JPH0726992Y2 - ポンプ注液式液体容器 - Google Patents
ポンプ注液式液体容器Info
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- JPH0726992Y2 JPH0726992Y2 JP1992000596U JP59692U JPH0726992Y2 JP H0726992 Y2 JPH0726992 Y2 JP H0726992Y2 JP 1992000596 U JP1992000596 U JP 1992000596U JP 59692 U JP59692 U JP 59692U JP H0726992 Y2 JPH0726992 Y2 JP H0726992Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- guide wall
- liquid
- injection type
- membrane material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エアーポンプからの加
圧空気により容器体内の液体を一連の液体注出通路を通
して外部へ注出し得るようにしたポンプ注液式液体容器
に関するものである。
圧空気により容器体内の液体を一連の液体注出通路を通
して外部へ注出し得るようにしたポンプ注液式液体容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のポンプ注液式液体容器に
おいては、エアーポンプとして一般にジグザグに折返さ
れた環状ヒダを有する蛇腹式のものが使用されている。
このような蛇腹式のエアーポンプでは、ポンプ伸縮時に
環状ヒダの折返し屈曲部が屈伸するようになる。ところ
で、蛇腹式のエアーポンプでは、伸縮部がジグザグ状の
環状ヒダとなっているので、外形の割にポンプ容量が小
さくなり、又伸縮時に環状ヒダの折返し屈曲部のみが局
部的に屈伸せしめられるので、該折返し屈曲部が傷み易
くなってエアーポンプの耐久性が低くなり、さらにこの
ような蛇腹式のエアーポンプでは圧縮時の操作が重いと
いう問題がある。
おいては、エアーポンプとして一般にジグザグに折返さ
れた環状ヒダを有する蛇腹式のものが使用されている。
このような蛇腹式のエアーポンプでは、ポンプ伸縮時に
環状ヒダの折返し屈曲部が屈伸するようになる。ところ
で、蛇腹式のエアーポンプでは、伸縮部がジグザグ状の
環状ヒダとなっているので、外形の割にポンプ容量が小
さくなり、又伸縮時に環状ヒダの折返し屈曲部のみが局
部的に屈伸せしめられるので、該折返し屈曲部が傷み易
くなってエアーポンプの耐久性が低くなり、さらにこの
ような蛇腹式のエアーポンプでは圧縮時の操作が重いと
いう問題がある。
【0003】又、従来から、ポンプ注液式液体容器のエ
アーポンプとして、伸縮部にヒダがなく且つポンプ収縮
時に上下に撓み変形する膜材を使用した、いわゆるベロ
フラム式のものを採用したものがある。このようなベロ
フラム式のエアーポンプを使用したポンプ注液式液体容
器では、ヒダがないので上記した蛇腹式エアーポンプの
問題点を改善することができる。
アーポンプとして、伸縮部にヒダがなく且つポンプ収縮
時に上下に撓み変形する膜材を使用した、いわゆるベロ
フラム式のものを採用したものがある。このようなベロ
フラム式のエアーポンプを使用したポンプ注液式液体容
器では、ヒダがないので上記した蛇腹式エアーポンプの
問題点を改善することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
ベロフラム式のエアーポンプを使用した従来のポンプ注
液式液体容器では、ポンプ収縮状態においてエアーポン
プの膜材部分を上下に撓み変形させて該膜材に折返し部
を形成する必要があるが、ポンプ圧縮時にはポンプ内が
高圧となることにより膜材部分を外側に押し出すような
作用が働き、該膜材部分を滑らかに撓ませる(上下に折
返す)ことが困難となるという問題があった。
ベロフラム式のエアーポンプを使用した従来のポンプ注
液式液体容器では、ポンプ収縮状態においてエアーポン
プの膜材部分を上下に撓み変形させて該膜材に折返し部
を形成する必要があるが、ポンプ圧縮時にはポンプ内が
高圧となることにより膜材部分を外側に押し出すような
作用が働き、該膜材部分を滑らかに撓ませる(上下に折
返す)ことが困難となるという問題があった。
