JPH07263965A - マイクロ波周波数変換器 - Google Patents
マイクロ波周波数変換器Info
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- JPH07263965A JPH07263965A JP5149994A JP5149994A JPH07263965A JP H07263965 A JPH07263965 A JP H07263965A JP 5149994 A JP5149994 A JP 5149994A JP 5149994 A JP5149994 A JP 5149994A JP H07263965 A JPH07263965 A JP H07263965A
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- Japan
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- dielectric
- local oscillator
- ghz
- signal
- frequency converter
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- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、周波数変換損失を増大させること
なくしかも構成簡易にして小型化に適し経済的にも有利
であるマイクロ波周波数変換器を提供することを目的と
している。 【構成】一端に負性抵抗素子31aが接続され他端に終
端抵抗31eが接続された伝送線路31dに誘電体共振
器31fが結合される誘電体発振器31と、一端に負性
抵抗素子32aが接続され他端に終端抵抗32eが接続
された伝送線路32dに誘電体共振器32fが結合され
る誘電体発振器32とを備え、誘電体発振器31,32
から選択的に生成される発振信号と入力信号とを混合す
ることで、入力信号を周波数変換するマイクロ波周波数
変換器において、誘電体共振器31f,32fを同一の
出力線路33に結合させ、該出力線路33から誘電体発
振器31,32で生成される発振信号を導出するように
構成している。
なくしかも構成簡易にして小型化に適し経済的にも有利
であるマイクロ波周波数変換器を提供することを目的と
している。 【構成】一端に負性抵抗素子31aが接続され他端に終
端抵抗31eが接続された伝送線路31dに誘電体共振
器31fが結合される誘電体発振器31と、一端に負性
抵抗素子32aが接続され他端に終端抵抗32eが接続
された伝送線路32dに誘電体共振器32fが結合され
る誘電体発振器32とを備え、誘電体発振器31,32
から選択的に生成される発振信号と入力信号とを混合す
ることで、入力信号を周波数変換するマイクロ波周波数
変換器において、誘電体共振器31f,32fを同一の
出力線路33に結合させ、該出力線路33から誘電体発
振器31,32で生成される発振信号を導出するように
構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの局部発振器を
備えたマイクロ波周波数変換器に係り、特にその2つの
局部発振器をそれぞれ構成する各誘電体発振器からの発
振出力の取り出しを改良したものに関する。
備えたマイクロ波周波数変換器に係り、特にその2つの
局部発振器をそれぞれ構成する各誘電体発振器からの発
振出力の取り出しを改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時では、静止衛星を利
用したテレビジョン放送システムが広く普及している。
この種のテレビジョン放送システムは、衛星から送出さ
れる高帯域のテレビジョン放送信号を、マイクロ波周波
数変換器により所定の帯域に周波数変換してから復調処
理を施すことで視聴することができる。
用したテレビジョン放送システムが広く普及している。
この種のテレビジョン放送システムは、衛星から送出さ
れる高帯域のテレビジョン放送信号を、マイクロ波周波
数変換器により所定の帯域に周波数変換してから復調処
理を施すことで視聴することができる。
【0003】ところで、このような衛星放送システムに
は、放送用と通信用との2種類の衛星が利用されてい
