JPH0723345Y2 - クローラ昇降装置における油圧回路 - Google Patents
クローラ昇降装置における油圧回路Info
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- JPH0723345Y2 JPH0723345Y2 JP4551789U JP4551789U JPH0723345Y2 JP H0723345 Y2 JPH0723345 Y2 JP H0723345Y2 JP 4551789 U JP4551789 U JP 4551789U JP 4551789 U JP4551789 U JP 4551789U JP H0723345 Y2 JPH0723345 Y2 JP H0723345Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、クローラ昇降装置における油圧回路に関す
るものである。
るものである。
〈従来の技術〉 従来、例えばコンバイン等において、斜面走行や湿田走
行における走行安定性や刈り高さの均一化を図るため、
クローラ走行装置の転輪フレームを昇降させて、機体の
左右高さを調節する昇降機構を持つクローラ走行装置が
考えられている。
行における走行安定性や刈り高さの均一化を図るため、
クローラ走行装置の転輪フレームを昇降させて、機体の
左右高さを調節する昇降機構を持つクローラ走行装置が
考えられている。
上記機構は、例えば実開昭58-180775号公報に示されて
いる考案のように、一般に転輪フレームに接続された昇
降リンク機構と、昇降リンクを駆動させる昇降シリンダ
とから構成されている。またアイドラは昇降に伴うクロ
ーラベルトの緊張や弛みに合わせて進退するアイドラシ
リンダに支持されている。
いる考案のように、一般に転輪フレームに接続された昇
降リンク機構と、昇降リンクを駆動させる昇降シリンダ
とから構成されている。またアイドラは昇降に伴うクロ
ーラベルトの緊張や弛みに合わせて進退するアイドラシ
リンダに支持されている。
そして、上記公報記載の如く、昇降シリンダとアイドラ
シリンダは別個に設けられた切換弁によって操作され、
機体の昇降操作とともにアイドラシリンダの進退操作を
別に行う必要があった。
シリンダは別個に設けられた切換弁によって操作され、
機体の昇降操作とともにアイドラシリンダの進退操作を
別に行う必要があった。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来例では昇降シリンダによる機体の昇降
にともなって、アイドラシリンダを操作するタイミング
が難しく、走行中に操作を誤るとクローラベルトが外れ
てしまうといった問題があった。
にともなって、アイドラシリンダを操作するタイミング
が難しく、走行中に操作を誤るとクローラベルトが外れ
てしまうといった問題があった。
また、各シリンダが伸びた状態では、切換弁閉じ状態の
みではシール性が十分でなく、少しずつ回路内を油が逆
流してシリンダが後退し、機体の高さが低くなったり、
クローラベルトの張力が減少するといった欠点があっ
た。
みではシール性が十分でなく、少しずつ回路内を油が逆
流してシリンダが後退し、機体の高さが低くなったり、
クローラベルトの張力が減少するといった欠点があっ
た。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するための本考案は、転輪30,3
1…を支持する転輪フレーム25を本体に対して昇降自在
とし、該転輪フレーム25を昇降駆動させる昇降シリンダ
19を転輪フレーム25と本体の間に設け、転輪フレーム25
の後端にはアイドラ43を進退自在に支持するアイドラシ
リンダ47を設けたクローラ走行装置1において、昇降シ
リンダ19を駆動させる油圧回路61とアイドラシリンダ47
を駆動させる油圧回路62には、両油圧回路61,62に対す
る油圧を背反的に切り換える3位置4接続方向切換弁63
を接続し、該切換弁63と各回路61,62中の各シリンダ19,
47との間には各シリンダ19,47からの逆流を防止するパ
イロットチェック弁64,65を各設け、各パイロットチェ
ック弁64,65のパイロット回路を互いに他方の回路62,61
に接続し、アイドラシリンダ47を駆動させる油圧回路62
にはチェック弁66を並列接続した絞り67を設け、該チェ
ック弁66は前記パイロットチェック弁65と同一方向に設
けたことを特徴としている。
1…を支持する転輪フレーム25を本体に対して昇降自在
とし、該転輪フレーム25を昇降駆動させる昇降シリンダ
19を転輪フレーム25と本体の間に設け、転輪フレーム25
の後端にはアイドラ43を進退自在に支持するアイドラシ