【0005】本考案は、上記した従来の問題点に鑑み、
エアーポンプの伸縮部をヒダのない膜材で構成したもの
であっても、ポンプ操作時に該膜材を安定した状態で撓
ませ得るようにしたポンプ注液式液体容器を提供するこ
とを目的とするものである。
エアーポンプの伸縮部をヒダのない膜材で構成したもの
であっても、ポンプ操作時に該膜材を安定した状態で撓
ませ得るようにしたポンプ注液式液体容器を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、エアーポンプ
からの加圧空気により容器体内の液体を一連の液体注出
通路を通して外部へ注出し得るようにし、しかもエアー
ポンプの伸縮部に、ヒダがなく且つポンプ収縮時に上下
に撓み変形して折返し部ができる如くした膜材を使用し
たポンプ注液式液体容器において、ポンプ伸縮動作とと
もに上下動する可動部材に、前記膜材を外側から囲う上
側ガイド壁を設け、該上側ガイド壁よりポンプ径方向の
内方位置にあってポンプ収縮時に前記膜材の折返し部を
内側からガイドする下側ガイド壁を設ける一方、ポンプ
伸長状態における、前記上側ガイド壁の下端と前記下側
ガイド壁の上端との間に、前記膜材の折返し部を進入せ
しめる隙間を設けるとともに、前記膜材は、前記上側ガ
イド壁の下端と前記下側ガイド壁の上端との間の隙間に
臨む位置において前記下側ガイド壁より外側に膨出する
膨出部を設けたことを特徴としている。
からの加圧空気により容器体内の液体を一連の液体注出
通路を通して外部へ注出し得るようにし、しかもエアー
ポンプの伸縮部に、ヒダがなく且つポンプ収縮時に上下
に撓み変形して折返し部ができる如くした膜材を使用し
たポンプ注液式液体容器において、ポンプ伸縮動作とと
もに上下動する可動部材に、前記膜材を外側から囲う上
側ガイド壁を設け、該上側ガイド壁よりポンプ径方向の
内方位置にあってポンプ収縮時に前記膜材の折返し部を
内側からガイドする下側ガイド壁を設ける一方、ポンプ
伸長状態における、前記上側ガイド壁の下端と前記下側
ガイド壁の上端との間に、前記膜材の折返し部を進入せ
しめる隙間を設けるとともに、前記膜材は、前記上側ガ
イド壁の下端と前記下側ガイド壁の上端との間の隙間に
臨む位置において前記下側ガイド壁より外側に膨出する
膨出部を設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本考案のポンプ注液式液体容器によれば、エア
ーポンプの伸縮部にヒダのない膜材を使用している関係
上、ポンプ収縮動作時にポンプ内が高圧となってエアー
ポンプの膜材を外側に膨出させようとするが、該膜材の
外側には上側ガイド壁を設けているので、ポンプ収縮動
作時に該膜材が外側に膨らんで撓むことがなくなる。
又、ポンプ収縮状態では、膜材が撓み変形して該膜材に
折返し部が形成されるが、ポンプ伸長状態における上側
ガイド壁の下端と下側ガイド壁の上端との間に膜材折返
し用の隙間を設け、且つ膜材における該隙間に臨む位置
に下側ガイド壁より外側に膨出する膨出部を設けている
ので、ポンプ圧縮初期において該膜材膨出部がポンプ内
の圧力によって上記隙間から外方に押し出されるように
なり、膜材の折返し部が容易に形成されるようになる。
そして、エアーポンプをさらに圧縮させると、上側ガイ
ド壁が膜材の収縮量に応じて下動し、該上側ガイド壁が
常に膜材の外側をガイドするとともに下側ガイド壁の外
側に対面するようになる。従って、膜材折返し部は、上
側ガイド壁と下側ガイド壁との間の隙間内で折返され、
該両ガイド壁によって内外両側からガイドされるように
なる。
ーポンプの伸縮部にヒダのない膜材を使用している関係
上、ポンプ収縮動作時にポンプ内が高圧となってエアー
ポンプの膜材を外側に膨出させようとするが、該膜材の
外側には上側ガイド壁を設けているので、ポンプ収縮動
作時に該膜材が外側に膨らんで撓むことがなくなる。
又、ポンプ収縮状態では、膜材が撓み変形して該膜材に
折返し部が形成されるが、ポンプ伸長状態における上側
ガイド壁の下端と下側ガイド壁の上端との間に膜材折返
し用の隙間を設け、且つ膜材における該隙間に臨む位置
に下側ガイド壁より外側に膨出する膨出部を設けている
ので、ポンプ圧縮初期において該膜材膨出部がポンプ内
の圧力によって上記隙間から外方に押し出されるように
なり、膜材の折返し部が容易に形成されるようになる。
そして、エアーポンプをさらに圧縮させると、上側ガイ
ド壁が膜材の収縮量に応じて下動し、該上側ガイド壁が