る。このため、両衛星からのテレビジョン放送を視聴す
るために、現在では、各衛星に対してそれぞれ1つづつ
(合計2つ)のマイクロ波周波数変換器を備える手法
と、1つのマイクロ波周波数変換器に2つの局部発振器
を備える手法とが考えられている。
は、放送用と通信用との2種類の衛星が利用されてい
る。このため、両衛星からのテレビジョン放送を視聴す
るために、現在では、各衛星に対してそれぞれ1つづつ
(合計2つ)のマイクロ波周波数変換器を備える手法
と、1つのマイクロ波周波数変換器に2つの局部発振器
を備える手法とが考えられている。
【0004】このうち、前者の手法は、構成の複雑化及
び大型化を招くとともに経済的にも不利になることか
ら、実用化には後者の手法が採用されている。図3は、
このような2つの局部発振器を備えた従来のマイクロ波
周波数変換器を示している。この図3に示すマイクロ波
周波数変換器は、入力された水平及び垂直の両偏波信号
をそれぞれ周波数変換するもので、2つの局部発振器と
して特開昭60−204104号公報に示される構成を
利用している。
び大型化を招くとともに経済的にも不利になることか
ら、実用化には後者の手法が採用されている。図3は、
このような2つの局部発振器を備えた従来のマイクロ波
周波数変換器を示している。この図3に示すマイクロ波
周波数変換器は、入力された水平及び垂直の両偏波信号
をそれぞれ周波数変換するもので、2つの局部発振器と
して特開昭60−204104号公報に示される構成を
利用している。
【0005】また、このマイクロ波周波数変換器は、例
えば米国の衛星回線を例にとると、通信衛星に対して
は、11.7〜12.2GHzの入力偏波信号を、第1
の局部発振器から発生される10.75GHzの発振信
号により950〜1450MHzに周波数変換し、放送
衛星に対しては、12.2〜12.7GHzの入力偏波
信号を、第2の局部発振器から発生される11.2GH
zの発振信号により1000〜1500MHzに周波数
変換する機能をもっている。
えば米国の衛星回線を例にとると、通信衛星に対して
は、11.7〜12.2GHzの入力偏波信号を、第1
の局部発振器から発生される10.75GHzの発振信
号により950〜1450MHzに周波数変換し、放送
衛星に対しては、12.2〜12.7GHzの入力偏波
信号を、第2の局部発振器から発生される11.2GH
zの発振信号により1000〜1500MHzに周波数
変換する機能をもっている。
【0006】すなわち、入力端子11に供給された垂直
偏波信号は、11.7〜12.7GHzなる1GHzの
帯域で、低雑音増幅器12により増幅され、BPF(バ
ンドパスフィルタ)13により上記帯域以外の帯域成分
を抑圧された後、混合器14の一方の入力端子に供給さ
れる。
偏波信号は、11.7〜12.7GHzなる1GHzの
帯域で、低雑音増幅器12により増幅され、BPF(バ
ンドパスフィルタ)13により上記帯域以外の帯域成分
を抑圧された後、混合器14の一方の入力端子に供給さ
れる。
【0007】まず、通信衛星からの垂直偏波信号を周波
数変換する場合には、負性抵抗素子15a,整合回路1
5b,15c,伝送線路15d,終端抵抗15e,誘電
体共振器15f及び出力線路15gよりなる誘電体発振
器で構成される第1の局部発振器15から、その負性抵
抗素子15aにバイアス電圧を与えることで10.75
GHzの発振信号を発生させる。そして、この発振信号
が、10.75GHz用のBPF16を介して混合器1
4の他方の入力端子に供給されることで、垂直偏波信号
が950〜1450MHzに周波数変換される。
数変換する場合には、負性抵抗素子15a,整合回路1
5b,15c,伝送線路15d,終端抵抗15e,誘電
体共振器15f及び出力線路15gよりなる誘電体発振
器で構成される第1の局部発振器15から、その負性抵
抗素子15aにバイアス電圧を与えることで10.75
GHzの発振信号を発生させる。そして、この発振信号
が、10.75GHz用のBPF16を介して混合器1
4の他方の入力端子に供給されることで、垂直偏波信号
が950〜1450MHzに周波数変換される。
【0008】なお、このときには、負性抵抗素子17
a,整合回路17b,17c,伝送線路17d,終端抵
抗17e,誘電体共振器17f及び出力線路17gより
