JPH0723284B2 - 殺生用粒剤組成物 - Google Patents

殺生用粒剤組成物

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JPH0723284B2
JPH0723284B2 JP61211247A JP21124786A JPH0723284B2 JP H0723284 B2 JPH0723284 B2 JP H0723284B2 JP 61211247 A JP61211247 A JP 61211247A JP 21124786 A JP21124786 A JP 21124786A JP H0723284 B2 JPH0723284 B2 JP H0723284B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は殺生用粒剤組成物、更に詳細には、生物効力が
高く、かつ製品の貯蔵、運搬が容易であり、しかも施用
に当たり、崩壊性、分散性が優れた殺生用粒剤組成物に
関する。
〔従来の技術〕
今日用いられている殺生剤の剤形には、粉剤、乳剤、水
和剤、粒剤及びフロアブル剤等の種類があるが、これら
の中でも粒剤は、病害虫および雑草防除体系の省力化に
重要な役割を果すとともに、安全且つ便利で損失が少な
く施用できるため、土壌処理や水面処理の農薬として、
除草剤、殺虫剤、殺菌剤などにさかんに応用されるよう
になつた合理的な剤形である。
通常の粒剤は、有効成分として各種の殺生剤原体、担体
としてベントナイト、タルク、クレー、カオリン、炭酸
カルシウムなどの無機鉱物性粉末、および結合剤として
でん粉、ポリビニルアルコール、ゼラチン、CMC、アル
ギン酸ソーダなどを加え粒剤化されている。また、崩壊
分散性をよくするために、非イオン界面活性剤、陰イオ
ン界面活性剤を加えたり、拡展性をさらによくする目的
でカルボン酸系ポリマーを添加している場合もある。
造粒方法は、いくつか挙げられているが、固体原体の場
合、ジエツトオーマイザー等の乾式粉砕を行つた後、担
体、結合剤、適量の水分等を加え混錬後、押出し造粒な
どの方法により製造されている場合が多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような方法で製造された粒剤は、た
とえ崩壊性、拡展性に優れていても、殺生原体の粒径が
10〜60μと大きいために、植物体、虫体などへの浸透力
が弱く、充分な殺生効果が得られないという問題点を有
していた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、殺生原
体の分散液を0.5mm以下の剛体メデイアとともに撹拌す
れば、0.5μ以下の粒径を有する粒子が50wt%以上であ
る微粒子化殺生原体が得られること、又斯くして得られ
る微粒子化殺生原体を有効成分として使用すれば、生物
効果が高く、殺生原体の自然沈降にともなう底部ハード
ケーキング、増粘などのない長期安定性にも優れた懸濁
状農薬製剤が得られることを見出し、先に特許出願した
(特開昭61−63601号)。
しかしながら、未だに上記懸濁製剤は、貯蔵や運搬の面
で必ずしも有利ではないので、今回、更に粒剤化につい
て研究を音つた結果、微粒子化殺生剤を特定の分散剤及
び鉱物質担体と共に特定の粒径及び嵩比重に造粒するこ
とにより、取扱い時の粉末の飛散による環境汚染を抑制
でき、貯蔵や運搬が容易且つ有利でり、水中に投入した
場合の崩壊分散性も良好な粒剤組成物が得られることを
見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の成分A〜D、 A.0.5μ以下の粒径を有する粒子が50重量%以上である
微粒子化殺生剤 1〜30重量% B.次の(1)〜(4)、 (1) 不飽和カルボン酸及びその誘導体からなる単量
体群から選ばれた1種又は2種以上を必須成分とする水
溶性又は水分散生重合体、 (2) スチレンスルホン酸塩の(共)重合体、 (3) 置換基として炭化水素基を有することのある多
環式芳香族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物又
はその塩、 (4) リン酸アルカリ金属塩、 から選ばれる1種又は2種以上の分散剤 0.1〜15重量% C.鉱物質担体 50〜98.4重量% D.粘結剤 0.1〜10重量% を必須成分として含有する粒状物で、該粒状物の平均粒
径が0.1〜5mm、嵩比重が0.25〜1.30g/cm3であることを
