JPH07246736A - シート搬送機構及び記録装置 - Google Patents

シート搬送機構及び記録装置

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JPH07246736A
JPH07246736A JP6027692A JP2769294A JPH07246736A JP H07246736 A JPH07246736 A JP H07246736A JP 6027692 A JP6027692 A JP 6027692A JP 2769294 A JP2769294 A JP 2769294A JP H07246736 A JPH07246736 A JP H07246736A
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JP
Japan
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drive
sheet
recording
power transmission
drive shaft
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Pending
Application number
JP6027692A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hasegawa
毅 長谷川
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Original Assignee
Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Publication date
Application filed by Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd filed Critical Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Priority to JP6027692A priority Critical patent/JPH07246736A/ja
Publication of JPH07246736A publication Critical patent/JPH07246736A/ja
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで、耐久性に優れた、信頼性の高
い、高速駆動可能なシート搬送機構を提供する。 【構成】 キャリッジ15が右端部で折り返す時に動力伝
達用突起15dが動力伝達爪部材28を回転させて動力伝達
部材26を矢印A方向に回転させる。この時右端側のワン
ウェイクラッチスプリング24bは締りトルクを生じ、左
端側のワンウェイクラッチスプリング24aは滑りを生
じ、アーバンリング23bを介して駆動軸14に対して駆動
を伝達して搬送ローラ13を駆動してシートPを所定量搬
送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録手段を搬送体に搭
載して搬送しながらシートに記録を行なうシリアル型の
記録装置に装備されるシート搬送機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電卓,ハンディターミナル等に搭
載されるシリアル型の記録装置には、記録手段を駆動す
るための第1モータと、シートを搬送する搬送手段を駆
動する第2モータを装備されるものがある。例えば、上
記第1モータの駆動力をワイヤー,ベルト,或いはスク
リュー等の駆動伝達手段を介して記録ヘッドを搭載した
キャリッジを記録紙の幅方向に往復移動させながらCP
Uからの記録情報に応じて記録紙に1行分の記録を行な
った後、第2モータの駆動力によりフィードローラを備
えたフィードローラー軸を回転して1行分だけ紙送り
し、これらの動作を繰り返すことにより、複数行の記録
を行なう装置が知られている。
【0003】また単一のモータを用いて、キャリッジを
往復移動するための第1駆動伝達経路と、キャリッジに
搭載した記録ヘッドが記録領域を通過後に移動範囲の両
端位置に移動したタイミングのみ、フィードローラー軸
に設けたギヤと噛み合って該フィードローラー軸を回転
させて紙送りを行なう欠歯ギヤに駆動を伝達するための
第2駆動伝達経路の2系統の駆動伝達経路を装備する装
置が知られている。
【0004】或いは、単一のモータを用いて、キャリッ
ジを往復移動するための第1駆動伝達経路と、フィード
ローラー軸を回転するための第2駆動伝達経路との2系
統の駆動伝達経路を有し、フィードローラ軸への駆動伝
達はワンウェイクラッチを介して行い、キャリッジの一
