JPH0725511U - 照明器具のカバー取付構造 - Google Patents

照明器具のカバー取付構造

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JPH0725511U
JPH0725511U JP5588293U JP5588293U JPH0725511U JP H0725511 U JPH0725511 U JP H0725511U JP 5588293 U JP5588293 U JP 5588293U JP 5588293 U JP5588293 U JP 5588293U JP H0725511 U JPH0725511 U JP H0725511U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】取り付け及び取外しを容易にするとともに汎用
性を高めた照明器具のカバー取付構造を提供する。 【構成】器具本体1に上辺を支点として回動自在に略ロ
字状の取付金具14を枢着してある。カバー3の周縁か
ら延出された係止部17の先端部を取付金具14の下辺
に当接させてカバー3を上方へ押し上げる。取付金具1
4は係止部17に押されて器具本体1の中央に向けて回
動する。係止部17が取付金具14の下辺を乗り越えて
取付金具14の内側に嵌まり取付金具14に係止され
る。ここからカバー3を押し上げると、カバー3の周縁
に突設された固定係合部16が、器具本体1に往復動自
在に設けられコイルばね10により弾性付勢された可動
係合部7のテーパ面に当接する。固定係合部16が可動
係合部7を反弾性付勢方向に移動させて固定係合部と可
動係合部とが係合し、カバー3が取り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井に取り付けられる照明器具のカバー取付構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来より、天井に取り付けられる照明器具のカバー取付構造としては、例えば 図6に示すようなものがある。図6に示すものは、カバー3の周縁部に取着され た略L状の受金具20の端部に設けた切り欠き部20aに、中央に環部21aを 備えて略く字状に形成されたキックばね21を貫挿して受金具20に対してキッ クばね21を上下動自在に取り付け、同図に示すようにキックばね21を上方に 引き上げた状態で、図7(a)に示すように片手でカバー3を支えながら、同図 (b)に示すように器具本体1のカバー取付面の周縁近傍に設けたばね取付金具 22の突起部22aに上記受金具20の環部21aを引掛け、同図(c)に示す ようにカバー3を押し上げることによりキックばね21が受金具20に対して下 動し、図6の点線で示すように略く字状のキックばね21が拡開することにより 、カバー3が器具本体1に固定されるものである。
【0003】 また、別のカバー取付構造として図8に示すようなものがある。図8に示すも のは、器具本体1のカバー取付面の周縁に器具本体1の中央に向けて往復動自在 にスライド金具23を取着し、このスライド金具23の器具本体1の周縁側先端 に係合する溝24aを備えた枠24をカバー3の周縁部に固定してある。そして 、図9(a)に示すように、カバー3を両手で押し上げることにより、枠24の 溝24aを形成する突起部24bでスライド金具23が押動され、突起部24b がスライド金具23を乗り越えてスライド金具23が枠24の溝24aに係合し 、カバー3を器具本体1に取り付けることができ、カバー3を取り外す際には、 図9(b)に示すようにカバー3を天井面と略平行な面内で回動させることによ り、枠24の溝24aとスライド金具23との係合を外してカバー3を器具本体 1から取り外すことができるものである。
【0004】 さらに別のカバー取付構造としては図10に示すものがある。