JPH0724224A - 風呂装置の制御方法 - Google Patents

風呂装置の制御方法

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JPH0724224A
JPH0724224A JP5165709A JP16570993A JPH0724224A JP H0724224 A JPH0724224 A JP H0724224A JP 5165709 A JP5165709 A JP 5165709A JP 16570993 A JP16570993 A JP 16570993A JP H0724224 A JPH0724224 A JP H0724224A
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Hidehiko Takagi
秀彦 高木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浴槽(B) と非自吸式の循環ポンプの間に形成さ
れた循環回路(1) と、前記ポンプの入口側と出口側を迂
回するろ過回路(2) と、該ろ過回路(2) の両端部に各別
に接続された排出回路(3c)及び湯張り回路(3a)を具備
し、上記非自吸式の循環ポンプを作動させた時には該ポ
ンプにろ過回路(2) の両端が連通するようにした風呂装
置の制御方法に於いて、ろ過容器(20)内に留った空気の
エアー抜きを可能ならしめる。 【構成】非自吸式の循環ポンプを作動させた際に水流が
生じない場合は、湯張り回路(3a)からろ過回路(2) を経
由して排出回路(3c)に繋がる回路が成立するようにした
後、湯張り回路(3a)から一時的に給水し、続いてろ過回
路(2) の両端が非自吸式の循環ポンプ側に繋がるように
し、その後追焚用の強制循環回路(1C)内に配設した自吸
式の循環ポンプを作動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂装置の制御方法、更
に詳しくは、入浴水に含まれる塵芥を除去する為のろ過
装置が組み込まれた型式の風呂装置の制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来技術及び課題】最近、疲労回復や健康増進等の入
浴効果の向上を図る為に浴槽内に気泡を噴出させ得るよ
うにした風呂装置が普及している。図1に示すように、
浴槽(B) の下部には循環回路(1) を構成する復路(1b)の
上流端が接続されており、他方、前記循環回路(1) を構
成する往路(1a)の下流部は浴槽(B) の背側と足側の側壁
に形成された吐出口(12)(12)に繋っている。又、上記循
環回路(1) には該回路内をエアー抜きした後に作動させ
る必要のある所謂非自吸式の循環ポンプ(P01) が配設さ
れている。尚、循環ポンプ(P01) として非自吸式のもの
を使用するのは、大きな能力を必要とする該ポンプを自
吸式のものにすると器具が大型化するからである。
【0003】更に、循環回路(1) には該回路の一部を迂
回するように形成された強制循環回路(1C)が接続されて
いると共に、該強制循環回路(1C)には、風呂用熱交換器
(11)が配設されている。そして、上記強制循環回路(1C)
には回路内をエアー抜きすることなく作動させ得る形式
の所謂自吸式の小型の循環ポンプ(P02) が挿入されてい
る。
【0004】又、浴槽(B) 内の入浴水に混入する塵芥を
除去する為のろ過回路(2) が上記した非自吸式の循環ポ
ンプ(P01) に並列接続されており、該ろ過回路(2) を構
成するろ過容器(20)の出入り口近傍の回路内には切替弁
(31)(32)が配設されている。そして、入口側の切替弁(3
2)には大気に開放する排出回路(3c)が接続されていると
共に、他方の出口側の切替弁(31)には給湯器(4) から引
き出された湯張り回路(3a)が接続されている。
【0005】又、上記浴槽(B) の側壁に形成された吐出
口(12)(12)には、開閉弁(14)を介して外気を吸引する為
の空気吸引回路(13)が接続されている。浴槽(B) に湯張
りするときには、先ず吐出口(12)が水没するまで給湯器
(4) から浴槽(B) 内に給湯した後に非自吸式の循環ポン
プ(P01) を作動させる。これにより、吐出口(12)近傍の
回路に設けた水位センサ(18)(通常は水圧計で構成され
