JPH07238998A - 遊星歯車装置におけるリングギヤ支持部材の支持構造 - Google Patents
遊星歯車装置におけるリングギヤ支持部材の支持構造Info
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- JPH07238998A JPH07238998A JP6031594A JP3159494A JPH07238998A JP H07238998 A JPH07238998 A JP H07238998A JP 6031594 A JP6031594 A JP 6031594A JP 3159494 A JP3159494 A JP 3159494A JP H07238998 A JPH07238998 A JP H07238998A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊星歯車装置のリングギヤ支持部材から出力
部材に伝達される振動を軽減するとともに遊星歯車装置
の組付性を向上させ、併せて各部品の寸法管理を容易化
する 【構成】 遊星歯車装置Pは、軸部31 を一体に有する
プラネタリキャリヤ3と、外周にリングギヤ6を固着し
たリングギヤ支持部材7と、前記軸部31 の外周にスプ
ライン結合された出力部材10とを備える。リングギヤ
支持部材7の右側面は第1スラストベアリング13を介
してプラネタリキャリヤ3の左側面に支持され、またリ
ングギヤ支持部材7の左側面は第2スラストベアリング
16を介してプラネタリキャリヤ3の軸部31 にサーク
リップ14で固定されたワッシャ15の右側面に支持さ
れる。
部材に伝達される振動を軽減するとともに遊星歯車装置
の組付性を向上させ、併せて各部品の寸法管理を容易化
する 【構成】 遊星歯車装置Pは、軸部31 を一体に有する
プラネタリキャリヤ3と、外周にリングギヤ6を固着し
たリングギヤ支持部材7と、前記軸部31 の外周にスプ
ライン結合された出力部材10とを備える。リングギヤ
支持部材7の右側面は第1スラストベアリング13を介
してプラネタリキャリヤ3の左側面に支持され、またリ
ングギヤ支持部材7の左側面は第2スラストベアリング
16を介してプラネタリキャリヤ3の軸部31 にサーク
リップ14で固定されたワッシャ15の右側面に支持さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中心軸と、中心軸の外
周に軸部を介して相対回転可能に嵌合するプラネタリキ
ャリヤと、内周が前記軸部に相対回転可能に嵌合すると
ともに外周にリングギヤを支持するリングギヤ支持部材
と、リングギヤ支持部材の両側面を支持する第1スラス
トベアリング及び第2スラストベアリングとを備えた遊
星歯車装置におけるリングギヤ支持部材の支持構造に関
する。
周に軸部を介して相対回転可能に嵌合するプラネタリキ
ャリヤと、内周が前記軸部に相対回転可能に嵌合すると
ともに外周にリングギヤを支持するリングギヤ支持部材
と、リングギヤ支持部材の両側面を支持する第1スラス
トベアリング及び第2スラストベアリングとを備えた遊
星歯車装置におけるリングギヤ支持部材の支持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】円板状のリングギヤ支持部材の外周にリ
ングギヤを設けた遊星歯車装置では、各ギヤの噛合部に
発生するスラスト力を受止してリングギヤ支持部材を軸
方向に位置決めすべく、該リングギヤ支持部材の軸方向
両側面をスラストベアリングによって支持する必要があ
る。従来、かかるリングギヤ支持部材の支持構造とし
て、特開昭64−87944号公報に記載されたものが
公知である。
ングギヤを設けた遊星歯車装置では、各ギヤの噛合部に
発生するスラスト力を受止してリングギヤ支持部材を軸
方向に位置決めすべく、該リングギヤ支持部材の軸方向
両側面をスラストベアリングによって支持する必要があ
る。従来、かかるリングギヤ支持部材の支持構造とし
て、特開昭64−87944号公報に記載されたものが
公知である。
【0003】図4は上記従来の支持構造を示すものであ