図10に示すも のは、器具本体1のカバー取付面の周縁近傍に、先端が器具本体1の中央に向け て折り曲げられた係止金具25を下端を支点として回動自在にカバー取付面と略 垂直に枢着し、この係止金具25を器具本体1の中央から周縁に向けてコイルば ね26により弾性付勢してあり、図11(a)に示すように、カバー3を手で押 し上げてカバー3周縁の枠24に設けられた板状の爪金具27を上記係止金具2 5に設けられている係止孔(図示せず)に挿入係止してカバー3を器具本体1に 固定し、カバー3を器具本体1から取り外すときには、図11(b)に示すよう にカバー3の枠24に天井面と略平行に往復動自在でかつコイルばね28によっ て枠24の外側に弾性付勢された解除レバー29を押し操作することによって、 解除レバー29の先端で係止金具25を器具本体1の中央に向けて回動させて係 止金具25と爪金具27とを外してカバー3を器具本体1から取り外すことがで きるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記第1の従来構成においては、カバー3を器具本体1に取り付けるときに、 カバー3を片手で保持しながらキックばね21の環部21aを受金具20の突起 部20aに引掛ける作業が困難であり、カバー3を取り外すときにもキックばね 21のばね力に抗してカバー3を引き下げる必要があり、カバー3をどの程度ま で引き下げれば取り外せるかが判別しにくいために、必要以上にカバー3を引き 下げようとしてカバー3を破損させてしまうという問題がある。
【0006】 また、上記第2の従来構成においては、カバー3の取り付けが容易な反面カバ ー3に係止用の溝24aを設ける必要があるため、既存の照明器具に適用するの が難しく汎用性に乏しいという問題と、カバー3を取り付けるときにカバー3を 回動させてしまうとスライド金具23と溝24aとが中途半端に係合してカバー 3が落下する恐れがあるという問題がある。
【0007】 さらに、上記第3の従来構成においては、カバー3と取り付けるときに器具本 体1との位置決めを全周で行う必要があるために取付作業が行いにくく、またカ バー3を取り外すときには爪金具27と係止金具25とが線当たりするため、解 除レバー29の先端で押された係止金具25の回動動作が爪金具27によって邪 魔され、操作性が悪化するという問題がある。
【0008】 本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、取り付け及び取外しを容易に するとともに汎用性を高めた照明器具のカバー取付構造の提供を目的とするもの である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、天井に配設された器具本体のカバー取 付面の周縁近傍にカバー取付面と略平行に器具本体の中央に向けて往復動自在に 取着されるとともに器具本体の中央から周縁に向かう方向に弾性付勢された可動 係合部と、可動係合部の周縁側の先端部に先端から下方へ向けて形成されるテー パ面と、可動係合部に一端が固定され器具本体から突出された他端が押し操作さ れて可動係合部を反弾性付勢方向に移動させる解除レバーと、略ロ字状に形成さ れ、上辺を支点として器具本体の中央に向けて回動自在でかつ下辺が器具本体の 周縁下方へ向いた位置で回動が規制されるように器具本体下面に枢着されるとと もに回動が規制される方向に弾性付勢され、側辺が上下方向伸縮自在でかつ縮む 方向に弾性付勢された取付金具と、カバー周縁からカバーの中央に向けて突設さ れカバーが器具本体に取着される際に可動係合部のテーパ面と当接し可動係合部 を反弾性付勢方向に移動させるとともに可動係合部の先端を乗り越えて可動係合 部と係合する固定係合部と、カバー周縁からカバーの中央下方に向けて延出され カバーが器具本体に取着される際に固定係合部の先端部が可動係合部のテーパ面 に当接する前に取付金具の下辺に当接し取付金具を回動させて取付金具の下辺に 係止される係止部とから成ることを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記構成によれば、天井に配設された器具本体の下面に枢着された取付金具の 下辺にカバーの周縁から延出された係止部の先端部を当接させながらカバーを上 方へ押し上げると、取付金具は係止部に押されて器具本体の中央に向けて回動し 、やがて係止部が取付金具の下辺を乗り越えて略ロ字状の取付金具の内側に嵌ま り係止部が取付金具に係止されるためカバーを器具本体に仮止めし、カバーの落 下防止を図ることができるものである。ここからさらにカバーを押し上げると、 カバーの周縁に突設された固定係合部が器具本体の可動係合部のテーパ面に当接 し、カバーが押し上げられるとともに固定係合部が可動係合部を反弾性付勢方向 に移動させるため、やがて固定係合部が可動係合部の先端を乗り越えて可動係合 部が弾性により元の位置に復帰して固定係合部と可動係合部とが係合し、カバー を器具本体に本固定することができるのである。なお、係止部はカバーの押し上 げ動作に伴って取付金具の内側を移動するので、カバーの押し上げ動作には何ら 支障を及ぼさないものである。
