JPH07248249A - 天 秤 - Google Patents
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- JPH07248249A JPH07248249A JP6041384A JP4138494A JPH07248249A JP H07248249 A JPH07248249 A JP H07248249A JP 6041384 A JP6041384 A JP 6041384A JP 4138494 A JP4138494 A JP 4138494A JP H07248249 A JPH07248249 A JP H07248249A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 感量を飛躍的に小さくした天秤を提供するこ
と。 【構成】 被測定物を載せる試料皿2と、前記被測定物
の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精密に測定
するレーザ干渉計12と、前記試料皿を所定の平衡位置
に戻すフィードバックコイル14と、前記レーザ干渉計
12により測定された前記試料皿2の前記変位量を入力
し、前記試料皿2を所定の平衡位置に戻すように前記フ
ィードバックコイル14を制御する制御装置16と、前
記制御装置16による前記フィードバックコイル14の
制御量から前記被測定物の重量を算出する信号処理装置
18とを備えている。竿4の平衡状態のセンシングにお
いて、レーザ干渉計12の測定分解能はnmオーダ以下
であるので、感量が飛躍的に向上する。
と。 【構成】 被測定物を載せる試料皿2と、前記被測定物
の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精密に測定
するレーザ干渉計12と、前記試料皿を所定の平衡位置
に戻すフィードバックコイル14と、前記レーザ干渉計
12により測定された前記試料皿2の前記変位量を入力
し、前記試料皿2を所定の平衡位置に戻すように前記フ
ィードバックコイル14を制御する制御装置16と、前
記制御装置16による前記フィードバックコイル14の
制御量から前記被測定物の重量を算出する信号処理装置
18とを備えている。竿4の平衡状態のセンシングにお
いて、レーザ干渉計12の測定分解能はnmオーダ以下
であるので、感量が飛躍的に向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感量を小さくした天秤
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、試料の質量を精密に測るに
は、水平に支えた竿の一端に設けた試料皿に被測定物を
載せ、そのことによって傾いた竿を再び水平に戻すため
に要する力から質量を知るのが一般的である。ふつうの
機械式天秤では、竿の他端に設けた皿に分銅を載せて竿
を水平に釣り合わせて、分銅の質量から被測定物の質量
を求めるようにしていた。
は、水平に支えた竿の一端に設けた試料皿に被測定物を
載せ、そのことによって傾いた竿を再び水平に戻すため
に要する力から質量を知るのが一般的である。ふつうの
機械式天秤では、竿の他端に設けた皿に分銅を載せて竿
を水平に釣り合わせて、分銅の質量から被測定物の質量
を求めるようにしていた。
【0003】上記の操作を簡便化したものが電気天秤
で、フィードバックコイルに電流を供給し、電磁力によ
って竿の支点まわりの回転モーメントをなくして竿を水
平にし、そのときの電流値から被測定物の重量を求める
ものである。
で、フィードバックコイルに電流を供給し、電磁力によ
って竿の支点まわりの回転モーメントをなくして竿を水
平にし、そのときの電流値から被測定物の重量を求める
ものである。
【0004】従来から広く用いられている電気天秤の構
成を図4を用いて説明する。
成を図4を用いて説明する。
【0005】試料皿80は、被測定物を載せる皿であ
る。
る。
【0006】竿82は、その一端に試料皿80、他端に
は永久磁石86が取り付けられており、支点84を中心
に動作する。ただし、支点84は、試料皿80に被測定
物を載せていない状態で、竿82が水平になるように調
整されている。
は永久磁石86が取り付けられており、支点84を中心
に動作する。ただし、支点84は、試料皿80に被測定
物を載せていない状態で、竿82が水平になるように調
整されている。
【0007】変位センサ88は竿82が水平かどうかを
判定するセンサである。
判定するセンサである。
【0008】フィードバックコイル90は、磁界を発生
させる電磁石であり、永久磁石86との相互作用によっ
て竿82に右まわりのモーメントを発生させる。
させる電磁石であり、永久磁石86との相互作用によっ
て竿82に右まわりのモーメントを発生させる。
【0009】制御装置92は、変位センサ88から信号
を入力し、竿82を水平に保つ様にフィードバックコイ
