JPH07276293A - ツール振れ防止機構 - Google Patents
ツール振れ防止機構Info
- Publication number
- JPH07276293A JPH07276293A JP10081594A JP10081594A JPH07276293A JP H07276293 A JPH07276293 A JP H07276293A JP 10081594 A JP10081594 A JP 10081594A JP 10081594 A JP10081594 A JP 10081594A JP H07276293 A JPH07276293 A JP H07276293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- tool holder
- rear end
- groove
- prevention mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Cutting Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ツールホルダーの上下移動を円滑にでき、且
つツールホルダーの振れを防止することにより、精度の
良いカッティングができ、さらに安価にすることのでき
るツール振れ防止機構を提供する。 【構成】 先端部にツール保持部を有し、ソレノイドの
駆動によって基台に配設された支軸に沿って上下移動す
るようになったツールホルダーの後端部に上下に延びる
溝部を設けるとともに、この溝部と相対峙状態でツール
ホルダーの後端部に対して一定間隔を保つように溝部が
位置するようにして基台から溝部付支持片を延設し、内
部に球体を移動自在に保持するリテーナの一端または他
端を上記ツールホルダー後端部または溝付支持片に回動
自在に取り付け、上記両溝部間で上下移動可能な状態に
球体を配設している。
つツールホルダーの振れを防止することにより、精度の
良いカッティングができ、さらに安価にすることのでき
るツール振れ防止機構を提供する。 【構成】 先端部にツール保持部を有し、ソレノイドの
駆動によって基台に配設された支軸に沿って上下移動す
るようになったツールホルダーの後端部に上下に延びる
溝部を設けるとともに、この溝部と相対峙状態でツール
ホルダーの後端部に対して一定間隔を保つように溝部が
位置するようにして基台から溝部付支持片を延設し、内
部に球体を移動自在に保持するリテーナの一端または他
端を上記ツールホルダー後端部または溝付支持片に回動
自在に取り付け、上記両溝部間で上下移動可能な状態に
球体を配設している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カッティングプロッタ
等のツールキャリッジ内に使用され、動作の安定性が向
上するように改良されたツール振れ防止機構に関するも
のである。
等のツールキャリッジ内に使用され、動作の安定性が向
上するように改良されたツール振れ防止機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ制御に基づき所望
の文字や図形を切断手段を用いてカッティングシート上
に描き切断する装置であるカッティングプロッタが広く
用いられている。これを大別すると、カッティングシー
トを基台のベット上にシート固定手段を用いて固定し、
刃物を備えた切断手段をXY方向に移動させて上記カッ
ティングシートを任意の形状に切断するフラットベット
タイプのものと、基台のベット内にカッティングシート
搬送装置を配設し、このベット上にカッティングシート
を載置し、カッティングシートをX方向に移動させなが
ら、切断手段をY方向に移動させてカッティングシート
を任意の形状に切断するペーパームーブタイプのものと
に分けられる。
の文字や図形を切断手段を用いてカッティングシート上
に描き切断する装置であるカッティングプロッタが広く
用いられている。これを大別すると、カッティングシー
トを基台のベット上にシート固定手段を用いて固定し、
刃物を備えた切断手段をXY方向に移動させて上記カッ
ティングシートを任意の形状に切断するフラットベット
タイプのものと、基台のベット内にカッティングシート
搬送装置を配設し、このベット上にカッティングシート
を載置し、カッティングシートをX方向に移動させなが
ら、切断手段をY方向に移動させてカッティングシート
を任意の形状に切断するペーパームーブタイプのものと
に分けられる。
【0003】このようなカッティングプロッタ等に用い
られる切断手段として、ツールキャリッジと称されるも
のがある。このツールキャリッジは、先端に保持部を有
したツールホルダーにツール(刃物)を着脱自在に保持
させ、このツールホルダーを上下動操作させることによ
って保持部が保持しているツールをカッティングシート
に接触または隔離させることができるようになってい