ている)の配設部に溜っている可能性のあるエアーを浴
槽(B) 内に押し出し、これにより、該センサによる浴槽
内水位の検知動作を可能ならしめる。そして、上記エア
ー抜きを行った後に、水位センサ(18)で水位監視しなが
ら浴槽(B) へ給湯器(4) から給湯して湯張り動作を進行
させる。
【0006】又、上記湯張完了後に非自吸式の循環ポン
プ(P01) を作動させると共に吸気用の開閉弁(14)を開弁
すると、循環回路(1) 内で入浴水が循環すると共に吐出
口(12)(12)から浴槽(B) 内に噴出する噴出水のエゼクタ
効果によって空気吸引回路(13)から外気が吸引されてこ
れが該浴槽(B) 内に噴出せしめられる。これにより、浴
槽(B) 内が泡風呂状態になる。又、上記気泡運転時に於
いては、ろ過容器(20)の出入り口近傍に配設された切替
弁(31)(32)は、該ろ過容器(20)を循環ポンプ(P 01) 側に
連通させた姿勢に維持せしめられている。従って、上記
循環ポンプ(P01) の作動時には、該循環ポンプ(P01) の
吐出水の一部が切替弁(32)側へ分岐すると共に、これが
ろ過容器(20)及び切替弁(31)を経て再び循環ポンプ
(P01) に吸引される。即ち、循環回路(1) の循環水の一
部が過容器(20)側に流れてろ過され、これにより、浴槽
(B) 内の入浴水が次第に浄化されるのである。
【0007】他方、非自吸式の循環ポンプ(P01) を停止
状態に維持すると共に風呂用熱交換器(11)をバーナによ
り加熱しながら他方の自吸式の循環ポンプ(P02) を作動
させると、浴槽下部の吸引口(B1)→復路復路(1b)→非自
吸式の循環ポンプ(P01) →自吸式の循環ポンプ(P02) →
風呂用熱交換器(11)→吐出口(12)→浴槽(B) と繋がる回
路で入浴水が強制的に循環加熱せしめられて浴槽(B) が
追焚される。
【0008】しかしながら、上記のものではろ過容器(2
0)内に空気が溜っている場合には、気泡運転や湯張り動
作が適正に実行されない場合があると言う問題があっ
た。例えば、湯張り初期に水位センサ(18)部分のエアー
抜きを行うべく循環ポンプ(P01) を作動させた場合、ろ
過容器(20)内にエアーが留っていると該エアーが切替弁
(31)から循環ポンプ(P01) に吸引されて該循環ポンプ(P
01) に咬み込むこととなる。即ち、非自吸式の循環ポン
プ(P01) が作動しなくなるのである。従って、かかる場
合は循環回路(1) 等のエアー抜きが出来ず水位センサ(1
8)による浴槽(B) 内の正確な水位検知が出来ないことと
なる。又、浴槽(B) 内水位が極めて低くなって吐出口(1
2)や吸引口(B1)等から各水回路内にエアーが侵入する
と、該エアーがろ過容器(20)内に溜る場合がある。そし
て、かかる条件下で気泡運転を行った場合等に於いて
は、ろ過容器(20)内に侵入した上記空気が前記と同様に
循環ポンプ(P01) に咬み込んでこれが作動しないことと
なる。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、『浴槽(B) の構成壁に設けた吐出口(12)と吸引口(B
1)を接続し且つ非自吸式の循環ポンプを具備する循環回
路(1)と、該循環回路(1) に於ける前記循環ポンプの出
口側回路の一部を迂回するように形成され且つ風呂用熱
交換器(11)を具備する強制循環回路(1C)と、該強制循環
回路(1C)に設けられ且つ入口側が上記非自吸式循環ポン
プの出口側に繋がるように挿入した自吸式の循環ポンプ
と、上記非自吸式の循環ポンプの入口側と出口側を迂回
するように形成されたろ過回路(2) と、該ろ過回路(2)
の一端に切替弁(32)を介して接続され且つ大気に開放す
る排出回路(3c)と、上記ろ過回路(2) の他端に切替弁(3
1)を介して接続された湯張り回路(3a)を具備し、上記非
自吸式の循環ポンプを作動させた時には該ポンプにろ過
回路(2) の両端が連通するように切替弁(31)(32)を切り
替えるようにした風呂装置の制御方法』に於いて、ろ過
容器(20)内に留った空気のエアー抜きを可能ならしめ、
これにより、非自吸式の循環ポンプの適正な作動が確保
できるようにすることをその課題とする。
【0010】
【技術的手段】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段は、『非自吸式の循環ポンプが作動した際に生じる