リンダ47を設けたクローラ走行装置1において、昇降シ
リンダ19を駆動させる油圧回路61とアイドラシリンダ47
を駆動させる油圧回路62には、両油圧回路61,62に対す
る油圧を背反的に切り換える3位置4接続方向切換弁63
を接続し、該切換弁63と各回路61,62中の各シリンダ19,
47との間には各シリンダ19,47からの逆流を防止するパ
イロットチェック弁64,65を各設け、各パイロットチェ
ック弁64,65のパイロット回路を互いに他方の回路62,61
に接続し、アイドラシリンダ47を駆動させる油圧回路62
にはチェック弁66を並列接続した絞り67を設け、該チェ
ック弁66は前記パイロットチェック弁65と同一方向に設
けたことを特徴としている。
〈作用〉 クローラ走行装置1に設けられている昇降装置におい
て、昇降シリンダ19の伸びによって転輪フレーム25が本
体に対して下降し、昇降シリンダ19の縮みによって転輪
フレーム25が上昇する。転輪フレーム25は転輪30,31,32
…を介して常に接地位置あり、上記転輪フレーム25の昇
降動作によって本体は下降上昇する。
て、昇降シリンダ19の伸びによって転輪フレーム25が本
体に対して下降し、昇降シリンダ19の縮みによって転輪
フレーム25が上昇する。転輪フレーム25は転輪30,31,32
…を介して常に接地位置あり、上記転輪フレーム25の昇
降動作によって本体は下降上昇する。
アイドラ43はアイドラシリンダ47によって、昇降シリン
ダ19の進退動作に応じて退進する。昇降シリンダ19とア
イドラシリンダ47を駆動させる油圧回路61,62は、両油
圧回路61,62が接続されている切換弁63によって、油圧
の方向を切換操作される。また油圧回路61,62にはパイ
ロットチェック弁64,65が設けられ、各シリンダ19,47か
らの逆流を防止する。そして一方の回路61に油圧が加わ
ると、パイロット回路によって他方の回路のパイロット
チェック弁65が開き、油がシリンダ47から排出される。
ここで、油圧回路62にはチェック弁66を並列に接続した
絞り67が設けられているため、アイドラシリンダ47の後
退に抵抗が生じ、また伸びるときにはチェック弁66によ
って後退時より早く駆動する。従って、本体が上昇する
ときは、徐々に後退してクローラベルト45に張力を与
え、本体が下降するときは、クローラベルト45の弛みの
発生より速く後方にアイドラ43を突出せしめる。
ダ19の進退動作に応じて退進する。昇降シリンダ19とア
イドラシリンダ47を駆動させる油圧回路61,62は、両油
圧回路61,62が接続されている切換弁63によって、油圧
の方向を切換操作される。また油圧回路61,62にはパイ
ロットチェック弁64,65が設けられ、各シリンダ19,47か
らの逆流を防止する。そして一方の回路61に油圧が加わ
ると、パイロット回路によって他方の回路のパイロット
チェック弁65が開き、油がシリンダ47から排出される。
ここで、油圧回路62にはチェック弁66を並列に接続した
絞り67が設けられているため、アイドラシリンダ47の後
退に抵抗が生じ、また伸びるときにはチェック弁66によ
って後退時より早く駆動する。従って、本体が上昇する
ときは、徐々に後退してクローラベルト45に張力を与
え、本体が下降するときは、クローラベルト45の弛みの
発生より速く後方にアイドラ43を突出せしめる。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例について図面に基づき詳説する。
第2図に示すクローラ走行装置1はコンバインの走行装
置として利用されるものの実施例である。
置として利用されるものの実施例である。
脱穀装置や穀粒タンクなどを載置するために組み付けら
れた機体フレーム4は、縦フレーム2と横フレーム3と
から構成されている。機体フレーム4の左右下方には、
クローラ走行装置1が取り付けられ、コンバインの機体
を走行移動させる。
れた機体フレーム4は、縦フレーム2と横フレーム3と
から構成されている。機体フレーム4の左右下方には、
クローラ走行装置1が取り付けられ、コンバインの機体
を走行移動させる。
機体フレーム4の左右方向に横設された横フレーム3の
左右端部には下方に延びた支持フレーム6,7が設けら
れ、左右外側に湾曲した支持フレーム6,7の下端には、
リンク取付フレーム9が前後方向に固定されている。
左右端部には下方に延びた支持フレーム6,7が設けら
れ、左右外側に湾曲した支持フレーム6,7の下端には、
リンク取付フレーム9が前後方向に固定されている。
第2図はクローラ走行装置1の側面全体図である。リン
ク取付フレーム9の前後部には、それぞれリンク13,14
