JPH07287609A - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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- JPH07287609A JPH07287609A JP7843194A JP7843194A JPH07287609A JP H07287609 A JPH07287609 A JP H07287609A JP 7843194 A JP7843194 A JP 7843194A JP 7843194 A JP7843194 A JP 7843194A JP H07287609 A JPH07287609 A JP H07287609A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- cycle
- differential
- differential data
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】微分データを含むシーケンス制御を実行するプ
ログラマブルコントローラにおいて、プログラム実行の
最初のサイクルの微分データ用の前回値データ作成用の
プログラムを不要にする。 【構成】周期的に連続して入力される2値信号の前回値
データと、前回値データに続く新規値データとを比較し
て微分データを確定し、この微分データをシーケンス制
御に使用するプログラマブルコントローラにおいて、前
回値データを含む微分データを格納する第1の記憶手段
31と、微分データ以外のデータを格納する第2の記憶手
段32と、プログラム実行の最初のサイクルを示す信号を
記憶する第1周期記憶手段51とを設け、この手段の出力
信号によりプログラム実行の最初のサイクルにおける第
2記憶手段32の書き込みを禁止した状態で本来必要なシ
ーケンス制御プログラムを実行させることにより、微分
データの前回値を確定する。
ログラマブルコントローラにおいて、プログラム実行の
最初のサイクルの微分データ用の前回値データ作成用の
プログラムを不要にする。 【構成】周期的に連続して入力される2値信号の前回値
データと、前回値データに続く新規値データとを比較し
て微分データを確定し、この微分データをシーケンス制
御に使用するプログラマブルコントローラにおいて、前
回値データを含む微分データを格納する第1の記憶手段
31と、微分データ以外のデータを格納する第2の記憶手
段32と、プログラム実行の最初のサイクルを示す信号を
記憶する第1周期記憶手段51とを設け、この手段の出力
信号によりプログラム実行の最初のサイクルにおける第
2記憶手段32の書き込みを禁止した状態で本来必要なシ
ーケンス制御プログラムを実行させることにより、微分
データの前回値を確定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微分データを含むシー
ケンス制御を実行する、シーテンス制御用のプログラマ
ブルコントローラ(以下略してPCと言う:Programmab
le sequenceContoroller)に関する。
ケンス制御を実行する、シーテンス制御用のプログラマ
ブルコントローラ(以下略してPCと言う:Programmab
le sequenceContoroller)に関する。
【0002】
【従来の技術】シーケンス制御は、定められた順序に従
って、段階を追って進めてゆく制御であり、この制御を
行う制御装置は、工業分野は勿論のこと、自動改札機、
自動扉、エレベータ、など日常的に使用される装置や器
具にも広く使われており、制御に使用されるデータの中
には微分データも多く含まれている。
って、段階を追って進めてゆく制御であり、この制御を
行う制御装置は、工業分野は勿論のこと、自動改札機、
自動扉、エレベータ、など日常的に使用される装置や器
具にも広く使われており、制御に使用されるデータの中
には微分データも多く含まれている。
【0003】図4により微分データを含むシーケンス制
御の一例を説明する。図4の(a) は制御対象を示し、コ
ンベアCV1 により右方向に搬送される品物Wの通過がセ
ンサS1によって検出されると、扉DRが開き、品物Wが通
過し終わったことをセンサS2によって検出して扉DRを閉
じる。センサS1,S2 の出力信号をそれぞれ図4の(c)にS
1a,S2a としてに示す。信号S1a ,S2aはともに品物Wが
その信号を出力するセンサの全面を通過している間は電
圧信号のHレベルとなり、そのほかの場合はLレベルに
なる。扉DRは図示外の操作機によって開閉され、操作機
に開信号が入力されている間は開き続け、閉信号が入力
されている間は閉じ続ける。
御の一例を説明する。図4の(a) は制御対象を示し、コ
ンベアCV1 により右方向に搬送される品物Wの通過がセ
ンサS1によって検出されると、扉DRが開き、品物Wが通
過し終わったことをセンサS2によって検出して扉DRを閉
じる。センサS1,S2 の出力信号をそれぞれ図4の(c)にS
1a,S2a としてに示す。信号S1a ,S2aはともに品物Wが
その信号を出力するセンサの全面を通過している間は電
圧信号のHレベルとなり、そのほかの場合はLレベルに
なる。扉DRは図示外の操作機によって開閉され、操作機
に開信号が入力されている間は開き続け、閉信号が入力
されている間は閉じ続ける。
【0004】図4の(b) は上に述べた制御を行うための
シーケンス制御図である。図においてD1a はセンサS1の
出力信号S1a ( 図4(c) 参照)を入力し、信号S1a がL
レベルからHレベルに変化することを条件にして1にな
り、所定時間STが経過すると0になる1ビットのデータ
であり、D2a はセンサS2の出力信号S2a (図4の(c)参
照)を入力し、信号S2a がHレベルからLレベルに変化
することを条件にして1になり、所定時間STが経過する
と0になる1ビットのデータである。データD1a やD2a
は入力される信号の変化を条件にして定まるデータであ
るので微分データと言い、図に表すときは、Lレベルか
らHレベルに立ち上がる信号を検出して変化するデータ
には、このデータを表す記号に上向きの矢印を付加し、
HレベルからLレベルに立ち下がる信号を検出して変化
するデータには、このデータを表す記号に下向きの矢印
を付加して示す。
シーケンス制御図である。図においてD1a はセンサS1の
出力信号S1a ( 図4(c) 参照)を入力し、信号S1a がL
レベルからHレベルに変化することを条件にして1にな
り、所定時間STが経過すると0になる1ビットのデータ
であり、D2a はセンサS2の出力信号S2a (図4の(c)参
照)を入力し、信号S2a がHレベルからLレベルに変化
することを条件にして1になり、所定時間STが経過する
と0になる1ビットのデータである。データD1a やD2a
は入力される信号の変化を条件にして定まるデータであ
るので微分データと言い、図に表すときは、Lレベルか
らHレベルに立ち上がる信号を検出して変化するデータ
には、このデータを表す記号に上向きの矢印を付加し、
HレベルからLレベルに立ち下がる信号を検出して変化
するデータには、このデータを表す記号に下向きの矢印