【0011】 また、器具本体から突出された解除レバーを押し操作することによって、解除 レバーの一端に固定された可動係合部が反弾性付勢方向に移動し、その結果可動 係合部と固定係合部との係合が解かれるので、カバーが引き下げるられることに よりまずカバーと器具本体との固定が外れる。しかし、カバーの係止部と器具本 体の取付金具とは係止されたままであるから、カバーから手が離されてもカバー の落下を防止できるのである。ここからさらにカバーが引き下げられると、カバ ーの係止部と器具本体の取付金具とが係止された状態を保ったまま取付金具の側 辺が下方へ伸長される。取付金具の側辺が伸長しきった状態でカバーの周縁と器 具本体との間から手を入れ、取付金具を器具本体の中央に向けて手動で回動させ ることにより係止部と取付金具との係止を外してカバーを器具本体から取り外す ことができるのである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 まず、本実施例におけるカバー取付構造の構成を図1乃至図3に基づいて説明 する。この照明器具は、図2に示すように、天井に配設された略円形の器具本体 1のカバー取付面(図2における下側の面)に蛍光ランプ2等の照明用のランプ が装着されるようになっており、開口を備えた略半球状のカバー3を、蛍光ラン プ2が開口内に収納されるように下方から器具本体1のカバー取付面に取り付け て構成されるものである。
【0013】 図3に本実施例のカバー取付構造に係る部分の分解斜視図を示す。器具本体1 の周縁近傍に略四角形の孔1aが設けてあり、さらにこの孔1aの両側にはねじ 挿通孔1bが穿孔されている。器具本体1の上方から上記孔1aに略L状に形成 された解除レバー4の短片4aが挿通され、解除レバー4の短片4aは、その端 部が長片4bに並行するように折り曲げるなどして形成された固定部4cを有し ており、この固定部4cにはねじ挿通孔4dが穿孔されている。そして、解除レ バー4の長片4bは器具本体1から突出させてある。
【0014】 また、底面と底面に連続する一つの側面を開口させて略箱状に形成された箱状 金具5と、略コ字の両端部を外側に略直角に折り曲げて形成された固定金具6と で可動係合部7を挟むようにして支持し、固定金具6の略直角に折り曲げられた 両端片に穿孔されたねじ孔6a,6aに、上記器具本体1のねじ挿通孔1b,1 bに器具本体1の上方側からそれぞれ挿通されたねじ8,8を螺合することによ って、箱状金具5、可動係合部7及び固定金具6を器具本体1のカバー取付面に 取着している。
【0015】 上記可動係合部7は、略四角柱状に形成されており、可動係合部7の先端部( 器具本体1の周縁側端部)には上辺から下方へ向けてテーパ面7aが形成されて いる。また、この可動係合部7は、箱状金具5と固定金具6とに挟まれた状態で 器具本体1のカバー取付面と略平行に器具本体1の中央に向けて往復動自在とな っている。可動係合部7の上面には一対のねじ孔7b,7bが穿設されている。 そして、箱状金具5の天面に設けた解除レバー用孔5aから解除レバー4の固定 部4cが挿通され、固定部4cに穿孔されたねじ挿通孔4d,4dに挿通された ねじ9,9を上記可動係合部のねじ孔7b,7bに各々螺合することにより、解 除レバー4の固定部が可動係合部7の上面に固定されている。さらに、図1に示 すように、箱状金具5の器具本体1中央側の側面にはコイルばね10係止用の突 起5bが突設され、この突起5bに一端が係止されたコイルばね10の他端が可 動係合部7のコイルばね10と対向する面に穿孔されたばね用孔7cに挿入固定 されているので、このコイルばね10によって可動係合部7は器具本体1の中央 から周縁に向かう方向に弾性付勢されている。さらに、この可動係合部7は、固 定金具6の器具本体1周縁側を上方へ折り曲げて形成されたストッパ6dによっ て、周縁に向かう方向への移動が規制されている。
【0016】 固定金具6の下面には一対の略T状の係止溝6b,6bが固定金具6の長手方 向に並行して設けてある。この係止溝6b,6bには、略コ字状に形成された基 体11に設けられた略T状の係止片11a,11aが挿入係止され、基体11は この係止片11a,11aが設けられた上辺11bを支点として器具本体1の中 央に向けて回動自在に枢着されている。また、固定金具6の基体11と対向する 面には、基体11の両側辺11c,11cが器具本体1の周縁下方へ向いた位置 で基体11と当接することにより、基体11の回動を規制する規制板6cが設け られている。さらに、基体11を上記規制板6cの方へ弾性付勢するためのコイ ルばね12が両端をそれぞれ基体11と固定金具6とに固定されて取着されてい る。