特徴とする殺生用粒剤組成物を提供するものである。
本発明に係る微粒子化殺生剤は0.5μ以下の粒径を有す
る粒子が50wt%以上であることが必要であるが、更にそ
の全体平均粒径が0.5μ以下であることが好ましい。特
に0.5μ以下の粒径を有する粒子が70wt%以上で、その
全体平均粒径が0.4μ以下であることが好ましい。
本発明に係る殺生剤は、その種類の如何を問わず、水に
不溶で室温で固体状のいかなる殺生剤をも包含する。そ
して、いずれの殺生剤も本発明の微粒子化により従来考
えられなかつた程の優れた生物効果が得られる。又殺生
剤は2種以上の構造の異なる殺生剤を組み合わせて使用
することもできる。
水に不溶で、室温で固体状の殺生剤としては、殺菌剤で
はベンレート(メチル−1−(ブチルカルバモイル)−
2−ベンズイミダゾールカーバメート、タケガレン(3
−ヒドロキシ−5−メチルイソキサゾール)、フジワン
(ジイソプロピル 1,3−ジチオラン2−イリデンマロ
ネート、コラトツプ(1,2,5,6−テトラハイドロ−4H−
ピロロ〔3,2,1−ij〕キノリン−4−オン)、オリゼメ
ート(3−アリロキシ−1,2−ベンズイソチアゾール
1,1−ジオキサイド)、ビーム(5−メチル−1,2,4−ト
リアゾール{3,4−b}−ベンゾチアゾール)などが;
除草剤ではニツプ(2,4−ジクロルフエニル−p−ニト
ロフエニルエーテル)、MO(p−ニトロフエニル−2,4,
6−トリクロルフエニルエーテル)、クロメトキシニル
(2,4−ジクロロフエニル 3′−メトキシ−4′−ニ
トロフエニルエーテル)などのジフエニルエーテル系除
草剤;スウエプ(メチル−3,4−ジクロルカーバニレー
ト)などのカーバメート系除草剤;シヨウロン(1−
(α,α−ジメチルベンジル)−3−(p−トリル)ウ
レアなどの尿素系除草剤;シマジン(2−クロル−4,6
−ビス(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジン)などの
トリアジン系除草剤;およびウリベスト(α−(2−ナ
フトキシ)プロピオンアニリド)、サンバード(4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)1,3−ジメチル−5−ピラ
ゾリルp−トルエンスルホネート)、プレチラクロール
(2−クロル−2′,6′−ジエチル−N−(2−プロポ
キシエチル)アセトアニリド)、バサグラン(3−イソ
プロピル−2,1,3−ベンゾ−チアジアジン−4−オン
2,2−ジオキサイド)などが;殺虫剤ではDDT(1,1,1−
トリクロル−2,2−ビス(パラ−クロルフエニル)−エ
タン)などの有機塩素系殺虫剤;カヤエース(パラ−ジ
メチルスルフアミルフエニルジエチルホスホロチオネー
ト)などの芳香環を持つ有機リン殺虫剤;デナポン(1
−ナフチル−メチルカーバメート)などのカーバメート
系殺虫剤;およびオキサミル(メチル N′,N′−ジメ
チル−N−{(メチルカルバモイル)オキソ}−1−チ
オオキサイミデイト)、オルトラン(O,S−ジメチル
N−アセチルホスホロアミドチオエート)、パダン(1,
3−ビス(カーバモイルチオ)−2−(N,N−ジメチルア
ミノ)−プロパンヒドロクロライド)などが挙げられ
る。
本発明に係る微粒子化殺生剤は、殺生剤の分散液を粒径
0.5mm以下の剛体メデイアと共に撹拌することにより容
易に製造され、本発明殺生用粒状組成物中に1〜30重量
%配合される。
本発明に用いられる分散剤(1)〜(4)は、具体的に
は下記に記載のものであつて、殺生剤の粉砕時に加えて
も勿論かまわない。これら分散剤は単独で又は2種以上
を組み合わせて使用される。
(1) 不飽和カルボン酸及びその誘導体からなる単量
体群から選ばれた1種又は2種以上を必須成分とする水
溶性又は水分散性重合体。
重合体(1)の製造に用いられる単量体としては、アク
リル酸、メタアクリル酸などの不飽和モノカルボン酸、
マレイン酸などの不飽和ジカルボン酸、これらの誘導体
例えば上記の酸のアルキルエステル(メチルエステルな
ど)、アルカリ金属塩(ソーダ塩など)、アンモニウム
塩及び有機アミン塩(トリエタノールアミン塩など)、
これらの混合物がある。これらの単量体の他に共重合成
分として酢酸ビニル、イソブチレン、ジイソブチレン、
スチレンのような共重合可能な単量体を加えることもで
きる。
これらの単量体を重合させる方法は従来から公知の方法
で行われる。単量体成分の割合及び重合体の重合度は特
に制約はないが、重合体は少なくとも水溶性又は水分散
性であることが必要である。
