JPH0724611Y2 - 内燃機関における気液分離器の蓋体構造 - Google Patents

内燃機関における気液分離器の蓋体構造

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JPH0724611Y2
JPH0724611Y2 JP1989054236U JP5423689U JPH0724611Y2 JP H0724611 Y2 JPH0724611 Y2 JP H0724611Y2 JP 1989054236 U JP1989054236 U JP 1989054236U JP 5423689 U JP5423689 U JP 5423689U JP H0724611 Y2 JPH0724611 Y2 JP H0724611Y2
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mold
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浩 五十嵐
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Honda Motor Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1) 産業上の利用分野 この考案は、内燃機関特にはガソリン期間の燃料系統の
燃料供給管路の途中に介装される気液分離器(ベーパー
セパレータ)に関し、更に詳しくは、ダイカストにより
成形される該気液分離器の蓋体の構造に関する。
(2) 従来の技術 内燃機関の燃料系統の燃料供給管路中に介装され、燃料
タンクから燃料ポンプを介して給送される燃料中に含ま
れる気状分を液状分から分離し、該液状燃料のみを気化
器に、気状分を燃料タンクに戻し、燃料のベーパーロッ
ク現象を防止する機能を果たす気液分離器は、実公昭11
-5117号公報、あるいは特公昭51-13803号公報等により
公知である。
そして、該気液分離器の蓋体の構造は、前者の公報に開
示されているように、その内面に気状分の補集を図るべ
く上方に至るにつれ縮径する天井面が形成されるととも
に、該天井面に連通する調整弁室及び排気孔等が形成さ
れ、その形状が複雑化し、その成形には種々の問題点が
存する。
ところで、一般的に採用されるダイカスト成形法におい
ては、二つ割の金型が用意され、金型空間内に湯状のダ
イカスト材が注湯され、冷却凝固した後、鋳物あげを行
うが、この鋳物あげ工程において、一方の金型内に鋳物
を保持し、しかる後、該金型内の鋳物を押出しピンによ
り脱型するものであり、この脱型操作が円滑かつ迅速に
行われることが肝要となる。
前述の蓋体構造によれば、その形状の複雑さに起因して
その鋳物あげ工程において、一方の金型による鋳物の保
持、換言すれば他方の金型の脱型、並びに押出しピンに
よる鋳物の脱型が円滑に行われないおそれがある。
また、押出しピンの押圧により鋳肌表面に押圧跡面が形
成され、この押圧跡面の影響も無視できないものがあ
る。
(3) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記実情に鑑み、この種気液分離器の蓋体の構
造に改変を加えることにより、ダイカスト法に適したも
のとし、その鋳物あげ操作が円滑に行われるとともに、
蓋体自体の機能を向上させることを目的とする。
B.考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案のダイカスト成形により成形される気液分離器の
蓋体の構造は、上記目的を達成するため次の構成を採
る。
すなわち、上部が開口した容器体をなし、その上面のフ
ランジ面にはOリングが装入されるパッキンング溝が凹
設された筐体と;該筐体の上位に配され、該筐体の開口
部を密閉状に覆う蓋体と;からなり、前記筐体と蓋体と
により内部に気液分離室が形成されてなる気液分離器に
おいて、前記蓋体の下方側には、外縁部に前記Oリング
に当接する平面状のOリング当接面を有し、該Oリング
当接面の内方部には前記筐体の開口部に嵌まり込む実質
的に鉛直な嵌合面が下方に突設して形成され、該嵌合面
の下端から、中央部に向けて上方に至るにつれ縮径する
テーパ状の天井面が形成され、かつ、前記蓋体の上方側
には、外周に沿って実質的に連続するとともに上方に至
るにつれ太ることのないリブが突設されてなる、ことを
特徴とする上下の金型内に湯状の金属材料を注湯するこ
とによるダイカスト成形により成形される気液分離器の
蓋体の構造。
(2) 作用 蓋体のダイカスト成形において、蓋体の上方側及び下方
側のそれぞれに対応する二つの金型が用意され、該金型
内の鋳物空間にダイカスト材が注湯され、該ダイカスト
材が冷却凝固した後、その鋳物あげ工程において、リブ
の保持力により、該蓋体鋳物は上方金型内に留まり、下
