JPH0727699Y2 - Pll回路におけるループフィルタ - Google Patents

Pll回路におけるループフィルタ

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JPH0727699Y2
JPH0727699Y2 JP1985129948U JP12994885U JPH0727699Y2 JP H0727699 Y2 JPH0727699 Y2 JP H0727699Y2 JP 1985129948 U JP1985129948 U JP 1985129948U JP 12994885 U JP12994885 U JP 12994885U JP H0727699 Y2 JPH0727699 Y2 JP H0727699Y2
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JP
Japan
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resistor
loop filter
pll circuit
band
switch
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文彦 横川
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帯域切り換えをすることのできるPLL(Phase
Locked Loop)回路におけるループフィルタに関するも
のである。
〔従来の技術〕
一般に、PLL回路に要求される性能は、入力信号に同期
する時点では応答の速い引込ができ、また入力信号に同
期した後は入力信号には追従するが、外乱ノイズ等には
追従しないことである。
通常、この要求性能を満たすため、入力信号に同期する
時点ではPLL回路の帯域を広げ、入力信号に同期した後
は帯域を狭くする手段がとられる。
第4図は、PLL回路のブロック図であり、1は位相比較
器で、このゲインをKdとする。2はループフィルタで、
伝達関数を(1+sτ2)/〔1+S(τ1+τ2)〕と
する。3は誤差アンプで、ゲインをAとする。そして、
4は電圧制御発振器で、ゲインをK0とする。このPLL回
路の自然角周波数をωn、ダンピング係数をζとする
と、 と表わされる。
PLL回路の帯域を変えるには、 (1)位相比較器1のゲインKdを変える方法 あるいは、 (2)誤差アンプ3のゲインAを変える方法 等があるが、この方法では、上式,の自然角周波数
ωnとダンピング係数ζとを独立に設定することはでき
ず、自然角周波数ωnを大幅に変化させた場合には、ダ
ンピング係数ζは上記条件式式を満足できなくなる。
したがって、PLL回路の帯域を変えるには、通常、ルー
プフィルタの定数τ1,τ2を切り換える方法が採られ
る。
ループフィルタの定数τ1,τ2を切り換えるようにした
従来のPLL回路として、第5図および第6図に示すよう
なものが知られている。
第5図は各帯域用にそれぞれループフィルタを設けたも
ので、5はバッファアンプである。狭帯域用のコンデン
サC2は、広帯域作動時には十分放電が行われないため、
帯域を切り換えたとき、誤動作を起こさないように、広
帯域作動時にスイッチSW1により狭帯域用コンデンサC2
にプリチャージすることが必要である。
第6図では、コンデンサCを両帯域に共用している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のPLL回路において、例えば第
5図の回路IC(集積回路)化しようとした場合、スイッ
チSW1と位相比較器1もIC内部に取り込むとして、図
中、 部分がIC端子(ピン)となるので、4ピンが必要にな
る。さらに、バッファアンプ5と両コンデンサC1,C2
外付素子として必要になるので、IC化には適さない。
また、第6図の回路でも、スイッチSW1,SW2と位相比較
器1をIC内部に取り込むとして、7ピンものIC端子が必
要になるので、IC化には適さない。なお、第5図,第6
図ともに、帯域切り換えのコントロール端子として、さ
らにあと1ピンずつ必要である。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、帯域の切り換えを簡単にでき、構成要
素の数も少なく、IC化により適したPLL回路を提供する
ことにある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案は、PLL回路におけ
るループフィルタであって、第1の抵抗、第2の抵抗お
よび第3の抵抗をデルタ接続し、前記第1の抵抗と前記
第3の抵抗との接続点を入力端とし、前記第1の抵抗と
前記第2の抵抗との接続点を出力端とし、前記第2の抵
抗と前記第3の抵抗との接続点と基準電位との間にコン
デンサと第4の抵抗とを直列に接続するとともに、前記
第3の抵抗の接続路をオン・オフするスイッチを設け、
前記スイッチをオン・オフすることにより、ダンピング
係数をほぼ一定に保ちながらフィルタの帯域を広帯域と
狭帯域に切り換えることを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、図によって本考案を具体的に説明する。
第1図は、本考案PLL回路におけるループフィルタの原
理図である。同図において、1は位相比較器、スイッチ
SW1は広帯域時にオン、狭帯域時にオフに制御されるス
イッチである。
第1の抵抗R1、第2の抵抗R2および第3の抵抗R3はデル
タ(△)接続されており、第1の抵抗R1と第3の抵抗R3