具体的な例としてはアクリル酸重合物、メタアクリル酸
重合物、アクリル酸とメタアクリル酸との共重合物、ア
クリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物、ア
クリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、アクリル酸とマレ
イン酸の共重合物、マレイン酸酸とイソブチレンとの共
重合物、マレイン酸とスチレンとの共重合物など、及び
これらとアルカリ金属、アンモニア及び有機アミンとの
塩が挙げられる。これらの重合体を2種以上用いること
もできる。
(2) スチレンスルホン酸塩の(共)重合体 スチレンスルホン酸塩の重合体はスチレンスルホン酸塩
を重合するか、或いはポリスチレンをスルホン化するこ
とにより容易に製造することができる。スチレンスルホ
ン酸塩の重合体は次の式で表される骨格を有するもので
ある。
分子量は1000以上、好ましくは10000〜300万である。M
はLi、Na、K等のアルカリ金属塩類又はNH3、アルキル
アミン、アルカノールアミン等を意味する。
また、スチレンスルホン酸の重合体は、スチレンスルホ
ン酸塩と他の単量体との共重合体であつてもよい。かか
る共重合体はスチレンスルホン酸塩と他の単量体を共重
合するか或いはスチレンと他の単量体との共重合体をス
ルホン化することにより容易に製造することができる。
共重合の場合は本発明の効果を害しない範囲であればよ
い。共重合の相手の単量体としてはアルキルアクリレー
ト、アルキルメタクリレート、ビニルアルキルエーテ
ル、酢酸ビニル、エチレン、プロピレン、ブチレン、ブ
タジエン、ジイソブチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、アクリルニトリル、スチレン等の疎水性単量体、及
びアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール
酸、無水マレイン酸、ビニルアルコール、アクリルアミ
ド、メタアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、
N−ビニルピロリドン、2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸、メタアリルスルホン酸等の親水
性単量体等が用いられる。
(3) 置換基として炭化水素基を有することもある多
環式芳香族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物又
はその塩。
具体的には石油スルホン酸誘導体、リグニンスルホン酸
誘導体、ナフタレンスルホン酸誘導体等のホルマリン縮
合物である。
本発明に係る上記化合物(3)は、例えばナフタレン、
アルキル置換ナフタレン、アンスラセン、アルキル置換
アンスラセン、リグニン、石油残渣中の芳香環を有する
ものなどを、一般の方法により、スルホン化し、引き続
き造塩反応、更にホルマリン縮合することにより得られ
る。この場合、縮合度は、好ましくは、1.2〜30、更に
好ましくは、1.2〜10である。ここで、縮合度が1.2以下
の時は、縮合による効果が少なく、又、30を越えると、
高分子量化するため、溶解性などの点により、実用上問
題を生ずる。
使用する多環式芳香族化合物としては、各種のものが使
用可能であるが、好ましくは、リグニン、ナフタレン又
は、炭素数1〜6のアルキルナフタレンを使用すれば良
く、勿論、これらの混合物でもよい。
塩としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金
属、カルシウムなどのアルカリ土類金属をはじめ、アミ
ン、アンモニウム塩なども使用される。
(4) リン酸アルカリ金属塩としては、トリポリリン
酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリ
ウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、第1リン酸ナトリ
ウム、第2リン酸ナトリウム、第3リン酸ナトリウム等
が挙げられ、この中から1種以上用いても構わない。
以上の分散剤は本発明の殺生用粒状組成物中に0.1〜15
重量%配合される。また本発明の組成物中の微粒子化殺
生剤と上記の分散剤の割合は、分散剤/微粒子化殺生剤
(重量比)=1/1〜1/50、好ましくは1/6〜1/40である。
また、上記以外の分散剤として、非イオン界面活性剤、
