JPH07248576A - 写真印画紙用支持体 - Google Patents
写真印画紙用支持体Info
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- JPH07248576A JPH07248576A JP4258394A JP4258394A JPH07248576A JP H07248576 A JPH07248576 A JP H07248576A JP 4258394 A JP4258394 A JP 4258394A JP 4258394 A JP4258394 A JP 4258394A JP H07248576 A JPH07248576 A JP H07248576A
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- electron beam
- coating layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 乳剤層表面に光の干渉による縞模様の発生が
なく、乳剤層との接着性を良好にし、かつ表面性の優れ
た写真印画紙を与える支持体を提供する。 【構成】 シート状支持体の一方の面上のフィルム形成
性合成樹脂からなる裏面樹脂被覆層と、シート状支持体
の他方の面上の電子線照射線により硬化しうる不飽和有
機化合物と白色顔料とを含む塗料組成物の電子線硬化体
からなる表面樹脂被覆層と、前記表面樹脂被覆層上の下
引層を有し、前記下引層がゼラチンと無機顔料とを70
/30〜40/60の比率で含有しかつ0.3〜1.2
g/m2 の乾燥塗布量を有する写真印画紙用支持体。
なく、乳剤層との接着性を良好にし、かつ表面性の優れ
た写真印画紙を与える支持体を提供する。 【構成】 シート状支持体の一方の面上のフィルム形成
性合成樹脂からなる裏面樹脂被覆層と、シート状支持体
の他方の面上の電子線照射線により硬化しうる不飽和有
機化合物と白色顔料とを含む塗料組成物の電子線硬化体
からなる表面樹脂被覆層と、前記表面樹脂被覆層上の下
引層を有し、前記下引層がゼラチンと無機顔料とを70
/30〜40/60の比率で含有しかつ0.3〜1.2
g/m2 の乾燥塗布量を有する写真印画紙用支持体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真印画紙用支持体に関
するものである。更に詳しく述べるならば、本発明は電
子線照射により硬化しうる不飽和有機化合物(以下、電
子線硬化性不飽和有機化合物という)の硬化体からなる
樹脂被覆層と下引層を有する写真印画紙用支持体に関す
るものであり、この写真印画紙用支持体において、写真
乳剤層を設けて印画紙にした場合に、印画紙の表面に発
生する光の干渉による縞模様が防止される。
するものである。更に詳しく述べるならば、本発明は電
子線照射により硬化しうる不飽和有機化合物(以下、電
子線硬化性不飽和有機化合物という)の硬化体からなる
樹脂被覆層と下引層を有する写真印画紙用支持体に関す
るものであり、この写真印画紙用支持体において、写真
乳剤層を設けて印画紙にした場合に、印画紙の表面に発
生する光の干渉による縞模様が防止される。
【0002】
【従来の技術】従来、写真印画紙用支持体としては、紙
からなる基体の両面にポリオレフィン樹脂を被覆して製
造されたポリオレフィン被覆支持体が広く使用されてき
た。このような支持体は、ポリオレフィン被覆層が疎水
性であるため、以前に用いられていたバライタ紙に比較
して、現像、定着処理中に処理液が支持体中に浸透しに
くく、このため水洗時間や乾燥時間が大幅に短縮されて
いるという利点を有し、また、紙基体への処理液の浸透
がないため、支持体自体の伸縮が抑制され、優れた寸法
安定性を有するなどの長所を有している。
からなる基体の両面にポリオレフィン樹脂を被覆して製
造されたポリオレフィン被覆支持体が広く使用されてき
た。このような支持体は、ポリオレフィン被覆層が疎水
性であるため、以前に用いられていたバライタ紙に比較
して、現像、定着処理中に処理液が支持体中に浸透しに
くく、このため水洗時間や乾燥時間が大幅に短縮されて
いるという利点を有し、また、紙基体への処理液の浸透
がないため、支持体自体の伸縮が抑制され、優れた寸法
安定性を有するなどの長所を有している。
【0003】このような支持体のポリオレフィン樹脂被
覆層には、隠蔽力あるいは解像力の向上を目的として二
酸化チタンのような無機白色顔料が混合されるが、この
ような顔料は樹脂中への分散性が不良であり、また顔料
中に含まれる揮発成分により溶融押し出し工程において
発泡し、被覆層に膜割れを発生させるなどの問題を有し
ている。このため、被覆層中の顔料含有量を、上記隠蔽
力、または解像力の向上のために十分な水準まで高める
ことができないのである。一般的にいえば、二酸化チタ
ンを用いる場合、これを約20重量%以上の添加量で添
加することは困難である。従って、このような従来の写
真印画紙用支持体を用いて得られた写真印画紙は、画像
鮮鋭性において十分満足できるものとはいえなかった。
覆層には、隠蔽力あるいは解像力の向上を目的として二
酸化チタンのような無機白色顔料が混合されるが、この
ような顔料は樹脂中への分散性が不良であり、また顔料
中に含まれる揮発成分により溶融押し出し工程において
発泡し、被覆層に膜割れを発生させるなどの問題を有し
ている。このため、被覆層中の顔料含有量を、上記隠蔽
力、または解像力の向上のために十分な水準まで高める
ことができないのである。一般的にいえば、二酸化チタ
ンを用いる場合、これを約20重量%以上の添加量で添
加することは困難である。従って、このような従来の写
真印画紙用支持体を用いて得られた写真印画紙は、画像
鮮鋭性において十分満足できるものとはいえなかった。
【0004】近年になって、電子線照射によって硬化し
うる樹脂組成物からなる、いわゆる電子線硬化性樹脂組
成物を支持体に塗布し、これに電子線照射を施して硬化
した電子線硬化樹脂層を有する写真印画紙用支持体が提
案されている(例えば特公昭60−17104号、特公
昭60−17105号、特開昭57−49946号な
ど)。このような写真印画紙用支持体は、塗布層を形成
する際に樹脂組成物を高温で加熱溶融する必要がなく、
また顔料含有量を20〜80重量%まで増加させること
ができるため、このような支持体を用いて得られる写真
印画紙の画像鮮鋭性は、ポリオレフィン樹脂被覆層写真
印画紙に比べて格段に向上している。
うる樹脂組成物からなる、いわゆる電子線硬化性樹脂組
成物を支持体に塗布し、これに電子線照射を施して硬化
した電子線硬化樹脂層を有する写真印画紙用支持体が提
案されている(例えば特公昭60−17104号、特公
昭60−17105号、特開昭57−49946号な
ど)。このような写真印画紙用支持体は、塗布層を形成