る。このツールホルダーの支持構造として、例えば図6
で示されるようなものがある。
られる切断手段として、ツールキャリッジと称されるも
のがある。このツールキャリッジは、先端に保持部を有
したツールホルダーにツール(刃物)を着脱自在に保持
させ、このツールホルダーを上下動操作させることによ
って保持部が保持しているツールをカッティングシート
に接触または隔離させることができるようになってい
る。このツールホルダーの支持構造として、例えば図6
で示されるようなものがある。
【0004】図において、1は縦断面形状が略L字状の
キャリッジベースであり、2は、キャリッジベース1内
の底部1b中央部に配設されたソレノイド6によって上
下移動可能に設けられたツールホルダーである。このツ
ールホルダー2は中央部に上下に延びる穴が穿設され、
その穴にスライドボールベアリング11が嵌設されてい
る。そして、このスライドボールベアリング11にキャ
リッジベース1の側面部1a上側に突設された突部1c
と底部1bの間に設けられた支軸4を挿通させるととも
に、この突部1cとツールホルダー2の中央部上面にば
ね体5が張架されている。
キャリッジベースであり、2は、キャリッジベース1内
の底部1b中央部に配設されたソレノイド6によって上
下移動可能に設けられたツールホルダーである。このツ
ールホルダー2は中央部に上下に延びる穴が穿設され、
その穴にスライドボールベアリング11が嵌設されてい
る。そして、このスライドボールベアリング11にキャ
リッジベース1の側面部1a上側に突設された突部1c
と底部1bの間に設けられた支軸4を挿通させるととも
に、この突部1cとツールホルダー2の中央部上面にば
ね体5が張架されている。
【0005】したがって、このツールホルダー2は、常
時ばね体5によって上方に付勢されており、ソレノイド
6を駆動させることにより支軸4に沿って下方へ移動す
るようになっている。また、3はツールホルダー2の前
部に保持されたツール(刃物)であり、このツールホル
ダー2の後端部には、ツール振れ止め手段が設けられて
いる。
時ばね体5によって上方に付勢されており、ソレノイド
6を駆動させることにより支軸4に沿って下方へ移動す
るようになっている。また、3はツールホルダー2の前
部に保持されたツール(刃物)であり、このツールホル
ダー2の後端部には、ツール振れ止め手段が設けられて
いる。
【0006】このツール振れ止め手段は、ツールホルダ
ー2の後端面に回動自在に突設されたローラ7bと、こ
のローラ7bの周面が当接するようにしてキャリッジベ
ース1の側面部1aに突設された突出部10、および略
S字状の一端がキャリッジベース1の側面部1aに固定
され、他端がツールホルダー2の後端部下方から後端部
外側面に延びているばね板9と、そのばね板9の他端に
回動自在に取り付けられツールホルダー2の後端部外側
面に当接するローラ7aで構成されいる。
ー2の後端面に回動自在に突設されたローラ7bと、こ
のローラ7bの周面が当接するようにしてキャリッジベ
ース1の側面部1aに突設された突出部10、および略
S字状の一端がキャリッジベース1の側面部1aに固定
され、他端がツールホルダー2の後端部下方から後端部
外側面に延びているばね板9と、そのばね板9の他端に
回動自在に取り付けられツールホルダー2の後端部外側
面に当接するローラ7aで構成されいる。
【0007】したがって、カッティングを行う際、ツー
ルホルダー2の後端部外側面に、ばね板9の弾性によっ
てキャリッジベース1の側面部1a側に付勢されたロー
ラ7aの周面が当接し、ツールホルダー2の後端部がキ
ャリッジベース1の側面部1a側に押圧された状態で上
下移動するとともに、ツールホルダー2の後端面に取り
付けられたローラ7bは突出部10の端面に圧接した状
態で上下移動するようになる。これによって、ツールホ
ルダー2の後端部の振れが無くなり、ツール3の振れを
防止することができるというものである。
ルホルダー2の後端部外側面に、ばね板9の弾性によっ
てキャリッジベース1の側面部1a側に付勢されたロー
ラ7aの周面が当接し、ツールホルダー2の後端部がキ
ャリッジベース1の側面部1a側に押圧された状態で上
下移動するとともに、ツールホルダー2の後端面に取り
付けられたローラ7bは突出部10の端面に圧接した状
態で上下移動するようになる。これによって、ツールホ
ルダー2の後端部の振れが無くなり、ツール3の振れを
防止することができるというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなツール振れ止め手段では、つぎのような問題点
がある。すなわち、これによるとローラ7aが当接する
ツールホルダー2の後端部外側面およびローラ7bが当
接する突出部10の端面の平面度および垂直度がツール
3の振れに大きく影響し、この平面度および垂直度の精
度が悪いとツールホルダー2に振れが生じる。さらに、