を付加して示す。
【0005】K1は端子Stに1が入力されると1の状態に
なり、端子Rtに1が入力されると0の状態になる論理素
子であり、以下の説明では一般的な呼び名に準じキープ
リレーという。図ではデータD1a が端子Stに入力され、
データD2a が端子Rtに入力されることを示しているの
で、キープリレーK1はデータD1a が1になると1の状態
になり、データD2a が1になると0の状態になる。K1a
,K2bはキープリレーK1の出力データであり、K1a はキ
ープリレーK1が1の状態ならば1になり0の状態ならば
0になる1ビットのデータで、K1b はデータK1a を反転
した1ビットのデータである。従って、データK1a は図
4の(c) に示すとおりにデータD1a が1の期間に1にな
り、データD2a が1の期間に0になるデータで、データ
D1a が1になる時点からデータD2a が1になる時点まで
1の状態が継続する。
なり、端子Rtに1が入力されると0の状態になる論理素
子であり、以下の説明では一般的な呼び名に準じキープ
リレーという。図ではデータD1a が端子Stに入力され、
データD2a が端子Rtに入力されることを示しているの
で、キープリレーK1はデータD1a が1になると1の状態
になり、データD2a が1になると0の状態になる。K1a
,K2bはキープリレーK1の出力データであり、K1a はキ
ープリレーK1が1の状態ならば1になり0の状態ならば
0になる1ビットのデータで、K1b はデータK1a を反転
した1ビットのデータである。従って、データK1a は図
4の(c) に示すとおりにデータD1a が1の期間に1にな
り、データD2a が1の期間に0になるデータで、データ
D1a が1になる時点からデータD2a が1になる時点まで
1の状態が継続する。
【0006】再び図4の(b) において、Y1,Y2 はともに
入力が1ならば論理値1の状態に、0ならば0の状態に
なり、その状態に応じた1ビットの出力をする素子であ
って、以下の説明では一般的な呼び名に準じリレーとい
う。リレーY1は、データK1aを入力してデータK1a が1
ならば、リレーY1の出力Y1a を1にし、出力Y1a を1に
することによってゲートDRの操作機を開の状態に制御
し、リレーY2は、データK1b を入力してデータK1b が1
ならばリレーY2の出力Y2a を1にし、出力Y2a を1にす
ることによってゲートDRの操作機を閉の状態に制御す
る。従って扉DRはデータK1a が1の期間のみ開放され
る。
入力が1ならば論理値1の状態に、0ならば0の状態に
なり、その状態に応じた1ビットの出力をする素子であ
って、以下の説明では一般的な呼び名に準じリレーとい
う。リレーY1は、データK1aを入力してデータK1a が1
ならば、リレーY1の出力Y1a を1にし、出力Y1a を1に
することによってゲートDRの操作機を開の状態に制御
し、リレーY2は、データK1b を入力してデータK1b が1
ならばリレーY2の出力Y2a を1にし、出力Y2a を1にす
ることによってゲートDRの操作機を閉の状態に制御す
る。従って扉DRはデータK1a が1の期間のみ開放され
る。
【0007】前述に説明したところから、図4の(a) に
示す制御対象の制御は次のとおりに行われる。品物Wが
右に搬送されて、その右端がセンサS1により検出される
とセンサS1の出力信号S1a の立ち上がりが検出されデー
タD1a が1になり、キープリレーK1が1になる。この結
果キープリレーK1の出力K1a で操作されるリレーY1が1
になり、扉DRが開放する。品物Wが扉DRを通過し、品物
Wの後端がセンサS2の前を通過するとセンサS2の出力信
号S2a の立ち下がりが検出されて、データD2aが1にな
りキープリレーK1が0になるので、キープリレーK1の出
力データK1b が1になり、リレーY2が1になる結果扉DR
が閉じられる。
示す制御対象の制御は次のとおりに行われる。品物Wが
右に搬送されて、その右端がセンサS1により検出される
とセンサS1の出力信号S1a の立ち上がりが検出されデー
タD1a が1になり、キープリレーK1が1になる。この結
果キープリレーK1の出力K1a で操作されるリレーY1が1
になり、扉DRが開放する。品物Wが扉DRを通過し、品物
Wの後端がセンサS2の前を通過するとセンサS2の出力信
号S2a の立ち下がりが検出されて、データD2aが1にな
りキープリレーK1が0になるので、キープリレーK1の出
力データK1b が1になり、リレーY2が1になる結果扉DR
が閉じられる。
【0008】前述の説明から明らかなとおり、品物Wの
通過の検出に、信号の立ち上がりや立ち下がりの微分デ
ータを使用しないと扉DRの制御が適切に行われない。例
えば単に信号S1a がHレベルにある間だけ扉DRを開くこ
とにするならば、品物の寸法が短いと品物が通過前に扉
DRが閉じてしまう。この例以外にも微分データはパルス
数の計数など様々な制御に必要とされている。
通過の検出に、信号の立ち上がりや立ち下がりの微分デ
ータを使用しないと扉DRの制御が適切に行われない。例
えば単に信号S1a がHレベルにある間だけ扉DRを開くこ
とにするならば、品物の寸法が短いと品物が通過前に扉
DRが閉じてしまう。この例以外にも微分データはパルス
数の計数など様々な制御に必要とされている。
【0009】微分データは、連続して短い時間間隔でデ
ータ源のデータを入力し、前の時点での入力データ、即
ち前回値データを記憶しておき、新規に入力されるデー
タと比較することによって得られるので、複数個のリレ
ーを組み合わせて回路を構成することにより得ることが
できる。しかし微分データが必要とされる都度複数個の
リレーの組み合わせで微分データを実現するシーケンス
制御図を作成することは設計上の負担が大きいから、表
現を簡便化するためにシーケンス制御図の上では上述の
様に一つの図記号で示す。更に、PCでは微分データを
一つの機能として扱える手段を備え、プログラム作成の
負担を軽減している。
ータ源のデータを入力し、前の時点での入力データ、即
ち前回値データを記憶しておき、新規に入力されるデー
タと比較することによって得られるので、複数個のリレ
ーを組み合わせて回路を構成することにより得ることが
できる。しかし微分データが必要とされる都度複数個の
リレーの組み合わせで微分データを実現するシーケンス
制御図を作成することは設計上の負担が大きいから、表
現を簡便化するためにシーケンス制御図の上では上述の
様に一つの図記号で示す。更に、PCでは微分データを
一つの機能として扱える手段を備え、プログラム作成の
負担を軽減している。
【0010】図5に上述のシーケンス制御図に示した制
御を実行させるPCの一例を示す。図5の(a) はPC全
体を示すブロック図であり、図において1はPCであっ
て、PC1は、制御演算手段としてのビットプロセッサ
(以下BPという)2、記憶手段3、入力回路4、出力
回路5を構成要素とし、構成要素間の番地信号と制御信
号とを伝送する番地制御バスACB と、データを伝送する
データバスDBとを備える。
御を実行させるPCの一例を示す。図5の(a) はPC全
体を示すブロック図であり、図において1はPCであっ