する際に樹脂組成物を高温で加熱溶融する必要がなく、
また顔料含有量を20〜80重量%まで増加させること
ができるため、このような支持体を用いて得られる写真
印画紙の画像鮮鋭性は、ポリオレフィン樹脂被覆層写真
印画紙に比べて格段に向上している。
【0005】特に、特開昭60−17105号に開示さ
れているような金属円筒形回転体や、特公平4−699
32号に開示されているようなシート状フィルムなどの
非常に高平滑かつ高光沢な成型面に電子線硬化性塗料組
成物を被覆したシート状基材を押し当てた後、電子線照
射により硬化して得られた写真印画紙用支持体は、成型
面の非常に良好な表面性が反映され、非常に高平滑かつ
高光沢な表面性が得られるという利点をも有している。
れているような金属円筒形回転体や、特公平4−699
32号に開示されているようなシート状フィルムなどの
非常に高平滑かつ高光沢な成型面に電子線硬化性塗料組
成物を被覆したシート状基材を押し当てた後、電子線照
射により硬化して得られた写真印画紙用支持体は、成型
面の非常に良好な表面性が反映され、非常に高平滑かつ
高光沢な表面性が得られるという利点をも有している。
【0006】しかしながら、このような電子線硬化性樹
脂からなる被覆層を有する写真印画紙用支持体は、前述
の如く顔料の配合量が高く、かつ非常に良好な表面性を
有するために、新たな問題点が生じている。すなわち、
電子線硬化性塗料組成物を塗布後、成型面に押し当てて
得られた写真印画紙用支持体の表面樹脂被覆層上に写真
乳剤層を設けて写真印画紙を作製した場合、写真乳剤層
表面で反射した光と、写真乳剤層内に進入し、表面樹脂
被覆層表面で反射した光の、二つの反射光が重なり合っ
て写真印画紙の表面で光の干渉が起こり、虹のような縞
模様(以下、干渉縞と云う)が発生するという問題点を
有することが明らかとなり、その改善が望まれている。
脂からなる被覆層を有する写真印画紙用支持体は、前述
の如く顔料の配合量が高く、かつ非常に良好な表面性を
有するために、新たな問題点が生じている。すなわち、
電子線硬化性塗料組成物を塗布後、成型面に押し当てて
得られた写真印画紙用支持体の表面樹脂被覆層上に写真
乳剤層を設けて写真印画紙を作製した場合、写真乳剤層
表面で反射した光と、写真乳剤層内に進入し、表面樹脂
被覆層表面で反射した光の、二つの反射光が重なり合っ
て写真印画紙の表面で光の干渉が起こり、虹のような縞
模様(以下、干渉縞と云う)が発生するという問題点を
有することが明らかとなり、その改善が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の電子
線硬化性樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体の有す
る上記問題点を解決し、画像鮮鋭性が高く、かつ干渉縞
を生じない写真印画紙を製造するのに好適な写真印画紙
用支持体を提供するものである。
線硬化性樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体の有す
る上記問題点を解決し、画像鮮鋭性が高く、かつ干渉縞
を生じない写真印画紙を製造するのに好適な写真印画紙
用支持体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、干渉縞を
改善する方法について種々検討した結果、写真乳剤層を
形成する側の電子線硬化性樹脂からなる表面樹脂被覆層
上に、無機顔料を特定量含有するゼラチン下引層を特定
塗布量で形成することにより、干渉縞を改善できること
を見出し、本発明を完成した。
改善する方法について種々検討した結果、写真乳剤層を
形成する側の電子線硬化性樹脂からなる表面樹脂被覆層
上に、無機顔料を特定量含有するゼラチン下引層を特定
塗布量で形成することにより、干渉縞を改善できること
を見出し、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明の写真印画紙用支持体
は、シート状基材と、前記シート状基材の一方の面に形
成され、かつ電子線照射により硬化しうる不飽和有機化
合物と白色顔料とを主成分として含む塗料組成物の電子
線硬化体からなる表面樹脂被覆層と、前記表面樹脂被覆
層上に形成された下引層と、前記シート状基材の他方の
面に形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分と
して含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記下引層が主成分
としてゼラチンおよび無機顔料を70/30〜40/6
0の配合比率で含みかつ0.3〜1.2g/m2 の乾燥
塗布量を有することを特徴とするものである。
は、シート状基材と、前記シート状基材の一方の面に形
成され、かつ電子線照射により硬化しうる不飽和有機化
合物と白色顔料とを主成分として含む塗料組成物の電子
線硬化体からなる表面樹脂被覆層と、前記表面樹脂被覆
層上に形成された下引層と、前記シート状基材の他方の
面に形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分と
して含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記下引層が主成分
としてゼラチンおよび無機顔料を70/30〜40/6
0の配合比率で含みかつ0.3〜1.2g/m2 の乾燥
塗布量を有することを特徴とするものである。
【0010】本発明の下引層に使用されるゼラチンとし
ては、石灰処理ゼラチン、酸素処理ゼラチン、酸処理ゼ
ラチン等、当業界で一般に用いられているものは、いず
れも使用することができる。
ては、石灰処理ゼラチン、酸素処理ゼラチン、酸処理ゼ
ラチン等、当業界で一般に用いられているものは、いず
れも使用することができる。
【0011】本発明の下引層中に配合される無機顔料と
しては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭
酸カルシウム、クレー、カオリンなどが例示されるが、
酸化チタン、酸化亜鉛が好ましく用いられる。このよう
な無機顔料は単独で使用してもよく、あるいは2種以上
のものを併用してもよい。
しては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭
酸カルシウム、クレー、カオリンなどが例示されるが、
酸化チタン、酸化亜鉛が好ましく用いられる。このよう
な無機顔料は単独で使用してもよく、あるいは2種以上
のものを併用してもよい。
【0012】本発明の下引層において、ゼラチンと無機
顔料との配合比率は、ゼラチン/無機顔料=70/30
〜40/60の範囲にあることが好ましい。ゼラチンと
無機顔料の配合比率において、無機顔料の比率が30未
満では干渉縞の発生を防止することができなくなり、一