常に膜材の外側をガイドするとともに下側ガイド壁の外
側に対面するようになる。従って、膜材折返し部は、上
側ガイド壁と下側ガイド壁との間の隙間内で折返され、
該両ガイド壁によって内外両側からガイドされるように
なる。
【0008】
【考案の効果】従って、本考案のポンプ注液式液体容器
によれば次のような効果がある。
によれば次のような効果がある。
【0009】(1) エアーポンプの膜材を上側ガイド壁
でガイドしているので、伸縮部にヒダのない膜材を使用
したものであっても、ポンプ操作時に該膜材が外側に膨
れて撓むことがなくなる。
でガイドしているので、伸縮部にヒダのない膜材を使用
したものであっても、ポンプ操作時に該膜材が外側に膨
れて撓むことがなくなる。
【0010】(2) ポンプ圧縮初期において、膜材の膨
出部がポンプ内の圧力によって上側ガイド壁の下端と下
側ガイド壁の上端との間の隙間から外方に押し出される
ので、膜材の折返し部を容易に且つ確実に形成できる。
出部がポンプ内の圧力によって上側ガイド壁の下端と下
側ガイド壁の上端との間の隙間から外方に押し出される
ので、膜材の折返し部を容易に且つ確実に形成できる。
【0011】(3) ポンプ収縮状態においては膜材に折
返し部が形成されるが、該折返し部は上側ガイド壁と下
側ガイド壁との間の隙間内で折返されるので、該折返し
部を両ガイド壁で内外両側からガイドでき、膜材を安定
した姿勢で撓ませることができる。
返し部が形成されるが、該折返し部は上側ガイド壁と下
側ガイド壁との間の隙間内で折返されるので、該折返し
部を両ガイド壁で内外両側からガイドでき、膜材を安定
した姿勢で撓ませることができる。
【0012】
【実施例】図1〜図6を参照して本考案のいくつかの実
施例を説明すると、図1及び図2には本考案第1実施
例、図3〜図6にはそれぞれ同第2〜第5実施例のポン
プ注液式液体容器が示されている。
施例を説明すると、図1及び図2には本考案第1実施
例、図3〜図6にはそれぞれ同第2〜第5実施例のポン
プ注液式液体容器が示されている。
【0013】図1及び図2に示す第1実施例のポンプ注
液式液体容器は、ステンレス鋼板製の真空二重容器から
なる容器体4の上部に環状の肩部材5を取付けてなる液
体容器本体1と、該液体容器本体1の上部を覆蓋する蓋
体3と、容器体4内に加圧空気を送り込むためのエアー
ポンプ8と、容器体4の内外を連絡する一連の液体注出
通路10を有する導液管ユニット2とを基本部材として
構成されている。
液式液体容器は、ステンレス鋼板製の真空二重容器から
なる容器体4の上部に環状の肩部材5を取付けてなる液
体容器本体1と、該液体容器本体1の上部を覆蓋する蓋
体3と、容器体4内に加圧空気を送り込むためのエアー
ポンプ8と、容器体4の内外を連絡する一連の液体注出
通路10を有する導液管ユニット2とを基本部材として
構成されている。
【0014】肩部材5の中央部には、容器体4内と連通
する給液口6が形成されている。この給液口6は、導液
管ユニット2の栓11部分で開閉される。
する給液口6が形成されている。この給液口6は、導液
管ユニット2の栓11部分で開閉される。
【0015】蓋体3は、液体容器本体1の上部におい
て、後端部を蝶番装置30で弧回動開閉自在に枢着する
とともに前部を蓋ロック部材31でロックしている。
て、後端部を蝶番装置30で弧回動開閉自在に枢着する
とともに前部を蓋ロック部材31でロックしている。
【0016】導液管ユニット2は、栓11に縦向きの液
体汲上管21と横向きの液体注出管22とを取付けて構
成されている。
体汲上管21と横向きの液体注出管22とを取付けて構
成されている。
【0017】栓11内には、エアーポンプ8からの加圧
空気を容器体4内に導く栓内空気通路12と、液体汲上
管21と液体注出管22とを連通させる栓内液通路14
とが形成されている。栓内空気通路12内には、液体容
器転倒時の止水弁13が収容されている。栓内液通路1
4内には、弁座15が形成されている。この弁座15は
液通路開閉弁16で開閉される。又、該液通路開閉弁1
6は弁押上げスプリング17で上動閉弁方向に付勢され
ている。
空気を容器体4内に導く栓内空気通路12と、液体汲上
管21と液体注出管22とを連通させる栓内液通路14
とが形成されている。栓内空気通路12内には、液体容
器転倒時の止水弁13が収容されている。栓内液通路1
4内には、弁座15が形成されている。この弁座15は
液通路開閉弁16で開閉される。又、該液通路開閉弁1