て、PC1は、制御演算手段としてのビットプロセッサ
(以下BPという)2、記憶手段3、入力回路4、出力
回路5を構成要素とし、構成要素間の番地信号と制御信
号とを伝送する番地制御バスACB と、データを伝送する
データバスDBとを備える。
【0011】図5の(b) は、図5の(a) に示したBP2
と記憶手段3の一部を詳細に示した図であり、図5の
(a) と同一のものには同一符号が付しある。図におい
て、31は微分データをを格納するための記憶集積回路で
あり、32はリレー、キープリレー等微分データ以外のデ
ータを格納する記憶集積回路である。記憶集積回路31,3
2 には、集積回路全体の能動か非能動かを制御する入力
信号端子CSMi(iは番号)と、集積回路内の個々の記憶素
子の番地を指定する複数本の信号線からなるアドレスバ
スABを接続する端子ALi(i は番号)と、データバスDBに
接続するデータ端子DLi(i は番号)と、記憶素子の内容
を読み出す時点を与える端子RDi(i は番号)と、記憶素
子にデータバスDB上にあるデータを書き込む時点を与え
る端子WRi(i は番号)とを備える。
と記憶手段3の一部を詳細に示した図であり、図5の
(a) と同一のものには同一符号が付しある。図におい
て、31は微分データをを格納するための記憶集積回路で
あり、32はリレー、キープリレー等微分データ以外のデ
ータを格納する記憶集積回路である。記憶集積回路31,3
2 には、集積回路全体の能動か非能動かを制御する入力
信号端子CSMi(iは番号)と、集積回路内の個々の記憶素
子の番地を指定する複数本の信号線からなるアドレスバ
スABを接続する端子ALi(i は番号)と、データバスDBに
接続するデータ端子DLi(i は番号)と、記憶素子の内容
を読み出す時点を与える端子RDi(i は番号)と、記憶素
子にデータバスDB上にあるデータを書き込む時点を与え
る端子WRi(i は番号)とを備える。
【0012】BP2はプログラムに従い論理演算を実行
する制御演算回路PUと、演算結果を保持するアキュミュ
レータAと、1ビットの記憶をするフラグを含むレジス
タ群Ri(iは複数個あるフラグのそれぞれの番号)とを有
し、BP2は、BP2の外部に接続される記憶集積回路
や入出力回路の内の一つを選択するための信号CSi(iは
番号、図ではCs1 とCs2 )と、アドレスバスABに接続す
る端子ALと、データバスに接続する端子DLと、データバ
ス上の内容をBP2に読み込む時点を与える信号を出力
する端子RDと、データバス上にBP2からのデータを出
力する時点を与える信号を出力する端子WRとを備える。
例えば、BP2のアキュミュレータAの内容を記憶集
積回路31の1番地の記憶素子に記憶させるためには、B
P2の端子CS1 から信号0を出力する。この信号が記憶
素子31の端子CSM1に入力されるので記憶集積回路31が能
動となって、この集積回路へのデータの読み書きが可能
になる。同時にBP2の端子DLにアキュミュレータAの
内容を出力する。次いでBP2の端子WRからの出力信号
を0にするとアキュミュレータAの内容がデータバスDB
を経由して、記憶集積回路31の1番地の記憶素子に書き
込まれる。
する制御演算回路PUと、演算結果を保持するアキュミュ
レータAと、1ビットの記憶をするフラグを含むレジス
タ群Ri(iは複数個あるフラグのそれぞれの番号)とを有
し、BP2は、BP2の外部に接続される記憶集積回路
や入出力回路の内の一つを選択するための信号CSi(iは
番号、図ではCs1 とCs2 )と、アドレスバスABに接続す
る端子ALと、データバスに接続する端子DLと、データバ
ス上の内容をBP2に読み込む時点を与える信号を出力
する端子RDと、データバス上にBP2からのデータを出
力する時点を与える信号を出力する端子WRとを備える。
例えば、BP2のアキュミュレータAの内容を記憶集
積回路31の1番地の記憶素子に記憶させるためには、B
P2の端子CS1 から信号0を出力する。この信号が記憶
素子31の端子CSM1に入力されるので記憶集積回路31が能
動となって、この集積回路へのデータの読み書きが可能
になる。同時にBP2の端子DLにアキュミュレータAの
内容を出力する。次いでBP2の端子WRからの出力信号
を0にするとアキュミュレータAの内容がデータバスDB
を経由して、記憶集積回路31の1番地の記憶素子に書き
込まれる。
【0013】図5の(c) は記憶集積回路31に微分データ
を格納する場合の手順を示した図である。図において、
DO1 〜DOn は記憶集積回路31に確保された前回値領域3D
0 中の1ビット単位のn個の領域であり、1ビットの領
域毎に1個の微分データの前回値がが格納される。DN1
〜DNn は前回値領域3D0 の各データDO1 〜DOn に対応す
る新規入力データを格納するための1ビット単位のn個
の領域であり、この領域はレジスタ3DN 中に確保され
る。DE1 〜DEn は記憶集積回路31に確保された確定値領
域3DE 中の1ビット単位のn個の領域であり、この領域
にはDN1 〜DNn とDO1 〜DOn の対応する番号の1ビット
毎の比較が行われ、変化の有無、変化の状態に応じて算
出される確定した微分データが格納れれる。シーケンス
制御用のビットデータとしては確定値領域3DE にある微
分データが使用される。
を格納する場合の手順を示した図である。図において、
DO1 〜DOn は記憶集積回路31に確保された前回値領域3D
0 中の1ビット単位のn個の領域であり、1ビットの領
域毎に1個の微分データの前回値がが格納される。DN1
〜DNn は前回値領域3D0 の各データDO1 〜DOn に対応す
る新規入力データを格納するための1ビット単位のn個
の領域であり、この領域はレジスタ3DN 中に確保され
る。DE1 〜DEn は記憶集積回路31に確保された確定値領
域3DE 中の1ビット単位のn個の領域であり、この領域
にはDN1 〜DNn とDO1 〜DOn の対応する番号の1ビット
毎の比較が行われ、変化の有無、変化の状態に応じて算
出される確定した微分データが格納れれる。シーケンス
制御用のビットデータとしては確定値領域3DE にある微
分データが使用される。
【0014】微分データは、上の例に示したとおりに、
前回値を新規の入力値と比較するといった定まった処理
によって得られるので、PCでは一般的に、PCの使用
者が微分データのための処理プログラムを用意しなくて
も、単に微分データであることが判別できる記号をシー
ケンス制御プログラムに与えさえすれば、PC内部で必
要な処理が行われる手段が用意されている。
前回値を新規の入力値と比較するといった定まった処理
によって得られるので、PCでは一般的に、PCの使用
者が微分データのための処理プログラムを用意しなくて
も、単に微分データであることが判別できる記号をシー
ケンス制御プログラムに与えさえすれば、PC内部で必
要な処理が行われる手段が用意されている。
【0015】ところが、PCがシーケンス制御プログラ
ムを実行する最初は前回値領域3DEにあるデータは最初
であるから前回値ではなく過去の経歴を残しているに過
ぎない。例えば図4の例において、微分データD1a の前
回値が1として残っていてPCの実行が開始される最初
