JPH09152679A - 写真印画紙用支持体 - Google Patents
写真印画紙用支持体Info
- Publication number
- JPH09152679A JPH09152679A JP31378495A JP31378495A JPH09152679A JP H09152679 A JPH09152679 A JP H09152679A JP 31378495 A JP31378495 A JP 31378495A JP 31378495 A JP31378495 A JP 31378495A JP H09152679 A JPH09152679 A JP H09152679A
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- JP
- Japan
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- coating layer
- resin coating
- pigment
- printing paper
- weight
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真印画紙の表面に光の干渉による虹のよう
な縞模様が発生せず、画像鮮鋭性の優れた写真印画紙用
支持体を提供。 【解決手段】 シート状基材と、前記シート状基材の一
方の面上に形成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電
子線硬化体からなる表面樹脂被覆層と、前記シート状基
材の他方の面上に形成され、かつフィルム形成性合成樹
脂を主成分として含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表
面樹脂被覆層が二酸化チタンを含み、かつ全顔料中、屈
折率1.8以下の顔料の含有量が20〜80重量%であ
る。
な縞模様が発生せず、画像鮮鋭性の優れた写真印画紙用
支持体を提供。 【解決手段】 シート状基材と、前記シート状基材の一
方の面上に形成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電
子線硬化体からなる表面樹脂被覆層と、前記シート状基
材の他方の面上に形成され、かつフィルム形成性合成樹
脂を主成分として含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表
面樹脂被覆層が二酸化チタンを含み、かつ全顔料中、屈
折率1.8以下の顔料の含有量が20〜80重量%であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は写真印画紙用支持
体に関するものである。更に詳しく述べるならば、本発
明は、電子線を照射することにより硬化する不飽和有機
化合物と顔料とを主成分とする塗料組成物(以下、電子
線硬化性樹脂組成物と言う)の硬化体からなる表面樹脂
被覆層を有する写真印画紙用支持体に関するものであ
り、この表面樹脂被覆層上に写真乳剤層を設けて写真印
画紙とした場合に、写真印画紙の表面に生じる光の干渉
による縞模様が防止され、かつ画像鮮鋭性の良好な写真
印画紙用支持体に関するものである。
体に関するものである。更に詳しく述べるならば、本発
明は、電子線を照射することにより硬化する不飽和有機
化合物と顔料とを主成分とする塗料組成物(以下、電子
線硬化性樹脂組成物と言う)の硬化体からなる表面樹脂
被覆層を有する写真印画紙用支持体に関するものであ
り、この表面樹脂被覆層上に写真乳剤層を設けて写真印
画紙とした場合に、写真印画紙の表面に生じる光の干渉
による縞模様が防止され、かつ画像鮮鋭性の良好な写真
印画紙用支持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、写真印画紙用支持体としては、
いわゆるバライタ紙が用いられ、これは強サイズ性、お
よび高強度を付与した紙の両面に、硫酸バリウムのよう
な白色顔料を塗布して製造されたものである。しかし、
近年このバライタ紙に代わって、紙基体の両面にポリオ
レフィン樹脂を被覆して製造されたポリオレフィン被覆
支持体が広く使用されるようになってきた。このような
支持体は、ポリオレフィン表面樹脂被覆層が疎水性であ
るため、バライタ紙に比較して、現像、定着処理中に処
理液が支持体中に浸透しにくく、このため水洗時間や乾
燥時間が大幅に短縮されるという利点を有し、また、紙
基体への処理液の浸透が無いため、写真印画紙用支持体
自体の伸縮が抑制され、優れた寸法安定性を有するなど
の長所を有している。
いわゆるバライタ紙が用いられ、これは強サイズ性、お
よび高強度を付与した紙の両面に、硫酸バリウムのよう
な白色顔料を塗布して製造されたものである。しかし、
近年このバライタ紙に代わって、紙基体の両面にポリオ
レフィン樹脂を被覆して製造されたポリオレフィン被覆
支持体が広く使用されるようになってきた。このような
支持体は、ポリオレフィン表面樹脂被覆層が疎水性であ
るため、バライタ紙に比較して、現像、定着処理中に処
理液が支持体中に浸透しにくく、このため水洗時間や乾
燥時間が大幅に短縮されるという利点を有し、また、紙
基体への処理液の浸透が無いため、写真印画紙用支持体
自体の伸縮が抑制され、優れた寸法安定性を有するなど
の長所を有している。
【0003】しかしながら、このような支持体のポリオ
レフィン表面樹脂被覆層には、隠蔽力あるいは解像力の
向上を目的として二酸化チタンのような無機白色顔料が
混合されるが、このような顔料は樹脂中への分散性が不
良であり、また顔料中に含まれる揮発成分により溶融押
し出し工程において発泡し、樹脂被覆層の膜割れを発生
させるなどの問題がある。このため、樹脂被覆層中の顔
料含有量を、上記隠蔽力、または解像力の向上のために
十分な水準までに高めることができない。一般的に言え
ば、二酸化チタンを用いる場合、これを約20重量%を
越えて多量に混入することは困難である。従って、この
ような従来の写真印画紙用支持体を用いて得られた写真
印画紙は、画像鮮鋭性において十分満足できるものとは
いえなかった。
レフィン表面樹脂被覆層には、隠蔽力あるいは解像力の
向上を目的として二酸化チタンのような無機白色顔料が
混合されるが、このような顔料は樹脂中への分散性が不
良であり、また顔料中に含まれる揮発成分により溶融押
し出し工程において発泡し、樹脂被覆層の膜割れを発生
させるなどの問題がある。このため、樹脂被覆層中の顔
料含有量を、上記隠蔽力、または解像力の向上のために
十分な水準までに高めることができない。一般的に言え
ば、二酸化チタンを用いる場合、これを約20重量%を
越えて多量に混入することは困難である。従って、この
ような従来の写真印画紙用支持体を用いて得られた写真
印画紙は、画像鮮鋭性において十分満足できるものとは
いえなかった。
【0004】近年になって、電子線硬化性樹脂組成物を
シート状基材に塗布し、これに電子線照射を施して硬化
した電子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体
が提案されている(例えば特公昭60−17104号、
特公昭60−17105号、特開昭57−49946号
など)。この方法によれば樹脂被覆層を形成する際に樹
脂組成物を高温に加熱する必要がなく、また顔料含有量
を20〜80重量%まで増加させることができ、従っ
て、このような写真印画紙用支持体を用いて得られる写
真印画紙の画像鮮鋭性は、ポリオレフィン樹脂被覆写真
印画紙に比べて格段に向上している。
シート状基材に塗布し、これに電子線照射を施して硬化
した電子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体
が提案されている(例えば特公昭60−17104号、
特公昭60−17105号、特開昭57−49946号
など)。この方法によれば樹脂被覆層を形成する際に樹
脂組成物を高温に加熱する必要がなく、また顔料含有量
を20〜80重量%まで増加させることができ、従っ
て、このような写真印画紙用支持体を用いて得られる写
真印画紙の画像鮮鋭性は、ポリオレフィン樹脂被覆写真
印画紙に比べて格段に向上している。
【0005】特に、特公昭60−17105号公報に開
示されているような金属製円筒型回転体や、特公平4−
69932号公報に開示されているようなシート状フィ
ルムなどの非常に高平滑かつ高光沢な成型面に、電子線
硬化性樹脂組成物を塗布したシート状基材を押し当てた
後、電子線照射により硬化して得られた写真印画紙用支
持体は、成型面の非常に良好な表面性が反映され、高平
滑かつ高光沢のある良好な表面性を有するという利点を
有していた。
示されているような金属製円筒型回転体や、特公平4−
69932号公報に開示されているようなシート状フィ
ルムなどの非常に高平滑かつ高光沢な成型面に、電子線
硬化性樹脂組成物を塗布したシート状基材を押し当てた