方側の金型が先ず脱型され、しかる後、押出しピンが上
方側の金型から蓋体鋳物の上面に突き出され、蓋体鋳物
は上方側の金型か脱型される。
すなわち、蓋体の上面に形成されたリブは上方金型に留
まる保持作用を奏する。また、このリブの保持力と相ま
って、蓋体の下面の形状により下方金型の脱型が円滑に
なされる。
(3) 実施例 本考案の気液分離器の蓋体構造の実施例を図面に基づい
て説明する。
(実施例の構成) 第1図及び第2図はその一実施例の気液分離器を示し、
第3図はその部分構造を示し、第4図及び第5図はその
蓋体の構造を示す。
先ず、第1図及び第2図を参照して、この実施例の気液
分離器Sの全体構造を説明する。
この気液分離器Sは、筐体1と、該筐体1の上部に密閉
状に被嵌される蓋体2とからなり、これらの筐体1と蓋
体2とは止めねじ3によって固定される。
筐体1は、上部が開口した容器体をなし、その側壁4の
上部には流入用ジョイント金具5が貫通状に圧入設置さ
れ、下部には同様に、流出用ジョイント金具6が貫通状
に圧入設置される。
筐体1の側壁4の上縁部は外方に膨出して厚手に形成さ
れ、その上面は平面状のフランジ面8をなすとともに、
パッキン溝9が凹設され、該パッキン溝9にOリング10
が嵌装される。
側壁4のフランジ面8には更に、第3図に示すように、
パッキン溝9の外側に適宜数(本実施例では3か所)の
ねじ孔11がほぼ等間隔を保って螺設される。
12は取付け体であって、筐体1の下部外側面から一体的
に張設され、本気液分離器Sはその取付け穴12aを介し
て機関室内に取り付けられる。
蓋体2は筐体1に密嵌状に被嵌される。このため、蓋体
2の下面部は、筐体1の開口部の側壁4の内面に沿って
嵌り込む鉛直状をなす嵌合面13を有し、外縁には筐体1
のフランジ面8に対面するパッキン当接面14が平面状に
形成される。
蓋体2と筐体1とは相合わさって内部に気液分離室Kが
形成されるものであって、本実施例の蓋体2はその気液
分離作用を促進するため、嵌合面13の下端から中央部に
向かって縮径するテーパ形状に形成された天井面16が形
成されている。この天井面16の中心部に、ボール弁17を
着座する弁座体18を嵌合する凹部19が形成されるととも
に、該凹部19に連通して連通孔20が開設される。該連通
孔20は鉛直通路21と水平通路22とからなり、水平通路22
の開口端部には気状分の排出用ジョイント金具23が圧入
設置される。
蓋体2の上面2aは実質的に平面状をなすが、中央部にお
いて、前記した連通孔20のために膨出部24が一体的に形
成される。
そして、外縁に沿ってリブ25が1つの切れ目26を存して
連続して設けられる。該リブ25の高さ、幅並びに長さは
後記する金型の引抜きを考慮して決められるものである
が、上方に至るにつれ太ることなく、かつ、実質的に連
続をなすことを必須とする。
このリブ25に沿って、3か所にねじ挿通孔27が形成され
る。
第4図及び第5図は蓋体2のみを取り出し、かつその本
体部を示したものであり、ねじ挿通孔27の位置が示され
る。
すなわち、該ねじ挿通孔27は筐体1のねじ孔11に対応す
る位置に配されるものであり、ねじ挿通孔27の2か所27
a,27bはリブ25の屈曲部に設けられるが、他の1か所27c
はリブ25の切れ目26に設けられる。従って、リブ2内に
形成されたねじ挿通孔27a,27bの上面、すなわち、ねじ
3の頭部が着座するいわゆるねじ座はリブ25の上面と同
一となり、他のねじ挿通孔27cのねじ座部分は蓋体2の
上面2aと同一平面となる。
なお、第4図において、28(破線表示)は後記する蓋体
2の脱型時に押出しピンが当接される位置を示す。該押
出しピン当接位置28は4か所とされ、そのうちの2か所
はねじ挿通孔27a,27bのねじ座と共有する。
上記のような蓋体2は、その本体部をダイカストによっ
て成形され、しかる後、適宜の切削・穿孔加工が施こさ
れた後、ボール弁17・弁座体18及びジョイント金具23が
組み付けられるものである。
このダイカストのため、蓋体2の上面側を形成する上方
金型と、蓋体2の下面側を形成する下方金型とが用意さ
れ、これらの上方・下方金型が相合わさって蓋体2の本
体部の鋳型空間を形成する。そして、上方金型は可動側
とされるとともに押出しピンが配される。
しかして、このダイカスト成形は次のようにしてなされ
る。蓋体2の本体部の鋳型空間を形成する金型内にダイ
カスト材の湯を押し込み、該湯が冷却凝固した後、鋳物
あげ工程において可動側の上方金型を下方金型をより引
き抜き、しかる後、上方金型に配した押出しピンを蓋体
2の上面の所定位置すなわち押出しピン当接位置28に押
し付けて蓋体2を取り出す。
(実施例の作用) 本気液分離器Sの組立てにおいて、筐体1にOリング10
を介して蓋体2が被嵌され、止めねじ3によって締め付
けられて両者は一体的のものとされる。