が回動軸11,12によって回動自在に支持されている。第
3図及び第4図に示すように、回動軸11,12はリンク取
付フレーム9を左右方向に回動自在に挿通し、両端には
リンクアーム15,16,17,18が回動軸11,12に対して直角に
固定されている。
ク取付フレーム9の前後部には、それぞれリンク13,14
が回動軸11,12によって回動自在に支持されている。第
3図及び第4図に示すように、回動軸11,12はリンク取
付フレーム9を左右方向に回動自在に挿通し、両端には
リンクアーム15,16,17,18が回動軸11,12に対して直角に
固定されている。
前側のリンク13の本体側リンクアーム15の上端には昇降
シリンダ19の一端が接続されている。昇降シリンダ19の
他端は、取付ピン19aによって、機体フレーム4の下側
に沿って取り付けられた縦フレーム2に揺動自在に取り
付けられている。
シリンダ19の一端が接続されている。昇降シリンダ19の
他端は、取付ピン19aによって、機体フレーム4の下側
に沿って取り付けられた縦フレーム2に揺動自在に取り
付けられている。
昇降シリンダ19の外側にはシリダカバー20が設けられ
て、泥水のかぶりや外部からの衝撃などによる、シリダ
カバー20のさび付きや破損を防止している。また、従来
とことなり、昇降シリンダ19は機体フレーム4の外側に
取り付けられているため、昇降シリンダ19の修理や取付
が極めて容易となる。
て、泥水のかぶりや外部からの衝撃などによる、シリダ
カバー20のさび付きや破損を防止している。また、従来
とことなり、昇降シリンダ19は機体フレーム4の外側に
取り付けられているため、昇降シリンダ19の修理や取付
が極めて容易となる。
前方のリンク13と後方のリンク14のリンクアーム15,17
の間には連結ロッド21が架設されている。連結ロッド21
は両端に設けられたボス21aによって、連結ピン22を介
して揺動自在に各リンクアーム15,17に接続されてい
る。連結ロッド21によってリンク13の揺動がリンク14に
伝えられ、同時に同じ揺動量が得られる機構となってい
る。そして、本実施例の構造では昇降シリンダ19が略水
平に設けられ、連結ロッド21と略平行となっているの
で、昇降シリンダ19の駆動力が効率良く後方のリンク14
に伝えられる。
の間には連結ロッド21が架設されている。連結ロッド21
は両端に設けられたボス21aによって、連結ピン22を介
して揺動自在に各リンクアーム15,17に接続されてい
る。連結ロッド21によってリンク13の揺動がリンク14に
伝えられ、同時に同じ揺動量が得られる機構となってい
る。そして、本実施例の構造では昇降シリンダ19が略水
平に設けられ、連結ロッド21と略平行となっているの
で、昇降シリンダ19の駆動力が効率良く後方のリンク14
に伝えられる。
回動軸11,12の外側端にはリンクアーム16,18が固定さ
れ、その先端には、接続ピン23,24が貫通固定されてい
る。接続ピン23,24は転輪フレーム25上に固定されてい
るボス27,28に挿通する。接続ピン23,24によってリンク
アーム16,18は揺動自在に転輪フレーム25に接続され
る。また回動軸11と接続ピン23の間及び回動軸12と接続
ピン24の間に支持されている転輪35,38との接触を回避
するため、リンクアーム16,18は山形に湾曲している。
このため、リンクアーム16,18が転輪35,38に接触しない
で揺動し得る範囲が広くなり、転輪フレーム25の昇降量
を大きくすることが可能となる。
れ、その先端には、接続ピン23,24が貫通固定されてい
る。接続ピン23,24は転輪フレーム25上に固定されてい
るボス27,28に挿通する。接続ピン23,24によってリンク
アーム16,18は揺動自在に転輪フレーム25に接続され
る。また回動軸11と接続ピン23の間及び回動軸12と接続
ピン24の間に支持されている転輪35,38との接触を回避
するため、リンクアーム16,18は山形に湾曲している。
このため、リンクアーム16,18が転輪35,38に接触しない
で揺動し得る範囲が広くなり、転輪フレーム25の昇降量
を大きくすることが可能となる。
ボス27,28の間には、転輪フレーム25を左右からはさむ
ように補強板29が付設されている。転輪フレーム25の先
端及び後端には回動自在に固定支持された転輪30,31が
設けられ、転輪30,31の間には、固定回動転輪32と揺動
転輪35,36,37,38が設けられている。転輪35,36,37,38は
転輪フレーム25に所定間隔で揺動自在に支持されている
揺動部材33,34の両端に軸支され、路面の凹凸に応じて
上下動しながら回転する。
ように補強板29が付設されている。転輪フレーム25の先