る。自動車の自動変速機に設けられた遊星歯車装置は、
メインシャフト01の外周に相対回転自在に嵌合するス
リーブ02を備えており、このスリーブ02の外周にプ
ラネタリキャリヤ03が相対回転自在に支持される。プ
ラネタリキャリヤ03に一体に形成された軸部031の
外周に、図示せぬカウンタシャフトに駆動力を伝達する
アウトプットギヤ04の軸部041 が嵌合してスプライ
ン結合される。アウトプットギヤ04はケーシング05
にテーパーローラベアリング06を介して支持される。
外周に図示せぬリングギヤを備えた円板状のリングギヤ
支持部材07は、その一側面が前記プラネタリキャリヤ
03の一側面との間に配設した第1スラストベアリング
08によって支持されるとともに、その他側面が前記ア
ウトプットギヤ04の軸部041の端面042 との間に
配設した第2スラストベアリング09によって支持され
る。これにより、リングギヤ支持部材07はプラネタリ
キャリヤ03及びアウトプットギヤ04に対して相対回
転自在に支持される。
る。自動車の自動変速機に設けられた遊星歯車装置は、
メインシャフト01の外周に相対回転自在に嵌合するス
リーブ02を備えており、このスリーブ02の外周にプ
ラネタリキャリヤ03が相対回転自在に支持される。プ
ラネタリキャリヤ03に一体に形成された軸部031の
外周に、図示せぬカウンタシャフトに駆動力を伝達する
アウトプットギヤ04の軸部041 が嵌合してスプライ
ン結合される。アウトプットギヤ04はケーシング05
にテーパーローラベアリング06を介して支持される。
外周に図示せぬリングギヤを備えた円板状のリングギヤ
支持部材07は、その一側面が前記プラネタリキャリヤ
03の一側面との間に配設した第1スラストベアリング
08によって支持されるとともに、その他側面が前記ア
ウトプットギヤ04の軸部041の端面042 との間に
配設した第2スラストベアリング09によって支持され
る。これにより、リングギヤ支持部材07はプラネタリ
キャリヤ03及びアウトプットギヤ04に対して相対回
転自在に支持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の支
持構造では、リングギヤ支持部材07の振動が第2スラ
ストベアリング09を介して直接アウトプットギヤ04
に伝達され、これが騒音発生の原因となる問題がある。
また、プラネタリキャリヤ03、リングギヤ支持部材0
7、第1スラストベアリング08及び第2スラストベア
リング09をアセンブリ化することができないため、組
付性が悪い問題がある。更に、ケーシング05の基準面
Aに対するプラネタリキャリヤ03の一側面Bの位置決
め精度は、多くの部材(即ち、テーパーローラベアリン
グ06、アウトプットギヤ04、第2スラストベアリン
グ09、リングギヤ支持部材07及び第1スラストベア
リング08)の寸法誤差の集積によって決定されるの
で、各部材の寸法管理が極めてシビアになる問題があ
る。
持構造では、リングギヤ支持部材07の振動が第2スラ
ストベアリング09を介して直接アウトプットギヤ04
に伝達され、これが騒音発生の原因となる問題がある。
また、プラネタリキャリヤ03、リングギヤ支持部材0
7、第1スラストベアリング08及び第2スラストベア
リング09をアセンブリ化することができないため、組
付性が悪い問題がある。更に、ケーシング05の基準面
Aに対するプラネタリキャリヤ03の一側面Bの位置決
め精度は、多くの部材(即ち、テーパーローラベアリン
グ06、アウトプットギヤ04、第2スラストベアリン
グ09、リングギヤ支持部材07及び第1スラストベア
リング08)の寸法誤差の集積によって決定されるの
で、各部材の寸法管理が極めてシビアになる問題があ
る。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、前記各問題を解消し得る遊星歯車装置におけるリン
グギヤ支持部材の支持構造を提供することを目的とす
る。
で、前記各問題を解消し得る遊星歯車装置におけるリン
グギヤ支持部材の支持構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、中心軸と、中心軸の
