JPH072862A - Q−20547−a化合物とその製造法 - Google Patents
Q−20547−a化合物とその製造法Info
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- JPH072862A JPH072862A JP14773393A JP14773393A JPH072862A JP H072862 A JPH072862 A JP H072862A JP 14773393 A JP14773393 A JP 14773393A JP 14773393 A JP14773393 A JP 14773393A JP H072862 A JPH072862 A JP H072862A
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- cck
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記平面構造式によって特定されるQ−20
547−A化合物若しくはその製薬学的に許容される
塩。 【化1】 【効果】 コレシストキニン(CCK)−B/ガストリ
ン受容体拮抗作用を有し、CCK−B/ガストリン受容
体が関与する疾患、例えば胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃
炎、逆流性食道炎、Zollinger-Bllison症候群、ガスト
リン感受性膵等の消化器系疾患や、食欲調節系の障害、
痛み、不安等の中枢神経系の障害等の治療及び予防に有
用である。
547−A化合物若しくはその製薬学的に許容される
塩。 【化1】 【効果】 コレシストキニン(CCK)−B/ガストリ
ン受容体拮抗作用を有し、CCK−B/ガストリン受容
体が関与する疾患、例えば胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃
炎、逆流性食道炎、Zollinger-Bllison症候群、ガスト
リン感受性膵等の消化器系疾患や、食欲調節系の障害、
痛み、不安等の中枢神経系の障害等の治療及び予防に有
用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コレシストキニン(C
CK)−B/ガストリン受容体拮抗作用を有するQ−2
0547−A化合物及びその発酵法による該化合物の製
造法に関する。
CK)−B/ガストリン受容体拮抗作用を有するQ−2
0547−A化合物及びその発酵法による該化合物の製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCK及びガストリンの受容体は、それ
ぞれのペプチドに対する親和力の差により、大きく2種
類(CCK−A受容体、及び、CCK−B/ガストリン
受容体)に分類することができる。CCK−A受容体
は、ガストリンに比べCCKに約1000倍の親和性を
持っているのに対し、CCK−B/ガストリン受容体
は、ガストリン、CCKにほぼ同程度の親和性を示す。
CCK−A受容体は、消化管のうち、特に、膵臓に発現
しており、消化酵素の分泌に関与していると考えられて
いる。一方、CCK−B/ガストリン受容体は、主に脳
と胃粘膜に発現している。胃粘膜に発現しているCCK
−B/ガストリン受容体は、ガストリンによる胃酸分泌
や胃粘膜増殖を制御しており、中枢に発現している同受
容体は、CCKによって誘導される精神不安やパニック
症状に関係していると考えられている。そのため、CC
K−B/ガストリン受容体とそのリガンドとの結合の阻
害は、過剰胃酸分泌による胃潰瘍などの消化器疾患をは
じめとして、不安反応などを伴う中枢疾患の改善をもた
らす可能性が考えられる。また、CCK−A受容体拮抗
作用が強い場合は胆汁うっ滞や胆石等の副作用を生ずる
可能性があるため、選択的なCCK−B受容体拮抗剤で
あることが望ましいと考えられる。
ぞれのペプチドに対する親和力の差により、大きく2種
類(CCK−A受容体、及び、CCK−B/ガストリン
受容体)に分類することができる。CCK−A受容体
は、ガストリンに比べCCKに約1000倍の親和性を
持っているのに対し、CCK−B/ガストリン受容体
は、ガストリン、CCKにほぼ同程度の親和性を示す。
CCK−A受容体は、消化管のうち、特に、膵臓に発現
しており、消化酵素の分泌に関与していると考えられて
いる。一方、CCK−B/ガストリン受容体は、主に脳
と胃粘膜に発現している。胃粘膜に発現しているCCK
−B/ガストリン受容体は、ガストリンによる胃酸分泌
や胃粘膜増殖を制御しており、中枢に発現している同受
容体は、CCKによって誘導される精神不安やパニック
症状に関係していると考えられている。そのため、CC
K−B/ガストリン受容体とそのリガンドとの結合の阻
害は、過剰胃酸分泌による胃潰瘍などの消化器疾患をは
じめとして、不安反応などを伴う中枢疾患の改善をもた
らす可能性が考えられる。また、CCK−A受容体拮抗
作用が強い場合は胆汁うっ滞や胆石等の副作用を生ずる
可能性があるため、選択的なCCK−B受容体拮抗剤で
