JPH07242829A - 離型用樹脂組成物 - Google Patents
離型用樹脂組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
電子出願以前の出願であるので
要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。
Description
【発明の詳細な説明】産業上の利用分野 本発明は、ウレタン樹脂,塩化ビニル樹脂,ポ リアミド樹脂,アミノ酸樹脂等からキャスティン グ法などで合成皮革を製造する際に使用される工 程紙用剥離剤や、ペインタブル性クラフトテープ 等の背面処理剤として好適な離型用樹脂組成物に 関する。従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来、合成皮革の製造時に使用される工程紙の 表面などに離型性(剥離性)を付与するために用 いられる樹脂組成物としては、ポリプロピレン系、 アミノアルキッド樹脂系、シリコーン系の3種類 が代表的なものとして知られている。
しかし、これら樹脂組成物はそれぞれ一長一短 の効果を示すもので、剥離剤として使用した場合、 例えばポリプロピレン系は高温使用が難しくて剥 離面が傷つき易く、アミノアルキッド樹脂系は剥 離性が悪いものであり、また、シリコーン系は光 沢が悪いという不利があった。
更に、クラフトテープ等の背面処理剤としては、 上記樹脂組成物の中でも特にシリコーン系の樹脂 組成物が好適に使用されるが、シリコーン系の背 面処理剤は剥離性は優れているものの、テープの 上にテープを重ね貼りできなかったり、テープ表 面にマジックインクで字を書くとインクをはじい てうまく書けず、ペインタブル性が悪いという問 題があった。
従って、より高品質な離型用樹脂組成物の開発 が望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、高 温条件下でも優れた剥離性、及び反復剥離性、光 沢性、ペインタブル性を有し、かつ、シリコーン 汚れを起こさない良好な剥離面を与え、工程紙用 剥離剤、クラフトテープ等の背面処理剤などとし て好適な離型用樹脂組成物を提供することを目的 とする。課題を解決するための手段及び作用 本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討 を重ねた結果、1分子中のケイ素原子に結合した 有機基の6モル%以上が下記一般式〔I〕又は 〔II〕 (但し、式中R1は水素原子又はアルキル基であ る。) で示されるアリールアルキル基であり、残りの有 機基のうち少なくとも1個は下記一般式〔III〕 (但し、式中R2,R3はそれぞれアルキル基、 R4はアルキレン基、R5,R6はそれぞれ水素 原子又はアルキル基であり、lは1〜3の数であ る。) で示されるアルコキシシラン基置換アルキル基を 含有するオルガノポリシロキサンをアルキッド樹 脂、アクリル樹脂及びアルカノール変性アミノ樹 脂から選ばれる有機樹脂と酸性触媒の存在下にブ レンドすることにより、高温条件下で使用しても 剥離性及び反復剥離性、光沢性、ペインタブル性 に優れている上、シリコーン汚れも起こさない高 品質な剥離面を与え、従って上記オルガノポリシ ロキサンと有機樹脂とを含有する樹脂組成物が合 成皮革の製造時に用いられる工程紙用剥離剤、ク ラフトテープ等の背面処理剤などとして有用であ ることを知見し、本発明をなすに至った。
なお、従来、この種の離型用樹脂組成物には、 アルキッド樹脂、アクリル樹脂及びアルカノール 変性アミノ樹脂を変性するために下記式〔IV〕 (但し、式中Rは同種又は異種の二価炭化水素基 であり、aは0又は1である。) で示される置換基を有するオルガノポリシロキサ ンが配合されているが、このオルガノポリシロキ サンは合成上〔IV〕式の置換基含有量が変動する ため品質を一定にするのが難しいものであった。