なる誘電体発振器で構成される第2の局部発振器17
は、その負性抵抗素子17aにバイアス電圧が与えら
ず、11.2GHzの発振信号を発生しないように制御
されている。そして、混合器14から出力される950
〜1450MHzに周波数変換された垂直偏波信号は、
2GHzのLPF(ローパスフィルタ)18を介した
後、中間周波増幅器19で増幅されて、出力端子20か
ら取り出される。
a,整合回路17b,17c,伝送線路17d,終端抵
抗17e,誘電体共振器17f及び出力線路17gより
なる誘電体発振器で構成される第2の局部発振器17
は、その負性抵抗素子17aにバイアス電圧が与えら
ず、11.2GHzの発振信号を発生しないように制御
されている。そして、混合器14から出力される950
〜1450MHzに周波数変換された垂直偏波信号は、
2GHzのLPF(ローパスフィルタ)18を介した
後、中間周波増幅器19で増幅されて、出力端子20か
ら取り出される。
【0009】また、放送衛星からの垂直偏波信号を周波
数変換する場合には、第2の局部発振器17から、その
負性抵抗素子17aにバイアス電圧を与えることで1
1.2GHzの発振信号を発生させる。そして、この発
振信号が、11.2GHz用のBPF21を介して混合
器14の他方の入力端子に供給されることで、垂直偏波
信号が1000〜1500MHzに周波数変換される。
なお、このときには、第1の局部発振器15は、その負
性抵抗素子15aにバイアス電圧が与えらず、10.7
5GHzの発振信号を発生しないように制御されてい
る。
数変換する場合には、第2の局部発振器17から、その
負性抵抗素子17aにバイアス電圧を与えることで1
1.2GHzの発振信号を発生させる。そして、この発
振信号が、11.2GHz用のBPF21を介して混合
器14の他方の入力端子に供給されることで、垂直偏波
信号が1000〜1500MHzに周波数変換される。
なお、このときには、第1の局部発振器15は、その負
性抵抗素子15aにバイアス電圧が与えらず、10.7
5GHzの発振信号を発生しないように制御されてい
る。
【0010】一方、入力端子22に供給された水平偏波
信号は、11.7〜12.7GHzなる1GHzの帯域
で、低雑音増幅器23により増幅され、BPF24によ
り上記帯域以外の帯域成分を抑圧された後、混合器25
の一方の入力端子に供給される。通信衛星からの水平偏
波信号を周波数変換する場合には、第1の局部発振器1
5から10.75GHzの発振信号を発生させ、この発
振信号が10.75GHz用のBPF26を介して混合
器25の他方の入力端子に供給されることで、水平偏波
信号が950〜1450MHzに周波数変換される。
信号は、11.7〜12.7GHzなる1GHzの帯域
で、低雑音増幅器23により増幅され、BPF24によ
り上記帯域以外の帯域成分を抑圧された後、混合器25
の一方の入力端子に供給される。通信衛星からの水平偏
波信号を周波数変換する場合には、第1の局部発振器1
5から10.75GHzの発振信号を発生させ、この発
振信号が10.75GHz用のBPF26を介して混合
器25の他方の入力端子に供給されることで、水平偏波
信号が950〜1450MHzに周波数変換される。
【0011】なお、このときには、第2の局部発振器1
7は、発振信号を発生しないように制御されており、混
合器25から出力される950〜1450MHzに周波
数変換された水平偏波信号は、2GHzのLPF27を
介した後、中間周波増幅器28で増幅されて、出力端子
29から取り出される。
7は、発振信号を発生しないように制御されており、混
合器25から出力される950〜1450MHzに周波
数変換された水平偏波信号は、2GHzのLPF27を
介した後、中間周波増幅器28で増幅されて、出力端子
29から取り出される。
【0012】放送衛星からの水平偏波信号を周波数変換
する場合には、第2の局部発振器17から11.2GH
zの発振信号を発生させ、この発振信号が11.2GH
z用のBPF30を介して混合器25の他方の入力端子
に供給されることで、水平偏波信号が1000〜150
0MHzに周波数変換される。なお、このときには、第
1の局部発振器15は、発振信号を発生しないように制
御されている。
する場合には、第2の局部発振器17から11.2GH
zの発振信号を発生させ、この発振信号が11.2GH