あることが望ましいと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは天然に存
在する多くの微生物が生産する物質について研究を行っ
ていたところ、アスペルギルス属に属し、コレシストキ
ニン(CCK)−B/ガストリン受容体拮抗作用を有す
る物質を生産する能力を有する微生物を発見した。この
微生物を培地に培養することによって、同培地中に該受
容体拮抗作用を有するQ−20547−A化合物が生産
されていることを見い出し、この物質を単離し、本発明
を完成した。本発明の目的は、CCK−B/ガストリン
受容体拮抗作用を有するQ−20547−A化合物を提
供することにある。また、本発明の別の目的は、Q−2
0547−A化合物を得るための新規な製造方法をも提
供することにある。
在する多くの微生物が生産する物質について研究を行っ
ていたところ、アスペルギルス属に属し、コレシストキ
ニン(CCK)−B/ガストリン受容体拮抗作用を有す
る物質を生産する能力を有する微生物を発見した。この
微生物を培地に培養することによって、同培地中に該受
容体拮抗作用を有するQ−20547−A化合物が生産
されていることを見い出し、この物質を単離し、本発明
を完成した。本発明の目的は、CCK−B/ガストリン
受容体拮抗作用を有するQ−20547−A化合物を提
供することにある。また、本発明の別の目的は、Q−2
0547−A化合物を得るための新規な製造方法をも提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は下記
平面構造式によって特定されるQ−20547−A化合
物若しくはその製薬学的に許容される塩である。
平面構造式によって特定されるQ−20547−A化合
物若しくはその製薬学的に許容される塩である。
【0005】
【化2】
【0006】また、本発明によれば、アスペルギルス
(Aspergillus)属に属するQ−20547−A化合物
生産菌を培養し、培養物中にQ−20547−A化合物
を蓄積させ、培養物からこの化合物を単離採取すること
を特徴とするQ−20547−A化合物の製造法が提供
される。さらにまた、本発明によれば、上記Q−205
47−A化合物若しくはその製薬学的に許容される塩を
有効成分とするCCK−B/ガストリン受容体拮抗剤が
提供される。
(Aspergillus)属に属するQ−20547−A化合物
生産菌を培養し、培養物中にQ−20547−A化合物
を蓄積させ、培養物からこの化合物を単離採取すること
を特徴とするQ−20547−A化合物の製造法が提供
される。さらにまた、本発明によれば、上記Q−205
47−A化合物若しくはその製薬学的に許容される塩を
有効成分とするCCK−B/ガストリン受容体拮抗剤が
提供される。
【0007】本発明化合物は、不斉炭素原子を有してお
り、各種異性体が存在する。本発明では、これらの異性
体の分離されたものおよびそれらの混合物をも包含す
る。また、本発明化合物は、塩を形成する場合がある。
塩としては、具体的には塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、プロピ
オン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、マ
レイン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタン
スルホン酸、エタンスルホン酸等の有機酸、アスパラギ
ン酸、グルタミン酸等の酸性アミノ酸との酸付加塩等が
挙げられる。CCK−B/ガストリン受容体拮抗作用を
有するQ−20547−A化合物生産菌株としては、例
えば神奈川県足柄上郡山北町で採取された土壌から分離
された微生物アスペルギルス エスピー Q20547
株を挙げることができる。以下、この菌株の菌学的性状
を説明する。
り、各種異性体が存在する。本発明では、これらの異性
体の分離されたものおよびそれらの混合物をも包含す
る。また、本発明化合物は、塩を形成する場合がある。
塩としては、具体的には塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、プロピ
オン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、マ
レイン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタン
スルホン酸、エタンスルホン酸等の有機酸、アスパラギ
ン酸、グルタミン酸等の酸性アミノ酸との酸付加塩等が
挙げられる。CCK−B/ガストリン受容体拮抗作用を
有するQ−20547−A化合物生産菌株としては、例
えば神奈川県足柄上郡山北町で採取された土壌から分離
された微生物アスペルギルス エスピー Q20547
株を挙げることができる。以下、この菌株の菌学的性状
を説明する。
【0008】1.各種培地における性状 各種培地における性状は、以下に示すとおりである。培