ル90に供給する電流量を制御するものである。
を入力し、竿82を水平に保つ様にフィードバックコイ
ル90に供給する電流量を制御するものである。
【0010】信号処理装置94は、制御装置92がフィ
ードバックコイル90に供給した電流量より被測定物の
重量を求める。
ードバックコイル90に供給した電流量より被測定物の
重量を求める。
【0011】次に、上記電気天秤の作用を説明する。
【0012】まず試料皿80に被測定物を載せると、被
測定物の重みによって竿82はバランスが崩れ左まわり
のモーメントが加わる。制御装置92は、竿82が水平
状態ではないことを変位センサ88により感知し、竿8
2を水平に保つ様にフィードバックコイル90に供給す
る電流量を制御する。信号処理装置94は、制御装置9
2がフィードバックコイル90に供給した電流量を入力
することにより、被測定物の重量を算出する。
測定物の重みによって竿82はバランスが崩れ左まわり
のモーメントが加わる。制御装置92は、竿82が水平
状態ではないことを変位センサ88により感知し、竿8
2を水平に保つ様にフィードバックコイル90に供給す
る電流量を制御する。信号処理装置94は、制御装置9
2がフィードバックコイル90に供給した電流量を入力
することにより、被測定物の重量を算出する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による電気天秤は、変位センサ88が竿82の平衡状
態をセンシングしているため、電気天秤の感量は変位セ
ンサ88の測定分解能によって制限されていた。すなわ
ち、電気天秤の感量を小さくするには、感度のよい変位
センサ88を用いる必要があるが、従来より一般に用い
られている変位センサの測定分解能は1μm程度であ
り、従って電気天秤の感量の向上にも限界があった。
成による電気天秤は、変位センサ88が竿82の平衡状
態をセンシングしているため、電気天秤の感量は変位セ
ンサ88の測定分解能によって制限されていた。すなわ
ち、電気天秤の感量を小さくするには、感度のよい変位
センサ88を用いる必要があるが、従来より一般に用い
られている変位センサの測定分解能は1μm程度であ
り、従って電気天秤の感量の向上にも限界があった。
【0014】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、感量を従来のものに比べて向上
させた天秤を提供することを目的としている。
になされたものであり、感量を従来のものに比べて向上
させた天秤を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するめに
本発明の天秤は、被測定物を載せる試料皿と、前記被測
定物の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精密に
測定するレーザ干渉計と、前記試料皿を所定の平衡位置
に戻す平衡作用力手段と、前記レーザ干渉計により測定
された前記試料皿の前記変位量を入力し、前記試料皿を
所定の平衡位置に戻すように前記平衡作用力手段を制御
する制御手段と、前記制御手段による前記平衡力作用手
段の制御量から、前記被測定物の重量を算出する信号処
理手段とを備えている。
本発明の天秤は、被測定物を載せる試料皿と、前記被測
定物の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精密に
測定するレーザ干渉計と、前記試料皿を所定の平衡位置
に戻す平衡作用力手段と、前記レーザ干渉計により測定
された前記試料皿の前記変位量を入力し、前記試料皿を
所定の平衡位置に戻すように前記平衡作用力手段を制御
する制御手段と、前記制御手段による前記平衡力作用手
段の制御量から、前記被測定物の重量を算出する信号処
理手段とを備えている。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本発明の天秤において、試
料皿は、被測定物が搭載される。レーザ干渉計は、前記
被測定物の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精
密に測定する。平衡作用力手段は、前記試料皿を所定の
平衡位置に戻す。制御手段は、前記レーザ干渉計により
測定された前記試料皿の前記変位量を入力し、前記試料
皿を所定の平衡位置に戻すように前記平衡作用力手段を
制御する。信号処理手段は、前記制御手段による前記平
衡作用力手段の制御量から前記被測定物の重量を算出す
る。
料皿は、被測定物が搭載される。レーザ干渉計は、前記
被測定物の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精
密に測定する。平衡作用力手段は、前記試料皿を所定の
平衡位置に戻す。制御手段は、前記レーザ干渉計により
測定された前記試料皿の前記変位量を入力し、前記試料
皿を所定の平衡位置に戻すように前記平衡作用力手段を
