JPH072642A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH072642A
JPH072642A JP14636993A JP14636993A JPH072642A JP H072642 A JPH072642 A JP H072642A JP 14636993 A JP14636993 A JP 14636993A JP 14636993 A JP14636993 A JP 14636993A JP H072642 A JPH072642 A JP H072642A
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JP
Japan
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phospholipid
formula
skin
derivative
cosmetic
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Application number
JP14636993A
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English (en)
Inventor
Sumitaka Kokusho
純孝 国生
Akira Tsunoda
昭 角田
Haruo Machida
晴夫 町田
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Meito Sangyo KK
Original Assignee
Meito Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 〔R及びRはC7〜21脂肪酸残基を、MはH,N
a,K,Ca,Mg等を、示す〕等で表されるリン脂質
誘導体又はその塩を含有することを特徴とする化粧料。 【効果】皮膚の日焼けによる黒シミ、ソバカスを予防
し、皮膚の美白保持に役立つ化粧料として優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リン脂質誘導体を含有
する化粧料に関し、更に詳しくは美白効果等を有し、し
かも人体に対する刺激性の低い化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の生活水準の高度化指向に伴い、人
体に対しての安全性や機能性を有する化粧料が待ち望ま
れている。このような化粧料としては、皮膚の色素沈着
を防いで白い肌を維持するための化合物を配合した美白
化粧料が知られている。美白効果を示す物質としては、
コージ酸やアルブチン等が知られているが、これらは、
水溶性であるため皮膚への浸透性が悪く、その効果は十
分なものではなかった。また、水溶性化合物は油性物質
との混ざりが悪く、分離し易いといった欠点もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況のもと
本発明は、皮膚への浸透性に優れ、かつ、油性物質との
良好に混合する美白化粧料を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、美白効果
を有する物質について鋭意検討した結果、リン脂質誘導
体が優れた美白効果を有すると同時に皮膚への浸透性に
も優れているることを見出し、本発明を完成した。即
ち、本発明は、一般式(I)で表されるリン脂質誘導体
又はその塩を含有することを特徴とする化粧料である。
【0005】
【化4】
【0006】〔式中Aは、
【0007】
【化5】
【0008】(R1 及びR2 は、それぞれ炭素数7から
21の脂肪酸残基を示す。) 式中Bは、
【0009】
【化6】
【0010】式中Mは、水素、アルカリ金属又はアルカ
リ土類金属を示す。〕 また、一般式(I)で表されるリン脂質誘導体またはそ
の塩、油性物質、水又は多価アルコール、及び、界面活
性剤を含有することを特徴とする化粧料である。以下本
発明を詳細に説明する。
【0011】本発明で用いる一般式(I)のリン脂質誘
導体としては、例えば、リン脂質コージ酸誘導体(式
(A))やリン脂質アルブチン誘導体(式(C))を挙
げることができる。また、これらを加水分解したリゾリ
ン脂質コージ酸誘導体(式(B))やリゾリン脂質アル
ブチン誘導体(式(D))を用いることもできる。
【0012】
【化7】
【0013】
【化8】
【0014】
【化9】
【0015】
【化10】
【0016】ここでR1 及びR2 は、それぞれ炭素数7
〜21の飽和又は不飽和の脂肪酸残基を示す。R1 、R2
は、同一のものであっても相違するものであってもよ
い。また、Mは、Na、K などアルカリ金属、Ca、Mgなど
アルカリ土類金属、又は、水素を示す。リン脂質コージ
酸誘導体及びリン脂質アルブチン誘導体は、例えば、リ
ン脂質コージ酸誘導体については特開昭61-88890号公報
記載の方法、リン脂質アルブチン誘導体については特開
昭59-187792 号公報記載の方法により製造することがで
きる。即ち、リン脂質とコージ酸もしくはアルブチンと
をホスホリパーゼDを用いてコージ酸もしくはアルブチ
ンの一級アルコール部分にリン脂質のホスファチジン酸
を移転反応させて製造する。
【0017】反応に用いられるリン脂質は、天然由来の
物としては、例えば、大豆、卵黄レシチンをはじめ、動
物や植物、微生物由来、合成リン脂質等が使用されるほ
か、水素添加により硬化したリン脂質であっても使用で
きる。ホスホリパーゼDとしては、コージ酸もしくはア
ルブチンをホスファチジン酸に移転する能力のあるもの
はいずれも使用することができる。
【0018】具体的な移転反応は、例えば卵黄レシチン
をエーテル等の有機溶媒に溶かし、これにコージ酸もし
くはアルブチンの水溶液とホスホリパーゼDを添加し、
混合して移転反応することにより行うことができる。こ
の際、反応液に例えばナトリウム塩、カリウム塩、カル
シウム塩、マグネシウム塩を加えて反応させることによ
り、加えた金属塩に応じたリン脂質誘導体の塩が得られ
る。反応後、溶液からリン脂質を上記の特許公報に記載
された方法により回収し、必要に応じて精製を行い、リ
ン脂質誘導体を得ることができる。
【0019】本発明の化粧料は、一般式(I)で表され
るリン脂質誘導体又はその塩を含有するが、この他にも
油性物質、水又はアルコール、及び、界面活性剤等を添
加することも可能である。リン脂質誘導体又はその塩の
含有量は、化粧料全体の0.05〜20重量%、好ましくは0.