ローラ7aはばね板9によって殆ど同じ位置に固定され
ているのに対し、ローラ7bはツールホルダー2ととも
に移動するようになっている。
たようなツール振れ止め手段では、つぎのような問題点
がある。すなわち、これによるとローラ7aが当接する
ツールホルダー2の後端部外側面およびローラ7bが当
接する突出部10の端面の平面度および垂直度がツール
3の振れに大きく影響し、この平面度および垂直度の精
度が悪いとツールホルダー2に振れが生じる。さらに、
ローラ7aはばね板9によって殆ど同じ位置に固定され
ているのに対し、ローラ7bはツールホルダー2ととも
に移動するようになっている。
【0009】したがって、ツールホルダー2が上下移動
すると、ローラ7a、7bの互いの位置関係が変わるよ
うになり、これによって、ツールホルダー2の後端部に
捻り力が生じるようになる。このためツールホルダー2
の中央部に嵌設されているスライドボールベアリング1
1が傾き、ツールホルダー2の上下動が円滑に行われ難
くなる。また、このローラ7a、7bは高価な割に耐久
性や面精度が低く、且つツールホルダー2や突出部10
との接触が面接触になるため摩擦抵抗が大きいという問
題がある。この摩擦抵抗を低くするため、ローラ7a、
7bとその接触面での面精度や耐久性を高める処置が必
要となり、これによって更にコストがアップするという
問題も生じている。
すると、ローラ7a、7bの互いの位置関係が変わるよ
うになり、これによって、ツールホルダー2の後端部に
捻り力が生じるようになる。このためツールホルダー2
の中央部に嵌設されているスライドボールベアリング1
1が傾き、ツールホルダー2の上下動が円滑に行われ難
くなる。また、このローラ7a、7bは高価な割に耐久
性や面精度が低く、且つツールホルダー2や突出部10
との接触が面接触になるため摩擦抵抗が大きいという問
題がある。この摩擦抵抗を低くするため、ローラ7a、
7bとその接触面での面精度や耐久性を高める処置が必
要となり、これによって更にコストがアップするという
問題も生じている。
【0010】本発明は上記のような事情に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、ツールホルダーの上
下移動を円滑にでき、且つツールホルダーの振れを防止
することにより、精度の良いカッティングができ、さら
に安価にすることのできるツール振れ防止機構の提供を
することにある。
もので、その目的とするところは、ツールホルダーの上
下移動を円滑にでき、且つツールホルダーの振れを防止
することにより、精度の良いカッティングができ、さら
に安価にすることのできるツール振れ防止機構の提供を
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、先端部にツール保持部を有し、ソレノイド
の駆動によって基台に配設された支軸に沿って上下移動
するようになったツールホルダーに保持されるツールの
振れを防止するツール振れ防止機構であって、ツールホ
ルダーの後端部に上下に延びる溝部を設けるとともに、
この溝部と相対峙状態で溝部が位置するようにして基台
から溝部付支持片を延設し、上記両溝部間で上下移動可
能な状態に球体を配設することを第1の要旨とし、さら
に上記溝部付支持片を、ツールホルダーの後端部に対し
て一定間隔を保つようにして配設し、このツールホルダ
ーの後端部と溝付支持片との間に、内部に球体を移動自
在に保持する楕円リング状のリテーナを配設し、このリ
テーナの一端または他端を、上記ツールホルダーの後端
部または溝付支持片に回動自在に取り付けたことを第2
の要旨とする。
この発明は、先端部にツール保持部を有し、ソレノイド
の駆動によって基台に配設された支軸に沿って上下移動
するようになったツールホルダーに保持されるツールの
振れを防止するツール振れ防止機構であって、ツールホ
ルダーの後端部に上下に延びる溝部を設けるとともに、
この溝部と相対峙状態で溝部が位置するようにして基台
から溝部付支持片を延設し、上記両溝部間で上下移動可
能な状態に球体を配設することを第1の要旨とし、さら
に上記溝部付支持片を、ツールホルダーの後端部に対し
て一定間隔を保つようにして配設し、このツールホルダ
ーの後端部と溝付支持片との間に、内部に球体を移動自
在に保持する楕円リング状のリテーナを配設し、このリ
テーナの一端または他端を、上記ツールホルダーの後端
部または溝付支持片に回動自在に取り付けたことを第2
の要旨とする。
【0012】
【作用】すなわち、この発明によるツール振れ防止機構
は、ツールホルダーの後端部に設けられた溝部と、基台
から延設された溝部付支持片の溝部との間に球体を配設
して構成されている。したがって、ツールホルダーが上
下移動する際には、両溝部内を球体が上下移動し、ツー
ルホルダーの上下移動を円滑にしている。また、この場
合、従来例のように二つのローラ7a、7bを使用しな
