JPH07258154A - 乳酸エステルの製法 - Google Patents
乳酸エステルの製法Info
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- JPH07258154A JPH07258154A JP6077762A JP7776294A JPH07258154A JP H07258154 A JPH07258154 A JP H07258154A JP 6077762 A JP6077762 A JP 6077762A JP 7776294 A JP7776294 A JP 7776294A JP H07258154 A JPH07258154 A JP H07258154A
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- reaction
- oxide
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ラクトアミドとアルコ−ルから乳酸エステル
を、高選択率、高収率で製造することができる方法を提
供することにある。 【構成】 ラクトアミドとアルコ−ルを、不溶性の金属
酸化物触媒の存在下に、液相、加圧下で反応させて乳酸
エステルを製造する。
を、高選択率、高収率で製造することができる方法を提
供することにある。 【構成】 ラクトアミドとアルコ−ルを、不溶性の金属
酸化物触媒の存在下に、液相、加圧下で反応させて乳酸
エステルを製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラクトアミドとアルコ
ールから乳酸エステルを製造する方法に関する。乳酸エ
ステルは高沸点溶剤として用いられるほか、食品添加
物、香料、医薬、農薬等の原料として用いられている工
業的に重要な化合物である。
ールから乳酸エステルを製造する方法に関する。乳酸エ
ステルは高沸点溶剤として用いられるほか、食品添加
物、香料、医薬、農薬等の原料として用いられている工
業的に重要な化合物である。
【0002】
【従来の技術】乳酸エステルを製造する方法としては、
ラクトニトリル、アルコール、水および鉱酸を原料とし
て直接乳酸エステルを製造する方法が従来から知られて
いる。例えば、特公昭30−8061号公報にはラクト
ニトリルをアルコールおよび水に溶解し、硫酸を加えて
加水分解ならびにエステル化を行い、生成する混合物に
加熱下でアルコール蒸気を導入する方法が開示されてい
る。特公昭40−2333号公報にはラクトニトリルと
アルコールおよび硫酸を用いて110℃の温度で加水分
解ならびにエステル化を行う方法が開示されている。特
公昭47−13027号公報には実質的に無水の状態で
塩化水素の存在下にラクトニトリルとアルコールを反応
させる方法が開示されている。特公昭63−66304
号公報にラクトニトリルを0.8〜1.1倍モルの水お
よび硫酸と反応させ、ついで反応物にラクトニトリルに
対して0.5〜2倍モルの水およびアルコールを添加し
てエステル化を行う方法が開示されている。しかし、こ
れらの方法は乳酸エステルの2量体やエーテルが副生し
たり、あるいは多量の硫酸アンモニウム、メチル硫酸ア
ンモニウムもしくは塩化アンモニウムを副生したりし
て、その処理に多大な費用を要すると共に目的生成物で
あるカルボン酸エステルを高純度で分離生成することが
困難である。また、硫酸もしくは塩酸を使用するために
反応装置は高価な耐蝕性材料を使用しなければならな
い。
ラクトニトリル、アルコール、水および鉱酸を原料とし
て直接乳酸エステルを製造する方法が従来から知られて
いる。例えば、特公昭30−8061号公報にはラクト
ニトリルをアルコールおよび水に溶解し、硫酸を加えて
加水分解ならびにエステル化を行い、生成する混合物に
加熱下でアルコール蒸気を導入する方法が開示されてい
る。特公昭40−2333号公報にはラクトニトリルと
アルコールおよび硫酸を用いて110℃の温度で加水分
解ならびにエステル化を行う方法が開示されている。特
公昭47−13027号公報には実質的に無水の状態で
塩化水素の存在下にラクトニトリルとアルコールを反応
させる方法が開示されている。特公昭63−66304
号公報にラクトニトリルを0.8〜1.1倍モルの水お
よび硫酸と反応させ、ついで反応物にラクトニトリルに
対して0.5〜2倍モルの水およびアルコールを添加し
てエステル化を行う方法が開示されている。しかし、こ
れらの方法は乳酸エステルの2量体やエーテルが副生し
たり、あるいは多量の硫酸アンモニウム、メチル硫酸ア
ンモニウムもしくは塩化アンモニウムを副生したりし
て、その処理に多大な費用を要すると共に目的生成物で
あるカルボン酸エステルを高純度で分離生成することが
困難である。また、硫酸もしくは塩酸を使用するために
反応装置は高価な耐蝕性材料を使用しなければならな
い。
【0003】カルボン酸アミドからカルボン酸エステル
を製造する方法として、特開昭52−3015号公報に
は陰イオンがエステルを形成する酸の残基である少なく
とも部分的に溶解した金属カルボキシレートの存在下で
反応を実施する方法が記載されている。しかし、この方
法は、カルボン酸エステルの収率が低く実用的ではない
上に、触媒の回収が困難である。その他に特開平2−2
68137号公報、特開平3−48637号公報、特開
平3−141242号公報、特公平3−53292号公
報などにはカルボン酸アミドとギ酸エステル、またはア
ルコールと一酸化炭素とを反応させてカルボン酸エステ
ルとホルムアミドを製造する方法が記載されている。し
かし、これらの方法では、高価なギ酸エステルを用いた
り、毒性の強い一酸化炭素を高圧で使用する必要があ
る。
を製造する方法として、特開昭52−3015号公報に
は陰イオンがエステルを形成する酸の残基である少なく
とも部分的に溶解した金属カルボキシレートの存在下で
反応を実施する方法が記載されている。しかし、この方
法は、カルボン酸エステルの収率が低く実用的ではない
上に、触媒の回収が困難である。その他に特開平2−2
68137号公報、特開平3−48637号公報、特開
平3−141242号公報、特公平3−53292号公
報などにはカルボン酸アミドとギ酸エステル、またはア
ルコールと一酸化炭素とを反応させてカルボン酸エステ
ルとホルムアミドを製造する方法が記載されている。し
かし、これらの方法では、高価なギ酸エステルを用いた
り、毒性の強い一酸化炭素を高圧で使用する必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】従来の技術におい