本気液分離器Sの流入ジョイント金具5は管路により燃
料ポンプを介して、燃料タンク側に接続され、流出ジョ
イント金具6は管路を介して気化器に接続される。ま
た、排出ジョイント金具23は管路を介して燃料タンクに
接続される。
気状分の含まれた低密度の液料は流入口5から分離室K
に流入し、ここで気液に分離され、高密度の燃料は流出
口6から気化器(図示せず)に送られる。気状分は天井
面16に沿って上昇し、ボール弁17を押し上げて連通孔20
から排出され、燃料タンク(図示せず)に戻される。
蓋体2において、上面2aに水液が注がれたとしてもリブ
25の切れ目26から排出され、上面に溜まることがない。
蓋体2の本体部のダイカスト成形において、蓋体2の上
面側の上方金型は可動側とされ、リブ25が鋳物本体を保
持し、下方金型からの脱型を確実なものとする。また、
押出しピンは蓋体2の上面2aを押すので、その押圧跡面
は蓋体2の機能に影響を与えない。
本実施例の気液分離器Sの横断面形状はほぼ長方形状を
なしているが、該形状は本質的事項ではなく、三角形及
びその他の多角形状あるいは円形状の任意の形状を採る
ことができる。
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案
の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能であ
る。
C.考案の効果 本考案によれば、上部が開口した容器体をなし、その上
面のフランジ面にはOリングが装入されるパッキング溝
が凹設された蓋体と;該筐体の上位に配され、該筐体の
開口部を密閉状に覆う蓋体と;からなり、前記筐体と蓋
体とにより内部に気液分離室が形成されてなる気液分離
器において、前記蓋体の下方側には、外縁部に前記Oリ
ングに当接する平面状のOリング当接面を有し、該Oリ
ング当接面の内方部には前記筐体の開口部に嵌まり込む
実質的に鉛直な嵌合面が下方に突設して形成され、該嵌
合面の下端から、中央部に向けて上方に至るにつれ縮径
するテーパ状の天井面が形成され、かつ、前記蓋体の上
方側には、外周に沿って実質的に連続するリブが突設さ
れてなるので、ダイカスト成形による鋳物あげ工程にお
いて、蓋体鋳物は確実に上方金型に留まり、しかる後押
出しピンにより上方金型から脱型されるとともに、蓋体
下面すなわちOリング当接面であるシール面には一切押
出しピンの押圧跡面が形成されず、蓋体の機能すなわち
蓋体のシール性能を向上させることができる。
また、蓋体の上方金型を可動側となり、蓋体の下面には
押出しピンが一切当接することのない設計とすることが
できるので、蓋体の下面は押出しピンの当接跡が形成さ
れてはならない形状のものを自由に配置することがで
き、設計の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の内燃機関における気液分離器の蓋体構造
の実施例を示し、第1図はその一実施例の気液分離器の
全体構造を示す一部断面側面図(第2図のI−I線断面
図)、第2図はその平面図、第3図は第2図のIII-III
線断面図、第4図は蓋体の本体部の平面図、第5図は第
4図のV−V線断面図である。 1……筐体、2……蓋体、8……フランジ面、9……パ
ッキン溝、10……Oリング、13……嵌合面、14……パッ
キン当接面、16……天井面、25……リブ、26……切れ
目、K……気液分離室

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部が開口した容器体をなし、その上面の
    フランジ面にはOリングが装入されるパッキング溝が凹
    設された筐体と;該筐体の上位に配され、該筐体の開口
    部を密閉状に覆う蓋体と;からなり、前記筐体と蓋体と
    により内部に気液分離室が形成されてなる気液分離器に
    おいて、 前記蓋体の下方側には、外縁部に前記Oリングに当接す
    る平面状のOリング当接面を有し、該Oリング当接面の
    内方部には前記筐体の開口部に嵌まり込む実質的に鉛直
    な嵌合面が下方に突設して形成され、該嵌合面の下端か
    ら、中央部に向けて上方に至るにつれ縮径するテーパ状
    の天井面が形成され、 かつ、前記蓋体の上方側には、外周に沿って実質的に連
    続するとともに上方に至るにつれ太ることのないリブが
    突設されてなる、 ことを特徴とする上下の金型内に湯状の金属材料を注湯
    することによるダイカスト成形により成形される気液分
    離器の蓋体の構造。
  2. 【請求項2】前記リブは少なくとも1か所に切れ目が形
    成されてなる請求項1に記載のダイカスト成形により成
    形される気液分離器の蓋体の構造。
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