方60を越えて多くなると接着剤としてのゼラチンの比
率が少なくなり、表面樹脂被覆層との接着性が悪くな
り、さらに下引層の上に写真乳剤を塗布する際の塗布開
始時の塗布むら(塗布開始線)が大きくなる。
顔料との配合比率は、ゼラチン/無機顔料=70/30
〜40/60の範囲にあることが好ましい。ゼラチンと
無機顔料の配合比率において、無機顔料の比率が30未
満では干渉縞の発生を防止することができなくなり、一
方60を越えて多くなると接着剤としてのゼラチンの比
率が少なくなり、表面樹脂被覆層との接着性が悪くな
り、さらに下引層の上に写真乳剤を塗布する際の塗布開
始時の塗布むら(塗布開始線)が大きくなる。
【0013】本発明の下引層の塗布量は、乾燥後の塗布
量が0.3〜1.2g/m2 であることが好ましく、よ
り好ましくは0.5〜1.0g/m2 である。塗布量が
0.3g/m2 未満では干渉縞の発生を防止することが
できなくなり、一方1.2g/m2 を越えて多くなると
塗布開始線が大きくなる。
量が0.3〜1.2g/m2 であることが好ましく、よ
り好ましくは0.5〜1.0g/m2 である。塗布量が
0.3g/m2 未満では干渉縞の発生を防止することが
できなくなり、一方1.2g/m2 を越えて多くなると
塗布開始線が大きくなる。
【0014】本発明の下引層は、硬膜剤を用いて硬膜す
ることが好ましい。本発明に用いることができる硬膜剤
としては、2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−ト
リアジン・ナトリウム塩、2,4−ジクロロ−6−メト
キシ−S−トリアジン、2,4−ジクロロ−6−(4−
スルホアニリノ)−S−トリアジン・ナトリウム塩、
2,4−ジクロロ−6−(2−スルホエチルアミノ)−
S−トリアジン、N,N′−ビス(2−クロロエチルカ
ルバミル)ピペラジンの如き活性ハロゲン系化合物、ジ
ビニルスルホン−N,N′−エチレンビス(ビニルスル
ホニルアセタミド)1,3−ビス(ビニルスルホニル)
−2−プロパノール、1,3,5−トリビニルスルホニ
ル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン、テトラキス(ビニ
ルスルホニルエチル)エーテルの如きビニルスルホン系
化合物、ビス(2,3−エポキシプロピル)メチルプロ
ピルアンモニウム−p−トルエンスルホン酸塩、1,4
−ビス(2′,3′−エポキシプロピルオキシ)ブタ
ン、1,3−ジグリシジル−5−(γ−アセトキシ−β
−オキシプロピル)イソシアヌレートの如きエポキシ系
化合物、2,4,6−トリエチレン−S−トリアジン、
1,6−ヘキサメチレン−N′−ビスエチレン尿素、ビ
ス−β−エチレンイミノエチルチオエーテルの如きエチ
レンイミノ系化合物、1,2−ジ(メタンスルホンオキ
シ)エタン、1,4−ジ(メタンスルホンオキシ)ブタ
ン、1,5−ジ(メタンスルホンオキシ)ペンタンの如
きメタンスルホン、酸エステル系化合物、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド、1−シクロヘキシル−3−(3−
トリメチルアミノプロピル)カルボジイミド−p−トル
エンスルホン酸塩、1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩の如きカルボジイ
ミド系化合物、2,5−ジメチルイソオキサゾール・過
塩素酸塩、2−エチル−5−フェニルイソオキサゾール
−3′−スルホネート、5,5′−(パラフェニレン)
ビスイソオキサゾールの如きイソオキサゾール系化合
物、ジアクリルアミド、5−アセチル−1,3−ジアク
リロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン、1,3,5
−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジンの
如きアクリルアミド系化合物を挙げることができる。
ることが好ましい。本発明に用いることができる硬膜剤
としては、2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−ト
リアジン・ナトリウム塩、2,4−ジクロロ−6−メト
キシ−S−トリアジン、2,4−ジクロロ−6−(4−
スルホアニリノ)−S−トリアジン・ナトリウム塩、
2,4−ジクロロ−6−(2−スルホエチルアミノ)−
S−トリアジン、N,N′−ビス(2−クロロエチルカ
ルバミル)ピペラジンの如き活性ハロゲン系化合物、ジ
ビニルスルホン−N,N′−エチレンビス(ビニルスル
ホニルアセタミド)1,3−ビス(ビニルスルホニル)
−2−プロパノール、1,3,5−トリビニルスルホニ
ル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン、テトラキス(ビニ
ルスルホニルエチル)エーテルの如きビニルスルホン系
化合物、ビス(2,3−エポキシプロピル)メチルプロ
ピルアンモニウム−p−トルエンスルホン酸塩、1,4
−ビス(2′,3′−エポキシプロピルオキシ)ブタ
ン、1,3−ジグリシジル−5−(γ−アセトキシ−β
−オキシプロピル)イソシアヌレートの如きエポキシ系
化合物、2,4,6−トリエチレン−S−トリアジン、
1,6−ヘキサメチレン−N′−ビスエチレン尿素、ビ
ス−β−エチレンイミノエチルチオエーテルの如きエチ
レンイミノ系化合物、1,2−ジ(メタンスルホンオキ
シ)エタン、1,4−ジ(メタンスルホンオキシ)ブタ
ン、1,5−ジ(メタンスルホンオキシ)ペンタンの如
きメタンスルホン、酸エステル系化合物、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド、1−シクロヘキシル−3−(3−
トリメチルアミノプロピル)カルボジイミド−p−トル
エンスルホン酸塩、1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩の如きカルボジイ
ミド系化合物、2,5−ジメチルイソオキサゾール・過
塩素酸塩、2−エチル−5−フェニルイソオキサゾール
−3′−スルホネート、5,5′−(パラフェニレン)
ビスイソオキサゾールの如きイソオキサゾール系化合
物、ジアクリルアミド、5−アセチル−1,3−ジアク
リロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン、1,3,5
−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジンの
如きアクリルアミド系化合物を挙げることができる。
【0015】これらの硬膜剤は一種類で用いてもよく、
あるいは数種類のものを併用してもよい。これらの硬膜
剤の添加量としては、ゼラチンの重量に対して0.01
重量%〜5.0重量%が好ましく、より好ましくは0.