方向移動時には記録動作を行い、逆方向移動時には記録
動作を行なわず、紙送りを行なうように構成した装置が
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来技術において、キャリッジ駆動用の第1モータ
と、フィードローラ軸駆動用の第2モータの2つのモー
タを使用する場合には、製造コストが高くなるという問
題があった。
【0006】また単一のモータを用いて欠歯ギヤに駆動
を伝達してフィードローラー軸に設けたギヤに噛み合わ
せて駆動伝達する場合には、紙送りをする毎に欠歯ギヤ
の紙送り歯がフィードローラー軸に設けたギヤの歯面に
衝突して摺動するので、紙送り歯が摩耗して噛み合いが
ずれて紙送りピッチが狂うおそれがあった。またキャリ
ッジの往復移動のうち一方向の移動時しか記録を行なわ
ない装置においては、装置の高速化を促進することが困
難であった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、低コストで、耐久性に優れた、信頼性の高い、高
速駆動可能なシート搬送機構を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、駆動手段と、前記駆動手段より第1駆動伝達手段に
より駆動を伝達されて往復移動する搬送体と、前記搬送
体の移動により駆動軸に駆動伝達されてシートを搬送す
るためのシート搬送手段と、を装備するシート搬送機構
において、前記搬送体の直線運動を回転運動に変換して
前記シート搬送手段の駆動軸に伝達する回転部材を有す
る第2駆動伝達手段と、前記回転部材が一方向回転時の
み前記駆動軸に駆動を伝達するクラッチ手段と、を備
え、前記搬送体が移動範囲の端部で折り返す時に前記回
転部材より前記クラッチ手段を介して駆動軸に対して駆
動を伝達してシート搬送手段を駆動することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記手段によれば、搬送体が移動範囲の端部で
折り返す時に第2駆動伝達手段に設けた回転部材よりク
ラック手段を介して駆動軸に対して駆動を伝達してシー
ト搬送手段を駆動してシートを所定量搬送する。
【0010】
【実施例】
〔第1実施例〕
【0011】次に前記手段を適用した本発明の一実施例
に係るシート搬送機構について図面を参照して説明す
る。本実施例は、記録装置として電卓に装備されたプリ
ンターを用い、該プリンターに装備されたシート搬送機
構を用いて説明する。図1はシート搬送機構の斜視説明
図、図2は電卓の外観構成を示す斜視図である。
【0012】(外観構成)
【0013】先ず図2を参照して電卓の外観構成につい
て説明する。1は上ケース、2下ケースであって、これ
らは電卓の外装を構成している。3はキーボードであっ
て、数値を入力するテンキー,各種演算を行うファンク
ションキー等が配設されている。4は表示窓であって、
上記キーボード3より入力された入力情報を表示するも
のである。5はスライドスイッチ部であって、後述する
表示部の電源をON/OFF切り換えを行うものであ
る。6はプリンターカバーであって、プリンターの上部
位置で上ケース1に保持されている。7は上記プリンタ
ーカバーに取り付けられたペーパーカッターであって、
後述する記録シートを切断するものである。8a,8b
はロールホルダーであって、装置後側面側に取り付けら
れており、長尺状の記録紙等のシートPをロール状に巻
き付けたシートロール9を回転可能に保持するものであ
る。10は電卓の電源スイッチであって、電源をON/O
FF切り換えを行うものである。
【0014】上記電卓において、シートPの先端9aは
シートロール9より引き出されて図示しないシート挿入
口よりプリンター内を通過し、ペーパーカッター7の下
方よりカッター7の刃先部7aをかすめて装置外部に導
かれる。そして上記シート先端9aを手前方向に引っ張
って刃先部7aに押し当てるようにして長尺状のシート
Pを所望の位置で切断できるように構成されている。
【0015】(プリンターの構成)
【0016】次に上記電卓に搭載されているシート搬送
機構を装備したプリンターの構成について図2を参照し
て説明する。11は記録装置としてのプリンターであっ
て、以下の構成を有している。12は駆動手段としてのパ
ルスモータであり、制御信号により正転または逆転駆動
する。13はシート搬送手段としての搬送ローラであり、
駆動軸14の中央部に硬質ゴム等よりなる円筒状のローラ
が嵌め込まれている。この搬送ローラ13はU字状に形成
された搬送路に進入した長尺状のシートPを搬送するも
のである。15は搬送体としてのキャリッジであり、記録
手段である記録ヘッド16を搭載してシートPの幅方向に
往復移動するものである。上記キャリッジ15は、摺動穴
15a,15bに摺動軸17a,17bを挿通することにより該
摺動軸17a,17bに沿ってシートPの幅方向に摺動可能