水流を検知する為の水流検知手段を設け、上記非自吸式
の循環ポンプを作動させた際に前記水流検知手段が水流
検知信号を出力しない場合は、湯張り回路(3a)からろ過
回路(2) を経由して排出回路(3c)に繋がる回路が成立す
るように切替弁(31)(32)を切り替えた後、湯張り回路(3
a)から一時的に給水し、続いてろ過回路(2) の両端が非
自吸式の循環ポンプ側に繋がるように切替弁(31)(32)を
切り替え、その後追焚用の強制循環回路(1C)内に配設し
た自吸式の循環ポンプを作動させるようにした』ことで
ある。
【0011】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。非自吸
式の循環ポンプを作動させた際に水流検知手段が水流検
知信号を出さない場合は、ろ過回路(2) のろ過容器(20)
に空気が滞留している可能性があることから、湯張り回
路(3a)からろ過回路(2) を経由して排出回路(3c)に繋が
る回路が成立するように切替弁(31)(32)を切り替える。
そして、湯張り回路(3a)からの給水動作を一時的に実行
する。すると、該供給水はろ過回路(2) のろ過容器(20)
を通過し、該ろ過容器(20)に滞留する空気と共に排出回
路(3c)から外部に排出される。これにより、ろ過容器(2
0)内に滞留する空気が除去される。
【0012】次に、ろ過回路(2) の両端が非自吸式の循
環ポンプ側に繋がるように切替弁(31)(32)を切り替え、
この状態で追焚用の強制循環回路(1c)内に配設した自吸
式の循環ポンプを作動させる。すると、該循環ポンプの
上流側の水回路内の水が吸引されることとなる。即ち、
浴槽(B) 内の入浴水が吸引口(B1)から循環回路(1) に流
入すると共に該回路に配設された非自吸式の循環ポンプ
に供給される。
【0013】これにより、上記非自吸式の循環ポンプの
入口側からその上流側の浴槽(B) に繋がる回路と、ろ過
回路(2) の両回路がエアー抜きされた状態になる。
【0014】
【効果】上記技術的手段は次の効果を有する。湯張り回
路(3a)からの給水でろ過容器(20)内に残留する空気のエ
アー抜きを行うから、その後非自吸式の循環ポンプを作
動させた際に前記ろ過容器(20)から該循環ポンプにエア
ーが流入することがなく、該循環ポンプが作動不良を起
こす心配がない。
【0015】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図2以下に
基づいて詳述する。この実施例の方法を採用する泡風呂
装置は、図2に示す構成を採用し、基本的な構成は既述
の従来例と同様である。浴槽(B) には、上記した吐出口
(12)(12)に対応する足側の吐出口(12a) と背側の吐出口
(12b) とが設けられ、各吐出口には循環回路(1) の往路
(1a)の分岐回路が各別に接続されている。浴槽(B) の吸
引口(B1)からの復路(1b)は非自吸式の大容量の循環ポン
プ(P1)の入口側に接続され、この循環ポンプ(P1)の出口
側に接続される往路(1a)が分岐点(Q) で分岐されてその
一方は足側の吐出口(12a) に、他方は背側の吐出口(12
b) にそれぞれ接続されて循環回路(1) が構成されてい
る。そして、前記吐出口(12a)(12b)には空気吸引回路(1
3)の下流側の分岐回路が各別に接続され、この空気吸引
回路(13)の前記吐出口への経路は前記分岐点の上流側に
挿入した開閉弁(14)によって開閉される。
【0016】循環回路(1) に並列に設けられるろ過回路
(2) は従来例と同様にろ過容器(20)を挿入した構成で、
ろ過容器(20)の両端と循環ポンプ(P1)の入口側及び出口
側とが接続され、ろ過容器(20)のろ過方向が循環ポンプ
(P1)による循環回路の順方向と一致している。尚、ろ過
回路(2) に於けるろ過容器(20)の出口側には切替弁(31)
が、ろ過容器(20)の入口側には切替弁(32)がそれぞれ設
けれ、切替弁(31)には逆洗用回路(3b)が接続され、切替
弁(32)には排出回路(3c)が接続されている。
【0017】この泡風呂装置には、給湯器(4) 及び風呂
用熱交換器(11)が内蔵されている。前記給湯器(4) は、
熱交換器への入口側の給水管(41)からのバイパス回路(4
