JPH07292192A - ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物Info
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- JPH07292192A JPH07292192A JP11445294A JP11445294A JPH07292192A JP H07292192 A JPH07292192 A JP H07292192A JP 11445294 A JP11445294 A JP 11445294A JP 11445294 A JP11445294 A JP 11445294A JP H07292192 A JPH07292192 A JP H07292192A
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- JP
- Japan
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- rubber
- aromatic vinyl
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- modified aromatic
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】透明性を有し、且つ強度、流動性、低温成形性
等の実用物性に優れたゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成
物を提供する。 【構成】連続マトリクス樹脂中にゴム状成分を分散粒子
として含有するゴム変性芳香族ビニル系樹脂に於いて、
(1)連続マトリクス樹脂の構成単位が芳香族ビニル単
量体分と(メタ)アクリル酸低級アルキルエステル系単
量体分および(メタ)アクリル酸高級アルキルエステル
系単量体分からなる混合溶液が共重合したものであり、
ゴム状成分は、マトリックス樹脂に平均粒子径(Dw)
0.1〜2μmとして分散され、該ゴム変性芳香族ビニ
ル系樹脂組成物の25℃でのトルエンによる膨潤比が5
〜15であり、該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物の
25℃でのトルエンによる膨潤比が5〜15であり、更
に該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂に対して有機ポリシロ
キサン化合物が0.001〜1重量%含有されているこ
と。
等の実用物性に優れたゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成
物を提供する。 【構成】連続マトリクス樹脂中にゴム状成分を分散粒子
として含有するゴム変性芳香族ビニル系樹脂に於いて、
(1)連続マトリクス樹脂の構成単位が芳香族ビニル単
量体分と(メタ)アクリル酸低級アルキルエステル系単
量体分および(メタ)アクリル酸高級アルキルエステル
系単量体分からなる混合溶液が共重合したものであり、
ゴム状成分は、マトリックス樹脂に平均粒子径(Dw)
0.1〜2μmとして分散され、該ゴム変性芳香族ビニ
ル系樹脂組成物の25℃でのトルエンによる膨潤比が5
〜15であり、該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物の
25℃でのトルエンによる膨潤比が5〜15であり、更
に該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂に対して有機ポリシロ
キサン化合物が0.001〜1重量%含有されているこ
と。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明性を有し強度、流
動性、低温成形性等の実用物性を向上した食品包装容
器、ブリスタ−パック、容器ケ−ス等の成形加工用、シ
−ト、フィルムに適用しうる新規なゴム変性芳香族ビニ
ル系樹脂組成物に関するものである。
動性、低温成形性等の実用物性を向上した食品包装容
器、ブリスタ−パック、容器ケ−ス等の成形加工用、シ
−ト、フィルムに適用しうる新規なゴム変性芳香族ビニ
ル系樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体としては、線状ブロック構造
のものや放射状枝分れブロック構造のもの等種々のもの
が知られており、これらスチレン−ブタジエンブロック
共重合体は、その特性として透明性に著しく優れてお
り、一般にスチレン含有率が多くなるに従い、ゴム質状
から樹脂状に変化する。しかしながら、このようなスチ
レン−ブタジエンブロック共重合体は、剛性、強度の実
用物性において劣るという欠点があり、従来において
は、かかる欠点を解消するためにポリスチレンを配合す
ることが行われている。しかし、スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体にポリスチレンを配合することは、剛
性において改善されるが、スチレン−ブタジエンブロッ
ク共重合体の優れた特性である透明性が損なわれ、しか