また、このような難点を克服するため、オルガノ ポリシロキサンとして1分子中のケイ素原子に結 合した有機基の15〜50モル%がフェニル基で あり、残りの有機基のうち少なくとも1個が下記 式〔V〕 (但し、式中nは0〜3の数である。) で示されるヒドロキシ置換アルキル基であるオル ガノポリシロキサンを使用することも行なわれて いるが、この変性オルガノポリシロキサンは合成 上〔V〕式のヒドロキシ置換アルキル基を含まな い不純物が多く生成し、この樹脂組成物から得ら れる塗工皮膜はシリコーン汚れを起こし易いとい う欠点があり、しかも、オルガノポリシロキサン の反応性置換基が主にヒドロキシ置換アルキル基 に限られるので、高温条件下での保存安定性にも 問題があった。これらに対し、本発明に係るアリ ールアルキル基と共に、アルコキシシラン基置換 アルキル基を持つオルガノポリシロキサンは置換 基含有量の変動が少なく、品質が安定で、しかも 高温条件下での保存安定性も優れており、有機樹 脂の変性にこのオルガノポリシロキサンを使用す ることにより、各種性能に優れた高品質の離型用 樹脂組成物を得ることができるものである。
従って、本発明は、 (イ)1分子中のケイ素原子に結合した有機基の 6モル%以上が上記一般式〔I〕又は〔II〕で示 されるアリールアルキル基であり、残りの有機基 のうち少なくとも1個は上記一般式〔III〕で示さ れるアルコキシシラン基置換アルキル基を含有す るオルガノポリシロキサンと、 (ロ)アルキッド樹脂、アクリル樹脂及びアルカ ノール変性アミノ樹脂から選ばれる有機樹脂と、 (ハ)酸性触媒と を配合してなることを特徴とする離型用樹脂組成 物を提供する。
以下、本発明につき更に詳述する。
本発明の離型用樹脂組成物には、上述したよう に、1分子中のケイ素原子に結合した有機基の6 モル%以上が下記一般式〔I〕又は〔II〕 (但し、式中R1は水素原子又はアルキル基であ る。) で示されるアリールアルキル基であり、残りの有 機基のうち少なくとも1個は下記一般式〔III〕 (但し、式中R2,R3はそれぞれアルキル基、 R4はアルキレン基、R5,R6はそれぞれ水素 原子又はアルキル基であり、lは1〜3の数であ る。) で示されるアルコキシシラン基置換アルキル基を 含有するオルガノポリシロキサンを配合する。
ここで、〔I〕,〔II〕式中の置換基R1は好ま しくは水素原子やメチル基,エチル基等の炭素数 1〜5の低級アルキル基などである。また、〔III〕 式中のR2,R3はそれぞれメチル基,エチル基等 の炭素数1〜3の低級アルキル基であることが好 ましい。また、R4としては、例えばメチレン基, エチレン基,プロピレン基等の炭素数1〜5のア ルキレン基が、更に、R5,R6としては、特に水 素原子やメチル基,エチル基等の炭素数1〜3の 低級アルキル基が好ましい。上記オルガノポリ シロキサンは、後述する有機樹脂を変性するため に配合されるものであり、本発明の目的及び効果 を達成することができる限り直鎖状構造でも分枝 鎖状構造(三次元構造)でもよいが、特にアルキ ッド樹脂,アクリル樹脂、アルカノール変性アミ ノ樹脂との相溶性に優れたものが、本発明組成物 に好適に使用される。このようなオルガノポリシ ロキサンとして具体的には、下記一般式〔VI〕 で示されるものが好ましく用いられる。なお、上 記〔VI〕式において、置換基R7は有機基であるが、 好ましくはR7の少なくとも1個は〔III〕式のアル コキシシラン基置換アルキル基であり、残りの基 はメチル基,エチル基,オクチル基等のアルキル 基又はこれらの水素原子がハロゲン原子、シアノ 基等で置換された官能性基置換アルキル基である。
また、R8は〔I〕,〔II〕式のアリールアルキル基 5≦m+n≦1000、好ましくは10≦m+n ≦200である。
なお、上記オルガノポリシロキサンは、1分子 中のケイ素原子に結合した有機基の6モル%以上、 好ましくは7〜45モル%が〔I〕,〔II〕式のア リールアルキル基であり、残りの有機基としては メチル基,エチル基,オクチル基等のアルキル基 などであるが、これらのうち少なくとも1個が 〔III〕式のアルコキシシラン基置換アルキル基で ある。
本発明では、このようなオルガノポリシロキサ ンを使用することにより、剥離性、光沢合成皮革 用樹脂に対するはじき、ペインタブル性等の性能 に優れた剥離面を与える離型用樹脂組成物を得る ことができる。
また、上記オルガノポリシロキサンの粘度は、 別に限定されないが、25℃において10〜 20,000センチポイズ(cp)、特に100〜 10,000cpであることが好ましい。
