置が実用化されているが、例えば特公昭56
-19251号公報には、その代表的な装置であって固定盤及
び可動盤の盤面の下部に夫々3組の受けガイドを搬送方
向に適当間隔おきに装着するとともに2組の金型固定用
のクランプ装置を受けガイド同士間に設け、各受けガイ
ドの上端部には金型の下端部を搬送方向に移動自在に支
持する平面スライドを装着し、また固定盤及び可動盤の
盤面の上部には夫々2組のクランプ装置を装着し、更に
上記盤面の金型搬入前進端位置に夫々金型を受け止めて
位置決めする上下1対の呈しストッパーを設けてなる金
型セッティング装置が記載されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
一般に、射出成形機では各種サイズの金型を用いて成形
することまた各金型はその中心が盤面の中心部に正確に
位置決めする必要があることから、金型のサイズが変わ
る毎に上記6組の受けガイドと4組のクランプ装置と4
組の停止ストッパーの取付け位置を変更する必要があ
り、そのため上記受けガイド、クランプ装置及びストッ
パーは通常ボルトにて盤面に着脱自在に固定される。そ
して、例えば各受けガイドを2本のボルトで、各クラン
プ装置を4本のボルトで、各ストッパーを2本のボルト
で夫々固定する場合、各盤面において合計26本のボルト
が用いられ、各種サイズの金型に対応する為には多数の
ボルト穴が必要となる。もっとも、盤面には一般に規格
化された所定の配列パターンで多数のボルト穴が予め設
けられているものの、金型のサイズによってはこれらボ
ルト穴を活用できないことも多く、その場合盤面にタッ
ピング加工して例えば3組の受けガイド用の6個のボル
ト穴を形成しなければならない。
しかも、金型のサイズが変わる毎に受けガイドとクラン
プ装置とストッパーの位置を変える為に合計52本のボル
トを着脱しなければならず、多大の労力と時間を要し成
形機の稼働率低下が避けられない。
加えて、比較的小型の成形機の場合には、盤面も小型で
盤面の4隅にはガイドロッドも挿通しているので非常に
狭いスペースに受けガイド及びクランプ装置などを装着
することになるが、個々に別体の受けガイド及びクラン
プ装置は全体として大きなスペースを必要とするので、
これらを盤面に配置する上でスペースが不足し、これら
を装着することが困難になることも多い。更に、受けガ
イド及びクランプ装置が個々別体の構造なので、個々の
製作コストが高価になり、金型セッティング装置の合計
製作コストが非常に高価になる。また、複数のクランプ
装置へ油圧を給排する為の油圧ホースの数も多くて邪魔
になるだけでなく、油圧ホースの接続部等からの油圧の
リークの可能性も高くなる。
本考案の目的は、少数のボルトで盤面に装着できかつ盤
面への着脱が容易であり、小型化が可能でかつ安価に製
作し得るような射出成形機の金型セッティング装置を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1請求項に係る射出成形機の金型セッティング装置
は、横型射出成形機の1対の金型取付盤間に金型を外側
方より盤面に平行かつ略水平方向に搬入して盤面に固定
する為の装置において、各金型取付盤の盤面の下部に搬
送方向に延びる一体化した中実状の本体部材を着脱可能
に固定し、上記本体部材の上端部に金型を搬送方向に滑
らかに移動可能に支持する搬送支持機構を設け、上記本
体部材に複数の金型固定用の油圧式クランプ装置を組込
み、上記複数の油圧式クランプ装置の油圧シリンダに油
圧を給排する為の共通の連通した油路を本体部材内に形
成したものである。
第2請求項に係る射出成形機の金型セッティング装置
は、横型射出成形機の1対の金型取付盤間に外側方より
盤面と平行かつ略水平方向に搬入された金型を盤面に位
置決めして盤面に固定する為の装置において、各金型取
付盤の盤面の上部に搬送方向に延びる一体化した中実状
の本体部材を着脱可能に固定し、上記本体部材の搬送方
向略中央部に金型の係合凹部に係合ピンを係合させて金
型を搬送方向に位置決めする位置決め装置を組込み、上
記本体部材に複数の金型固定用の油圧式クランプ装置を
組込み、上記複数の油圧式クランプ装置の油圧シリンダ