z用のBPF30を介して混合器25の他方の入力端子
に供給されることで、水平偏波信号が1000〜150
0MHzに周波数変換される。なお、このときには、第
1の局部発振器15は、発振信号を発生しないように制
御されている。
【0013】図4は、2つの局部発振器を備えた従来の
マイクロ波周波数変換器の他の例を示している。この図
4に示すマイクロ波周波数変換器は、垂直及び水平のい
ずれか一方の偏波信号(11.7〜12.7GHz)を
周波数変換する場合の回路構成を示している。つまり、
図4において、垂直偏波信号を周波数変換する場合に
は、入力端子11,低雑音増幅器12,BPF13,混
合器14,BPF16,LPF18,中間周波増幅器1
9,出力端子20及びBPF21が使用されるものと考
えればよい。
マイクロ波周波数変換器の他の例を示している。この図
4に示すマイクロ波周波数変換器は、垂直及び水平のい
ずれか一方の偏波信号(11.7〜12.7GHz)を
周波数変換する場合の回路構成を示している。つまり、
図4において、垂直偏波信号を周波数変換する場合に
は、入力端子11,低雑音増幅器12,BPF13,混
合器14,BPF16,LPF18,中間周波増幅器1
9,出力端子20及びBPF21が使用されるものと考
えればよい。
【0014】また、水平偏波信号を周波数変換する場合
には、図4に括弧を付して示すように、入力端子22,
低雑音増幅器23,BPF24,混合器25,BPF2
6,LPF27,中間周波増幅器28,出力端子29及
びBPF30が使用されるものと考えればよい。なお、
第1及び第2の局部発振器15,17は、垂直及び水平
のいずれの偏波信号を周波数変換する場合でも共通に使
用され、その出力線路15g,17gの一端がそれぞれ
終端抵抗15h,17hで終端されている。
には、図4に括弧を付して示すように、入力端子22,
低雑音増幅器23,BPF24,混合器25,BPF2
6,LPF27,中間周波増幅器28,出力端子29及
びBPF30が使用されるものと考えればよい。なお、
第1及び第2の局部発振器15,17は、垂直及び水平
のいずれの偏波信号を周波数変換する場合でも共通に使
用され、その出力線路15g,17gの一端がそれぞれ
終端抵抗15h,17hで終端されている。
【0015】ところで、上記のような構成となされた従
来のマイクロ波周波数変換器では、第1の局部発振器1
5から出力される発振信号と、第2の局部発振器17か
ら出力される発振信号とが、それぞれの混合器14,2
5に効率よく供給されるようにするために、BPF1
6,26として、第1の局部発振器15から出力される
発振信号は通過させるが、第2の局部発振器17から出
力される発振信号は十分に抑圧するような特性を持つと
ともに、BPF21,30として、第2の局部発振器1
7から出力される発振信号は通過させるが、第1の局部
発振器15から出力される発振信号は十分に抑圧するよ
うな特性を持つ必要がある。
来のマイクロ波周波数変換器では、第1の局部発振器1
5から出力される発振信号と、第2の局部発振器17か
ら出力される発振信号とが、それぞれの混合器14,2
5に効率よく供給されるようにするために、BPF1
6,26として、第1の局部発振器15から出力される
発振信号は通過させるが、第2の局部発振器17から出
力される発振信号は十分に抑圧するような特性を持つと
ともに、BPF21,30として、第2の局部発振器1
7から出力される発振信号は通過させるが、第1の局部
発振器15から出力される発振信号は十分に抑圧するよ
うな特性を持つ必要がある。
【0016】例えば、BPF16,26は、第1の局部
発振器15から出力される10.75GHzの発振信号
を通過させる反面、11.7〜12.7GHzの入力偏
波信号と、第2の局部発振器17から出力される11.
2GHzの発振信号とを抑圧する特性を有し、BPF2
1,30は、第2の局部発振器15から出力される1
1.2GHzの発振信号を通過させる反面、11.7〜
12.7GHzの入力偏波信号と、第1の局部発振器1
5から出力される10.75GHzの発振信号とを抑圧
する特性を有する必要がある。
発振器15から出力される10.75GHzの発振信号
を通過させる反面、11.7〜12.7GHzの入力偏
波信号と、第2の局部発振器17から出力される11.
