JPH0725015A - インクジェットプリンター及びその製造方法 - Google Patents
インクジェットプリンター及びその製造方法Info
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- JPH0725015A JPH0725015A JP16941093A JP16941093A JPH0725015A JP H0725015 A JPH0725015 A JP H0725015A JP 16941093 A JP16941093 A JP 16941093A JP 16941093 A JP16941093 A JP 16941093A JP H0725015 A JPH0725015 A JP H0725015A
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットプリンターのインクジェット
記録ヘッドのインク吐出面へ弗素含有ポリイミド膜を蒸
着して、印字品質を高めることを目的とする。 【構成】 ステンレスからなるノズルプレート11上へ
蒸着により撥インク膜12を積層したことを特徴とす
る。
記録ヘッドのインク吐出面へ弗素含有ポリイミド膜を蒸
着して、印字品質を高めることを目的とする。 【構成】 ステンレスからなるノズルプレート11上へ
蒸着により撥インク膜12を積層したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ機器の記
録装置に用いるインクジェットプリンター及びその製造
方法に関する。
録装置に用いるインクジェットプリンター及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンターの心臓部分で
あるインクジェット記録ヘッドは、ガラス、金属、樹脂
などの材料が用いられていた。
あるインクジェット記録ヘッドは、ガラス、金属、樹脂
などの材料が用いられていた。
【0003】しかし、インクジェット記録ヘッドにおい
て水性インクを用いる場合、ノズル表面の撥水性が不十
分であるとインクの液滴が付着し易くなり、そのため吐
出するインク滴の直進性が損なわれ、印字乱れなどのト
ラブルによって記録不能となる事があった。
て水性インクを用いる場合、ノズル表面の撥水性が不十
分であるとインクの液滴が付着し易くなり、そのため吐
出するインク滴の直進性が損なわれ、印字乱れなどのト
ラブルによって記録不能となる事があった。
【0004】そこで従来、インクが吐出する部分である
ノズルの表面を、油性や水性インクの付着をなくすため
に撥水化処理する事が行われており、たとえば特開昭6
0−183161号公報、特開昭59−176059号
公報のように真空蒸着、プラズマ重合によりノズル表面
に撥水性材料粒子を付着させ撥水化するという方法が提
案されていた。
ノズルの表面を、油性や水性インクの付着をなくすため
に撥水化処理する事が行われており、たとえば特開昭6
0−183161号公報、特開昭59−176059号
公報のように真空蒸着、プラズマ重合によりノズル表面
に撥水性材料粒子を付着させ撥水化するという方法が提
案されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術は、次のような課題を有した。
術は、次のような課題を有した。
【0006】まずこれらの撥水処理では、ピンホール等
の欠陥のない平滑な撥水化表面を得る事は必ずしも容易
ではない。そのため個々の製品間の特性にばらつきが生
じ、さらに経時的にも特性が変化するという課題があっ
た。
の欠陥のない平滑な撥水化表面を得る事は必ずしも容易
ではない。そのため個々の製品間の特性にばらつきが生
じ、さらに経時的にも特性が変化するという課題があっ
た。
【0007】また従来の真空蒸着法を用いた方法は、イ
ンクジェット記録ヘッドの材料との密着性が不十分であ
るため、耐久性の低いものしか得られないという課題も
あった。
ンクジェット記録ヘッドの材料との密着性が不十分であ
るため、耐久性の低いものしか得られないという課題も
あった。
【0008】本発明は前記課題を解決するものでありそ
の目的は、各種インクジェット記録ヘッドの材料に密着
性良く被覆でき、また撥インク膜のピンホールが少な
く、撥水性能の高い長期信頼性のある撥インク材料及び
その積層方法を提供するものである。
の目的は、各種インクジェット記録ヘッドの材料に密着
性良く被覆でき、また撥インク膜のピンホールが少な
く、撥水性能の高い長期信頼性のある撥インク材料及び
その積層方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンターは、インクジェット記録ヘッドのノズル表面
に撥インク膜を積層したインクジェットプリンターにお
いて、前記撥インク膜が弗素含有ポリイミド樹脂である
ことを特徴とする。
プリンターは、インクジェット記録ヘッドのノズル表面