のセンサS1の信号を入力する時点に、品物WがセンサS1
の前面にあったとするとセンサS1の出力は始めから1で
あり、0から1への変化は生じえないから、微分データ
D1a が0のままで、キープリレーK1が0の状態から始動
している場合はキープリレーK1が1にならず扉DRが開か
れない。最初に実行されるプログラムではこの例に示す
様な不具合が発生する可能性がある。
ムを実行する最初は前回値領域3DEにあるデータは最初
であるから前回値ではなく過去の経歴を残しているに過
ぎない。例えば図4の例において、微分データD1a の前
回値が1として残っていてPCの実行が開始される最初
のセンサS1の信号を入力する時点に、品物WがセンサS1
の前面にあったとするとセンサS1の出力は始めから1で
あり、0から1への変化は生じえないから、微分データ
D1a が0のままで、キープリレーK1が0の状態から始動
している場合はキープリレーK1が1にならず扉DRが開か
れない。最初に実行されるプログラムではこの例に示す
様な不具合が発生する可能性がある。
【0016】図6により、図4の(b) に示したシーケン
ス制御の実行時の動作を説明し、上に述べた不具合を防
止する従来の方法を示す。図5に示したPC2により、
図5の(b) に示したシーケンス制御を実行させる場合を
例にして説明する。なおPC2には、予め図4に示すセ
ンサS1とS2の信号が入力され、扉DRを制御する信号がリ
レーY1,Y2 の出力から供給されるように外部配線がなさ
れており、図4の(b)に示すシーケンス制御に対応する
プログラムがロードされているものとする。
ス制御の実行時の動作を説明し、上に述べた不具合を防
止する従来の方法を示す。図5に示したPC2により、
図5の(b) に示したシーケンス制御を実行させる場合を
例にして説明する。なおPC2には、予め図4に示すセ
ンサS1とS2の信号が入力され、扉DRを制御する信号がリ
レーY1,Y2 の出力から供給されるように外部配線がなさ
れており、図4の(b)に示すシーケンス制御に対応する
プログラムがロードされているものとする。
【0017】PC2がプログラムの実行を開始すると、
先ず処理F1において、PC2の実行に先立って微分デー
タを記憶する領域をクリアすることを含め、必要な内部
のレジスタやフラグの初期設定をする。次いで処理F2に
おいて、外部信号S1a,S2a(図5参照)を入力する。次い
で処理FDP において、入力した外部データにより微分デ
ータの前回値領域3D0 (図5の(c) 参照)を確定するた
めのプログラムを実行する。次いで先に実行した処理F2
と同じ外部信号の入力処理を行う。次いで処理F3におい
て、図4の(b) に表された内容のシーケンス制御プログ
ラムを実行する。次いで処理F4において、リレーY1,Y2
の出力信号を出力する。次いで処理F5により、プログラ
ムの実行がJ1にジャンプし処理F2に戻る。以後処理F2,F
3,F4,F5が繰り返して実行される。本例の処理F2〜F5の
様に、繰り返し実行されるプログラムの一巡分を、PC
によるプログラム実行の1サイクルと言い、1サイクル
分の実行時間をPCのサイクルタイムと言う。
先ず処理F1において、PC2の実行に先立って微分デー
タを記憶する領域をクリアすることを含め、必要な内部
のレジスタやフラグの初期設定をする。次いで処理F2に
おいて、外部信号S1a,S2a(図5参照)を入力する。次い
で処理FDP において、入力した外部データにより微分デ
ータの前回値領域3D0 (図5の(c) 参照)を確定するた
めのプログラムを実行する。次いで先に実行した処理F2
と同じ外部信号の入力処理を行う。次いで処理F3におい
て、図4の(b) に表された内容のシーケンス制御プログ
ラムを実行する。次いで処理F4において、リレーY1,Y2
の出力信号を出力する。次いで処理F5により、プログラ
ムの実行がJ1にジャンプし処理F2に戻る。以後処理F2,F
3,F4,F5が繰り返して実行される。本例の処理F2〜F5の
様に、繰り返し実行されるプログラムの一巡分を、PC
によるプログラム実行の1サイクルと言い、1サイクル
分の実行時間をPCのサイクルタイムと言う。
【0018】以上に説明したところから明らかなとお
り、一般に微分データを使用するシーケンス制御におい
ては、PCの始動後の最初の1サイクルは微分データの
前回値が確定していないので、シーケンス制御プログラ
ムのみでPCによるプログラムの実行を開始すると微分
データが正しい値になるのは3サイクル目になってしま
う。そこで一般に図6における処理FDP の様なPCの始
動後最初の1サイクルだけ、微分データ前回値を確定す
るためのプログラムを用意して実行させることにより不
具合の発生が防止される。この微分データ前回値を確定
するためのプログラムは制御対象に応じて変える必要が
あり、画一的に用意することができないので、個々のシ
ーケンス制御ごとに作成されている。
り、一般に微分データを使用するシーケンス制御におい
ては、PCの始動後の最初の1サイクルは微分データの
前回値が確定していないので、シーケンス制御プログラ
ムのみでPCによるプログラムの実行を開始すると微分
データが正しい値になるのは3サイクル目になってしま
う。そこで一般に図6における処理FDP の様なPCの始
動後最初の1サイクルだけ、微分データ前回値を確定す
るためのプログラムを用意して実行させることにより不
具合の発生が防止される。この微分データ前回値を確定
するためのプログラムは制御対象に応じて変える必要が
あり、画一的に用意することができないので、個々のシ
ーケンス制御ごとに作成されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前述に説明のとおり、
従来はシーケンス制御中に微分データを含む場合は、P
C始動時において正確な動作をさせるために、微分デー
タの前回値を確定するためのプログラムを用意し、最初
にこのプログラムを実行させる必要があった。しかし微
分データの前回値を確定するプログラムは、シーケンス
制御の内容が異なる毎に作成する必要があるので、思考
の上でも、労力の点でも無視できない負担となってい
た。
従来はシーケンス制御中に微分データを含む場合は、P
C始動時において正確な動作をさせるために、微分デー
タの前回値を確定するためのプログラムを用意し、最初
にこのプログラムを実行させる必要があった。しかし微
分データの前回値を確定するプログラムは、シーケンス
制御の内容が異なる毎に作成する必要があるので、思考
の上でも、労力の点でも無視できない負担となってい
た。
【0020】本発明の目的は、前述した微分データ前回
値プログラムを特別に作成することなく、本来必要とさ
れる目的のシーケンス制御用プログラムをそのまま使用
して、微分データの前回値の設定を可能にすることにあ
る。
値プログラムを特別に作成することなく、本来必要とさ
れる目的のシーケンス制御用プログラムをそのまま使用
して、微分データの前回値の設定を可能にすることにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め請求項1の本発明は、同一の箇所から1サイクル毎に
周期的に連続して入力される2値信号の、前回のサイク
