JPH0728497B2 - 同相2条フラツト布設電力ケ−ブルの相配列方法 - Google Patents

同相2条フラツト布設電力ケ−ブルの相配列方法

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JPH0728497B2
JPH0728497B2 JP528585A JP528585A JPH0728497B2 JP H0728497 B2 JPH0728497 B2 JP H0728497B2 JP 528585 A JP528585 A JP 528585A JP 528585 A JP528585 A JP 528585A JP H0728497 B2 JPH0728497 B2 JP H0728497B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、3相電力ケーブルを同相2条で2回線、フラ
ット状に且つ隣接するスパン間でねん架して布設する際
の相配列順序を問題にした同相2条フラット布設電力ケ
ーブルの相配列方法に関するものである。
[発明の概要] 本発明は、3相の電力ケーブルを同相2条で2回線、布
設幅方向に回線単位でフラット状に且つ隣接するスパン
間でねん架して布設する同相2条フラット布設電力ケー
ブルの相配列方法において、 前記2回線の3相電力ケーブルは3スパンを単位とし、 各単位内の第1スパンでは2回線を全体的にみて布設幅
方向の両端に或る1つの相の同相電力ケーブルがそれぞ
れ位置し、残りの2相の電力ケーブルは布設幅方向に2
回線とも同じ相順序でそれぞれ位置するように配列し、
第1スパンと第2スパンの間及び第2スパンと第3スパ
ンの間ではそれぞれ布設幅方向にみて同方向に相配列す
ることにより、 シース透起電圧を抑制し、且つスパン長を長くして接続
部の数を減少させたものである。
[従来の技術] 1相に2条の電力ケーブルを使用して3相の電力ケーブ
ルを2回線フラット状に且つ隣接するスパン間でねん架
して布設する場合には、その配列順序によっては同相電
力ケーブル間にインピーダンスのアンバランスが生じ、
同相電力ケーブルに流れる電流に不平衡が生じる。同相
間の電力ケーブルに流れる電流を平衡させるため従来
は、日本電線工業規格「電力ケーブルの許容電流」その
1 JIS第168号D(1980)に定められているように第2
図のような相配列としていた。同図において、1は地
面、2は地面1下に設けられたケーブル布設溝、3はU
相,V相,W相及びU′相,V′相,W′相からなるそれぞれ3
相の2回線の電力ケーブルである。即ち、この第2図の
相配列は、両回線間の中央を中心として対象となる相配
列となっている。
[発明が解決しようとする問題点] このように3相電力ケーブル3を同相2条でフラット状
に布設した場合には、各相のケーブル導体に流れる導体
電流により金属シースに誘導電圧が誘起される。第2図
の相配列の場合の誘起電圧は1回線(ケーブル3条)の
場合の約1.2倍の大きさとなる。
その理由を、第3図に示すように各電力ケーブル1間の
間隔を、同一回線内のケーブル間隔が320mm、隣接回線
間の内側のケーブル間隔が760mmとした300KV、導体サイ
ズ1600mm2、単心OFケーブルの場合を例にとって説明す
る。第3図に示すように同相2条のフラット布設をした
場合には、JCS第168号D(1980)のP23に述べられてい
る如く、同相内電力ケーブル3にインピーダンス不平衡
が生じない相配列は両回線間の中央を中心とした対象配
配列であるとすると、シース誘起電圧Vmaxは、導体電
流をI(アンペア)電力ケーブル1スパンの長さをL
(km)とした場合、 Vmax=0.180I×L (V) となる。1回線3条の場合(左側だけ3条或は右側だけ
3条の場合)のシース誘起電圧は Vmax=0.147I×L (V) であるので、この同相2条配列の場合は、 0.180/0.147=1.2 (倍) の誘起電圧となる。ただし、この場合、インピーダンス
はどの電力ケーブル3(6条の電力ケーブル)でも、 0.0148+j0.190 (Ω/Km) とインピーダンス不平衡はない。
このようなシース誘機電圧をある規定値(一般には65
V、サウジアラビアでは100V)以下にするため電力ケー
ブル3のスパン長を短くする必要があり、このため接続
部の数が増え、コストアップをまねく欠点があった。
本発明の目的は、シース誘起電圧を抑制してケーブルス
パン長を長くし、接続部の数を減らすことができる同相
2条フラット布設電力ケーブルの相配列方法を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の構成を、実施例に
対応する第1図を参照して説明すると、本発明は、 3相の電力ケーブル3を同相2条で2回線、布設幅方向
に回線単位でフラット状に且つ隣接するスパン間でねん
架して布設する同相2条フラット布設電力ケーブルの相
配列方法において、 前記2回線の3相電力ケーブル3は3スパンを単位と
し、 各単位内の第1スパンでは2回線を全体的にみて布設幅
方向の両端に或る1つの相の同相電力ケーブル3がそれ
ぞれ位置し、残りの2相の電力ケーブル3は布設幅方向
に2回線とも同じ相順序でそれぞれ位置するように配列