養は24℃で2週間行い、常法にしたがって観察した。 麦芽エキス寒天培地 生育は良好で、中央部が羊毛状に盛り上がる。分生子
頭、分生子の形成は非常に良好で、コロニー表面は黄褐
色を呈すが、周辺の若い分生子頭が形成された部分は灰
緑色を呈す。コロニー裏面は無色である。 バレイショ・ブドウ糖寒天培地 生育は良好で、菌糸はビロード状に拡がる。分生子頭、
分生子の形成は非常に良好で、コロニー表面は深緑色、
裏面は無色である。 ツアペック寒天培地 生育は良好で菌糸はビロード状に拡がる。分生子頭、分
生子の形成は良好で、コロニーの表面はクリーム色〜淡
褐色、裏面は無色である。 サブロー寒天培地 生育は良好で、菌糸はビロード状に拡がる。分生子頭、
分生糸の形成は良好で、コロニーの表面はクリーム色、
周辺の若い分生子頭が形成された部分は淡緑色を呈す。
コロニー裏面は無色である。
養は24℃で2週間行い、常法にしたがって観察した。 麦芽エキス寒天培地 生育は良好で、中央部が羊毛状に盛り上がる。分生子
頭、分生子の形成は非常に良好で、コロニー表面は黄褐
色を呈すが、周辺の若い分生子頭が形成された部分は灰
緑色を呈す。コロニー裏面は無色である。 バレイショ・ブドウ糖寒天培地 生育は良好で、菌糸はビロード状に拡がる。分生子頭、
分生子の形成は非常に良好で、コロニー表面は深緑色、
裏面は無色である。 ツアペック寒天培地 生育は良好で菌糸はビロード状に拡がる。分生子頭、分
生子の形成は良好で、コロニーの表面はクリーム色〜淡
褐色、裏面は無色である。 サブロー寒天培地 生育は良好で、菌糸はビロード状に拡がる。分生子頭、
分生糸の形成は良好で、コロニーの表面はクリーム色、
周辺の若い分生子頭が形成された部分は淡緑色を呈す。
コロニー裏面は無色である。
【0009】2.生理学的性質 生育pH範囲:4〜10の範囲で生育し、最適生育p
Hは5〜8である。 生育温度範囲:15〜37℃の範囲で生育し、最適温
度範囲は24〜27℃である。
Hは5〜8である。 生育温度範囲:15〜37℃の範囲で生育し、最適温
度範囲は24〜27℃である。
【0010】3.形態的特徴 バレイショ・ブドウ糖寒天培地に生育したコロニーを
顕微鏡下で観察すると、菌糸は隔壁を有し、高度に分枝
する。 分生子頭は通常、直径50〜90μm、放射状〜球形
であるが、しばしば非常に小型のものも形成される。 分生子柄は基底菌糸より立ち上がり、長さ100〜3
00μm、直径3〜5.5μmで、無色、滑面である。 頂のうは球形で、直径9〜12μm、メトレは頂のう
のほとんど全体より生じ、大きさは7〜10×2〜3μ
mであり、フィアライドの大きさは8〜11×2〜3μ
mである。 分生子は球形〜亜球形、直径は4〜5μmで、その表
面は刺状を呈している。
顕微鏡下で観察すると、菌糸は隔壁を有し、高度に分枝
する。 分生子頭は通常、直径50〜90μm、放射状〜球形
であるが、しばしば非常に小型のものも形成される。 分生子柄は基底菌糸より立ち上がり、長さ100〜3
00μm、直径3〜5.5μmで、無色、滑面である。 頂のうは球形で、直径9〜12μm、メトレは頂のう
のほとんど全体より生じ、大きさは7〜10×2〜3μ
mであり、フィアライドの大きさは8〜11×2〜3μ
mである。 分生子は球形〜亜球形、直径は4〜5μmで、その表
面は刺状を呈している。
【0011】以上の菌学的性質より、本菌株は不完全菌
のアスペルギルス(Aspergillus)属に属するものと判
断され、本菌株をアスペルギルス エスピー(Aspergil
lussp.)Q20547と命名した。本菌株は通産省工業
技術院生命工学工業技術研究所に受託番号FERM P
−13662号として寄託されている。なお、微生物は
人工的に、また自然に変異を起こしやすいが、本発明の
アスペルギルス エスピー Q20547株は天然から
分離された菌株のほかにこれを紫外線、X線、化学薬剤
などで人工的に変異させたもの及びそれらの自然変異株
についても包含するものである。
のアスペルギルス(Aspergillus)属に属するものと判
断され、本菌株をアスペルギルス エスピー(Aspergil
lussp.)Q20547と命名した。本菌株は通産省工業
技術院生命工学工業技術研究所に受託番号FERM P
−13662号として寄託されている。なお、微生物は
人工的に、また自然に変異を起こしやすいが、本発明の
アスペルギルス エスピー Q20547株は天然から
分離された菌株のほかにこれを紫外線、X線、化学薬剤
などで人工的に変異させたもの及びそれらの自然変異株
についても包含するものである。
【0012】(製造法)Q−20547−A化合物の製
造はアスペルギルス エスピー Q20547株を培地
に培養し、培養物より採取することにより行われる。培
養方法は一般微生物の培養方法に準じて行われるが、通
常は液体培地により深部培養法が有利である。培養に用
いられる培地としては、アスペルギルス エスピー Q
20547株が利用する栄養源を含有する培地であれば
よい。
造はアスペルギルス エスピー Q20547株を培地
に培養し、培養物より採取することにより行われる。培
養方法は一般微生物の培養方法に準じて行われるが、通