も強度の低下率が大きい等の問題点がある。
タジエンブロック共重合体としては、線状ブロック構造
のものや放射状枝分れブロック構造のもの等種々のもの
が知られており、これらスチレン−ブタジエンブロック
共重合体は、その特性として透明性に著しく優れてお
り、一般にスチレン含有率が多くなるに従い、ゴム質状
から樹脂状に変化する。しかしながら、このようなスチ
レン−ブタジエンブロック共重合体は、剛性、強度の実
用物性において劣るという欠点があり、従来において
は、かかる欠点を解消するためにポリスチレンを配合す
ることが行われている。しかし、スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体にポリスチレンを配合することは、剛
性において改善されるが、スチレン−ブタジエンブロッ
ク共重合体の優れた特性である透明性が損なわれ、しか
も強度の低下率が大きい等の問題点がある。
【0003】そこで透明性の維持や向上、ゴム補強によ
り発現するアイゾット衝撃強度を高める試み等としてス
チレン、メタクリル酸アルキルエステル及びブタジエン
系ゴム重合体からなる混合溶液を重合させる方法が多数
提案されている。例えば特開昭52−124095号公
報、特開昭62−169812号公報、特開昭62−1
51415号公報等には、芳香族ビニル、メタクリル酸
アルキルエステル、メタクリル酸メチル及びジエン系ゴ
ム重合体からなる混合溶液を重合する方法が記載されて
いる。しかし、かかる方法で重合された熱可塑性樹脂は
透明であり高い伸びを示しているが、アイゾット衝撃強
度に見られるように、ゴム補強の効果はそれほど認めら
れない。即ち、透明性、伸びは改良されても強度は改良
されていない。この改良策として特開平4−27754
9号公報には、スチレン、(メタ)アクリル酸アルキル
エステル(炭素数1〜8)、メタクリル酸メチル及びブ
タジエン系ゴム重合体から得られる樹脂に有機ポリシロ
キサンを含有させた組成物が提案されている。しかし、
透明性、衝撃強度も向上しているが、まだ流動性、強
度、透明のバランスが悪い問題点がある。
り発現するアイゾット衝撃強度を高める試み等としてス
チレン、メタクリル酸アルキルエステル及びブタジエン
系ゴム重合体からなる混合溶液を重合させる方法が多数
提案されている。例えば特開昭52−124095号公
報、特開昭62−169812号公報、特開昭62−1
51415号公報等には、芳香族ビニル、メタクリル酸
アルキルエステル、メタクリル酸メチル及びジエン系ゴ
ム重合体からなる混合溶液を重合する方法が記載されて
いる。しかし、かかる方法で重合された熱可塑性樹脂は
透明であり高い伸びを示しているが、アイゾット衝撃強
度に見られるように、ゴム補強の効果はそれほど認めら
れない。即ち、透明性、伸びは改良されても強度は改良
されていない。この改良策として特開平4−27754
9号公報には、スチレン、(メタ)アクリル酸アルキル
エステル(炭素数1〜8)、メタクリル酸メチル及びブ
タジエン系ゴム重合体から得られる樹脂に有機ポリシロ
キサンを含有させた組成物が提案されている。しかし、
透明性、衝撃強度も向上しているが、まだ流動性、強
度、透明のバランスが悪い問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる観点の
もとに透明性を有し、且つ強度、流動性、低温成形性等
の実用物性バランスに優れたスチレン系樹脂について鋭
意検討した結果、特定の高級アルキルアクリル酸エステ
ルを使用する本発明を完成するに至った。すなわち本発
明は、連続マトリクス樹脂中にゴム状成分を分散粒子と
して含有するゴム変性芳香族ビニル系樹脂に於いて、
(1)連続マトリクス樹脂は、構成単位が芳香族ビニル
単量体分10〜80重量%とアルキル基の炭素数が1〜
2からなる(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量
体分9.9〜89.9重量%およびアルキル基の炭素数
が9〜20からなる(メタ)アクリル酸高級アルキルエ
ステル系単量体分0.1〜15重量%からなる混合溶液
が共重合したものであり、(2)ゴム状成分は、マトリ
ックス樹脂100重量部に対して3〜30重量部の割合
で平均粒子径(Dw)0.1〜2μmとして分散されて
おり、(3)該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物の2
5℃でのトルエンによる膨潤比が5〜15であり、
(4)更に該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂に対して有機
ポリシロキサン化合物が0.001〜1重量%含有して
いることを特徴とするゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成
物である。
もとに透明性を有し、且つ強度、流動性、低温成形性等
の実用物性バランスに優れたスチレン系樹脂について鋭
意検討した結果、特定の高級アルキルアクリル酸エステ
ルを使用する本発明を完成するに至った。すなわち本発
明は、連続マトリクス樹脂中にゴム状成分を分散粒子と
して含有するゴム変性芳香族ビニル系樹脂に於いて、