との接続点が入力端とされて位相比較回路1に接続され
ており、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2との接続点がルー
プフィルタの出力端とされている。
また、第2の抵抗R2と第3の抵抗R3との接続点と基準電
位たるグランドとの間には、コンデンサC1と第4の抵抗
R4とが直列に接続されている。
これら抵抗R1〜R4とコンデンサC1からなる回路はループ
フィルタ2を構成しており、前記スイッチSW1をオン・
オフすることにより、第3の抵抗R3を接続または切断で
きるようになっている。
第2図(A)は第1図に示したループフィルタの広帯域
時(スイッチSW1オン)時における等価回路、第2図
(B)は狭帯域時(スイッチSW1オフ)における等価回
路をそれぞれ示している。
第2図(A)の広帯域時の左側の等価回路を右側の回路
のようにc,c1,dなる定数で置き換えて表し、また、第2
図(B)の狭帯域時の左側の等価回路を右側の回路のよ
うにa,b,c1なる定数によって置き換えて表した場合、こ
れらの間には という4連立方程式が得られる。
この4連立方程式は、変数が4で式が4つあるから解が
存在する。その実数解のうち、正のものを選ぶと、 R1=a …… が得られる。
なお、このループフィルタ2の出力は、ハイインピーダ
ンスのバッファで受けるものとする。
第3図(A)〜(C)は、第1図に示した各定数の実際
例を示すものである。
第3図(B)の広帯域時の場合と、第3図(C)の狭帯
域の場合のτ1、τ2をぞれぞれ計算すると、 ただし、 (B)の場合、τ1=c・c1、τ2=d・c1、 (C)の場合、τ1=a・c1、τ2=b・c1 である(第2図(A)(B)を参照)。
広帯域の(B)の場合と、狭帯域(C)の場合のτ1
比を求めると40.55倍となり、前記式から、自然角周
波数ωnは(40.55)1/2≒6.4倍変化する。一方、τ2の方
は約6倍に変化しているので、前記式から、ダンピン
グ係数ζはτ2×ωn=6/6.4=0.93≒1倍となり、ほぼ
元の値を維持していることが分かる。
なお、第1図のスイッチSW1の代りに、出力をオープン
にできる3ステートバッファを用いることもでき、ICの
内部を純デジタル回路で構成することが可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、第1図中の 印から明らかなように、IC化した場合にピン数を低減す
ることができ、さらに外付部品はコンデンサと抵抗のみ
で、しかもコンデンサは一個だけでよい。したがって、
IC化に適するとともに、IC内部をすべてデジタル要素で
構成できる。また、IC化を行わない場合でも、構成部品
を少なくできるという利点がある。
さらに、ダンピング係数をほぼ一定に保ちながらフィル
タの帯域を広帯域と狭帯域に切り換えることができるの
で、各帯域にとって最適な自然角周波数とダンピング係
数を与えることができ、過渡的なショックを与えること
なくループフィルタの帯域を安定に切り換えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のPLL回路におけるループフィルタの原
理図、 第2図(A)(B)は第1図のループんフィルタの各帯
域での等価回路図、 第3図(A)〜(C)は第1図のループフィルタにおけ
る各定数の実際例を示す回路図、 第4図はPLL回路のブロック図、 第5図および第6図は従来のPLL回路におけるループフ
ィルタの回路図である。 1……位相比較器、2……ループフィルタ、R1……第1
の抵抗、R2……第2の抵抗、R3……第3の抵抗、R4……
第4の抵抗、C1……コンデンサ、SW1……スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】PLL回路におけるループフィルタであっ
    て、 第1の抵抗、第2の抵抗および第3の抵抗をデルタ接続
    し、 前記第1の抵抗と前記第3の抵抗との接続点を入力端と
    し、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続点を出力
    端とし、前記第2の抵抗と前記第3の抵抗との接続点と
    基準電位との間にコンデンサと第4の抵抗とを直列に接
    続するとともに、 前記第3の抵抗の接続路をオン・オフするスイッチを設
    け、 前記スイッチをオン・オフすることにより、ダンピング
    係数をほぼ一定に保ちながらフィルタの帯域を広帯域と
    狭帯域に切り換えること を特徴とするPLL回路におけるループフィルタ。
JP1985129948U 1985-08-28 1985-08-28 Pll回路におけるループフィルタ Expired - Lifetime JPH0727699Y2 (ja)

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JPS6239342U JPS6239342U (ja) 1987-03-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313862A (en) * 1976-07-23 1978-02-07 Hitachi Ltd Phase drawn oscillator
JPS59156029A (ja) * 1983-02-25 1984-09-05 Fujitsu Ltd 位相同期回路

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