常は液体培地により深部培養法が有利である。培養に用
いられる培地としては、アスペルギルス エスピー Q
20547株が利用する栄養源を含有する培地であれば
よい。
【0013】すなわち、合成培地、半合成培地あるいは
天然培地が用いられ、培地の組成は、例えば炭素源とし
てはグルコース、フラクトース、デンプン、植物油等
が、窒素源としては肉エキス、ペプトン、グルテンミー
ル、綿実粕、大豆粉、落花生粉、魚粉、コーンスチーブ
リカー、乾燥酵母、酵母エキス、硫酸アンモニウム、硝
酸アンモニウム、尿素その他の有機、無機の窒素源が用
いられる。また、金属塩としては、Na、K、Mg、C
a、Zn、Feなどの硫酸塩、硝酸塩、塩化物、炭酸
塩、燐酸塩などが必要に応じて添加される。
天然培地が用いられ、培地の組成は、例えば炭素源とし
てはグルコース、フラクトース、デンプン、植物油等
が、窒素源としては肉エキス、ペプトン、グルテンミー
ル、綿実粕、大豆粉、落花生粉、魚粉、コーンスチーブ
リカー、乾燥酵母、酵母エキス、硫酸アンモニウム、硝
酸アンモニウム、尿素その他の有機、無機の窒素源が用
いられる。また、金属塩としては、Na、K、Mg、C
a、Zn、Feなどの硫酸塩、硝酸塩、塩化物、炭酸
塩、燐酸塩などが必要に応じて添加される。
【0014】さらに、必要に応じてメチオニン、システ
ィン、シスチン、チオ硫酸塩、オレイン酸メチル、ラー
ド油、シリコン油、界面活性剤などの本発明化合物生成
促進物質又は消泡剤を添加することもできる。培養条件
としては好気的条件下に培養するのが一般的に有利で、
培養温度は約15〜37℃の範囲、好ましくは約25〜
27℃付近で行われる。培地のpHは約5〜10、好ま
しくは約6〜8の範囲に保存すると好結果が得られる。
培養期間は培地の組成、温度条件に応じて適宜設定され
る。
ィン、シスチン、チオ硫酸塩、オレイン酸メチル、ラー
ド油、シリコン油、界面活性剤などの本発明化合物生成
促進物質又は消泡剤を添加することもできる。培養条件
としては好気的条件下に培養するのが一般的に有利で、
培養温度は約15〜37℃の範囲、好ましくは約25〜
27℃付近で行われる。培地のpHは約5〜10、好ま
しくは約6〜8の範囲に保存すると好結果が得られる。
培養期間は培地の組成、温度条件に応じて適宜設定され
る。
【0015】培養物より目的とするQ−20547−A
化合物を単離採取するには通常の微生物の培養物より生
理活性物質を単離する方法が適用される。目的物は培養
液中及び菌体に含有されるので、遠心分離又は濾過によ
り菌体を分離した後、濾過液及び菌体から有効物質の抽
出を行う。すなわち、適当な溶剤に対する溶解性及び溶
解度の差、種々の吸着剤に対する吸着親和性の差、2種
の液相間における分配の差などを利用する一般の生理活
性物質の製造に用いられる手段によって、分離、採取、
精製される。これらの方法は必要に応じて単独に用いら
れ、あるいは任意の順序に組合せ、また反復し適用でき
る。
化合物を単離採取するには通常の微生物の培養物より生
理活性物質を単離する方法が適用される。目的物は培養
液中及び菌体に含有されるので、遠心分離又は濾過によ
り菌体を分離した後、濾過液及び菌体から有効物質の抽
出を行う。すなわち、適当な溶剤に対する溶解性及び溶
解度の差、種々の吸着剤に対する吸着親和性の差、2種
の液相間における分配の差などを利用する一般の生理活
性物質の製造に用いられる手段によって、分離、採取、
精製される。これらの方法は必要に応じて単独に用いら
れ、あるいは任意の順序に組合せ、また反復し適用でき
る。
【0016】次に、本発明の化合物の作用について実験
例を挙げて説明する。 (1)CCK−B受容体に対する結合作用 測定法:SDラット約100匹を無麻酔下で断頭後、速
やかに全脳を摘出した。この全脳を10倍量の0.32
Mショ糖水溶液でテフロンガラスホモジナイザーを用い
てホモジナイズした。ホモジネートを冷却遠心機によ
り、900g、10分間遠心分離し、その上清をさらに
11500g、15分間遠心分離した。得られた沈渣を
0.08%Triton X-100、50mM Tris-HCl緩
衝液(pH7.4)に懸濁した。この懸濁液を30分間
放置後、再び11500g、15分間の遠心分離を行
い、その沈渣を5mMおよび50mM Tris-HCl緩衝
液を用いて遠心分離操作により2回ずつ洗浄した。この
沈渣を50mM Tris-HCl緩衝液に懸濁し、−80℃
に凍結保存したものを膜標品とした。
例を挙げて説明する。 (1)CCK−B受容体に対する結合作用 測定法:SDラット約100匹を無麻酔下で断頭後、速
やかに全脳を摘出した。この全脳を10倍量の0.32
Mショ糖水溶液でテフロンガラスホモジナイザーを用い
てホモジナイズした。ホモジネートを冷却遠心機によ
り、900g、10分間遠心分離し、その上清をさらに
11500g、15分間遠心分離した。得られた沈渣を
0.08%Triton X-100、50mM Tris-HCl緩
衝液(pH7.4)に懸濁した。この懸濁液を30分間
放置後、再び11500g、15分間の遠心分離を行