(1)連続マトリクス樹脂は、構成単位が芳香族ビニル
単量体分10〜80重量%とアルキル基の炭素数が1〜
2からなる(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量
体分9.9〜89.9重量%およびアルキル基の炭素数
が9〜20からなる(メタ)アクリル酸高級アルキルエ
ステル系単量体分0.1〜15重量%からなる混合溶液
が共重合したものであり、(2)ゴム状成分は、マトリ
ックス樹脂100重量部に対して3〜30重量部の割合
で平均粒子径(Dw)0.1〜2μmとして分散されて
おり、(3)該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物の2
5℃でのトルエンによる膨潤比が5〜15であり、
(4)更に該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂に対して有機
ポリシロキサン化合物が0.001〜1重量%含有して
いることを特徴とするゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成
物である。
【0005】以下、本発明について詳細に説明する。ま
ず、本発明における連続マトリクス樹脂を構成する芳香
族ビニル単量体として、スチレン、α−メチルスチレン
等の側鎖アルキル置換スチレン、ビニルトルエン等の核
アルキル置換スチレン、クロルスチレン等のハロゲン化
スチレン、ジビニルべンゼン等を挙げることができる。
これらの単量体を単独で使用してもよいし、これらを混
合して使用してもよい。アルキル基の炭素数1〜2から
なる(メタ)アクリル酸低級アルキルエステル系単量体
としては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル等が挙げられる。
ず、本発明における連続マトリクス樹脂を構成する芳香
族ビニル単量体として、スチレン、α−メチルスチレン
等の側鎖アルキル置換スチレン、ビニルトルエン等の核
アルキル置換スチレン、クロルスチレン等のハロゲン化
スチレン、ジビニルべンゼン等を挙げることができる。
これらの単量体を単独で使用してもよいし、これらを混
合して使用してもよい。アルキル基の炭素数1〜2から
なる(メタ)アクリル酸低級アルキルエステル系単量体
としては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル等が挙げられる。
【0006】又アルキル基の炭素数が9〜20の(メ
タ)アクリル酸高級アルキルエステル系単量体について
具体的に述べる。先ずメタクリル酸高級アルキルエステ
ル系単量体としては、例えばメタクリル酸ラウリル(炭
素数12)、メタクリル酸トリデシル(炭素数13)、
メタクリル酸パルミチン(炭素数14)、メタクリル酸
ペンタデシル(炭素数15)、メタクリル酸ステアリル
(炭素数18)等が挙げられる。又アクリル酸高級アル
キルエステル系単量体としては、例えばアクリル酸ラウ
リル、アクリル酸トリデシル、アクリル酸パルミチン、
アクリル酸ペンタデシル、アクリル酸ステアリル等が挙
げられる。ここで(メタ)アクリル酸エステルのアルキ
ルエステルの炭素数が8までのモノマ−では流動性、強
度のバランスが悪くなる。なお本発明における(メタ)
アクリル酸エステルのアルキルエステルの炭素数が多い
もの程流動性、強度のバランスが良好であり、この点で
とくに好ましいものはメタクリル酸ステアリル(炭素数
18)やアクリル酸ステアリルである。
タ)アクリル酸高級アルキルエステル系単量体について
具体的に述べる。先ずメタクリル酸高級アルキルエステ
ル系単量体としては、例えばメタクリル酸ラウリル(炭
素数12)、メタクリル酸トリデシル(炭素数13)、
メタクリル酸パルミチン(炭素数14)、メタクリル酸
ペンタデシル(炭素数15)、メタクリル酸ステアリル
(炭素数18)等が挙げられる。又アクリル酸高級アル
キルエステル系単量体としては、例えばアクリル酸ラウ
リル、アクリル酸トリデシル、アクリル酸パルミチン、
アクリル酸ペンタデシル、アクリル酸ステアリル等が挙
げられる。ここで(メタ)アクリル酸エステルのアルキ
ルエステルの炭素数が8までのモノマ−では流動性、強
度のバランスが悪くなる。なお本発明における(メタ)
アクリル酸エステルのアルキルエステルの炭素数が多い
もの程流動性、強度のバランスが良好であり、この点で
とくに好ましいものはメタクリル酸ステアリル(炭素数
18)やアクリル酸ステアリルである。
【0007】連続相を構成する連続マトリクス樹脂の構
成単位は、芳香族ビニル単量体分10〜80重量%、好
ましくは20〜80重量%である。10重量%未満の場
合は、流動性が低下し、また90重量%を超えると透明
性が悪くなる。又(メタ)アクリル酸低級アルキルエス
テル単量体分は9.9〜89.9重量%であり、9.9
重量%未満では強度が悪くなり89.9重量%を越える
と流動性が悪くいずれも物性のバランスを満足させるこ
とができない。更にまたアルキル基の炭素数が9〜20
の(メタ)アクリル酸高級アルキルエステルの1種また
は2種以上の単量体分は0.1〜15重量%であり0.
