JPH0726472B2 - 左官鏝 - Google Patents

左官鏝

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JPH0726472B2
JPH0726472B2 JP16600090A JP16600090A JPH0726472B2 JP H0726472 B2 JPH0726472 B2 JP H0726472B2 JP 16600090 A JP16600090 A JP 16600090A JP 16600090 A JP16600090 A JP 16600090A JP H0726472 B2 JPH0726472 B2 JP H0726472B2
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JP
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cover plate
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plate
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recess
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勉 宮崎
俊雄 宮崎
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株式会社アローライン工業
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【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野: 本発明は、左官鏝の改良に関するものである。
ロ.従来の技術: 従来のこの種の左官鏝には、弾性金属で造つた背金を、
柱脚より前方および後方にゆくに従って逐次背金の厚さ
を減じ、幅を拡げることにより撓し易すくして、この背
金を鏝板に接着し、柱脚は背金にかしめ固定したもの
(実公昭59-32680号公報。以下第1例と呼ぶ)や、下面
に突起を列設した棒状背金と先細となつている押圧板金
とを熱熔着し、該押圧板金の裏面には粘着剤を塗布し、
鏝板本体と貼着したもの(実開昭61-28843号公報。以下
第2例と呼ぶ)などがあった。
また、背金の上に、両端を背金の厚さだけ圧下したばね
板を載せて、背金、ばね板、柱脚の3者を1体に熔着し
て上部構造体を構成し、該構造体を鏝板に接着したもの
(以下第3例と呼ぶ)もあつた。
ハ.発明が解決しようとする問題点。: 上述の第1例の左官鏝は、弾性金属(普通厚さ2.5乃至
3.0ミリの熱処理済み鋼板)で造つた背金の両端を、焼
き戻らないように冷却しながら、所要の曲面に切削する
作業は、格別の技術と熟練とを要するものであった。
また、柱脚を植立固定するために、熱処理済み鋼板製の
背金にかしめ用の角穴を穿つ作業も手間と注意との要る
作業であつた。
なお、熱処理済み鋼板を切削または穿孔する加工は、作
業中に歪みが出たり、加工後に歪みが残つたりすること
が多かつた。
第2例の左官鏝は、鏝の後端を持ち上げて鏝の先端部で
壁面を強く押圧すると、押圧板金の厚さが一定なのと、
棒状背金の剛性が高いのとで、押圧板金の先端および棒
状背金の先端部で、鏝板の撓り(しなり)具合が悪く、
いゆる『腰折れ』を生じて作業性を損ねるものであっ
た。
第3例の左官鏝は、ばね板を製造するに当つて、材料と
して熱処理済みのばね鋼板をそのまま用いていたので、
成型後の弾力の強さの調整の幅が狭く、色々な強さのば
ねを別々に用意する必要があり、不便であつた。
ニ.発明の目的: 従来の欠点を解消して、製造が容易で使用に便利な左官
鏝を、安価に供給することを目的とする。
ホ.発明の構成: この発明を図面にもとづいて説明すると、(1)は上部
構造体、(2)は鏝板、(3)は柄、である。
上部構造体(1)は、柄(3)への挿入部(4)を1体
に構成した逆L型の柱脚(5)と、カバー板(6)と、
剛性金属製背金(7)と、より成り、柱脚(5)とカバ
ー板(6)と背金(7)とは、分離不能に熔着されてい
る。
なお、カバー板(6)は長方形の焼鈍した炭素鋼板で造