後、電子線照射により硬化して得られた写真印画紙用支
持体は、成型面の非常に良好な表面性が反映され、高平
滑かつ高光沢のある良好な表面性を有するという利点を
有していた。
【0006】しかしながら、このような電子線硬化樹脂
からなる被覆層を有する写真印画紙用支持体は、前記の
如く顔料の配合量が高く、かつ非常に良好な表面性を有
するために、新たな問題が生じていた。すなわち、電子
線硬化性樹脂組成物を塗布後、成型面に押し当てて得ら
れた写真印画紙用支持体に、写真乳剤層を形成して写真
印画紙を作製した場合、写真印画紙の表面で光の干渉が
起こり、虹のような縞模様が発生するという問題点を有
することが明らかとなり、その改善が望まれていた。
からなる被覆層を有する写真印画紙用支持体は、前記の
如く顔料の配合量が高く、かつ非常に良好な表面性を有
するために、新たな問題が生じていた。すなわち、電子
線硬化性樹脂組成物を塗布後、成型面に押し当てて得ら
れた写真印画紙用支持体に、写真乳剤層を形成して写真
印画紙を作製した場合、写真印画紙の表面で光の干渉が
起こり、虹のような縞模様が発生するという問題点を有
することが明らかとなり、その改善が望まれていた。
【0007】前記問題点を解決するために、本発明者ら
は、特願平6−59087号でシート状基材表面に設け
る表面樹脂被覆層を、電子線硬化樹脂の積層体から形成
し、かつこの表面樹脂被覆層のうち、最外側樹脂被覆層
を形成する塗料組成物に配合される顔料の配合割合を前
記最外側樹脂被覆層の全固形分重量の25〜40重量%
とし、さらに内側樹脂被覆層に配合される顔料の配合割
合を最外側樹脂被覆層の配合割合より10重量%以上多
くすることを提案した。このようにして得られた前記表
面樹脂被覆層は、さらにその上に写真乳剤層を形成して
写真印画紙を作製した場合、写真印画紙の表面で光の干
渉が生じず、虹のような縞模様が発生しなかったが、最
外側樹脂被覆層に配合される顔料の配合割合が低いた
め、画像鮮鋭性において十分満足できるものとはいえな
かった。
は、特願平6−59087号でシート状基材表面に設け
る表面樹脂被覆層を、電子線硬化樹脂の積層体から形成
し、かつこの表面樹脂被覆層のうち、最外側樹脂被覆層
を形成する塗料組成物に配合される顔料の配合割合を前
記最外側樹脂被覆層の全固形分重量の25〜40重量%
とし、さらに内側樹脂被覆層に配合される顔料の配合割
合を最外側樹脂被覆層の配合割合より10重量%以上多
くすることを提案した。このようにして得られた前記表
面樹脂被覆層は、さらにその上に写真乳剤層を形成して
写真印画紙を作製した場合、写真印画紙の表面で光の干
渉が生じず、虹のような縞模様が発生しなかったが、最
外側樹脂被覆層に配合される顔料の配合割合が低いた
め、画像鮮鋭性において十分満足できるものとはいえな
かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、従来の電
子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体の有す
る前記問題点を解消し、写真印画紙の表面に光の干渉に
よる虹のような縞模様(以下、虹縞模様という)が発生
せず、画像鮮鋭性の優れた写真印画紙用支持体を提供し
ようとするものである。
子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体の有す
る前記問題点を解消し、写真印画紙の表面に光の干渉に
よる虹のような縞模様(以下、虹縞模様という)が発生
せず、画像鮮鋭性の優れた写真印画紙用支持体を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは、前記の
電子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体の前
記問題点を解決すべく鋭意研究を行った結果、写真印画
紙用支持体の写真乳剤層が形成される側の表面樹脂被覆
層に含有する顔料のうち、屈折率1.8以下の顔料を配
合することにより、虹縞模様の発生を防止し、さらに、
高い画像鮮鋭性が得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。
電子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体の前
記問題点を解決すべく鋭意研究を行った結果、写真印画
紙用支持体の写真乳剤層が形成される側の表面樹脂被覆
層に含有する顔料のうち、屈折率1.8以下の顔料を配
合することにより、虹縞模様の発生を防止し、さらに、
高い画像鮮鋭性が得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0010】すなわち、本発明の写真印画紙用支持体
は、シート状基材と、前記シート状基材の一方の面上に
形成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化体
からなる表面樹脂被覆層と、前記シート状基材の他方の
面上に形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分
として含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表面樹脂被覆
層が二酸化チタンを含み、かつ全顔料中、屈折率1.8
以下の顔料の含有量が20〜80重量%であることを特
徴とするものである。
は、シート状基材と、前記シート状基材の一方の面上に
形成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化体
からなる表面樹脂被覆層と、前記シート状基材の他方の
面上に形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分
として含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表面樹脂被覆
層が二酸化チタンを含み、かつ全顔料中、屈折率1.8
以下の顔料の含有量が20〜80重量%であることを特
徴とするものである。
【0011】さらに本発明の写真印画紙用支持体は、シ
ート状基材と、前記シート状基材の一方の面上に形成さ
れ、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化体からな
る表面樹脂被覆層と、前記シート状基材の他方の面上に
形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分として
含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表面樹脂被覆層が、
前記シート状基材に隣接する内側樹脂被覆層と、最外側
に配置された最外側樹脂被覆層とを含む少なくとも2層
の積層体からなり、前記最外側樹脂被覆層が二酸化チタ
ンを含み、かつ全顔料中、屈折率1.8以下の顔料の含
有量が顔料配合量の20〜80重量%配合されているこ
とを特徴とするものである。
ート状基材と、前記シート状基材の一方の面上に形成さ
れ、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化体からな
る表面樹脂被覆層と、前記シート状基材の他方の面上に
形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分として
含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表面樹脂被覆層が、
前記シート状基材に隣接する内側樹脂被覆層と、最外側
に配置された最外側樹脂被覆層とを含む少なくとも2層
の積層体からなり、前記最外側樹脂被覆層が二酸化チタ
ンを含み、かつ全顔料中、屈折率1.8以下の顔料の含
有量が顔料配合量の20〜80重量%配合されているこ
とを特徴とするものである。
【0012】本発明において、表面樹脂被覆層には虹縞
模様の発生防止のために配合する屈折率1.8以下の顔
料と、画像鮮鋭性を向上するために配合する屈折率が
1.8よりも大きい顔料が含有される。しかしながら、
表面樹脂被覆層を最外側樹脂被覆層と内側樹脂被覆層か
らなる2層以上の積層体とした場合には、前記最外側樹
脂被覆層に虹縞模様の防止のために配合する屈折率1.
8以下の顔料と、画像鮮鋭性を向上するために配合する
顔料が含有されていても良い。この方法によれば、現像
時に、現像液に直接触れることのない内側樹脂被覆層に
柔軟性の良好な樹脂を使用することが可能となり、表面
樹脂被覆層の柔軟性改善に有効な手段である。
模様の発生防止のために配合する屈折率1.8以下の顔
料と、画像鮮鋭性を向上するために配合する屈折率が
1.8よりも大きい顔料が含有される。しかしながら、
表面樹脂被覆層を最外側樹脂被覆層と内側樹脂被覆層か
らなる2層以上の積層体とした場合には、前記最外側樹
脂被覆層に虹縞模様の防止のために配合する屈折率1.