ルに入力さた前回値データと、このデータに続くサイク
ルに入力された新規値データとを比較して定まる確定値
を持つ微分データと、微分データ以外のデータとを使用
するシーケンス制御プログラムと、このシーケンス制御
プログラムを実行する制御演算手段とを有するプログラ
マブルコントローラにおいて、前回値データと微分デー
タとを格納する第1の記憶手段と、前回値データと微分
データ以外のデータを格納する第2の記憶手段と、プロ
グラムの実行を開始する最初のサイクルと、以後のサイ
クルとを判別する判別値を格納する第1周期記憶手段と
を有し、この記憶手段の出力信号により、プログラムの
実行を開始する最初のサイクルの間、第2記憶手段への
データの書き込みを禁止することを特徴とする。
め請求項1の本発明は、同一の箇所から1サイクル毎に
周期的に連続して入力される2値信号の、前回のサイク
ルに入力さた前回値データと、このデータに続くサイク
ルに入力された新規値データとを比較して定まる確定値
を持つ微分データと、微分データ以外のデータとを使用
するシーケンス制御プログラムと、このシーケンス制御
プログラムを実行する制御演算手段とを有するプログラ
マブルコントローラにおいて、前回値データと微分デー
タとを格納する第1の記憶手段と、前回値データと微分
データ以外のデータを格納する第2の記憶手段と、プロ
グラムの実行を開始する最初のサイクルと、以後のサイ
クルとを判別する判別値を格納する第1周期記憶手段と
を有し、この記憶手段の出力信号により、プログラムの
実行を開始する最初のサイクルの間、第2記憶手段への
データの書き込みを禁止することを特徴とする。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、同
一の箇所から1サイクル毎に周期的に連続して入力され
る2値信号の、前回のサイクルに入力さた前回値データ
と、このデータに続くサイクルに入力された新規値デー
タとを比較して定まる確定値を持つ微分データと、微分
データ以外のデータとを使用するシーケンス制御プログ
ラムと、このシーケンス制御プログラムを実行する制御
演算手段とを有するプログラマブルコントローラにおい
て、微分データと微分データ以外のデータとを格納する
記憶手段と、プログラムの実行を開始する最初のサイク
ルと以後のサイクルとを判別する判別値を格納する第1
周期記憶手段と、この記憶手段の出力信号と制御演算手
段からの番地信号の内から選定された選定番地信号を入
力されて、第1周期記憶手段の出力信号が最初のサイク
ルであることを表している間は、選定番地信号の一つ以
上に1を表す信号が含まれるならば、記憶手段へのデー
タの書き込みを禁止する信号を出力する番地指定論理回
路とを有し、微分データは、選定番地信号の全てが0に
なることを条件に書き込み可能となる記憶手段の記憶領
域に格納し、微分データ以外のデータは選定番地信号が
0にならない領域に格納することを特徴とする。
一の箇所から1サイクル毎に周期的に連続して入力され
る2値信号の、前回のサイクルに入力さた前回値データ
と、このデータに続くサイクルに入力された新規値デー
タとを比較して定まる確定値を持つ微分データと、微分
データ以外のデータとを使用するシーケンス制御プログ
ラムと、このシーケンス制御プログラムを実行する制御
演算手段とを有するプログラマブルコントローラにおい
て、微分データと微分データ以外のデータとを格納する
記憶手段と、プログラムの実行を開始する最初のサイク
ルと以後のサイクルとを判別する判別値を格納する第1
周期記憶手段と、この記憶手段の出力信号と制御演算手
段からの番地信号の内から選定された選定番地信号を入
力されて、第1周期記憶手段の出力信号が最初のサイク
ルであることを表している間は、選定番地信号の一つ以
上に1を表す信号が含まれるならば、記憶手段へのデー
タの書き込みを禁止する信号を出力する番地指定論理回
路とを有し、微分データは、選定番地信号の全てが0に
なることを条件に書き込み可能となる記憶手段の記憶領
域に格納し、微分データ以外のデータは選定番地信号が
0にならない領域に格納することを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1の発明によるプログラマブルコントロ
ーラのプログラム実行の最初の1サイクルにおいては、
微分データが格納されている第1記憶手段へのデータの
書き込みが可能であるが、微分データ以外のデータを格
納する第2記憶手段へのデータの書き込みは、第1周期
記憶手段が出力する信号により書き込みが禁止される結
果、第2記憶手段に格納されている微分データ以外のデ
ータ領域へのデータの書き込みはない。
ーラのプログラム実行の最初の1サイクルにおいては、
微分データが格納されている第1記憶手段へのデータの
書き込みが可能であるが、微分データ以外のデータを格
納する第2記憶手段へのデータの書き込みは、第1周期
記憶手段が出力する信号により書き込みが禁止される結
果、第2記憶手段に格納されている微分データ以外のデ
ータ領域へのデータの書き込みはない。
【0024】また、請求項2の発明によるプログラマブ
ルコントローラのプログラム実行の最初の1サイクルに
おいては、記憶集積回路の内の選定番地信号が0に成ら
ない条件で選択される記憶素子へのデータの書き込み
は、第1周期記憶手段が出力する信号が最初のサイクル
にあることを示し、番地指定論理回路の出力信号が0に
ならないので禁止される。使用条件として微分データ以
外のデータはこの禁止される領域に格納されており、微
分データはこの領域以外に格納されているので、プログ
ラム実行開始後1サイクルの間は、微分データの書き込
みは禁止されないが、微分データ以外のデータの書き込
みは禁止される。
ルコントローラのプログラム実行の最初の1サイクルに
おいては、記憶集積回路の内の選定番地信号が0に成ら
ない条件で選択される記憶素子へのデータの書き込み
は、第1周期記憶手段が出力する信号が最初のサイクル
にあることを示し、番地指定論理回路の出力信号が0に
ならないので禁止される。使用条件として微分データ以
外のデータはこの禁止される領域に格納されており、微
分データはこの領域以外に格納されているので、プログ
ラム実行開始後1サイクルの間は、微分データの書き込
みは禁止されないが、微分データ以外のデータの書き込
みは禁止される。
【0025】
【実施例】図1に請求項1による発明の一実施例を示
す。図1の(a) は本実施例のPCの主要部を示した図で
ある。図において、2は制御演算手段としてのビットプ
ロセッサ(BPと略記する)、31,32 は記憶集積回路、
ABはアドレスバス、DBはデータバス、であり、図5によ
り示したものと同一であるので同一符号を付して説明を
省略する。
す。図1の(a) は本実施例のPCの主要部を示した図で
ある。図において、2は制御演算手段としてのビットプ
ロセッサ(BPと略記する)、31,32 は記憶集積回路、
ABはアドレスバス、DBはデータバス、であり、図5によ
り示したものと同一であるので同一符号を付して説明を
省略する。
【0026】再び図において、51は1ビットのレジスタ
であり、端子DL5 に入力されているデータを、端子CSR
に入力されている信号が0の状態で、端子WR5 に入力さ