いため、二つのローラ7a、7bの位置関係によって生
じていた捻り力の発生がなくなり、ツールホルダー2の
後端部外側面および突出部10の端面の平面度および垂
直度の精度を高めるといった処置も必要でなく、両溝部
を上下に真直ぐに設けるだけでツールホルダーは真直ぐ
に上下移動することができ、ツールの振れを防止するこ
とができるようになる。その結果、精度の良いカッティ
ングが可能となる。次に、実施例に基づいて、この発明
によるツール振れ防止機構を詳しく説明する。
は、ツールホルダーの後端部に設けられた溝部と、基台
から延設された溝部付支持片の溝部との間に球体を配設
して構成されている。したがって、ツールホルダーが上
下移動する際には、両溝部内を球体が上下移動し、ツー
ルホルダーの上下移動を円滑にしている。また、この場
合、従来例のように二つのローラ7a、7bを使用しな
いため、二つのローラ7a、7bの位置関係によって生
じていた捻り力の発生がなくなり、ツールホルダー2の
後端部外側面および突出部10の端面の平面度および垂
直度の精度を高めるといった処置も必要でなく、両溝部
を上下に真直ぐに設けるだけでツールホルダーは真直ぐ
に上下移動することができ、ツールの振れを防止するこ
とができるようになる。その結果、精度の良いカッティ
ングが可能となる。次に、実施例に基づいて、この発明
によるツール振れ防止機構を詳しく説明する。
【0013】
【実施例】図1および図2は、本発明によるツール振れ
防止機構を備えたツールホルダー支持構造を示してい
る。図に示すように、このツール振れ防止機構は、ツー
ルホルダー2の後端部に配設されている受板12と、こ
の受板12を押圧する板ばね13と、これら受板12と
板ばね13との間に介在させている球体14と、この球
体14を遊嵌保持しているリテーナ15によって構成さ
れている。
防止機構を備えたツールホルダー支持構造を示してい
る。図に示すように、このツール振れ防止機構は、ツー
ルホルダー2の後端部に配設されている受板12と、こ
の受板12を押圧する板ばね13と、これら受板12と
板ばね13との間に介在させている球体14と、この球
体14を遊嵌保持しているリテーナ15によって構成さ
れている。
【0014】上記受板12は、上面視略V字状の案内溝
12aが上下方向に設けられた鋼板からなっており、板
ばね13は、横断面形状が略L字状のばね体からなって
いる。この板ばね13は、その一端がキャリッジベース
1内側面部1aに固定され、他端側が受板12の方に延
びている。そして、この板ばね13の他端には、受板1
2の案内溝12aと同様の案内溝13aが案内溝12a
と相対峙して設けられており、この両案内溝12a、1
3aの間に球体14が案内溝12a、13aに沿って転
動自在な状態で配設されている。16aおよび16bは
それぞれ受板12および板ばね13に所定間隔を保って
向き合うように突設されたピンである。この板ばね13
の弾性によって球体14を受板12に押圧させている。
つまり、言い換えると球体14は受板12に設けられて
いる案内溝下部と板ばね13に設けられている案内溝上
部によって上下方向に転動可能な状態で挟持保持されて
いる。
12aが上下方向に設けられた鋼板からなっており、板
ばね13は、横断面形状が略L字状のばね体からなって
いる。この板ばね13は、その一端がキャリッジベース
1内側面部1aに固定され、他端側が受板12の方に延
びている。そして、この板ばね13の他端には、受板1
2の案内溝12aと同様の案内溝13aが案内溝12a
と相対峙して設けられており、この両案内溝12a、1
3aの間に球体14が案内溝12a、13aに沿って転
動自在な状態で配設されている。16aおよび16bは
それぞれ受板12および板ばね13に所定間隔を保って
向き合うように突設されたピンである。この板ばね13
の弾性によって球体14を受板12に押圧させている。
つまり、言い換えると球体14は受板12に設けられて
いる案内溝下部と板ばね13に設けられている案内溝上
部によって上下方向に転動可能な状態で挟持保持されて
いる。
【0015】この球体14は、上記リテーナ15の中央
部に遊嵌されており、挟持保持されている二つの案内溝
より脱しないように案内されている。このリテーナ15
は、図3(b)、図4(b)に示すような略斜方形の樹
脂からなるリテーナであり、その一端および他端にそれ
ぞれ長穴15aおよび穴15bが穿設されているととも
に、中央部に球体14を回動自在な状態で遊嵌するため
の遊嵌穴15cが穿設されている。このリテーナ15は
穴15bを板ばね13のピン16bに回動自在な状態で
係合させ、長穴15aを受板12のピン16aに係合さ
せた状態で上記ツール振れ防止機構に組み込まれてお
り、遊嵌穴15c内に球体14を遊嵌させることによ
り、球体14が案内溝12a、13aから外れて落下し
ないようにしている。それ以外の部分の構成について