陰イオン界面活性剤を併用してもかまわない。非イオン
界面活性剤、陰イオン界面活性剤としては、具体的には
下記の(5)、(6)に示されるものである。これら分
散剤は、単独または2種以上を組み合わせて使用される
が、粉砕時に加えることは、泡立ち等の問題が生じ好ま
しくないため、造粒時に加えることが望ましい、その含
有量は、組成物中0〜20重量%、好ましく1〜10重量%
である。
(5) 非イオン界面活性剤としては、例えばポリオキ
シエチレン(以下POEと記す)アルキル(炭素数6〜2
2)エーテル、POEアルキル(炭素数4〜18)フエノール
エーテル、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレン
(ブロツク又はランダム)アルキルエーテル、POEフエ
ニルフエノールエーテル、POEスチレン化フエノールエ
ーテル、POEトリベンジルフエノールエーテルが挙げら
れる。
(6) 陰イオン界面活性剤としては、リグニンスルホ
ン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスル
ホン塩、POEアルキルスルホン酸塩、POEアルキルフエニ
ルエーテルスルホン酸塩、POEアルキルフエニルエーテ
ルリン酸エステル塩、POEフエニルフエノールエーテル
スルホン酸塩、POEフエニルフエノールエーテルリン酸
エステル塩、ナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスル
ホン酸ホルマリン縮合物、POEトリベンジルフエノール
エーテルスルホン酸塩、POEトリベンジルフエニルフエ
ノールエーテルリン酸エステル塩などが用いられる。
本発明の殺生用粒剤組成物の製造方法には、いくつかの
方法があるが、例えば上記微粒子化殺生剤及び分散剤
(1)〜(4)から選ばれる1種以上の化合物を含有す
る水性スラリー(以下、微粒子化殺生剤スラリーと称す
る)に鉱物質担体及び必要に応じて、(5)、(6)か
選ばれる化合物の1種以上及び粘結剤(バインダー)等
を加え、混錬後、転動造粒法、押し出し造粒法等の公知
の方法で製造する方法、(1)〜(4)の分散剤を含
む微粒子化殺生剤スラリー、あるいは必要により
(5)、(6)から選ばれる化合物の1種以上を加えた
ものを、鉱物質担体にスプレーしながら粘結剤等と共に
造粒を行う方法、あるいは、該微粒子化殺生剤スラリ
ーの噴霧乾燥を行い、得られた粉末に鉱物質担体、粘結
剤等を加え造粒する方法などが好ましい。
ここで用いられる鉱物質担体には、ロウ石、タルク、カ
オリン、炭酸カルシウム、ベントナイト、硅石粉、石炭
石粉末、酸性白土、硅藻土類粉末、石こう、軽石粉末、
貝がら類粉末、雲母粉末、コロイド性含水硅酸ソーダな
どがあり、その粒状殺生剤組成物中の配合割合は、50〜
98.4重量%が好ましい。
粘結剤(バインダー)として具体的には、ザンサンガ
ム、ザンフロー、ペクチン、アラビアゴム、グアーゴム
などの天然水溶性高分子や、セルロース又はでんぷん誘
導体のメチル化物、カルボキシアルキル化物、ヒドロキ
シアルキル化物(メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどを含む)
などの半合成高分子、あるいは、ポリアクリル酸塩、ポ
リマレイン酸塩、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドンなどの合成高分子、あるいはリグニンスルホン
酸塩などを挙げることができる。粘結剤の粒状殺生剤組
成物中の配合割合は、0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量
%が好ましい。
本発明組成物においては、その他必要に応じて、本発明
の効果を損わない範囲において、ポリオキシエチレン−
ポリオキシプロピレンブロツク重合体などの凝集防止
剤、あるいはエピクロルヒドリン、フエニルグリシジル
エーテル、アリルグリシジルエーテルなどの分解防止剤
等を添加することもできる。これらの成分の配合量は、
本発明組成物中に合計で0〜7重量%が好ましい。
〔発明の効果〕
本発明の殺生用粒剤組成物は、粒状であるため、貯蔵、
安定性に優れており、取り扱い上、飛散することなく運
搬が非常に容易である。さらに、殺生剤が微粒子化され
ており、従来の粒径の大きな殺生剤に比して生物効果が
著しく高められており、また上述の(1)〜(4)の分
散剤を含有しているために、施用後の崩壊性、殺生剤の
分散性においても非常に優れたものである。
〔実施例〕