1〜10重量%である。本発明に用いる油性物質として
は、動物や植物の油脂、蝋、リン脂質の他、高級アルコ
ール、高級脂肪酸、高級脂肪族炭化水素、合成エステル
油、多価アルコール、シリコン油等を挙げることができ
る。これらを具体的に例示すると、油脂としては、例え
ば、オリーブ油、大豆油、ヒマシ油、パーム油、カカオ
脂、牛脂、タラ肝油、バター等、蝋としては、例えば、
ホホバ油、蜜蝋、ラノリン、カルナウバロウ等、高級ア
ルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、ステ
アリルアルコール、セチルアルコール、オレイルアルコ
ール等、高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、
ラノリン脂肪酸等、高級脂肪族炭化水素としては、例え
ば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、セレシ
ン、マイクロクリスタリンワックス等、合成エステル油
としては、例えば、ブチルステアレート、ヘキシルラウ
レート、ジイソプロピルアジペート、ジイソプロピルセ
バケート等の直鎖もしくは分岐鎖エステル等、多価アル
コールとしては、例えば、グリセリン、ポリグリセリ
ン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等
を挙げることができる。これら油性物質の含有量は、化
粧料全体の5〜95重量%であることが好ましい。
【0020】本発明で用いる界面活性剤のうち、アニオ
ン性界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸塩、脂
肪酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルのリン酸塩や硫酸塩等、非イオン性界面活性
剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン
脂肪酸エステル等、両面活性剤としては、例えば、アル
キルベタイン、ホスホベタイン、ホスファチジルコリ
ン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジル
セリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジル
イノシトール及びこれらのリゾ体の他、ホスホファチジ
ン酸とその塩等が挙げられる。これら界面活性剤の含有
量は、化粧料重量全体の1〜10重量%であることが好ま
しい。
【0021】更に、本発明の化粧料には、精製水の他に
種々の添加剤を通常用いられる割合で配合しうる。例え
ば、香料、防腐殺菌剤、着色剤、顔料、抗酸化剤、増粘
剤、保湿剤、乳化剤、乳化安定剤、可溶化剤、紫外線吸
収剤、金属封鎖剤、薬効成分等を製品剤形に応じて適宜
選択して配合できる。本発明の化粧料としては、例え
ば、乳液、クリーム、化粧水、パウダー、オイル、軟膏
等いずれの化粧料にも適用できる。
【0022】従来グリセロール型リン酸エステル構造の
リン脂質は生態に対する刺激性が低く、しかも表面活
性、界面活性、乳化性などの特性を有していることが知
られている。従って、本発明で用いるリン脂質誘導体も
化粧料に用いた場合、美白、老化防止剤としての効果と
共に、乳化剤、分散剤、ゲル化剤、保湿剤、リポソーム
形成剤としての効果も期待できる。なお、本剤は皮膚外
用医薬品製剤としても利用しうる。
【0023】
【実施例】以下に一般式(I)に示したリン脂質誘導体
の製造参考例と、化粧料としての配合実施例を挙げて説
明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。 参考例−1(リン脂質コージ酸誘導体) 卵黄レシチンPC-98N(キューピー(株)製)20gにジエ
チルエーテル100ml 及び蒸留水100ml、NaClを4.0g、コ
ージ酸20g、アクチノマデューラ属由来のホスホリパー
ゼD(名糖産業社製)1,000単位を加えて30℃にて24hr
酵素により転移反応した。
【0024】反応後エーテル層を回収、エーテルを除去
して転移反応後の総リン脂質20gを回収した。このリン
脂質を基準油脂分析試験法(日本油化学協会編)のリン
脂質組成分析法5.3.3.1-86により分析した結果、転移反
応により新たに生成した下記リン脂質コージ酸誘導体
(式(A))が50%重量含まれていた。
【0025】このリン脂質10gをエーテル50mlに再溶解
し、ホスホリパーゼA2(レシターゼ10L :ノボ・ノル
ディスクバイオインダストリー株式会社製)10mlを添加
し、30℃、24hr反応し、リン脂質のβ位脂肪酸を加水分
解反応した。エーテル層を回収、エーテルを除去して総
リン脂質8.2gを回収した。このリン脂質を基準油脂分析
試験法(日本油化学協会編)のリン脂質組成分析法5.3.