端及び後端には回動自在に固定支持された転輪30,31が
設けられ、転輪30,31の間には、固定回動転輪32と揺動
転輪35,36,37,38が設けられている。転輪35,36,37,38は
転輪フレーム25に所定間隔で揺動自在に支持されている
揺動部材33,34の両端に軸支され、路面の凹凸に応じて
上下動しながら回転する。
リンク取付フレーム9の前方には駆動輪41が支持され、
転輪フレーム25の後端にはアイドラ43が支持されてお
り、駆動輪41,アイドラ43,転輪30,31,32,35,36,37,38に
はクローラベルト45が巻き掛けられている。
転輪フレーム25の後端にはアイドラ43が支持されてお
り、駆動輪41,アイドラ43,転輪30,31,32,35,36,37,38に
はクローラベルト45が巻き掛けられている。
次ぎにアイドラ43の支持構造について説明する。第5図
乃至第7図に示すように、転輪フレーム25の後端には後
方に向けてアイドラシリンダ47が固定されている。アイ
ドラシリンダ47のシリンダロッド48の先端には取付部材
53が接続される。アイドラシリンダ47の両側にはガイド
パイプ51,52が固定され、その中をガイドロッド49,50が
スライド自在に挿通している。ガイドロッド49,50の先
端には同じく取付部材53が嵌合している。取付部材53は
平面視でコ字形をしており、前記ガイドロッド49,50に
嵌合している嵌合部55,56と、嵌合部55,56の間に形成さ
れた連結部54とから構成されている。連結部54にコ字形
の連結材が固定され前述のシリンダロッド48とピン接合
されている。
乃至第7図に示すように、転輪フレーム25の後端には後
方に向けてアイドラシリンダ47が固定されている。アイ
ドラシリンダ47のシリンダロッド48の先端には取付部材
53が接続される。アイドラシリンダ47の両側にはガイド
パイプ51,52が固定され、その中をガイドロッド49,50が
スライド自在に挿通している。ガイドロッド49,50の先
端には同じく取付部材53が嵌合している。取付部材53は
平面視でコ字形をしており、前記ガイドロッド49,50に
嵌合している嵌合部55,56と、嵌合部55,56の間に形成さ
れた連結部54とから構成されている。連結部54にコ字形
の連結材が固定され前述のシリンダロッド48とピン接合
されている。
そして嵌合部55,56の間には支持シャフト57が挿通し、
支持シャフト57には既述のアイドラ43が回動自在に支持
されている。アイドラ43の周端部はクローラベルト45の
中心に設けられた溝内に入り、クローラベルト45を案内
する。
支持シャフト57には既述のアイドラ43が回動自在に支持
されている。アイドラ43の周端部はクローラベルト45の
中心に設けられた溝内に入り、クローラベルト45を案内
する。
アイドラ43はアイドラシリンダ47によって、クローラベ
ルト45の緩みに応じてスライドするが、アイドラ43に加
わる上下左右方向の負荷は2本のガイドロッド49,50が
負担するので、アイドラシリンダ47に加わるのは前後方
向の負荷のみとなり、アイドラシリンダ47の破損や故障
が減少する。またアイドラ43の支持強度が向上するとと
もに、ガイドロッド49,50とガイドパイプ51,52に案内さ
れてシリンダロッド48の直進性が良くなり、アイドラ43
の前後スライドも滑らかとなる。
ルト45の緩みに応じてスライドするが、アイドラ43に加
わる上下左右方向の負荷は2本のガイドロッド49,50が
負担するので、アイドラシリンダ47に加わるのは前後方
向の負荷のみとなり、アイドラシリンダ47の破損や故障
が減少する。またアイドラ43の支持強度が向上するとと
もに、ガイドロッド49,50とガイドパイプ51,52に案内さ
れてシリンダロッド48の直進性が良くなり、アイドラ43
の前後スライドも滑らかとなる。
第8図は上転輪58の支持構造を示す拡大正面断面図であ
る。クローラベルト45の非接地部に、下側から転送する
上転輪58は、リンク取付フレーム9上に固定された支持
パイプ59を挿通するシャフト60によって支えられいる。
そして、シャフト60に回動自在に軸支されて、クローラ
ベルト45の内側に常時転接している。
る。クローラベルト45の非接地部に、下側から転送する
上転輪58は、リンク取付フレーム9上に固定された支持
パイプ59を挿通するシャフト60によって支えられいる。
そして、シャフト60に回動自在に軸支されて、クローラ
ベルト45の内側に常時転接している。
第1図は、コンバインの油圧回路を示すもので、本図面
に基づき昇降シリンダ19とアイドラシリンダ47の駆動回
路について説明する。昇降シリンダ19とアイドラシリン
ダ47には、それぞれ油圧回路61,62が接続されており、