に連結されている。
【0017】上記記録ヘッド16にはインクジェット記録
方式が採用されており、記録ヘッド16は制御部(図示せ
ず)からの信号に応じてインクを吐出してシートP上の
記録位置に記録を行う。即ち、この記録ヘッドは微細な
液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に
設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に
作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発
生手段を備えている。
【0018】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0019】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0020】(第1駆動伝達手段)
【0021】18はウォームギヤであり前記パルスモータ
12の回転軸に圧入固定されている。19は上記ウォームギ
ヤ18に噛み合うウォームホイール20を形成すると共に、
歯付きタイミングベルト21と噛み合う歯を有する駆動プ
ーリである。22a,22bは従動プーリであり、前述した
キャリッジ15の移動範囲の両端近傍に夫々設けられてお
り、上述した歯付きタイミングベルト21と噛み合う歯を
有している。上記タイミングベルト21は無端ベルト状で
あり、上記駆動プーリ19,従動プーリ22a,22bに掛け
られており、その一部の歯はキャリッジ15の係止部(図
示せず)に係止されている。よって、上記パルスモータ
15の駆動力は、ウォームギヤ18を介してウォームホイー
ル20及び駆動プーリ19に伝達され、タイミングベルト21
を介してキャリッジ15を摺動軸17a,17bに沿ってシー
トPの幅方向に往復移動させる。以上は、キャリッジ15
をシートPの幅方向に往復移動させるための第1伝達手
段を構成するものである。
【0022】(クラッチ手段)
【0023】また前記搬送ローラ13の駆動軸14の両端部
近傍には、アーバンリング23a(図示せず),23bが圧
入固定されている。このアーバンリング23a,23bに
は、クラッチ手段としての巻き付け部とフック部を有す
るワンウェイクラッチ・スプリング24a,24bがわずか
な嵌合状態で巻き付けられている。このためワンウェイ
クラッチ・スプリング24a,24bがアーバンリング23
a,23bに対して巻き付き方向に相対回転するときは、
両者の接触面積が増大して大きな伝達トルク(以下『締
りトルクと言う』)を発生し、逆にゆるみ方向に相対回
転するときは、両者の接触面積が減少して小さな伝達ト
ルク(以下『緩みトルク』と言う)を発生する。
【0024】(第2駆動伝達手段)
【0025】25,26は回転部材である円筒形の動力伝達
部材であり、上記ワンウェイクラッチ・スプリング24
a,24bを巻き付けたアーバンリング23a,23bの外周
を覆うように駆動軸14の両端より嵌め込まれている。上
記動力伝達部材25,26の周囲には、前記ワンウェイクラ
ッチ・スプリング24a,24bのフック部(巻き端部)を
係止するためのスリット25a,26aが形成されており、
また軸方向両端部には後述の動力伝達爪部材27,28より
夫々駆動を伝達されるためのかさ歯車25b,26bが形成
されている。
【0026】上記動力伝達爪部材27,28は、上記動力伝
達部材25,26に対し駆動を伝達するもので、前記キャリ
ッジ15の上縁に形成された動力伝達用突起15c,15dに
より回動される爪部27a,28a、及び前記かさ歯車25
b,26bに噛み合うかさ歯車27b,28bが夫々形成され
ている。また上記動力伝達爪部材27,28に形成された係
止穴27c,28cには弾性部材である引張コイルスプリン
グ29,30の一端が連結されており、反時計回り方向,時
計回り方向に夫々付勢されている。通常は、動力伝達爪
部材27,28の側面に突設したピン27d,28dにストッパ
ー31,32(図示せず)を夫々係止させることにより動力
伝達爪部材27,28の回転を停止させている。また前記ワ
ンウェイクラッチスプリング24a,24bの緩みトルク
は、引張コイルスプリング29,30の付勢力による付勢ト
ルクより小さくなるように設定されている。よって、上
記キャリッジ15の移動に伴う直線運動を第2駆動伝達手
段としての動力伝達爪部材27,28及び動力伝達部材25,
26を介して回転運動に変換し、この動力をワンウェイク
ラッチスプリング24a,24bを介してアーバンリング23
a,23b及び駆動軸14に駆動を伝達するように構成され
ている。
【0027】(シート搬送機構の動作)
【0028】次に上記プリンター11におけるシート搬送
機構の動作について説明する。キャリッジ15は、図2に
