JPH07290726A - インパクトドットヘッドとその製造方法 - Google Patents

インパクトドットヘッドとその製造方法

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JPH07290726A
JPH07290726A JP6086733A JP8673394A JPH07290726A JP H07290726 A JPH07290726 A JP H07290726A JP 6086733 A JP6086733 A JP 6086733A JP 8673394 A JP8673394 A JP 8673394A JP H07290726 A JPH07290726 A JP H07290726A
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electromagnetic drive
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dot head
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Takashi Asada
尚 淺田
Kazuhiko Yamamoto
山本  和彦
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁駆動ユニットと放熱部材の間に熱伝導性
の充填剤を注入しやすいインパクトドットヘッドを得
る。また、焼損しないインパクトドットヘッドを得る。 【構成】 放熱部材19に注入穴29を備え、熱伝導性
の充填剤21を放熱部材19と電磁駆動ユニット5の間
に注入する。また、電磁駆動ユニット5表面の隙間に充
填材18を薄塗後、熱伝導性の充填材20を塗布し、放
熱部材と接合する。 【効果】 放熱部材19の取る付け後に注入穴29よ
り、熱伝導性の充填材21を注入できるため、充填が容
易である。また、電磁駆動ユニット5の側面全体を放熱
部材19と接合できるため、放熱性が良く、焼損しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトドットヘッド
とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインパクトドットヘッドとして
は、例えば実開平3−6938号公報に記載されたもの
が知られている。そこで開示されているものは図8に示
すように放熱部材100と電磁駆動ユニット101本体
の間に熱伝導性の充填材102を充填し、電磁駆動ユニ
ット101からの放熱性を向上するものである。
【0003】また、従来のインパクトドットヘッドとし
ては、例えば特開平3−281257号公報に記載され
たものが知られている。そこで開示されているものは図
9に示すようにコアブロック200の外周と放熱部材2
01を熱伝導性の充填材202により接合するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開平3−6
938号公報に示す従来のインパクトドットヘッドにお
いて、放熱部材100の取付後に熱伝導性の充填材10
2を注入する構造をとっていないため、放熱部材100
の取り付け前に充填材102を注入し、その後放熱部材
100を取り付けをしなければならず、注入量を厳密に
管理しないと充填材102があふれたり、少なすぎて放
熱部材100と電磁駆動ユニット101の間にすきまが
できるなど、充填が困難であるとういう問題を有してい
た。
【0005】また、特開平3ー281257号公報に示
す従来のインパクトドットヘッドにおいては、コアブロ
ック200以外の電磁駆動ユニット203と放熱部材2
01が熱伝導性の充填材202により接合していないた
め、放熱性が悪く、焼損しやすいという問題があった。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので放熱部材と電磁駆動ユニット
の間に熱伝導性の充填材の充填が容易なインパクトドッ
トヘッドを得ることを目的とする。
【0007】また、焼損のないインパクトドットヘッド
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のインパクトドットヘッドは、電磁駆動ユニット
により印字ワイヤを駆動し、ドットを形成するインパク
トドットヘッドにおいて、電磁駆動ユニットの熱を放熱
する放熱部材を備え、その放熱部材に熱伝導性の充填材
を注入するための注入穴を備えたことを特徴とする。
【0009】また、放熱部材に熱伝導性の充填材の注入
量を確認するための穴を備えたことを特徴とする。
【0010】また、電磁駆動ユニットに放熱部材を取り
付け後、熱伝導性の充填材を注入穴より注入することを
特徴とする。
【0011】また、電磁駆動ユニットにより印字ワイヤ