に撥インク膜を積層したインクジェットプリンターにお
いて、前記撥インク膜が弗素含有ポリイミド樹脂である
ことを特徴とする。
【0010】弗素含有のポリイミド膜を撥インク膜とし
た場合、ヘッド材料であるガラス、金属などの基板と優
れた密着性が得られ、それと同時に弗素の作用によりイ
ンクをはじくことができる。
た場合、ヘッド材料であるガラス、金属などの基板と優
れた密着性が得られ、それと同時に弗素の作用によりイ
ンクをはじくことができる。
【0011】またインクジェットプリンターの製造方法
は、撥インク膜を蒸着重合法でノズル表面に積層するこ
とを特徴とする。
は、撥インク膜を蒸着重合法でノズル表面に積層するこ
とを特徴とする。
【0012】ポリイミドのような樹脂材料は、通常プラ
ズマの高エネルギーによる励起により合成されていた。
しかしランダムな架橋構造になりやすく、制御するパラ
メータが多い問題を有した。蒸着重合法は、各モノマー
毎に蒸着し、後でイミド化するので、安定したポリイミ
ド膜を均一に、かつ、容易に積層できる。
ズマの高エネルギーによる励起により合成されていた。
しかしランダムな架橋構造になりやすく、制御するパラ
メータが多い問題を有した。蒸着重合法は、各モノマー
毎に蒸着し、後でイミド化するので、安定したポリイミ
ド膜を均一に、かつ、容易に積層できる。
【0013】また撥インク膜が弗素含有ポリイミド樹脂
に四弗化炭素樹脂を積層した構造であることを特徴とす
る。
に四弗化炭素樹脂を積層した構造であることを特徴とす
る。
【0014】弗素含有ポリイミド樹脂の上に四弗化炭素
樹脂を積層することにより、撥インク膜表面の弗素密度
が高められることができ、撥インク性を改善できる。
樹脂を積層することにより、撥インク膜表面の弗素密度
が高められることができ、撥インク性を改善できる。
【0015】また本発明は、ノズル表面と撥インク膜と
の間に、クロム、二酸化珪素、シロキサン含有ポリイミ
ド樹脂を順にはさむこと、またはシロキサン含有ポリイ
ミド樹脂のみをはさむことを特徴とする。
の間に、クロム、二酸化珪素、シロキサン含有ポリイミ
ド樹脂を順にはさむこと、またはシロキサン含有ポリイ
ミド樹脂のみをはさむことを特徴とする。
【0016】クロム、二酸化珪素、シロキサン含有ポリ
イミド樹脂は、金属からなるヘッド表面と弗素含有ポリ
イミドの密着性をより向上させ、耐久性を高める働きが
ある。またシロキサン含有ポリイミドは、ガラス類から
なるヘッド表面と弗素含有ポリイミドの密着性をより向
上させ、耐久性を高める働きがある。これらの膜の積層
方法には、スパッタリングまたは蒸着等がある。
イミド樹脂は、金属からなるヘッド表面と弗素含有ポリ
イミドの密着性をより向上させ、耐久性を高める働きが
ある。またシロキサン含有ポリイミドは、ガラス類から
なるヘッド表面と弗素含有ポリイミドの密着性をより向
上させ、耐久性を高める働きがある。これらの膜の積層
方法には、スパッタリングまたは蒸着等がある。
【0017】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
【0018】(実施例1)図1は、本実施例のインクジ
ェットプリンターの心臓部であるインクジェット記録ヘ
ッドの撥インク処理前の斜視図である。インクジェット
記録ヘッドのインクは圧力室15で圧電素子等による圧
力、ヒーターによる熱、静電気等のエネルギーを与えら
れ、ノズルプレート11を通って吐出する。本実施例
は、ノズルプレート11上に撥インク膜を積層するもの
である。図2は、図1におけるa−a’間のノズルプレ
ートの断面図である。図3は、撥インク膜をノズルプレ
ートへ積層するための蒸着装置の概念図である。図4
は、図2のノズルプレート11のインク吐出面へ撥イン
ク膜12を積層した断面図である。これらの図を使い本
実施例を説明する。
ェットプリンターの心臓部であるインクジェット記録ヘ
ッドの撥インク処理前の斜視図である。インクジェット
記録ヘッドのインクは圧力室15で圧電素子等による圧
力、ヒーターによる熱、静電気等のエネルギーを与えら
れ、ノズルプレート11を通って吐出する。本実施例
は、ノズルプレート11上に撥インク膜を積層するもの
である。図2は、図1におけるa−a’間のノズルプレ
ートの断面図である。図3は、撥インク膜をノズルプレ
ートへ積層するための蒸着装置の概念図である。図4
は、図2のノズルプレート11のインク吐出面へ撥イン
ク膜12を積層した断面図である。これらの図を使い本
実施例を説明する。
【0019】まず図2のようにステンレスからなるノズ
ルプレート11を溶剤または洗剤により洗浄した。次に
図3のように蒸着装置16によりノズルプレート11の
インク吐出面に、2,2−ビス(3,4−フェニルカル
ボキシル)ヘキサフルオロプロパンを含浸した多孔質体
27と4−4’ジアミノジフェニルエーテルを含浸した
多孔質体28を蒸着源として、蒸着物質が分解しない温
