JPH07272946A - E形コア - Google Patents

E形コア

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JPH07272946A
JPH07272946A JP6087343A JP8734394A JPH07272946A JP H07272946 A JPH07272946 A JP H07272946A JP 6087343 A JP6087343 A JP 6087343A JP 8734394 A JP8734394 A JP 8734394A JP H07272946 A JPH07272946 A JP H07272946A
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JP
Japan
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cross
yoke
root
section
central leg
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Pending
Application number
JP6087343A
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English (en)
Inventor
Koji Arakawa
洸治 荒川
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央脚の下側のヨーク内に、磁路の通る断面
の狭い部分が生じないようにし、処理電力の増加に寄与
するE形コアを提供することにある。 【構成】 中央脚1に断面の広がる根本部分6を形成
し、根本近傍4の周囲に沿ったヨーク2内の断面積と根
本5の周囲に沿ったヨーク2内の断面積を、中央脚1の
根本近傍4より上側の該中央脚1の断面積とヨーク2の
断面積の2倍の値の小さい側の値以上にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、E形コアを用いて薄形
のトランスを構成する場合に処理電力の増加に寄与でき
るE形コアの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のE形コアの一例を示す斜視
図であり、ヨーク20、円柱状の中央脚21、二つの外
側脚22から構成されている。このようなE形コアを用
いてトランスを構成する場合、そのトランスの処理電力
は磁路の通るE形コアの断面積に依存する。薄形のEE
形トランスを構成する場合には、ヨーク20の底面から
中央脚21、および外側脚22の先端までの高さを低く
する必要があり、必然的にヨーク20の厚みが薄くな
る。ヨーク20の厚みが薄くなると、ヨーク20内の中
央脚21の周囲に沿った断面は狭くなる。
【0003】この狭くなる断面は、図8の部分拡大斜視
図である図9においてヨーク20を透視して点線で表示
してあり、23の符号を付与してある。断面23は、中
央脚21の根本24の周囲に沿ったその根本24からヨ
ーク20の底面までの断面である。従って、断面23の
形状は中央脚21の断面全体が円形であるから、円筒状
になる。E形コア内の磁路は、中央脚21からこの断面
23を横切ってヨーク20を水平に外側脚22に延在す
る。
【0004】中央脚21の直径を2.6mm、ヨーク2
0の厚みを0.5mm、ヨーク20の幅を5.3mmと
すると、断面23の断面積S23は(1)式により得ら
れる。 S23=2.6×3.14×0.5=4.1mm2 (1) 中央脚21の断面積S21とヨーク20の断面積S20
は、(2)式と(3)式で夫々得られる。 S21=1.3×1.3×3.14=5.3mm2 (2) S20=0.5×5.3=2.65mm2 (3)
【0005】ヨーク20内では磁路が2方向に分かれる
から、磁路の通るヨーク20の断面積としては断面積S
20の2倍の値、つまり5.3mm2 を用いればよい。
E形コアを用いて薄形のEE形トランスを構成する場合
には、ヨーク20の厚みを薄くする必要からこの中央脚
21の下側の断面23のように、ヨーク20内には他の
部分に比較して磁路の通る断面の狭い部分が生じやす
い。そして、このような磁路の通る断面の狭い部分を有
するE形コアは、トランスの処理電力を高めるうえで極
めて不利であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、中央
脚の根本部分の断面積を広くし、その根本部分の周囲に
沿ったヨーク内の断面を広くすることにより、E形コア
を用いて薄形のトランスを構成する場合にその処理電力
を高めることのできるE形コアを提供することにある。
無論、EE形トランスを構成した場合に巻線が位置する
断面、いわゆる窓面積が従来に比較してほとんど狭くな
ることはない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のE形コアの中央
脚の根本部分は、該中央脚の断面が根本近傍から根本へ
広がった状態でヨークに接続しており、中央脚の断面の
広がり始める根本近傍の周囲に沿った該根本近傍からヨ
ーク底面までの断面積、およびヨークに接続する中央脚
の根本の周囲に沿った該根本からヨーク底面までの断面
積が、中央脚の根本近傍よりも上側の断面積、又はヨー
クの断面積を2倍した値の小さい方の値以上であること
を特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明のE形コアの実施例を示す図1
から図4までを参照しながら説明する。図1は斜視図、
図2は図1のA−A断面図、図3と図4は夫々図1の部
分拡大斜視図である。図1から図4において、1は中央
脚、2はヨーク、3は外側脚であり、E形コア全体はフ
ェライトを主成分とする材料から構成される。中央脚2
はほぼ円柱状であるが、その根本部分6は根本近傍4か
ら根本5へ断面が徐々に広がった状態でヨーク2に接続
している。この根本部分6は、図2の断面図に示される
ように根本近傍4から根本5へ斜面を設けることにより
形成される。
【0009】中央脚2の断面はどこも円形であるが、断
面の広がり始める根本近傍4よりも下側の断面とその上
側の断面は相似形である。なお、ヨーク2と外側脚3の
断面は矩形であり、同じ断面積である。このようなE形
コアの根本部分6の周囲に沿ったヨーク2内の断面は、
図3と図4に代表して示されている。すなわち、図3に
示されるように根本近傍4の周囲に沿った該根本近傍4
からヨーク2の底面7までの円筒状の断面8と、図4に
示されるように根本5の周囲に沿った該根本5からヨー
ク2の底面7までの円筒状の断面9である。なお、この
断面8と断面9は、理解を容易にするために図3と図4
で別々に透視して点線で示してある。断面8と断面9を
横切って中央脚1の磁路はヨーク2内に延在するが、こ
の断面8と断面9が存在することによって中央脚1の下
側のヨーク2内の磁路の通る断面を広くできる。
【0010】次に、数値によって図8と図9で示される
従来のE形コアとの比較を行う。中央脚1の根本近傍4
より上側の直径B、ヨーク2の厚みD、ヨーク2の幅W
は、夫々従来のE形コアの中央脚21の直径2.6m
m、ヨーク20の厚み0.5mm、ヨーク20の幅5.