3)を熱交換器を介する被加熱回路(42)と合流させた、所
謂、バイパスミキシング方式としてある。したがって、
給水管(41)と前記バイパス回路(43)の分岐点に挿入した
制御弁(46)によって分配量を制御することによって出湯
回路(44)からの出湯温度が設定温度に維持される。
【0018】また、この実施例では、出湯回路(44)から
分岐させた湯張り回路(3a)にも給水管(41)からの分岐回
路(45)を合流させて、この合流点に切替制御弁(33)が挿
入されている。この切替制御弁(33)は、サーボモータ
(M) によってその開度が制御されるもので、この実施例
では、湯張り回路(3a)への湯量を制御できると共に、湯
張り回路(3a)と、出湯回路(44)側又は分岐回路(45)側と
を、択一的に連通させられるようになっている。従っ
て、湯張り回路(3a)と分岐回路(45)のみを連通させて水
道水をそのまま浴槽(B) に給水することができ、この場
合に被加熱回路(42)が冷水で満たされることがないか
ら、再出湯時に冷水サンド現象が生じにくい。
【0019】前記湯張り回路(3a)には湯張り弁(30)、湯
張り流量を計量する流量カウンタ(34)、圧送ホッパ(5)
が、この順序で挿入されて、その下流端は後述する循環
加熱用の強制循環回路(1c)の自吸式ポンプ(P2)の上流側
に連通接続されている。そして、この湯張り回路(3a)と
前記強制循環回路(1c)との合流点には切替弁(35)が設け
られている。この切替弁(35)は、湯張り回路(3a)側を遮
断して強制循環回路(1c)のみを連通させた状態と、湯張
り回路(3a)を強制循環回路(1c)の自吸式ポンプ(P2)側及
び循環切替弁(15)側の両側に連通させた状態とに切り替
えられる構成である。
【0020】前記圧送ホッパ(5) は、ケーシング(50)内
の弁室(51)に収容された弁装置(52)と、前記弁室に連設
され且つ大気側に開放する空気室(53)とを具備する構成
としてある。前記弁室(51)と空気室(53)との区画壁には
空気吸引口(54)が開口し、これと対向する位置で且つ弁
室(51)の入口部には弁座口(55)が開口し、この間には、
前記空気吸引口(54)及び前記弁座口(55)に対向する弁体
を具備する弁装置(52)が内蔵されている。そして、この
弁装置(52)は、バネ(図示せず)により常時前記弁座口
(55)を閉塞し且つ前記空気吸引口(54)を開放するように
付勢され、湯張り回路(3a)の水流によって弁座口(55)を
開放し且つ空気吸引口(54)を閉じるように作用する形式
である。
【0021】前記弁室(51)の側壁には湯張り回路(3a)の
下流側回路(3a1) が連通接続され、この下流側回路(3
a1) と空気室(53)とは排水弁(56)を挿入した連通管(57)
によって連通接続されている。強制循環回路(1c)は、循
環回路(1) の背側回路に挿入した循環切替弁(15)と、足
側回路に挿入した循環切替弁(16)との間に自吸式ポンプ
(P2)及び風呂用熱交換器(11)を挿入した構成であり、自
吸式ポンプ(P2)の入口側が前記循環切替弁(15)と接続さ
れると共に、自吸式ポンプ(P2)の出口側が風呂用熱交換
器(11)と接続され、この自吸式ポンプ(P2)と前記循環切
替弁(15)との間に切替弁(35)が挿入されている。又、自
吸式ポンプ(P2)の出口側には水流検知手段たる水流スイ
ッチ(17)が挿入され、前記循環切替弁(16)と吐出口(12
a) との間には圧力式の水位センサ(18)が挿入されてい
る。従って強制循環回路(1c)は、循環切替弁(15)→切替
弁(35)→自吸式ポンプ(P2)→水流スイッチ(17)→風呂用
熱交換器(11)→循環切替弁(16)の経路となる。
【0022】尚、この水位センサ(18)は吐出口(12a) を
介して連通する浴槽(B) 内の水位に対応する圧力を検知
するものである。上記構成の泡風呂装置の動作について
以下に説明する。尚、この実施例では、各部はマイクロ
コンピュータによって制御される構成となっており、主
要各部のに動作については、図8に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0023】[湯張動作について]湯張り操作される
と、図3に示すように、循環ポンプ(P1)及び自吸式ポン
プ(P 2)が停止されたままで湯張り弁(30)が開弁されると