度に加熱し、真空度1×10-5トールの条件で同時に蒸
着した。
ルプレート11を溶剤または洗剤により洗浄した。次に
図3のように蒸着装置16によりノズルプレート11の
インク吐出面に、2,2−ビス(3,4−フェニルカル
ボキシル)ヘキサフルオロプロパンを含浸した多孔質体
27と4−4’ジアミノジフェニルエーテルを含浸した
多孔質体28を蒸着源として、蒸着物質が分解しない温
度に加熱し、真空度1×10-5トールの条件で同時に蒸
着した。
【0020】続いて真空中で230℃、10分の熱処理
を行ない、図4のように弗素含有ポリイミド膜からなる
撥インク膜12を完成させた。
を行ない、図4のように弗素含有ポリイミド膜からなる
撥インク膜12を完成させた。
【0021】最後に本ノズルプレートを使いインクジェ
ット記録ヘッドを組立、プリンターを完成させた。
ット記録ヘッドを組立、プリンターを完成させた。
【0022】撥インク膜12は、水に対する接触角が1
10゜と高く、プリンターの印字が鮮明であった。また
蒸着のため、ノズルプレートのインク供給側に撥インク
膜が回り込まなかった。そのためノズルプレートの接着
等に問題を起こすことなく、インクジェットプリンター
が製造できた。
10゜と高く、プリンターの印字が鮮明であった。また
蒸着のため、ノズルプレートのインク供給側に撥インク
膜が回り込まなかった。そのためノズルプレートの接着
等に問題を起こすことなく、インクジェットプリンター
が製造できた。
【0023】また長期にプリンターを使用しても、撥イ
ンク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜず、
優れた印字品質が維持できていた。プリンターとしての
耐久加速試験では、70℃、20日インクに漬けていて
も接触角の変化が見られず、ゴムにより10000回擦
り評価を行っても、撥インク性能が低下することがなか
った。
ンク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜず、
優れた印字品質が維持できていた。プリンターとしての
耐久加速試験では、70℃、20日インクに漬けていて
も接触角の変化が見られず、ゴムにより10000回擦
り評価を行っても、撥インク性能が低下することがなか
った。
【0024】(実施例2)実施例1のノズルプレート基
板をニッケルに変更し、その上へ実施例1と同様の弗素
含有ポリイミド膜を積層し、さらに、四弗化炭素膜をア
ルゴンガス中でスパッタリングし、300℃の熱処理を
加え、ノズルプレートの上に撥インク膜を積層した。
板をニッケルに変更し、その上へ実施例1と同様の弗素
含有ポリイミド膜を積層し、さらに、四弗化炭素膜をア
ルゴンガス中でスパッタリングし、300℃の熱処理を
加え、ノズルプレートの上に撥インク膜を積層した。
【0025】本ノズルプレートを使いインクジェット記
録ヘッドを組立、プリンターを完成させた。
録ヘッドを組立、プリンターを完成させた。
【0026】本撥インク膜は、水に対する接触角が11
5゜と高く、プリンターの印字が鮮明であった。また長
期にプリンターを使用しても、撥インク膜の剥離や性能
低下による印字に曲がりが生ぜず、印字品質が優れてい
た。プリンターとしての耐久加速試験では、70℃、2
0日インクに漬けていても接触角の変化が見られず、ゴ
ムにより10000回擦り評価を行っても、撥インク性
能が低下することがなかった。
5゜と高く、プリンターの印字が鮮明であった。また長
期にプリンターを使用しても、撥インク膜の剥離や性能
低下による印字に曲がりが生ぜず、印字品質が優れてい
た。プリンターとしての耐久加速試験では、70℃、2
0日インクに漬けていても接触角の変化が見られず、ゴ
ムにより10000回擦り評価を行っても、撥インク性
能が低下することがなかった。
【0027】(実施例3)図5は、本実施例のインクジ
ェット記録ヘッドの撥インク処理前の斜視図である。イ
ンクジェット記録ヘッドのインクは、実施例1のような
ノズルプレートを使わず、圧力室25からノズル孔23
を通って吐出する。本実施例は、ノズル表面21上に撥
インク膜を積層するものである。以下本実施例を説明す
る。
ェット記録ヘッドの撥インク処理前の斜視図である。イ
ンクジェット記録ヘッドのインクは、実施例1のような
ノズルプレートを使わず、圧力室25からノズル孔23
を通って吐出する。本実施例は、ノズル表面21上に撥
インク膜を積層するものである。以下本実施例を説明す
る。
【0028】まず、図3のようにガラスまたはガラス及
びシリコンまたはシリコンを基板とするインクジェット
記録ヘッドを溶剤または洗剤により洗浄する。次に実施
例1と同様の蒸着装置によりノズル表面21に、2,2
−ビス(4−(4−アシノフェノキシ)フェニル)ヘキ
サフルオロプロパンを含浸した多孔質体とピロメリット
酸を含浸した多孔質体を蒸着源として真空度1×10-5