示す位置を左端部初期位置(以下『ホームポジション』
という)としている。制御信号がパルスモータ12に送信
されると、ウォームギヤ18が正方向(例えば時計回り方
向)に回転して、駆動プーリ19,歯付きタイミングベル
ト21が反時計回り方向に回転してキャリッジ15が摺動軸
17a,17bに沿って右方向に移動する。上記キャリッジ
15に搭載された記録ヘッド16は記録領域まで移動した
後、送信される画像情報(記録信号)に応じてシートP
の所定位置に記録を行なう。上記記録ヘッド16が記録領
域の右端部まで移動したとき、1行分の記録動作が終了
する。そして、キャリッジ15は更に右方向に移動して移
動範囲の右端部に到達すると、動力伝達用突起15dが動
力伝達爪部材28の爪部28aに突き当たってこれを押し、
引張コイルスプリング30の引張力に抗して動力伝達爪部
材28を反時計回り方向に所定量回転させ、かさ歯車28
b,26bを介して動力伝達部材26を矢印A方向に所定量
回転させる。この時、上記動力伝達部材26のスリット26
aに係止したワンウェイクラッチスプリング24bのフッ
ク部を矢印A方向に所定量回転させるので、該ワンウェ
イクラッチスプリング24bは締りトルクによりアーバン
リング23bを介して駆動軸14を矢印A方向に所定量回転
させる。
【0029】また上記駆動軸14の左端部では、アーバン
リング23aを介してワンウェイクラッチスプリング24a
の緩みトルクが働くが、フック部は動力伝達部材25のス
リット25aで回転が規制され、動力伝達部材25はかさ歯
車25bが動力伝達爪部材27のかさ歯車27bと噛み合って
おり、更に動力伝達爪部材27は引張コイルスプリング29
により時計回り方向に付勢されているため、該付勢トル
クによりワンウェイクラッチスプリング24aは矢印A方
向には回転しない。よって、アーバンリング23a(図示
せず)とワンウェイクラッチスプリング24aがスリップ
するため、ワンウェイクラッチスプリング24bの締りト
ルクにより駆動軸14は矢印A方向に回転して、搬送ロー
ラ13はシートPを搬送する。このように、キャリッジ15
が移動範囲の最右端部に到達した時、動力伝達部材26の
矢印A方向への回転量が最大となり、1行分の紙送り動
作が終了する。
【0030】1行分の紙送りが終了した後、パルスモー
タ12に制御信号が送信され、ウォームギヤ18は逆方向
(例えば反時計回り方向)に回転し、駆動プーリ19,歯
付きタイミングベルト21が時計回り方向に回転してキャ
リッジ15は左方向に移動する。この時、右端側の動力伝
達爪部材28は引張コイルスプリング30の付勢トルクによ
り反時計回り方向に回転して、かさ歯車28b,26bを介
して動力伝達部材26は矢印B方向に回転し、スリット26
aに係止するワンウェイクラッチスプリング24bも矢印
B方向に回転する。駆動軸14はアーバンリング23bを介
してワンウェイクラッチスプリング24bの矢印B方向の
緩みトルクを受ける。この時、左端側の動力伝達爪部材
27は引張コイルスプリング29の引張方向の付勢トルクを
受けるが、ピン27dがストッパー31に係止されており、
動力伝達部材25はかさ歯車25bが動力伝達爪部材27のか
さ歯車27bと噛み合っており、更にワンウェイクラッチ
スプリング24aのフック部は動力伝達部材25のスリット
25aで矢印B方向の回転が規制されているので、右端側
のアーバンリング19とワンウェイクラッチスプリング24
bとの接触面でスリップして駆動軸14は回転しない。
【0031】そして、上記動力伝達爪部材28がピン28d
がストッパー32(図示せず)に係止するリミット位置ま
で戻った時点、即ちキャリッジ15の右端部ホームポジシ
ョンまで戻った時点で1行分の記録及び紙送りが終了
し、パルスモータ12は制御信号により駆動を停止する
か、或いは次行の記録及び紙送りをするため継続動作す
る。尚、上記キャリッジ15が右端部ホームポジションか
ら左端部ホームポジションへの移動時における記録及び
紙送り動作は、左右の部品要素の機能が逆になるだけな
ので説明を省略する。
【0032】上記構成によれば、キャリッジ15が端部へ
移動して折り返す時に動力伝達爪部材27,28及び動力伝
達部材25,26によって駆動軸14に動力を伝達して紙送り
を行なうため、静粛で、耐久性に優れ、信頼性のある高
速駆動可能なシート搬送機構を低コストで提供すること
ができる。またプリンターにおいては、高品位画像を高
速記録可能となる。
【0033】尚、本実施例では、駆動手段としてパルス
モータ12を用いたが、DCモータを積逆回転制御して使
用し、キャリッジ15に例えばフォトセンサー等の位置検
出素子をフレーム(図示せず)やケースに設けたスリッ
ト板の位置情報を検出して、記録及びモータ停止のタイ
ミング制御を行なうように構成することも可能である。
【0034】また上記キャリッジ15に形成する動力伝達