は、図6に示した従来例と同様である。したがって、同
一部分に同一符号を記している。
部に遊嵌されており、挟持保持されている二つの案内溝
より脱しないように案内されている。このリテーナ15
は、図3(b)、図4(b)に示すような略斜方形の樹
脂からなるリテーナであり、その一端および他端にそれ
ぞれ長穴15aおよび穴15bが穿設されているととも
に、中央部に球体14を回動自在な状態で遊嵌するため
の遊嵌穴15cが穿設されている。このリテーナ15は
穴15bを板ばね13のピン16bに回動自在な状態で
係合させ、長穴15aを受板12のピン16aに係合さ
せた状態で上記ツール振れ防止機構に組み込まれてお
り、遊嵌穴15c内に球体14を遊嵌させることによ
り、球体14が案内溝12a、13aから外れて落下し
ないようにしている。それ以外の部分の構成について
は、図6に示した従来例と同様である。したがって、同
一部分に同一符号を記している。
【0016】この構成において、図3(a)および図3
(b)に示すようにツールホルダー2がツールアップし
ツール3がカッティングシート(図示せず)から離れた
状態では、受板12もツールホルダー2とともに上昇す
るため、球体14は受板12の案内溝12aの下部側に
位置するとともに、板ばね13の案内溝13aの上部側
に位置している。この場合、リテーナ15は、長穴15
a側が上方になるように傾斜しており、長穴15aに遊
貫しているピン16aは長穴15aの外側端部に位置す
るようになっている。
(b)に示すようにツールホルダー2がツールアップし
ツール3がカッティングシート(図示せず)から離れた
状態では、受板12もツールホルダー2とともに上昇す
るため、球体14は受板12の案内溝12aの下部側に
位置するとともに、板ばね13の案内溝13aの上部側
に位置している。この場合、リテーナ15は、長穴15
a側が上方になるように傾斜しており、長穴15aに遊
貫しているピン16aは長穴15aの外側端部に位置す
るようになっている。
【0017】この状態で図4(a)および図4(b)の
ようにツールホルダー2がツールダウンしツール3がカ
ッティングシートに当接した状態になると、受板12が
下降してくるため球体14は案内溝12aの上部側に転
動するとともに、板ばね13における案内溝13aの中
央側に転動するようになる。この場合、リテーナ15
は、略水平状態となり、長穴15aに遊貫されているピ
ン16aは、ツールホルダー2がツールダウンするとと
もに長穴15a内を内側端部側へスライドするようにな
る。
ようにツールホルダー2がツールダウンしツール3がカ
ッティングシートに当接した状態になると、受板12が
下降してくるため球体14は案内溝12aの上部側に転
動するとともに、板ばね13における案内溝13aの中
央側に転動するようになる。この場合、リテーナ15
は、略水平状態となり、長穴15aに遊貫されているピ
ン16aは、ツールホルダー2がツールダウンするとと
もに長穴15a内を内側端部側へスライドするようにな
る。
【0018】また、再度ツールホルダー2が上昇すると
図3(a)および図3(b)に示すような状態となり、
カッティングの際のツール3のアップダウンに追従して
リテーナ15等は、図3(b)と4(b)の動作を繰り
返すようになる。この場合、ツールホルダー2の後端部
は案内溝12aおよび球体14を介してこの案内溝13
aによって横振れを禁止され、真直ぐに上下移動するよ
うになる。
図3(a)および図3(b)に示すような状態となり、
カッティングの際のツール3のアップダウンに追従して
リテーナ15等は、図3(b)と4(b)の動作を繰り
返すようになる。この場合、ツールホルダー2の後端部
は案内溝12aおよび球体14を介してこの案内溝13
aによって横振れを禁止され、真直ぐに上下移動するよ
うになる。
【0019】このように、このツール振れ防止機構によ
れば、従来例に用いた二つのローラ7a、7bの代わり
に一つの球体14を使用しているため二つのローラの位
置関係による捻り力が生じない外、この球体14は、安
価の割に面精度が高く、案内溝に対して点接触なため摩
擦抵抗が低い、このためツールホルダー2の昇降動作が
円滑に行われるようになる。
れば、従来例に用いた二つのローラ7a、7bの代わり
に一つの球体14を使用しているため二つのローラの位
置関係による捻り力が生じない外、この球体14は、安
価の割に面精度が高く、案内溝に対して点接触なため摩
擦抵抗が低い、このためツールホルダー2の昇降動作が
円滑に行われるようになる。
【0020】さらに、球体14は、リテーナ15に設け
られているツールホルダー2と同じ移動量の長穴15a
と上下移動量のない穴15bの中間部に位置しているた
め、長穴15aの上下移動量の半分の移動量になる。そ
の結果、受板12および板ばね13が小型なもので構成
することができ、全体の構成が小型、軽量にすることが
できる。また、板ばね13の押圧方向がツールホルダー