8以下の顔料と、画像鮮鋭性を向上するために配合する
顔料が含有されていても良い。この方法によれば、現像
時に、現像液に直接触れることのない内側樹脂被覆層に
柔軟性の良好な樹脂を使用することが可能となり、表面
樹脂被覆層の柔軟性改善に有効な手段である。
【0013】本発明において、虹縞模様の防止と、高い
画像鮮鋭性が両立した要因は、表面樹脂被覆層を形成す
る塗料組成物に屈折率1.8以下の顔料を顔料配合量の
20〜80重量%配合したことによる。屈折率の低い顔
料は、光を透過する効果が高いため、表面樹脂被覆層に
入射した光は屈折率の低い顔料を透過する。そのため、
表面樹脂被覆層の中で光の拡散が生じ、従って、この表
面樹脂被覆層上に写真乳剤層を設けて写真印画紙にした
場合に、写真印画紙の表面に発生する虹縞模様を防止す
る効果がある。
画像鮮鋭性が両立した要因は、表面樹脂被覆層を形成す
る塗料組成物に屈折率1.8以下の顔料を顔料配合量の
20〜80重量%配合したことによる。屈折率の低い顔
料は、光を透過する効果が高いため、表面樹脂被覆層に
入射した光は屈折率の低い顔料を透過する。そのため、
表面樹脂被覆層の中で光の拡散が生じ、従って、この表
面樹脂被覆層上に写真乳剤層を設けて写真印画紙にした
場合に、写真印画紙の表面に発生する虹縞模様を防止す
る効果がある。
【0014】先に本発明者らは、特願平6−59087
号で、表面樹脂被覆層上に写真乳剤層を形成して写真印
画紙を作製した場合、写真印画紙の表面で生じる虹縞模
様の発生防止のために、表面樹脂被覆層のうち、最外側
樹脂被覆層に配合される顔料の配合割合を内側樹脂被覆
層に配合される顔料の配合割合よりも低くすることを開
示した。
号で、表面樹脂被覆層上に写真乳剤層を形成して写真印
画紙を作製した場合、写真印画紙の表面で生じる虹縞模
様の発生防止のために、表面樹脂被覆層のうち、最外側
樹脂被覆層に配合される顔料の配合割合を内側樹脂被覆
層に配合される顔料の配合割合よりも低くすることを開
示した。
【0015】しかしながら本発明によれば、前記のよう
な屈折率の低い顔料を配合するため、特願平6−590
87号で開示したような最外側樹脂被覆層に配合される
顔料の配合量を低くする必要がないため、写真印画紙と
した場合の画像鮮鋭性を高くすることが可能となった。
さらに、表面樹脂被覆層を2層以上の積層構造とし、最
外側樹脂被覆層に屈折率の低い顔料と、画像鮮鋭性を向
上するために配合する顔料とを含有させ、内側樹脂被覆
層に画像鮮鋭性を向上するために配合する顔料のみを配
合することによっても同様の効果が得られる。
な屈折率の低い顔料を配合するため、特願平6−590
87号で開示したような最外側樹脂被覆層に配合される
顔料の配合量を低くする必要がないため、写真印画紙と
した場合の画像鮮鋭性を高くすることが可能となった。
さらに、表面樹脂被覆層を2層以上の積層構造とし、最
外側樹脂被覆層に屈折率の低い顔料と、画像鮮鋭性を向
上するために配合する顔料とを含有させ、内側樹脂被覆
層に画像鮮鋭性を向上するために配合する顔料のみを配
合することによっても同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】 本発明の写真印画紙用支持体の
写真乳剤層が形成される側の表面樹脂被覆層に使用され
る電子線硬化性樹脂組成物は、ベースレジンである電子
線硬化性オリゴマーと、希釈などのために使用されるモ
ノマー、各種顔料、色味調整剤および各種添加剤などの
組み合わせにより構成される。電子線硬化性オリゴマー
は通常高粘度であり、そのため単官能モノマーあるいは
多官能モノマーで希釈して粘度を調節して用いられてい
るのが通常である。しかしながら、モノマー単独で使用
しても、オリゴマー単独で使用しても何等差しつかえな
い。
写真乳剤層が形成される側の表面樹脂被覆層に使用され
る電子線硬化性樹脂組成物は、ベースレジンである電子
線硬化性オリゴマーと、希釈などのために使用されるモ
ノマー、各種顔料、色味調整剤および各種添加剤などの
組み合わせにより構成される。電子線硬化性オリゴマー
は通常高粘度であり、そのため単官能モノマーあるいは
多官能モノマーで希釈して粘度を調節して用いられてい
るのが通常である。しかしながら、モノマー単独で使用
しても、オリゴマー単独で使用しても何等差しつかえな
い。
【0017】本発明のシート状基材の写真乳剤層が形成
される側の面上に形成される表面樹脂被覆層は、電子線
照射により硬化しうる不飽和有機化合物と、屈折率の低
い顔料と白色顔料との混合物と、必要に応じてその他の
添加剤を含む組成物の電子線硬化性樹脂組成物の電子線
照射による硬化体からなるものである。
される側の面上に形成される表面樹脂被覆層は、電子線
照射により硬化しうる不飽和有機化合物と、屈折率の低
い顔料と白色顔料との混合物と、必要に応じてその他の
添加剤を含む組成物の電子線硬化性樹脂組成物の電子線
照射による硬化体からなるものである。
【0018】本発明に用いられる、電子線により硬化し
うる不飽和有機化合物は下記化合物から選ぶことが出来
る。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類、(2)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪
族の、1〜6価のアルコールにアルキレンオキサイドを
付加させたもののアクリレート化合物類、(3)ポリア
クリロイルアルキルリン酸エステル類、(4)カルボン
酸と、ポリオールと、アクリル酸との反応生成物、
(5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物、(6)エポキシ化合物とアクリル酸との
反応生成物、(7)エポキシ化合物と、ポリオールと、
アクリル酸との反応生成物。
うる不飽和有機化合物は下記化合物から選ぶことが出来
る。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類、(2)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪
族の、1〜6価のアルコールにアルキレンオキサイドを
付加させたもののアクリレート化合物類、(3)ポリア
クリロイルアルキルリン酸エステル類、(4)カルボン
酸と、ポリオールと、アクリル酸との反応生成物、
(5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物、(6)エポキシ化合物とアクリル酸との
反応生成物、(7)エポキシ化合物と、ポリオールと、
アクリル酸との反応生成物。
【0019】具体的に述べるならば、電子線硬化性不飽
和有機化合物として、メチルアクリレート、エチルアク
リレート、ブチルアクリレート、ラウリルアクリレー
ト、ステアリルアクリレート、N−ビニルピロリドン、
アクリロイルモルホリン、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、
2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレ
ート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、カプロ
ラクトン変性テトラヒドロフルフリルアクリレート、シ
クロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、ジシクロヘキシルアクリレート、イソボルニルア
クリレート、イソボルニルメタクリレート、ベンジルア
クリレート、ベンジルメタクリレート、エトキシジエチ
レングリコールアクリレート、メトキシトリエチレング
リコールアクリレート、メトキシプロピレングリコール
アクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、エピクロルヒドリン変性ポリエチレングリコールジ
アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコー
ルアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキシア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート−1,4−ブタ
ンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタク
リレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、エチレンオキサイド変性ト
リメチロールプロパントリアクリレート、プロピレンオ
キサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ネオペンチルグリコール変性トリメチロールプロパ
ンジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペ
ンタエリスルトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、ポリオキシエチレン
エピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリレー
ト、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリ
レート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAジ
アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ヒドロキシビバリン酸エステルネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキ
シ化リン酸アクリレート、エチレンオキサイド変性フタ
ル酸アクリレート、ポリブタジエンアクリレート、およ
びトリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートなど
から選ばれることが好ましい。
和有機化合物として、メチルアクリレート、エチルアク
リレート、ブチルアクリレート、ラウリルアクリレー
ト、ステアリルアクリレート、N−ビニルピロリドン、
アクリロイルモルホリン、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、
2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレ
ート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、カプロ
ラクトン変性テトラヒドロフルフリルアクリレート、シ
クロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、ジシクロヘキシルアクリレート、イソボルニルア
クリレート、イソボルニルメタクリレート、ベンジルア
クリレート、ベンジルメタクリレート、エトキシジエチ
レングリコールアクリレート、メトキシトリエチレング
リコールアクリレート、メトキシプロピレングリコール
アクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、エピクロルヒドリン変性ポリエチレングリコールジ
アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコー
ルアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキシア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート−1,4−ブタ
ンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタク
リレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、エチレンオキサイド変性ト
リメチロールプロパントリアクリレート、プロピレンオ
キサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ネオペンチルグリコール変性トリメチロールプロパ
ンジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペ
ンタエリスルトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、ポリオキシエチレン
エピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリレー
ト、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリ
レート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAジ
アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ヒドロキシビバリン酸エステルネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキ
シ化リン酸アクリレート、エチレンオキサイド変性フタ
ル酸アクリレート、ポリブタジエンアクリレート、およ
びトリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートなど
から選ばれることが好ましい。
【0020】本発明の表面樹脂被覆層には、写真印画紙
とした場合に表面に発生する虹縞模様を防止する目的で
配合する屈折率が1.8以下の顔料と、画像鮮鋭性向上
を目的で配合する屈折率が1.8よりも高い白色顔料が
含有される。さらに、表面樹脂被覆層を2層以上の積層
体とする場合には、最外側樹脂被覆層に屈折率が1.8
以下の顔料と屈折率が1.8よりも高い白色顔料とをそ
れぞれ少なくとも1種類含有し、内側樹脂被覆層には画
像鮮鋭性向上の目的で配合する白色顔料が含有される。
光の干渉防止のために配合する無機顔料としては、シリ
カ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、炭酸カル
シウム、クレーが使用可能であり、硫酸バリウム、酸化
マグネシウム、および水酸化マグネシウムなども使用可
能である。また光の干渉防止のために配合するプラスチ
ックピグメントとしては、熱可塑性樹脂であっても熱硬
化性樹脂であってもよく、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、尿素樹脂、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂が使用可能であるが、電子線硬化性モノマーまた
はオリゴマーに溶解しなしものがよい。これらの顔料
は、屈折率1.8以下であれば、いずれも使用可能であ
る。これらの顔料とともに画像鮮鋭性向上の目的で配合
する白色顔料としては、主として二酸化チタン(アナタ
ーゼ型、またはルチル型)が使用されるが、酸化亜鉛の
使用も可能である。
とした場合に表面に発生する虹縞模様を防止する目的で
配合する屈折率が1.8以下の顔料と、画像鮮鋭性向上
を目的で配合する屈折率が1.8よりも高い白色顔料が
含有される。さらに、表面樹脂被覆層を2層以上の積層
体とする場合には、最外側樹脂被覆層に屈折率が1.8
以下の顔料と屈折率が1.8よりも高い白色顔料とをそ
れぞれ少なくとも1種類含有し、内側樹脂被覆層には画
像鮮鋭性向上の目的で配合する白色顔料が含有される。
光の干渉防止のために配合する無機顔料としては、シリ
カ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、炭酸カル
シウム、クレーが使用可能であり、硫酸バリウム、酸化
マグネシウム、および水酸化マグネシウムなども使用可
能である。また光の干渉防止のために配合するプラスチ
ックピグメントとしては、熱可塑性樹脂であっても熱硬
化性樹脂であってもよく、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、尿素樹脂、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂が使用可能であるが、電子線硬化性モノマーまた
はオリゴマーに溶解しなしものがよい。これらの顔料
は、屈折率1.8以下であれば、いずれも使用可能であ
る。これらの顔料とともに画像鮮鋭性向上の目的で配合
する白色顔料としては、主として二酸化チタン(アナタ
ーゼ型、またはルチル型)が使用されるが、酸化亜鉛の
使用も可能である。
【0021】本発明における顔料の屈折率は、改訂新版
顔料便覧(1989年3月10日発行、誠文堂新光社)の83
〜84頁に記載されているLarsenの油浸法により測定し
た数値である。
顔料便覧(1989年3月10日発行、誠文堂新光社)の83
〜84頁に記載されているLarsenの油浸法により測定し
た数値である。
【0022】表面樹脂被覆層または最外側樹脂被覆層の
顔料配合量は、表面樹脂被覆層または最外側樹脂被覆層
の全固形分重量の30〜80重量%であることが好まし
く、30〜60重量%がより好ましい。その含有量が3
0重量%未満であると、得られる印画紙上の写真画像の
鮮鋭性が十分でなく、80重量%を超えると、得られる
表面樹脂被覆層の柔軟性が低下し、膜割れを生ずる。表
面樹脂被覆層または最外側樹脂被覆層に、光の干渉防止
のために配合する屈折率が1.8以下の顔料としては、
表面樹脂被覆層または最外側樹脂被覆層を形成する電子
線硬化性樹脂組成物に配合される全顔料配合量の20〜
80重量%、好ましくは20〜60重量%含有し、他は
画像鮮鋭性向上のための顔料を配合する。光の干渉防止
のために配合する顔料が20重量%より少なくなると、
光の干渉防止効果は発現されず、80重量%を越える
と、十分な画像鮮鋭性が得られない。
顔料配合量は、表面樹脂被覆層または最外側樹脂被覆層
の全固形分重量の30〜80重量%であることが好まし
く、30〜60重量%がより好ましい。その含有量が3
0重量%未満であると、得られる印画紙上の写真画像の
鮮鋭性が十分でなく、80重量%を超えると、得られる
表面樹脂被覆層の柔軟性が低下し、膜割れを生ずる。表
面樹脂被覆層または最外側樹脂被覆層に、光の干渉防止
のために配合する屈折率が1.8以下の顔料としては、
表面樹脂被覆層または最外側樹脂被覆層を形成する電子
線硬化性樹脂組成物に配合される全顔料配合量の20〜
80重量%、好ましくは20〜60重量%含有し、他は
画像鮮鋭性向上のための顔料を配合する。光の干渉防止
のために配合する顔料が20重量%より少なくなると、
光の干渉防止効果は発現されず、80重量%を越える
と、十分な画像鮮鋭性が得られない。
【0023】光の干渉防止のために配合する顔料、およ
び鮮鋭性向上のために配合する白色顔料を、上記のよう
な電子線硬化性不飽和有機化合物中に分散するには、3
本ロールミル(スリーロールミル)、2本ロールミル
(ツーロールミル)、カウレスディゾルバー、ホモミキ
サー、サンドグラインダー、プラネタリーミキサー、お
よび超音波分散機などを使用することができる。
び鮮鋭性向上のために配合する白色顔料を、上記のよう
な電子線硬化性不飽和有機化合物中に分散するには、3
本ロールミル(スリーロールミル)、2本ロールミル
(ツーロールミル)、カウレスディゾルバー、ホモミキ
サー、サンドグラインダー、プラネタリーミキサー、お
よび超音波分散機などを使用することができる。
【0024】またシート状支持体表面に電子線硬化性樹
脂組成物を塗布する方法としては、例えばバーコート
法、エアードクターコート法、ブレードコート法、スク
イズコート法、エアーナイフコート法、ロールコート
法、グラビアコート法およびトランスファーコート法等
のいずれを用いても良い。更にこのために、ファウンテ
ンコーターあるいはスリットダイコーターを用いること
もできる。
脂組成物を塗布する方法としては、例えばバーコート
法、エアードクターコート法、ブレードコート法、スク
イズコート法、エアーナイフコート法、ロールコート
法、グラビアコート法およびトランスファーコート法等
のいずれを用いても良い。更にこのために、ファウンテ
ンコーターあるいはスリットダイコーターを用いること
もできる。
【0025】本発明の写真印画紙用支持体において、表
面樹脂被覆層の合計塗布量は、硬化後において5〜60
g/m2であることが好ましく、より好ましくは15〜
50g/m2である。この塗布量が5g/m2未満では、
得られる写真印画紙用支持体の平滑性、隠蔽力、並びに
得られる写真印画紙の虹縞模様の発生や、解像力が不十
分になることがあり、また塗布量が60g/m2を越え
て多くなると、本発明の効果が飽和してしまい、樹脂被
覆層が厚くなり、コスト高となる。また、表面樹脂被覆
層を2層以上の積層体とする場合、最外側樹脂被覆層の
塗布量は、0.5〜15g/m2であることが好まし
く、より好ましくは1〜5g/m2である。