共に、切替制御弁(33)が分岐回路(45)を遮断して出湯回
路(44)を湯張り回路(3a)側に連通させた状態に、切替弁
(35)は湯張り回路(3a)と強制循環回路(1c)の両側への回
路を連通させた状態に、循環切替弁(15)は往路(1a)の分
岐点(Q) 側を遮断して吐出口(12b) と強制循環回路(1c)
とを連通させた状態に、循環切替弁(16)は吐出口(12a)
側を遮断して強制循環回路(1c)と往路(1a)の分岐点(Q)
側を連通させた状態に、それぞれセットされ、切替弁(3
1)(32)はろ過回路(2) と復路(1b)側とを連通させた状態
にセットされる。これにより同図のように、吸引口(B1)
と吐出口(12b) 側から湯張りされる。この湯張りの際、
圧送ホッパ(5) 内の弁装置(52)は、給湯圧力によって作
動して、弁座口(55)側が開弁されて空気吸引口(54)が閉
弁された状態となるから、湯が圧送ホッパ(5) の外部に
排出されることはなく、弁室(51)から湯張り回路(3a)の
下流側回路(3a1) に流れる。又、この湯張りの際、循環
回路(1) 及びろ過回路(2) 、更には、強制循環回路(1c)
の全体が湯張り回路(3a)からの湯によって充満される。
【0024】この湯張りの初期段階では流量カウンタ(3
4)によって計量されて、図8に示すように、一定量(5
リットル)の湯が浴槽(B) に供給される。この後、湯張
り弁(30)が閉弁してこの湯張り動作が停止され、図4に
示すように、切替弁(35)が湯張り回路(3a)側を閉じて強
制循環回路(1c)を連通させた状態に、循環切替弁(15)は
強制循環回路(1c)側と吐出口(12b) 側を連通させて往路
(1a)の分岐点(Q) 側を閉じた状態に、又、循環切替弁(1
6)は強制循環回路(1c)側と吐出口(12a) 側とを連通さて
往路(1a)の分岐点(Q) 側を閉じた状態に、それぞれセッ
トされて、自吸式ポンプ(P2)が運転状態となる。これに
より、浴槽(B) 内の湯は吐出口(12b) から吸引されて吐
出口(12a) から吐出されることとなり、これによって残
水の有無が検知される。つまり、前記強制循環回路(1c)
の循環状態において水流スイッチ(17)が「オン」となっ
た状態が一定時間(30秒)継続されると図8のステッ
プ(61)(62)により浴槽(B) 内には、吐出口(12b) の水位
まで残水があると判定され、逆に、水流スイッチ(17)が
「オフ」の場合には、残水なしと判定される。
【0025】そして、残水なしと判定された場合には、
上記と同様の手順で再度一定量(10リットル)の湯張
り動作が実行されて前記残水判定が行われる。そして、
この判定において残水なしと判定された場合には、浴槽
(B) 内の水位が吐出口(12b)の高さに達して、水流スイ
ッチ(17)が「オン」となるまで前記動作が繰り返し実行
される。つまり、残水有りとなるまで一定量の湯が間欠
的に湯張りされることとなる。
【0026】前記残水判定の際、残水有りと判定される
と、次に詳述する第1〜第3エアー抜き動作が行われた
後、湯張り水位が水位センサ(18)によって検知されなが
ら図3の状態で連続湯張り動作が実行され、浴槽(B) 内
の湯張り水位が設定水位になると湯張り動作が完了す
る。 [第1〜第3エアー抜き動作]上記間欠湯張りの際、残
水有りと判定されると、循環ポンプ(P1)を運転状態とし
てこの循環ポンプ(P1)を含む循環回路全体の第1エアー
抜き動作が実行されると共にこのエアー抜きが完了して
いるか否かがチェックされる。
【0027】この為、図8のステップ(63)〜ステップ(6
5)までの動作が実行される。先ず、一定量(10リット
ル)の湯張り動作が実行されて、浴槽(B) 内の水位を更
に一定量上昇させる。この後、図5のように、循環ポン
プ(P1)が「オン」となり、復路(1b)とろ過回路(2) とが
連通し、往路(1a)が強制循環回路(1c)側と連通すると共
に、吐出口(12b) 側が遮断され且つ吐出口(12a) 側が復
路(1b)及び強制循環回路(1c)と連通した状態となるよう
に、各部がセットされ、第1エアー抜き動作が実行され
る。
【0028】これにより、吸引口(B1)→復路(1b)・循環
ポンプ(P1)→ろ過回路(2) の循環経路が構成されると共
に、往路(1a)から吐出口(12a) への回路が連通し、且
つ、往路(1a)と吐出口(12b) とが遮断されて、吸引口(B