3.1-86により分析した結果、加水分解反応により新たに
生成した下記リゾリン脂質コージ酸誘導体(式(B))
が40%重量含まれていた。前記公知方法に詳しく示され
ている如く、ホスホリパーゼDの転移反応は受容体アル
コール化合物の一級ヒドロキシル基にホスファチジン酸
が特異的に転移する反応であり、新たに転移生成したリ
ン脂質コージ酸誘導体の構造は(式(A))の通りであ
る。又ホスホリパーゼA2はβ位グリセリン脂肪酸エス
テルを特異的に加水分解する酵素であり、新たに生成し
たリゾリン脂質コージ酸誘導体の構造は(式(B))の
通りである。
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】参考例−2 卵黄レシチンPC-98N(キューピー(株)製)20gにジエ
チルエーテル100ml及び蒸留水100ml、NaClを4.0g、アル
ブチン100g、アクチノマデューラ属由来のホスホリパー
ゼD(名糖産業社製)2,000単位を加えて30℃にて24hr
酵素により転移反応した。
【0029】反応後エーテル層を回収、エーテルを除去
して転移反応後の総リン脂質22g を回収した。このリン
脂質を基準油脂分析試験法(日本油化学協会編)のリン
脂質組成分析法5.3.3.1-86により分析した結果、転移反
応により新たに生成した下記リン脂質アルブチン誘導体
(式(C))が80%重量含まれていた。このリン脂質10
gをエーテル50mlに再溶解し、ホスホリパーゼA2(レシ
ターゼ10L:ノボ・ノルディスクバイオインダストリー
株式会社製)10mlを添加し、30℃、24hr反応し、リン脂
質のβ位脂肪酸を加水分解反応した。エーテル層を回
収、エーテルを除去して総リン脂質8.2gを回収した。こ
のリン脂質を基準油脂分析試験法(日本油化学協会編)
のリン脂質組成分析法5.3.3.1-86により分析した結果、
加水分解反応により新たに生成した下記リゾリン脂質ア
ルブチン誘導体(式(D))が64%重量含まれていた。
【0030】
【化13】
【0031】
【化14】
【0032】参考例1、2で得られた4種類の転移反応
リン脂質誘導体について下記方法により精製し、その赤
外吸収を調べた。リン脂質誘導体を含む上記リン脂質試
料0.3gをシリカゲル−60(メルク社製)カラム(2×40
cm)に加え、クロロホルム:メタノール:水=65:35:
5の溶媒を用いてに溶出した。溶出フラクションをTL
C上に展開し、(クロロホルム:メタノール:アンモニ
ア:水=50:20:2:1又はクロロホルム:メタノー
ル:酢酸:水= 170:25:25:3)酵素反応により新た
に生成した単一スポットのリン脂質誘導体のフラクショ
ンを集め回収した。IRスペクトルは日本分光A202型赤
外分光光度計を用い、薄膜法により測定し、結果を第1
表に示した。
【0033】
【表1】 転移精製物 IR νmax (A) 3300,2950,2860,1740,1640,1460,1380,1230 (B) 3350,2950,2860,1740,1640,1460,1380,1230 (C) 3350,2920,2850,1740,1500,1465,1380,1220,1175,1100,1070, 1000,880,825,720 (D) 3360,2920,2850,1740,1500,1465,1380,1220,1175,1100,1070, 1000,880,825,720 実施例1 液状クリーム化粧料の原料配合例を第2表に
示した。
【0034】
【表2】 配合使用リン脂質誘導体構造 (A) (B) (C) (D) 原料 重量% 重量% 重量% 重量% 1.参考例1,2のリン脂質誘導体 3.8 3.0 1.4 1.2 2.ステアリン酸 0.6 0.6 0.6 0.6 3.モノステアリン酸グリセライド 1.5 1.5 1.5 1.5 4.流動パラフィン 10.0 10.0 10.0 10.0 5.プロピレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0 6.トラガントガム 1.0 1.0 1.0 1.0 7.防腐剤 適量 適量 適量 適量 8.精製水 78.1 78.9 80.5 80.7 9.香料 適量 適量 適量 適量 合計 100.0 100.0 100.0 100.0 上記成分1〜5を加熱溶解混和する一方、6〜9成分は