2GHzの発振信号とを抑圧する特性を有し、BPF2
1,30は、第2の局部発振器15から出力される1
1.2GHzの発振信号を通過させる反面、11.7〜
12.7GHzの入力偏波信号と、第1の局部発振器1
5から出力される10.75GHzの発振信号とを抑圧
する特性を有する必要がある。
【0017】しかしながら、マイクロ波帯において一般
に使用されているところの、誘電体基板上にマイクロス
トリップ線路を形成して構成されるBPF21,30及
び16,26では、第1及び第2の局部発振器15,1
7から出力される発振信号を相互に抑圧するために、通
過させる周波数帯域を狭帯域に設定することが技術的に
困難であり、あえて狭帯域に設計すると通過損失が増加
し混合器14,25への発振信号の注入レベルを低下さ
せることから、周波数変換損失の増大を招くという問題
が生じている。また、従来のマイクロ波周波数変換器で
は、4つのBPF16,26,21,30を必要とする
ため、それらの誘電体基板上における占有面積が多く、
大型化や経済的な不利を招く要因にもなっている。
に使用されているところの、誘電体基板上にマイクロス
トリップ線路を形成して構成されるBPF21,30及
び16,26では、第1及び第2の局部発振器15,1
7から出力される発振信号を相互に抑圧するために、通
過させる周波数帯域を狭帯域に設定することが技術的に
困難であり、あえて狭帯域に設計すると通過損失が増加
し混合器14,25への発振信号の注入レベルを低下さ
せることから、周波数変換損失の増大を招くという問題
が生じている。また、従来のマイクロ波周波数変換器で
は、4つのBPF16,26,21,30を必要とする
ため、それらの誘電体基板上における占有面積が多く、
大型化や経済的な不利を招く要因にもなっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、2つの
局部発振器を備えた従来のマイクロ波周波数変換器で
は、2つの局部発振器相互間のアイソレーションをとる
ためにBPFを使用しているため、局部発振信号の混合
器への注入レベルの低下を招きひいては周波数変換損失
の増大を招くという問題を有している。また、これらの
BPFを構成するために大型化や経済的な不利を招くと
いう不都合もある。
局部発振器を備えた従来のマイクロ波周波数変換器で
は、2つの局部発振器相互間のアイソレーションをとる
ためにBPFを使用しているため、局部発振信号の混合
器への注入レベルの低下を招きひいては周波数変換損失
の増大を招くという問題を有している。また、これらの
BPFを構成するために大型化や経済的な不利を招くと
いう不都合もある。
【0019】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、周波数変換損失を増大させることなくし
かも構成簡易にして小型化に適し経済的にも有利である
極めて良好なマイクロ波周波数変換器を提供することを
目的とする。
されたもので、周波数変換損失を増大させることなくし
かも構成簡易にして小型化に適し経済的にも有利である
極めて良好なマイクロ波周波数変換器を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
波周波数変換器は、一端に第1の負性抵抗素子が接続さ
れ他端に第1の終端抵抗が接続された第1の伝送線路に
第1の誘電体共振器が結合される第1の誘電体発振器
と、一端に第2の負性抵抗素子が接続され他端に第2の
終端抵抗が接続された第2の伝送線路に第2の誘電体共
振器が結合される第2の誘電体発振器とを備え、第1及
び第2の誘電体発振器から選択的に生成される発振信号
と入力信号とを混合することで入力信号を周波数変換す
るものを対象としている。そして、第1及び第2の誘電
体共振器を同一の出力線路に結合させ、該出力線路から
第1及び第2の誘電体発振器で生成される発振信号を導
出するように構成したものである。
波周波数変換器は、一端に第1の負性抵抗素子が接続さ
れ他端に第1の終端抵抗が接続された第1の伝送線路に
第1の誘電体共振器が結合される第1の誘電体発振器
と、一端に第2の負性抵抗素子が接続され他端に第2の
終端抵抗が接続された第2の伝送線路に第2の誘電体共
振器が結合される第2の誘電体発振器とを備え、第1及
び第2の誘電体発振器から選択的に生成される発振信号
と入力信号とを混合することで入力信号を周波数変換す
るものを対象としている。そして、第1及び第2の誘電
体共振器を同一の出力線路に結合させ、該出力線路から
第1及び第2の誘電体発振器で生成される発振信号を導
出するように構成したものである。
【0021】
【作用】上記のような構成によれば、第1及び第2の誘
電体共振器を同一の出力線路に結合させ、この出力線路
から第1及び第2の誘電体発振器で生成される発振信号
を導出するようにしたので、第1及び第2の誘電体発振
器相互間のアイソレーションは、従来のように誘電体基
板上にマイクロストリップ線路を形成して構成されるB
PFでなく、第1及び第2の誘電体共振器に依存するよ
うになる。このため、第1及び第2の誘電体発振器から
出力される発振信号を混合器に導くBPFは、広帯域の
ものを使用することができるので、局部発振信号の混合