6は弁押上げスプリング17で上動閉弁方向に付勢され
ている。
【0018】液体注出通路10は、前記液体汲上管21
と栓内液通路14と液体注出管22と該液体注出管22
の先端に連続する注出補助管23とで構成されている。
と栓内液通路14と液体注出管22と該液体注出管22
の先端に連続する注出補助管23とで構成されている。
【0019】エアーポンプ8は、蓋体3内に設置されて
いる。このエアーポンプ8は、ポンプ上板81とポンプ
底板82との間にヒダのない膜材(ベロフラム)83を
介設して構成されている。ポンプ上板81の中央部には
吸入口84が形成され、他方、ポンプ下板82の中央部
には吐出口85が形成されている。ポンプ上板81下面
とポンプ底板82上面との間にはポンプ伸長用スプリン
グ86が介設されている。
いる。このエアーポンプ8は、ポンプ上板81とポンプ
底板82との間にヒダのない膜材(ベロフラム)83を
介設して構成されている。ポンプ上板81の中央部には
吸入口84が形成され、他方、ポンプ下板82の中央部
には吐出口85が形成されている。ポンプ上板81下面
とポンプ底板82上面との間にはポンプ伸長用スプリン
グ86が介設されている。
【0020】エアーポンプ8の膜材83は、ゴムなどの
可撓性を有する材料によって筒状に形成されており、そ
の上部開口縁をポンプ上板81の下面に気密的に結合す
るとともに下部開口縁をポンプ底板82の上面に気密的
に結合して装着されている。又、この第1実施例では、
膜材83は、上半部分83aが下半部分83bよりやや
大径となっており、その上半部分83aと下半部分83
bとの境界部に段部(実用新案登録請求の範囲中の膨出
部となる)83dが形成されている。
可撓性を有する材料によって筒状に形成されており、そ
の上部開口縁をポンプ上板81の下面に気密的に結合す
るとともに下部開口縁をポンプ底板82の上面に気密的
に結合して装着されている。又、この第1実施例では、
膜材83は、上半部分83aが下半部分83bよりやや
大径となっており、その上半部分83aと下半部分83
bとの境界部に段部(実用新案登録請求の範囲中の膨出
部となる)83dが形成されている。
【0021】エアーポンプ8の上部には、逆容器形のポ
ンプ押板41が設けられている。このポンプ押板41と
ポンプ上板81との間にはポンプ伸長用スプリング86
より弾発力の小さいスプリング42が介設されている。
そして、ポンプ押板41の非押圧時には、ポンプ上板8
1に設けた吸入口84が開放されているが、ポンプ押板
41を押下げると、まずポンプ押板41の下面で吸入口
84を閉じた後、エアーポンプ8が圧縮されるようにな
る。
ンプ押板41が設けられている。このポンプ押板41と
ポンプ上板81との間にはポンプ伸長用スプリング86
より弾発力の小さいスプリング42が介設されている。
そして、ポンプ押板41の非押圧時には、ポンプ上板8
1に設けた吸入口84が開放されているが、ポンプ押板
41を押下げると、まずポンプ押板41の下面で吸入口
84を閉じた後、エアーポンプ8が圧縮されるようにな
る。
【0022】このエアーポンプ8は、閉蓋時には栓11
内に形成した栓内空気通路12を介して容器体4内と連
通するようになっている。
内に形成した栓内空気通路12を介して容器体4内と連
通するようになっている。
【0023】エアーポンプ8の膜材83の外側には、こ
の第1実施例では、該膜材83の上半部分83aの外側
を囲う上側ガイド壁91と、膜材83の下半部分83b
の外側を囲う下側ガイド壁92とが設けられている。
の第1実施例では、該膜材83の上半部分83aの外側
を囲う上側ガイド壁91と、膜材83の下半部分83b
の外側を囲う下側ガイド壁92とが設けられている。
【0024】上側ガイド壁91は、この第1実施例では
ポンプ押板41(実用新案登録請求の範囲中の可動部材
となる)の外周部に下向きの筒部を一体形成して構成さ
れている。この上側ガイド壁91は、膜材83の上半部
分83aの外側の近接位置(又は接触位置)において該
上半部分83aのほぼ全高さ範囲を囲うように設置され
ている。そして、この上側ガイド壁91は、図1に示す
ポンプ伸長状態及び図2に示すポンプ収縮状態のいずれ
の状態においても常に膜材上半部分83aの外側をガー
ドしている。
ポンプ押板41(実用新案登録請求の範囲中の可動部材
となる)の外周部に下向きの筒部を一体形成して構成さ
れている。この上側ガイド壁91は、膜材83の上半部