制御する。信号処理手段は、前記制御手段による前記平
衡作用力手段の制御量から前記被測定物の重量を算出す
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0018】本発明の天秤は図1のように構成されてい
る。
る。
【0019】試料皿2は、被測定物を載せる皿である。
【0020】竿4には、その一端側に前記試料皿2、お
よび入射した光を、入射光と同じ方向に反射させるキャ
ッツアイ8が、他端側に永久磁石6がそれぞれ結合され
ている。
よび入射した光を、入射光と同じ方向に反射させるキャ
ッツアイ8が、他端側に永久磁石6がそれぞれ結合され
ている。
【0021】支点10は、前記竿4の中央部分を回動可
能に支えており、これを支点として前記竿4にモーメン
トが作用する。
能に支えており、これを支点として前記竿4にモーメン
トが作用する。
【0022】レーザ干渉計12は、前記キャッツアイ8
に向けてレーザ光を発射し、前記キャッツアイ8により
反射された前記レーザ光を受光することにより、レーザ
干渉計と前記キャッツアイ間の変位量を測定する。レー
ザ干渉計12の光学系、作用については後述する。
に向けてレーザ光を発射し、前記キャッツアイ8により
反射された前記レーザ光を受光することにより、レーザ
干渉計と前記キャッツアイ間の変位量を測定する。レー
ザ干渉計12の光学系、作用については後述する。
【0023】フィードバックコイル14は、供給する電
流量に応じて磁界を発生させる電磁石であり、前記永久
磁石6との相互作用によって前記竿4に対し右まわりの
モーメントを発生させるものであり、永久磁石6及びフ
ィードバックコイル14により本発明の平衡作用力手段
及び電磁的装置が構成される。
流量に応じて磁界を発生させる電磁石であり、前記永久
磁石6との相互作用によって前記竿4に対し右まわりの
モーメントを発生させるものであり、永久磁石6及びフ
ィードバックコイル14により本発明の平衡作用力手段
及び電磁的装置が構成される。
【0024】制御手段としての制御装置16は、周知の
マイクロプロセッサなどにより構成され、前記レーザ干
渉計12により計測された変位量を入力し、前記フィー
ドバックコイル14に供給する電流量を制御する。
マイクロプロセッサなどにより構成され、前記レーザ干
渉計12により計測された変位量を入力し、前記フィー
ドバックコイル14に供給する電流量を制御する。
【0025】信号処理手段としての信号処理装置18
は、周知のマイクロプロセッサなどにより構成され、前
記フィードバックコイル14に供給した電流量から、前
記被測定物の重量を算出する。
は、周知のマイクロプロセッサなどにより構成され、前
記フィードバックコイル14に供給した電流量から、前
記被測定物の重量を算出する。
【0026】前記レーザ干渉計12としては、例えばヘ
テロダイン干渉計が挙げられる。
テロダイン干渉計が挙げられる。
【0027】図2は、ヘテロダイン干渉計の光学系の一
例である。
例である。
【0028】レーザ光源22は振動数がν1の直線偏光
レーザ光を発生するものである。
レーザ光を発生するものである。
【0029】アイソレータ24は、レーザ光源22への
戻り光を遮断するものであり、出力レーザ光60がx軸
方向に進行し、偏光面がx−y平面となるように設置さ
れている。
戻り光を遮断するものであり、出力レーザ光60がx軸
方向に進行し、偏光面がx−y平面となるように設置さ
れている。
【0030】無偏光ビームスプリッタ26は、レーザ光
60を2方向に分割するものである。
60を2方向に分割するものである。
【0031】音響光学変調器28は、分割された一方の
レーザ光61の振動数を+80MHzシフトさせるものであ
る。
レーザ光61の振動数を+80MHzシフトさせるものであ
る。
【0032】音響光学変調器30は、音響光学変調器2
8の出力光の振動数を-79.9MHzシフトさせるものであ
る。したがって、音響光学変調器30の出力したレーザ
光62の振動数ν2は、レーザ光源22の振動数ν1と
比較して+100kHzシフトしている。
8の出力光の振動数を-79.9MHzシフトさせるものであ
る。したがって、音響光学変調器30の出力したレーザ
光62の振動数ν2は、レーザ光源22の振動数ν1と
比較して+100kHzシフトしている。
【0033】レーザ光62は、反射鏡32によりx軸方
向に光路を変える。
向に光路を変える。
【0034】ガラス38は、レーザ光62をレーザ光6
3とレーザ光64とに分割する。
3とレーザ光64とに分割する。
【0035】ガラス34は、レーザ光65をレーザ光6
6とレーザ光67とに分割する。
6とレーザ光67とに分割する。
【0036】レーザ光66は、反射鏡36によりx軸方
向に光路を変える。
向に光路を変える。
【0037】無偏光ビームスプリッタ40は、レーザ光
66とレーザ光63とを同一光路上に統合し干渉させ
る。
66とレーザ光63とを同一光路上に統合し干渉させ