器への注入レベルが低下することを防止し、周波数換損
失が増大することを防ぐことができる。また、BPFの
数も少なくて済むため、構成が簡易で小型化に適し経済
的にも有利とすることができる。
電体共振器を同一の出力線路に結合させ、この出力線路
から第1及び第2の誘電体発振器で生成される発振信号
を導出するようにしたので、第1及び第2の誘電体発振
器相互間のアイソレーションは、従来のように誘電体基
板上にマイクロストリップ線路を形成して構成されるB
PFでなく、第1及び第2の誘電体共振器に依存するよ
うになる。このため、第1及び第2の誘電体発振器から
出力される発振信号を混合器に導くBPFは、広帯域の
ものを使用することができるので、局部発振信号の混合
器への注入レベルが低下することを防止し、周波数換損
失が増大することを防ぐことができる。また、BPFの
数も少なくて済むため、構成が簡易で小型化に適し経済
的にも有利とすることができる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、図3と同一部分
には同一符号を付している。すなわち、図1中符号31
は第1の局部発振器で、負性抵抗素子31a,整合回路
31b,31c,伝送線路31d,終端抵抗31e及び
誘電体共振器31fを備え、10.75GHzの発振周
波数で発振動作を行なう誘電体発振器である。また、図
1中符号32は第2の局部発振器で、負性抵抗素子32
a,整合回路32b,32c,伝送線路32d,終端抵
抗32e及び誘電体共振器32fを備え、11.2GH
zの発振周波数で発振動作を行なう誘電体発振器であ
る。これら第1及び第2の局部発振器31,32の各誘
電体共振器31f,32fは、共通の出力線路33に結
合されている。
照して詳細に説明する。図1において、図3と同一部分
には同一符号を付している。すなわち、図1中符号31
は第1の局部発振器で、負性抵抗素子31a,整合回路
31b,31c,伝送線路31d,終端抵抗31e及び
誘電体共振器31fを備え、10.75GHzの発振周
波数で発振動作を行なう誘電体発振器である。また、図
1中符号32は第2の局部発振器で、負性抵抗素子32
a,整合回路32b,32c,伝送線路32d,終端抵
抗32e及び誘電体共振器32fを備え、11.2GH
zの発振周波数で発振動作を行なう誘電体発振器であ
る。これら第1及び第2の局部発振器31,32の各誘
電体共振器31f,32fは、共通の出力線路33に結
合されている。
【0023】まず、通信衛星からの偏波信号を周波数変
換する場合には、第1の局部発振器31の負性抵抗素子
31aにバイアス電圧を与え、第2の局部発振器32の
負性抵抗素子32aにバイアス電圧を与えないようにす
る。すると、第1の局部発振器31は、その誘電体共振
器31fで決定される10.75GHzの発振周波数で
発振動作を開始する。そして、第1の局部発振器31で
生成された10.75GHzの発振信号は、出力線路3
3から導出された後、該出力線路33の両端に接続され
た、相互に同じ負荷インピーダンスを持つBPF34,
35に均等に分配されて、混合器14,25に供給され
る。
換する場合には、第1の局部発振器31の負性抵抗素子
31aにバイアス電圧を与え、第2の局部発振器32の
負性抵抗素子32aにバイアス電圧を与えないようにす
る。すると、第1の局部発振器31は、その誘電体共振
器31fで決定される10.75GHzの発振周波数で
発振動作を開始する。そして、第1の局部発振器31で
生成された10.75GHzの発振信号は、出力線路3
3から導出された後、該出力線路33の両端に接続され
た、相互に同じ負荷インピーダンスを持つBPF34,
35に均等に分配されて、混合器14,25に供給され
る。
【0024】このとき、第2の局部発振器32の誘電体
共振器32fも出力線路33に結合されているが、この
結合は、第2の局部発振器32の発振周波数(11.2
GHz)近傍のみの非常に狭帯域の結合である。このた
め、先に出力線路33に導出された第1の局部発振器3
1からの10.75GHzの発振信号が、第2の局部発
振器32の誘電体共振器32fによって影響を受けるこ
とはない。
共振器32fも出力線路33に結合されているが、この
結合は、第2の局部発振器32の発振周波数(11.2
GHz)近傍のみの非常に狭帯域の結合である。このた
め、先に出力線路33に導出された第1の局部発振器3
1からの10.75GHzの発振信号が、第2の局部発
振器32の誘電体共振器32fによって影響を受けるこ
とはない。
【0025】同様に、放送衛星からの偏波信号を周波数
変換する場合には、第2の局部発振器32の負性抵抗素
子32aにバイアス電圧を与え、第1の局部発振器31
の負性抵抗素子31aにバイアス電圧を与えないように
する。すると、第2の局部発振器32は、その誘電体共
振器32fで決定される11.2GHzの発振周波数で
発振動作を開始する。そして、第2の局部発振器32で
生成された11.2GHzの発振信号は、第1の局部発
振器31の誘電体共振器31fによって影響を受けるこ
となく出力線路33から導出された後、BPF34,3
5に均等に分配されて混合器14,25に供給される。