に油圧を給排する為の共通の連通した油路を本体部材内
に形成したものである。
〔作用〕
第1請求項に係る射出成形機の金型セッティング装置に
おいては、横型射出成形機の1対の金型取付盤間に金型
を外側方より盤面と平行かつ略水平方向に搬入するとき
に、金型は1対の金型取付盤の盤面の下部に夫々設けら
れた本体部材の搬送支持機構で搬送方向に滑らかに移動
可能に支持されつつ、金型取付盤間に搬入され、所定位
置に位置決めされた後クランプ装置で盤面に固定され
る。ここで、本体部材は一体化されたものであり、この
本体部材に搬送支持機構及び複数の油圧式クランプ装置
を組込んであるので、本体部材を少数のボルト等で盤面
に固定するだけで搬送支持機構及びクランプ装置を盤面
に固定することが出来る。従って、金型のサイズの変更
に応じて金型セッティング装置の位置を変更するときの
金型セッティング装置の盤面への着脱を容易かつ能率的
に行うことが出来る。この場合、本体部材に予備のボル
ト穴等を設けておくことも可能なので、盤面の既存のボ
ルト穴を有効活用し易くなる。
上記搬送支持機構や複数の油圧式クランプ装置を個別の
ものでなく、本体部材に組込んだので金型セッティング
装置が全体として小型になる。
加えて、搬送支持機構や複数の油圧式クランプ装置を個
別のものでなく、本体部材に組込んだので金型セッティ
ング装置全体の部品数も大幅に減少する。
しかも、複数の油圧式クランプ装置の油圧シリンダへ油
圧を給排する為の共通の連通した油路を本体部材内に形
成したので、金型セッティング装置に1本の油圧ホース
を接続すればよくなるため、油圧ホースの数が減って邪
魔になりにくくなり、金型セッティング装置の移設の際
の作業性が向上し、油圧ホース接続部等からの油圧のリ
ークの可能性も低くなる。
第2請求項に係る射出成形機の金型セッティング装置に
おいては、前記のように1対の金型取付盤間に金型が搬
入されたときに、位置決め装置により金型が搬送方向に
位置決めされ、クランプ装置で盤面に固定される。
ここで、本体部材は一体化されたものであり、この本体
部材に位置決め装置及び複数の油圧式クランプ装置を組
込んであるので、第1請求項と同様に金型セッティング
装置の盤面への着脱を容易かつ能率的に行なうことが出
来、本体部材に予備のボルト穴等を設けて盤面の既存の
ボルト穴を有効活用し易くなり、金型セッティング装置
が全体として小型になりその部品数も大幅に減少する。
複数の油圧式クランプ装置の油圧シリンダの為の油路に
ついても、請求項1と同様の作用が得られる。
〔考案の効果〕
第1請求項に係る射出成形機の金型セッティング装置に
よれば、以上説明したように、金型セッティング装置の
着脱が容易かつ能率的に行え成形機の稼働率を向上出来
ること、盤面に新たにボルト穴を作らずとも既存のボル
ト穴を有効活用し易くなること、既存のボルト穴を活用
できず新たに形成するときにも極く少数のボルト穴を設
けるだけで済むこと、金型セッティング装置の小型化に
より比較的小型の成形機にも無理なく適用出来ること、
構成する部品数の大幅な減少により製造コストを著しく
低減出来ること、油圧ホースの数が減って邪魔になりに
くくなり、金型セッティング装置の移設の際の作業性が
向上し、油圧ホース接続部等からの油圧のリークの可能
性も低くなること、などの効果が得られる。
第2請求項に係る、射出成形機の金型セッティング装置
によれば、以上説明したように、第1請求項と同様に、
金型セッティング装置の盤面への着脱を容易かつ能率的
に行なうことが出来、本体部材に予備のボルト穴等を設
けて盤面の既存のボルト穴を有効活用し易くなり、金型
セッティング装置が全体として小型になりその部品数も
大幅に減少する。複数の油圧式クランプ装置の油圧シリ
ンダの為の油路についても、請求項1と同様の効果が得
られる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1図
〜第3図に示すように、横型射出成形機Iの固定盤1と
可動盤2とは前後に平行に対向配設され、可動盤2は4
本のガイドロッド3で案内されるとともに油圧シリンダ
4により前後方向移動可能であり、固定盤1の後方には
油圧シリンダ5で前後方向に移動駆動される射出シリン