外周に軸部を介して相対回転可能に嵌合するプラネタリ
キャリヤと、前記軸部に固着した出力部材と、内周が前
記軸部に相対回転可能に嵌合するとともに外周にリング
ギヤを支持するリングギヤ支持部材と、リングギヤ支持
部材の両側面を支持する第1スラストベアリング及び第
2スラストベアリングとを備えた遊星歯車装置におい
て、前記第1スラストベアリングをリングギヤ支持部材
の一側面とプラネタリキャリヤの一側面との間に挟持
し、前記第2スラストベアリングをリングギヤ支持部材
の他側面と前記軸部との間に挟持したことを特徴とす
る。
に、請求項1に記載された発明は、中心軸と、中心軸の
外周に軸部を介して相対回転可能に嵌合するプラネタリ
キャリヤと、前記軸部に固着した出力部材と、内周が前
記軸部に相対回転可能に嵌合するとともに外周にリング
ギヤを支持するリングギヤ支持部材と、リングギヤ支持
部材の両側面を支持する第1スラストベアリング及び第
2スラストベアリングとを備えた遊星歯車装置におい
て、前記第1スラストベアリングをリングギヤ支持部材
の一側面とプラネタリキャリヤの一側面との間に挟持
し、前記第2スラストベアリングをリングギヤ支持部材
の他側面と前記軸部との間に挟持したことを特徴とす
る。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、プラネタリキャリヤの軸部の外周に
形成したスプライン溝に前記第2スラストベアリングの
ワッシャの内周に形成した回り止め突起を嵌合させたこ
とを特徴とする。
1の構成に加えて、プラネタリキャリヤの軸部の外周に
形成したスプライン溝に前記第2スラストベアリングの
ワッシャの内周に形成した回り止め突起を嵌合させたこ
とを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0009】図1は本発明の第1実施例による遊星歯車
装置の縦断面図であって、自動車の自動変速機に設けら
れたダブルピニオン式の遊星歯車装置Pは、メインシャ
フト1の外周にスリーブ2を挟んで支持されたプラネタ
リキャリヤ3を備える。プラネタリキャリヤ3には、ス
リーブ2の外周にスプライン結合されたサンギヤ4に噛
合する複数個のインナプラネタリギヤ5i…と、このイ
ンナプラネタリギヤ5i…及びリングギヤ6に噛合する
複数個のアウタプラネタリギヤ5o…とが支持される。
プラネタリキャリヤ3と一体に形成された軸部31 の外
周に円板状のリングギヤ支持部材7の内周が相対回転自
在に嵌合しており、このリングギヤ支持部材7の外周に
前記リングギヤ6が固着される。
装置の縦断面図であって、自動車の自動変速機に設けら
れたダブルピニオン式の遊星歯車装置Pは、メインシャ
フト1の外周にスリーブ2を挟んで支持されたプラネタ
リキャリヤ3を備える。プラネタリキャリヤ3には、ス
リーブ2の外周にスプライン結合されたサンギヤ4に噛
合する複数個のインナプラネタリギヤ5i…と、このイ
ンナプラネタリギヤ5i…及びリングギヤ6に噛合する
複数個のアウタプラネタリギヤ5o…とが支持される。
プラネタリキャリヤ3と一体に形成された軸部31 の外
周に円板状のリングギヤ支持部材7の内周が相対回転自
在に嵌合しており、このリングギヤ支持部材7の外周に
前記リングギヤ6が固着される。
【0010】自動変速機のケーシング8にボールベアリ
ング9を介して支持された出力部材としてのアウトプッ
トギヤ10は、プラネタリキャリヤ3の軸部31 の外周
にスプライン結合11される軸部101 を一体に備え
る。ボールベアリング9のアウタレース91 は一対のサ
ークリップ17,18によりケーシング8に固定され、
アウトプットギヤ10は軸部101 の端部外周に螺入さ
れたナット12によりボールベアリング9のインナレー
ス92 に固定される。
ング9を介して支持された出力部材としてのアウトプッ
トギヤ10は、プラネタリキャリヤ3の軸部31 の外周
にスプライン結合11される軸部101 を一体に備え
る。ボールベアリング9のアウタレース91 は一対のサ
ークリップ17,18によりケーシング8に固定され、
アウトプットギヤ10は軸部101 の端部外周に螺入さ