て、ラクトアミドのエステル化により乳酸エステルを製
造する際には多量の硫酸、塩酸などの副原料を必要とし
たり、触媒を用いる場合も収率が低く煩雑な精製工程を
必要とするなど工業的に実施するには種々の問題があっ
た。本発明の目的は、ラクトアミドとアルコ−ルから乳
酸エステルの製造を工業的に有利に実施できる方法を提
供することにあり、具体的には、不溶性の金属酸化物触
媒を用いることにより、高収率、高選択率で乳酸エステ
ルを製造することができる新規な乳酸エステルの製造法
を提供することにある。
て、ラクトアミドのエステル化により乳酸エステルを製
造する際には多量の硫酸、塩酸などの副原料を必要とし
たり、触媒を用いる場合も収率が低く煩雑な精製工程を
必要とするなど工業的に実施するには種々の問題があっ
た。本発明の目的は、ラクトアミドとアルコ−ルから乳
酸エステルの製造を工業的に有利に実施できる方法を提
供することにあり、具体的には、不溶性の金属酸化物触
媒を用いることにより、高収率、高選択率で乳酸エステ
ルを製造することができる新規な乳酸エステルの製造法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラクトアミド
とアルコールを、不溶性の金属酸化物触媒の存在下に液
相、加圧下で反応させることを特徴とする乳酸エステル
の製法に関する。
とアルコールを、不溶性の金属酸化物触媒の存在下に液
相、加圧下で反応させることを特徴とする乳酸エステル
の製法に関する。
【0006】以下、本発明を詳しく説明する。本発明の
方法において用いる触媒は、不溶性の金属酸化物触媒で
ある。不溶性とは反応系に実質的に溶解せず、反応後分
離が容易であることを意味する。金属酸化物触媒として
は、周期律表のIB 族元素(特にCu,Ag)、IIB 族
元素(特にZn)、IIIA族元素(特にSc,Y)、IIIB
族元素(特にAl,Tl)、IVA 族元素(特にTi,Z
r,Hf)、IVB 族元素(特にSi,Sn,Pb)、VA
族元素(特にV,Nb,Ta)、VB族元素(特にSb,
Bi)、VIA 族元素(特にCr,Mo,W)、VIIA族元
素(特にTc,Re)、VIII族元素(特にFe,Co,
Ni)およびランタノイド元素(特にLa,Ce)から
選ばれた1 種または2種以上の元素を含む酸化物であ
る。この本発明の酸化物の範囲には水和酸化物も含む。
好ましくはCu、Ag、Zn、Al、Tl、Ti、Z
r、Hf、Si、Sn、Pb、V、Nb、Ta、Sb、
Bi、Cr、Mo、W、Fe、Co、Ni、Laおよび
Ceから選ばれた1 種または2種以上の元素を含む酸化
物である。より好ましくはSb、Bi、Zr、Nb、T
l、Al、W、LaおよびCeから選ばれた1 種または
2種以上の元素を含む酸化物、並びに〔A〕Sb、Zr
およびBiからなる群より選ばれた少なくとも1 種の元
素と〔B〕周期律表のIA族元素(特にNa,K,R
b,Cs)、IB 族元素(特にCu,Ag,Au)、II
A 族元素(特にCa,Sr,Ba)、IIB 族元素(特に
Zn,Cd)、IIIA族元素(特にSc,Y)、IIIB族元
素(特にB,Al,Ga,In,Tl)、IVA族元素
(特にTi,Hf,) 、IVB 族元素(特にSi,Ge,
Sn,Pb)、VA族元素(特にV,Nb,Ta)、VB族
元素(特にP)、VIA 族元素(特にCr,Mo,W)、
VIB 族元素(特にS,Se,Te)、VIIA族元素(特に
Mn)、VIII族元素(特にFe,Co,Ni,Ru,R
h,Pd,Os,Pt)およびランタノイド元素(特に
La,Ce)から選ばれた1 種または2種以上の元素を
含む酸化物である。
方法において用いる触媒は、不溶性の金属酸化物触媒で
ある。不溶性とは反応系に実質的に溶解せず、反応後分
離が容易であることを意味する。金属酸化物触媒として
は、周期律表のIB 族元素(特にCu,Ag)、IIB 族
元素(特にZn)、IIIA族元素(特にSc,Y)、IIIB
族元素(特にAl,Tl)、IVA 族元素(特にTi,Z
r,Hf)、IVB 族元素(特にSi,Sn,Pb)、VA
族元素(特にV,Nb,Ta)、VB族元素(特にSb,
Bi)、VIA 族元素(特にCr,Mo,W)、VIIA族元
素(特にTc,Re)、VIII族元素(特にFe,Co,
Ni)およびランタノイド元素(特にLa,Ce)から
選ばれた1 種または2種以上の元素を含む酸化物であ
る。この本発明の酸化物の範囲には水和酸化物も含む。
好ましくはCu、Ag、Zn、Al、Tl、Ti、Z
r、Hf、Si、Sn、Pb、V、Nb、Ta、Sb、
Bi、Cr、Mo、W、Fe、Co、Ni、Laおよび
Ceから選ばれた1 種または2種以上の元素を含む酸化
物である。より好ましくはSb、Bi、Zr、Nb、T
l、Al、W、LaおよびCeから選ばれた1 種または
2種以上の元素を含む酸化物、並びに〔A〕Sb、Zr
およびBiからなる群より選ばれた少なくとも1 種の元
素と〔B〕周期律表のIA族元素(特にNa,K,R
b,Cs)、IB 族元素(特にCu,Ag,Au)、II
A 族元素(特にCa,Sr,Ba)、IIB 族元素(特に
Zn,Cd)、IIIA族元素(特にSc,Y)、IIIB族元
素(特にB,Al,Ga,In,Tl)、IVA族元素
(特にTi,Hf,) 、IVB 族元素(特にSi,Ge,
Sn,Pb)、VA族元素(特にV,Nb,Ta)、VB族
元素(特にP)、VIA 族元素(特にCr,Mo,W)、
VIB 族元素(特にS,Se,Te)、VIIA族元素(特に
Mn)、VIII族元素(特にFe,Co,Ni,Ru,R
h,Pd,Os,Pt)およびランタノイド元素(特に
La,Ce)から選ばれた1 種または2種以上の元素を
含む酸化物である。
【0007】触媒が2種以上の元素からなる場合、その
割合は任意の範囲で変えることができる。特に、上記の
〔A〕と〔B〕の元素からなる酸化物の場合には、原子
比で〔A〕の元素1に対し〔B〕の元素10以下、好ま
しくは0.01〜5の範囲である。
割合は任意の範囲で変えることができる。特に、上記の
〔A〕と〔B〕の元素からなる酸化物の場合には、原子
比で〔A〕の元素1に対し〔B〕の元素10以下、好ま
しくは0.01〜5の範囲である。
【0008】本発明の触媒は、市販の酸化物あるいは調
製したもの何れも用いることができる。調製法として
は、この種の技術分野で知られている任意の方法を用い
ることができる。触媒を構成する各成分の出発原料とし
ては、それぞれの成分の金属、酸化物、水酸化物、塩化
物、無機酸塩、有機酸塩などの多くの種類のものの中か
ら選ぶことができる。また、化学処理、焼成処理などを
施すことにより酸化物、水酸化物となり得るようなもの