02重量%〜3.0重量%である。これらの硬膜剤を、
水あるいは水に可溶な有機溶媒に溶解した後、ゼラチン
水溶液に添加して用いることができる。
あるいは数種類のものを併用してもよい。これらの硬膜
剤の添加量としては、ゼラチンの重量に対して0.01
重量%〜5.0重量%が好ましく、より好ましくは0.
02重量%〜3.0重量%である。これらの硬膜剤を、
水あるいは水に可溶な有機溶媒に溶解した後、ゼラチン
水溶液に添加して用いることができる。
【0016】本発明の下引層には、必要に応じて界面活
性剤、カブリ防止剤、帯電防止剤等を添加することも可
能である。界面活性剤としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、スルホコハク酸エステル塩、サポニン、アル
キレンオキサイド系化合物、アミノ酸類、アミノスルホ
ン酸類、アミノアルコールのエステル類等を用いること
ができる。カブリ防止剤としては、ベンゾイミダゾー
ル、ベンゾトリアゾール、1−フェニル−5−メルカプ
トテトラゾールで代表されるテトラザインデン類等を用
いることができる。
性剤、カブリ防止剤、帯電防止剤等を添加することも可
能である。界面活性剤としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、スルホコハク酸エステル塩、サポニン、アル
キレンオキサイド系化合物、アミノ酸類、アミノスルホ
ン酸類、アミノアルコールのエステル類等を用いること
ができる。カブリ防止剤としては、ベンゾイミダゾー
ル、ベンゾトリアゾール、1−フェニル−5−メルカプ
トテトラゾールで代表されるテトラザインデン類等を用
いることができる。
【0017】本発明において下引層形成用塗布液を表面
樹脂被覆層上に塗布するには、一般によく知られた塗布
方法、例えばディプコート法、エアーナイフコート法、
カーテンコート法、ローラーコート法、メイヤバーコー
ト法、グラビアコート法等により塗布することができ
る。塗布された下引層塗布液は、乾燥工程において60
〜120℃で、数秒〜数分間乾燥され、下引層が形成さ
れる。
樹脂被覆層上に塗布するには、一般によく知られた塗布
方法、例えばディプコート法、エアーナイフコート法、
カーテンコート法、ローラーコート法、メイヤバーコー
ト法、グラビアコート法等により塗布することができ
る。塗布された下引層塗布液は、乾燥工程において60
〜120℃で、数秒〜数分間乾燥され、下引層が形成さ
れる。
【0018】本発明の写真印画紙用支持体の表面樹脂被
覆層に使用される電子線硬化性樹脂組成物は、ベースレ
ジンであるオリゴマーと、希釈などのために使用される
モノマー、各種顔料、色味調整剤および各種添加剤など
の組み合わせにより構成される。電子線硬化性オリゴマ
ーは通常高粘度であり、そのため単官能モノマーあるい
は多官能モノマーで希釈して粘度を調節して用いられて
いるのが通常である。しかしながら、モノマー単独で使
用しても、オリゴマー単独で使用しても何等差しつかえ
ない。
覆層に使用される電子線硬化性樹脂組成物は、ベースレ
ジンであるオリゴマーと、希釈などのために使用される
モノマー、各種顔料、色味調整剤および各種添加剤など
の組み合わせにより構成される。電子線硬化性オリゴマ
ーは通常高粘度であり、そのため単官能モノマーあるい
は多官能モノマーで希釈して粘度を調節して用いられて
いるのが通常である。しかしながら、モノマー単独で使
用しても、オリゴマー単独で使用しても何等差しつかえ
ない。
【0019】本発明に用いられる電子線照射により硬化
しうる不飽和有機化合物は下記化合物から選ぶことがで
きる。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類。 (2)脂肪族、脂環族、芳香脂肪族の、1〜6価のアル
コールにアルキレンオキサイドを付加させたもののアク
リレート化合物類。 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類。 (4)カルボン酸と、ポリオールと、アクリル酸との反
応生成物。 (5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物。 (7)エポキシ化合物と、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。
しうる不飽和有機化合物は下記化合物から選ぶことがで
きる。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類。 (2)脂肪族、脂環族、芳香脂肪族の、1〜6価のアル
コールにアルキレンオキサイドを付加させたもののアク
リレート化合物類。 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類。 (4)カルボン酸と、ポリオールと、アクリル酸との反
応生成物。 (5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物。 (7)エポキシ化合物と、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。
【0020】具体的に述べるならば、電子線硬化性不飽
和有機化合物は、メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、ラウリルアクリレート、ス
テアリルアクリレート、N−ビニルピロリドン、アクリ
ロイルモルホリン、2−エチルヘキシルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブチルメ
タクリレート、テトラヒドロフルフリールアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリールメタクリレート、カプロ
ラクトン変性テトラヒドロフルフリルアクリレート、シ
クロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、ジシクロヘキシルアクリレート、イソボルニルア
クリレート、イソボルニルメタクリレート、ベンジルア
クリレート、ベンジルメタクリレート、エトキシジエチ
レングリコールアクリレート、メトキシトリエチレング
リコールアクリレート、メトキシプロピレングリコール
アクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、エピクロルヒドリン変性ポリエチレングリコールジ
アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコー
ルアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキシア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタ
ンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタク
リレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、エチレンオキサイド変性ト
リメチロールプロパントリアクリレート、プロピレンオ
キサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ネオペンチルグリコール変性トリメチロールプロパ
ンジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペ
ンタエリスルトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、ポリオキシエチレン
エピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリレー
ト、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリ
レート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAジ
アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ヒドロキシビバリン酸エステルネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキ
シ化リン酸アクリレート、エチレンオキサイド変性フタ
ル酸アクリレート、ポリブタジエンアクリレート、およ
びトリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートなど
から選ばれることが好ましい。
和有機化合物は、メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、ラウリルアクリレート、ス
テアリルアクリレート、N−ビニルピロリドン、アクリ
ロイルモルホリン、2−エチルヘキシルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブチルメ
タクリレート、テトラヒドロフルフリールアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリールメタクリレート、カプロ
ラクトン変性テトラヒドロフルフリルアクリレート、シ
クロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、ジシクロヘキシルアクリレート、イソボルニルア
クリレート、イソボルニルメタクリレート、ベンジルア
クリレート、ベンジルメタクリレート、エトキシジエチ
レングリコールアクリレート、メトキシトリエチレング
リコールアクリレート、メトキシプロピレングリコール
アクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、エピクロルヒドリン変性ポリエチレングリコールジ
アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコー
ルアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキシア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタ
ンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタク
リレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、エチレンオキサイド変性ト
リメチロールプロパントリアクリレート、プロピレンオ
キサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ネオペンチルグリコール変性トリメチロールプロパ
ンジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペ
ンタエリスルトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、ポリオキシエチレン
エピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリレー
ト、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリ
レート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAジ
アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ヒドロキシビバリン酸エステルネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキ
シ化リン酸アクリレート、エチレンオキサイド変性フタ
ル酸アクリレート、ポリブタジエンアクリレート、およ
びトリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートなど
から選ばれることが好ましい。
【0021】本発明の表面樹脂被覆層には、印画紙とし
たときの鮮鋭性向上を目的として白色顔料を含有させ
る。白色顔料としては、二酸化チタン(アナターゼ型、
およびルチル型)、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸
化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、および
水酸化マグネシウムなどが使用可能であるが、隠蔽性の
点で二酸化チタンが有利である。
たときの鮮鋭性向上を目的として白色顔料を含有させ
る。白色顔料としては、二酸化チタン(アナターゼ型、
およびルチル型)、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸
化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、および
水酸化マグネシウムなどが使用可能であるが、隠蔽性の
点で二酸化チタンが有利である。
【0022】表面樹脂被覆層に配合される顔料の配合割
合は、表面樹脂被覆層の全固形分の20〜80重量%が
好ましい。配合される白色顔料の含有量が20重量%未
満では、得られる印画紙上の写真画像の鮮鋭性が十分で
ないことがあり、また、顔料配合割合が80重量%を越
えて多くなると、得られる表面樹脂被覆層の柔軟性が低
下し、膜割れを生ずることがある。
合は、表面樹脂被覆層の全固形分の20〜80重量%が
好ましい。配合される白色顔料の含有量が20重量%未
満では、得られる印画紙上の写真画像の鮮鋭性が十分で
ないことがあり、また、顔料配合割合が80重量%を越
えて多くなると、得られる表面樹脂被覆層の柔軟性が低
下し、膜割れを生ずることがある。
【0023】白色顔料を上記のような電子線硬化性不飽
和有機化合物中に分散するには、3本ロールミル(スリ
ーロールミル)、2本ロールミル(ツーロールミル)、
カウレスディゾルバー、ホモミキサー、サンドグライン
ダー、プラネタリーミキサー、および超音波分散機など
を使用することができる。
和有機化合物中に分散するには、3本ロールミル(スリ
ーロールミル)、2本ロールミル(ツーロールミル)、
カウレスディゾルバー、ホモミキサー、サンドグライン
ダー、プラネタリーミキサー、および超音波分散機など
を使用することができる。
【0024】本発明において、表面樹脂被覆層を形成す
るには、シート状基材上に電子線硬化性樹脂組成物を塗
布した後、塗布層を成型面(キャストドラムあるいは高
平滑なフィルム)に押し当てるか、あるいは成型面上に
電子線硬化性樹脂組成物を塗布した後、塗布層にシート
状基材を押し当て、次いで成型面上でシート状基材の背
面から電子線を照射して塗布層を硬化し、シート状基材
と接着した後、成型面から硬化塗布層を剥離することに
より形成することができる。さらに本発明の表面樹脂被
覆層は、特開平5−216163に開示されているよう
な、多層構造のものであってもよい。
るには、シート状基材上に電子線硬化性樹脂組成物を塗
布した後、塗布層を成型面(キャストドラムあるいは高
平滑なフィルム)に押し当てるか、あるいは成型面上に
電子線硬化性樹脂組成物を塗布した後、塗布層にシート
状基材を押し当て、次いで成型面上でシート状基材の背
面から電子線を照射して塗布層を硬化し、シート状基材
と接着した後、成型面から硬化塗布層を剥離することに
より形成することができる。さらに本発明の表面樹脂被
覆層は、特開平5−216163に開示されているよう
な、多層構造のものであってもよい。
【0025】また紙基体表面に電子線硬化性樹脂組成物
を塗布する方法としては、例えばバーコート法、エアー
ドクターコート法、ブレードコート法、スクイズコート
法、エアーナイフコート法、ロールコート法、グラビア
コート法およびトランスファーコート法等のいずれも用
いてもよい。更にこのために、ファウンテンコーターあ
るいはスリットダイコーター方式を用いることもでき
る。
を塗布する方法としては、例えばバーコート法、エアー
ドクターコート法、ブレードコート法、スクイズコート
法、エアーナイフコート法、ロールコート法、グラビア
コート法およびトランスファーコート法等のいずれも用
いてもよい。更にこのために、ファウンテンコーターあ
るいはスリットダイコーター方式を用いることもでき
る。
【0026】本発明の写真印画紙用支持体において、表
面樹脂被覆層の塗布量は、硬化後の塗布量が2〜60g
/m2 であることが好ましく、より好ましくは5〜40
g/m2 である。塗布量が2g/m2 未満では、得られ
る支持体の隠蔽力、並びに得られる印画紙の解像力が不
十分になることがあり、また60g/m2 を越えて多く
なると効果が飽和してしまい、樹脂被覆層が厚くなり過
ぎてしまい、低出力の電子線照射で十分な硬化が行われ
なくなることがある。
面樹脂被覆層の塗布量は、硬化後の塗布量が2〜60g
/m2 であることが好ましく、より好ましくは5〜40
g/m2 である。塗布量が2g/m2 未満では、得られ
る支持体の隠蔽力、並びに得られる印画紙の解像力が不