れる信号が0になる時点において記憶する回路であり、
BP2が出力するデータをデータバスDBを経由して、B
P2の出力端子CS3 からの信号が0になっている条件
で、BP2の出力端子WRからの信号が0になる時点にお
いて記憶する。52はレジスタ51からの出力されるデータ
が0であることを条件にして、BP2の出力端子WRの出
力信号が0になる時点に、記憶集積回路31へのデータの
書き込みを可能にする論理回路である。
であり、端子DL5 に入力されているデータを、端子CSR
に入力されている信号が0の状態で、端子WR5 に入力さ
れる信号が0になる時点において記憶する回路であり、
BP2が出力するデータをデータバスDBを経由して、B
P2の出力端子CS3 からの信号が0になっている条件
で、BP2の出力端子WRからの信号が0になる時点にお
いて記憶する。52はレジスタ51からの出力されるデータ
が0であることを条件にして、BP2の出力端子WRの出
力信号が0になる時点に、記憶集積回路31へのデータの
書き込みを可能にする論理回路である。
【0027】図1の(b) は微分データの前回値領域3D0
、新規値領域3DN 、確定値領域3DEと、一般のリレーの
領域Y1〜Yn、キープリレーの領域K1〜Knを示した図であ
る。本実施例においては、微分データの領域、例えば上
述の前回値領域3D0 、確定値領域3DE は全て、記憶集積
回路31に格納し、一般のリレーやキープリレーの領域例
えば上述の領域Y1〜Ynや領域K1〜Knは記憶集積回路32に
格納する。新規値領域3DN はBP2の中にあるレジスタ
Riの一つに確保する。
、新規値領域3DN 、確定値領域3DEと、一般のリレーの
領域Y1〜Yn、キープリレーの領域K1〜Knを示した図であ
る。本実施例においては、微分データの領域、例えば上
述の前回値領域3D0 、確定値領域3DE は全て、記憶集積
回路31に格納し、一般のリレーやキープリレーの領域例
えば上述の領域Y1〜Ynや領域K1〜Knは記憶集積回路32に
格納する。新規値領域3DN はBP2の中にあるレジスタ
Riの一つに確保する。
【0028】図1の(a) に示すPC主要部を有するPC
による、微分データを含むシーケンス制御の実行例を図
2を参照して説明する。実行するシーケンス制御プログ
ラムの内容は、図4の(b) に示した制御と同一とする。
なお本実施例のPCには、予め図4に示すセンサS1とS2
の信号が入力され、扉DRを制御する信号がリレーY1,Y2
の出力から供給されるように外部配線がなされており、
図4の(b) に示すシーケンス制御に対応するプログラム
がロードされているものとする。
による、微分データを含むシーケンス制御の実行例を図
2を参照して説明する。実行するシーケンス制御プログ
ラムの内容は、図4の(b) に示した制御と同一とする。
なお本実施例のPCには、予め図4に示すセンサS1とS2
の信号が入力され、扉DRを制御する信号がリレーY1,Y2
の出力から供給されるように外部配線がなされており、
図4の(b) に示すシーケンス制御に対応するプログラム
がロードされているものとする。
【0029】以下図2により説明する。本実施例のBP
2(図1の(a) 参照)がプログラムの実行を開始する
と、先ず処理F1において、プログラムの実行に先立って
微分データを記憶する領域をクリアすることを含め、必
要な内部のレジスタやフラグの初期設定をする。次いで
処理F11 において、BP2からレジスタ51( 図1の(a)
参照)にデータ値1を出力する。このデータ値はレジス
タ51にロードされ、レジスタ51からデータ値1が論理回
路51の一方の入力端子に入力されるので、論理回路51の
出力が1になって記憶集積回路32の入力端子WR2 への信
号を1にし、記憶集積回路32へのデータの書き込みを禁
止する。次いで処理F2において、外部信号としてセンサ
からの信号S1a,S2a (図5の(a) 参照)を入力する。次
いで処理F3において、シーケンス制御プログラムを実行
する。しかし、この時点の処理F2においては、記憶集積
回路32へのデータの書き込みが禁止されているのでシー
ケンス制御プログラムが実行されても、記憶集積回路31
のみに対してのみデータの書き込みが行われるので、微
分データの前回値領域が確定する以外は何の動作も行わ
れない。
2(図1の(a) 参照)がプログラムの実行を開始する
と、先ず処理F1において、プログラムの実行に先立って
微分データを記憶する領域をクリアすることを含め、必
要な内部のレジスタやフラグの初期設定をする。次いで
処理F11 において、BP2からレジスタ51( 図1の(a)
参照)にデータ値1を出力する。このデータ値はレジス
タ51にロードされ、レジスタ51からデータ値1が論理回
路51の一方の入力端子に入力されるので、論理回路51の
出力が1になって記憶集積回路32の入力端子WR2 への信
号を1にし、記憶集積回路32へのデータの書き込みを禁
止する。次いで処理F2において、外部信号としてセンサ
からの信号S1a,S2a (図5の(a) 参照)を入力する。次
いで処理F3において、シーケンス制御プログラムを実行
する。しかし、この時点の処理F2においては、記憶集積
回路32へのデータの書き込みが禁止されているのでシー
ケンス制御プログラムが実行されても、記憶集積回路31
のみに対してのみデータの書き込みが行われるので、微
分データの前回値領域が確定する以外は何の動作も行わ
れない。
【0030】次いで処理F12 において、レジスタ51(図
1の(a) 参照)に0を出力する。この結果レジスタ51が
クリアされ、論理回路52に0が入力され、BP2から記
憶集積回路32へのデータの書き込みが可能になる。次い
で先に実行した処理F2と同じ外部信号の入力処理を行
う。次いで処理F3において、図4の(b) に表された内容
のシーケンス制御プログラムを実行するる。次いで処理
F4において、リレーY1,Y2 の出力信号を出力する。次い
で処理F5により、プログラムの実行がJ1にジャンプし処
理F2に戻る。以後処理F2,F3,F4,F5 が繰り返して実行さ
れる。
1の(a) 参照)に0を出力する。この結果レジスタ51が
クリアされ、論理回路52に0が入力され、BP2から記
憶集積回路32へのデータの書き込みが可能になる。次い
で先に実行した処理F2と同じ外部信号の入力処理を行
う。次いで処理F3において、図4の(b) に表された内容
のシーケンス制御プログラムを実行するる。次いで処理
F4において、リレーY1,Y2 の出力信号を出力する。次い
で処理F5により、プログラムの実行がJ1にジャンプし処
理F2に戻る。以後処理F2,F3,F4,F5 が繰り返して実行さ
れる。
【0031】以上に説明したとおり、本実施例では、プ
ログラムとしては、本来必要な個々のシーケンス制御用
のプログラムさえ用意すれば十分であり、微分データの
前回値領域の確定は、最初のプログラムの実行の最初の
1サイクルの間は、微分データ以外のデータ領域が書き
込み禁止になるのでこの間にシーケンス制御用のプログ
ラムを実行させることにより行われるれる。
ログラムとしては、本来必要な個々のシーケンス制御用
のプログラムさえ用意すれば十分であり、微分データの