【0017】 また、基体11の両側辺11c,11cには、各々略T状の長孔11d,11 dが両側辺11c,11cの長手方向に穿孔されていて、両側辺11c,11c の先端は器具本体1の中央方向に略直角に折り曲げられて折曲片11e,11e が形成されている。一方、略コ字状であって両先端が略T状に形成された係止片 13の先端部は上記基体11の折曲片11e,11eに穿孔した孔11f,11 fに貫挿されるとともに、基体11の長孔11d,11dに係止片13の両先端 部が挿入係止されて、基体11と係止片13とで略ロ字状の取付金具14が構成 されている。
【0018】 ここで、図1に示すように、長孔11d,11dに係止された係止片13の両 先端部は略直角に折り曲げられており、係止片13は基体11の両側辺11c, 11cの長孔11d,11dに沿って往復動が可能であるから、係止片13と基 体11とから構成された取付金具14の両側辺は上下方向に伸縮自在となってい る。
【0019】 しかも、係止片13の並行する両側片13a,13aは各々コイルばね15, 15に挿通されており、図1に示すように、コイルばね15の両端は係止片13 の折り曲げられた先端部と基体11の折曲片11eとに係止されているため、取 付金具15の両側辺は共にコイルばね15,15によって縮む方向に弾性付勢さ れている。
【0020】 一方、カバー3の周縁の取付金具15に対応する位置には、固定係合部16及 び係止部17が取着されている。この固定係合部16は、略四角形状の板金の対 向する両辺を互いに反対方向に略直角に折り曲げて形成されている。係止部17 は略ロ字状に形成され、一対のねじ挿通孔17a,17aを備えた板状の取付板 17bが設けてある。また、固定係合部16の折り曲げられた両辺に挟まれた部 分には上記係止部17に設けられた取付板17bのねじ挿通孔17a,17aと 対応させてねじ孔16a,16aが設けてある。さらに、固定係合部16の折り 曲げられた一方の端片16bには、係止部17の略ロ字状の部分を突出させるた めの切り欠き16cが設けてある。
【0021】 上記の固定係合部16及び係止部17は以下のようにしてカバー3に取り付け られている。すなわち、固定係合部16と係止部17とに設けられたねじ孔16 a,16a及びねじ挿通孔17a,17aに対応させたねじ挿通孔18a,18 aが穿孔された板金具18をカバー3周縁の外側に当接し、カバー3の外側から 板金具18のねじ挿通孔18a,18aを挿通させたねじ19,19をカバー3 の周縁に穿孔したねじ挿通孔3a,3aに挿通させ、次にその先端がカバー3周 縁からカバー3の中央下方に向けて突出するように係止部17の取付板17bを カバー3の周縁内側に当接させてこの取付板17bのねじ挿通孔17a、17a にねじ19,19を挿通し、最後に、固定係合部16のねじ孔16a,16aに ねじ19,19を螺合して、固定係合部16及び係止部17をカバー3に取り付 け固定してある。
【0022】 このように取り付けられた固定係合部16の上側の端片16dは、カバー3の 周縁からカバー3の中央に向けて器具本体1のカバー取付面と並行するように突 出している。そして、この端片16dの先端上側は曲面形状に形成されている。 次に、本実施例においてカバー3を器具本体1に取り付ける手順について図4 を参照しながら説明する。まず、カバー3に取着された係止部17の先端部を器 具本体1の取付金具14の下辺に当接させながらカバー3を手で上方へ押し上げ る。すると、図4(a)に示すように、取付金具14は係止部17に押されて器 具本体1の中央に向けて回動させられる。さらに、カバー3を上方へ押し上げる と、やがて係止部17の先端部が取付金具14の下辺を乗り越えて、同図(b) に示すように、略ロ字状の取付金具14の内側に係止部17が嵌まり、その結果 係止部17が取付金具14に係止される。この状態で、カバー3は器具本体1に 仮止めされるので、このとき手を離してもカバー3が落下することはない。
【0023】 この仮止めの状態からさらにカバー3を押し上げると、今度は固定係合部16 のカバー3中央に向けて突出した端辺16dの曲面を有する先端部が、器具本体 1の可動係合部7のテーパ面7aに当接する。そして、カバー3が押し上げられ るとともに上記固定係合部16の端辺16dの曲面を有する先端部が可動係合部 7のテーパ面7aを摺動しながら、コイルばね10の弾発力に抗して可動係合部 7をその反弾性付勢方向に移動させる(同図(c)参照)。このとき、係止部1 7はカバー3が押し上げられるのに伴って取付金具14の内側を移動するので、 カバー3の押し上げ動作には何ら支障を及ぼさないものである。