れたナット12によりボールベアリング9のインナレー
ス92 に固定される。
【0011】リングギヤ支持部材7の右側面とプラネタ
リキャリヤ3の左側面との間には第1スラストベアリン
グ13が挟持される。またプラネタリキャリヤ3の軸部
31にサークリップ14で固定されたワッシャ15とリ
ングギヤ支持部材7の左側面との間に第2スラストベア
リング16が挟持される。アウトプットギヤ10の軸部
101 の端面は、プラネタリキャリヤ3の軸部31 の外
周に前記サークリップ14の左側に隣接して形成された
段部32 に付き当てられて位置決めされる。
リキャリヤ3の左側面との間には第1スラストベアリン
グ13が挟持される。またプラネタリキャリヤ3の軸部
31にサークリップ14で固定されたワッシャ15とリ
ングギヤ支持部材7の左側面との間に第2スラストベア
リング16が挟持される。アウトプットギヤ10の軸部
101 の端面は、プラネタリキャリヤ3の軸部31 の外
周に前記サークリップ14の左側に隣接して形成された
段部32 に付き当てられて位置決めされる。
【0012】而して、遊星歯車装置Pの作動中にアウト
プットギヤ10に作用するスラスト力はボールベアリン
グ9を介してケーシング8に受止され、またプラネタリ
キャリヤ3に作用する左向きのスラスト力及びリングギ
ヤ支持部材7からプラネタリキャリヤ3に伝達される左
向きのスラスト力は、アウトプットギヤ10及びボール
ベアリング9を介してケーシング8に受止される。
プットギヤ10に作用するスラスト力はボールベアリン
グ9を介してケーシング8に受止され、またプラネタリ
キャリヤ3に作用する左向きのスラスト力及びリングギ
ヤ支持部材7からプラネタリキャリヤ3に伝達される左
向きのスラスト力は、アウトプットギヤ10及びボール
ベアリング9を介してケーシング8に受止される。
【0013】このとき、リングギヤ支持部材7の振動は
第1スラストベアリング13及び第2スラストベアリン
グ16を介してプラネタリキャリヤ3に伝達されるが、
図4に示す従来のものと異なり第2スラストベアリング
16がアウトプットギヤ10に直接支持されていないの
で、リングギヤ支持部材7からアウトプットギヤ10を
介して図示せぬカウンタシャフトに伝達される振動が和
らげられて騒音が減少する。
第1スラストベアリング13及び第2スラストベアリン
グ16を介してプラネタリキャリヤ3に伝達されるが、
図4に示す従来のものと異なり第2スラストベアリング
16がアウトプットギヤ10に直接支持されていないの
で、リングギヤ支持部材7からアウトプットギヤ10を
介して図示せぬカウンタシャフトに伝達される振動が和
らげられて騒音が減少する。
【0014】上記構成を備えた遊星歯車装置Pの組立時
に、プラネタリキャリヤ3の軸部3 1 に予め第1スラス
トベアリング13、リングギヤ支持部材7、第2スラス
トベアリング16、ワッシャ15及びサークリップ14
を組み付けてアセンブリ化することができるので、プラ
ネタリキャリヤ3、第1スラストベアリング13、リン
グギヤ支持部材7及び第2スラストベアリング16等を
各々別個に組み付ける場合に比べて組付性を大幅に向上
させることができる。
に、プラネタリキャリヤ3の軸部3 1 に予め第1スラス
トベアリング13、リングギヤ支持部材7、第2スラス
トベアリング16、ワッシャ15及びサークリップ14
を組み付けてアセンブリ化することができるので、プラ
ネタリキャリヤ3、第1スラストベアリング13、リン
グギヤ支持部材7及び第2スラストベアリング16等を
各々別個に組み付ける場合に比べて組付性を大幅に向上
させることができる。
【0015】また、ケーシング8の基準面Aに対するプ
ラネタリキャリヤ3の一側面Bの位置決め精度は、ボー
ルベアリング9、アウトプットギヤ10及びプラネタリ
キャリヤ3の寸法精度にのみ依存し、第1スラストベア
リング13、リングギヤ支持部材7及び第2スラストベ
アリング16の寸法精度に依存しないので、図4に示す
従来のものに比べて寸法管理が容易になる。また、プラ
ネタリキャリヤ3に支持されるリングギヤ支持部材7の
位置決めは、ワッシャ15の厚さを調整するだけで容易