3mmと同じである。根本5の直径Cは3.5mm、根
本5からヨーク2の底面7までの高さは、ヨーク2の厚
みDであるから0.5mm、根本近傍4からヨーク2の
底面7までの高さEは0.65mmである。この場合の
根本近傍4より上側の中央脚1の断面積と、ヨーク2の
断面積の2倍の値はいずれも5.3mm2 であり、従来
のE形コアと同じである。
【0011】断面8の断面積S8と断面9の断面積S9
は、夫々(4)式と(5)式により得られる。 S8=2.6×3.14×0.65=5.3mm2 (4) S9=3.5×3.14×0.5=5.5mm2 (5) 断面8の周囲の長さは図9に示す従来のE形コアの断面
23と同じであるが、高さが断面23よりも高いことに
よりその断面積S8が広くなる。また断面9の高さは従
来のE形コアの断面23と同じであるが、周囲が断面2
3よりも長いことにより断面積S9が広くなる。このよ
うに断面積S8、S9が他の部分の断面積と同じ程度に
なるので、ヨーク2内で磁路の通る断面の狭くなる部分
が従来と異なって存在しない。
【0012】E形コアのヨーク2の底面7から外側脚3
と中央脚1の先端までの高さF、ヨーク2の幅Wとその
厚みDを従来のE形コアと同じにした状態で、このよう
に中央脚1の断面が徐々に広がる根本部分6を形成する
ことにより、中央脚1の下側のヨーク2内の磁路の通る
狭い部分の断面積を30%程度増やすことができる。ち
なみに、図5には本発明のE形コアによって形成される
EE形トランスのコア部分の断面図を示してある。根本
部分6の断面積は0.03375mm2 であるから、巻
枠10の角11に小さなテーパが必要な程度であり、巻
線12の巻かれる実際の窓面積は変わらない。
【0013】図6、図7は夫々本発明のE形コアの別の
実施例を示す断面図であり、根本部分の形状が異なって
いる。なお、最初の実施例と同一部分は同じ符号を付与
してある。図6の根本部分20は根本近傍21で中央脚
1の断面積が急に広がり、その断面積は根本22まで変
化しない。従って、根本部分20の断面は階段状にな
る。このような根本部分20でも、根本部分20の周囲
に沿ったヨーク2内の断面積を他の部分と同じ程度にで
きる。図7の根本部分30は、根本近傍31から根本3
2までの面が外側に湾曲した曲面になっている。このよ
うに中央脚1の根本部分の広がる状態は、種々の変形が
可能である。なお、実施例では中央脚1の断面形状は円
形であったが、正方形や長方形のような別の形状でもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のE形コアは
中央脚の下側にその断面を広くした根本部分を設けるこ
とにより、中央脚の下側のヨーク内に磁路の通る断面の
狭くなる部分が生じないようにしてある。このことによ
り、薄形のEE形トランスを形成した場合にも処理電力
を高めることができる。実施例では、狭くなる部分の断
面積を30%増加できたことにより、30%の処理電力
を増やすことができる。無論、巻線の位置する実質的な
窓面積が減少することはない。また、本発明のE形コア
は、EI形トランスを形成する場合でもEE形トランス
の場合と同じようにその処理電力の増加に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のE形コアの実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1の部分拡大斜視図である。
【図4】 図1の別の部分拡大断面図である。
【図5】 EE形トランスのコア部分の断面図である。
【図6】 本発明のE形コアの別の実施例を示す断面図
である。
【図7】 本発明のE形コアのさらに別の実施例を示す
断面図である。
【図8】 従来のE形コアを示す斜視図である。
【図9】 図8の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 中央脚 2 ヨーク 3 外側脚 6 根本部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央脚の根本部分は、該中央脚の断面が
    根本近傍から根本へ広がった状態でヨークに接続してお
    り、中央脚の断面の広がり始める根本近傍の周囲に沿っ
    た該根本近傍からヨーク底面までの断面積、およびヨー
    クに接続する中央脚の根本の周囲に沿った該根本からヨ
    ーク底面までの断面積が、中央脚の根本近傍よりも上側
    の断面積、又はヨークの断面積を2倍した値の小さい方
    の値以上であることを特徴とするE形コア。
  2. 【請求項2】 中央脚の根本部分の断面は、該中央脚の
    根本近傍よりも上側の断面と相似形である請求項1のE
    形コア。
JP6087343A 1994-03-31 1994-03-31 E形コア Pending JPH07272946A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040601