上記オルガノポリシロキサンは、例えば下記方 法により合成することができる。即ち、ケイ素原 子に結合した水素原子を含有するオルガノポリシ ロキサンと、上記〔I〕,〔II〕式の基を有するア リールアルケニル化合物と、上記〔III〕式の基を 有するアルコキシシラン基置換アルケニル化合物 とを適当な割合で混合し、塩化白金酸等の白金触 媒を用いてヒドロシリル化反応させることにより、 容易に合成することができる。この場合、反応条 件は特に制限されないが、70〜130℃で6〜 12時間反応させることが望ましい。
このような方法で合成した上記オルガノポリシ ロキサンは、〔I〕,〔II〕式及び〔III〕式の有機 基の含有量の変動が少なく、品質が安定なもので あり、また、このため有機樹脂とクッキングする 必要はなく、コールドブレンドするのみで優れた 性能を有する樹脂組成物が得られるものであるが、 必要に応じてクッキングしても差支えない。
本発明の樹脂組成物では、アルキッド樹脂、ア クリル樹脂及びアルカノール変性アミノ樹脂から 選ばれる有機樹脂を使用する。
この場合、アルキッド樹脂としては、油長0〜 60、特に20〜40、酸価1〜30、特に5〜 25、ヒドロキシル価50〜300KOHmg/g、 特に100〜250KOHmg/gを有するヤシ油 又はヤシ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、ヒマシ油、ヒ マシ油脂肪酸を用いて製造されたものが好ましく 用いられる。
また、アクリル樹脂としては、従来公知のいず れのものを用いてもよく、例えばオリゴエステル アクリレート、エポキシアクリレート、ウレタン アクリレート等が挙げられる。
更に、アルカノール変性アミノ樹脂としては、 一般に市販されている種々のものを使用すること ができ、例えばメトキシメチロールメラミン樹脂、 ブトキシジメチロールメラミン樹脂、ブトキシメ チロール尿素−メラミン共重合体、ブトキシメチ ロールベンゾグアナミン樹脂等が挙げられる。
なお、本発明の組成物には、任意成分として上 記有機樹脂以外の有機樹脂、例えばシリコーン変 性アルキッド樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂 等を必要に応じて配合することができる。
また、本発明組成物に使用する酸性触媒は、通 常アルキッド樹脂等の有機樹脂に使用されるパラ トルエンスルホン酸、リン酸やスズ触媒など、い ずれのものでもよい。
本発明の離型用樹脂組成物は、上記オルガノポ リシロキサン、有機樹脂及び酸性触媒等の各成分 の所定量を混合することによって得ることができ る。
この場合、オルガノポリシロキサンと有機樹脂 とは、有機樹脂80〜250部(重量部、以下同 様)に対してオルガノポリシロキサンを1〜30 部、特に有機樹脂100〜200部に対してオル ガノポリシロキサンを2〜20部の割合で配合す ることが好ましく、オルガノポリシロキサンの配 合量が1部より少ないと樹脂組成物から得られる 剥離面が剥離不良となる場合があり、30部より 多いとオルガノポリシロキサンの相溶性が悪くな る場合がある。
また、酸性触媒の配合量は、有機樹脂80〜 250部に対して1〜20部、特に2〜10部と することが好ましい。酸性触媒の配合量が1部に 満たないと硬化不良になり、20部より多いと剥 離面が剥離不良になる場合がある。
本発明の樹脂組成物は、使用上の便宜性から有 機溶剤溶液として調製することが好ましい。この 場合、有機溶剤としては上記必須成分と反応しな いものであればいずれのものでも使用でき、例え ばトルエン,キシレン,メタノール,エタノール, イソブタノール,n−ブタノール,メチルエチル ケトン,アセトン,テトラヒドロフランなどの1 種を単独で又は2種以上を混合して使用すること ができる。なお、有機溶剤の使用量は、通常、有 機溶剤溶液の樹脂固型分が10〜60%となるよ うな範囲とする。
このようにして得られた樹脂組成物は、コート 紙、クラフト紙等に塗布し、100〜200℃程 度に加熱、硬化させることで、剥離性、ペインタ ブル性、光沢に優れた工程剥離紙やクラフトテー プ等の背面紙とすることができる。発明の効果 本発明の離型用樹脂組成物は、工程紙用剥離剤 として用いた場合、光沢が良く、剥離性、耐熱性 に優れ、かつ、シリコーン汚れを起こさない剥離 面を与える上、高温短時間処理が可能であるため 合成皮革を合理的に製造することができ、生産面 での合理化が期待できる。しかも、本発明組成物 は、反復剥離性に優れた剥離面を与えることから エナメルタイプから艶消し剤を配合した艶消しタ イプまで様々なタイプの剥離剤として適用可能で ある。また、本発明の組成物をクラフトテープ等 の背面処理剤として使用した場合は、従来のシリ コーン系剥離剤では難しかったペインタブル性や 重ね貼り性を備えたクラフトテープを得ることが できる。