十分になることがあり、また60g/m2 を越えて多く
なると効果が飽和してしまい、樹脂被覆層が厚くなり過
ぎてしまい、低出力の電子線照射で十分な硬化が行われ
なくなることがある。
【0027】電子線照射に用いられる電子線加速器とし
ては、とくにその方式を限定するものではなく、例えば
バンデグラーフ型スキャニング方式、ダブルスキャニン
グ方式、カーテンビーム方式などの電子線照射装置を使
用することができるが、この中でも比較的安価で大出力
の得られるカーテンビーム方式のものが有利に用いられ
る。電子線照射の際の加速電圧は100〜300kVであ
ることが好ましく、吸収線量としては、0.1〜6Mrad
であることが好ましく、0.5〜5Mradが特に好まし
い。
ては、とくにその方式を限定するものではなく、例えば
バンデグラーフ型スキャニング方式、ダブルスキャニン
グ方式、カーテンビーム方式などの電子線照射装置を使
用することができるが、この中でも比較的安価で大出力
の得られるカーテンビーム方式のものが有利に用いられ
る。電子線照射の際の加速電圧は100〜300kVであ
ることが好ましく、吸収線量としては、0.1〜6Mrad
であることが好ましく、0.5〜5Mradが特に好まし
い。
【0028】本発明において、電子線照射時における雰
囲気の酸素濃度は、1000ppm 以下であることが好ま
しく、より好ましくは500ppm 以下である。酸素濃度
が1000ppm を越えて高くなると、電子線硬化性樹脂
組成物の重合反応が酸素の存在により阻害され、硬化が
不十分になることがある。ただし、電子線照射によるオ
ゾン発生を抑制する目的で、あるいは電子線が通過する
際に発熱するウィンドウの冷却等の目的で不活性ガスを
使用することには何等支障はない。
囲気の酸素濃度は、1000ppm 以下であることが好ま
しく、より好ましくは500ppm 以下である。酸素濃度
が1000ppm を越えて高くなると、電子線硬化性樹脂
組成物の重合反応が酸素の存在により阻害され、硬化が
不十分になることがある。ただし、電子線照射によるオ
ゾン発生を抑制する目的で、あるいは電子線が通過する
際に発熱するウィンドウの冷却等の目的で不活性ガスを
使用することには何等支障はない。
【0029】本発明において、その裏面樹脂被覆層を形
成するのに用いられるフィルム形成性合成樹脂として
は、従来の写真印画紙用支持体の製造に用いられるポリ
オレフィン樹脂、または、前述の電子線硬化性樹脂等を
使用することができる。
成するのに用いられるフィルム形成性合成樹脂として
は、従来の写真印画紙用支持体の製造に用いられるポリ
オレフィン樹脂、または、前述の電子線硬化性樹脂等を
使用することができる。
【0030】本発明において、その裏面樹脂被覆層を形
成するためのポリオレフィン樹脂としては、エチレン、
又はα−オレフィン類、例えばプロピレンなどの単独重
合体、前記エチレンおよびα−オレフィンの少なくとも
2種の共重合体、およびこれら各種重合体の少なくとも
2種の混合物などから選ぶことができる。特に好ましい
ポリオレフィン樹脂は、低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、直鎖型低密度ポリエチレン、およびこれら
の混合物である。ポリオレフィン樹脂の分子量には特に
制限はないが、通常は20,000〜200,000の
範囲のものが用いられる。
成するためのポリオレフィン樹脂としては、エチレン、
又はα−オレフィン類、例えばプロピレンなどの単独重
合体、前記エチレンおよびα−オレフィンの少なくとも
2種の共重合体、およびこれら各種重合体の少なくとも
2種の混合物などから選ぶことができる。特に好ましい
ポリオレフィン樹脂は、低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、直鎖型低密度ポリエチレン、およびこれら
の混合物である。ポリオレフィン樹脂の分子量には特に
制限はないが、通常は20,000〜200,000の
範囲のものが用いられる。
【0031】ポリオレフィン樹脂には、必要に応じて、
少量の酸化防止剤、および滑剤を添加してもよい。ポリ
オレフィン樹脂を用いて裏面樹脂被覆層を形成するに
は、通常の溶融押し出し塗工を用いることができる。
少量の酸化防止剤、および滑剤を添加してもよい。ポリ
オレフィン樹脂を用いて裏面樹脂被覆層を形成するに
は、通常の溶融押し出し塗工を用いることができる。
【0032】また、裏面樹脂被覆層を形成するために電
子線硬化性不飽和有機化合物を用いる場合、前述の表面
樹脂被覆層の形成に用いられる化合物をすべて使用でき
る。更に裏面樹脂被覆層の形成方法も、前述の表面樹脂
被覆層の場合と同様に行うことができる。
子線硬化性不飽和有機化合物を用いる場合、前述の表面
樹脂被覆層の形成に用いられる化合物をすべて使用でき
る。更に裏面樹脂被覆層の形成方法も、前述の表面樹脂
被覆層の場合と同様に行うことができる。
【0033】裏面樹脂被覆層の重量には特に制限はない
が、一般には10〜40g/m2 の範囲にあることが好
ましい。裏面樹脂被覆層は、現像時における現像液の支
持体への浸透防止や、樹脂被覆層の電子線照射時におけ
る収縮により生じるネジレやカールを防止する目的で設
けられる。
が、一般には10〜40g/m2 の範囲にあることが好
ましい。裏面樹脂被覆層は、現像時における現像液の支
持体への浸透防止や、樹脂被覆層の電子線照射時におけ
る収縮により生じるネジレやカールを防止する目的で設
けられる。
【0034】本発明に用いられるシート状基材は、通常
50〜300g/m2 の重量を有し、表面の平滑な原紙
が用いられる。原紙を形成する天然パルプとしては、一
般には、針葉樹パルプ、広葉樹パルブ、針葉樹広葉樹混
合パルプ等を主成分とするものが広く用いられている。
50〜300g/m2 の重量を有し、表面の平滑な原紙
が用いられる。原紙を形成する天然パルプとしては、一
般には、針葉樹パルプ、広葉樹パルブ、針葉樹広葉樹混
合パルプ等を主成分とするものが広く用いられている。
【0035】また原紙には、一般に製紙で用いられるサ
イズ剤、定着剤、紙力増強剤、填料、帯電防止剤、pH調
節剤、顔料、染料等の添加剤が配合されていてもよい。
更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、帯電防止剤等を適宜
表面に塗布したものであってもよい。また原紙中には印
画紙にしたときの長期保存時に発生するカブリを防止す
る目的でマグネシウム化合物を含有させることができ
る。
イズ剤、定着剤、紙力増強剤、填料、帯電防止剤、pH調
節剤、顔料、染料等の添加剤が配合されていてもよい。
更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、帯電防止剤等を適宜
表面に塗布したものであってもよい。また原紙中には印
画紙にしたときの長期保存時に発生するカブリを防止す
る目的でマグネシウム化合物を含有させることができ
る。
【0036】さらに本発明において、プラスチックフィ
ルムや、いわゆる合成紙をシート状基材として使用する
ことになんら差しつかえはない。例えば、ポリプロピレ
ン樹脂やポリエチレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂
を含む熱可塑性樹脂組成物を溶融押し出し法で形成した
フィルムをシート状基材として使用することもできる。
また、シート状基材として使用するプラスチックフィル
ムや、いわゆる合成紙には、顔料(クレー、タルク、カ
オリン、炭酸カルシウム、二酸化チタン、水酸化マグネ
シウムなど)、分散剤(ステアリン酸亜鉛などの金属石
鹸や各種の界面活性剤など)、有色顔料などの1種以上
が含まれていてもよい。
ルムや、いわゆる合成紙をシート状基材として使用する
ことになんら差しつかえはない。例えば、ポリプロピレ
ン樹脂やポリエチレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂
を含む熱可塑性樹脂組成物を溶融押し出し法で形成した
フィルムをシート状基材として使用することもできる。
また、シート状基材として使用するプラスチックフィル
ムや、いわゆる合成紙には、顔料(クレー、タルク、カ
オリン、炭酸カルシウム、二酸化チタン、水酸化マグネ
シウムなど)、分散剤(ステアリン酸亜鉛などの金属石
鹸や各種の界面活性剤など)、有色顔料などの1種以上
が含まれていてもよい。
【0037】
【実施例】以下、下記実施例により本発明の構成及び効
果を更に詳細に説明するが、もちろん本発明はこれらの
態様に制限されるものではない。