用突起15c,15dと動力伝達爪部材27,28の接触面の形
状を衝突方向に対して斜めにすることにより、衝突音を
低減することが可能てあり、接触面が摩耗しても紙送り
ピッチが乱れることは殆どない。
【0035】〔第2実施例〕
【0036】次にシート搬送機構の他例について図3を
参照して説明する。尚、プリンターの概略構成は前記第
1実施例と同様であるので同一部材には同一番号を付し
て説明を省略する。以下、シート搬送機構の構成を中心
に説明する。
【0037】(クラッチ手段)
【0038】搬送ローラ13の駆動軸14の両端部近傍に
は、アーバンリング23a(図示せず),23bが圧入固定
されている。このアーバンリング23a,23bには、クラ
ッチ手段としての巻き付け部とフック部を有するワンウ
ェイクラッチ・スプリング24a,24bがわずかな嵌合状
態で巻き付けられている。このためワンウェイクラッチ
・スプリング24a,24bがアーバンリング23a,23bに
対して巻き付き方向に相対回転するときは、両者の接触
面積が増大して締りトルクを発生し、逆にゆるみ方向に
相対回転するときは、両者の接触面積が減少して緩みト
ルクを発生する。
【0039】(第2駆動伝達手段)
【0040】33,34は回転部材である円筒形の動力伝達
部材であり、上記ワンウェイクラッチ・スプリング24
a,24bを巻き付けたアーバンリング23a,23bの外周
を覆うように駆動軸14の両端より嵌め込まれている。上
記動力伝達部材33,34の周囲には、前記ワンウェイクラ
ッチ・スプリング24a,24bのフック部(巻き端部)を
係止するためのスリット33a,34aが形成されており、
また外周面の長手方向にわたってカム33b,34bが夫々
形成されており、該カム33b,34bの反対側の外周面上
には回転規制突起33c,34cが夫々突設されている。上
記カム33b,34bは、キャリッジ15に設けた動力伝達用
突起15c,15dに押し上げられて、キャリッジ15の直線
運動を回転運動に変換して動力を伝達する。また上記回
転規制突起33c,34cは図示しないフレームに設けられ
た回転規制リブ35,36によって所定角度だけ回転自由度
を有するように構成されている。
【0041】また上記動力伝達部材33,34の軸方向の両
端面に設けた突出部33d,34dには、捩じりコイルスプ
リング37,38が夫々嵌め込まれている。この捩じりコイ
ルスプリング37,38の一方の巻き端部は軸方向に突出す
るフック部を形成しており、該フック部は突出部33d,
34dの周囲の係止穴33e,34e(図示せず)に挿入され
ており、円周方向への相対運動を規制している。また上
記捩じりコイルスプリング37,38の他方の巻き端部は円
周方向に起立するフック部を形成しており、図示しない
ベースフレームのスリットに係止固定されている。また
上記捩じりコイルスプリング37,38は、通常、動力伝達
部材33,34を矢印B方向に付勢しており、その付勢トル
クは前記ワンウェイクラッチスプリング24a,24bのゆ
るみトルクより十分に大きくなるように設定されてい
る。よって、上記キャリッジ15の移動に伴う直線運動を
第2駆動伝達手段としての動力伝達部材33,34を介して
回転運動に変換し、この動力をワンウェイクラッチスプ
リング24a,24bを介してアーバンリング23a,23b及
び駆動軸14に駆動を伝達するように構成されている。
【0042】(シート搬送機構の動作)
【0043】次に上記プリンター11におけるシート搬送
機構の動作について説明する。キャリッジ15は、図3に
示す初期位置を左端部ホームポジションとしている。制
御信号がパルスモータ12に送信されると、ウォームギヤ
18が正方向(例えば時計回り方向)に回転して、駆動プ
ーリ19,歯付きタイミングベルト21が反時計回り方向に
回転してキャリッジ15が摺動軸17a,17bに沿って右方
向に移動する。上記キャリッジ15に搭載された記録ヘッ
ド16は記録領域まで移動した後、送信される画像情報
(記録信号)に応じてシートPの所定位置に記録を行な
う。上記記録ヘッド16が記録領域の右端部まで移動した
とき、1行分の記録動作が終了する。そして、キャリッ
ジ15は更に右方向に移動して移動範囲の右端部に到達す
ると、動力伝達用突起15dが動力伝達部材34のカム34b
の下面側に当接した後、これを徐々に押し上げ、捩じり
コイルスプリング38を捩じり(矢印B方向への戻し力を
蓄積し)ながら動力伝達部材34を矢印A方向に回転させ
る。この時、上記動力伝達部材34のスリット34aに係止
したワンウェイクラッチスプリング24bのフック部を矢
印A方向に所定量回転させるので、該ワンウェイクラッ
チスプリング24bは締りトルクを発生する。また上記駆
動軸14の左端部では、アーバンリング23a(図示せず)
を介してワンウェイクラッチスプリング24aの緩みトル
クが働くが、フック部は動力伝達部材33のスリット33a