る。
【0038】光電変換器42は、無偏光ビームスプリッ
タ40の出射光の強度を電気信号に変換するものであ
る。以降この電気信号をB信号と呼ぶ。
タ40の出射光の強度を電気信号に変換するものであ
る。以降この電気信号をB信号と呼ぶ。
【0039】レーザ光64は、反射鏡46によりy軸方
向に光路を変える。
向に光路を変える。
【0040】レーザ光67は、反射鏡44によりy軸方
向に光路を変える。
向に光路を変える。
【0041】偏光ビームスプリッタ48の反射面は、レ
ーザ光64とレーザ光67の偏光軸(x−y平面)に対
して平行に設定されている。そのため、レーザ光64は
z軸+方向に光路を変え、また、レーザ光67は、z軸
−方向に光路を変える。
ーザ光64とレーザ光67の偏光軸(x−y平面)に対
して平行に設定されている。そのため、レーザ光64は
z軸+方向に光路を変え、また、レーザ光67は、z軸
−方向に光路を変える。
【0042】1/4波長板50の光学軸は、z−x平面
で直線偏光するレーザ光64に対して45゜の方位角を
なすように設定されており、レーザ光68は円偏光に変
換される。
で直線偏光するレーザ光64に対して45゜の方位角を
なすように設定されており、レーザ光68は円偏光に変
換される。
【0043】キャッツアイ8は、z軸+方向に進行する
レーザ光68をz軸−方向に反射する。
レーザ光68をz軸−方向に反射する。
【0044】1/4波長板50は、レーザ光68を入射
すると、z−x平面で直線偏光するレーザ光64に対し
てy−z平面で直線偏光するレーザ光69を出射する。
すると、z−x平面で直線偏光するレーザ光64に対し
てy−z平面で直線偏光するレーザ光69を出射する。
【0045】干渉手段を構成する偏光板52は、レーザ
光67とレーザ光69の同一偏光成分を干渉させる。
光67とレーザ光69の同一偏光成分を干渉させる。
【0046】光電変換器54は、偏光板52の出射光の
強度を電気信号に変換するものである。以降この電気信
号をD信号と呼ぶ。
強度を電気信号に変換するものである。以降この電気信
号をD信号と呼ぶ。
【0047】図3は、ヘテロダイン干渉計の電気系の構
成である。
成である。
【0048】D信号増幅器72は、前記D信号の交流成
分(ビート信号)を増幅するものである。同様にB信号
増幅器74は、前記B信号のビート信号を増幅するもの
である。ここで、光電変換器42で検出される前記B信
号は、光路長が固定されているため、このビート信号の
位相は定数となり、前記D信号の位相に対する比較基準
とする。
分(ビート信号)を増幅するものである。同様にB信号
増幅器74は、前記B信号のビート信号を増幅するもの
である。ここで、光電変換器42で検出される前記B信
号は、光路長が固定されているため、このビート信号の
位相は定数となり、前記D信号の位相に対する比較基準
とする。
【0049】位相比較器76は、前記D信号のビート信
号と前記B信号のビート信号の位相差を検出するもので
ある。
号と前記B信号のビート信号の位相差を検出するもので
ある。
【0050】信号処理装置78は、キャッツアイ8の移
動量を算出するものである。キャッツアイ8が△Zだけ
移動したとき、△Zと、位相比較器76の検出するB信
号に対するD信号の位相差△φの間には、特開平01−
206283号公報に詳述してある様に次の関係があ
る。
動量を算出するものである。キャッツアイ8が△Zだけ
移動したとき、△Zと、位相比較器76の検出するB信
号に対するD信号の位相差△φの間には、特開平01−
206283号公報に詳述してある様に次の関係があ
る。
【0051】△Z=△φ・λ/4π (λ:波長) 例えば、レーザ光源22の波長λ=633nm、位相比
較器76の検出限界位相差△φ=0.01radとする
と、△Z〜0.5nmとなる。
較器76の検出限界位相差△φ=0.01radとする
と、△Z〜0.5nmとなる。
【0052】以上述べた構成によるヘテロダイン干渉計
を用いることによって、nmオーダ以下の測定分解能で
キャッツアイ8の変位量を得ることが可能である。
を用いることによって、nmオーダ以下の測定分解能で
キャッツアイ8の変位量を得ることが可能である。
【0053】以下、このように構成された天秤におい
て、実際に重量を計測する場合の動作について順を追っ
て説明する。
て、実際に重量を計測する場合の動作について順を追っ
て説明する。
【0054】まず、試料皿2の上部に何も載せていない
場合、支点10に対して竿4が釣り合う(このように、
支点10まわりのモーメントが竿4に生じていない状態
を平衡状態とする)ように、フィードバックコイル14
に制御装置16が供給した電流値をi0とする。また、
平衡状態における、レーザ干渉計12とキャッツアイ8
との距離をl0とする。
場合、支点10に対して竿4が釣り合う(このように、
支点10まわりのモーメントが竿4に生じていない状態
を平衡状態とする)ように、フィードバックコイル14