各油圧回路61,62は切換弁63に接続されている。切換弁6
3は3位置4方向弁であり、油圧回路61,62に互いに逆方
向に油が流れるように電気的に切換操作される。油圧回
路61,62には、切換弁63と各シリンダ19,47の間に、パイ
ロットチェック弁64,65が設けられ、シリンダ19,47から
の逆流が防止されている。また各パイロットチェック弁
64,65のパイロット回路は相互に他方の油圧回路62,61に
接続され、一方の回路にシリンダに向かう油圧が加わっ
た場合には、他方の回路のチェック弁は、シリンダから
油が流れ出る方向に開くようになっている。
に基づき昇降シリンダ19とアイドラシリンダ47の駆動回
路について説明する。昇降シリンダ19とアイドラシリン
ダ47には、それぞれ油圧回路61,62が接続されており、
各油圧回路61,62は切換弁63に接続されている。切換弁6
3は3位置4方向弁であり、油圧回路61,62に互いに逆方
向に油が流れるように電気的に切換操作される。油圧回
路61,62には、切換弁63と各シリンダ19,47の間に、パイ
ロットチェック弁64,65が設けられ、シリンダ19,47から
の逆流が防止されている。また各パイロットチェック弁
64,65のパイロット回路は相互に他方の油圧回路62,61に
接続され、一方の回路にシリンダに向かう油圧が加わっ
た場合には、他方の回路のチェック弁は、シリンダから
油が流れ出る方向に開くようになっている。
アイドラシリンダ47に接続されている油圧回路62には、
アイドラシリンダ47とパイロットチェック弁65の間にチ
ェック弁66を並列に接続した絞り67が設けられている。
チェック弁66はパイロットチェック弁65と同じ方向に設
けられている。さらに油圧回路62はコック68を介してド
レン回路に接続されており、コック68を開くことによっ
て、容易にアイドラシリンダ47の油圧を抜くことが可能
となる。
アイドラシリンダ47とパイロットチェック弁65の間にチ
ェック弁66を並列に接続した絞り67が設けられている。
チェック弁66はパイロットチェック弁65と同じ方向に設
けられている。さらに油圧回路62はコック68を介してド
レン回路に接続されており、コック68を開くことによっ
て、容易にアイドラシリンダ47の油圧を抜くことが可能
となる。
また同じくアイドラシリンダ47の油圧回路62には、リリ
ーフ弁69が設けられている。このリリーフ弁69によれ
ば、クローラベルト45とアイドラ43の間に石や泥が挟ま
って、クローラベルト45に必要以上に張力が加わって
も、アイドラシリンダ47の圧力が一定値以上に達すれ
ば、リリーフ弁69が開いてアイドラシリンダ47を縮ませ
る。つまり、クローラベルト45に過大の張力が生じたと
きは、アイドラ43を後退させる構造となっているので、
クローラベルト45の破損が少なくなる。
ーフ弁69が設けられている。このリリーフ弁69によれ
ば、クローラベルト45とアイドラ43の間に石や泥が挟ま
って、クローラベルト45に必要以上に張力が加わって
も、アイドラシリンダ47の圧力が一定値以上に達すれ
ば、リリーフ弁69が開いてアイドラシリンダ47を縮ませ
る。つまり、クローラベルト45に過大の張力が生じたと
きは、アイドラ43を後退させる構造となっているので、
クローラベルト45の破損が少なくなる。
さらに、油圧回路62にはチェック弁70を介して、前処理
シリンダ71を操作駆動させる前処理駆動油圧回路72が接
続されている。チェック弁70は前処理駆動油圧回路72か
ら油圧回路62の方向に油が流入するように設定されてい
る。このように構成することによって、前処理部を前処
理シリンダ71によって昇降するたびに、アイドラシリン
ダ47に油圧が加わり、アイドラ43はクローラベルト45に
張力を加える方向に突出する。従って、クローラベルト
45には前処理部の昇降操作によって、常時一定の張力が
維持される構造となっている。
シリンダ71を操作駆動させる前処理駆動油圧回路72が接
続されている。チェック弁70は前処理駆動油圧回路72か
ら油圧回路62の方向に油が流入するように設定されてい
る。このように構成することによって、前処理部を前処
理シリンダ71によって昇降するたびに、アイドラシリン
ダ47に油圧が加わり、アイドラ43はクローラベルト45に
張力を加える方向に突出する。従って、クローラベルト
45には前処理部の昇降操作によって、常時一定の張力が
維持される構造となっている。
以上説明した昇降シリンダ19とアイドラシリンダ47の駆
動油圧回路は、左右のクローラ走行装置1に各々別個に
同一のものが設けられている。そして、該油圧回路はパ
イロットチェック弁64,65を設けたために、シリンダの
