JPH0724744Y2 - グロメットの防水構造 - Google Patents

グロメットの防水構造

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JPH0724744Y2
JPH0724744Y2 JP2376489U JP2376489U JPH0724744Y2 JP H0724744 Y2 JPH0724744 Y2 JP H0724744Y2 JP 2376489 U JP2376489 U JP 2376489U JP 2376489 U JP2376489 U JP 2376489U JP H0724744 Y2 JPH0724744 Y2 JP H0724744Y2
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JP
Japan
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grommet
diameter
hole
filler
wire harness
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JP2376489U
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JPH02115221U (ja
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浩 長瀬
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、グロメットの防水構造の改善に関するもので
あり、さらに詳しくはグロメットを完全に防水し、特に
水や油などの侵入を効果的に防止した、信頼性の高いグ
ロメットの防水構造に関するものである。
(従来の技術) たとえばモーターなどの機器から、リード線などのワイ
ヤハーネスを引き出す際には、機器の壁体に設けた引出
孔にグロメットを取付け、このグロメットを介してワイ
ヤハーネスを挿通することにより、機器内への異物の侵
入が防止されている。
ところが、リード線が複数本のワイヤハーネスからなる
束状である場合には、ワイヤハーネス相互間に隙間を生
じ、この隙間から水や油などの異物が侵入するため、従
来は例えば実開昭59−152785号公報に示されるように、
上記隙間に液状硬化性充填材を充填した防水構造が採用
されてきた。
第5図は従来のグロメットの防水構造を示す側断面説明
図であり、1はグロメット、2はグロメット1の挿通
孔、3は挿通孔2の拡径孔、4は挿通孔2の縮径孔、
5、5、5はワイヤハーネス、6はワイヤハーネス5を
まとめるビニールテープ、7は液状硬化性充填材、8は
壁体である。
第5図に示した従来例において、グロメット1は壁体8
の引出孔9に取付けられており、その挿通孔2には複数
本のワイヤハーネス5が挿通され、ワイヤハーネス5は
挿通孔2の拡径孔3内で遊挿され、かつ縮径孔4で締付
けられると共に、前記拡径孔3に充填された液状硬化性
充填材7により、埃、水および油などの異物が壁体8内
に侵入することが防止されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した第5図に示した従来のグロメッ
トの防水構造においては、ワイヤハーネスの本数が多
く、その束の外径が大きい場合に、相互のワイヤハーネ
スが密着して、束の内部に微細な隙間を生じ、その隙間
にまで液状硬化性充填材を均一に充填することが困難で
あり、防止しきれない隙間から水や油などの異物が侵入
して、完全な防水構造を達成できないという恐れがあっ
た。
近年、ワイヤハーネスの回路増加が益々著しくなってい
ることからも、上述した従来技術における充填材注入の
みで、ワイヤハーネスの中心部に存在する隙間を完全密
封することは一層困難になっている。
また、上述したような微細な隙間へ充填させる液状硬化
性充填材は、その粘度が制限され、粘度が低く、硬化時
間の長い液状硬化性充填材を使用する必要があるという
生産上の問題もあった。
そこで本考案は、上述した従来のグロメットの防水構造
における問題点の解決を課題として検討した結果、達成
されたものである。
したがって本考案の目的は、グロメットを完全に防水
し、特に水や油などの侵入を効果的に防止した、信頼性
の高いグロメットの防水構造を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの考案は、拡径孔と縮径孔を
連通したワイヤハーネス挿通孔を有するグロメットに、
複数本のワイヤハーネスを挿通してなるグロメットの防
水構造において、前記グロメットの拡径孔に位置するワ
イヤハーネスの外周部分に増径部を設けるとともに、少
なくとも前記拡径孔内に充填材を設けてなり、前記増径
部及び充填材は、ホットメルト接着剤で構成し、互いに
溶融して固化していることを特徴としている。
(作用) この考案においては、グロメットの拡径孔に位置するワ
イヤハーネスの外周部分にホットメルト接着剤からなる
増径部を設けているため、拡径孔に位置するワイヤハー
ネス相互間の空間を十分かつ安定して確保することがで
きる。
したがって、拡径孔にワイヤハーネスを挿通するととも
に、この拡径孔にホットメルト接着剤からなる充填材を
入れ、充填剤及び増径部の部分を加熱すると、ワイヤハ
ーネスは上記相互間の空間を確保した状態で、増径部及
び充填材が溶融し、拡径孔とワイヤハーネス間及び各ワ
イヤハーネス相互間に互いに溶融した増径部及び充填材
が充填される。
このため、束になったワイヤハーネスの中心部の隙間に
も互いに溶融した増径部及び充填材を充填することがで
き、各ワイヤハーネス間の隙間を完全に密封することが
できる。
(実施例) 以下、図面を参照しつつ、本考案のグロメットの防水構
造の実施例について、詳細に説明する。
第1図は本考案のグロメットの防水構造を示す斜視説明
図、第2図は同側断面説明図、第3図は第2図のグロメ
ットを加熱処理した後の状態を示す断面説明図、第4図
(a)〜(b)はホットメルト接着剤からなる増径部の
例を示す斜視説明図である。
第1図、第2図および第3図に示した実施例において、
10はグロメット、11はグロメット10の挿通孔、12は挿通
孔11の拡径孔、13挿通孔11の縮径孔、20はワイヤハーネ