ダ6及び射出ノズル7が配設され、スクリューコンベア
式ピストン部材を内蔵した射出シリンダ6へはホッパ8
より合成樹脂材料が供給され、上記ピストン部材は油圧
モータ9により回転駆動され且つ図示外の油圧シリンダ
により前後方向に駆動される。
上記成形機Iにおいては、固定側金型10aと可動側金型1
0bとからなる1対の金型10を用い、固定側金型10aを固
定盤1の盤面1aの中央にまた可動側金型10bを可動盤2
の盤面2aの中央に夫々固定した状態で、これら1対の金
型10により成形を行うようになっているが、成形機I自
体は既存周知のものなので詳しい説明は省略する。
上記固定盤1及び可動盤2の盤面1a・2aには規格化され
た所定の配列パターンで複数のボルト穴30が形成され、
固定盤1の盤面1aの下部及び可動盤2の盤面2aの下部に
はローラ・クランプユニット40(第1請求項に係る金型
セッティング装置に相当する)が夫々4本のボルト31で
固着され、固定盤1の盤面1aの上部及び可動盤2の盤面
2aの上部には位置決め・クランプユニット41(第2請求
項に係る金型セッティング装置に相当する)が夫々4本
のボルト31で固着されている。成形機Iの左方には金型
搬出入用の搬送台車11が待機し、固定盤1及び可動盤2
の左側端下部には中間搬送コンベア12が夫々左方へ張り
出すように取付けられ、金型10は後述する金型移送駆動
装置13により搬送台車11から中間搬送コンベア12を介し
て固定盤1と可動盤2間の金型搬出入位置14に搬入され
或いはその反対に搬出される。
上記搬送台車11は、その上面に2組の金型載置部15A・1
5Bを有し、各金型載置部15A・15Bに1組の金型10を載置
支持可能であり、各金型載置部15A・15Bには左右方向に
所定間隔をおいて架設された軸部材を介して回転自在に
支持された複数のローラ16からなるローラコンベア17が
付設され、金型10はローラコンベア17上に左右方向移動
可能に載置されている。尚、搬送台車11は下側部に配設
された移動駆動装置18で駆動される自走輪19により移動
可能になっている。
上記各中間搬送コンベア12は、前後1対の支持プレート
20間に前後方向向きの軸部材を介して2つのローラ21を
回転自在に装着したもので、ローラ21はその搬送面がロ
ーラ16の搬送面と同一レベルになるように設けられてい
る。
上記金型移送駆動装置13は、固定盤1側の中間搬送コン
ベア12の搬送面よりもやや上方位置において中間搬送コ
ンベア12の左端部から金型搬出入位置14の左端部に亙っ
て設けられた第1ガイドフレーム22Aと、各金型載置部1
5A・15Bの後部上方位置において搬送台車11の左端部か
ら右端部に亙って設けられ第1ガイドフレーム22Aと近
接して連続可能な1対の第2ガイドフレーム22Bと、各
ガイドフレーム22A・22Bに形成されたガイド溝(図示
略)内において左右方向に押引駆動される巻取可能な鋼
製の駆動帯板23と、ガイドフレーム22Bの左端部近傍に
設けられ駆動帯板23をガイド溝に対して進退駆動する押
引駆動装置24と、駆動帯板23の右端部に連結され電磁石
により金型10に吸着可能に構成された押引具25とを備
え、押引具25で固定側金型10aの下端近傍部を吸着した
状態で押引駆動装置24を駆動し、金型10を搬送台車11と
金型搬出入位置14とに亙って押し駆動及び引き駆動す
る。
次に、固定盤1の盤面1aの下部及び可動盤2の盤面2aの
下部に夫々設けられるローラ・クランプユニット40につ
いて説明するが、両者は同一のものなので固定盤1側の
ローラ・クランプユニット40について説明する。
第2図〜第4図に示すように、固定盤1の盤面1aの下部
には左右方向に細長い直方体ブロック状の本体部材51が
左右のガイドロッド3間に嵌まるように水平に配設さ
れ、本体部材51はその両端近傍部の下部に形成されたボ
ルト挿通孔32に夫々ボルト31を挿通して盤面1aに固着さ
れ、本体部材51の上端近傍且つ盤面1a近傍部には左右方
向に適当間隔おきに5組の遊転ローラ52が装着され、本
体部材51の左部及び右部内にはクランプ装置53が夫々組
込まれている。尚、上記5組の遊転ローラ52が、金型10