で回転が規制され、動力伝達部材33は捩じりコイルスプ
リング37によりワンウェイクラッチスプリング24aの緩
みトルクより大きな付勢トルクで矢印B方向へ付勢され
ている。よって、アーバンリング23a(図示せず)とワ
ンウェイクラッチスプリング24aがスリップするため駆
動軸14は右端部の締りトルクにより矢印A方向に回転し
て、搬送ローラ13はシートPを搬送する。このように、
キャリッジ15が移動範囲の最右端部に到達した時、カム
34bにより動力伝達部材34の矢印A方向への回転量が最
大となり(この時回転規制突起34cは回転規制リブ36の
回転範囲内にある)、1行分の紙送り動作が終了する。
【0044】1行分の紙送りが終了した後、パルスモー
タ12に制御信号が送信され、ウォームギヤ18は逆方向
(例えば反時計回り方向)に回転し、駆動プーリ19,歯
付きタイミングベルト21が時計回り方向に回転してキャ
リッジ15は左方向に移動する。この時、右端側の動力伝
達爪部材34は捩じりコイルスプリング38の戻り付勢トル
クにより矢印B方向に回転して、動力伝達部材34のスリ
ット34aに係止するワンウェイクラッチスプリング24b
も矢印B方向に回転する。駆動軸14はアーバンリング23
bを介してワンウェイクラッチスプリング24bの矢印B
方向の緩みトルクを受ける。この時、左端部では駆動軸
14が矢印B方向へ回転しようとしても(ワンウェイクラ
ッチスプリング24aには締りトルクが発生する)、回転
規制リブ35に回転規制突起33cが係止して矢印B方向へ
の回転を規制されており、更にワンウェイクラッチスプ
リング24aのフック部は動力伝達部材33のスリット33a
で矢印B方向の回転が規制されているので、右端側のア
ーバンリング19とワンウェイクラッチスプリング24bと
の接触面でスリップして駆動軸14は回転しない。
【0045】そして、上記動力伝達爪部材34が捩じりコ
イルスプリング38の戻り付勢トルクにより矢印B方向の
回転リミットまで戻った時点、即ちキャリッジ15の右端
部ホームポジションまで戻った時点で1行分の記録及び
紙送りが終了し、パルスモータ12は制御信号により駆動
を停止するか、或いは次行の記録及び紙送りをするため
継続動作する。尚、上記キャリッジ15が右端部ホームポ
ジションから左端部ホームポジションへの移動時におけ
る記録及び紙送り動作は、左右の部品要素の機能が逆に
なるだけなので説明を省略する。
【0046】本実施例においては、紙送りを確実に行な
うための条件として、ワンウェイクラッチスプリング24
bの緩みトルクがワンウェイクラッチスプリング24aの
締りトルク及び捩じりコイルスプリング38の付勢トルク
より小さいこと、またワンウェイクラッチスプリング24
aの緩みトルクがワンウェイクラッチスプリング24bの
締りトルク及び捩じりコイルスプリング37の付勢トルク
より小さいことが必要であるが、そのトルク値は高精度
であることを必要としない。
【0047】従って、ワンウェイクラッチスプリング24
a,24bは丸断面線材で良く、高精度の締りトルクや緩
みトルクを必要とする場合に用いられる角断面の引き抜
き線材でなくても良く、巻き内径寸法精度も高精度を要
求されないので、加工時の熱処理の回数を低減し、歩留
りを大幅に向上させて製造コストを低減することができ
る。
【0048】尚、動力伝達部材33,34に形成したカム33
b,34bの形状は、キャリッジ15に形成した動力伝達用
突起15c,15dとの衝突による音や衝撃が小さくなるよ
うにするため、キャリッジ15の単位移動量当たりの動力
伝達部材33,34の回転角度が小から大へと変化するよう
な波形状にしておくことが望ましい。
【0049】また本実施例では、駆動手段としてパルス
モータ12を用いたが、DCモータを積逆回転制御して使
用し、キャリッジ15に例えばフォトセンサー等の位置検
出素子をフレーム(図示せず)やケースに設けたスリッ
ト板の位置情報を検出して、記録及びモータ停止のタイ
ミング制御を行なうように構成することも可能である。
【0050】〔第3実施例〕
【0051】次にシート搬送機構の他例について説明す
る。尚、プリンターの概略構成は前記第1実施例と同様
であるので同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。以下、シート搬送機構の構成を中心に説明する。
【0052】前記第1,第2実施例では、搬送体である
キャリッジ15と駆動軸14の駆動伝達を夫々異なる駆動伝
達経路により行なっていたが、本実施例に示すように、
これらを単一の駆動伝達経路で行なうことも可能であ
る。即ち、少なくともキャリッジ15の移動範囲区間では
歯付きタイミングベルト21を駆動プーリ19と従動プーリ
22a間にかけることにより平行になるように配置し、キ
ャリッジ15の直線運動を回転運動に変換して動力伝達を
行なうための動力伝達部材25及び動力伝達爪部材27を左
端部に設ける。また上記歯付きタイミングベルト21上の
対応する位置にキャリッジ15が左端部及び右端部に移動
した時に作動する動力伝達用突起21a,21b(図示せ
ず)を夫々設けることにより、キャリッジ15の左右両端
ホームポジション移動時に紙送りも同時に行なうことが
できる。
【0053】上記構成によれば、部品点数を更に減少さ
せて製造コストを低減させることができ、装置の小型化
にも寄与することが可能である。
【0054】尚、前述した各実施例では記録手段として
インクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて
電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印加
される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利
用してインクに生ずる気泡の成長,収縮により、インク
を吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に
好ましい。
【0055】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成できるので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成でき、より好ましい。
【0056】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことができる。
【0057】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0058】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことができるようになるからである。
【0059】またキャリッジに固定された記録ヘッド、
或いはキャリッジに装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド
自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジ
タイプの記録ヘッドを用いても良い。
【0060】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の
加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定
した記録を行うために有効である。
【0061】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0062】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0063】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0064】更に、前述した記録装置の形態としては、
プリンター等の画像出力端末として用いられるものの
他、ハンディターミナル等の数値出力端末、リーダ等と
組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファ
クシミリ装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0065】尚、前述した記録手段としてインクジェッ
ト記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録方式
はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他に
も熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤードッ
ト記録方式等のインパクト記録方式以外の記録方式であ
っても適用し得る。
【0066】
【発明の効果】本発明は前述したように、搬送体が端部
へ移動して折り返す時に第2駆動伝達手段によって駆動
軸に動力を伝達してシート搬送を行なうため、静粛で、
耐久性に優れ、信頼性のある高速駆動可能なシート搬送
機構を低コストで提供することができる。また記録装置
においては、高品位画像を高速記録可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るシート搬送機構の斜視説明図
である。
【図2】電卓の外観構成を示す斜視図である。
【図3】第2実施例に係るシート搬送機構の斜視説明図
である。
【符号の説明】