ス、21はワイヤハーネス20に取付けた増径部、23はワイ
ヤハーネス20をまとめるチューブ、24は同じビニールテ
ープ、40は壁体である。
本実施例において、グロメット10はその取付溝14を壁体
40の引出孔41に嵌め込むことにより壁体40に取付けられ
ており、その挿通孔11には拡径孔12と縮径孔13が設けら
れている。
ワイヤハーネス20は、グロメット10の挿通孔11に挿通さ
れ、その拡径孔12内では遊挿、縮径孔13では締付けの状
態となっている。
ここで、各ワイヤハーネス20の拡径孔12に位置する部分
には、ホットメルト接着剤からなるリング状の増径部21
が取付けられており、このリング状増径部21により空間
部22が確保されている。
また、拡径孔12には必要に応じて、粉状、フィルム状ま
たは塊状のホットメルト接着剤からなる充填材30aが配
置されている。
このような状態でグロメット10にワイヤハーネス20を挿
通した後、増径部21及び充填材30aのホットメルト接着
剤を赤外線加熱やドライヤー加熱などの手段で加熱する
と、各ワイヤハーネス20間の隙間22において、内外部の
区別なく全域で一斉にホットメルト接着剤が溶融を開始
し、同時に溶融したホットメルト接着剤の浸透が生ず
る。
そして、ホットメルト接着剤が十分に溶融した時点で加
熱を中止すると、ホットメルト接着剤が即座に固化し、
第3図のようにワイヤハーネス20間の隙間22を確保した
まま、互いに溶融して固化した増径部21及び充填材30a
からなる密封部30で完全密封されることとなり、確実で
信頼性がきわめて高い防水構造が完成する。
本考案で用いるホットメルト接着剤からなる増径部21の
形状としては、第4図(a)ないし(d)に示したもの
が挙げられる。
すなわち、第4図(a)および(b)に示した増径部21
は、ホットメルト接着剤からなるスリット付きまたはテ
ーパー型スリット付きリングであり、これらはワイヤハ
ーネス20の外周にそのスリットを介してかぶせることに
より容易に取付けられる。
また第4図(c)に示した増径部21は、ホットメルト接
着剤からなるテープであり、これはワイヤハーネス20の
外周に巻付けることにより、容易に取付けられる。
さらに、第4図(d)に示した増径部21は、ホットメル
ト接着剤を形成してなる、多数のワイヤハーネス挿通孔
21aを有する板状の一体型リングであり、これはその挿
通孔21aにワイヤハーネス20を挿通した状態で拡径孔12
に嵌め込むことにより容易に取付けられ、各挿通孔21a
の間隔に応じた空間部22を形成することができる。
これらの増径部21は、共重合ポリアミドや共重合ポリエ
ステルなどの比較的低融点で、溶融後温度が低下すると
即座に硬化する性能を有する合成樹脂系ホットメルト接
着剤素材から作られ、低コストで、確実かつ信頼性の高
い防水構造を得ることができる。
[考案の効果] 本考案によれば、グロメットの拡径孔に位置するワイヤ
ハーネスの外周部分にホットメルト接着剤からなる増径
部を設けているため、拡径孔に位置するワイヤハーネス
相互間の空間を、十分かつ安定して確保することができ
る。
したがって、拡径孔にワイヤハーネスを挿通するととも
に、この拡径孔にホットメルト接着剤からなる充填材を
入れ、充填材及び増径部の部分を加熱すると、ワイヤハ
ーネスは上記相互間の空間を確保した状態で、増径部及
び充填材が溶融し、拡径孔とワイヤハーネス間及び各ワ
イヤハーネス相互間に互いに溶融した増径部及び充填材
が充填する。このため、束になったワイヤハーネスの中
心部の隙間にも互いに溶融した増径部及び充填材を充填
することができ、各ワイヤハーネス間の隙間を完全に密
封することができる。
よって、本考案のグロメットの防水構造によれば、ホッ
トメルト接着剤からなる増径部及び充填材を使用するこ
とにより硬化時間がきわめて短く、かつ充填剤吐出機な
どの高価な設備が不要となるばかりか、増径部形状を適
宜選択することにより、ワイヤハーネスへの取付け作業
を自動化することができ、きわめて経済的である。
しかも本考案のグロメットの防水構造によれば、防水性
のバラツキが全く解消し、信頼性がきわめて高い防水構
造が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のグロメットの防水構造を示す斜視説明
図、第2図は同側断面説明図、第3図は第2図のグロメ
ットを加熱処理した後の状態を示す断面説明図、第4図
(a)〜(d)はホットメルト接着剤からなる増径部の
例を示す斜視説明図、第5図は従来グロメットの防水構
造を示す側断面説明図である。 10……グロメット 11……挿通孔 12……拡径孔 13……縮径孔 20……ワイヤハーネス 21……増径部 22……空間部 30……密封部 30a……充填材 40……壁体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡径孔と縮径孔を連通したワイヤハーネス
    挿通孔を有するグロメットに、複数本のワイヤハーネス
    を挿通してなるグロメットの防水構造において、 前記グロメットの拡径孔に位置するワイヤハーネスの外
    周部分に増径部を設けるとともに、少なくとも前記拡径
    孔内に充填材を設けてなり、 前記増径部及び充填材は、ホットメルト接着剤で構成
    し、互いに溶融して固化していることを特徴とするグロ
    メットの防水構造。
JP2376489U 1989-03-03 1989-03-03 グロメットの防水構造 Expired - Lifetime JPH0724744Y2 (ja)

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JPH02115221U JPH02115221U (ja) 1990-09-14
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JP5222533B2 (ja) * 2007-11-16 2013-06-26 矢崎総業株式会社 シール材の充填装置
JP5304405B2 (ja) * 2009-04-10 2013-10-02 住友電装株式会社 シールド線端末の止水構造

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