を駆動し、ドットを形成するインパクトドットヘッドに
おいて、電磁駆動ユニット表面のすきまに充填材を薄塗
りし、その充填材の固着後に熱伝導性の充填材を電磁駆
動ユニット表面に塗布し、放熱部材と接合することを特
徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載のインパクトドットヘッドによれ
ば、放熱部材を取り付け後、注入穴より熱伝導性の充填
材を注入できるため、充填を容易にすることができる。
【0013】また、請求項2記載のインパクトドットヘ
ッドによれば、注入量を確認する為の穴を備えたため、
注入量を容易に確認することができる。よって、ばらつ
きのない充填が可能となる。
【0014】また、請求項3記載のインパクトドットヘ
ッドの製造方法によれば、放熱部材の取り付け後に注入
穴より充填材を充填するため、充填が容易となる。
【0015】また、請求項4記載のインパクトドットヘ
ッドによれば、電磁駆動ユニット側面の隙間から充填材
が内部に入り込むことなく、全周を放熱部材と接合でき
るため、放熱性が向上し、焼損を防ぐことができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のインパクトドットヘッドの実施例
の正面図。図2は側面図である。図3は背面図である。
図4は図1のA−A断面を示す断面図である。図5は電
磁駆動ユニットの隙間に充填材を薄塗する方法を示す図
である。図6は電磁駆動ユニット側面に充填材を塗布す
る方法を示す図である。図7は電磁駆動ユニットと放熱
部材の間に熱伝導性の充填材を注入する方法を示す図で
ある。
【0017】図1〜図4に基づき実施例のインパクトド
ットヘッド1の構成と動作について説明する。本実施例
は同一平面上に24個の支点軸2を円周上等分割位置に
配置し、各々の支点軸2にレバー3が回転可能に軸支さ
れ、そのレバー3の先端に印字ワイヤ4を固着してい
る。印字ワイヤ4を駆動するための電磁駆動ユニット5
は各印字ワイヤ4に対し同じ駆動機構を備えているた
め、一つの駆動機構に関して説明する。
【0018】高透磁率の磁性材料からなるコアブロック
6の同一平面上に24個配置され一体に成形されたコア
7に対しコイルボビン8に導線が巻き付けられたソレノ
イドコイル9が挿入され、電磁石10を形成している。
ソレノイドコイル9は基板11に半田付けされ、図示さ
れていないドライバー回路につながっている。コアブロ
ック6にヨーク12、耐摩耗性シート13、位置決め板
14、及びホルダー15が積層され、板バネ16により
固定されている。高透磁率の磁性材料からなるレバー3
がコア7に対向し、支点軸2に回転可能に支持される。
支点軸2は耐摩耗性シート13により挟持されている。
支点軸2の径は位置決め板14の板厚より若干大きい
為、耐摩耗性シート13と位置決め板14の間には隙間
があいている。
【0019】ソレノイドコイル9とコアブロック6の間
には熱伝導性の充填材17が充填されている。ヨーク1
2、耐磨耗性シート13、位置決め板14、及びホルダ
ー15の外周には薄く充填材18が塗られている。さら
に、コアブロック6を含む電磁駆動ユニット5の側面全
周と放熱部材19は熱伝導性の充填材20により接合さ
れている。また、放熱部材19と電磁駆動ユニット5の
背面には熱伝導性の充填材21が充填されている。放熱
部材19の背面中央には注入穴29が備えられ、四隅に
は熱伝導性の充填材21の注入量を確認するための穴3
0が設けてある。
【0020】待機時に於て、レバー3はバネ保持部材2
2に保持された復帰バネ23により押され、ダンパー2
4に押し付けられている。印字ワイヤ4はレバー3の先
端に固着され、ノーズ31に保持された複数のワイヤガ
イド25により軸方向摺動可能に保持されている。
【0021】図示されていないドライバー回路よりソレ
ノイドコイル9に通電されると電磁石10によりレバー
3がコア7に対し吸引され、支点軸2回りの回転運動を
する。この為レバー3の先端に固着された印字ワイヤ4
が図4において右方向へ飛行し、インクリボン26を介
して、プラテン27に保持された印字媒体28に打接
し、印字を行う。印字後にレバー3は復帰バネ23に押
圧され待機位置に戻る。
【0022】この印字動作により電磁石10に電流が流
れることで電磁駆動ユニット5には大量の熱が発生す
る。このとき、放熱部材19への伝熱が悪いと電磁駆動
ユニット5は高温となり、焼損に至ることがある。本実
施例では電磁駆動ユニット5の側面全周が放熱部材19
と熱伝導性の充填材20で接合されている。よって、電
磁駆動ユニット5の熱はすみやかに放熱部材19に伝熱
し、放熱されるため、焼損にいたることはない。また、
放熱部材19と電磁駆動ユニット5背面の間には熱伝導
性の充填材21が充填されているため、さらに、放熱性
を上げている。
【0023】次に、本実施例に示すインパクトドットヘ