果を更に詳細に説明するが、もちろん本発明はこれらの
態様に制限されるものではない。
【0038】実施例1 長網抄紙機により坪量180g/m2 の原紙を抄紙しシ
ート状基材とした。得られたシート状基材の一方の面
に、コロナ放電による表面活性処理を施した後、これに
ポリエチレン樹脂を被覆量が30g/m2 になるように
溶融押し出し法により被覆を行ない、裏面樹脂被覆層を
形成した。次いでシート状基材の他方の面に、下記に示
す組成を有する表面樹脂被覆層形成用塗料組成物を、カ
ウレスディゾルバーで1時間混合分散した後、バーコー
ターにより、硬化後の塗布量が25g/m2 になるよう
に塗布し、塗布層を形成した。
ート状基材とした。得られたシート状基材の一方の面
に、コロナ放電による表面活性処理を施した後、これに
ポリエチレン樹脂を被覆量が30g/m2 になるように
溶融押し出し法により被覆を行ない、裏面樹脂被覆層を
形成した。次いでシート状基材の他方の面に、下記に示
す組成を有する表面樹脂被覆層形成用塗料組成物を、カ
ウレスディゾルバーで1時間混合分散した後、バーコー
ターにより、硬化後の塗布量が25g/m2 になるよう
に塗布し、塗布層を形成した。
【0039】 成 分 配合量 ウレタンアクリレートオリゴマー 36重量部 (商標:BS−550B、荒川化学工業製) 2官能アクリレートモノマー 24重量部 (商標:M−220、東亜合成製) 二酸化チタン 40重量部 (商標:A−220、石原産業製)
【0040】次いで、この塗布層をキャストドラム表面
上に押し当て、酸素濃度100ppmの雰囲気中で、シー
ト状基材の背面から加速電圧:300kV、吸収線量:2
Mradの条件で電子線を照射して前記塗布層を硬化させ、
シート状基材と前記塗布層を接着させ表面樹脂被覆層を
形成し、得られた写真印画紙用支持体をキャストドラム
表面から剥離した。
上に押し当て、酸素濃度100ppmの雰囲気中で、シー
ト状基材の背面から加速電圧:300kV、吸収線量:2
Mradの条件で電子線を照射して前記塗布層を硬化させ、
シート状基材と前記塗布層を接着させ表面樹脂被覆層を
形成し、得られた写真印画紙用支持体をキャストドラム
表面から剥離した。
【0041】得られた写真印画紙用支持体の表面樹脂被
覆層表面にコロナ放電処理を施した後、下記に示す組成
の下引層形成用塗料組成物を、バーコーターにより、乾
燥後の塗布量が0.7g/m2 となるように塗布、乾燥
して下引層を形成した。
覆層表面にコロナ放電処理を施した後、下記に示す組成
の下引層形成用塗料組成物を、バーコーターにより、乾
燥後の塗布量が0.7g/m2 となるように塗布、乾燥
して下引層を形成した。
【0042】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 60重量部 二酸化チタン(10%分散液) 40重量部 (商標:A−100、堺化学製) アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP、花王製)
【0043】次いで、市販の写真乳剤(商標:アートエ
マルジョン、富士写真フィルム製)100重量部に対し
てアジリジン系硬膜剤(商標:HDU、相互薬工製)
0.8重量部を添加したものを用いて、下引層表面に、
乾燥後の塗布量が10g/m2になるように50m/min
のスピードでビード塗布し、50℃で乾燥して写真印
画紙を作製した。得られた写真印画紙を用いて干渉縞お
よび接着性の評価を行った。また、写真乳剤を塗布する
際の塗布開始時の塗布むら(塗布開始線)についても評
価を行った。
マルジョン、富士写真フィルム製)100重量部に対し
てアジリジン系硬膜剤(商標:HDU、相互薬工製)
0.8重量部を添加したものを用いて、下引層表面に、
乾燥後の塗布量が10g/m2になるように50m/min
のスピードでビード塗布し、50℃で乾燥して写真印
画紙を作製した。得られた写真印画紙を用いて干渉縞お
よび接着性の評価を行った。また、写真乳剤を塗布する
際の塗布開始時の塗布むら(塗布開始線)についても評
価を行った。
【0044】ただし、干渉縞、接着性および塗布開始線
の評価は次のようにして行った。 干渉縞:写真乳剤層表面の縞模様を3波長型蛍光灯下で
目視で評価を行なった。全く干渉縞が認められないもの
を3点、若干認められるものを2点、明確に認められる
ものを1点とする3段階で評価した。3点のものおよび
2点のものは実用性があるが、1点ものは実用に耐えな
い。
の評価は次のようにして行った。 干渉縞:写真乳剤層表面の縞模様を3波長型蛍光灯下で
目視で評価を行なった。全く干渉縞が認められないもの
を3点、若干認められるものを2点、明確に認められる
ものを1点とする3段階で評価した。3点のものおよび
2点のものは実用性があるが、1点ものは実用に耐えな
い。
【0045】接着性:写真印画紙を35℃の現像液(商
標:プロCPR,LPL社製)に2分間浸漬し、現像液
中で写真乳剤層に刃物を用いて十文字に傷をつけ、硬質
ゴム板で10回擦って写真乳剤層の剥離状態を観察し、
接着力が良好なものを3点、やや剥離が認められるもの
を2点、明らかに剥離が認められるものを1点とする3
段階で評価した。3点のものは実用性があるが、2点お
よび1点のものは実用に耐えない。
標:プロCPR,LPL社製)に2分間浸漬し、現像液
中で写真乳剤層に刃物を用いて十文字に傷をつけ、硬質
ゴム板で10回擦って写真乳剤層の剥離状態を観察し、
接着力が良好なものを3点、やや剥離が認められるもの
を2点、明らかに剥離が認められるものを1点とする3
段階で評価した。3点のものは実用性があるが、2点お
よび1点のものは実用に耐えない。
【0046】塗布開始線:写真乳剤塗布時に、写真乳剤
が最初に支持体に触れた箇所から支持体上に完全に均一
に塗布された箇所までの距離を測定し、その最大距離を
塗布開始線とした。この距離が短い程、写真乳剤と下引
層との親和性が良好であることを示す。これらのテスト
結果を表1に示す。
が最初に支持体に触れた箇所から支持体上に完全に均一
に塗布された箇所までの距離を測定し、その最大距離を
塗布開始線とした。この距離が短い程、写真乳剤と下引
層との親和性が良好であることを示す。これらのテスト
結果を表1に示す。
【0047】実施例2 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層の乾燥後の塗布量を0.3g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層の乾燥後の塗布量を0.3g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0048】実施例3 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層の乾燥後の塗布量を1.2g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層の乾燥後の塗布量を1.2g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0049】実施例4 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0050】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 70重量部 二酸化チタン(10%分散液) 30重量部 (商標:A−100、堺化学製) アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP,花王製)
【0051】実施例5 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0052】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 40重量部 二酸化チタン(10%分散液) 60重量部 (商標:A−100、堺化学製) アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP、花王製)
【0053】実施例6 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0054】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 60重量部 酸化亜鉛(10%分散液) 40重量部 (商標:1号亜鉛華、三井金属鉱業製) アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP、花王製)