面樹脂被覆層の合計塗布量は、硬化後において5〜60
g/m2であることが好ましく、より好ましくは15〜
50g/m2である。この塗布量が5g/m2未満では、
得られる写真印画紙用支持体の平滑性、隠蔽力、並びに
得られる写真印画紙の虹縞模様の発生や、解像力が不十
分になることがあり、また塗布量が60g/m2を越え
て多くなると、本発明の効果が飽和してしまい、樹脂被
覆層が厚くなり、コスト高となる。また、表面樹脂被覆
層を2層以上の積層体とする場合、最外側樹脂被覆層の
塗布量は、0.5〜15g/m2であることが好まし
く、より好ましくは1〜5g/m2である。
【0026】また、この表面樹脂被覆層を、2層よりも
多く積層する場合、表面樹脂被覆層の最外側樹脂被覆層
に屈折率が1.8以下の顔料を配合すれば、積層構造で
あっても虹縞模様を防止する効果は十分に発現できる。
多く積層する場合、表面樹脂被覆層の最外側樹脂被覆層
に屈折率が1.8以下の顔料を配合すれば、積層構造で
あっても虹縞模様を防止する効果は十分に発現できる。
【0027】本発明において、電子線照射に用いられる
電子線加速器としては、バンデグラーフ型スキャニング
方式、ダブルスキャニング方式、カーテンビーム方式の
いずれでも使用できるが、比較的安価で大出力の得られ
るカーテンビーム方式のものが有利に用いられる。電子
線照射の際の加速電圧は100〜300kVであること
が好ましく、吸収線量としては、0.1〜6Mradで
あることが好ましく、0.2〜4.0Mradが特に好ま
しい。
電子線加速器としては、バンデグラーフ型スキャニング
方式、ダブルスキャニング方式、カーテンビーム方式の
いずれでも使用できるが、比較的安価で大出力の得られ
るカーテンビーム方式のものが有利に用いられる。電子
線照射の際の加速電圧は100〜300kVであること
が好ましく、吸収線量としては、0.1〜6Mradで
あることが好ましく、0.2〜4.0Mradが特に好ま
しい。
【0028】電子線照射時における雰囲気中の酸素濃度
は、1000ppm以下、好ましくは500ppm以下
である。酸素濃度が1000ppmより高い場合、電子
線硬化性樹脂組成物は酸素の存在により重合反応が阻害
され、硬化が不十分になることがある。ただし、電子線
照射によるオゾン発生を抑制する目的で、あるいは電子
線が通過する際に発熱するウィンドウの冷却等の目的で
不活性ガスを使用し、酸素濃度を下げることにはもちろ
ん支障はない。さらに、共存するガスの種類やその濃
度、また雰囲気の温度、湿度は特に限定せず、窒素ガ
ス、アルゴンガスなどの不活性ガスとの共存も差しつか
えない。
は、1000ppm以下、好ましくは500ppm以下
である。酸素濃度が1000ppmより高い場合、電子
線硬化性樹脂組成物は酸素の存在により重合反応が阻害
され、硬化が不十分になることがある。ただし、電子線
照射によるオゾン発生を抑制する目的で、あるいは電子
線が通過する際に発熱するウィンドウの冷却等の目的で
不活性ガスを使用し、酸素濃度を下げることにはもちろ
ん支障はない。さらに、共存するガスの種類やその濃
度、また雰囲気の温度、湿度は特に限定せず、窒素ガ
ス、アルゴンガスなどの不活性ガスとの共存も差しつか
えない。
【0029】本発明において、シート状基体の表面樹脂
被覆層が形成される面とは反対の面上に裏面樹脂被覆層
が形成される。この裏面樹脂被覆層の形成に用いられる
フィルム形成性合成樹脂としては、従来の写真印画紙用
支持体の製造に用いられるポリオレフィン樹脂、または
前述の電子線硬化性不飽和有機化合物等を使用すること
が出来る。
被覆層が形成される面とは反対の面上に裏面樹脂被覆層
が形成される。この裏面樹脂被覆層の形成に用いられる
フィルム形成性合成樹脂としては、従来の写真印画紙用
支持体の製造に用いられるポリオレフィン樹脂、または
前述の電子線硬化性不飽和有機化合物等を使用すること
が出来る。
【0030】本発明において、裏面樹脂被覆層を形成す
るためのポリオレフィン樹脂としては、エチレン、α−
オレフィン類、例えばプロピレンなどの単独重合体、前
記エチレン、α−オレフィン類の少なくとも2種の共重
合体、およびこれら各種重合体の少なくとも2種の混合
物などから選ぶことが出来る。特に好ましいポリオレフ
ィン樹脂は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、直鎖型低密度ポリエチレン、およびこれらの混合物
である。ポリオレフィン樹脂の分子量には特に制限はな
いが、通常は20,000〜200,000の範囲のも
のが用いられる。
るためのポリオレフィン樹脂としては、エチレン、α−
オレフィン類、例えばプロピレンなどの単独重合体、前
記エチレン、α−オレフィン類の少なくとも2種の共重
合体、およびこれら各種重合体の少なくとも2種の混合
物などから選ぶことが出来る。特に好ましいポリオレフ
ィン樹脂は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、直鎖型低密度ポリエチレン、およびこれらの混合物
である。ポリオレフィン樹脂の分子量には特に制限はな
いが、通常は20,000〜200,000の範囲のも
のが用いられる。
【0031】ポリオレフィン樹脂には、必要に応じて、
少量の酸化防止剤、および滑剤を添加しても良い。ポリ
オレフィン樹脂を用いて裏面樹脂被覆層を形成するに
は、通常の溶融押し出し塗工を用いることが出来る。
少量の酸化防止剤、および滑剤を添加しても良い。ポリ
オレフィン樹脂を用いて裏面樹脂被覆層を形成するに
は、通常の溶融押し出し塗工を用いることが出来る。
【0032】また、裏面樹脂被覆層を形成するための電
子線硬化性不飽和有機化合物としては、前述の表面樹脂
被覆層の形成に用いられる化合物をすべて使用できる。
さらに裏面樹脂被覆層の形成方法も、前述の表面樹脂被
覆層の場合と同様である。
子線硬化性不飽和有機化合物としては、前述の表面樹脂
被覆層の形成に用いられる化合物をすべて使用できる。
さらに裏面樹脂被覆層の形成方法も、前述の表面樹脂被
覆層の場合と同様である。
【0033】裏面樹脂被覆層の重量には特に制限はない
が、一般には10〜40g/m2の範囲にあることが好
ましい。本発明において、裏面樹脂被覆層は、現像時に
おける現像液の支持体中への浸透防止や、表面樹脂被覆
層の電子線照射時における収縮により生じるネジレやカ
ールを防止する目的で設けられる。
が、一般には10〜40g/m2の範囲にあることが好
ましい。本発明において、裏面樹脂被覆層は、現像時に
おける現像液の支持体中への浸透防止や、表面樹脂被覆
層の電子線照射時における収縮により生じるネジレやカ
ールを防止する目的で設けられる。
【0034】本発明に用いられるシート状基材は、通常
50〜300g/m2の重量を有し、表面の平滑な、一
般に写真印画紙用支持体の製造に用いられる原紙が用い
られる。
50〜300g/m2の重量を有し、表面の平滑な、一
般に写真印画紙用支持体の製造に用いられる原紙が用い
られる。
【0035】原紙は、一般に天然パルプから形成される
紙基体であれば全て使用することができる。紙基体を形
成する天然パルプとしては、一般には、樅、栂等から製
造した針葉樹パルプ、楓、ブナ、ポプラ等から製造した
広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプ等の天然パルプ
を主成分とするものが広く用いられ、クラフトパルプ、
サルファイトパルプ、ソーダパルプ等の晒化学パルプが
使用できる。また紙基体には、一般に製紙で用いられて
いるサイズ剤、定着剤、紙力増強剤、填料、帯電防止
剤、pH調節剤、顔料、染料等の添加剤が配合されてい
ても良い。更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、帯電防止
剤等を適宜表面に塗布したものであっても良い。
紙基体であれば全て使用することができる。紙基体を形
成する天然パルプとしては、一般には、樅、栂等から製
造した針葉樹パルプ、楓、ブナ、ポプラ等から製造した
広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプ等の天然パルプ
を主成分とするものが広く用いられ、クラフトパルプ、
サルファイトパルプ、ソーダパルプ等の晒化学パルプが
使用できる。また紙基体には、一般に製紙で用いられて
いるサイズ剤、定着剤、紙力増強剤、填料、帯電防止
剤、pH調節剤、顔料、染料等の添加剤が配合されてい
ても良い。更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、帯電防止
剤等を適宜表面に塗布したものであっても良い。
【0036】また紙基体中には、写真印画紙にしたとき
の長期保存時に発生するカブリを防止する目的で酸化マ
グネシウムや水酸化マグネシウムのようなマグネシウム
化合物を含有させることが出来る。
の長期保存時に発生するカブリを防止する目的で酸化マ
グネシウムや水酸化マグネシウムのようなマグネシウム
化合物を含有させることが出来る。
【0037】さらに本発明において、プラスチックフィ
ルムや、いわゆる合成紙をシート状基材として使用する
ことになんら差しつかえはない。例えば、ポリプロピレ
ン樹脂やポリエチレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂
を含む熱可塑性樹脂組成物を溶融押し出し法で形成した
フィルムを、シート状基材として使用することもでき
る。また、シート状基体として使用するプラスチックフ
ィルムや、いわゆる合成紙には、クレー、タルク、カオ
リン、炭酸カルシウム、二酸化チタン、水酸化マグネシ
ウムなどの顔料、ステアリン酸亜鉛のような金属石鹸、
各種界面活性剤、および有色顔料などの1種以上が含ま
れていてもよい。
ルムや、いわゆる合成紙をシート状基材として使用する
ことになんら差しつかえはない。例えば、ポリプロピレ
ン樹脂やポリエチレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂
を含む熱可塑性樹脂組成物を溶融押し出し法で形成した
フィルムを、シート状基材として使用することもでき
る。また、シート状基体として使用するプラスチックフ
ィルムや、いわゆる合成紙には、クレー、タルク、カオ
リン、炭酸カルシウム、二酸化チタン、水酸化マグネシ
ウムなどの顔料、ステアリン酸亜鉛のような金属石鹸、
各種界面活性剤、および有色顔料などの1種以上が含ま
れていてもよい。
【0038】