変換する場合には、第2の局部発振器32の負性抵抗素
子32aにバイアス電圧を与え、第1の局部発振器31
の負性抵抗素子31aにバイアス電圧を与えないように
する。すると、第2の局部発振器32は、その誘電体共
振器32fで決定される11.2GHzの発振周波数で
発振動作を開始する。そして、第2の局部発振器32で
生成された11.2GHzの発振信号は、第1の局部発
振器31の誘電体共振器31fによって影響を受けるこ
となく出力線路33から導出された後、BPF34,3
5に均等に分配されて混合器14,25に供給される。
【0026】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、第1及び第2の局部発振器31,32を構成する
各誘電体共振器31f,32fを同一の出力線路33に
結合させ、この出力線路33から第1及び第2の局部発
振器31,32で生成される発振信号を導出するように
したので、第1及び第2の局部発振器31,32相互間
のアイソレーションは、従来のように誘電体基板上にマ
イクロストリップ線路を形成して構成されるBPFでな
く、誘電体共振器31f,32fに依存するようにな
る。
れば、第1及び第2の局部発振器31,32を構成する
各誘電体共振器31f,32fを同一の出力線路33に
結合させ、この出力線路33から第1及び第2の局部発
振器31,32で生成される発振信号を導出するように
したので、第1及び第2の局部発振器31,32相互間
のアイソレーションは、従来のように誘電体基板上にマ
イクロストリップ線路を形成して構成されるBPFでな
く、誘電体共振器31f,32fに依存するようにな
る。
【0027】このため、第1及び第2の局部発振器3
1,32から出力される発振信号を混合器14,25に
導くためのBPF34,35としては、10.75GH
zの発振信号と11.2GHzの発振信号とに対して通
過特性を有し、11.7〜12.7GHzの入力偏波信
号を抑圧する特性を有するものでよいので、従来に比し
て広帯域のものを使用することができるため通過損失が
少なく、発振信号の混合器14,25への注入レベルが
低下することを防止することができ、周波数換損失が増
大することを防ぐことができる。また、BPF34,3
5の数も従来より少なくて済むため、構成が簡易で小型
化に適し経済的にも有利となる。
1,32から出力される発振信号を混合器14,25に
導くためのBPF34,35としては、10.75GH
zの発振信号と11.2GHzの発振信号とに対して通
過特性を有し、11.7〜12.7GHzの入力偏波信
号を抑圧する特性を有するものでよいので、従来に比し
て広帯域のものを使用することができるため通過損失が
少なく、発振信号の混合器14,25への注入レベルが
低下することを防止することができ、周波数換損失が増
大することを防ぐことができる。また、BPF34,3
5の数も従来より少なくて済むため、構成が簡易で小型
化に適し経済的にも有利となる。
【0028】次に、図2は、上記実施例の変形例を示し
ている。すなわち、混合器14に第1及び第2の局部発
振器31,32から出力される発振信号を導くための出
力線路36と、混合器25に第1及び第2の局部発振器
31,32から出力される発振信号を導くための出力線
路37とを別個に設け、各出力線路36,37を共に第
1及び第2の局部発振器31,32の誘電体共振器31
f,32fにそれぞれ結合させるとともに、各出力線路
36,37のBPF34,35に接続されていない側の
端部に、終端抵抗36a,37aを接続するようにした
ものである。
ている。すなわち、混合器14に第1及び第2の局部発
振器31,32から出力される発振信号を導くための出
力線路36と、混合器25に第1及び第2の局部発振器
31,32から出力される発振信号を導くための出力線
路37とを別個に設け、各出力線路36,37を共に第
1及び第2の局部発振器31,32の誘電体共振器31
f,32fにそれぞれ結合させるとともに、各出力線路
36,37のBPF34,35に接続されていない側の
端部に、終端抵抗36a,37aを接続するようにした
ものである。
【0029】このような構成によっても、上記実施例と
同様な効果が得られるとともに、混合器14,25同志
が出力線路36,37及び誘電体共振器31f,32f
を介して間接的に結合されているため、混合器14,2
5相互間のアイソレーションも高めることができる。な
お、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。
同様な効果が得られるとともに、混合器14,25同志
が出力線路36,37及び誘電体共振器31f,32f
を介して間接的に結合されているため、混合器14,2
5相互間のアイソレーションも高めることができる。な
お、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
周波数変換損失を増大させることなくしかも構成簡易に
して小型化に適し経済的にも有利である極めて良好なマ
イクロ波周波数変換器を提供することができる。
周波数変換損失を増大させることなくしかも構成簡易に
して小型化に適し経済的にも有利である極めて良好なマ
イクロ波周波数変換器を提供することができる。