に行うことができる。
ラネタリキャリヤ3の一側面Bの位置決め精度は、ボー
ルベアリング9、アウトプットギヤ10及びプラネタリ
キャリヤ3の寸法精度にのみ依存し、第1スラストベア
リング13、リングギヤ支持部材7及び第2スラストベ
アリング16の寸法精度に依存しないので、図4に示す
従来のものに比べて寸法管理が容易になる。また、プラ
ネタリキャリヤ3に支持されるリングギヤ支持部材7の
位置決めは、ワッシャ15の厚さを調整するだけで容易
に行うことができる。
【0016】次に、図2及び図3に基づいて本発明の第
2実施例を説明する。図2は前記図1に対応する図、図
3は図2の3−3線拡大断面図である。
2実施例を説明する。図2は前記図1に対応する図、図
3は図2の3−3線拡大断面図である。
【0017】第2実施例の第2スラストベアリング16
は左側(サークリップ14側)のレースを備えておら
ず、そのレースの機能を前記ワッシャ15が担ってい
る。アウトプットギヤ10の軸部101 を固定すべくプ
ラネタリキャリヤ3の軸部31 外周に刻設されたスプラ
イン溝33 …は、その右端側(第2スラストベアリング
16側)において半径方向外側に立ち上がっている。一
方、ワッシャ15の内周には90°間隔で4個の回り止
め突起151 …が突設されており、この回り止め突起1
51 …を半径方向外側に立ち上がる前記スプライン溝3
3 …に嵌合させることにより、特別の部材を用いること
なくワッシャ15に回り止めを施すことができる。尚、
図3において符号141 はサークリップ14の外周縁、
符号142 はサークリップ14の内周縁である。
は左側(サークリップ14側)のレースを備えておら
ず、そのレースの機能を前記ワッシャ15が担ってい
る。アウトプットギヤ10の軸部101 を固定すべくプ
ラネタリキャリヤ3の軸部31 外周に刻設されたスプラ
イン溝33 …は、その右端側(第2スラストベアリング
16側)において半径方向外側に立ち上がっている。一
方、ワッシャ15の内周には90°間隔で4個の回り止
め突起151 …が突設されており、この回り止め突起1
51 …を半径方向外側に立ち上がる前記スプライン溝3
3 …に嵌合させることにより、特別の部材を用いること
なくワッシャ15に回り止めを施すことができる。尚、
図3において符号141 はサークリップ14の外周縁、
符号142 はサークリップ14の内周縁である。
【0018】第2実施例のその他の構成は前述した第1
実施例と同一であり、第1実施例の作用効果と同一の作
用効果を達成することができる。
実施例と同一であり、第1実施例の作用効果と同一の作
用効果を達成することができる。
【0019】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0020】例えば、実施例では第2スラストベアリン
グ16をプラネタリキャリヤ3の軸部31 に固定する手
段としてサークリップ14を用いているが、サークリッ
プ14に代えて他の固定手段を用いることができる。ま
た、実施例ではサンギヤ4に噛合するインナプラネタリ
ギヤ5i…及びリングギヤ6に噛合するアウタプラネタ
リギヤ5o…を有するダブルピニオン式の遊星歯車装置
Pを例示したが、本発明はサンギヤ4及びリングギヤ6
に同時に噛合するプラネタリギヤを有するシングルピニ
オン式の遊星歯車装置Pに対しても適用することができ
る。また、第2実施例においてワッシャ15に形成され
る回り止め突起151 …の数は4個に限定されず、適宜
変更することが可能である。
グ16をプラネタリキャリヤ3の軸部31 に固定する手
段としてサークリップ14を用いているが、サークリッ
プ14に代えて他の固定手段を用いることができる。ま
た、実施例ではサンギヤ4に噛合するインナプラネタリ
ギヤ5i…及びリングギヤ6に噛合するアウタプラネタ
リギヤ5o…を有するダブルピニオン式の遊星歯車装置
Pを例示したが、本発明はサンギヤ4及びリングギヤ6
に同時に噛合するプラネタリギヤを有するシングルピニ
オン式の遊星歯車装置Pに対しても適用することができ
る。また、第2実施例においてワッシャ15に形成され