別途加熱溶解し、55℃にて両方を混合乳化し、冷やして
乳液を製造した。得られた乳液は第6表に示す如く、皮
膚明度回復、美白効果が認められた。比較例1として、
実施例1の第2表リン脂質誘導体の代わりに、同重量%
の卵黄レシチンPC-98N(キューピー(株)製)と0.3%
のコージ酸又はアルブチンを用いる他は、全て実施例1
と同様に製造した。これら乳液は第6表に示す如く、リ
ン脂質誘導体を用いた化粧料の方が、明らかに皮膚明度
回復、美白効果が優れていた。 実施例2 化粧水化粧料の原料配合例を第3表に示し
た。
【0035】
【表3】 配合使用リン脂質誘導体構造 (A) (B) (C) (D) 原料 重量% 重量% 重量% 重量% 1.参考例1,2のリン脂質誘導体 2.5 2.0 0.9 0.8 2.エタノール 7.5 7.5 7.5 7.5 3.プロピレングリコール 5.5 5.5 5.5 5.5 4.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 1.0 1.0 1.0 5.グリセリン 3.0 3.0 3.0 3.0 6.トラガントガム 0.5 0.5 0.5 0.5 7.防腐剤 適量 適量 適量 適量 8.精製水 80.0 80.5 81.6 81.7 9.香料 適量 適量 適量 適量 合計 100.0 100.0 100.0 100.0 上記成分1〜4を加熱溶解混和する一方、6〜9成分は
別途加熱溶解し、55℃にて両方を混合し、冷やして化粧
水を製造した。得られた化粧水は第6表に示す如く、皮
膚明度回復、美白効果が認められた。比較例2として、
実施例2の第3表リン脂質誘導体の代わりに、同重量%
の卵黄レシチンPC-98N(キューピー(株)製)と0.2%
のコージ酸又はアルブチンを用いる他は、全て実施例1
と同様に製造した。これら化粧水は第6表に示す如く、
リン脂質誘導体を用いた化粧料の方が、明らかに皮膚明
度回復、美白効果が優れていた。 実施例3 コールドクリーム化粧料の原料配合例を第4
表に示した。
【0036】
【表4】 配合使用リン脂質誘導体構造 (A) (B) (C) (D) 原料 重量% 重量% 重量% 重量% 1.参考例1,2のリン脂質誘導体 5.0 4.0 1.8 1.6 2.蜜臘 10.0 10.0 10.0 10.0 3.脱水ラノリン 5.0 5.0 5.0 5.0 4.流動パラフィン 47.0 47.0 47.0 47.0 5.ボリグリセリン脂肪酸エステル 5.0 5.0 5.0 5.0 6.ホウ砂 1.0 1.0 1.0 1.0 7.グリセリン 5.0 5.0 5.0 5.0 8.防腐剤 適量 適量 適量 適量 9.精製水 22.0 23.0 25.2 25.4 10.香料 適量 適量 適量 適量 合計 100.0 100.0 100.0 100.0 上記成分1〜6を加熱溶解混和する一方、7〜10成分は
別途加熱溶解し、55℃にて両方を混合し乳化しつつ、冷
してコールドクリームを製造した。得られたコールドク
リームは第6表に示す如く、皮膚明度回復、美白効果が
認められた。比較例3として、実施例3の第4表リン脂
質誘導体の代わりに、同重量%の卵黄レシチンPC-98N
(キューピー(株)製)と0.4%のコージ酸又はアルブ
チンを用いる他は、全て実施例3と同様に製造した。こ
れらコールドクリームは第6表に示す如く、リン脂質誘
導体を用いた化粧料の方が、明らかに皮膚明度回復、美
白効果が優れていた。 実施例4 無水油性クリーム化粧料の原料配合例を第5
表に示した。
【0037】