られ、その下面に背金(7)を収納するための凹部
(8)が設けられており、該凹部(8)の深さは背金
(7)の厚さ(t)と等しくされている。即ち、背金
(7)を該凹部(8)に入れると、カバー板(6)の下
面と背金(7)の下面とは同一平面になるように造って
ある。
なお、(9)はカバー板(6)の前突出部、(10)は凹
部前端、(11)は凹部上面、(12)は凹部後端、(13)
は後突出部、である。
また、カバー板(6)の幅が背金(7)の幅に背金
(7)の厚さ(t)の2倍を加えた数値より大きい場合
には、凹部(8)をプレス加工すると、カバー板(6)
の側面にフランジ(14)が残る。
次に、第4図、第5図に示したものは、背金(7)と同
じ幅のカバー板(6)を用いたもので、カバー板(6)
をその長さ方向と直角に曲折して、前突出部(9)、前
段部(15)、上面(16)、後段部(17)、後突出部(1
3)となし、前段部(15)と後段部(17)との距離を背
金(7)の長さと等しくし、前後の突出部(9)(13)
と上面(16)との段差を背金(7)の厚さ(t)に等し
く造つてある。
なお、第1図、第2図、第3図に示したものは、カバー
板(6)の凹部前端(10)および前突出部(9)と、凹
部後端(12)および後突出部(13)とには、それぞれ熱
処理を施してあるので、該部には弾性がある。
また同様に、第4図、第5図における前段部(15)およ
び前突出部(9)と、後段部(17)および後突出部(1
3)とにも、それぞれ熱処理を施してあるので、該部に
も弾性が付与されている。
背金(7)とカバー板(6)とは、分離しないように、
要点をスポツト熔着(18)してある。
(19)は接着後も弾性変形可能な接着剤である。接着剤
(19)は糊状のものでもよいし、両面接着テープ状のも
のでもよい。
なお、ここに言う『熱処理』とは、焼鈍した炭素鋼板に
まず「焼入」を施し、しかる後、「焼きなまし(焼
鈍)」を施して、炭素鋼板に所要の強さの弾性を与える
一連の熱処理工程を指している。また、左官鏝製造業を
含む刃物業界では、上記の『一連の熱処理工程』を、単
に「焼入を施す」と俗称している。
ヘ.作用: 本発明左官鏝は、図面および上記説明のように構成され
ているので、次のように作用する。
従来のように、弾性鋼板で造つた厚い背金を冷却しなが
ら注意して切削する必要がないので、作業中に材料が歪
んで使用に耐えなくなつたり、完成した製品に内部歪み
が残つたりすることがない。
また、カバー板(6)の前部および後部に熱処理を施し
て、該部に弾性を付与してあり、かつ、上部構造体
(1)と鏝板(2)とは接着後も弾性変形可能な接着剤
(19)で接着してあるので、左官作業中、鏝先で壁面を
圧するために、鏝板(2)の後端を持ち上げて鏝先に力
を入れると、鏝板(2)が弯曲して壁を押さえるが、カ
バー板(6)の前突出部(9)は鏝板(2)に充分に接
着されており、かつ前突出部(9)と凹部前端(10)と
は熱処理により弾性化してあるので、前突出部(9)は
鏝板(2)の曲がりに応じて曲がりながら、柄(3)に
加えた押圧力を鏝板(2)に伝える。
このとき、鏝板(2)の曲率と前突出部(9)の曲率と
が異なるので、前突出部(9)の先端はやや前方にずれ
るが、接着剤(19)の弾性変形により、鏝板(2)と前
突出部(9)とは分離することはない。
なお、第1図、第2図におけるカバー板(6)のフラン
ジ(14)は、外観を整える為に、これを無くしてもよ
い。
また、接着剤(19)は糊状のものを用いても良いし、両
面接着テープ状のものを用いても良い。
ト.実施例: 図には、本発明の1実施例を示した。
なお、仕上げ作業に用いる鏝において、 鏝 板:223×73×0.5 ステンレス鋼板 背 金:130×25×1.6 炭素鋼板 カバー板:185×25×0.7 部分的に熱処理をした炭素鋼 板 前突出部の長さ:45 (単位 ミリ) 接着剤:スリーボンド社製2液性変成シリコン ・ミヤザキ1号(商品名)を150℃ において15分間焼き付け 上部構造体の組立:電気熔接 とした本発明の左官鏝は、鏝板(2)の後端を上げて鏝
板(2)の先端で壁を圧した場合、鏝板(2)およびカ
バー板(6)は腰折れすることなく、加圧力の変化に応
じて曲がり具合(いわゆる「撓り具合」)も良好で、作
業性の良い鏝が得られた。
なお、接着剤(19)として日東電工社製両面接着テープ