に制御装置16が供給した電流値をi0とする。また、
平衡状態における、レーザ干渉計12とキャッツアイ8
との距離をl0とする。
【0055】重量を計測する被測定物を試料皿2の上部
に載せると、竿4には支点10に対して左まわりのモー
メントが発生する。ここで、平衡状態、すなわちレーザ
干渉計12とキャッツアイ8との距離がl0となるよう
に、制御装置16がフィードバックコイル14に供給す
る電流量を制御する。平衡状態に達したとき、制御装置
16がフィードバックコイル14に供給している電流値
をi1とする。
に載せると、竿4には支点10に対して左まわりのモー
メントが発生する。ここで、平衡状態、すなわちレーザ
干渉計12とキャッツアイ8との距離がl0となるよう
に、制御装置16がフィードバックコイル14に供給す
る電流量を制御する。平衡状態に達したとき、制御装置
16がフィードバックコイル14に供給している電流値
をi1とする。
【0056】信号処理装置18は、前記電流値i0と前
記電流値i1から被測定物の重量を求める。電磁力とフ
ィードバックコイル14に供給される電流量の間には比
例関係が成り立つので、被測定物の重量Wは次式で求め
られる。
記電流値i1から被測定物の重量を求める。電磁力とフ
ィードバックコイル14に供給される電流量の間には比
例関係が成り立つので、被測定物の重量Wは次式で求め
られる。
【0057】W=k(i1ーi0) (k:比例定数) 被測定物の重量Wの精度は、制御装置16がフィードバ
ックコイル14に供給する電流量の制御精度、延いて
は、竿4の平衡状態の検出精度に依存している。フィー
ドバックコイル14に供給する電流量を十分精度良く制
御できる制御装置16を用いれば、レーザ干渉計12が
竿4の平衡状態をnmオーダ以下で検出するので、被測
定物の重量の感量を飛躍的に小さくすることができる。
ックコイル14に供給する電流量の制御精度、延いて
は、竿4の平衡状態の検出精度に依存している。フィー
ドバックコイル14に供給する電流量を十分精度良く制
御できる制御装置16を用いれば、レーザ干渉計12が
竿4の平衡状態をnmオーダ以下で検出するので、被測
定物の重量の感量を飛躍的に小さくすることができる。
【0058】尚、変位センサを用いて竿の平衡状態を検
出する従来方式の電気天秤において、竿を長くして感量
を小さくすることが考えられが、天秤装置の大型化、剛
性の低下がさけられない。しかし本実施例のように、精
度の良いレーザ干渉計12を用いて竿4の平衡状態を検
出すれば、天秤装置の小型化、剛性の向上という効果が
ある。
出する従来方式の電気天秤において、竿を長くして感量
を小さくすることが考えられが、天秤装置の大型化、剛
性の低下がさけられない。しかし本実施例のように、精
度の良いレーザ干渉計12を用いて竿4の平衡状態を検
出すれば、天秤装置の小型化、剛性の向上という効果が
ある。
【0059】また、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えば、キャッツアイ8は、試料皿2
や永久磁石6に設置することができる。さらに上述した
実施例では、竿4の一端側に試料皿2を、他端側に永久
磁石6をそれぞれ結合させて被測定物の重量を平衡させ
るように構成したが、竿4を用いることなく試料皿2に
直接永久磁石6を結合させて被測定物の重量を平衡させ
るように構成してもよい。
るものではなく、例えば、キャッツアイ8は、試料皿2
や永久磁石6に設置することができる。さらに上述した
実施例では、竿4の一端側に試料皿2を、他端側に永久
磁石6をそれぞれ結合させて被測定物の重量を平衡させ
るように構成したが、竿4を用いることなく試料皿2に
直接永久磁石6を結合させて被測定物の重量を平衡させ
るように構成してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の天秤は、被測定物を載せる試料皿と、前記被測定
物の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精密に測
定するレーザ干渉計と、前記試料皿を所定の平衡位置に
戻す平衡作用力手段と、前記レーザ干渉計により測定さ
れた前記試料皿の前記変位量を入力し、前記試料皿を所
定の平衡位置に戻すように前記平衡作用力手段を制御す
る制御手段と、前記制御手段による前記平衡作用力手段
の制御量から、前記被測定物の重量を算出する信号処理
手段とを備えたことにより、感量を飛躍的に小さくする
ことができる。
発明の天秤は、被測定物を載せる試料皿と、前記被測定
物の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量を精密に測
定するレーザ干渉計と、前記試料皿を所定の平衡位置に
戻す平衡作用力手段と、前記レーザ干渉計により測定さ
れた前記試料皿の前記変位量を入力し、前記試料皿を所
定の平衡位置に戻すように前記平衡作用力手段を制御す