ッドの製造方法について説明する。図5に示すように電
磁駆動ユニット5を組み立て後、ヨーク12、耐磨耗性
シート13、位置決め板14、及び、ホルダー15の外
周に薄く充填材18を塗布し、耐摩耗性シート13と位
置決め板14の隙間を充填材18で埋める。充填材18
の固着後、図6に示すように電磁駆動ユニット5外周全
体に熱伝導性の充填材20を適度な厚さに塗布し、放熱
部材19に挿入し、放熱部材19と電磁駆動ユニット5
を接合する。このとき、電磁駆動ユニット5の隙間を充
填材18で前もって埋めてあるため、熱伝導性の高い充
填材20が電磁駆動ユニット5の内部に侵入し、動作不
良を起こすことがない。
【0024】次に図7に示すように放熱部材19と電磁
駆動ユニット5側面を接合した後、放熱部材19の注入
穴29から熱伝導性の充填材21を注入する。シリンダ
ー等の注入器32により熱伝導性の充填材21を押し出
すことにより、容易に充填するこができる。また、穴3
0に熱伝導性の充填材21が見えた時点で注入を止める
ことにより、常に一定量の充填が可能となる。
【0025】電磁駆動ユニット5と放熱部材19はすで
に接合されているため、注入圧により電磁駆動ユニット
5が押し出されることはない。
【0026】熱伝導性の充填材20、21として熱伝導
率の高いシリコンゴムが適しているが、同様の効果を有
するものであれば、特に限定はされない。また、特に非
流動タイプのものが充填後の流れ出し等がないため、適
している。
【0027】充填材18は隙間を埋める効果があれば特
に限定されないが、熱伝導性の充填材を用いることで、
放熱性をあげることが可能である。また、熱伝導性の充
填材20と同じ材質を用いることで、作業を簡素化し、
放熱性も向上することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電磁
駆動ユニットと放熱部材の間に熱伝導性の充填材を容易
に充填することができる。また、電磁駆動ユニット外周
全面を放熱部材と接合できるため、放熱性に優れ、焼損
のないインパクトドットヘッドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインパクトドットヘッドの実施例の正
面図である。
【図2】本発明のインパクトドットヘッドの実施例の側
面図である。
【図3】本発明のインパクトドットヘッドの実施例の背
面図である。
【図4】本発明のインパクトドットヘッドの実施例の図
1に示すA−A面の部分断面図である。
【図5】本発明のインパクトドットヘッドの電磁駆動ユ
ニット側面に充填材の薄塗りする方法を示す図である。
【図6】本発明のインパクトドットヘッドの電磁駆動ユ
ニット側面に熱伝導性の充填材を塗布する方法を示す図
である。
【図7】本発明のインパクトドットヘッドの電磁駆動ユ
ニットと放熱部材の間に熱伝導性の充填剤を注入する方
法を示す図である。
【図8】従来例を示す断面図。
【図9】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
4 印字ワイヤ 5 電磁駆動ユニット 18 充填材 19 放熱部材 20 熱伝導性の充填材 21 熱伝導性の充填材 29 注入穴 30 穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁駆動ユニットにより印字ワイヤを駆
    動し、ドットを形成するインパクトドットヘッドにおい
    て、前記電磁駆動ユニットの熱を放熱する放熱部材を備
    え、該放熱部材に熱伝導性の充填材を注入するための注
    入穴を備えたことを特徴とするインパクトドットヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインパクトドットヘッド
    において、前記放熱部材に熱伝導性の充填材の注入量を
    確認するための穴を備えたことを特徴とするインパクト
    ドットヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインパクトドットヘッド
    において、電磁駆動ユニットに放熱部材を取り付け後、
    熱伝導性の充填材を注入穴より注入することを特徴とす
    るインパクトドットヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 電磁駆動ユニットにより印字ワイヤを駆
    動し、ドットを形成するインパクトドットヘッドにおい
    て、前記電磁駆動ユニット表面のすきまに充填材を薄塗
    りし、該充填材の固着後に熱伝導性の充填材を電磁駆動
    ユニット表面に塗布し、放熱部材と接合することを特徴
    とするインパクトドットヘッドの製造方法。
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