を搬送方向に滑らかに移動可能に支持する搬送支持機構
52Aに相当するものである。
上記各遊転ローラ52ついては、第5図に示すように、本
体部材51の盤面1a側の上端部にはローラ収容部54が形成
され、収容部54の前端略中央部に形成された前後方向向
きの装着穴54aには支軸55がその前部において片持ち状
に且つピン部材56を介して回転不能に装着され、支軸55
の途中部にはローラ57が前後1対のベアリング58を介し
て回転自在に設けられ、支軸55の後部は盤面1aの近傍ま
で延びその後端部にはローラ57の脱落防止用の鍔部55a
が一体形成され、ローラ57の搬送面は本体部材51の上端
面よりも僅かに上方で且つ中間搬送コンベア12の搬送面
と同一レベルになっており、金型10はその外周部に形成
された鍔部10cの下端面をローラ57の上端部に当接させ
た状態で搬送される。
上記各クランプ装置53は、第6図に示すように、金型10
を押圧固定するクランプレバー59と、クランプレバー59
を駆動するクランプシリンダ60と、クランプレバー59を
図中実線のレスト位置に戻す戻し機構66を備えたもので
ある。上記クランプレバー59は略T形で本体部材51の上
部の収容部61内に配設され、その支点部59aにおいて左
右方向の支軸62を介して本体部材51に回動自在に枢着さ
れ、クランプレバー59の力点部59bはピストン部材60Bの
上端面に当接し、クランプレバー59がクランプシリンダ
60で上方へ揺動されて鎖線で図示のクランプ位置に切換
えられると、作用点部59cで金型10の鍔部10cを盤面1aに
押圧固定し、またクランプレバー59が戻し機構66により
レスト位置に戻されるとクランプレバー59が収容部61内
に退入する。
上記クランプシリンダ60について、本体部材51の前部の
下半部に上下方向にシリンダ孔60Aが形成され、シリン
ダ孔60Aにはピストン部材60Bが油密摺動自在に装着さ
れ、ピストン部材60Bの上半部には上下方向に細長い長
穴63が形成され、長穴63にはその両端部が本体部材51に
固着された抜止めピン64が装着され、ピストン部材60B
は抜け止めピン64でシリンダ孔60Aに所定距離上下移動
可能に抜止めされている。このように、長穴63と抜止め
ピン64とでピストン部材60Bのストロークを規制するの
で、シリンダ孔60Aとピストン部材60Bの構造を単純化す
ることが出来る。各クランプ装置53のピストン部材60B
の下側に形成された作動油室65は、本体部材51の下部内
に左右方向向きに形成された油路60aに連通され、本体
部材51の端部において油圧ホースを介して油圧供給装置
に接続されている。
上記戻し機構66について、本体部材51にバネ収容孔66a
がシリンダ孔60Aの後側に且つこれと平行に上下方向に
形成され、バネ収容孔66aには圧縮された戻しバネ66cが
挿入され、下端部にナット66bを螺着したロッド66dが戻
しバネ66cに挿通され、その上端部はバネ受け部66eから
突出し、その上端部とクランプレバー59の途中部とはリ
ンク66fにより連結されている。クランプ時には、ロッ
ド66dが上方に移動し、ナット66bにより戻しバネ66cは
圧縮され、クランプ解除時には、戻しバネ66cの強力な
バネ力によりロッド66dは下方に退入し、クランプレバ
ー59をレスト位置に戻す。
上記クランプ装置53では、クランプ解除時にクランプレ
バー59がレスト位置へ退入し本体部材51の上端外へ突出
しないので、搬送される金型10と干渉することがない。
次に、固定盤1の盤面1aの上部及び可動盤2の盤面2aの
上部に夫々設けられる位置決め・クランプユニット41に
ついて説明するが、両者は同一のものなので固定盤1側
の位置決め・クランプユニット41について説明する。
第2図・第3図に示すように、固定盤1の盤面1aの上部
には左右方向に細長い直方体ブロック状の本体部材51A
が左右のガイドロッド3間に嵌まるように水平に配設さ
れ、本体部材51Aはその両端近傍部の上部に形成された
ボルト挿通孔32に夫々ボルト31を挿通して盤面1aに固着
され、本体部材51Aの左右方向略中央部には金型10を盤
面1a・2aにセンタリングするための位置決め装置70が設
けられ、本体部材51の左部及び右部内にはローラ・クラ