トールの条件で同時にノズル表面へ蒸着する。
びシリコンまたはシリコンを基板とするインクジェット
記録ヘッドを溶剤または洗剤により洗浄する。次に実施
例1と同様の蒸着装置によりノズル表面21に、2,2
−ビス(4−(4−アシノフェノキシ)フェニル)ヘキ
サフルオロプロパンを含浸した多孔質体とピロメリット
酸を含浸した多孔質体を蒸着源として真空度1×10-5
トールの条件で同時にノズル表面へ蒸着する。
【0029】続いて真空中で230℃、10分の熱処理
を行ない、弗素含有ポリイミド膜からなる撥インク膜を
完成させた。
を行ない、弗素含有ポリイミド膜からなる撥インク膜を
完成させた。
【0030】最後に本インクジェット記録ヘッドを組
立、プリンターを完成させた。
立、プリンターを完成させた。
【0031】以上の方法で製造した撥インク膜は、イン
クに対する接触角が90゜と高く、プリンターの印字が
鮮明であった。また長期にプリンターを使用しても、撥
インク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜ
ず、印字品質が優れていた。プリンターとしての耐久加
速試験では、70℃、20日インクに漬けていても接触
角の変化が見られず、ゴムにより10000回擦り評価
を行っても、撥インク性能が低下することがなかった。
クに対する接触角が90゜と高く、プリンターの印字が
鮮明であった。また長期にプリンターを使用しても、撥
インク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜ
ず、印字品質が優れていた。プリンターとしての耐久加
速試験では、70℃、20日インクに漬けていても接触
角の変化が見られず、ゴムにより10000回擦り評価
を行っても、撥インク性能が低下することがなかった。
【0032】(実施例4)実施例1のステンレスからな
るノズルプレートのインク吐出面へクロム膜を100オ
ングストローム、二酸化珪素膜500オングストローム
を積層し、300℃で熱処理した。この二酸化珪素膜の
上に、実施例1の蒸着源をピロメリット酸及びチッソ製
商品名「サイラプレーン」に変えた以外、実施例1と同
様の方法で蒸着しシロキサン含有ポリイミド膜を積層し
た。
るノズルプレートのインク吐出面へクロム膜を100オ
ングストローム、二酸化珪素膜500オングストローム
を積層し、300℃で熱処理した。この二酸化珪素膜の
上に、実施例1の蒸着源をピロメリット酸及びチッソ製
商品名「サイラプレーン」に変えた以外、実施例1と同
様の方法で蒸着しシロキサン含有ポリイミド膜を積層し
た。
【0033】続いて実施例1と同様の方法で、弗素含有
ポリイミド膜をシロキサン含有ポリイミド膜の上に形成
し、撥インク膜を完成させた。
ポリイミド膜をシロキサン含有ポリイミド膜の上に形成
し、撥インク膜を完成させた。
【0034】最後に本インクジェット記録ヘッドを組
立、プリンターを完成させた。
立、プリンターを完成させた。
【0035】以上の方法で製造した撥インク膜は、水に
対する接触角が110゜と高く、プリンターの印字が鮮
明であった。また長期にプリンターを使用しても、撥イ
ンク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜず、
印字品質が優れていた。プリンターとしての耐久加速試
験では、70℃、30日インクに漬けていても接触角の
変化が見られず、ゴムにより15000回擦り評価を行
っても、撥インク性能が低下することがなかった。
対する接触角が110゜と高く、プリンターの印字が鮮
明であった。また長期にプリンターを使用しても、撥イ
ンク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜず、
印字品質が優れていた。プリンターとしての耐久加速試
験では、70℃、30日インクに漬けていても接触角の
変化が見られず、ゴムにより15000回擦り評価を行
っても、撥インク性能が低下することがなかった。
【0036】(実施例5)実施例3のガラスまたはガラ
ス及びシリコンまたはシリコンから構成されるインクジ
ェット記録ヘッドのノズル表面に、実施例1の蒸着源を
ピロメリット酸及びチッソ製商品名「サイラプレーン」
に変えた以外、実施例1と同様の方法で蒸着して、シロ
キサン含有ポリイミド膜を積層した。
ス及びシリコンまたはシリコンから構成されるインクジ
ェット記録ヘッドのノズル表面に、実施例1の蒸着源を
ピロメリット酸及びチッソ製商品名「サイラプレーン」
に変えた以外、実施例1と同様の方法で蒸着して、シロ
キサン含有ポリイミド膜を積層した。
【0037】続いて実施例1と同様の方法で、弗素含有
ポリイミド膜をシロキサン含有ポリイミド膜の上に形成
し、撥インク膜を完成させた。
ポリイミド膜をシロキサン含有ポリイミド膜の上に形成
し、撥インク膜を完成させた。
【0038】最後に本インクジェット記録ヘッドを組
立、プリンターを完成させた。