リークが少なく、機体高さやアイドラ43位置が安定す
る。また一個の切換弁63で2つのシリンダ19,43を操作
するため、操作性がよく構造も簡単である。
動油圧回路は、左右のクローラ走行装置1に各々別個に
同一のものが設けられている。そして、該油圧回路はパ
イロットチェック弁64,65を設けたために、シリンダの
リークが少なく、機体高さやアイドラ43位置が安定す
る。また一個の切換弁63で2つのシリンダ19,43を操作
するため、操作性がよく構造も簡単である。
以下、上記構成に基づいて、本実施例の構造の作用につ
いて説明する。第2図に示すように、昇降シリンダ19が
縮んだ状態では、転輪フレーム25はリンク取付フレーム
9に最も近接しており、機体の高さは最も低い位置にあ
る。上転輪58はクローラベルト45に転接している。
いて説明する。第2図に示すように、昇降シリンダ19が
縮んだ状態では、転輪フレーム25はリンク取付フレーム
9に最も近接しており、機体の高さは最も低い位置にあ
る。上転輪58はクローラベルト45に転接している。
ここで、切換弁63を切り換えて昇降シリンダ19に油圧を
加えると、油圧によって昇降シリンダ19が伸び、リンク
アーム15が揺動して、同時に連結ロッド21によって後方
のリンクアーム17が揺動する。リンク13,14の揺動によ
って転輪フレーム25は機体に対して水平に下降するとと
もに、リンクアーム16,18先端の回動軌跡に沿ってやや
後方に移動する。
加えると、油圧によって昇降シリンダ19が伸び、リンク
アーム15が揺動して、同時に連結ロッド21によって後方
のリンクアーム17が揺動する。リンク13,14の揺動によ
って転輪フレーム25は機体に対して水平に下降するとと
もに、リンクアーム16,18先端の回動軌跡に沿ってやや
後方に移動する。
駆動輪41及び上転輪58は機体フレーム4に固定されてい
るので、転輪フレーム25の下降にともなってクローラベ
ルト45は上下方向に伸びて変形し、前後方向の長さは後
端部が引っ込んで短くなる。クローラベルト45の後端を
内側から支持するアイドラ43は、前記クローラベルト45
の変形によって前方へ押され、アイドラシリンダ47には
縮み(後退)方向に圧力が加わる。
るので、転輪フレーム25の下降にともなってクローラベ
ルト45は上下方向に伸びて変形し、前後方向の長さは後
端部が引っ込んで短くなる。クローラベルト45の後端を
内側から支持するアイドラ43は、前記クローラベルト45
の変形によって前方へ押され、アイドラシリンダ47には
縮み(後退)方向に圧力が加わる。
アイドラシリンダ47の油圧回路62では、昇降シリンダ19
への油圧によってパイロットチェック弁65が開放し、排
出方向に油が流れる。ここで油圧回路62には絞り67が設
けられているため、アイドラシリンダ47の後退時には一
定の抵抗が生じる。このため、該アイドラシリンダ47に
生じる後退抵抗以上の張力がクローラベルト45に発生し
たときに、アイドラ43が後退することとなり、転輪フレ
ーム25が下降する際において、クローラベルト45には常
時一定の張力が維持される。
への油圧によってパイロットチェック弁65が開放し、排
出方向に油が流れる。ここで油圧回路62には絞り67が設
けられているため、アイドラシリンダ47の後退時には一
定の抵抗が生じる。このため、該アイドラシリンダ47に
生じる後退抵抗以上の張力がクローラベルト45に発生し
たときに、アイドラ43が後退することとなり、転輪フレ
ーム25が下降する際において、クローラベルト45には常
時一定の張力が維持される。
一方転輪フレーム25は、リンク13,14の揺動によって駆
動輪41に対して後ろ向き下方に移動するため、クローラ
走行装置1の接地面に対する前方仰角が余り変わらな
い。またクローラベルト45の接地長さを決める転輪30,3
1,32,35,36,37,38の間隔は変化せず、従ってクローラベ
ルト45の接地長さは変化しない。また、転輪フレーム25
の下降によって機体の高さは高くなり、機体が低い状態
よりも不安定になるが、転輪フレーム25が後方に移動し
てクローラベルト45の接地部が重心の方向に移動し、且
つクローラベルト45の接地長さは一定なので、機体の安
定がたもたれる。
動輪41に対して後ろ向き下方に移動するため、クローラ
走行装置1の接地面に対する前方仰角が余り変わらな
い。またクローラベルト45の接地長さを決める転輪30,3
1,32,35,36,37,38の間隔は変化せず、従ってクローラベ
ルト45の接地長さは変化しない。また、転輪フレーム25
の下降によって機体の高さは高くなり、機体が低い状態
よりも不安定になるが、転輪フレーム25が後方に移動し
てクローラベルト45の接地部が重心の方向に移動し、且