ンプユニット40のクランプ装置53と同様のクランプ装置
53が夫々倒立状に組込まれている。
上記位置決め装置70については、第7図・第8図に示す
ように、固定側金型10aの鍔部10cの上部略中央部には係
合凹部71が形成され、本体部材51Aの略中央部には上下
方向向きのピン収容部72が形成され、本体部材51Aの上
面略中央部には上下方向向きのエアシリンダ73が倒立状
に立設固着され、そのピストンロッド73aの下端部はピ
ン収容部72内に上下方向移動可能に装着された係合ピン
74に螺着され、係合ピン74の下端部にはエアシリンダ73
の駆動により本体部材51Aの下方へ突出して係合凹部71
に係合する係合ピン部74aが形成されており、金型10の
搬入時固定側金型10aが係合ピン74の下方を通過する時
に、エアシリンダ73を駆動して係合ピン部74aの下端部
を鍔部10cの上面に当接させつつ金型10を搬入すること
により、第8図に仮想線で示すように、係合ピン部74a
が係合凹部71に係合して金型10が盤面1aに搬送方向にセ
ンタリングされる。
上記ローラ・クランプユニット40及び位置決め・クラン
プユニット41の作動について説明する。
射出成形機Iの金型10を交換する場合には、搬送台車11
の一方の金型載置部15Bに成形機Iにこれから取付ける
金型10を載置し、他方の金型載置部15Aを空にした状態
で、搬送台車11を成形機Iの左方の停止位置に待機さ
せ、空の金型載置部15Aを固定盤1と可動盤2との間の
金型搬出入位置14の左方に対応させ、第1ガイドフレー
ム22Aと第2ガイドフレーム22Bとの端部同士を近接させ
て連続させる。
一方、成形機Iにおいては、可動盤2を固定盤1の方へ
移動させて固定側金型10aと可動側金型10bとを組合わ
せ、図示外の連結部材で両者を連結する。次に、固定盤
1と可動盤2について位置決め・クランプユニット41の
位置決め装置70の係合ピン74を上昇させて係合ピン部74
aを係合凹部71から外し、固定盤1の位置決め・クラン
プユニット41及びローラ・クランプユニット40のクラン
プ装置53を解除してから可動盤2を数mmだけ前方へ移動
させて金型10と固定盤1間に隙間を空け、次に可動盤2
の位置決め・クランプユニット41のクランプ装置53を解
除してから可動盤2を前方へ約10mm移動させて金型10と
可動盤2間に隙間を空け、次に押引駆動装置24を駆動し
てその押引具25を固定盤1まで移動させて固定側金型10
aのフランジ10cの左端面に吸着させた状態で金型10を左
方へ引き、遊転ローラ52と中間搬送コンベア12とローラ
コンベア17とを介して金型10を搬送台車11の空の金型載
置部15A上へ搬送する。
次に、搬送台車11上に備えた別の金型10を成形機Iへ搬
入するため、ローラ・クランプユニット40及び位置決め
・クランプユニット41を固定盤1及び可動盤2から取外
し、交換する金型10のサイズに応じた所定位置に夫々4
本のボルトで取付ける。尚、同一サイズのものと交換す
るときには各ユニット40・41を変更する必要はない。次
に、搬送台車11を後方へ移動させてその金型10を固定盤
1と可動盤2間の金型搬出入位置14の左方に対応させ、
第1ガイドフレーム22Aと第2ガイドフレーム22Bとを連
続させる。次に、押引駆動装置24を駆動して金型10を右
方へ押し、ローラコンベア17と中間搬送コンベア12と遊
転ローラ52とを介して金型10を搬送し、次に金型10の右
端部が係合ピン74の下方を通過する時に各位置決め装置
70のエアシリンダ73を駆動し、係合ピン部74aの下端面
を鍔部10cの上端面に当接させ、この状態で更に金型10
を搬送して係止ピン部74aを係合凹部71に係合させて金
型10を盤面1a・2aに正確に位置決めし、その後押引駆動
装置24を上記とは逆回転させて押引具25を第2ガイドフ
レーム22Bの左端部の原点位置へ復帰させる。次に、可
動盤2を固定盤1の方へ約10数mm移動させて金型10に固
定盤1と可動盤2とを当接させ、固定盤1と可動盤2の
ローラ・クランプユニット40と位置決め・クランプユニ
ット41のクランプ装置53を作動させて固定側金型10aを