前回値領域の確定は、最初のプログラムの実行の最初の
1サイクルの間は、微分データ以外のデータ領域が書き
込み禁止になるのでこの間にシーケンス制御用のプログ
ラムを実行させることにより行われるれる。
【0032】図3に請求項2に記載の発明による他の実
施例のPCの主要部を示す。図において、521 は番地指
定論理回路であり、この回路の機能を表す論理図記号で
表されいる。33は記憶集積回路であり、記憶集積回路31
(図1の(a) 参照)と記憶容量が異なる点を除き同一で
ある。その他の部分は図1に示したものと同一であるの
で、同一の符号を付して説明を省略する。
施例のPCの主要部を示す。図において、521 は番地指
定論理回路であり、この回路の機能を表す論理図記号で
表されいる。33は記憶集積回路であり、記憶集積回路31
(図1の(a) 参照)と記憶容量が異なる点を除き同一で
ある。その他の部分は図1に示したものと同一であるの
で、同一の符号を付して説明を省略する。
【0033】番地指定論理回路521 にはレジスタ51の出
力と、BP2からの番地信号Am〜Am+n-1がアドレスバス
BPを経由して接続されており、番地指定論理回路521 は
図から明らかなとおり、レジスタ51の出力が1の場合、
即ちプログラムの実行開始の最初の1サイクルの間はB
P2から出力される番地信号Am〜Am+n-1の内の一つでも
1ならば出力が1になる回路であり、この回路の出力が
1になると記憶集積回路33への書き込みが禁止される。
力と、BP2からの番地信号Am〜Am+n-1がアドレスバス
BPを経由して接続されており、番地指定論理回路521 は
図から明らかなとおり、レジスタ51の出力が1の場合、
即ちプログラムの実行開始の最初の1サイクルの間はB
P2から出力される番地信号Am〜Am+n-1の内の一つでも
1ならば出力が1になる回路であり、この回路の出力が
1になると記憶集積回路33への書き込みが禁止される。
【0034】本実施例のPCを使用する場合は、微分デ
ータの前回値領域3D0 と確定値領域とを、記憶集積回路
33の番地0〜m2 の範囲の記憶領域に格納し、他のデー
タはm2 以上の番地に格納する。プログラムの実行順序
は図2により説明した実施例1のPCと同一順序同一内
容で行う。BP2によるプログラム実行開始の最初の1
サイクルの間は、前述のとおりレジスタ51の出力が1に
なるので、番地信号Am〜Am+n-1の信号の内のどれか一つ
でも1になると記憶集積回路33への書き込みが禁止にな
るので、番地信号A0〜Am-1で選択される0〜m2 番地の
範囲にある記憶領域の記憶素子のみの書き込みが許可さ
れる。即ち最初の1サイクルの間は微分データが格納さ
れる領域にのみデータの書き込みが許可され、微分デー
タの前回値領域の確定がシーケンス制御プログラムの実
行に先行して行われる。
ータの前回値領域3D0 と確定値領域とを、記憶集積回路
33の番地0〜m2 の範囲の記憶領域に格納し、他のデー
タはm2 以上の番地に格納する。プログラムの実行順序
は図2により説明した実施例1のPCと同一順序同一内
容で行う。BP2によるプログラム実行開始の最初の1
サイクルの間は、前述のとおりレジスタ51の出力が1に
なるので、番地信号Am〜Am+n-1の信号の内のどれか一つ
でも1になると記憶集積回路33への書き込みが禁止にな
るので、番地信号A0〜Am-1で選択される0〜m2 番地の
範囲にある記憶領域の記憶素子のみの書き込みが許可さ
れる。即ち最初の1サイクルの間は微分データが格納さ
れる領域にのみデータの書き込みが許可され、微分デー
タの前回値領域の確定がシーケンス制御プログラムの実
行に先行して行われる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したとおり、請求項1に記載
した発明によれば、 前回値データと微分データ(以下
前回値データと微分データを含め微分データという)と
を格納する第1の記憶手段と、微分データ以外のデータ
を格納する第2の記憶手段と、プログラム実行開始の最
初の周期と、以後の周期とを判別するデータを格納する
第1周期記憶手段を設け、この記憶手段の出力信号によ
り、プログラムの実行を開始する最初の周期の間、第2
記憶手段へのデータの書き込みを禁止する。よってプロ
グラム実行開始の最初の1周期の間は、シーケンス制御
プログラムを実行させても微分データの前回値データの
書き込みが行われるのみであり、2回目の周期から最初
の1周期に入力された前回値データと新規値データの比
較が行われて正しい微分データが確立し、正しい微分デ
ータが確立した後シーケンス制御プログラムが実行され
る。
した発明によれば、 前回値データと微分データ(以下
前回値データと微分データを含め微分データという)と
を格納する第1の記憶手段と、微分データ以外のデータ
を格納する第2の記憶手段と、プログラム実行開始の最
初の周期と、以後の周期とを判別するデータを格納する
第1周期記憶手段を設け、この記憶手段の出力信号によ
り、プログラムの実行を開始する最初の周期の間、第2
記憶手段へのデータの書き込みを禁止する。よってプロ
グラム実行開始の最初の1周期の間は、シーケンス制御
プログラムを実行させても微分データの前回値データの
書き込みが行われるのみであり、2回目の周期から最初
の1周期に入力された前回値データと新規値データの比
較が行われて正しい微分データが確立し、正しい微分デ
ータが確立した後シーケンス制御プログラムが実行され
る。
【0036】従って本発明によれば、プログラムの実行
開始後最初のサイクルの間に本来必要とされるシーケン
ス制御プログラムを実行させることにより、微分データ
の前回値を確定するから、従来は個々のシーケンス制御
対象ごとに作成されていた特別なプログラムを必要とな
いので、プログラム作成の負担が大幅に軽減される効果
がもたらされる。
開始後最初のサイクルの間に本来必要とされるシーケン
ス制御プログラムを実行させることにより、微分データ
の前回値を確定するから、従来は個々のシーケンス制御
対象ごとに作成されていた特別なプログラムを必要とな
いので、プログラム作成の負担が大幅に軽減される効果
がもたらされる。
【0037】また、請求項2に記載した発明によれば、
微分データと微分データ以外のデータとを格納する記憶
手段と、プログラム実行開始の最初のサイクルと以後の
サイクルとを判別する判別値を格納する第1周期記憶手
段と、この記憶手段のプログラム実行の最初の1サイク
ルを示す信号と指定番地信号とを入力されて、指定番地
信号で選別される記憶領域への書き込みを禁止する番地
指定論理回路を設け、微分データ以外のデータは最初の
1サイクルの間は書き込み禁止となる領域に格納するの
で、微分データと微分データ以外のデータのデータ領域
が同一の記憶集積回路に設けられても、プログラム実行
の最初のサイクルでは微分データ以外のデータ領域への
書き込みが行われない。
微分データと微分データ以外のデータとを格納する記憶
手段と、プログラム実行開始の最初のサイクルと以後の
サイクルとを判別する判別値を格納する第1周期記憶手
段と、この記憶手段のプログラム実行の最初の1サイク
ルを示す信号と指定番地信号とを入力されて、指定番地
信号で選別される記憶領域への書き込みを禁止する番地