立、プリンターを完成させた。
【0039】以上の方法で製造した撥インク膜は、水に
対する接触角が110゜と高く、プリンターの印字が鮮
明であった。また長期にプリンターを使用しても、撥イ
ンク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜず、
印字品質が優れていた。プリンターとしての耐久加速試
験では、70℃、30日インクに漬けていても接触角の
変化が見られず、ゴムにより15000回擦り評価を行
っても、撥インク性能が低下することがなかった。
対する接触角が110゜と高く、プリンターの印字が鮮
明であった。また長期にプリンターを使用しても、撥イ
ンク膜の剥離や性能低下による印字に曲がりが生ぜず、
印字品質が優れていた。プリンターとしての耐久加速試
験では、70℃、30日インクに漬けていても接触角の
変化が見られず、ゴムにより15000回擦り評価を行
っても、撥インク性能が低下することがなかった。
【0040】なお以上の実施例は、本発明の効果を示す
一部の実施例であり、基板が他の材料例えばポリサルフ
ォン、ポリカーボネイトのような樹脂に変わっても本実
施例と同様の効果が得られた。また蒸着条件は、本実施
例以外であっても効果に変わりがなかった。
一部の実施例であり、基板が他の材料例えばポリサルフ
ォン、ポリカーボネイトのような樹脂に変わっても本実
施例と同様の効果が得られた。また蒸着条件は、本実施
例以外であっても効果に変わりがなかった。
【0041】
【発明の効果】以上記したように本発明は、撥インク膜
に弗素含有のポリイミドを採用したことにより、蒸着方
法でも金属、ガラス、シリコン、樹脂等のインクジェッ
ト記録ヘッドの材料に密着性良く被覆でき、また撥イン
ク膜の撥水性能が高いので長期信頼性のあるインクジェ
ットプリンターが製造できる効果を有した。
に弗素含有のポリイミドを採用したことにより、蒸着方
法でも金属、ガラス、シリコン、樹脂等のインクジェッ
ト記録ヘッドの材料に密着性良く被覆でき、また撥イン
ク膜の撥水性能が高いので長期信頼性のあるインクジェ
ットプリンターが製造できる効果を有した。
【0042】また本発明は、各種基板を処理できるの
で、基板材料の異なる複数のインクジェットプリンター
のヘッドの撥インク処理を同時に実現できる。
で、基板材料の異なる複数のインクジェットプリンター
のヘッドの撥インク処理を同時に実現できる。
【0043】また本発明は、蒸着法を採用したので、ノ
ズル穴を撥水膜でふさぐことがなく、ノズル表面を撥イ
ンク処理できる効果を有した。
ズル穴を撥水膜でふさぐことがなく、ノズル表面を撥イ
ンク処理できる効果を有した。
【図1】実施例1のインクジェット記録ヘッドの斜視
図。
図。
【図2】実施例1のノズルプレートの断面図。
【図3】実施例1の蒸着機の概念図。
【図4】実施例1の撥インク膜を積層したノズルプレー
トの断面図。
トの断面図。
【図5】実施例3のインクジェット記録ヘッドの斜視
図。
図。
11 ノズルプレート 12 撥水膜 13,23 ノズル孔 15,25 圧力室 16 蒸着機 21 ノズル表面 27 多孔質体 28 多孔質体
Claims (5)
- 【請求項1】 インクジェット記録ヘッドのノズル表面
に撥インク膜を積層したインクジェットプリンターにお
いて、前記撥インク膜が弗素含有ポリイミド樹脂である
ことを特徴とするインクジェットプリンター。 - 【請求項2】 請求項1記載の撥インク膜を蒸着重合法
でノズル表面に積層することを特徴とするインクジェッ
トプリンターの製造方法。 - 【請求項3】 インクジェット記録ヘッドのノズル表面
に撥インク膜を積層したインクジェットプリンターにお
いて、前記撥インク膜が弗素含有ポリイミド樹脂に四弗
化炭素樹脂を積層した構造であることを特徴とするイン
クジェットプリンター。 - 【請求項4】 請求項1記載のノズル表面と撥インク膜
との間に、クロム、二酸化珪素、シロキサン含有ポリイ
ミド樹脂を順にはさむことを特徴とするインクジェット
プリンター。 - 【請求項5】 請求項1記載のノズル表面と撥インク膜
との間に、シロキサン含有ポリイミド樹脂をはさむこと
を特徴とするインクジェットプリンター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16941093A JPH0725015A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | インクジェットプリンター及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16941093A JPH0725015A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | インクジェットプリンター及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0725015A