分83aの外側の近接位置(又は接触位置)において該
上半部分83aのほぼ全高さ範囲を囲うように設置され
ている。そして、この上側ガイド壁91は、図1に示す
ポンプ伸長状態及び図2に示すポンプ収縮状態のいずれ
の状態においても常に膜材上半部分83aの外側をガー
ドしている。
【0025】下側ガイド壁92は、この第1実施例では
膜材83の下半部分83bの外径とほぼ同径の内径を有
する筒体が使用されている。この下側ガイド壁92は、
前記上側ガイド壁91よりポンプ径方向の内方位置にあ
ってポンプ下板82に対して爪92aと穴82aとの係
合によって該ポンプ下板82の上面に固定している。
又、この下側ガイド壁92は、爪92aと穴82aとの
係合によって膜材83の下端開口縁をポンプ下板82上
に押付けている。
膜材83の下半部分83bの外径とほぼ同径の内径を有
する筒体が使用されている。この下側ガイド壁92は、
前記上側ガイド壁91よりポンプ径方向の内方位置にあ
ってポンプ下板82に対して爪92aと穴82aとの係
合によって該ポンプ下板82の上面に固定している。
又、この下側ガイド壁92は、爪92aと穴82aとの
係合によって膜材83の下端開口縁をポンプ下板82上
に押付けている。
【0026】膜材83の前記段部(膨出部)83dは、
下側ガイド壁92の外面より若干幅だけ外方に膨出させ
ている。
下側ガイド壁92の外面より若干幅だけ外方に膨出させ
ている。
【0027】上側ガイド壁91と下側ガイド壁92との
間には、ポンプ径方向に環状の隙間S1が設けられてい
る。この隙間S1は、図2に示すようにポンプ収縮時に
撓み変形する膜材83の折返し部83cを両ガイド壁9
1,92間に進入させるためのものである。
間には、ポンプ径方向に環状の隙間S1が設けられてい
る。この隙間S1は、図2に示すようにポンプ収縮時に
撓み変形する膜材83の折返し部83cを両ガイド壁9
1,92間に進入させるためのものである。
【0028】ポンプ伸長状態における、上側ガイド壁9
1の下端面と下側ガイド壁92の上端面との間には、上
下方向に隙間S2が形成されている。そして、該上側ガ
イド壁91の下端と下側ガイド壁92の上端との間に
は、前記ポンプ径方向隙間S1と上下方向隙間S2とによ
って合成される隙間Sが形成されている。
1の下端面と下側ガイド壁92の上端面との間には、上
下方向に隙間S2が形成されている。そして、該上側ガ
イド壁91の下端と下側ガイド壁92の上端との間に
は、前記ポンプ径方向隙間S1と上下方向隙間S2とによ
って合成される隙間Sが形成されている。
【0029】膜材83における上半部分83aと下半部
分83bとの間の段部(膨出部)83dは、ポンプ伸長
状態における両ガイド壁91,92間の合成隙間Sに臨
ませている。
分83bとの間の段部(膨出部)83dは、ポンプ伸長
状態における両ガイド壁91,92間の合成隙間Sに臨
ませている。
【0030】前記栓内液通路14内の液通路開閉弁16
は、ポンプ操作と連動して開閉せしめられるようになっ
ている。即ち、エアーポンプ8内には、ポンプ上板81
に対して上下動自在なプッシュロッド61がスプリング
62によって下方に付勢された状態で設けられている。
このプッシュロッド61は、ポンプ上板81が下動する
とスプリング62に押圧されてパッキン18を介して液
通路開閉弁16を下動開弁させるようになっている。
は、ポンプ操作と連動して開閉せしめられるようになっ
ている。即ち、エアーポンプ8内には、ポンプ上板81
に対して上下動自在なプッシュロッド61がスプリング
62によって下方に付勢された状態で設けられている。
このプッシュロッド61は、ポンプ上板81が下動する
とスプリング62に押圧されてパッキン18を介して液
通路開閉弁16を下動開弁させるようになっている。
【0031】ところで、ポンプ操作をして容器体4内の
液体を注出した後、ポンプ操作を解除すると、液通路開
閉弁16に対する押下げ力が解除されて該液通路開閉弁
16が弁座15を閉止するようになるが、もし液通路開
閉弁16がポンプ操作解除と同時に閉弁すると液体注出
管22部分に残っている残液が容器体4内に還流されな
いまま該液体注出管22中に残ってしまい、その残液が
次に液体注出するまでに冷めてしまって冷たい液体が混
ざるという問題がある。このような問題を改善するため
に、この第1実施例のポンプ注液式液体容器では、ポン
プ操作解除の後に液通路開閉弁16の上動閉弁動作が緩
やかに行われるようにして、弁座15が閉止されるまで