い、その沈渣を5mMおよび50mM Tris-HCl緩衝
液を用いて遠心分離操作により2回ずつ洗浄した。この
沈渣を50mM Tris-HCl緩衝液に懸濁し、−80℃
に凍結保存したものを膜標品とした。
【0017】膜標品を室温融解後、10mM HEPE
S緩衝液(130mM NaCl、5mM MgCl2・
1mM EGTA、0.25mg/ml bacitracin、pH
6.5)で希釈し、[ 125I]BH・CCK−8存在下
に、25℃で120分間インキュベート後、吸引濾過に
よりB/F分離を行った。非特異的結合は1μMのCC
K−8存在下で決定した。受容体に結合した標識リガン
ドの量はγ−カウンターで計測した。標識リガンドの受
容体への最大結合量を100%とし、被験薬の結合阻害
曲線よりIC50 (CCK−B)値を求めた。本発明化
合物のIC50値は8×10-8Mであった。
S緩衝液(130mM NaCl、5mM MgCl2・
1mM EGTA、0.25mg/ml bacitracin、pH
6.5)で希釈し、[ 125I]BH・CCK−8存在下
に、25℃で120分間インキュベート後、吸引濾過に
よりB/F分離を行った。非特異的結合は1μMのCC
K−8存在下で決定した。受容体に結合した標識リガン
ドの量はγ−カウンターで計測した。標識リガンドの受
容体への最大結合量を100%とし、被験薬の結合阻害
曲線よりIC50 (CCK−B)値を求めた。本発明化
合物のIC50値は8×10-8Mであった。
【0018】(2)ペンタガストリン刺激による胃酸分泌
抑制作用 測定法:ウレタン(1.25g/kg腹腔内投与)によ
り麻酔したラットの気管にカニューレを挿入後開腹し、
胃・十二指腸部を露出した。噴門部結紮後、前胃部にポ
リエチレン性カニューレを装置した。さらに、十二指腸
に小切開を施し、切開部より胃内方向にポリエチレン製
カニューレを挿入した。カニューレを固定するために幽
門部を結紮した。
抑制作用 測定法:ウレタン(1.25g/kg腹腔内投与)によ
り麻酔したラットの気管にカニューレを挿入後開腹し、
胃・十二指腸部を露出した。噴門部結紮後、前胃部にポ
リエチレン性カニューレを装置した。さらに、十二指腸
に小切開を施し、切開部より胃内方向にポリエチレン製
カニューレを挿入した。カニューレを固定するために幽
門部を結紮した。
【0019】生理食塩水(pH7.0に調整)を3ml/m
inの速度で、前胃部から幽門部方向へ灌流した。灌流液
をpH−スタット(東亜電波工業製、AUT−201)
で連続滴定することにより胃酸分泌を測定した。連続滴
定は、滴定終点をpH7.0とし、25mM水酸化ナト
リウム溶液を滴下することにより行った。結果は10分
毎の胃酸分析(μEq/10分)として求めた。ペンタガ
ストリン(15μg/kg/時間)を静脈内投与した。
ペンタガストリン注入後酸分泌は亢進し、注入後60分
で最大値に達し安定する。その後、被験薬を静脈内投与
し、胃酸分泌を測定した。ペンタガストリン注入後の最
大値を100%とし、被験薬投与後の胃酸分泌量から、
50%抑制するのに必要な用量をED50値として求め
た。SDラットを用いた場合におけるQ−20547−
A化合物のED50値は1.9μmol/kgであった。
inの速度で、前胃部から幽門部方向へ灌流した。灌流液
をpH−スタット(東亜電波工業製、AUT−201)
で連続滴定することにより胃酸分泌を測定した。連続滴
定は、滴定終点をpH7.0とし、25mM水酸化ナト
リウム溶液を滴下することにより行った。結果は10分
毎の胃酸分析(μEq/10分)として求めた。ペンタガ
ストリン(15μg/kg/時間)を静脈内投与した。
ペンタガストリン注入後酸分泌は亢進し、注入後60分
で最大値に達し安定する。その後、被験薬を静脈内投与
し、胃酸分泌を測定した。ペンタガストリン注入後の最
大値を100%とし、被験薬投与後の胃酸分泌量から、
50%抑制するのに必要な用量をED50値として求め
た。SDラットを用いた場合におけるQ−20547−
A化合物のED50値は1.9μmol/kgであった。
【0020】(3)ラットのCCK−A受容体に対する結
合作用との比較によるCCK−B受容体選択性 測定法:SDラットの膵臓を20倍量の50mM Tris-
HCl緩衝液(pH7.7)でポリトロン型ホモジナイ
ザーを用いてホモジナイズした。ホモジネートを超遠心
分離機により、50000g、10分間の遠心分離を2
回行った。得られた沈渣を40倍量の50mM Tris-H
Cl緩衝液(0.2%BSA、5mM MgCl2、0.
1mg/ml bacitracin、5mM DTT、pH7.7)に
懸濁して−80℃に凍結保存したものを膜標品とした。
合作用との比較によるCCK−B受容体選択性 測定法:SDラットの膵臓を20倍量の50mM Tris-
HCl緩衝液(pH7.7)でポリトロン型ホモジナイ
ザーを用いてホモジナイズした。ホモジネートを超遠心
分離機により、50000g、10分間の遠心分離を2
回行った。得られた沈渣を40倍量の50mM Tris-H
Cl緩衝液(0.2%BSA、5mM MgCl2、0.