true JPH0725015A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15886087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16941093A Pending JPH0725015A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | インクジェットプリンター及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725015A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020007429A (ko) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | 이형도 | 노즐 플레이트의 제조방법 |
| JP2013103501A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Xerox Corp | フッ素化ポリ(アミド−イミド)コポリマーのプリントヘッドコーティング |
| JP2014054815A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | ノズル板、ノズル板の製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置 |
| WO2022044245A1 (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | コニカミノルタ株式会社 | ノズルプレート及びインクジェットヘッド |
| CN114574036A (zh) * | 2020-11-30 | 2022-06-03 | 株式会社理光 | 油墨、用于制造油墨的方法和喷墨系统 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP16941093A patent/JPH0725015A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020007429A (ko) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | 이형도 | 노즐 플레이트의 제조방법 |
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| US8911061B2 (en) | 2012-09-14 | 2014-12-16 | Ricoh Company, Ltd. | Nozzle plate, nozzle plate production method, liquid discharge head, and image forming apparatus |
| WO2022044245A1 (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | コニカミノルタ株式会社 | ノズルプレート及びインクジェットヘッド |
| JPWO2022044245A1 (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | ||
| CN115989150A (zh) * | 2020-08-28 | 2023-04-18 | 柯尼卡美能达株式会社 | 喷嘴板及喷墨头 |
| EP4205983A4 (en) * | 2020-08-28 | 2023-10-04 | Konica Minolta, Inc. | NOZZLE PLATE AND INKJET HEAD |
| US12269266B2 (en) | 2020-08-28 | 2025-04-08 | Konica Minolta, Inc. | Nozzle plate including substrate adhesion layer between base layer and substrate, and inkjet head equipped with said nozzle plate |
| CN114574036A (zh) * | 2020-11-30 | 2022-06-03 | 株式会社理光 | 油墨、用于制造油墨的方法和喷墨系统 |
| US12359081B2 (en) | 2020-11-30 | 2025-07-15 | Ricoh Company, Ltd. | Ink, method for producing ink, and inkjet system |
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