固定盤1にまた可動側金型10bを可動盤2に夫々固着
し、次に固定側金型10aと可動側金型10bとを連結してい
る連結部材を取外せば、射出成形可能な状態となる。
以上のように、5つの遊転ローラ52及び1対のクランプ
装置53を本体部材51に一体的に組込んでローラ・クラン
プユニット40を構成するとともに、位置決め装置70及び
1対のクランプ装置53を本体部材51Aに一体的に組込ん
で位置決め・クランプユニット41を構成したので、夫々
を別体とし盤面1a・2aに取付ける場合のように遊転ロー
ラ52とクランプ装置53或いはクランプ装置53と位置決め
装置70とが相互に干渉することもなく、比較的小型の成
形機Iでも無理なく取付けることが出来、しかも、ロー
ラ・クランプユニット40及び位置決め・クランプユニッ
ト41を4本のボルト31で盤面1a・2aに取付けたので、盤
面1a・2aから容易に着脱することが出来、金型10のサイ
ズの変更によるクランプ装置53、遊転ローラ52、位置決
め装置70の取付位置変更の作業を簡単化し、成形機Iの
稼働率を向上出来る。
ここで、上記クランプ装置53は次のような各種の構成の
ものに替えてもよい。尚、各ローラ・ランプユニット40
及び各位置決め、クランプユニット41には同様のものが
組込まれているので、固定盤1の下部に取付けられるロ
ーラ・クランプユニット40のものについて説明する。
第9図に示すように、第1変形例に係るクランプ装置10
0は本体部材51の右部及び左部に夫々組込まれ、その上
下方向向きのシリンダ孔101内にはピストン部材102が油
密摺動自在に装着され、シリンダ孔101及びピストン部
材102とで第1作動油室103及び第2作動油室104を有す
る複動油圧シリンダ105が構成され、第1作動油室103内
にはピストン部材102を常に上方へ付勢する強力な助勢
バネ106が設けられ、ピストン部材102の上方の収容部10
7内には略T形のクランプレバー108がその支点部108aに
おいて支軸109を介して回動自在に枢支され、クランプ
レバー108はリング部材110、戻しバネ111、ロッド部材1
12等からなる戻し機構113により実線で示すレスト位置
に保持可能になっている。上記クランプ装置100におい
ては、第1作動油室103に圧油を供給するとピストン部
材102が上方へ駆動され、ピストン部材102の上端面でク
ランプレバー108の力点部108bが上方へ押動され、仮想
線で示すようにクランプレバー108が支点部108aの支軸1
09を中心に上方へ回動してその作用点部108cで固定側金
型10aの鍔部10cがクランプされ、第2作動油室104へ圧
油を供給すると助勢バネ106の付勢力に抗してピストン
部材102が下方へ駆動され、戻し機構113によりクランプ
レバー108がレスト位置に戻る。尚、このクランプ装置1
00では、クランプ駆動時に第1作動油室103への圧油の
供給が低下しても助勢バネ106により適度なクランプ力
が維持される。
また、2組のクランプ装置100に油圧を給排する為の共
通の連通する油路(2つの第1作動油室103用の油路、
2つの第2作動油室104用の油路)が、前記実施例と同
様に、本体部材51内に形成されている。
第10図〜第12図に示すように、第2変形例に係るクラン
プ装置141について、本体部材51の左部及び右部に形成
された収容部140内にはクランプ装置141が装着され、ク
ランプレバー142はその支点部142aにおいて左右方向向
きの支軸143を介して本体部材51に回動自在に枢支さ
れ、本体部材51の下部内には前後方向向きの複動油圧シ
リンダ144が組込まれ、そのピストンロッド144aの前端
部はクランプレバー142の下端部に形成された力点部142
bにロッド144aと力点部142bとの当接及びフック部材144
bとピン142dの係合を介して揺動可能に連結され、本体
部材51の油圧シリンダ144の側方には助勢バネ145及び押
圧ピン146からなる助勢機構147が組込まれている。上記
クランプ装置141においては、第1作動油室148へ圧油が
供給されると、第14図に鎖線で示すように、ピストンロ
ッド144aが前方へ駆動されてその前端面で力点部142bが
押圧され、クランプレバー142が支点部142aを中心に回