No.541(商品名)を常温使用した場合にも、上記2液性
変成シリコンを用いた場合と同じく、撓り具合の良好
な、作業性の良い鏝が得られた。
また、カバー板(6)の部分的熱処理を加減することに
より、カバー板(6)前突出部(9)の弾力を加減する
ことができるので、同一規格のカバー板(6)を用い
て、鏝板(2)の撓り(しなり)具合を加減することが
できた。
チ.発明の効果: 本発明左官鏝は、上記の如くに構成され、作用するの
で、次のような効果がある。
・焼鈍した炭素鋼板で、カバー板(6)をまず成型し、
次にその両端の必要部分に熱処理を施し、弾性を付与し
てカバー板(6)を造るので、従来のように、ばね鋼を
冷却しながら切削するような面倒な工程が不要で、切削
工程中の熱による歪みや、不良品の発生もなく、製造が
容易で、従つて製品を安価に供給できる。
・カバー板(6)の部分的熱処理をする場合、焼入れお
よび焼きなましの強さを変えることにより、カバー板
(6)の当該部分の弾力性を加減できるので、従来のよ
うに鏝の大きさに応じてばね板(カバー板に相当するも
の)の種類や寸法を細かく変えたものを多数準備する必
要がない。
従つて、カバー板(6)の種類を減らせるので、製造原
価を引き下げることができる。
・また、カバー板(6)の厚さを変えることによつて
も、カバー板(6)の弾力性を変えることができるの
で、材料選択の自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明左官鏝の斜視図、 第2図は、カバー板と背金との説明図で、(イ)は平面
図、(ロ)は断面図、 第3図は、組み立て図、 第4図は、他の実施例の斜視図、 第5図は、同じくカバー板と背金との説明図で、(イ)
は平面図、(ロ)は断面図、 である。 図において、 (1)……上部構造体 (2)……鏝板 (5)……柱脚 (6)……カバー板 (7)……背金 (8)……凹部 (t)……背金の厚さ (9)……前突出部 (10)……凹部前端 (12)……凹部後端 (13)……後突出部 (15)……前段部 (17)……後段部 (18)……熔着 (19)……接着剤 である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左官鏝において、 焼鈍した炭素鋼板で造った長方形のカバー板(6)の下
    面に、剛性金属製背金(7)を収納するための凹部
    (8)を設け、該凹部(8)の深さを該背金(7)の厚
    さ(t)と等しくし、 カバー板(6)の前突出部(9)を、カバー板(6)の
    後突出部(13)より長く造り、 凹部前端(10)および前突出部(9)と、凹部後端(1
    2)および後突出部(13)とに、それぞれ熱処理を施し
    て、該部に弾性を付与し、 カバー板(6)の凹部(8)に背金(7)を内装し、カ
    バー板(6)の凹部(8)上面(11)に柱脚(5)を立
    て、柱脚(5)、カバー板(6)、背金(7)の3者を
    分離不能に熔着して成る上部構造体(1)を、 接着後も弾性変形可能な接着剤(19)により、鏝板
    (2)に接着したこと、 を特徴とする、左官鏝。
  2. 【請求項2】背金(7)の幅と等しい幅で、背金(7)
    の長さより長い長さの、焼鈍した炭素鋼板で造ったカバ
    ー板(6)を、その長さ方向と直角に曲折して、前突出
    部(9)、前段部(15)、上面(16)、後段部(17)、
    後突出部(13)となし、 前段部(15)と後段部(17)との距離を背金(7)の長
    さと等しくし、前後の突出部(9)(13)と上面(16)
    との段差を背金(7)の厚さ(t)に等しからしめ、 前段部(15)および前突出部(9)と、後段部(17)お
    よび後突出部(13)とに、それぞれ熱処理を施して、該
    部にそれぞれ弾性を付与し、 カバー板(6)の前段部(15)と後段部(17)との間に
    背金(7)を入れ、 カバー板(6)上面(16)に柱脚(5)を立て、柱脚
    (5)、カバー板(6)、背金(7)の3者を分離不能
    に熔着して上部構造体(1)とした、 特許請求の範囲第1項記載の、左官鏝。
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