1mg/ml bacitracin、5mM DTT、pH7.7)に
懸濁して−80℃に凍結保存したものを膜標品とした。
【0021】膜標品を室温融解後、緩衝液で10倍希釈
し、[ 3H]L−364、718存在下に、37℃30
分間インキュベート後、吸引濾過によりB/F分離を行
った。非特異的結合は1μMのL−364、718の存
在下で決定した。受容体に結合した標識リガンドの量は
液体シンチレーションカウンターで計測した。本発明化
合物は1.5×10-5MでもCCK−A受容体に全く結
合作用を示さず、高いCCK−B選択性が認められた。
本発明の化合物はまた毒性が低く、医薬としての使用に
適している。
し、[ 3H]L−364、718存在下に、37℃30
分間インキュベート後、吸引濾過によりB/F分離を行
った。非特異的結合は1μMのL−364、718の存
在下で決定した。受容体に結合した標識リガンドの量は
液体シンチレーションカウンターで計測した。本発明化
合物は1.5×10-5MでもCCK−A受容体に全く結
合作用を示さず、高いCCK−B選択性が認められた。
本発明の化合物はまた毒性が低く、医薬としての使用に
適している。
【0022】以上の実験より、本発明の化合物は、CC
K−B受容体拮抗作用及びペンタガストリン刺激胃酸分
泌抑制作用を有していることから、CCK−B/ガスト
リン受容体が関与する疾患の治療及び予防に有用であ
る。かかる疾患の例としては、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、
胃炎、逆流性食道炎、Zollinger-Bllison症候群、ガス
トリン感受性膵等の消化器系疾患や、食欲調節系の障
害、痛み、不安等の中枢神経系の障害等が挙げられる。
K−B受容体拮抗作用及びペンタガストリン刺激胃酸分
泌抑制作用を有していることから、CCK−B/ガスト
リン受容体が関与する疾患の治療及び予防に有用であ
る。かかる疾患の例としては、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、
胃炎、逆流性食道炎、Zollinger-Bllison症候群、ガス
トリン感受性膵等の消化器系疾患や、食欲調節系の障
害、痛み、不安等の中枢神経系の障害等が挙げられる。
【0023】本発明化合物及び/又はその塩は錠剤、散
剤、細粒剤、カプセル剤、丸剤、液剤、注射剤、坐剤、
軟膏、貼付剤等に調製され、経口的(舌下投与を含む)
または非経口的に投与される。製剤用の担体や賦形剤と
しては、固体又は液体状の非毒性医薬用物質が挙げられ
る。これらの例としては、例えば乳糖、ステアリン酸マ
グネシウム、スターチ、タルク、ゼラチン、寒天、ペク
チン、アラビアゴム、オリーブ油、ゴマ油、カカオバタ
ー、エチレングリコール等やその他常用のものが例示さ
れる。本発明化合物の臨床的投与量は、適用される患者
の症状、体重、年齢や性別等を考慮して適宜決定される
が、通常成人1日あたり経口投与で1〜1000mgで
あり、これを1回あるいは数回に分けて投与する。
剤、細粒剤、カプセル剤、丸剤、液剤、注射剤、坐剤、
軟膏、貼付剤等に調製され、経口的(舌下投与を含む)
または非経口的に投与される。製剤用の担体や賦形剤と
しては、固体又は液体状の非毒性医薬用物質が挙げられ
る。これらの例としては、例えば乳糖、ステアリン酸マ
グネシウム、スターチ、タルク、ゼラチン、寒天、ペク
チン、アラビアゴム、オリーブ油、ゴマ油、カカオバタ
ー、エチレングリコール等やその他常用のものが例示さ
れる。本発明化合物の臨床的投与量は、適用される患者
の症状、体重、年齢や性別等を考慮して適宜決定される
が、通常成人1日あたり経口投与で1〜1000mgで
あり、これを1回あるいは数回に分けて投与する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の化合物の製造法の実施例及び
本発明の化合物を用いた製剤処方例を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例及び製剤処方例に限定さ
れるものではない。
本発明の化合物を用いた製剤処方例を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例及び製剤処方例に限定さ
れるものではない。
【0025】実施例1(本発明化合物の製造法の一例) グルコース1.0%、ポテトスターチ2.0%、酵母エ
キス0.5%、ポリペプトン0.5%、炭酸カルシウム
0.4%を含む液体培地(pH7.0)を作製し、これ
を500ml容の三角フラスコに各100mlずつ分注
し、121℃で20分間滅菌したものに、ポテト・デキ
ストロース寒天培地上に生育させた菌糸を掻きとって接
種して、28℃で48時間振とう培養を行い、種培養液
とした。次に、グルコース1.0%、ポテトスターチ
2.0%、酵母エキス0.5%、ポリペプトン0.5
%、炭酸カルシウム0.4%を含む液体培地(pH7.
0)を作製し、これを500ml容の三角フラスコに各
100mlずつ分注し、121℃で20分間滅菌したも
のに種培養液を3.0%の割合で植菌した。これを28
℃で120時間振とう培養した。
キス0.5%、ポリペプトン0.5%、炭酸カルシウム
0.4%を含む液体培地(pH7.0)を作製し、これ
を500ml容の三角フラスコに各100mlずつ分注
し、121℃で20分間滅菌したものに、ポテト・デキ
ストロース寒天培地上に生育させた菌糸を掻きとって接
種して、28℃で48時間振とう培養を行い、種培養液
とした。次に、グルコース1.0%、ポテトスターチ
2.0%、酵母エキス0.5%、ポリペプトン0.5
%、炭酸カルシウム0.4%を含む液体培地(pH7.