1…上ケース 2…下ケース 3…キーボード 4…表示窓 5…スライドスイッチ 6…プリンターカバー 7…ペーパーカッター 7a…刃先部 7b…透明部 7c…サイド部 8a,8b…ロールホルダー 9…記録シート 9a…シート先端 9b…シートロール 10…電源スイッチ 11…プリンター 12…パルスモータ 13…搬送ローラ 14…駆動軸 15…キャリッジ 15a,15b…摺動穴 15c,15d…動力伝達用突起 16…記録ヘッド 17a,17b…摺動軸 18…ウォームギヤ 19…駆動プーリ 20…ウォームホイール 21…歯付きタイミングベルト 22a,22b…従動プーリ 23a,23b…アーバンリング 24a,24b…ワンウェイクラッチスプリング 25,26,33,34…動力伝達部材 25a,26a,33a,34a…スリット 25b,26b,27b,28b…かさ歯車 27,28…動力伝達爪部材 27a,28a…爪部 27c,28c…係止穴 27d,28d…ピン 29,30…引張コイルスプリング 31,32…ストッパー 33b,34b…カム 33c,34c…回転規制突起 33d,34d…突出部 33e,34e…係止穴 35,36…回転規制リブ 37,38…捩じりコイルスプリング

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段と、 前記駆動手段より第1駆動伝達手段により駆動を伝達さ
    れて往復移動する搬送体と、 前記搬送体の移動により駆動軸に駆動伝達されてシート
    を搬送するためのシート搬送手段と、を装備するシート
    搬送機構において、 前記搬送体の直線運動を回転運動に変換して前記シート
    搬送手段の駆動軸に伝達する回転部材を有する第2駆動
    伝達手段と、 前記回転部材が一方向回転時のみ前記駆動軸に駆動を伝
    達するクラッチ手段と、を備え、 前記搬送体が移動範囲の端部で折り返す時に、前記回転
    部材よりクラッチ手段を介して駆動軸に対して駆動を伝
    達してシート搬送手段を駆動することを特徴とするシー
    ト搬送機構。
  2. 【請求項2】 前記搬送体に設けた動力伝達用突起によ
    り、前記第2駆動手段の回転部材を回転させて駆動伝達
    を行なうことを特徴とする請求項1記載のシート搬送機
    構。
  3. 【請求項3】 前記回転部材及びクラッチ手段は、前記
    搬送体の移動範囲の両端部に対向する駆動軸上に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のシート搬送機
    構。
  4. 【請求項4】 前記クラッチ手段による回転部材から駆
    動軸への駆動伝達は、該回転部材の往路回転時に行なう
    ことを特徴とする請求項1記載のシート搬送機構。
  5. 【請求項5】 前記回転部材は所定角度のみ回転可能
    で、弾性部材により復路回転方向に付勢されており、該
    付勢トルクは前記クラッチ手段が復路で発生するトルク
    より大であることを特徴とする請求項1記載のシート搬
    送機構。
  6. 【請求項6】 前記第2駆動伝達手段とクラッチ手段
    は、搬送体の移動範囲の一端部に対向する駆動軸上に設
    けられており、前記第1駆動伝達手段の歯付きタイミン
    グベルトの駆動によって前記クラッチ手段を介して前記
    回転部材を回転させて駆動伝達を行なうことを特徴とす
    る請求項1記載のシート搬送機構。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のシート搬送機構と、 前記シート搬送機構における搬送体に搭載して画像情報
    に応じてシートに像を記録するための記録手段と、 を装備した記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は画像情報に基づく信号に
    応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録
    方式である請求項7記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録手段はインク吐出用の熱エネル
    ギーを発生するための電気熱変換体を備えていることを
    特徴とする請求項8記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録手段は前記電気熱変換体によ
    って印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜
    沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させることを特
    徴とする請求項9記載の記録装置。
JP6027692A 1994-02-25 1994-02-25 シート搬送機構及び記録装置 Pending JPH07246736A (ja)

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