る回り止め突起151 …の数は4個に限定されず、適宜
変更することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、第1スラストベアリングをリングギヤ支持部
材の一側面とプラネタリキャリヤの一側面との間に配設
し、第2スラストベアリングをリングギヤ支持部材の他
側面とプラネタリキャリヤの軸部との間に配設したこと
により、リングギヤ支持部材の振動が第2スラストベア
リングを介して出力部材に直接伝達されなくなって騒音
発生の問題が解消される。また、プラネタリキャリヤの
軸部に第1スラストベアリング、リングギヤ支持部材及
び第2スラストベアリングを一体に組み付けてアセンブ
リ化することができるので、組付性を向上させることが
できる。更に、プラネタリキャリヤ及び出力部材間の位
置決め精度が第1スラストベアリング、リングギヤ支持
部材及び第2スラストベアリングの寸法精度に影響され
ないので、各部材の寸法管理が容易になる。
によれば、第1スラストベアリングをリングギヤ支持部
材の一側面とプラネタリキャリヤの一側面との間に配設
し、第2スラストベアリングをリングギヤ支持部材の他
側面とプラネタリキャリヤの軸部との間に配設したこと
により、リングギヤ支持部材の振動が第2スラストベア
リングを介して出力部材に直接伝達されなくなって騒音
発生の問題が解消される。また、プラネタリキャリヤの
軸部に第1スラストベアリング、リングギヤ支持部材及
び第2スラストベアリングを一体に組み付けてアセンブ
リ化することができるので、組付性を向上させることが
できる。更に、プラネタリキャリヤ及び出力部材間の位
置決め精度が第1スラストベアリング、リングギヤ支持
部材及び第2スラストベアリングの寸法精度に影響され
ないので、各部材の寸法管理が容易になる。
【0022】また請求項2に記載された発明によれば、
プラネタリキャリヤの軸部の外周に形成したスプライン
溝に第2スラストベアリングのワッシャの内周に形成し
た回り止め突起を嵌合させたことにより、第2スラスト
ベアリングのワッシャの回り止めを容易に行うことがで
きる。
プラネタリキャリヤの軸部の外周に形成したスプライン
溝に第2スラストベアリングのワッシャの内周に形成し
た回り止め突起を嵌合させたことにより、第2スラスト
ベアリングのワッシャの回り止めを容易に行うことがで
きる。
【図1】遊星歯車装置の縦断面図
【図2】第2実施例に係る、前記図1に対応する図
【図3】図2の3−3線拡大断面図
【図4】従来の遊星歯車装置の縦断面図
2 スリーブ(中心軸) 3 プラネタリキャリヤ 31 軸部 33 スプライン溝 6 リングギヤ 7 リングギヤ支持部材 10 アウトプットギヤ(出力部材) 13 第1スラストベアリング 15 ワッシャ 151 回り止め突起 16 第2スラストベアリング
Claims (2)
- 【請求項1】 中心軸(2)と、中心軸(2)の外周に
軸部(31 )を介して相対回転可能に嵌合するプラネタ
リキャリヤ(3)と、前記軸部(31 )に固着した出力
部材(10)と、内周が前記軸部(31 )に相対回転可
能に嵌合するとともに外周にリングギヤ(6)を支持す
るリングギヤ支持部材(7)と、リングギヤ支持部材
(7)の両側面を支持する第1スラストベアリング(1
3)及び第2スラストベアリング(16)とを備えた遊
星歯車装置において、 前記第1スラストベアリング(13)をリングギヤ支持
部材(7)の一側面とプラネタリキャリヤ(3)の一側
面との間に挟持し、前記第2スラストベアリング(1
6)をリングギヤ支持部材(7)の他側面と前記軸部
(31 )との間に挟持したことを特徴とする、遊星歯車
装置におけるリングギヤ支持部材の支持構造。 - 【請求項2】 プラネタリキャリヤ(3)の軸部
(31 )の外周に形成したスプライン溝(33 )に前記
第2スラストベアリング(16)のワッシャ(15)の
内周に形成した回り止め突起(151 )を嵌合させたこ
とを特徴とする、請求項1記載の遊星歯車装置における
リングギヤ支持部材の支持構造。
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