2に対して従来のX方向ではなくY方向なため、ツール
3のY方向への振れにも対応できる。
られているツールホルダー2と同じ移動量の長穴15a
と上下移動量のない穴15bの中間部に位置しているた
め、長穴15aの上下移動量の半分の移動量になる。そ
の結果、受板12および板ばね13が小型なもので構成
することができ、全体の構成が小型、軽量にすることが
できる。また、板ばね13の押圧方向がツールホルダー
2に対して従来のX方向ではなくY方向なため、ツール
3のY方向への振れにも対応できる。
【0021】また、他の実施例として図5に示すよう
に、リテーナ15およびピン15a、15bを設けず受
板12または板ばね13の下端部における案内溝12
a、13aに対応する部分に球体14の落下防止のため
のストッパーを設けたものを使用することもできる。こ
れによって、さらに構造を簡単にできコストを下げるこ
とができる。それ以外の作用効果については前記実施例
と同様である。
に、リテーナ15およびピン15a、15bを設けず受
板12または板ばね13の下端部における案内溝12
a、13aに対応する部分に球体14の落下防止のため
のストッパーを設けたものを使用することもできる。こ
れによって、さらに構造を簡単にできコストを下げるこ
とができる。それ以外の作用効果については前記実施例
と同様である。
【0022】なお、上記実施例では、リテーナ15に樹
脂を使用しているが、これに限定するきのではなく摩擦
抵抗が小さく耐摩耗性の優れている材質であればなんで
もよく、受板12および板ばね13、球体14の材質に
関しても、摩擦抵抗が小さく耐摩耗性および防錆性を有
するものであればなんでもよい。また、上記実施例では
カッティングプロッタについて記載しているが、ツール
3の代わりにペンを保持させたペンプロッタにも使用可
能である。
脂を使用しているが、これに限定するきのではなく摩擦
抵抗が小さく耐摩耗性の優れている材質であればなんで
もよく、受板12および板ばね13、球体14の材質に
関しても、摩擦抵抗が小さく耐摩耗性および防錆性を有
するものであればなんでもよい。また、上記実施例では
カッティングプロッタについて記載しているが、ツール
3の代わりにペンを保持させたペンプロッタにも使用可
能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によるツール振
れ防止機構は構成されているため、ツールホルダー2の
上下移動を円滑にでき、ツールホルダー2の振れを防止
することにより、精度の良いカッティングができ、且つ
安価にすることのできるという利点を有し、実用的効果
は大である。
れ防止機構は構成されているため、ツールホルダー2の
上下移動を円滑にでき、ツールホルダー2の振れを防止
することにより、精度の良いカッティングができ、且つ
安価にすることのできるという利点を有し、実用的効果
は大である。
【図1】本発明の一実施例を示すツール振れ防止機構を
備えたツールホルダー支持構造の斜視図である。
備えたツールホルダー支持構造の斜視図である。
【図2】ツール振れ防止機構を上面より示したツールホ
ルダー支持構造の平面図である。
ルダー支持構造の平面図である。
【図3】(a)はツールホルダー支持構造のツールアッ
プ状態を示す正面図であり、(b)はその要部を示す側
面説明図である。
プ状態を示す正面図であり、(b)はその要部を示す側
面説明図である。
【図4】(a)はツールホルダー支持構造のツールダウ
ン状態を示す正面図であり、(b)はその要部を示す側
面説明図である。
ン状態を示す正面図であり、(b)はその要部を示す側
面説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
1 キャリッジベース 2 ツールホルダー 3 ツール(刃物) 4 支軸 5 ばね体 6 ソレノイド 7a、7b ローラ 10 突出部 12 受板 12a 受板の案内溝 13 板ばね 13a 板ばねの案内溝 14 球体 15 リテーナ
Claims (2)
- 【請求項1】 先端部にツール保持部を有し、ソレノイ
ドの駆動によって基台に配設された支軸に沿って上下移
動するようになったツールホルダーに保持されるツール
の振れを防止するツール振れ防止機構であって、ツール
ホルダーの後端部に上下に延びる溝部を設けるととも
に、この溝部と相対峙状態で溝部が位置するようにして
基台から溝部付支持片を延設し、上記両溝部間で上下移
動可能な状態に球体を配設したことを特徴とするツール
振れ防止機構。 - 【請求項2】 ツールホルダーの後端部に対して一定間
隔を保つようにして溝付支持片を配設し、このツールホ
ルダーの後端部と溝付支持片との間に、内部に球体を移
動自在に保持する楕円リング状のリテーナを配設し、こ
のリテーナの一端または他端を、上記ツールホルダーの
後端部または溝付支持片に回動自在に取り付けた請求項