【0024】 さらにカバー3を押し上げれば、固定係合部16の端辺16dの先端部が可動 係合部7の先端を乗り越え、コイルばね10の弾発力によって元の位置に復帰し た可動係合部7と固定係合部16とが係合し(同図(d)参照)、カバー3を器 具本体1に本固定して取り付けることができるのである。ここで、器具本体1に カバー3を固定している可動係合部7と固定係合部16とは、可動係合部7の上 側端面と固定係合部16の端片16dの下側面とで面当たりしており、従来のも のよりも操作性が改善されるのである。なお、カバー3が取り付けられた状態で 、カバー3の周縁上端部が器具本体1に当接する位置の器具本体1には緩衝材3 0が取着されており、カバー3の周縁と器具本体1とが直接当たって傷が付くの を防止している。
【0025】 次に、カバー3を器具本体1から取り外す手順について図5を参照しながら説 明する。器具本体1にカバー3が取り付けられた状態(図5(a)参照)から、 器具本体1の外側に突出されている解除レバー4を器具本体1の方へ押すと、解 除レバー4の短片4aに固定された可動係合部7が反弾性付勢方向に移動する。 そして、上記のように解除レバー4を押したまま、カバー3を手で持って下方に 引き下げると、可動係合部7と固定係合部16との係合が外れ(同図(b)参照 )、まずカバー3と器具本体1との固定が外れる。仮にこの状態でカバー3から 手を離しても、カバー3の係止部17と器具本体1の取付金具14とは係止され たままであるから、カバー3の落下を防止できるのである。
【0026】 さらにカバー3が引き下げられると、やがて係止部17の先端部と取付金具1 4の下辺とが当接する(同図(c)参照)。そして、カバー3が引き下げられる のに伴って、係止部17と取付金具14とが係止された状態を保ったまま取付金 具14の側辺がコイルばね15の弾発力に抗して下方へ伸長される。なお、この 場合カバー3を手で引き下げずともカバー3は自重で下がるので、手でカバー3 を支える程度でよい。取付金具14の側辺が伸長しきった状態(同図(d)参照 )でカバー3の周縁と器具本体1との間から手を入れ、取付金具14を器具本体 1の中央に向けて手動で回動させることにより、係止部17と取付金具14との 係止を外してカバー3を器具本体1から取り外すことができるのである。
【0027】 なお、本実施例においては、器具本体1とカバー3の一方の取付構造について のみ説明したが、同じ取付構造を器具本体1を挟んで対向する位置に2箇所設け て取り付けるようにしてもよいし、あるいは、上記取付構造を1箇所に設け、例 えば器具本体1を挟んで上記取付構造に対向する位置等に係止手段を設けるよう にしてもよい。また、本発明の取付構造は本実施例で説明した丸型の照明器具に 限定するものではなく、他の形状の照明器具にも適用可能なことは言うまでもな い。
【0028】
【考案の効果】
本考案は、天井に配設された器具本体のカバー取付面の周縁近傍にカバー取付 面と略平行に器具本体の中央に向けて往復動自在に取着されるとともに器具本体 の中央から周縁に向かう方向に弾性付勢された可動係合部と、可動係合部の周縁 側の先端部に先端から下方へ向けて形成されるテーパ面と、可動係合部に一端が 固定され器具本体から突出された他端が押し操作されて可動係合部を反弾性付勢 方向に移動させる解除レバーと、略ロ字状に形成され、上辺を支点として器具本 体の中央に向けて回動自在でかつ下辺が器具本体の周縁下方へ向いた位置で回動 が規制されるように器具本体下面に枢着されるとともに回動が規制される方向に 弾性付勢され、側辺が上下方向伸縮自在でかつ縮む方向に弾性付勢された取付金 具と、カバー周縁からカバーの中央に向けて突設されカバーが器具本体に取着さ れる際に可動係合部のテーパ面と当接し可動係合部を反弾性付勢方向に移動させ るとともに可動係合部の先端を乗り越えて可動係合部と係合する固定係合部と、 カバー周縁からカバーの中央下方に向けて延出されカバーが器具本体に取着され る際に固定係合部の先端部が可動係合部のテーパ面に当接する前に取付金具の下 辺に当接し取付金具を回動させて取付金具の下辺に係止される係止部とからカバ ーの取付構造を構成したので、カバーの係止部と器具本体の取付金具とを係止さ せてカバーを器具本体に仮止めすることによってカバーの落下を防止でき、しか も係止部の先端部を取付金具の下辺に当接させてカバーを押し上げるだけで係止 部と取付金具とを係止できるため、従来に比べて器具本体へのカバーの仮止めが 容易になり、さらにカバーを押し上げるだけで可動係合部と固定係合部との係合 によってカバーを器具本体に確実に固定でき、器具本体にカバーを取り付ける作 業が容易になるという効果がある。また、解除レバーで可動係合部と固定係合部 との係合による固定を外せば、カバーは手で引き下げるまでもなく、取付金具が 伸長しきる位置まで自重で下がるので、カバー取外しの際に不必要にカバーを引 き下げることによってカバーを破損させてしまうのを防止できるとともに、カバ ー取外しの際のカバー落下も防止できるという効果がある。さらに、取付金具が 下方に伸長することによって、カバーが器具本体に仮止めされた状態におけるカ バーと器具本体との隙間を大きくすることができるので、この隙間から手が入れ やすくなる。その結果、取付金具を回動させてカバーを取り外す作業がし易くな り、ランプ交換などの作業性を向上させることができるという効果がある。さら にまた、本考案の取付構造は既存の照明器具にも容易に取り付けることができる ために汎用性が高く、その結果照明器具の製造コストの削減を図ることができる という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す断面図である。
【図2】同上の照明器具全体を示す平面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】(a)〜(d)は同上におけるカバーの取付手
順を説明する説明図である。
【図5】(a)〜(d)は同上におけるカバーの取外し
手順を説明する説明図である。
【図6】従来例の要部を示す斜視図である。
【図7】(a)〜(c)は同上の取付手順を説明する説
明図である。
【図8】他の従来例を示す要部断面図である。
【図9】(a)は同上の取付手順を説明する説明図、
(b)は同上の取外し手順を説明する説明図である。
【図10】さらに別の従来例を示す要部断面図である。
【図11】(a)は同上の取付手順を説明する説明図、
(b)は同上の取外し手順を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 器具本体 3 カバー 4 解除レバー 7 可動係合部 7a テーパ面 10 コイルばね 12 コイルばね 14 取付金具 15 コイルばね 16 固定係合部 17 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に配設された器具本体のカバー取付
    面の周縁近傍にカバー取付面と略平行に器具本体の中央
    に向けて往復動自在に取着されるとともに器具本体の中
    央から周縁に向かう方向に弾性付勢された可動係合部
    と、可動係合部の周縁側の先端部に先端から下方へ向け
    て形成されるテーパ面と、可動係合部に一端が固定され
    器具本体から突出された他端が押し操作されて可動係合
    部を反弾性付勢方向に移動させる解除レバーと、略ロ字
    状に形成され、上辺を支点として器具本体の中央に向け
    て回動自在でかつ下辺が器具本体の周縁下方へ向いた位
    置で回動が規制されるように器具本体下面に枢着される
    とともに回動が規制される方向に弾性付勢され、側辺が
    上下方向伸縮自在でかつ縮む方向に弾性付勢された取付
    金具と、カバー周縁からカバーの中央に向けて突設され
    カバーが器具本体に取着される際に可動係合部のテーパ
    面と当接し可動係合部を反弾性付勢方向に移動させると
    ともに可動係合部の先端を乗り越えて可動係合部と係合
    する固定係合部と、カバー周縁からカバーの中央下方に
    向けて延出されカバーが器具本体に取着される際に固定
    係合部の先端部が可動係合部のテーパ面に当接する前に
    取付金具の下辺に当接し取付金具を回動させて取付金具
    の下辺に係止される係止部とから成ることを特徴とする
    照明器具のカバー取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102384687B1 (ko) * 2021-08-05 2022-04-11 박갑종 개선된 커버 장착구조를 갖는 천정등

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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