【実施例】 以下、実施例により本発明の構成および効
果を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの態様に制
限されるものではない。なお実施例中の「重量部」は、
固形分換算の重量部を表す。
果を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの態様に制
限されるものではない。なお実施例中の「重量部」は、
固形分換算の重量部を表す。
【0039】実施例1 シート状基材として、坪量180g/m2の紙基体を用
い、その一方の面上にコロナ放電による表面活性処理を
施した後、これにポリエチレン樹脂を被覆量が30g/
m2となるように溶融押し出し被覆法により被覆して裏
面樹脂被覆層を形成した。
い、その一方の面上にコロナ放電による表面活性処理を
施した後、これにポリエチレン樹脂を被覆量が30g/
m2となるように溶融押し出し被覆法により被覆して裏
面樹脂被覆層を形成した。
【0040】次いで、紙基体の他方の面に下記に示す組
成を有する表面樹脂被覆層形成用塗料組成物(組成物
1)をペイントコンディショナーで1時間混合分散した
後、ワイヤーバーを用いて、硬化後の塗布量が25g/
m2になるように塗布し、この塗布層に、酸素濃度10
0ppmの雰囲気で、紙基体の背面から加速電圧:16
5kVで、吸収線量:2Mradの条件で電子線を照射
し、組成物1を硬化させて表面樹脂被覆層を形成し、写
真印画紙用支持体を作製した。
成を有する表面樹脂被覆層形成用塗料組成物(組成物
1)をペイントコンディショナーで1時間混合分散した
後、ワイヤーバーを用いて、硬化後の塗布量が25g/
m2になるように塗布し、この塗布層に、酸素濃度10
0ppmの雰囲気で、紙基体の背面から加速電圧:16
5kVで、吸収線量:2Mradの条件で電子線を照射
し、組成物1を硬化させて表面樹脂被覆層を形成し、写
真印画紙用支持体を作製した。
【0041】組成物1 成 分 配 合 ウレタンアクリレートオリゴマー 30重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 3官能アクリレートモノマー(商標:M−309、東亜合成製) 20重量部 二酸化チタン 40重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 10重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0042】得られた写真印画紙用支持体の表面樹脂被
覆層表面にコロナ放電処理を施した後、5%ゼラチン溶
液を乾燥後の塗布量が0.1g/m2になるように塗布
して下引層を形成し、次いで下引層上に白黒写真乳剤
(商標:アートエマルジョン、富士写真フィルム製)を
乾燥後の塗布量が6g/m2になるように塗布、乾燥し
て写真印画紙を作製し、得られた写真印画紙を用いて解
像度および虹縞模様の評価を行った。結果を表1に示
す。
覆層表面にコロナ放電処理を施した後、5%ゼラチン溶
液を乾燥後の塗布量が0.1g/m2になるように塗布
して下引層を形成し、次いで下引層上に白黒写真乳剤
(商標:アートエマルジョン、富士写真フィルム製)を
乾燥後の塗布量が6g/m2になるように塗布、乾燥し
て写真印画紙を作製し、得られた写真印画紙を用いて解
像度および虹縞模様の評価を行った。結果を表1に示
す。
【0043】なお、解像度および光の干渉による縞模様
の評価は次のようにして行った。 解像度:写真印画紙をMTF露光装置を用いて露光し、
空間周波数:5本/mmにおける解像力を測定した。解
像度が60%以上のものは実用性があるが、60%未満
のものは実用に耐えない。
の評価は次のようにして行った。 解像度:写真印画紙をMTF露光装置を用いて露光し、
空間周波数:5本/mmにおける解像力を測定した。解
像度が60%以上のものは実用性があるが、60%未満
のものは実用に耐えない。
【0044】虹縞模様:写真乳剤層表面の虹縞模様を目
視で評価を行った。全く虹縞模様が認められないものを
3点、若干認められるものを2点、非常に認められるも
のを1点とする3段階で評価した。3点のものは実用性
があるが、2点および1点のものは実用に耐えない。
視で評価を行った。全く虹縞模様が認められないものを
3点、若干認められるものを2点、非常に認められるも
のを1点とする3段階で評価した。3点のものは実用性
があるが、2点および1点のものは実用に耐えない。
【0045】実施例2 実施例1と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行った。ただし表面樹脂被覆層形成用塗料組成物と
して下記の組成物2を使用した。評価結果を表1に示
す。
価を行った。ただし表面樹脂被覆層形成用塗料組成物と
して下記の組成物2を使用した。評価結果を表1に示
す。
【0046】組成物2 成 分 配 合 ウレタンアクリレートオリゴマー 30重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 3官能アクリレートモノマー(商標:M−309、東亜合成製) 20重量部 二酸化チタン 25重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 25重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0047】実施例3 実施例1と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし表面樹脂被覆層形成用塗料組成物
として下記の組成物3を使用した。評価結果を表1に示
す。
価を行なった。ただし表面樹脂被覆層形成用塗料組成物
として下記の組成物3を使用した。評価結果を表1に示
す。
【0048】組成物3 成 分 配 合 ウレタンアクリレートオリゴマー 30重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 3官能アクリレートモノマー(商標:M−309、東亜合成製) 20重量部 二酸化チタン 10重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 40重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0049】実施例4 実施例1と同様にして裏面樹脂被覆層を形成した紙基体
の他方の面に、下記に示す組成を有する内側樹脂被覆層
形成用塗料組成物(組成物4)をペイントコンディショ
ナーで1時間混合分散した後、ワイヤーバーを用いて硬
化後の塗布量が25g/m2になるように塗布し内側樹
脂塗布液層を形成した。
の他方の面に、下記に示す組成を有する内側樹脂被覆層
形成用塗料組成物(組成物4)をペイントコンディショ
ナーで1時間混合分散した後、ワイヤーバーを用いて硬
化後の塗布量が25g/m2になるように塗布し内側樹
脂塗布液層を形成した。
【0050】組成物4 成 分 配 合 ウレタンアクリレートオリゴマー 36重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 2官能アクリレートモノマー(商標:M−309、東亜合成製) 24重量部 二酸化チタン 40重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52)
【0051】これとは別に、クロムメッキを施した金属
板からなる成形用基体の表面上に、下記に示す組成の最
外側樹脂被覆層形成用塗料組成物(組成物5)を、ペイ
ントコンディショナーで1時間混合分散した後、ワイヤ
ーバーを用いて硬化後の塗布量が5g/m2になるよう
に塗布して、最外側樹脂塗布液層を形成した。次に、こ
の最外側樹脂塗布液層に加速電圧:165kV、吸収線
量:3Mradの条件で電子線を照射してこの塗布液層
を硬化し、最外側樹脂被覆層を形成した。
板からなる成形用基体の表面上に、下記に示す組成の最
外側樹脂被覆層形成用塗料組成物(組成物5)を、ペイ
ントコンディショナーで1時間混合分散した後、ワイヤ
ーバーを用いて硬化後の塗布量が5g/m2になるよう
に塗布して、最外側樹脂塗布液層を形成した。次に、こ
の最外側樹脂塗布液層に加速電圧:165kV、吸収線
量:3Mradの条件で電子線を照射してこの塗布液層
を硬化し、最外側樹脂被覆層を形成した。
【0052】組成物5 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 70重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 10重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 20重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0053】次に、この最外側樹脂被覆層と前記紙基体
上の内側樹脂塗布液層とを成形用金属板上で重ね合わ
せ、この積層体に、紙基体の背面から加速電圧:175
kV、吸収線量:2Mradの条件で電子線を照射して
内側樹脂塗布液層を硬化させ、同時に、最外側樹脂被覆
層と内側樹脂塗布液層を接着し、一体化させたのち、得
られた積層体を金属板表面から剥離して表面樹脂被覆層
を形成し、写真印画紙用支持体を作製した。実施例1と
同様の評価を行った結果を表1に示す。
上の内側樹脂塗布液層とを成形用金属板上で重ね合わ
せ、この積層体に、紙基体の背面から加速電圧:175
kV、吸収線量:2Mradの条件で電子線を照射して
内側樹脂塗布液層を硬化させ、同時に、最外側樹脂被覆
層と内側樹脂塗布液層を接着し、一体化させたのち、得
られた積層体を金属板表面から剥離して表面樹脂被覆層
を形成し、写真印画紙用支持体を作製した。実施例1と
同様の評価を行った結果を表1に示す。
【0054】実施例5 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物6を使用した。評価結果を表1に
示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物6を使用した。評価結果を表1に
示す。