従って、本発明の離型用樹脂組成物は、合成皮 革製造時に使用される工程紙用剥離剤やクラフト テープ等の背面処理剤などとして有用である。
次に、本発明組成物に使用されるオルガノポリ シロキサンの合成例を示す。
〔合成例1〕 常法に従って得られた下記式 で示されるオルガノポリシロキサン165.4gと 塩化白金酸0.01gの混合物にα−メチルスチ レン153.6gとCH2=CH−Si(OCH3)3 30.0gの混合物を80℃で滴下した。滴下終 了後、120℃で8時間反応させ、常法により処 理したところ、ケイ素原子に結合した全有機基に 対してメチル基が71.1モル%でフェニル基置 換アルキル基が25モル%であり、粘度が350 cp(25℃)である透明な下記構造のオルガノポ リシロキサンAが310g得られた。
〔合成例2〕 常法によって得られた下記式 で示されるオルガノポリシロキサン279.2gと 塩化白金酸0.01gの混合物にα−メチルスチ レン141.6gとCH2=CH−Si(OCH3)3 30gの混合物を80℃で滴下した。滴下終了後、 120℃で8時間反応させ、常法により処理した ところ、ケイ素原子に結合した全有機基に対して メチル基が84.1モル%でフェニル基置換アル キル基が13.4モル%であり、粘度が260cp (25℃)である透明な下記構造のオルガノポリ シロキサンBが410g得られた。
〔合成例3〕 α−メチルスチレンの代わりにスチレン135.4 gを用いた以外は合成例1と同様に処理したとこ ろ、ケイ素原子に結合した全有機基に対してメチ ル基が71.1モル%でフェニル基置換アルキル 基が25モル%であり、粘度が330cp(25℃) である透明な下記構造のオルガノポリシロキサン Cが290g得られた。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体 的に説明するが、本発明は下記実施例に制限され るものではない。なお、以下の例において部はい ずれも重量部である。
〔実施例1〕 合成例1で得たオルガノポリシロキサンAを 1.5部、ヤシ油変性アルキッド樹脂32.5部、 メチル化メラミン樹脂7.5部、ブチル化尿素メ ラミン樹脂10部を混合し、トルエン40.5部、 イソブタノール8部で希釈し、更に50%パラト ルエンスルホン酸−メタノール溶液2部を添加し、 よく混合して、樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物をコート紙(神崎製紙(株) 製、ミラコート紙、米坪130g/m2)に塗膜が 10μm厚になるように塗工し、熱風乾燥器中にお いて150℃で1分間硬化させたところ、光沢が 100グロス(20°)の工程剥離紙を得た。
次に、この剥離紙上にクリスボン5516S (大日本インキ化学工業(株)製、一液型ポリウ レタン溶液)を塗膜が20μmになるように塗工し、 熱風乾燥器中において130℃で2分間乾燥した。
この工程剥離紙は、剥離力が16g/3cm、繰 り返し使用後の3回目の剥離力が18g/3cmで あった。更に、剥離したポリウレタン面のシリコ ーン汚れはなく、塗料の塗装性も良好であった。
なお、光沢の測定、剥離力試験は以下の方法で 行なった。光沢測定方法 樹脂組成物をコート紙(神崎製紙(株)製、ミ ラコート紙、米坪130g/m2)に塗膜が10μm 厚になるように塗工し、熱風乾燥器中において 150℃で1分間硬化させて得られる工程剥離紙 を光沢計の測定角度(鏡面)を20°に設定し、 同一工程剥離紙を5回測定し、その平均値を光沢 (グロス)とする。剥離力試験方法 (i)工程剥離紙用の場合 樹脂組成物をコート紙(神崎製紙(株)製、ミ ラコート紙、米坪130g/m2)に塗膜が10μm 厚になるように塗工し、熱風乾燥器中において 150℃で1分間硬化させて得られる工程剥離紙 上にクリスボン5516S(大日本インキ化学工 業(株)製、一液型ポリウレタン溶液)を塗膜が 20μmになるように塗工し、熱風乾燥器中で 130℃で2分間乾燥した。このものにポリエス テルテープルミラー31B(日東電工(株)製) を貼り合わせ、3cm幅に切断し、引張り試験機を 用いて180°の角度において剥離速度500mm /分で貼り合わせ、テープを引張り、剥離するの に要する力(g)を測定する。