し、第1スパンと第2スパンとの間及び第2スパンと第
3スパンとの間ではそれぞれ布設幅方向にみて同方向に
相配列する。
[作 用] 本発明の相配列で、各電力ケーブル3の間隔を前述した
第3図の間隔とした場合のシース誘起電圧Vmaxは、 Vmax=0.156I×L (V) であるので、本発明の相配列の場合は第2図の相配列の
場合に比べて 0.156/0.180=0.87 (倍) 即ち、87%に減少する。
また、3スパンを1単位として、その1つの単位内の第
1スパンと第2スパンとの絶縁接続部4の箇所、及び第
2スパンと第3スパンとの絶縁接続部4の箇所で、各電
力ケーブル3を総て同方向にねん架すると、各スパン内
では上記の条件の相配列を保持しつつ各相のインピーダ
ンスも次のようになり、同相内インピーダンス不平衡も
0.5%以下となり、実用上全く問題ない。=0.0112+j0.187 (Ω/Km)u′v′w′=0.0184+j0.187 (Ω/Km) また、第3図において、隣接回線間の間隔760mmを他と
同じ320mmにした場合のシース誘起電圧の関係を検討す
ると、第2図に示す従来の相配列の場合のシース誘起電
圧Vmaxは、 Vmax=0.2075I×L (V) となり、これに対し第1図に示す本発明の相配列の場合
のシース誘起電圧Vmaxは、 Vmax=0.165I×L (V) となり、本発明の相配列の場合は第2図の相配列に比べ
て 0.165/0.2075=0.80 (倍) 即ち、80%に減少する。
[実施例] 以下本発明の実施例を第1図を参照して詳細に説明す
る。本発明は、3スパンを単位としてそれぞれを繰り返
す相配列とする。第1図はその1つの単位の相配列の例
を示している。電力ケーブル3は、第1回線5Aと第2回
線5Bとの2回線を布設幅方向に回線単位で図示のように
フラット状に布設する。図示の1つの単位の第1スパン
では、第2回線を全体的にみて布設幅方向の両端に或る
1つの相、即ちU相,U′相の同相電力ケーブル3を配列
し、残りの2相であるV相,W相及びV′相,W′相の電力
ケーブル3は布設幅方向に2回線とも同じ相順序でV
相,W相,及びV′相,W′相と配列する。
第1スパンと第2スパンとの間の各相の絶縁接続部4の
箇所、及び第2スパンと第3スパンとの間の各相の絶縁
接続部4の箇所では、各相の電力ケーブル3を総て、布
設幅方向に見て同方向にそれぞれねん架する。従って、
第2スパンにおける各電力ケーブル3の相配列はW相,U
相,V相,U′相,V′相,W′相となり、第3スパンにおける
各電力ケーブル3の相配列はV相,W相,U相、W′相,U′
相,V′相となる。これら、第2,第3スパンでも、2回線
を全体的にみて布設幅方向の両端に1つの相の同相電力
ケーブル3がそれぞれ位置し、残りの2相の電力ケーブ
ル3は布設幅方向に2回線とも同じ相順序でそれぞれ位
置する相配列となっている。しかしながら、各スパンで
は各相の配列は順次入れ替り、3つのスパンでは全体的
に相が入れ替っている。
なお、第1スパンの相配列順序は第1図に示す順序に限
定されるものではなく、第2スパン或は第3スパンで示
した相配列順序としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る同相2条フラット布設
電力ケーブルの相配列方法によれば、同相内のインピー
ダンス不平衡を1%以下に抑制しつつシース誘起電圧を
従来に比べて約85%に小さくすることができる。従っ
て、シース誘起電圧が或る電圧に規定されても、ケーブ
ルスパン長を従来の約1.15倍の長さにでき、接続部の数
を約15%減じることができ、布設コストを低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る相配列順序の一例を示す平面図、
第2図は従来の相配列順序の説明図、第3図は各相の電
力ケーブルの間隔の一例を示す説明図である。 3……電力ケーブル、4……絶縁接続部、5A……第1回
線、5B……第2回線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相の電力ケーブルを同相2条で2回線、
    布設幅方向に回線単位でフラット状に且つ隣接するスパ
    ン間でねん架して布設する同相2条フラット布設電力ケ
    ーブルの相配列方法において、 前記2回線の3相電力ケーブルは3スパンを単位とし、 各単位内の第1スパンでは2回線を全体的にみて布設幅
    方向の両端に或る1つの相の同相電力ケーブルがそれぞ
    れ位置し、残りの2相の電力ケーブルは布設幅方向に2
    回線とも同じ相順序でそれぞれ位置するように配列し、
    第1スパンと第2スパンの間及び第2スパンと第3スパ
    ンの間ではそれぞれ布設幅方向にみて同方向に相配列す
    ることを特徴とする同相2条フラット布設電力ケーブル
    の相配列方法。
JP528585A 1985-01-16 1985-01-16 同相2条フラツト布設電力ケ−ブルの相配列方法 Expired - Lifetime JPH0728497B2 (ja)

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