0)を作製し、これを500ml容の三角フラスコに各
100mlずつ分注し、121℃で20分間滅菌したも
のに種培養液を3.0%の割合で植菌した。これを28
℃で120時間振とう培養した。
【0026】このようにして得られた培養液20lにラ
ジオライト#600(昭和化学工業社製)を加え攪拌し
た後、濾過して濾液と菌体に分離した。分離した菌体に
アセトン36lを加えて攪拌した後ラジオライト#60
0(昭和化学工業社製)を加え濾過し、濾液を減圧濃縮
し、菌体抽出物水溶液を得た。これに2.5%炭酸水素
ナトリウム水溶液15lと酢酸エチル18lを加えよく
攪拌し、酢酸エチル層を分離して減圧濃縮し、褐色の抽
出物を得た。
ジオライト#600(昭和化学工業社製)を加え攪拌し
た後、濾過して濾液と菌体に分離した。分離した菌体に
アセトン36lを加えて攪拌した後ラジオライト#60
0(昭和化学工業社製)を加え濾過し、濾液を減圧濃縮
し、菌体抽出物水溶液を得た。これに2.5%炭酸水素
ナトリウム水溶液15lと酢酸エチル18lを加えよく
攪拌し、酢酸エチル層を分離して減圧濃縮し、褐色の抽
出物を得た。
【0027】この抽出物にクロロホルム、メタノール及
び水を各1lずつを加えてよく攪拌し、クロロホルム層
を分離して減圧濃縮し、褐色の抽出物を得た。更に、こ
の抽出物にn-ヘキサン1l及び80%メタノール水溶
液1lを加えよく攪拌し、80%メタノール水溶液を分
離して減圧濃縮し、褐色の抽出物13gを得た。この抽
出物13gをシリカゲル60F(60−230メッシ
ュ、メルク社製)200gをn-ヘキサンにて充填した
カラムに供し、n-ヘキサン:酢酸エチル(1:1)の
混液1000mlを流した後、クロロホルム:メタノー
ル(25:1)の混液を流し、クロロホルム-メタノー
ル(25:1)の溶出液570mlを合わせて減圧濃縮
すると、5.6gの画分が得られた。
び水を各1lずつを加えてよく攪拌し、クロロホルム層
を分離して減圧濃縮し、褐色の抽出物を得た。更に、こ
の抽出物にn-ヘキサン1l及び80%メタノール水溶
液1lを加えよく攪拌し、80%メタノール水溶液を分
離して減圧濃縮し、褐色の抽出物13gを得た。この抽
出物13gをシリカゲル60F(60−230メッシ
ュ、メルク社製)200gをn-ヘキサンにて充填した
カラムに供し、n-ヘキサン:酢酸エチル(1:1)の
混液1000mlを流した後、クロロホルム:メタノー
ル(25:1)の混液を流し、クロロホルム-メタノー
ル(25:1)の溶出液570mlを合わせて減圧濃縮
すると、5.6gの画分が得られた。
【0028】この5.6gの画分を、コスモシル75C
18OPN(半井化学製)50gを60%メタノール水に
て充填したカラムに供し、60%メタノール水700m
lを流した後、80%メタノール水を流し、カラムから
Q−20547−A化合物を溶出させた。薄層クロマト
グラフィーにてQ−20547−A化合物を含む分画を
集め濃縮し、Q−20547−A化合物を1.8g得
た。以上、得られたQ−20547−A化合物の理化学
的性質を以下に示す。
18OPN(半井化学製)50gを60%メタノール水に
て充填したカラムに供し、60%メタノール水700m
lを流した後、80%メタノール水を流し、カラムから
Q−20547−A化合物を溶出させた。薄層クロマト
グラフィーにてQ−20547−A化合物を含む分画を
集め濃縮し、Q−20547−A化合物を1.8g得
た。以上、得られたQ−20547−A化合物の理化学
的性質を以下に示す。
【0029】(1)性状 :白色固体 (2)溶解性 :クロロホルム、2塩化メチレン、アセト
ンに易溶メタノール、エタノール、酢酸エチルに可溶エ
ーテル、n-ヘキサン、水に難溶 (3)呈色反応:ヨウ素、エールリッヒ反応に陽性 (4)分子式 :C40H36N6O4 (5)分子量 :664 (6)薄層クロマトグラフィー(TLC):Rf=0.4
5 (Kieselgel 60F254 0.25mm厚プレート(メルク社
製)を使用。クロロホルム-メタノール(25:1)で
展開。) (6)赤外線吸収スペクトル:図1に示すごとくである
(臭化カリウム錠)。 (7)紫外線吸収スペクトル:図2に示すごとくである
(メタノール中)。 (8)核磁気共鳴スペクトル1 H−NMR:図3に示すごとくである(重クロロホル
ム中、500MHz)。13 C−NMR:図4に示すごとくである(重クロロホル
ム中、125MHz)。
ンに易溶メタノール、エタノール、酢酸エチルに可溶エ
ーテル、n-ヘキサン、水に難溶 (3)呈色反応:ヨウ素、エールリッヒ反応に陽性 (4)分子式 :C40H36N6O4 (5)分子量 :664 (6)薄層クロマトグラフィー(TLC):Rf=0.4
5 (Kieselgel 60F254 0.25mm厚プレート(メルク社
製)を使用。クロロホルム-メタノール(25:1)で
展開。) (6)赤外線吸収スペクトル:図1に示すごとくである
(臭化カリウム錠)。 (7)紫外線吸収スペクトル:図2に示すごとくである
(メタノール中)。 (8)核磁気共鳴スペクトル1 H−NMR:図3に示すごとくである(重クロロホル
ム中、500MHz)。13 C−NMR:図4に示すごとくである(重クロロホル
ム中、125MHz)。
【0030】処方例1 (1)50mg錠 Q−20547−A 200g、乳糖288g、結晶セ
ルロース72gを流動層造粒装置を使用して均一に混合
した。これに10%ヒドロキシプロピルセルロース溶液
200gを噴霧して造粒した。乾燥後、20メッシュの
篩を通し、これにカルボキシメチルセルロースカルシウ
ム16g、ステアリン酸マグネシウム4gを加えて混合
し、ロータリー打錠機で7.5mm×8.4Rの臼杵を
使用して1錠当り150mgの錠剤とした。表1にこの
錠剤の組成を示す。
ルロース72gを流動層造粒装置を使用して均一に混合
した。これに10%ヒドロキシプロピルセルロース溶液