の時間を稼げるようにしている。即ち、この第1実施例
では、ポンプ吸入口84の穴径を小径にしてポンプ伸長
動作が緩やかに行われるようにしており、それによって
プッシュロッド61の上動動作時期を遅らせて液通路開
閉弁16の閉弁動作を遅らせるようにしている。従っ
て、この実施例のポンプ注液式液体容器では、液体注出
後に液体注出管22内に残る液量を可及的に少なくし得
るようになっている。
液体を注出した後、ポンプ操作を解除すると、液通路開
閉弁16に対する押下げ力が解除されて該液通路開閉弁
16が弁座15を閉止するようになるが、もし液通路開
閉弁16がポンプ操作解除と同時に閉弁すると液体注出
管22部分に残っている残液が容器体4内に還流されな
いまま該液体注出管22中に残ってしまい、その残液が
次に液体注出するまでに冷めてしまって冷たい液体が混
ざるという問題がある。このような問題を改善するため
に、この第1実施例のポンプ注液式液体容器では、ポン
プ操作解除の後に液通路開閉弁16の上動閉弁動作が緩
やかに行われるようにして、弁座15が閉止されるまで
の時間を稼げるようにしている。即ち、この第1実施例
では、ポンプ吸入口84の穴径を小径にしてポンプ伸長
動作が緩やかに行われるようにしており、それによって
プッシュロッド61の上動動作時期を遅らせて液通路開
閉弁16の閉弁動作を遅らせるようにしている。従っ
て、この実施例のポンプ注液式液体容器では、液体注出
後に液体注出管22内に残る液量を可及的に少なくし得
るようになっている。
【0032】この図1及び図2に示す第1実施例のポン
プ注液式液体容器においては、ポンプ押板41を押下げ
ると、エアーポンプ8からの加圧空気が容器体4内に吹
き込まれて、その加圧空気によって容器体4内の液体を
一連の液体注出通路10を通して外部へ注出できるよう
になっている。又、ポンプ収縮動作時には、ポンプ内の
圧力が高くなって膜材83を外側に膨出させようとする
が、該膜材83の外側には上側ガイド壁91と下側ガイ
ド壁92とがそれぞれ近接配置されているので、該膜材
83が外側に膨れて撓むことがなくなる。又、ポンプ圧
縮初期においては、膜材83の段部83は、両ガイド壁
91,92間の隙間Sに臨んでおり、ポンプ内圧力が高
くなることによって該膜材83の段部83dが該隙間S
から外方に押し出されるようになる。この状態から、ポ
ンプ押板41をさらに押下げると、上側ガイド壁91の
下動にともなって、膜材83の上半部分83aが順次撓
んでそこに折返し部83cが形成されるようになる。そ
して、該折返し部83cは図2に示すように上側ガイド
壁91と下側ガイド壁92との間に形成された隙間S内
に進入し、該折返し部83cが両ガイド壁91,92間
でガイドされるようになる。従って、このポンプ注液式
液体容器では、エアーポンプ8の伸縮部にヒダのない膜
材83を使用しているのでポンプ操作が軽快に行え、し
かもポンプ収縮時における膜材83の撓み変形がスムー
ズとなってポンプ操作が安定するようになる。
プ注液式液体容器においては、ポンプ押板41を押下げ
ると、エアーポンプ8からの加圧空気が容器体4内に吹
き込まれて、その加圧空気によって容器体4内の液体を
一連の液体注出通路10を通して外部へ注出できるよう
になっている。又、ポンプ収縮動作時には、ポンプ内の
圧力が高くなって膜材83を外側に膨出させようとする
が、該膜材83の外側には上側ガイド壁91と下側ガイ
ド壁92とがそれぞれ近接配置されているので、該膜材
83が外側に膨れて撓むことがなくなる。又、ポンプ圧
縮初期においては、膜材83の段部83は、両ガイド壁
91,92間の隙間Sに臨んでおり、ポンプ内圧力が高
くなることによって該膜材83の段部83dが該隙間S
から外方に押し出されるようになる。この状態から、ポ
ンプ押板41をさらに押下げると、上側ガイド壁91の
下動にともなって、膜材83の上半部分83aが順次撓
んでそこに折返し部83cが形成されるようになる。そ
して、該折返し部83cは図2に示すように上側ガイド
壁91と下側ガイド壁92との間に形成された隙間S内
に進入し、該折返し部83cが両ガイド壁91,92間
でガイドされるようになる。従って、このポンプ注液式
液体容器では、エアーポンプ8の伸縮部にヒダのない膜
材83を使用しているのでポンプ操作が軽快に行え、し
かもポンプ収縮時における膜材83の撓み変形がスムー
ズとなってポンプ操作が安定するようになる。
【0033】図3に示す第2実施例のポンプ注液式液体