動してその上端部に形成された作用点部142cで固定側金
型10aの鍔部10cがクランプされ、第2作動油室149へ圧
油が供給されるとピストンロッド144aが退入してフック
部材144bがピン142dに係合しクランプレバー142が回動
され実線で示すアンクランプ状態となる。尚、クランプ
レバー142は助勢機構147で常にクランプ側へ押圧され、
第1作動油室148への圧油の供給が低下しても適度なク
ランプ力を維持出来るようになっている。
また、2組の複動油圧シリンダ144に油圧を給排する為
の共通の連通する油路(2つの第1作動油室148の為の
油路、2つの第2作動油室149の為の油路)が、前記実
施例と同様に、本体部材51内に形成されている。
第13図に示すように、第3変形例に係るクランプ装置15
2について、本体部材51の前端上部にはその左端部から
右端部に亙って鍔部の上方へ突出した突出部150が形成
され、突出部150の右部及び左部内には前後方向向きの
単動油圧シリンダ151が組込まれ、本体部材51と油圧シ
リンダ151とでクランプ装置152が構成され、油圧シリン
ダ151の作動油室153へ圧油を供給すると、鎖線で示すよ
うにピストンロッド151aが盤面1a側へ突出してその前端
面で固定側金型10aの鍔部10cがクランプされ、また圧油
を抜くと、油圧シリンダ151に内装された圧縮コイルバ
ネからなるバネ部材154でピストンロッド151aが退入
し、実線で示すアンクランプ状態となる。
また、2組の単動油圧シリンダ151に油圧を給排する為
の共通の連通する油路が、前記実施例と同様に、本体部
材51内に形成されている。
第14図に示すように、第4変形例に係るクランプ装置16
2について、本体部材51の左部及び右部には前後方向向
きの単動油圧シリンダ160が組込まれ、油圧シリンダ160
のピストンロッド160aは本体部材51を貫通して固定盤1
に螺着され、本体部材51と固定盤1間には所定の隙間16
1が形成され、この隙間161に望むピストンロッド160aの
途中部にはナット部160bが一体的に形成され、本体部材
51と油圧シリンダ160とでクランプ装置162が構成され、
作動油室163へ圧油を供給すると、鎖線で示すように、
本体部材51が盤面1a側へ引き寄せられ本体部材51の盤面
1a側上端部に形成された作用点部164で固定側金型10aの
鍔部10cがクランプされ、また圧油の供給を中断する
と、油圧シリンダ160に内装された圧縮コイルバネから
なるバネ部材165で本体部材51が前方へ押圧され、実線
で示すアンクランプ状態になる。また、2組の油圧シリ
ンダ160に油圧を給排する為の共通の連通する油路が、
前記実施例と同様に、本体部材51内に形成されている。
尚、このクランプ装置162を組込んだローラ・クランプ
ユニット40はピストンロッド160aを介して固定盤1に取
付けられ、ボルト挿通孔34が不要となる。
次に、上記本体部材51・51Aの変形例について説明す
る。尚、ここでは固定盤1の下部に設けられる本体部材
51について説明する。
第15図・第16図に示すように、本体部材51が左右1対の
分割部材170で構成され、両分割部材170は上下1対のピ
ン部材171a・171bを介して一体的に連結され、下側のピ
ン部材171aは中空パイプ状に形成されるとともにシール
リング172を介して本体部材51に油密に装着され、この
ピン部材171aで左右のクランプ装置53の油路60aが連通
されている。この場合、比較的コンパクトな分割部材17
0で本体部材51を構成出来るので、シリンダ孔60A・油路
60a等を本体部材51へ加工するときに加工し易くなる。
尚、上記ローラ・クランプユニット40及び位置決め・ク
ランプユニット41を盤面1a・2aに取付けるための予備の
ボルト挿通孔34を本体部材51に多数設けてもよく、この
場合既存のボルト穴30を更に有効活用出来る。
また、上記ボルト挿通孔34は左右方向に延びる長穴にし
てもよく、この場合上記と同様の効果を得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係るもので、第1図は射出成形