【0055】組成物6 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 60重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 32重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 8重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0056】実施例6 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物7を使用した。評価結果を表1に
示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物7を使用した。評価結果を表1に
示す。
【0057】組成物7 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 60重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 20重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 20重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0058】実施例7 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物8を使用した。評価結果を表1に
示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物8を使用した。評価結果を表1に
示す。
【0059】組成物8 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 60重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 8重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 32重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0060】実施例8 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物9を使用した。評価結果を表1に
示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物9を使用した。評価結果を表1に
示す。
【0061】組成物9 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 20重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0062】実施例9 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物10を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物10を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0063】組成物10 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 40重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 40重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 20重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0064】実施例10 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物11を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物11を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0065】組成物11 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 20重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 60重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 水酸化アルミニウム 20重量部 (商標:ハイジライトH−42、昭和電工製、屈折率:1.57)
【0066】実施例11 実施例8と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし内側樹脂被覆層形成用塗料組成物
として下記の組成物12を使用し、最外側樹脂被覆層形
成用塗料組成物として組成物9を使用した。評価結果を
表1に示す。
価を行なった。ただし内側樹脂被覆層形成用塗料組成物
として下記の組成物12を使用し、最外側樹脂被覆層形
成用塗料組成物として組成物9を使用した。評価結果を
表1に示す。
【0067】組成物12 成 分 配 合 ウレタンアクリレートオリゴマー 30重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 2官能アクリレートモノマー(商標:M−220、東亜合成製) 20重量部 二酸化チタン 50重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52)
【0068】実施例12 実施例8と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし内側樹脂被覆層形成用塗料組成物
として下記の組成物13を使用し、最外側樹脂被覆層形
成用塗料組成物として組成物9を使用した。評価結果を
表1に示す。
価を行なった。ただし内側樹脂被覆層形成用塗料組成物
として下記の組成物13を使用し、最外側樹脂被覆層形
成用塗料組成物として組成物9を使用した。評価結果を
表1に示す。
【0069】組成物13 成 分 配 合 ウレタンアクリレートオリゴマー 24重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 2官能アクリレートモノマー(商標:M−220、東亜合成製) 16重量部 二酸化チタン 60重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52)
【0070】実施例13 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物14を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物14を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0071】組成物14 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) クレー 20重量部 (商標:UW−90、ENGELHARD製、屈折率:1.56)
【0072】実施例14 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物15を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物15を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0073】組成物15 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 炭酸カルシウム 20重量部 (商標:ブリリアント−15、白石カルシウム製、屈折率:1.57)
【0074】実施例15 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物16を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物16を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0075】組成物16 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) シリカ 20重量部 (商標:ミズカシルP−527、水澤化学工業製、屈折率:1.44)
【0076】実施例16 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物17を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物17を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0077】組成物17 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 酸化アルミニウム 20重量部 (商標:アルミナA−50−N、昭和電工製、屈折率:1.76)
【0078】実施例17 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物18を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物18を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0079】組成物18 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) プラスチックピグメント 20重量部 (商標:ユーパールC−122、三井東圧化学製、屈折率:1.65)
【0080】比較例1 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物19を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物19を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0081】組成物19 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 80重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 20重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52)