次に本発明を調製例、実施例及び試験例を挙げて説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
<調製例1> 調製試料1: ビーム(殺菌剤)粉末20重量部、式 (上記式化合物の分子量は68万である) で表される水溶性共重合体塩4.0重量部、水76重量部及
び0.1〜0.2mmのガラスビーズ(メデイア)200重量部を
混合(メデイア/分散液体積比=67/33)し、サンドグ
ラインダー内でデイスクを12時間回転させる。サンドグ
ラインダー内の温度は20〜25℃である。更に、これを加
圧過すると微粒子化ビーム分散液60重量部が得られ
る。また水70重量部で2回メデイアを洗浄すると、ビー
ムの98重量%が回収できる。
この微粒子化ビームは、第1表に示すように、0.5μ以
下の粒径を有する粒子が80重量%の粒径分布からなる。
調製試料2: エツクスゴーニ(除草剤)30重量部、式 (上記式化合物の分子量は38万である) で表される水溶性共重合体塩3.5重量部、水66.5重量部
及び0.1〜0.2mmのガラスビーズ(メデイア)180重量部
を混合(メデイア/分散液体積比=69/31)し、サンド
グラインダー内で、デイスクを10時間回転させる。サン
ドグラインダー内の温度は20〜25℃である。更にこれを
加圧過すると、微粒子化エツクスゴーニ分散液70重量
部が得られる。
この微粒子化エツクスゴーニは、第2表に示すように、
0.5μ以下の粒径を有する粒子が90重量%の粒径分布か
らなる。
調製試料3: デナポン(殺虫剤)25重量部、式 (上記式化合物の分子量は、48万である) で表される水溶性共重合体塩3.5重量部、水71.5重量部
及び0.1〜0.2mmのガラスビーズ(メデイア)180重量部
を混合(メデイア/分散液体積比=69/31)し、サンド
グラインダー内で、デイスクを15時間回転させる。サン
ドグラインダー内の温度は、20〜25℃である。更にこれ
を加圧過すると、微粒子化デナポン分散液75重量部が
得られる。
この微粒子化デナポンは、第2表に示すように、0.5μ
以下の粒径を有する粒子が87重量%の粒径分布からな
る。
調製試料4: オキサミル(殺虫剤)粉末30重量部、式 (上記式化合物の分子量は22万である) で表される水溶性共重合体塩4.5重量部、水65重量部及
び0.1〜0.2mmのガラスビーズ(メデイア)187重量部を
混合(メデイア/分散体体積比=50/50)し、サンドグ
ラインダー内で、デイスクを8時間回転させる。サンド
グラインダー内の温度は20〜25℃である。更に、これを
加圧過すると微粒子化オキサミル分散液45重量部が得
られる。
この微粒子化オキサミルは、第2表に示すように、0.5
μ以下の粒径を有する粒子が74重量%の粒径分布からな
る。
<実施例> 調製試料1〜4で得られた微粒子化殺生剤の水分量を調
整した後、所定量の鉱物質粉末及び他の成分を加え、下
記に示す処方に従つて押出し造粒を行い、粒状殺生剤組
成内を得、処方例1〜4とした。また、比較処方例とし
て、微粒子化を行つていない通常の原体を用いた殺生用
粒剤組成物を調製した。
処方例1:(平均粒径0.7mm,嵩比重0.97g/cm3) (重量%) ビーム 4 分散剤 0.8 ベントナイト 92.2 ポリビニルアルコール 2 ポリオキシエチルン(10)ノニルフエノールエーテル 1 処方例2:(平均粒径1.9mm,嵩比重1.15g/cm3) (重量%) エツクスゴーニ 7 分散剤 0.8 ベントナイト 90.2 リグニンスルホン酸ナトリウム 2 処方例3:(平均粒径3.4mm,嵩比重1.21g/cm3) (重量%) デナポン 5 分散剤 0.7 炭酸カルシウム 61.3 クレー 30 ポリビニルアルコール 2 ラウリルリン酸エステルジエタノールアミン塩 2 処方例4:(平均粒径2.7mm,嵩比重1.04g/cm3) (重量%) オキサミル 1 分散剤 0.2 クレー 95.8 ポリアクリル酸ナトリウム 2 ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム 1 比較処方例1:(平均粒径0.7mm,嵩比重1.01g/cm3) (重量%) ビーム 4 ベントナイト 93 ポリビニルアルコール 2 ポリオキシエチレン(10)ノニルフエニルエーテル 1 比較処方例2:(平均粒径2.0mm,嵩比重1.17g/cm3) (重量%) エツクスゴーニ 7 ベントナイト 90 リグニンスルホン酸ナトリウム 3 比較処方例3:(平均粒径3.4mm,嵩比重1.22g/cm3) (重量%) デナポン 5 炭酸カルシウム 61 クレー 30 ポリビニルアルコール 2 ラウリルリン酸エステルジエタノールアミン塩 2 比較処方例4:(平均粒径2.5mm,嵩比重1.05g/cm3) (重量%) オキサミル 1 クレー 95 ポリアクリル酸ナトリウム 2 ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム 2 <試験例1> 実施例で得た処方例1及び比較処方例1を使用し、下記