も使用できる。
製したもの何れも用いることができる。調製法として
は、この種の技術分野で知られている任意の方法を用い
ることができる。触媒を構成する各成分の出発原料とし
ては、それぞれの成分の金属、酸化物、水酸化物、塩化
物、無機酸塩、有機酸塩などの多くの種類のものの中か
ら選ぶことができる。また、化学処理、焼成処理などを
施すことにより酸化物、水酸化物となり得るようなもの
も使用できる。
【0009】アンチモン成分原料としては、三酸化二ア
ンチモン、四酸化二アンチモン、五酸化二アンチモン、
アンチモン酸、アンチモン酸塩、硫化アンチモン、塩化
アンチモンなどを用いることができる。金属アンチモン
の硝酸酸化によって得られる生成物を用いてもよい。ビ
スマス成分原料としては、金属ビスマス、三酸化二ビス
マス、塩化ビスマス、硝酸ビスマス、硫酸ビスマス、蓚
酸ビスマス、塩基性酢酸ビスマス、塩基性硝酸ビスマス
などを用いることができる。ジルコニウム成分原料とし
ては、二酸化ジルコニウム、ジルコニウムアセチルアセ
トナ−ト、塩化ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウ
ム、硝酸ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、ジルコニウ
ム(IV)イソプロポキシドなどを用いることができる。
ンチモン、四酸化二アンチモン、五酸化二アンチモン、
アンチモン酸、アンチモン酸塩、硫化アンチモン、塩化
アンチモンなどを用いることができる。金属アンチモン
の硝酸酸化によって得られる生成物を用いてもよい。ビ
スマス成分原料としては、金属ビスマス、三酸化二ビス
マス、塩化ビスマス、硝酸ビスマス、硫酸ビスマス、蓚
酸ビスマス、塩基性酢酸ビスマス、塩基性硝酸ビスマス
などを用いることができる。ジルコニウム成分原料とし
ては、二酸化ジルコニウム、ジルコニウムアセチルアセ
トナ−ト、塩化ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウ
ム、硝酸ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、ジルコニウ
ム(IV)イソプロポキシドなどを用いることができる。
【0010】鉄成分の原料としては、金属鉄、酸化第一
鉄、酸化第二鉄、四三酸化鉄、硝酸鉄、酢酸鉄、蓚酸鉄
などが用いられる。ニッケル成分の原料としては、金属
ニッケル、酸化ニッケル、硝酸ニッケル、酢酸ニッケ
ル、蓚酸ニッケルなどが用いられる。タングステン成分
原料としては、金属タングステン、酸化タングステン、
タングステン酸、塩化タングステンなどが用いられる。
その他成分の原料としては、それぞれの成分の酸化物、
水酸化物、塩化物、硝酸塩など、多くの種類から選ぶこ
とができる。
鉄、酸化第二鉄、四三酸化鉄、硝酸鉄、酢酸鉄、蓚酸鉄
などが用いられる。ニッケル成分の原料としては、金属
ニッケル、酸化ニッケル、硝酸ニッケル、酢酸ニッケ
ル、蓚酸ニッケルなどが用いられる。タングステン成分
原料としては、金属タングステン、酸化タングステン、
タングステン酸、塩化タングステンなどが用いられる。
その他成分の原料としては、それぞれの成分の酸化物、
水酸化物、塩化物、硝酸塩など、多くの種類から選ぶこ
とができる。
【0011】これらの触媒原料を、所望の組成比になる
ように混合または共沈、乾燥、ついで焼成することによ
り触媒が製造される。触媒を構成する各成分は緻密に混
和されて一体となっていることが望ましい。また、この
系統の触媒は焼成により触媒活性が発現するので、所望
の組成に調製した触媒組成物は150℃ないし1000
℃の温度で0.5時間ないし48時間焼成するのが望ま
しい。製造された触媒において触媒成分がいかなる形態
をしているかは明らかではないが、酸化物、水和酸化
物、水酸化物またはそれらの複合物、混合物であると考
えられる。
ように混合または共沈、乾燥、ついで焼成することによ
り触媒が製造される。触媒を構成する各成分は緻密に混
和されて一体となっていることが望ましい。また、この
系統の触媒は焼成により触媒活性が発現するので、所望
の組成に調製した触媒組成物は150℃ないし1000
℃の温度で0.5時間ないし48時間焼成するのが望ま
しい。製造された触媒において触媒成分がいかなる形態
をしているかは明らかではないが、酸化物、水和酸化
物、水酸化物またはそれらの複合物、混合物であると考
えられる。
【0012】触媒が1種の元素の酸化物である場合、た
とえば、アンチモン酸化物の場合、三酸化二アンチモン
は三塩化アンチモンを加水分解した後、炭酸ナトリウム
水溶液とともに煮沸すると得られる。四酸化二アンチモ
ンは三酸化二アンチモンを空気中で加熱すると得られ
る。五酸化二アンチモンはアンチモンを塩酸に溶解さ
せ、これに濃硝酸を加えてできた沈殿を780℃で加熱
すると得られる。ジルコニウム酸化物の場合、二酸化ジ
ルコニウムはオキシ塩化ジルコニウムや硝酸ジルコニ
ル、硫酸ジルコニウム等の水溶液をアンモニア水で加水
分解したのち、水洗、乾燥、焼成することにより得られ
る。ジルコニウムアセチルアセトナ−トを焼成しても得
られる。また、ビスマス酸化物の場合、三酸化二ビスマ
スは蓚酸ビスマス、塩基性硝酸ビスマスを焼成すると得
られる。硝酸ビスマスを希硝酸に溶解させ、アンモニア
水で加水分解したのち、水洗、乾燥、焼成することによ
っても得られる。
とえば、アンチモン酸化物の場合、三酸化二アンチモン
は三塩化アンチモンを加水分解した後、炭酸ナトリウム
水溶液とともに煮沸すると得られる。四酸化二アンチモ
ンは三酸化二アンチモンを空気中で加熱すると得られ
る。五酸化二アンチモンはアンチモンを塩酸に溶解さ
せ、これに濃硝酸を加えてできた沈殿を780℃で加熱
すると得られる。ジルコニウム酸化物の場合、二酸化ジ
ルコニウムはオキシ塩化ジルコニウムや硝酸ジルコニ
ル、硫酸ジルコニウム等の水溶液をアンモニア水で加水
分解したのち、水洗、乾燥、焼成することにより得られ
る。ジルコニウムアセチルアセトナ−トを焼成しても得
られる。また、ビスマス酸化物の場合、三酸化二ビスマ
スは蓚酸ビスマス、塩基性硝酸ビスマスを焼成すると得
られる。硝酸ビスマスを希硝酸に溶解させ、アンモニア
水で加水分解したのち、水洗、乾燥、焼成することによ
っても得られる。
【0013】触媒の形態は、粉体、球状、ペレットなど
いかなる形状で使用してもよい。また、触媒は坦体に担
持して用いることもできる。坦体としては例えば、活性
炭、アルミナ、シリカ等を用いることができる。これら
の触媒は、水、アルコールなどに溶けにくいため、反応
終了後の触媒の回収が容易である。
いかなる形状で使用してもよい。また、触媒は坦体に担
持して用いることもできる。坦体としては例えば、活性
炭、アルミナ、シリカ等を用いることができる。これら
の触媒は、水、アルコールなどに溶けにくいため、反応
終了後の触媒の回収が容易である。
【0014】本発明の反応は、ラクトアミドとアルコー
ルとの反応を、上記触媒の存在下に液相、加圧下で行う
ことが必要である。本発明に用いられるアルコ−ルの代
表例としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、ベンジルアルコール等が挙げられる。
アルコールの使用量は、ラクトアミドに対して1〜50
倍モル、好ましくは2〜20倍モルの範囲で用いるのが
よい。
ルとの反応を、上記触媒の存在下に液相、加圧下で行う
ことが必要である。本発明に用いられるアルコ−ルの代
表例としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、ベンジルアルコール等が挙げられる。
アルコールの使用量は、ラクトアミドに対して1〜50
倍モル、好ましくは2〜20倍モルの範囲で用いるのが
よい。
【0015】反応温度は、150〜260℃、好ましく
は180〜240℃の範囲で行うのがよい。150℃よ
り低い温度では反応速度が小さくなり、また260℃よ
り高い温度ではα−メトキシ乳酸エステル、乳酸などの
副生成物量が多くなり好ましくない。本発明の反応は、
反応系内に水が存在しない方が好ましいが、水の量がラ
クトアミドに対して3 倍モル以下なら反応は進行する。
は180〜240℃の範囲で行うのがよい。150℃よ
り低い温度では反応速度が小さくなり、また260℃よ
り高い温度ではα−メトキシ乳酸エステル、乳酸などの
副生成物量が多くなり好ましくない。本発明の反応は、
反応系内に水が存在しない方が好ましいが、水の量がラ
クトアミドに対して3 倍モル以下なら反応は進行する。
【0016】反応圧力は、3〜100気圧、好ましくは
10〜80気圧、より好ましくは20〜50気圧の範囲
で行うのがよい。
10〜80気圧、より好ましくは20〜50気圧の範囲
で行うのがよい。
【0017】本反応は、溶媒の共存下に反応を行うこと
もできる。例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
n-ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等を
挙げることができる。また、反応の形式は、回分式、連
続式の何れの方法により行うことができるが、工業的に
は連続式の方法で行うのが好ましい。
もできる。例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
n-ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等を
挙げることができる。また、反応の形式は、回分式、連
続式の何れの方法により行うことができるが、工業的に
は連続式の方法で行うのが好ましい。
【0018】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明の方法を更に詳
しく説明する。
しく説明する。
【0019】実施例1 ラクトアミド17.8g、メタノール48g、触媒とし
て水酸化ジルコニウムを400℃で2時間焼成したもの
4gを200mlのオートクレーブに仕込み、圧力を3
4気圧に保ち、攪拌下、反応温度150〜250℃で2
時間反応を行なった。この間オートクレーブへ窒素ガス
を毎分200mlの割合で送り込み、生成するアンモニ
アをオートクレーブから窒素ガスと共に放出した。反応
後、反応液を冷却し、触媒を濾別後ガスクロマトグラフ
ィーにより反応生成物の分析を行なった。
て水酸化ジルコニウムを400℃で2時間焼成したもの
4gを200mlのオートクレーブに仕込み、圧力を3
4気圧に保ち、攪拌下、反応温度150〜250℃で2
時間反応を行なった。この間オートクレーブへ窒素ガス
を毎分200mlの割合で送り込み、生成するアンモニ
アをオートクレーブから窒素ガスと共に放出した。反応
後、反応液を冷却し、触媒を濾別後ガスクロマトグラフ
ィーにより反応生成物の分析を行なった。
【0020】実施例2 オキシ塩化ジルコニウム100gを水300mlに溶解
させ、28%アンモニア水でPH8に調整した。生成し
た沈澱物を洗浄した後、一昼夜110℃で乾燥し、40
0℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触媒
として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行
った。
させ、28%アンモニア水でPH8に調整した。生成し
た沈澱物を洗浄した後、一昼夜110℃で乾燥し、40
0℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触媒
として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行
った。
【0021】実施例3 水酸化ジルコニウム(含水量30wt%)4gを触媒と
して用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行な
った。
して用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行な
った。
【0022】実施例4 硝酸ジルコニル73gを水250mlに溶解させ、攪拌
しながらシリカゾル(SiO2 濃度20wt%)82g
を加えた後、28%アンモニア水でPH9.2に調整し
た。このスラリーを蒸発乾固させた後、250℃で2時
間、ついで500℃で2時間焼成を行った。得られた酸
化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の
方法で反応を行った。
しながらシリカゾル(SiO2 濃度20wt%)82g
を加えた後、28%アンモニア水でPH9.2に調整し
た。このスラリーを蒸発乾固させた後、250℃で2時
間、ついで500℃で2時間焼成を行った。得られた酸
化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の
方法で反応を行った。
【0023】実施例5 硝酸鉄(III)九水和物80.8gを水250mlに溶解
させる。この中へ硝酸ジルコニル二水和物106.8g
を加えた後、28%アンモニア水でPH8に調整した。
生成した沈澱物を洗浄した後、一昼夜110℃で乾燥
し、400℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4
gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で
反応を行った。
させる。この中へ硝酸ジルコニル二水和物106.8g
を加えた後、28%アンモニア水でPH8に調整した。
生成した沈澱物を洗浄した後、一昼夜110℃で乾燥
し、400℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4
gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で
反応を行った。
【0024】実施例6〜9 ジルコニウムと亜鉛、ジルコニウムとタリウム、ジルコ
ニウムと銀、およびジルコニウムと銅の酸化物(いずれ
も金属元素の原子比は1:1である)を実施例5と同様
の方法で調製した。これら得られた酸化物4gを触媒と
して用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行な
った。
ニウムと銀、およびジルコニウムと銅の酸化物(いずれ
も金属元素の原子比は1:1である)を実施例5と同様
の方法で調製した。これら得られた酸化物4gを触媒と
して用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行な
った。
【0025】実施例10 硝酸ビスマスを400℃で2時間焼成したもの4gを触
媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を
行なった。
媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を
行なった。
【0026】実施例11 塩基性硝酸ビスマスを500℃で2時間焼成したもの4
gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で
反応を行なった。
gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で
反応を行なった。
【0027】実施例12 硝酸ビスマス80gを10%硝酸100mlに溶解さ
せ、攪拌しながら28%アンモニア水でPH8に調整
し、水酸化ビスマスを沈澱させた。。この沈澱物を水洗
した後、一昼夜110℃で乾燥した。この乾燥物には、
酸化物の外に水酸化物が一部含まれていた。得られた酸
化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の
方法で反応を行った。
せ、攪拌しながら28%アンモニア水でPH8に調整
し、水酸化ビスマスを沈澱させた。。この沈澱物を水洗
した後、一昼夜110℃で乾燥した。この乾燥物には、
酸化物の外に水酸化物が一部含まれていた。得られた酸
化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の
方法で反応を行った。
【0028】実施例13 硝酸ビスマス80gを10%硝酸100mlに溶解さ
せ、攪拌しながら28%アンモニア水でPH8に調整
し、水酸化ビスマスを沈澱させた。。この沈澱物を水洗
した後、一昼夜110℃で乾燥し、250℃で焼成し
た。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実
施例1と同様の方法で反応を行った。
せ、攪拌しながら28%アンモニア水でPH8に調整
し、水酸化ビスマスを沈澱させた。。この沈澱物を水洗
した後、一昼夜110℃で乾燥し、250℃で焼成し
た。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実
施例1と同様の方法で反応を行った。
【0029】実施例14 硝酸ビスマス48.5gを10%硝酸40mlに溶解さ
せたものをシリカ担体60gに含浸させ、アンモニアガ
スに20分間さらした。その後250℃で2時間焼成を
行った。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外
は、実施例1と同様の方法で反応を行った。
せたものをシリカ担体60gに含浸させ、アンモニアガ
スに20分間さらした。その後250℃で2時間焼成を
行った。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外
は、実施例1と同様の方法で反応を行った。
【0030】実施例15 硝酸鉄(III)九水和物83.0gを水300mlに溶解
させる。この中へ塩基性硝酸ビスマス58.7gを加え
た後、28%アンモニア水でPH8に調整した。生成し
た沈澱物を洗浄した後、一昼夜110℃で乾燥し、40
0℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触媒
として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行
った。
させる。この中へ塩基性硝酸ビスマス58.7gを加え
た後、28%アンモニア水でPH8に調整した。生成し
た沈澱物を洗浄した後、一昼夜110℃で乾燥し、40
0℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触媒
として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行
った。
【0031】実施例16〜19 ビスマスとコバルト、ビスマスとランタン、ビスマスと
セリウム、およびビスマスと銅の酸化物(いずれも金属
元素の原子比は1:1である)を実施例15と同様の方
法で調製した。これら得られた酸化物4gを触媒として
用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行なっ
た。
セリウム、およびビスマスと銅の酸化物(いずれも金属
元素の原子比は1:1である)を実施例15と同様の方
法で調製した。これら得られた酸化物4gを触媒として
用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行なっ
た。
【0032】実施例20〜23 三酸化二アンチモン(senarmontite) 、三酸化二アンチ
モン(valentinite)、四酸化二アンチモンまたはアンチ
モン酸の4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同
様の方法で反応を行った。
モン(valentinite)、四酸化二アンチモンまたはアンチ
モン酸の4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同
様の方法で反応を行った。
【0033】実施例24 アンチモン酸を300℃で3時間焼成したもの4gを触
媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を
行なった。
媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を
行なった。
【0034】実施例25 シリカゾル(SiO2 濃度20wt%)300gにアン
チモン酸396gを加え攪拌しながら蒸発乾固させた後
160℃で一晩乾燥させた。その後500℃で2時間焼
成を行った。得られた酸化物4gを触媒として用いた以
外は、実施例1と同様の方法で反応を行った。
チモン酸396gを加え攪拌しながら蒸発乾固させた後
160℃で一晩乾燥させた。その後500℃で2時間焼
成を行った。得られた酸化物4gを触媒として用いた以
外は、実施例1と同様の方法で反応を行った。
【0035】実施例26 61%硝酸930.5gを水843mlと混合し加温す
る。この中へ電解鉄粉124.3gを少しずつ加え溶解
する。三酸化二アンチモン粉末324.4gをとり、攪
拌しながら上記の鉄硝酸溶液に加えた後、アンモニア水
でPH1に調製した。このスラリ−をよく攪拌しながら
98℃、2時間加熱する。この溶液を蒸発乾固させた後
550℃で2時間焼成を行った。この焼成物を分析した
ころ、組成はFeSbO4 であった。この酸化物4gを
触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応
を行った。
る。この中へ電解鉄粉124.3gを少しずつ加え溶解
する。三酸化二アンチモン粉末324.4gをとり、攪
拌しながら上記の鉄硝酸溶液に加えた後、アンモニア水
でPH1に調製した。このスラリ−をよく攪拌しながら
98℃、2時間加熱する。この溶液を蒸発乾固させた後
550℃で2時間焼成を行った。この焼成物を分析した
ころ、組成はFeSbO4 であった。この酸化物4gを
触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応
を行った。
【0036】実施例27 61%硝酸930.5gを水843mlと混合し加温す
る。この中へ電解鉄粉124.3gを少しずつ加え溶解
する。シリカゾル(SiO2 濃度20wt%)1584
gをとり、攪拌しながら上記の鉄硝酸溶液に加えた後、
三酸化二アンチモン粉末324.4gを加え攪拌する。
このスラリ−をよく攪拌しながらアンモニア水でPH1
に調製し、98℃、2時間加熱する。この溶液を蒸発乾
固させた後550℃で2時間焼成を行った。得られた酸
化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の
方法で反応を行った。
る。この中へ電解鉄粉124.3gを少しずつ加え溶解
する。シリカゾル(SiO2 濃度20wt%)1584
gをとり、攪拌しながら上記の鉄硝酸溶液に加えた後、
三酸化二アンチモン粉末324.4gを加え攪拌する。
このスラリ−をよく攪拌しながらアンモニア水でPH1
に調製し、98℃、2時間加熱する。この溶液を蒸発乾
固させた後550℃で2時間焼成を行った。得られた酸
化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と同様の
方法で反応を行った。
【0037】実施例28〜30 アンチモンとタングステン、アンチモンとランタンおよ
びアンチモンとジルコニウムの酸化物(いずれも金属元
素の原子比は1:1である)を実施例25と同様の方法
で調製した。これらの酸化物4gを触媒として用いた以
外は、実施例1と同様の方法で反応を行なった。
びアンチモンとジルコニウムの酸化物(いずれも金属元
素の原子比は1:1である)を実施例25と同様の方法
で調製した。これらの酸化物4gを触媒として用いた以
外は、実施例1と同様の方法で反応を行なった。
【0038】実施例31〜33 シリカ、アルミナまたはニオブ酸を400℃で2時間焼
成したもの4gを触媒として用いた以外は、実施例1と
同様の方法で反応を行なった。
成したもの4gを触媒として用いた以外は、実施例1と
同様の方法で反応を行なった。
【0039】実施例34 酸化タリウムを300℃で2時間または500℃で2時
間焼成したもの4gを触媒として用いた以外は、実施例
1と同様の方法で反応を行なった。
間焼成したもの4gを触媒として用いた以外は、実施例
1と同様の方法で反応を行なった。
【0040】実施例35〜37 鉄または亜鉛の硝酸塩、スズの塩化物を原料として用
い、実施例5と同様な方法でそれぞれの酸化物を調製し
た。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実
施例1と同様の方法で反応を行った。
い、実施例5と同様な方法でそれぞれの酸化物を調製し
た。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実
施例1と同様の方法で反応を行った。
【0041】実施例38 シリカ・アルミナを400℃で2時間焼成したもの4g
を触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反
応を行った。
を触媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反
応を行った。
【0042】実施例39 硝酸亜鉛六水和物89.2gを水250mlに溶解さ
せ、攪拌しながらシリカゾル(SiO2 濃度20wt
%)90.1gを加えた後、28%アンモニア水でPH
9に調整した。このスラリーを水洗した後、一昼夜11
0℃で乾燥した。その後、250℃で2時間、ついで5
00℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触
媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を
行った。
せ、攪拌しながらシリカゾル(SiO2 濃度20wt
%)90.1gを加えた後、28%アンモニア水でPH
9に調整した。このスラリーを水洗した後、一昼夜11
0℃で乾燥した。その後、250℃で2時間、ついで5
00℃で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触
媒として用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を
行った。
【0043】実施例40 メタタングステン酸水溶液(WO3 含量、50.0wt
%)158.9gに、攪拌しながらシリカゾル(SiO
2 濃度20wt%)102.9gを加えた後、蒸発乾固
した。その後、500℃で24時間焼成を行った。得ら
れた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と
同様の方法で反応を行った。
%)158.9gに、攪拌しながらシリカゾル(SiO
2 濃度20wt%)102.9gを加えた後、蒸発乾固
した。その後、500℃で24時間焼成を行った。得ら
れた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1と
同様の方法で反応を行った。
【0044】実施例41 硝酸クロム九水和物80.0gと硝酸アルミニウム九水
和物75.0gを水300mlに溶解させた後、28%
アンモニア水でPH9に調整した。生成した沈澱物を水
洗した後、一昼夜110℃で乾燥した。その後、250
℃で2時間、ついで500℃で2時間焼成を行った。得
られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1
と同様の方法で反応を行った。
和物75.0gを水300mlに溶解させた後、28%
アンモニア水でPH9に調整した。生成した沈澱物を水
洗した後、一昼夜110℃で乾燥した。その後、250
℃で2時間、ついで500℃で2時間焼成を行った。得
られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実施例1
と同様の方法で反応を行った。
【0045】実施例42 硝酸鉄(III)九水和物80.8gと硝酸アルミニウム九
水和物75.0gを水300mlに溶解させた後、28
%アンモニア水でPH8に調整した。生成した沈澱物を
水洗した後、一昼夜110℃で乾燥した。その後、25
0℃で2時間、ついで500℃で2時間焼成を行った。
得られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実施例
1と同様の方法で反応を行った。
水和物75.0gを水300mlに溶解させた後、28
%アンモニア水でPH8に調整した。生成した沈澱物を
水洗した後、一昼夜110℃で乾燥した。その後、25
0℃で2時間、ついで500℃で2時間焼成を行った。
得られた酸化物4gを触媒として用いた以外は、実施例
1と同様の方法で反応を行った。
【0046】実施例43 硝酸ランタン六水和物86.6gを水200mlに溶解
させ、攪拌しながら28%アンモニア水でPH8に調整
した。生成した沈澱物を水洗した後、一昼夜110℃で
乾燥した。その後、250℃で2時間、ついで400℃
で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触媒とし
て用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行っ
た。
させ、攪拌しながら28%アンモニア水でPH8に調整
した。生成した沈澱物を水洗した後、一昼夜110℃で
乾燥した。その後、250℃で2時間、ついで400℃
で2時間焼成を行った。得られた酸化物4gを触媒とし
て用いた以外は、実施例1と同様の方法で反応を行っ
た。
【0047】実施例44 硝酸二アンモニウムセリウム(IV)91.4gを水300
mlに溶解させ、攪拌しながら28%アンモニア水でP
H8に調整した。生成した沈澱物を水洗した後、一昼夜
110℃で乾燥した。その後、300℃で2時間焼成を
行った。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外
は、実施例1と同様の方法で反応を行った。上記実施例
1〜44の反応結果を表1、2、3に示す。
mlに溶解させ、攪拌しながら28%アンモニア水でP
H8に調整した。生成した沈澱物を水洗した後、一昼夜
110℃で乾燥した。その後、300℃で2時間焼成を
行った。得られた酸化物4gを触媒として用いた以外
は、実施例1と同様の方法で反応を行った。上記実施例
1〜44の反応結果を表1、2、3に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【発明の効果】本発明の方法に従えば、ラクトアミドを
アルコールと反応させるに当たり、液相、加圧下で不溶
性の金属酸化物触媒を用いることにより、高収率、高選
択率で乳酸エステルを製造することができるうえ、これ
ら触媒は、反応終了後の触媒の回収が容易であり、また
繰り返し使用が可能であるので、その工業的意義は大き
い。また、本発明の方法では、硫酸や塩酸などの酸を使
用しないので耐蝕性の高価な製造装置を必要としない。
アルコールと反応させるに当たり、液相、加圧下で不溶
性の金属酸化物触媒を用いることにより、高収率、高選
択率で乳酸エステルを製造することができるうえ、これ
ら触媒は、反応終了後の触媒の回収が容易であり、また
繰り返し使用が可能であるので、その工業的意義は大き
い。また、本発明の方法では、硫酸や塩酸などの酸を使
用しないので耐蝕性の高価な製造装置を必要としない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/06 X 23/08 X 23/10 X 23/18 X 23/20 X 23/28 X 23/50 X 23/72 X 23/745 23/84 X C07C 69/68 9279−4H // C07B 61/00 300
Claims (3)
- 【請求項1】ラクトアミドとアルコールを、不溶性の金
属酸化物触媒の存在下に液相、加圧下で反応させること
を特徴とする乳酸エステルの製法。 - 【請求項2】金属酸化物触媒が、Sb、Sc、Y、L
a、Ce、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、
Mo、W、Tc、Re、Fe、Co、Ni、Cu、A
g、Zn、Al、Tl、Si、Sn、PbおよびBiか
らなる群より選ばれた1種または2種以上の元素を含む
酸化物である請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】金属酸化物触媒が、Sb、ZrおよびBi
からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素とNa、
K、Rb、Cs、Ca、Sr、Ba、Sc、Y、La、
Ce、Ti、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、
Mn、Fe、Co、Ni、Ru、Os、Rh、Pd、P
t、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、B、Al、Ga、
In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、P、S、Seお
よびTeからなる群より選ばれた1種または2種以上の
元素とを含む酸化物である請求項1記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6077762A JPH07258154A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 乳酸エステルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6077762A JPH07258154A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 乳酸エステルの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07258154A true JPH07258154A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13642954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6077762A Pending JPH07258154A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 乳酸エステルの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07258154A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998015519A3 (en) * | 1996-10-09 | 1998-07-02 | Cargill Inc | A process for the recovery of lactic acid esters and amides from aqueous solutions of lactic acid and/or salts thereof |
| EP0945423A3 (en) * | 1998-03-25 | 2000-01-12 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for preparing alpha-hydroxycarboxylate |
| US6087532A (en) * | 1993-06-29 | 2000-07-11 | Cargill, Incorporated | Process for isolating lactic acid |
| US6187951B1 (en) | 1993-06-29 | 2001-02-13 | Cargill, Incorporated | Lactic acid production, separation and/or recovery process |
| WO2010113964A1 (ja) | 2009-04-03 | 2010-10-07 | 三菱瓦斯化学株式会社 | α-ヒドロキシカルボン酸エステルの製造方法 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6077762A patent/JPH07258154A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6087532A (en) * | 1993-06-29 | 2000-07-11 | Cargill, Incorporated | Process for isolating lactic acid |
| US6187951B1 (en) | 1993-06-29 | 2001-02-13 | Cargill, Incorporated | Lactic acid production, separation and/or recovery process |
| US6472559B2 (en) | 1993-06-29 | 2002-10-29 | Cargill, Incorporated | Lactic acid production, separation and/or recovery process |
| WO1998015519A3 (en) * | 1996-10-09 | 1998-07-02 | Cargill Inc | A process for the recovery of lactic acid esters and amides from aqueous solutions of lactic acid and/or salts thereof |
| EP0945423A3 (en) * | 1998-03-25 | 2000-01-12 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for preparing alpha-hydroxycarboxylate |
| WO2010113964A1 (ja) | 2009-04-03 | 2010-10-07 | 三菱瓦斯化学株式会社 | α-ヒドロキシカルボン酸エステルの製造方法 |
| KR20120004432A (ko) | 2009-04-03 | 2012-01-12 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | a-히드록시카르복시산 에스테르의 제조 방법 |
| US8759566B2 (en) | 2009-04-03 | 2014-06-24 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Method for producing α-hydroxycarboxylic acid ester |
| JP5796489B2 (ja) * | 2009-04-03 | 2015-10-21 | 三菱瓦斯化学株式会社 | α−ヒドロキシカルボン酸エステルの製造方法 |
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