1)→循環ポンプ(P1)→往路(1a)→循環切替弁(15)→強制
循環回路(1c)→循環切替弁(16)→吐出口(12a) の経路の
循環経路が構成される。このとき、循環切替弁(16)は往
路(1a)から吐出口(12a)への流量を絞った状態にあり且
つ強制循環回路(1c)から吐出口(12a) への回路は全開状
態にセットされている。
【0029】従って、循環ポンプ(P1)の動作によって浴
槽(B) 内の湯が同図の循環回路に円滑に循環している場
合には、強制循環回路(1c)には循環切替弁(15)から循環
切替弁(16)に向かう一定の水流が確実に生じる。循環ポ
ンプ(P1)を一定時間(10秒間)運転状態として第1エ
アー抜き動作が実行された後、図8のステップ(64)(65)
によりエアー抜きチェックされ、一定時間(20秒間)
水流スイッチ(17)が「オン」状態を継続すれば、この循
環回路のエアー抜き完了と判定されて、その後に図3に
示す態様で上記した連続湯張り動作が実行されて、水位
センサ(18)による検知水位が水吐出口(12a)(12b)より高
い設定水位になると前記連続湯張り動作が停止され、湯
張りが完了する。
【0030】前記エアー抜きチェックにおいて、水流ス
イッチ(17)が「オフ」となると、上記循環回路の一部に
エアー咬みがあることとなる。そこで、この場合には、
循環ポンプ(P1)が停止されて図6のように第2エアー抜
き動作が実行され、その後に自吸式ポンプ(P2)を用いた
図7の第3エアー抜き動作が実行される。なお、前記第
2エアー抜き動作とは、一定時間ろ過回路(2) のろ過容
器(20)を逆流洗浄する動作であり、エアーの残留し易い
ろ過容器(20)内のろ過部材を逆流洗浄することにより、
この部分のエアー抜きを確実にするものである。
【0031】前記第2エアー抜き動作は、図6のよう
に、湯張り回路(3a)から分岐させた逆洗用回路(3b)とろ
過回路(2) とを連通させると共に、ろ過回路(2) と往路
(1a)及び復路(1b)側とを遮断した状態に切替弁(31)(32)
をセットして、湯張り弁(30)を開弁することによりろ過
回路(2) に逆流を生じさせて排出回路(3c)から排水する
ようにしたものである。
【0032】また、この第2エアー抜き動作は、図8の
ように、第1回目の上記第1エアー抜き動作の終了後
に、ステップ(64)によりエアー抜き不良と判定された場
合(水流スイッチ(17)がオフの場合)にのみ実行され
る。他方の第3エアー抜き動作は、図7のように、復路
(1b)とろ過回路(2) とを連通させ、背側の循環切替弁(1
5)が往路(1a)側と強制循環回路(1c)のみを連通すると共
に切替弁(35)が強制循環回路(1c)のみを連通させた姿勢
にセットされ、足側の循環切替弁(16)が強制循環回路(1
c)と吐出口(12a) のみを連通させた状態にセットされ、
循環ポンプ(P1)を停止した状態で自吸式ポンプ(P2)を運
転させる動作である。これにより、循環経路全体が強制
循環され、非自吸式の循環ポンプ(P1)内及びろ過容器(2
0)内をエアー抜きする。
【0033】この第3エアー抜き動作では、図8のステ
ップ(66)〜ステップ(68)までの制御動作が実行される
が、ステップ(66)に於いて15秒タイマーと5分タイマ
ーとが共に「オン」とされ、その後、ステップ(67)(68)
によって水流スイッチ(17)の出力状態が監視され、5分
間の間に15秒間水流スイッチ(17)の「オン」状態が継
続すると、第3エアー抜きが完了したと判定されて、ス
テップ(63)以下の第1エアー抜き動作が再実行される。
【0034】そして、前記第1エアー抜き動作が設定回
数(20回)繰り返されると、異常と判定されて、エラ
ー表示される。第3エアー抜きの実行の際、水流スイッ
チ(17)が15秒間継続的に「オン」にならない場合には
15秒タイマーが停止リセットされた後、5分間にわた
ってこの動作が継続され、この間に水流スイッチ(17)が
「オン」になると、再度15秒タイマーが「オン」とな
ってステップ(67)(68)によるチェックが実行される。
【0035】尚、5分間にわたって一度も水流スイッチ
(17)が15秒続けて「オン」にならない場合には、循環
回路に異状があると判断されて自吸式ポンプ(P2)をオフ
とした後、エラー表示される。以上のようにして、循環
ポンプ(P1)と自吸式ポンプ(P2)を使い分けることによ