方法にて生物試験を行つた。その結果を第3表に示す。
(試験方法) 40cm×60cmのプラスチツク製バツトに3葉期の稲(品
種:日本晴)を移植し温室内で生育させた。稲が7〜8
葉期に生育したとき、水深を2.5cmに調整し、処方例1
及び比較処方例1のビーム粒剤を各所定量施用した。比
較処方例1のビーム粒子の平均粒径は10.3μであつた。
薬剤施用15時間後に稲いもち病菌胞子懸濁液を散布し
た。胞子散布後、温室内で5日間保存し、1ポツト当り
10葉の病斑数を調査し次式により防除価を算出した。
<試験例2> 実施例で得た処方例2及び比較処方例2を使用し、下記
方法にて、生物試験を行つた。その結果を第4表に示
す。
(試験方法) 40cm×60cmのプラスチツク製バツトに水田土壌を入れ、
水深3cmになるよう水田水を入れ混合静置後、マツバ
イ、ノビエを播種し、水稲苗(品種:日本晴)を植え付
け、5日後に実施例2及び比較処方例2のエツクスゴー
ニ粒剤を各所定量処理し、水深2.5cmの湛水状態に14日
間保ち残草の発生及び薬害の発生を観察した。
尚、比較処方例2のエツクスゴーニ粒子の粒径は、12.8
μであつた。
<試験例3> 実施例で得た処方例3及び比較処方例3を使用し、下記
方法にて生物試験を行った。その結果を第5表に示す。
(試験方法) 本葉5葉期の稲苗(品種:日本晴)を移植した40cm×60
cmのプラスチツク製バツトに水深2.5cmになるように湛
水し、処方例3及び比較処方例3のデナポン粒剤を各所
定量処理した。比較処方例3のデナポン粒子の粒径は9.
5μであつた。薬剤処理24時間後に、ツマグロヨコバイ
幼虫を1株当り10頭放飼し、24時間温室内で保存した
後、死虫率を調べた。
<試験例4> 実施例で得た処方例4及び比較処方例4を使用し、下記
方法にて生物試験を行つた。その結果を第6表に示す。
(試験方法) 根コブ線虫の棲息する土壌を6寸鉢に入れ、処方例4及
び比較処方例4のオキサミル粒剤を所定量施用した。比
較処方例4のオキサミル粒子の粒径は、12.8μであつ
た。薬剤処理後、きゆうりの種子を播種して、さらに、
30日後きゆうりを掘り取り、根コブの数を測定し、効果
の判定を行つた。
評価基準: 5・・・・根コブなし 4・・・・1本の根に1〜5個発生 3・・・・1本の根に6〜10個発生 2・・・・1本の根に11〜15個発生 1・・・・1本の根に16〜20個発生 <試験例5> 直径15cm深さ2cmのシヤーレーに水(3度硬水)を1cmの
深さになるように入れ、処方例1〜4、比較処方例1〜
4の粒剤1gをシヤーレーの中央に静かに入れ経過時間に
よる拡展面積をもとめた。結果を第7表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 47/24 H 9155−4H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の成分A〜D、 A.0.5μ以下の粒径を有する粒子が50重量%以上である
    微粒子化殺生剤 1〜30重量% B.次の(1)〜(4)、 (1) 不飽和カルボン酸及びその誘導体からなる単量
    体群から選ばれた1種又は2種以上を必須成分とする水
    溶性又は水分散性重合体、 (2) スチレンスルホン酸塩の(共)重合体、 (3) 置換基として炭化水素基を有することのある多
    環式芳香族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物又
    はその塩、 (4) リン酸アルカリ金属塩、 から選ばれる1種又は2種以上の分散剤 0.1〜15重量% C.鉱物質担体 50〜98.4重量% D.粘結剤 0.1〜10重量% を必須成分として含有する粒状物で、該粒状物の平均粒
    径が0.1〜5mm、嵩比重が0.25〜1.30g/cm3であることを
    特徴とする殺生用粒剤組成物。
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