指定論理回路を設け、微分データ以外のデータは最初の
1サイクルの間は書き込み禁止となる領域に格納するの
で、微分データと微分データ以外のデータのデータ領域
が同一の記憶集積回路に設けられても、プログラム実行
の最初のサイクルでは微分データ以外のデータ領域への
書き込みが行われない。
【0038】従って本発明によれば、微分データと微分
データ以外のデータとが同一の記憶集積回路に格納され
る場合にも、微分データの前回値を確定するためには、
本来必要な制御対象のためのシーケンス制御プログラム
をプログラム実行の最初のサイクルに実行させるのみで
よいから、プログラム作成の負担を大幅に軽減する効果
がもたらされる。
データ以外のデータとが同一の記憶集積回路に格納され
る場合にも、微分データの前回値を確定するためには、
本来必要な制御対象のためのシーケンス制御プログラム
をプログラム実行の最初のサイクルに実行させるのみで
よいから、プログラム作成の負担を大幅に軽減する効果
がもたらされる。
【図1】請求項1に記載した発明の一実施例のプログラ
マブルコントローラの説明図であり、(a) はプログラマ
ブルコントローラの主要部を示すブロック図、(b) は微
分データ作成のための前回値領域と新規値領域と確定値
領域の関係を示す図と、微分データ以外のデータの例を
示す図
マブルコントローラの説明図であり、(a) はプログラマ
ブルコントローラの主要部を示すブロック図、(b) は微
分データ作成のための前回値領域と新規値領域と確定値
領域の関係を示す図と、微分データ以外のデータの例を
示す図
【図2】請求項1に記載した発明の一実施例のプログラ
マブルコントローラによる、プログラム実行の一例を表
したフローチャート
マブルコントローラによる、プログラム実行の一例を表
したフローチャート
【図3】請求項2に記載した発明の一実施例のプログラ
マブルコントローラの主要部を示すブロック図
マブルコントローラの主要部を示すブロック図
【図4】微分データを含むシーケンス制御の説明図であ
り、(a) は制御対象の一例を示す図、(b) は図6(a)の
制御を表すシーケンス制御図、(c) は微分データの説明
図
り、(a) は制御対象の一例を示す図、(b) は図6(a)の
制御を表すシーケンス制御図、(c) は微分データの説明
図
【図5】微分データを含むデータを使うシーケンス制御
を実行するプログラマブルコントローラの説明図であ
り、(a) はプログラマブルコントローラのブロック図、
(b) はプログラマブルコントローラの主要部のブロック
図、(c) は微分データ作成のための前回値領域と新規値
領域と確定値領域の関係を示す図
を実行するプログラマブルコントローラの説明図であ
り、(a) はプログラマブルコントローラのブロック図、
(b) はプログラマブルコントローラの主要部のブロック
図、(c) は微分データ作成のための前回値領域と新規値
領域と確定値領域の関係を示す図
【図6】従来のプログラマブルコントローラによるプロ
グラム実行の一例を一例を表したフローチャート
グラム実行の一例を一例を表したフローチャート
1 プログラマブルコントローラ 2 制御演算手段 PU 制御演算回路 A アキュミュレータ Ri レジスタ(フラグを含む)群 3 記憶手段 31 第1記憶集積回路 32 第2記憶集積回路 33 記憶集積回路 AB アドレスバス DB データバス 51 レジスタ 52 論理回路 521 番地指定論理回路
Claims (2)
- 【請求項1】同一の箇所から1サイクル毎に周期的に連
続して入力される2値信号の、前回のサイクルに入力さ
た前回値データと、このデータに続くサイクルに入力さ
れた新規値データとを比較して定まる確定値を持つ微分
データと、微分データ以外のデータとを使用するシーケ
ンス制御プログラムと、このシーケンス制御プログラム
を実行する制御演算手段とを有するプログラマブルコン
トローラにおいて、 前記前回値データと微分データとを格納する第1の記憶
手段と、前記前回値データと微分データ以外のデータを
格納する第2の記憶手段と、プログラムの実行を開始す
る最初のサイクルと、以後のサイクルとを判別する判別
値を格納する第1周期記憶手段とを有し、この記憶手段
の出力信号により、プログラムの実行を開始する最初の
サイクルの間、前記第2記憶手段へのデータの書き込み
を禁止することを特徴とするプログラマブルコントロー
ラ。 - 【請求項2】同一の箇所から1サイクル毎に周期的に連
続して入力される2値信号の、前回のサイクルに入力さ
た前回値データと、このデータに続くサイクルに入力さ
れた新規値データとを比較して定まる確定値を持つ微分
データと、微分データ以外のデータとを使用するシーケ
ンス制御プログラムと、このシーケンス制御プログラム
を実行する制御演算手段とを有するプログラマブルコン
トローラにおいて、 微分データと微分データ以外のデータとを格納する記憶
手段と、プログラムの実行を開始する最初のサイクルと
以後のサイクルとを判別する判別値を格納する第1周期
記憶手段と、この記憶手段の出力信号と制御演算手段か
らの番地信号の内から選定された選定番地信号を入力さ
れて、前記第1周期記憶手段の出力信号が最初のサイク
ルであることを表している間は、前記選定番地信号の一
つ以上に1を表す信号が含まれるならば、前記記憶手段
へのデータの書き込みを禁止する信号を出力する番地指
定論理回路とを有し、前記微分データは、前記選定番地
信号の全てが0になることを条件に書き込み可能となる
前記記憶手段の記憶領域に格納し、微分データ以外のデ
ータは前記選定番地信号が0にならない領域に格納する
ことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7843194A JPH07287609A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | プログラマブルコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7843194A JPH07287609A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | プログラマブルコントローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07287609A true JPH07287609A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13661860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7843194A Pending JPH07287609A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07287609A (ja) |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7843194A patent/JPH07287609A/ja active Pending
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