1に記載のツール振れ防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10081594A JPH07276293A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | ツール振れ防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10081594A JPH07276293A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | ツール振れ防止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07276293A true JPH07276293A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=14283850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10081594A Pending JPH07276293A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | ツール振れ防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07276293A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017047521A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | ローランドディー.ジー.株式会社 | カッティング装置 |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP10081594A patent/JPH07276293A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017047521A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | ローランドディー.ジー.株式会社 | カッティング装置 |
| US10005196B2 (en) | 2015-09-04 | 2018-06-26 | Roland Dg Corporation | Cutting apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4898268A (en) | Printer circuit board positioning apparatus | |
| US5182861A (en) | Sheet-driven type automatic drafting machine | |
| JPH07276293A (ja) | ツール振れ防止機構 | |
| JP2002066988A (ja) | ツール支持機構 | |
| JPH08141946A (ja) | ならい機構付ペンホルダー | |
| US4736211A (en) | Plotter pen | |
| US3747217A (en) | Roller mounted drawing triangle | |
| JP3587288B2 (ja) | カッティング機能付き装置におけるカッター昇降機構 | |
| JPS5838588A (ja) | ミシンの旋回切換装置 | |
| JPH0617996U (ja) | Xyプロッターにおけるペンホルダーの支持機構 | |
| US5187493A (en) | Pen exchanging mechanism in automatic drafter | |
| JPH0248999A (ja) | コンパス | |
| JPH0161178B2 (ja) | ||
| JP4259057B2 (ja) | リニアガイド装置 | |
| JPH07315Y2 (ja) | Xyプロツタのペン摺動機構 | |
| JPH0347916Y2 (ja) | ||
| US5107384A (en) | Magnetic recording and reproduction device having opposed magnetic heads | |
| JPH0929689A (ja) | ペーパーカッター | |
| JPH0114463Y2 (ja) | ||
| JPH05318986A (ja) | パース製図器 | |
| JPH0356393Y2 (ja) | ||
| KR20250111320A (ko) | 절단 장치 | |
| JPH0445359B2 (ja) | ||
| JPH03147801A (ja) | 卓上スライド丸鋸 | |
| JPS6055571A (ja) | 磁気ヘッド支持装置 |