容器では、下側ガイド壁92の下端部92bとポンプ下
板82とを、その両者間に膜材83の下端開口部を挟ん
だ状態で超音波接着している。又、この第2実施例で
は、エアーポンプ8の膜材83の上部中央部に直接ポン
プ吸入口84を形成している。尚、ポンプ上板81は膜
材83の下面側からあてがわれており、ポンプ吸入口8
4部分をポンプ上板81に固定している。
容器では、下側ガイド壁92の下端部92bとポンプ下
板82とを、その両者間に膜材83の下端開口部を挟ん
だ状態で超音波接着している。又、この第2実施例で
は、エアーポンプ8の膜材83の上部中央部に直接ポン
プ吸入口84を形成している。尚、ポンプ上板81は膜
材83の下面側からあてがわれており、ポンプ吸入口8
4部分をポンプ上板81に固定している。
【0034】図4に示す第3実施例のポンプ注液式液体
容器では、ポンプ下板82の外周部に設けた環状壁82
bと蓋体3の底カバー32に設けた環状壁33とをネジ
結合(ネジ結合部34)し、しかもそのネジ結合によっ
て該両環状壁82b,33間にポンプ膜材83の下端開
口縁を気密的に挟着している。この第3実施例では、膜
材83の下端挟着部のやや上部を下側ガイド壁92とな
る環状壁33より外方に膨出させて膨出部83dとして
いる。又、この第3実施例では、ポンプ上板81は、か
なり小径となっており、ポンプ押板41の押下げ時に該
ポンプ押板41の下面で直接膜材83の上面を押圧する
ようになっている。
容器では、ポンプ下板82の外周部に設けた環状壁82
bと蓋体3の底カバー32に設けた環状壁33とをネジ
結合(ネジ結合部34)し、しかもそのネジ結合によっ
て該両環状壁82b,33間にポンプ膜材83の下端開
口縁を気密的に挟着している。この第3実施例では、膜
材83の下端挟着部のやや上部を下側ガイド壁92とな
る環状壁33より外方に膨出させて膨出部83dとして
いる。又、この第3実施例では、ポンプ上板81は、か
なり小径となっており、ポンプ押板41の押下げ時に該
ポンプ押板41の下面で直接膜材83の上面を押圧する
ようになっている。
【0035】図5に示す第4実施例のポンプ注液式液体
容器では、ポンプ上板81の外周部に下向きの環状壁8
1aを一体形成して、該環状壁81aを上側ガイド壁9
1としている。この実施例の場合は、ポンプ上板81が
実用新案登録請求の範囲中の可動部材に該当する。又、
ポンプ下板82には、膜材83の外周位置よりやや内側
位置において、上側ガイド壁91を下動を許容する環状
の凹入部82cを設けており、該凹入部82cの内側環
状壁82dを下側ガイド壁92としている。尚、この図
5の実施例においては、ポンプ吸入口84に吸入弁87
が設けられ、容器体4としてガラス製の真空二重瓶が使
用され、又栓内液通路中に液通路開閉弁を使用しない構
成となっている。
容器では、ポンプ上板81の外周部に下向きの環状壁8
1aを一体形成して、該環状壁81aを上側ガイド壁9
1としている。この実施例の場合は、ポンプ上板81が
実用新案登録請求の範囲中の可動部材に該当する。又、
ポンプ下板82には、膜材83の外周位置よりやや内側
位置において、上側ガイド壁91を下動を許容する環状
の凹入部82cを設けており、該凹入部82cの内側環
状壁82dを下側ガイド壁92としている。尚、この図
5の実施例においては、ポンプ吸入口84に吸入弁87
が設けられ、容器体4としてガラス製の真空二重瓶が使
用され、又栓内液通路中に液通路開閉弁を使用しない構
成となっている。
【0036】図6に示す第5実施例のポンプ注液式液体
容器では、ポンプ下板82に給液口6を開閉する栓11
を形成しており、蓋体3を開放するだけで給液口6を開
放できるようになっている。栓11内には断熱材が充填
されている。上側ガイド壁91としては、別体からなる
環状壁51が使用され、該環状壁51の上端部をポンプ
上板81の外周部に無理嵌合により一体化させている。
又、この環状壁51をポンプ上板81に一体化させる際
に、該環状壁51とポンプ上板81とで膜材83の上端
開口縁を挟着固定している。尚、下側ガイド壁92は図
6の場合と同様である。
容器では、ポンプ下板82に給液口6を開閉する栓11
を形成しており、蓋体3を開放するだけで給液口6を開
放できるようになっている。栓11内には断熱材が充填
されている。上側ガイド壁91としては、別体からなる
環状壁51が使用され、該環状壁51の上端部をポンプ
上板81の外周部に無理嵌合により一体化させている。