る制御手段と、前記制御手段による前記平衡作用力手段
の制御量から、前記被測定物の重量を算出する信号処理
手段とを備えたことにより、感量を飛躍的に小さくする
ことができる。
【図1】本発明の天秤の構成を示す図である。
【図2】ヘテロダイン干渉計の光学系の構成図である。
【図3】ヘテロダイン干渉計の電気系の構成図である。
【図4】従来の構成を示す図である。
2 試料皿 12 レーザ干渉計 14 フィードバックコイル 16 制御装置 18 信号処理装置
Claims (3)
- 【請求項1】 被測定物を載せる試料皿と、 前記被測定物の重量に応じて生ずる前記試料皿の変位量
を精密に測定するレーザ干渉計と、 前記試料皿を所定の平衡位置に戻す平衡作用力手段と、 前記レーザ干渉計により測定された前記試料皿の前記変
位量を入力し、前記試料皿を所定の平衡位置に戻すよう
に前記平衡作用力手段を制御する制御手段と、 前記制御手段による前記平衡力作用手段の制御量から、
前記被測定物の重量を算出する信号処理手段とを有する
ことを特徴とする天秤。 - 【請求項2】 前記平衡作用力手段は、電磁的装置によ
り構成されていることを特徴とする請求項1に記載の天
秤。 - 【請求項3】 前記レーザ干渉計と対向する位置には、
キャッツアイが配設されていることを特徴とする請求項
1または2に記載の天秤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6041384A JPH07248249A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 天 秤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6041384A JPH07248249A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 天 秤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248249A true JPH07248249A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12606903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6041384A Pending JPH07248249A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 天 秤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07248249A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006071587A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Ishida Co Ltd | 計量装置 |
| CN101706312B (zh) | 2009-11-23 | 2011-04-20 | 卢能晓 | 激光光电分析天平 |
| TWI426244B (zh) * | 2010-11-12 | 2014-02-11 | 財團法人工業技術研究院 | 靜法碼機 |
| WO2017122979A1 (ko) * | 2016-01-11 | 2017-07-20 | 주식회사 카스 | 무게 측정 장치 |
| CN113899432A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-07 | 武汉大学 | 一种磁悬浮天平及质量测量方法 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6041384A patent/JPH07248249A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006071587A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Ishida Co Ltd | 計量装置 |
| CN101706312B (zh) | 2009-11-23 | 2011-04-20 | 卢能晓 | 激光光电分析天平 |
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| CN113899432A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-07 | 武汉大学 | 一种磁悬浮天平及质量测量方法 |
| CN113899432B (zh) * | 2021-09-30 | 2023-11-21 | 武汉大学 | 一种磁悬浮天平及质量测量方法 |
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