つクローラベルト45の接地長さは一定なので、機体の安
定がたもたれる。
機体を下降させる場合には、切換弁63を切り換えて油圧
回路62に油圧を加える。油圧回路62の油圧によってパイ
ロットチェック弁64が開放し、昇降シリンダ19は機体の
重量によって縮み(後退)、排出方向に油が流れるが、
油圧回路61中に設けられた絞りによって昇降シリンダ19
の後退は徐々に行なわれる。油圧回路62に加えられた油
圧はアイドラシリンダ47に達するが、絞り67のほかチェ
ック弁66が並列に接続されているので、昇降シリンダ19
よりも速く油が伝わる。
回路62に油圧を加える。油圧回路62の油圧によってパイ
ロットチェック弁64が開放し、昇降シリンダ19は機体の
重量によって縮み(後退)、排出方向に油が流れるが、
油圧回路61中に設けられた絞りによって昇降シリンダ19
の後退は徐々に行なわれる。油圧回路62に加えられた油
圧はアイドラシリンダ47に達するが、絞り67のほかチェ
ック弁66が並列に接続されているので、昇降シリンダ19
よりも速く油が伝わる。
昇降シリンダ19の縮みによって転輪フレーム25は機体に
対して徐々に近付き、機体はゆっくり下降する。ここ
で、クローラベルト45には緩みが生じるが、既に述べた
ように、アイドラシリンダ47の伸びが速いので、クロー
ラベルト45に緩みが生じる前にアイドラ43が後方に突出
し、クローラベルト45を引っ張る。従って、転輪フレー
ム25が機体に対して上昇する場合でも、クローラベルト
45の張力は減少しない。
対して徐々に近付き、機体はゆっくり下降する。ここ
で、クローラベルト45には緩みが生じるが、既に述べた
ように、アイドラシリンダ47の伸びが速いので、クロー
ラベルト45に緩みが生じる前にアイドラ43が後方に突出
し、クローラベルト45を引っ張る。従って、転輪フレー
ム25が機体に対して上昇する場合でも、クローラベルト
45の張力は減少しない。
即ち、転輪フレーム25の昇降の際においてもクローラベ
ルト45の張力は失われず、転輪フレーム25の昇降の際に
クローラベルト45が外れるといったトラブルも少なくな
る。
ルト45の張力は失われず、転輪フレーム25の昇降の際に
クローラベルト45が外れるといったトラブルも少なくな
る。
またコック68を開放してアイドラシリンダ47の圧力を抜
き、アイドラ43を後退させれば、容易にクローラベルト
45の着脱ができ、昇降シリンダ19の修理等も簡単にでき
る。
き、アイドラ43を後退させれば、容易にクローラベルト
45の着脱ができ、昇降シリンダ19の修理等も簡単にでき
る。
第2図に示すように、上転輪58は転輪フレーム25が昇降
して、クローラベルト45がどのような形状に変化して
も、常にクローラベルト45に転接している。従って、転
輪フレーム25が機体フレーム4に近付いた状態で、上転
輪58がクローラベルト45と接触しないといった状態はな
く、上転輪58の回動が鈍くなって磨り減るといった問題
はない。
して、クローラベルト45がどのような形状に変化して
も、常にクローラベルト45に転接している。従って、転
輪フレーム25が機体フレーム4に近付いた状態で、上転
輪58がクローラベルト45と接触しないといった状態はな
く、上転輪58の回動が鈍くなって磨り減るといった問題
はない。
〈考案の効果〉 以上の如く構成される本考案の回路によれば、3位置4
接続方向切換弁を設けたため、単一の切り換え操作によ
って、昇降シリンダの進退とアイドラシリンダの進退の
操作を同時にすることができる。このため、操作が簡単
となり、且つ本体の上昇下降作動及び水平維持作動が極
めて効率よく行なわれるといった効果がある。
接続方向切換弁を設けたため、単一の切り換え操作によ
って、昇降シリンダの進退とアイドラシリンダの進退の
操作を同時にすることができる。このため、操作が簡単
となり、且つ本体の上昇下降作動及び水平維持作動が極
めて効率よく行なわれるといった効果がある。
また油圧回路に設けられた絞りによって、クローラベル
トに常時テンションが働くようにアイドラが進退するの
で、転輪フレームの昇降の際にクローラベルトが弛んで
外れるといったトラブルが少なくなる等の利点がある。
トに常時テンションが働くようにアイドラが進退するの
で、転輪フレームの昇降の際にクローラベルトが弛んで
外れるといったトラブルが少なくなる等の利点がある。
さらに、パイロットチェック弁を設けたことによって、
3位置4接続方向切換弁に負荷を加えることなく、各シ
リンダからの逆流を止めることができる。またシリンダ
からの逆流による機体の下降や、アイドラの後退を確実
に防止することができる等の効果がある。
3位置4接続方向切換弁に負荷を加えることなく、各シ