【0055】実施例7 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0056】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 60重量部 水酸化マグネシウム(10%分散液) 40重量部 (宇部化学製) アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP、花王製)
【0057】比較例1 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0058】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 100重量部 アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP、花王製)
【0059】比較例2 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
表面樹脂被覆層上に下引層を形成しなかった。得られた
写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行った。ま
た、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価した。
結果を表1に示す。
表面樹脂被覆層上に下引層を形成しなかった。得られた
写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行った。ま
た、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価した。
結果を表1に示す。
【0060】比較例3 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層の乾燥後の塗布 量を0.2g/m2 とした。得られた写真印画紙を用い
て干渉縞、接着性の評価を行った。また、写真乳剤塗布
時の塗布開始線についても評価した。結果を表1に示
す。
下引層の乾燥後の塗布 量を0.2g/m2 とした。得られた写真印画紙を用い
て干渉縞、接着性の評価を行った。また、写真乳剤塗布
時の塗布開始線についても評価した。結果を表1に示
す。
【0061】比較例4 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層の乾燥後の塗布量を1.5g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層の乾燥後の塗布量を1.5g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0062】比較例5 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0063】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 80重量部 二酸化チタン(10%分散液) 20重量部 (商標:A−100、堺化学製) アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP、花王製)
【0064】比較例6 実施例1と同様にして写真印画紙を作製した。ただし、
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
下引層形成用塗料組成物として下記の組成を有するもの
を用い、乾燥後の塗布量を0.7g/m2 とした。得ら
れた写真印画紙を用いて干渉縞、接着性の評価を行っ
た。また、写真乳剤塗布時の塗布開始線についても評価
した。結果を表1に示す。
【0065】 成 分 配合量 ゼラチン(10%水溶液) 30重量部 二酸化チタン(10%分散液) 70重量部 (商標:A−100、堺化学製) アジリジン系硬膜剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:HDU、相互薬工製) コハク酸系界面活性剤 0.15重量部(対ゼラチン) (商標:ペレックスOTP、花王製)
【0066】
【表1】
【0067】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体は、電子線
硬化性樹脂被覆層を設けた場合の問題点、すなわち、写
真印画紙を作製した場合に写真乳剤層表面に生じる干渉
縞を大幅に減少させることが出来、さらに写真乳剤層と
良好な接着性を示し、かつ表面性の優れた写真印画紙を
製造することを可能にし、実用上極めて有効なものであ
る。
硬化性樹脂被覆層を設けた場合の問題点、すなわち、写
真印画紙を作製した場合に写真乳剤層表面に生じる干渉
縞を大幅に減少させることが出来、さらに写真乳剤層と
良好な接着性を示し、かつ表面性の優れた写真印画紙を
製造することを可能にし、実用上極めて有効なものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 1/76 501 502 1/91 1/95 // B32B 9/00 A 9349−4F Z 9349−4F
Claims (1)
- 【請求項1】 シート状基材と、前記シート状基材の一
方の面上に形成され、かつ電子線照射により硬化しうる
不飽和有機化合物と白色顔料とを主成分として含む塗料
組成物の電子線硬化体からなる表面樹脂被覆層と、前記
表面樹脂被覆層上に形成された下引層と、前記シート状
基材の他方の面上に形成され、かつフィルム形成性合成
樹脂を主成分として含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記
下引層が主成分としてゼラチンおよび無機顔料を70/
30〜40/60の配合比率で含みかつ0.3〜1.2
g/m2 の乾燥塗布量を有することを特徴とする写真印
画紙用支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258394A JPH07248576A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 写真印画紙用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258394A JPH07248576A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 写真印画紙用支持体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248576A true JPH07248576A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12640099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4258394A Pending JPH07248576A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 写真印画紙用支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07248576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004046817A1 (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | ハロゲン化銀写真感光材料 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP4258394A patent/JPH07248576A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004046817A1 (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | ハロゲン化銀写真感光材料 |
| US7105286B2 (en) | 2002-11-20 | 2006-09-12 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Silver halide photographic material |
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