【図1】この発明に係るマイクロ波周波数変換器の一実
施例を示すブロック構成図。
施例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例の変形例を示すブロック構成図。
【図3】従来のマイクロ波周波数変換器を示すブロック
構成図。
構成図。
【図4】従来の他のマイクロ波周波数変換器を示すブロ
ック構成図。
ック構成図。
11…入力端子、12…低雑音増幅器、13…BPF、
14…混合器、15…第1の局部発振器、16…BP
F、17…第2の局部発振器、18…LPF、19…中
間周波増幅器、20…出力端子、21…BPF、22…
入力端子、23…低雑音増幅器、24…BPF、25…
混合器、26…BPF、27…LPF、28…中間周波
増幅器、29…出力端子、30…BPF、31…第1の
局部発振器、32…第2の局部発振器、33…出力線
路、34,35…BPF、36,37…出力線路。
14…混合器、15…第1の局部発振器、16…BP
F、17…第2の局部発振器、18…LPF、19…中
間周波増幅器、20…出力端子、21…BPF、22…
入力端子、23…低雑音増幅器、24…BPF、25…
混合器、26…BPF、27…LPF、28…中間周波
増幅器、29…出力端子、30…BPF、31…第1の
局部発振器、32…第2の局部発振器、33…出力線
路、34,35…BPF、36,37…出力線路。
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に第1の負性抵抗素子が接続され他
端に第1の終端抵抗が接続された第1の伝送線路に第1
の誘電体共振器が結合される第1の誘電体発振器と、一
端に第2の負性抵抗素子が接続され他端に第2の終端抵
抗が接続された第2の伝送線路に第2の誘電体共振器が
結合される第2の誘電体発振器とを備え、前記第1及び
第2の誘電体発振器から選択的に生成される発振信号と
入力信号とを混合することで前記入力信号を周波数変換
するマイクロ波周波数変換器において、前記第1及び第
2の誘電体共振器を同一の出力線路に結合させ、該出力
線路から前記第1及び第2の誘電体発振器で生成される
発振信号を導出するように構成してなることを特徴とす
るマイクロ波周波数変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149994A JPH07263965A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | マイクロ波周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149994A JPH07263965A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | マイクロ波周波数変換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263965A true JPH07263965A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12888679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5149994A Pending JPH07263965A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | マイクロ波周波数変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07263965A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6169511B1 (en) | 1998-08-18 | 2001-01-02 | Uniden Corporation | Radar detector |
| CN110988548A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-10 | 航天恒星科技有限公司 | 微波变频器的测试方法及其平台 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP5149994A patent/JPH07263965A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6169511B1 (en) | 1998-08-18 | 2001-01-02 | Uniden Corporation | Radar detector |
| CN110988548A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-10 | 航天恒星科技有限公司 | 微波变频器的测试方法及其平台 |
| CN110988548B (zh) * | 2019-12-16 | 2023-06-06 | 航天恒星科技有限公司 | 微波变频器的测试方法及其平台 |
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