【表5】 配合使用リン脂質誘導体構造 (A) (B) (C) (D) 原料 重量% 重量% 重量% 重量% 1.参考例1,2のリン脂質誘導体 5.0 4.0 1.8 1.6 2.ワセリン 25.0 25.0 25.0 25.0 3.セレシン 15.0 15.0 15.0 15.0 4.流動パラフィン 25.0 25.0 25.0 25.0 5.オリーブ油 24.0 25.0 27.0 27.0 6.酸化防止剤 1.0 1.0 1.0 1.0 7.ベントナイト 5.0 5.0 5.0 5.0 8.防腐剤 適量 適量 適量 適量 9.色素 適量 適量 適量 適量 10.香料 適量 適量 適量 適量 合計 100.0 100.0 100.0 100.0 上記成分1〜9を加熱溶解混和する一方、45℃にて10を
混合し乳化しつつ、冷して無水油性クリームを製造し
た。得られた無水油性クリームは第6表に示す如く、皮
膚明度回復、美白効果が認められた。比較例4とし、実
施例4の第5表リン脂質誘導体の代わりに、同重量%の
卵黄レシチンPC-98N(キューピー(株)製)と0.4%の
コージ酸又はアルブチンを用いる他は、全て実施例4と
同様に製造した。これら無水油性クリームは第6表に示
す如く、リン脂質誘導体を用いた化粧料の方が、明らか
に皮膚明度回復、美白効果が優れていた。 実施例5 実施例1〜4に示した化粧料の皮膚明度回復効果判定方
法及び美白効果試験方法についての実施方法を説明す
る。 (1)皮膚の明度回復効果判定試験方法。
【0038】10〜30歳代の女性15人の上腕部皮膚にUV-B
領域の紫外線を最小紅斑量の2.5倍量照射した。照射よ
り6日経過後に照射部半分に試験試料を塗布し、残り半
分を非塗布部とし、被験者ごとに対照となる皮膚基準明
度を測定し、塗布部皮膚基準明度をLV0 非塗布部の皮
膚の明度を分光色彩計でマンセル値を測定し、その値を
それぞれLVm とLVm′とした。尚、皮膚明度回復効
果回を示す評価は下記基準により評価し、15名の平均評
価点の平均値として第6表に示した。但し、△LV=L
m−LV0、△LV′=LVm′−LV0′を意味する。 評価点 判定基準 5 △LV−△LV′≧0.15 4 0.15>△LV−△LV′≧0.1 3 0.10>△LV−△LV′≧0.05 2 0.05>△LV−△LV′≧0.01 1 0.01>△LV−△LV′≧0.00 (2)美白、老化防止効果判定試験方法 最近顔の色が黒くなったと感じている人、シミ、ソバカ
ス、の多くなって来たと感じている女性20名の顔に毎日
朝、晩の2回試料を塗布し続け、3ヶ月連続塗布後の美
白改善効果を調査し、改善の見られた人数を第6表に示
した。
【0039】
【表6】
【0040】
【発明の効果】本発明の化粧料は、皮膚の日焼けによる
黒シミ、ソバカスを予防し、皮膚の美白保持に役立つ化
粧料として優れている。更に本発明のリン脂質誘導体は
皮膚浸透性に優れた、安全性の高い美白剤として医薬品
製剤としても利用できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で表されるリン脂質誘導体
    又はその塩を含有することを特徴とする化粧料。 【化1】 〔式中Aは、 【化2】 (R1 及びR2 は、それぞれ炭素数7から21の脂肪酸残
    基を示す。)式中Bは、 【化3】 式中Mは、水素、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を
    示す。〕
  2. 【請求項2】 一般式(I)で表されるリン脂質誘導体
    またはその塩、油性物質、水又は多価アルコール、及
    び、界面活性剤を含有することを特徴とする化粧料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8287007B2 (en) 2005-12-22 2012-10-16 Robert Bosch Gmbh Plastic-metal connection and fuel injector having a plastic-metal connection

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