又、この環状壁51をポンプ上板81に一体化させる際
に、該環状壁51とポンプ上板81とで膜材83の上端
開口縁を挟着固定している。尚、下側ガイド壁92は図
6の場合と同様である。
【図1】本考案の第1実施例にかかるポンプ注液式液体
容器の断面図である。
容器の断面図である。
【図2】図1の状態変化図である。
【図3】本考案の第2実施例にかかるポンプ注液式液体
容器の断面図である。
容器の断面図である。
【図4】本考案の第3実施例にかかるポンプ注液式液体
容器の断面図である。
容器の断面図である。
【図5】本考案の第4実施例にかかるポンプ注液式液体
容器の断面図である。
容器の断面図である。
【図6】本考案の第5実施例にかかるポンプ注液式液体
容器の断面図である。
容器の断面図である。
1は液体容器本体、3は蓋体、4は容器体、8はエアー
ポンプ、10は液体注出通路、41はポンプ押板、81
はポンプ上板、82はポンプ下板、83は膜材、83c
は折返し部、83dは膨出部、91は上側ガイド壁、9
2は下側ガイド壁である。
ポンプ、10は液体注出通路、41はポンプ押板、81
はポンプ上板、82はポンプ下板、83は膜材、83c
は折返し部、83dは膨出部、91は上側ガイド壁、9
2は下側ガイド壁である。
Claims (1)
- 【請求項1】 エアーポンプ(8)からの加圧空気によ
り容器体(4)内の液体を一連の液体注出通路(10)
を通して外部へ注出し得るようにし、しかもエアーポン
プ(8)の伸縮部に、ヒダがなく且つポンプ収縮時に上
下に撓み変形して折返し部(83c)ができる如くした
膜材(83)を使用したポンプ注液式液体容器であっ
て、 ポンプ伸縮動作とともに上下動する可動部材(41,8
1)に、前記膜材(83)を外側から囲う上側ガイド壁
(91)を設け、 該上側ガイド壁(91)よりポンプ径方向の内方位置に
あってポンプ収縮時に前記膜材(83)の折返し部(8
3c)を内側からガイドする下側ガイド壁(92)を設
け、 ポンプ伸長状態における、前記上側ガイド壁(91)の
下端と前記下側ガイド壁(92)の上端との間に、前記
膜材(83)の折返し部(83c)を進入せしめる隙間
(S)を設け、 前記膜材(83)は、前記上側ガイド壁(91)の下端
と前記下側ガイド壁(92)の上端との間の隙間(S)
に臨む位置において前記下側ガイド壁(92)より外側
に膨出する膨出部(83d)を設けた、 ことを特徴とするポンプ注液式液体容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992000596U JPH0726992Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ポンプ注液式液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992000596U JPH0726992Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ポンプ注液式液体容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610167U JPH0610167U (ja) | 1994-02-08 |
| JPH0726992Y2 true JPH0726992Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=11478117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992000596U Expired - Lifetime JPH0726992Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ポンプ注液式液体容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726992Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP1992000596U patent/JPH0726992Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0610167U (ja) | 1994-02-08 |
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