リンダからの逆流を止めることができる。またシリンダ
からの逆流による機体の下降や、アイドラの後退を確実
に防止することができる等の効果がある。
第1図は本実施例のコンバインの油圧回路図、第2図は
クローラ走行装置の側面全体図、第3図は左右クローラ
走行装置の正面断面図、第4図はリンクの取付状態を示
す正面断面図、第5図はアイドラ及びアイドラシリンダ
の取付状態を示す平面断面図、第6図は同じく側面図、
第7図は同じく正面図、第8図は上転輪の取付状態を示
す正面断面図、である。 1:クローラ走行装置、19:昇降シリンダ 25:転輪フレーム、30,31,32……転輪 43:アイドラ、47:アイドラシリンダ 61:油圧回路、62:油圧回路 63:切換弁、64,65:パイロットチェック弁 66:チェック弁、67:絞り
クローラ走行装置の側面全体図、第3図は左右クローラ
走行装置の正面断面図、第4図はリンクの取付状態を示
す正面断面図、第5図はアイドラ及びアイドラシリンダ
の取付状態を示す平面断面図、第6図は同じく側面図、
第7図は同じく正面図、第8図は上転輪の取付状態を示
す正面断面図、である。 1:クローラ走行装置、19:昇降シリンダ 25:転輪フレーム、30,31,32……転輪 43:アイドラ、47:アイドラシリンダ 61:油圧回路、62:油圧回路 63:切換弁、64,65:パイロットチェック弁 66:チェック弁、67:絞り
Claims (1)
- 【請求項1】転輪(30,31…)を支持する転輪フレーム
(25)を本体に対して昇降自在とし、該転輪フレーム
(25)を昇降駆動させる昇降シリンダ(19)を転輪フレ
ーム(25)と本体の間に設け、転輪フレーム(25)の後
端にはアイドラ(43)を進退自在に支持するアイドラシ
リンダ(47)を設けたクローラ走行装置(1)におい
て、昇降シリンダ(19)を駆動させる油圧回路(61)と
アイドラシリンダ(47)を駆動させる油圧回路(62)に
は、両油圧回路(61),(62)に対する油圧を背反的に
切り換える3位置4接続方向切換弁(63)を接続し、該
切換弁(63)と各回路(61),(62)中の各シリンダ
(19),(47)との間には各シリンダ(19),(47)か
らの逆流を防止するパイロットチェック弁(64),(6
5)を各設け、各パイロットチェック弁(64),(65)
のパイロット回路を互いに他方の回路(62),(61)に
接続し、アイドラシリンダ(47)を駆動させる油圧回路
(62)にはチェック弁(66)を並列接続した絞り(67)
を設け、該チェック弁(66)は前記パイロットチェック
弁(65)と同一方向に設けたクローラ昇降装置における
油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4551789U JPH0723345Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | クローラ昇降装置における油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4551789U JPH0723345Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | クローラ昇降装置における油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02135380U JPH02135380U (ja) | 1990-11-09 |
| JPH0723345Y2 true JPH0723345Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31559766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4551789U Expired - Lifetime JPH0723345Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | クローラ昇降装置における油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723345Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP4551789U patent/JPH0723345Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02135380U (ja) | 1990-11-09 |
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