機及び搬送台車の平面図、第2図は同縦断正面図、第3
図は第2図III-III線断面図、第4図は固定盤に取付け
られたローラ・クランプユニットの縦断正面図、第5図
は第4図V−V線断面部、第6図は第4図VI-VI線断面
図、第7図は固定盤に取付けられた位置決めクランプユ
ニットの縦断正面図、第8図は第7図VIII-VIII線断面
図、第9図〜第14図はクランプ装置の変形例に係るもの
で、第9図は第1変形例に係るクランプ装置の第6図相
当図、第10図は第2変形例に係るクランプ装置を組込ん
だローラ・クランプユニットの正面図、第11図は第2変
形例に係るクランプ装置の第6図相当図、第12図は第10
図XII-XII線断面図、第13図は第3変形例に係るクラン
プ装置の第6図相当図、第14図は第4変形例に係るクラ
ンプ装置の第6図相当図、第15図・第16図は本体部材の
変形例に係るもので、第15図は変形例に係る本体部材の
第4図相当図、第16図はピン部材近傍の要部縦断正面図
である。 I……射出成形機、1……固定盤、2……可動盤、1a,2
a……盤面、10……金型、10a……固定側金型、10b……
可動側金型、40……ローラ・クランプユニット、41……
位置決め・クランプユニット、30……ボルト穴、31……
ボルト、51,51A……本体部材、52……遊転ローラ、52A
……搬送支持機構、53,100,141,152,162……クランプ装
置、60,105,144,151,160……油圧シリンダ、60a……油
路、70……位置決め装置、71……係合凹部、74……係合
ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−157334(JP,A) 特開 昭58−201624(JP,A) 特開 昭62−56263(JP,A) 実開 昭58−155214(JP,U) 実開 平2−48309(JP,U) 実開 昭59−39031(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横型射出成形機の1対の金型取付盤間に金
    型を外側方より盤面に平行かつ略水平方向に搬入して盤
    面に固定する為の装置において、 各金型取付盤の盤面の下部に搬送方向に延びる一体化し
    た中実状の本体部材を着脱可能に固定し、上記本体部材
    の上端部に金型を搬送方向に滑らかに移動可能に支持す
    る搬送支持機構を設け、 上記本体部材に複数の金型固定用の油圧式クランプ装置
    を組込み、上記複数の油圧式クランプ装置の油圧シリン
    ダに油圧を給排する為の共通の連通した油路を本体部材
    内に形成したことを特徴とする射出成形機の金型セッテ
    ィング装置。
  2. 【請求項2】横型射出成形機の1対の金型取付盤間に外
    側方より盤面と平行かつ略水平方向に搬入された金型を
    盤面に位置決めして盤面に固定する為の装置において、 各金型取付盤の盤面の上部に搬送方向に延びる一体化し
    た中実状の本体部材を着脱可能に固定し、上記本体部材
    の搬送方向略中央部に金型の係合凹部に係合ピンを係合
    させて金型を搬送方向に位置決めする位置決め装置を組
    込み、 上記本体部材に複数の金型固定用の油圧式クランプ装置
    を組込み、上記複数の油圧式クランプ装置の油圧シリン
    ダに油圧を給排する為の共通の連通した油路を本体部材
    内に形成したことを特徴とする射出成形機の金型セッテ
    ィング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56157334A (en) * 1980-05-08 1981-12-04 Mitsubishi Motors Corp Systematic construction for carrying and setting-up of injection molding metal die
JPS58155214U (ja) * 1982-04-12 1983-10-17 相生精機株式会社 横型成形機の金型交換装置

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