(ii)クラフトテープ用剥離紙の場合 樹脂組成物をバーコーターNo.6を用いてポリ エチレンラミネート紙に塗工し、150℃で30 秒間乾燥させた後、ニチバンクラフトテープNo. 315を貼り合わせ、25℃で20時間エイジン グさせ、2.5cm幅に切断し、引張り試験機を用 いて180°の角度において剥離速度300mm/ 分で貼り合わせ、テープを引張り剥離するのに要 する力(g)を測定する。
〔実施例2〕 オルガノポリシロキサンとして合成例2で得た オルガノポリシロキサンBを使用した以外は実施 例1と同様にして工程剥離紙を作成し、同様に光 沢及び剥離力を測定したところ、光沢101グロ ス、剥離力14g/3cm、繰り返し使用3回目の 剥離力16g/3cmであった。更に、剥離したポ リウレタン面のシリコーン汚れはなく、塗料の塗 装性も良好であった。
〔実施例3〕 オルガノポリシロキサンとして合成例3で得た オルガノポリシロキサンCを使用した以外は実施 例1と同様にして工程剥離紙を作成し、同様に光 沢及び剥離力を測定したところ、光沢100グロ ス、剥離力19g/3cm、繰り返し使用3回目の 剥離力20g/3cmであった。更に、剥離したポ リウレタン面のシリコーン汚れはなく、塗料の塗 装面も良好であった。
〔比較例1〕 オルガノポリシロキサンとして下記式 で示されるオルガノポリシロキサンDを使用した 以外は実施例1と同様にして工程剥離紙を作成し、 同様に光沢及び剥離力を測定したところ、光沢 102グロス、剥離力12g/3cm、繰り返し使 用3回目の剥離力19g/3cmであった。更に、 剥離したポリウレタン面にはシリコーン汚れが観 察され、塗料にハジキを生じた。
〔実施例4〕 合成例1で得たオルガノポリシロキサン4部、 ヤシ油変性アルキッド樹脂32.5部、メチル化 メラミン樹脂7.5部、ブチル化尿素メラミン樹 脂10部を混合し、トルエン40部、イソブタノ ール6部で希釈した後、更に50%パラトルエン スルホン酸−メタノール溶液2部を添加し、よく 混合した。
得られた樹脂組成物をバーコーターNo.6を用 いてポリエチレンラミネート紙に塗工し、150 ℃で30秒間乾燥させた後、ニチバンクラフトテ ープNo.315を貼り合わせ、25℃で20時間 エイジングさせて剥離紙を得、剥離力試験を行な った。
この剥離紙は剥離力250g/2.5cmであり、 また、硬化した樹脂面のマジックインキによる筆 記性は良好であった。
〔実施例5〕 オルガノポリシロキサンとして合成例2で得ら れたオルガノポリシロキサン4部を使用した以外 は実施例4と同様にして樹脂組成物を塗工し、ニ チバンクラフトテープNo.315を貼り合わせ、 25℃で20時間エイジングさせて剥離紙を得、 剥離力試験を行なった。
この剥離紙は剥離力320g/2.5cmであり、 また、硬化した樹脂面のマジックインキによる筆 記性は良好であった。
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)1分子中のケイ素原子に結合した有 機基の6モル%以上が下記一般式〔I〕又は〔II〕 (但し、式中R1は水素原子又はアルキル基であ る。) で示されるアリールアルキル基であり、残りの有 機基のうち少なくとも1個は下記一般式〔III〕 (但し、式中R2,R3はそれぞれアルキル基、 R4はアルキレン基、R5,R6はそれぞれ水素 原子又はアルキル基であり、lは1〜3の数であ る。) で示されるアルコキシシラン基置換アルキル基を 含有するオルガノポリシロキサンと、 (ロ)アルキッド樹脂、アクリル樹脂及びアルカ ノール変性アミノ樹脂から選ばれる有機樹脂と、 (ハ)酸性触媒と を配合してなることを特徴とする離型用樹脂組成 物。
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| JP1284089A JPH0816196B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 離型用樹脂組成物 |
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