200gを噴霧して造粒した。乾燥後、20メッシュの
篩を通し、これにカルボキシメチルセルロースカルシウ
ム16g、ステアリン酸マグネシウム4gを加えて混合
し、ロータリー打錠機で7.5mm×8.4Rの臼杵を
使用して1錠当り150mgの錠剤とした。表1にこの
錠剤の組成を示す。
【0031】
【表1】
【0032】(2)200mg錠 Q−20547−A 400g、乳糖94g、結晶セル
ロース62gを流動層造粒装置を使用して均一に混合し
た。これに10%ヒドロキシプロピルセルロース溶液2
00gを噴霧して造粒した。乾燥後、20メッシュの篩
を通し、これにカルボキシメチルセルロースカルシウム
18g、ステアリン酸マグネシウム6gを加えて混合
し、ロータリー打錠機で9.5mm×8.5Rの臼杵を
使用して1錠当り300mgの錠剤とした。表2にこの
錠剤の組成を示す。
ロース62gを流動層造粒装置を使用して均一に混合し
た。これに10%ヒドロキシプロピルセルロース溶液2
00gを噴霧して造粒した。乾燥後、20メッシュの篩
を通し、これにカルボキシメチルセルロースカルシウム
18g、ステアリン酸マグネシウム6gを加えて混合
し、ロータリー打錠機で9.5mm×8.5Rの臼杵を
使用して1錠当り300mgの錠剤とした。表2にこの
錠剤の組成を示す。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化合物は
コレシストキニン(CCK)−B/ガストリン受容体拮
抗作用を有し、CCK−B/ガストリン受容体が関与す
る疾患、例えば胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食
道炎、Zollinger-Bllison症候群、ガストリン感受性膵
等の消化器系疾患や、食欲調節系の障害、痛み、不安等
の中枢神経系の障害等の治療及び予防に有用である。
コレシストキニン(CCK)−B/ガストリン受容体拮
抗作用を有し、CCK−B/ガストリン受容体が関与す
る疾患、例えば胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食
道炎、Zollinger-Bllison症候群、ガストリン感受性膵
等の消化器系疾患や、食欲調節系の障害、痛み、不安等
の中枢神経系の障害等の治療及び予防に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】Q−20547−A化合物の赤外線吸収スペク
トルである。
トルである。
【図2】Q−20547−A化合物の紫外線吸収スペク
トルである。
トルである。
【図3】Q−20547−A化合物の1H−NMRスペ
クトルである。
クトルである。
【図4】Q−20547−A化合物の13C−NMRスペ
クトルである。
クトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12P 17/18 C12R 1:66) (72)発明者 山口 洋司 埼玉県大宮市奈良町136−51−10−205
Claims (4)
- 【請求項1】 下記平面構造式によって特定されるQ−
20547−A化合物若しくはその製薬学的に許容され
る塩。 【化1】 - 【請求項2】 アスペルギルス(Aspergillus)属に属
し、請求項1記載のQ−20547−A化合物を生産す
る能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中にQ−
20547−A化合物を生産、蓄積させ、培養物から生
成蓄積したQ−20547−A化合物を採取することを
特徴とするQ−20547−A化合物の製造法。 - 【請求項3】 アスペルギルス(Aspergillus)属に属
する微生物が、アスペルギルス エスピー(Aspergillu
s sp.)Q20547(FERM P−13662)で
ある請求項2記載の製造法。 - 【請求項4】 請求項1記載のQ−20547−A化合
物若しくはその製薬学的に許容される塩を有効成分とす
るコレシストキニン(CCK)−B/ガストリン受容体
拮抗剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14773393A JPH072862A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | Q−20547−a化合物とその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14773393A JPH072862A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | Q−20547−a化合物とその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072862A true JPH072862A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15436918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14773393A Withdrawn JPH072862A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | Q−20547−a化合物とその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072862A (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP14773393A patent/JPH072862A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |