JPH0725828U - 電動歯ブラシ - Google Patents

電動歯ブラシ

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JPH0725828U
JPH0725828U JP5809993U JP5809993U JPH0725828U JP H0725828 U JPH0725828 U JP H0725828U JP 5809993 U JP5809993 U JP 5809993U JP 5809993 U JP5809993 U JP 5809993U JP H0725828 U JPH0725828 U JP H0725828U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体を細身に保持するとともに、組立性を向
上でき、かつ、コンパクト化を図ることができる。 【構成】 運動方向変換部材と偏心カムとをブラシ取付
軸の軸受部側から実質的に吊支するようにしたので、ブ
ラシ取付軸の軸受部に、運動方向変換部材や、偏心カム
や被駆動側ホイルギアを容易に組み込むことができると
ともに、組み込み後、容易に、ケーシング内に、乾電池
やモータとともに、組み込むことができる。さらに、モ
ータは、同モータの外周を囲繞するモータケーシングを
不要とすることができ、市販のモータを用いた場合であ
っても、電動歯ブラシを、細身かつコンパクトな外形に
保持することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、全体を細身とし、組立性を向上でき、かつ、コンパクト化を図るこ とができる電動歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電動歯ブラシは、各種形態のものが開発・提示されており、かかる電動 歯ブラシは、その内蔵する専用モータのモータ軸を、ピニオンや偏心カム等から なる運動方向変換機構を介して、ブラシ取付軸に連結している。
【0003】 かかる構成によって、内蔵モータの回転によって、ブラシ取付軸に取付けたブ ラシ体を、選択的に、その軸線方向に直線運動 (バス方式) させたり、その軸線 周りに一定の角度で揺動運動 (ローリング方式) させることができる。
【0004】 ところで、上記した電動歯ブラシにおいては、偏心カムの軸支はモータ側で行 うため、モータに軸支領域が別途必要であり、そのためモータ周りにモータハウ ジングを設けると、電動歯ブラシの細身化を阻害する。また、他の方法で軸支領 域を形成すれば組立性を悪くすることになる。
【0005】 そこで、特開昭59-128107 号公報に記載されているように (図5参照) 、電動 歯ブラシにおける、偏心カム100 、運動変換部材101,ブラシ取付軸102 及びブラ シ取付軸の軸受部103 をユニット化し、同ユニットとモータとを本体に組み込む ようにすれば、モータはモータケーシングを不要として単体でよく、細身化及び コンパクト化が促進されることになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の電動歯ブラシは、未だ、以下の解決すべき課題を有し ていた。
【0007】 即ち、この場合、ブラシ取付軸102 と運動変換部材101 をあらかじめ一体的に しておくことが組立性の向上において不可欠となるが、図5に示す構造では一体 化は不可能である。
【0008】 そこで、図6に示すように、軸受部103 の中途に切欠部104 を設けることによ って、ブラシ取付軸102 と運動変換部材101 とを一体化することができ、その後 、軸受部103 の組み込むことが考えられる。
【0009】 しかし、この場合においても、ブラシ取付軸102 を、傾けた状態で軸受部103 に組み込まなくてはならず、いまだ、作業性において問題があった。
【0010】 本考案は、上記した課題を解決することができる電動歯ブラシを提供すること を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ケーシング内に、下方から上方に向けて順に、モータと、運動方向 変換機構と、ブラシ取付軸とを内蔵する電動歯ブラシにおいて、同運動方向変換 機構を、ブラシ取付軸の軸受部より略水平方向にベース部を伸延し、同ベース部 の伸延部に、下方に向けて伸延するピン部の上端を植設し、同ピン部に、ベース 部側から下方に、運動方向変換部材と、同運動方向変換部材と係合してモータの 回転運動をブラシ取付軸の揺動運動等に変換する偏心カムとを吊支状態に支持し て構成したことを特徴とする電動歯ブラシに係るものである。
【0012】
【作用】
上記した構成により、ベース部より下方側に運動方向変換部材と偏心カムとが 位置することになり、ベース部への運動方向変換機構の取付けの際に、ブラシ取 付軸と運動方向変換部材を一体化した後であっても、ベース部が邪魔にならずに 下方側から容易に取付けられ、従来のように、ブラシ取付軸を傾けながら装着さ せる必要もなく、軸受部に、運動方向変換部材や、偏心カムや被駆動側ホイルギ アを容易に組み込むことができるとともに、組み込み後、容易に、ケーシング内 に、乾電池やモータとともに、組み込むことができる。
【0013】
【実施例】
以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を、具体的に説明する。なお、 本実施例は、ブラシ取付軸の軸線周りに一定の角度で揺動運動させるローリング 方式を運動方式として採用した電動歯ブラシの場合である。
【0014】 (電動歯ブラシAの全体構成) まず、本考案に係る電動歯ブラシAの全体構成を、図1〜図4を参照して説明 する。
【0015】 図1及び図2に示すように、電動歯ブラシAは、長尺の中空円筒状のケーシン グ10内に、下方から上方に向けて順に、電源としての乾電池11と、モータ12と、 運動方向変換機構13と、ブラシ取付軸14とを内蔵しており、ブラシ取付軸14には 、図示しないブラシ体が着脱自在に取付けられる。
【0016】 また、ケーシング10の周面には、モータ12と乾電池11との間をオン・オフさせ 、運動方向変換機構13によって、モータ12の回転運動をブラシ取付軸14の揺動運 動に変換させ、ブラシ取付軸14に所望の振れ角の揺動往復運動 (ローリング方式 ) を行わせる操作スイッチ15が取付けられている。
【0017】 (本考案の構成) 本考案は、上記した基本的構成を有する電動歯ブラシAにおいて、運動方向
変 換機構13、特に、同機構13を構成する部材のうち、少なくとも、運動方向変換部 材20と偏心カム19とを、ブラシ取付軸14の軸受部16側から下方に向けて順次吊支 状態に取付けたことを特徴とする。
【0018】 即ち、図1及び図2に示すように、本実施例では、ブラシ取付軸14を回転自在 に枢支する軸受部16は、その下端部を、モータ12の上面12a から相当軸線方向に 間隔を開けた位置に配設しており、同下端部には、半径方向に水平に伸延する運 動変換部取付用のベース部17の基端が一体的に突設されている。
【0019】 そして、同ベース部17の伸延端であって、ブラシ取付軸14の軸線から一定距離 水平方向に離隔した個所に、下方に向けて垂直に伸延するカム等取付軸からなる ピン部18の基端が固着されている。
【0020】 このピン部18には、上下方向に積層状態に、運動方向変換部材20と、偏心カム 19と被駆動側ホイルギア22との一体化物が取付けられている。
【0021】 図3から明らかなように、偏心カム19は、そのカム中心を、ピン部18の軸線か ら所望距離eだけ偏心させている。
【0022】 一方、図3に示すように、同偏心カム19の上方に設けた揺動レバーからなる運 動方向変換部材20は、その基端をブラシ取付軸14の下端に設けたスプライン軸2
1 に固着するとともに、その先端部に、上記した偏心カム19を上方から嵌合する
溝 部23を、その下面に設けている。
【0023】 また、図2及び図4に示すように、被駆動側ホイルギア22は、モータ12の出力 軸24に固着した駆動側ピニオンギア25と噛合している。
【0024】 このように、本実施例では、運動方向変換部材20と偏心カム19とを軸受部側か ら吊支するようにしたので、ベース部17より下方側に運動方向変換部材20と偏心 カム19とが位置することになり、ベース部17への運動方向変換機構13の取付けの 際に、ブラシ取付軸14と運動方向変換部材20を一体化した後であっても、ベース 部17が邪魔にならずに下方側から容易に取付けられ、図6を参照して説明した従 来例のように、ブラシ取付軸14を傾けながら装着させる必要もなく、軸受部16に 、運動方向変換部材20や、偏心カム19や被駆動側ホイルギア22等を容易に組み込 むことができるとともに、組み込み後、容易に、ケーシング10内に、乾電池11や モータ12とともに、組み込むことができる。
【0025】 さらに、運動方向変換部材20と偏心カム19とを軸受部側から吊支するようにし たので、モータ12は、同モータを外周を囲繞するモータケーシングを不要とする ことができ、市販のモータを用いた場合であっても、電動歯ブラシAは、細身か つコンパクトな外形を保持することができる。
【0026】 また、図示の実施例におけるその他の構成について説明すると、図1及び図2 に示すように、運動方向変換部取付用のベース部17は円板形状を有しており、そ の周面に運動変換部保護筒26の上端を一体的に連設している。
【0027】 運動方向変換部保護筒26は、その一側周縁に矩形断面の開口27を設けており、 運動方向変換部材20や偏心カム19等の取付の容易化を図っている。
【0028】 さらに、運動方向変換部保護筒26は、その下端に、下方に伸延する軸受支持板 28を一体的に連接しており、同軸受支持板28を両面接着テープ等を用いてモータ 12の外周壁に貼着することによって、軸受部16を、本体ケーシング10内に安定状 態に支持することができる。また、運動変換部取付用のベース部17とモータ12の 上面12a との間に、上記した運動方向変換部材20や偏心カム19等を装着するため に必要な充分なスペースを確保することができる。
【0029】 また、図1及び図2において、29は本体ケーシング10の上端に着脱自在に装着 される保護キャップであり、同保護キャップ29は、その上部に、ブラシ取付軸14 を進退自在に貫通させるための貫通孔30を設けており、同貫通孔30の下部をなす 部分では、シールパッキン31が、保護キャップ29と軸受部16の上端面との間で弾 性的に挟着されている。
【0030】 さらに、32は乾電池交換用キャップであり、本体ケーシング10の下端に着脱自 在に取付けられている。なお、33は端子兼用スプリングである。
【0031】 次に、上記構成を有する電動歯ブラシAの作動について簡単に説明すると、以 下の通りである。
【0032】 図1における操作スイッチ5を上方に摺動してオンすると、乾電池11の接点と モータ12の接点とが接合して、モータ12が一回転方向に回転することになる。
【0033】 この回転は、駆動側ピニオンギア25を介して被駆動ホイルギア22に伝達され、 同被駆動ギア22と一体をなす偏心カム19を、ピン部18の軸線周りに回転すること になる。
【0034】 偏心カム19は、図3に示すように、そのカム中心を、ピン部18の軸線から所望 距離eだけ偏心させているので、同偏心カム19の外周面に溝部23を嵌合させてい る揺動レバーからなる運動方向変換部材20は左右方向に揺動することになる。
【0035】 この揺動によって、ブラシ取付軸14も左右方向に揺動することになり、同ブラ シ取付軸14の先端に装着したブラシ体も左右に揺動し、ローリングを行うことに なる。
【0036】 以上、本考案を、図示の実施例を参照して説明してきたが、本考案は、何ら実 施例記載の構成に限定されるものではなく、例えば、運動方向変換部材20は、上 記した回転運動を揺動運動に変換するものに何ら限定されるものではなく、回転 運動を他の単一の運動 (例えば、軸線方向の直線運動) に変換するものや、複数 の運動を合成した複合運動 (例えば、フォーンズ法) に変換するものも包含する 概念である。
【0037】 さらに、本実施例では、軸受部16やベース部17はモータ12に支持させたが、ケ ーシング10や、上部保護キャップ29等に支持させてもよい。
【0038】
【効果】
以上説明してきたように、本考案では、ケーシング内に、下方から上方に向け て順に、モータと、運動方向変換機構と、ブラシ取付軸とを内蔵する電動歯ブラ シにおいて、同運動方向変換機構を、ブラシ取付軸の軸受部より略水平方向にベ ース部を伸延し、同ベース部の伸延部に、下方に向けて伸延するピン部の上端を 植設し、同ピン部に、ベース部側から下方に、運動方向変換部材と、同運動方向 変換部材と係合してモータの回転運動をブラシ取付軸の揺動運動等に変換する偏 心カムとを吊支状態に支持して構成している。
【0039】 従って、ベース部より下方側に運動方向変換部材と偏心カムとが位置すること になり、ベース部への運動方向変換機構の取付けの際に、ブラシ取付軸と運動方 向変換部材を一体化した後であっても、ベース部が邪魔にならずに下方側から容 易に取付けられ、従来のように、ブラシ取付軸を傾けながら装着させる必要もな く、軸受部に、運動方向変換部材や、偏心カムや被駆動側ホイルギアを容易に組 み込むことができるとともに、組み込み後、容易に、ケーシング内に、乾電池や モータとともに、組み込むことができる。
【0040】 さらに、運動方向変換部材と偏心カムとを軸受部側から実質的に吊支するよう にしたので、モータは、同モータを外周を囲繞するモータケーシングを不要とす ることができ、市販のモータを用いた場合であっても、電動歯ブラシを、細身か つコンパクトな外形を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動歯ブラシの全体構成を示す斜
視図である。
【図2】同電動歯ブラシの断面正面図である。
【図3】同電動歯ブラシの図I−I線による横断面図で
ある。
【図4】同電動歯ブラシの図II−II線による横断面
図である。
【図5】従来の電動歯ブラシの軸受部の構造を示す説明
図である。
【図6】同従来の電動歯ブラシの軸受部の構造を示す説
明図である。
【符号の説明】
A 電動歯ブラシ 10 ケーシング 12 モータ 13 運動方向変換機構 14 ブラシ取付軸 16 軸受部 17 ベース部 18 ピン部 20 運動方向変換部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(10)内に、下方から上方に向
    けて順に、モータ(12)と、運動方向変換機構(13)と、ブ
    ラシ取付軸(14)とを内蔵する電動歯ブラシにおいて、 同運動方向変換機構(13)を、ブラシ取付軸(14)の軸受部
    (16)より略水平方向にベース部(17)を伸延し、同ベース
    部(17)の伸延部に、下方に向けて伸延するピン部(18)の
    上端を植設し、同ピン部(18)に、ベース部側から下方
    に、運動方向変換部材(20)と、同運動方向変換部材(20)
    と係合してモータ(12)の回転運動をブラシ取付軸(14)の
    揺動運動等に変換する偏心カム(19)とを吊支状態に支持
    して構成したことを特徴とする電動歯ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017164217A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 オムロンヘルスケア株式会社 グリップ部分とブラシ部分のとの間を強固に接続した電動歯ブラシ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017164217A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 オムロンヘルスケア株式会社 グリップ部分とブラシ部分のとの間を強固に接続した電動歯ブラシ
US10758327B2 (en) 2016-03-15 2020-09-01 Colgate-Palmolive Company Electric toothbrush with rigidly connected grip portion and brush portion

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