【0082】比較例2 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物20を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物20を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0083】組成物20 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 70重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52)
【0084】比較例3 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物21を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物21を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0085】組成物21 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 50重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52)
【0086】比較例4 実施例4と同様にして写真印画紙用支持体を作製し、評
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物22を使用した。評価結果を表1
に示す。
価を行なった。ただし最外側樹脂被覆層形成用塗料組成
物として下記の組成物22を使用した。評価結果を表1
に示す。
【0087】組成物22 成 分 配 合 ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50重量部 (商標:ビームセット710、荒川化学工業製) 二酸化チタン 30重量部 (商標:A−220、石原産業製、屈折率:2.52) 酸化亜鉛 20重量部 (商標:亜鉛華1号、三井金属鉱業製、屈折率:2.0)
【0088】
【表1】
【0089】実施例1〜17より、表面樹脂被覆層また
は最外側樹脂被覆層に屈折率が1.8以下となる顔料を
全顔料含有量の20〜80重量%の含有することによ
り、解像度が60%以上と高く、かつ虹縞模様が認めら
れない写真印画紙用支持体が得られる。
は最外側樹脂被覆層に屈折率が1.8以下となる顔料を
全顔料含有量の20〜80重量%の含有することによ
り、解像度が60%以上と高く、かつ虹縞模様が認めら
れない写真印画紙用支持体が得られる。
【0090】
【発明の効果】 本発明は、電子線硬化性樹脂被覆層を
設けた写真印画紙用支持体の有する問題点、すなわち、
表面樹脂被覆層上に写真乳剤層を設けて写真印画紙を作
製した場合に、写真乳剤層表面に生じる虹縞模様を大幅
に減少させることが出来、さらに画像鮮鋭性の良好な写
真印画紙を製造することができる写真印画紙用支持体を
提供するものであり、実用上極めて有効なものである。
設けた写真印画紙用支持体の有する問題点、すなわち、
表面樹脂被覆層上に写真乳剤層を設けて写真印画紙を作
製した場合に、写真乳剤層表面に生じる虹縞模様を大幅
に減少させることが出来、さらに画像鮮鋭性の良好な写
真印画紙を製造することができる写真印画紙用支持体を
提供するものであり、実用上極めて有効なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/38 D21H 1/22 B
Claims (3)
- 【請求項1】 シート状基材と、前記シート状基材の一
方の面上に形成され、かつ電子線照射により硬化しうる
不飽和有機化合物と顔料とを主成分として含む塗料組成
物の電子線硬化体からなる表面樹脂被覆層と、前記シー
ト状基材の他方の面上に形成され、かつフィルム形成性
合成樹脂を主成分として含む裏面樹脂被覆層とを有する
写真印画紙用支持体において、前記表面樹脂被覆層が二
酸化チタンを含み、かつ全顔料中、屈折率1.8以下の
顔料の含有量が20〜80重量%であることを特徴とす
る写真印画紙用支持体。 - 【請求項2】 シート状基材と、前記シート状基材の一
方の面上に形成され、かつ電子線照射により硬化しうる
不飽和有機化合物と顔料とを主成分として含む塗料組成
物の電子線硬化体からなる表面樹脂被覆層と、前記シー
ト状基材の他方の面上に形成され、かつフィルム形成性
合成樹脂を主成分として含む裏面樹脂被覆層とを有する
写真印画紙用支持体において、前記表面樹脂被覆層が、
前記シート状基材に隣接する内側樹脂被覆層と、最外側
に配置された最外側樹脂被覆層とを含む少なくとも2層
の積層体からなり、前記最外側樹脂被覆層が二酸化チタ
ンを含み、かつ全顔料中、屈折率1.8以下の顔料の含
有量が顔料配合量の20〜80重量%配合されているこ
とを特徴とする写真印画紙用支持体。 - 【請求項3】 前記表面樹脂被覆層に配合される屈折率
1.8以下の顔料が、無機顔料であるシリカ、水酸化ア
ルミニウム、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、クレ
ー、およびプラスチックピグメントであるポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、尿素樹脂、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂から選ばれた少なくとも1種であ
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の写
真印画紙用支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31378495A JPH09152679A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 写真印画紙用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31378495A JPH09152679A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 写真印画紙用支持体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09152679A true JPH09152679A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18045494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31378495A Pending JPH09152679A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 写真印画紙用支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09152679A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017065642A3 (ru) * | 2015-10-12 | 2017-06-08 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Санкт-Петербургский национальный исследовательский университет информационных технологий, механики и оптики" (Университет ИТМО) | Печатное изделие с цветным интерференционным изображением |
| RU2635908C2 (ru) * | 2016-03-14 | 2017-11-16 | Общество с ограниченной ответственностью "ПАКВИЖЕН" | Печатное изделие с защищенными полиграфическими методами радужными голографическими изображениями |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP31378495A patent/JPH09152679A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017065642A3 (ru) * | 2015-10-12 | 2017-06-08 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Санкт-Петербургский национальный исследовательский университет информационных технологий, механики и оптики" (Университет ИТМО) | Печатное изделие с цветным интерференционным изображением |
| RU2641500C2 (ru) * | 2015-10-12 | 2018-01-17 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Санкт-Петербургский национальный исследовательский университет информационных технологий, механики и оптики" (Университет ИТМО) | Печатное изделие с цветным интерференционным изображением |
| RU2635908C2 (ru) * | 2016-03-14 | 2017-11-16 | Общество с ограниченной ответственностью "ПАКВИЖЕН" | Печатное изделие с защищенными полиграфическими методами радужными голографическими изображениями |
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