り、循環経路各部のエアー咬みやエアー抜き不良が解消
され、その結果、水位センサ(18)による精度の高い水位
検出が可能となって、所定の水位まで湯張りされると共
に、湯張り完了後の追焚動作や、気泡運転動作におい
て、非自吸式の循環ポンプ(P1)を確実に機能させること
ができる。 [その他]なお、上記実施例では、ろ過容器(20)内のエ
アー抜き動作を湯張り初期に実行させる場合について説
明したが、気泡運転時にろ過容器(20)内のエアーが循環
ポンプ(P1)に咬み込んだ場合に上記ろ過容器(20)内のエ
アー抜きを実行してもよい。即ち、空気吸引回路(13)の
開閉弁(14)を開いて循環ポンプ(P1)を作動させた時に該
ポンプ(P1)にろ過容器(20)内のエアーが咬み込んでこれ
が機能を果たさない場合には、上記第1エアー抜き〜第
3エアー抜き動作、又は、第2エアー抜き動作のみを実
行するようにしても良いのである。又、非自吸式の循環
ポンプ(P1)が機能を果たさない場合は上記湯張りや気泡
運転時以外であっても、必要に応じて上記ろ過容器(2)
のエアー抜きを実行してもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】本発明の実施例の構成の全体図
【図3】湯張り動作時の各部状態図
【図4】残水検知動作時の各部の状態図
【図5】第1エアー抜き動作時の各部の状態図
【図6】第2エアー抜き動作時の各部の状態図
【図7】第3エアー抜き動作時の各部の状態図
【図8】この実施例の制御装置のフローチャート図
【符号の説明】
(B) ・・・浴槽 (12)・・・吐出口 (B1)・・・吸引口 (P1)・・・循環ポンプ (1) ・・・循環回路 (P2)・・・自吸式ポンプ (1c)・・・強制循環回路 (15)(16)・循環切替弁 (1c)・・・強制循環回路
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A47K 3/00 Z 7150−2D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽(B) の構成壁に設けた吐出口(12)と
    吸引口(B1)を接続し且つ非自吸式の循環ポンプを具備す
    る循環回路(1) と、該循環回路(1) に於ける前記循環ポ
    ンプの出口側回路の一部を迂回するように形成され且つ
    風呂用熱交換器(11)を具備する強制循環回路(1C)と、該
    強制循環回路(1C)に設けられ且つ入口側が上記非自吸式
    循環ポンプの出口側に繋がるように挿入した自吸式の循
    環ポンプと、上記非自吸式の循環ポンプの入口側と出口
    側を迂回するように形成されたろ過回路(2) と、該ろ過
    回路(2) の一端に切替弁(32)を介して接続され且つ大気
    に開放する排出回路(3c)と、上記ろ過回路(2) の他端に
    切替弁(31)を介して接続された湯張り回路(3a)を具備
    し、上記非自吸式の循環ポンプを作動させた時には該ポ
    ンプにろ過回路(2) の両端が連通するように切替弁(31)
    (32)を切り替えるようにした風呂装置の制御方法に於い
    て、非自吸式の循環ポンプが作動した際に生じる水流を
    検知する為の水流検知手段を設け、上記非自吸式の循環
    ポンプを作動させた際に前記水流検知手段が水流検知信
    号を出力しない場合は、湯張り回路(3a)からろ過回路
    (2) を経由して排出回路(3c)に繋がる回路が成立するよ
    うに切替弁(31)(32)を切り替えた後、湯張り回路(3a)か
    ら一時的に給水し、続いてろ過回路(2) の両端が非自吸
    式の循環ポンプ側に繋がるように切替弁(31)(32)を切り
    替え、その後追焚用の強制循環回路(1C)内に配設した自
    吸式の循環ポンプを作動させるようにした風呂装置の制
    御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031432A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 三菱電機株式会社 給湯装置及び給湯装置の異常検出方法

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