1重量%未満であると流動性、強度が悪くなり、15重
量%を超えると強度が低下する。これらマトリクス樹脂
を構成する芳香族ビニル単量体と、(メタ)アクリル酸
低級アルキルエステル系単量体及び(メタ)アクリル酸
高級アルキルエステル系単量体の割合は、マトリクスの
屈折率が用いるゴム状成分の屈折率にできるだけ合うよ
うに設定される。マトリクスとゴム状成分の屈折率の差
は好ましくは0.01以内に制御する。透明性を必要と
しない用途に対しては、屈折率を合わせる必要がない。
成単位は、芳香族ビニル単量体分10〜80重量%、好
ましくは20〜80重量%である。10重量%未満の場
合は、流動性が低下し、また90重量%を超えると透明
性が悪くなる。又(メタ)アクリル酸低級アルキルエス
テル単量体分は9.9〜89.9重量%であり、9.9
重量%未満では強度が悪くなり89.9重量%を越える
と流動性が悪くいずれも物性のバランスを満足させるこ
とができない。更にまたアルキル基の炭素数が9〜20
の(メタ)アクリル酸高級アルキルエステルの1種また
は2種以上の単量体分は0.1〜15重量%であり0.
1重量%未満であると流動性、強度が悪くなり、15重
量%を超えると強度が低下する。これらマトリクス樹脂
を構成する芳香族ビニル単量体と、(メタ)アクリル酸
低級アルキルエステル系単量体及び(メタ)アクリル酸
高級アルキルエステル系単量体の割合は、マトリクスの
屈折率が用いるゴム状成分の屈折率にできるだけ合うよ
うに設定される。マトリクスとゴム状成分の屈折率の差
は好ましくは0.01以内に制御する。透明性を必要と
しない用途に対しては、屈折率を合わせる必要がない。
【0008】本発明では、連続マトリクス樹脂中にはマ
トリクス樹脂100重量部に対してゴム状成分の含有量
が3〜30重量部の割合で平均粒子径(Dw)0.1〜
2μm好ましくは0.3〜1μmとして分散している。
なお粒径分布は特に規定されるものではないが、2以下
が好ましい。分散するゴム状成分としては、常温でゴム
的性質を示すものであればよく、たとえば、ポリブタジ
エン、スチレン−ブタジエン共重合体類、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体類、(メタ)アクリル酸エス
テル系ゴム質重合体類等が挙げられる。好ましくはスチ
レン−ブタジエンブロック共重合体である。ゴム状成分
の分子量、分岐度は特に制限されるものではない。ゴム
分散粒子の平均粒径が0.1μm未満のものは耐衝撃性
が悪く、2μmを超えるものは透明性が悪い。そして、
共重合体樹脂分のゴム分散粒子に対するグラフト率は特
に規定するものではないが0.2〜3.0、さらに好ま
しくは0.5〜2.0のものが良い。グラフト率が0.
2未満のものは透明性、耐衝撃性のいずれの物性とも劣
り3.0を越えるものはとくに流動性と耐衝撃性が悪く
なる。膨潤比は5〜15のものが良く、膨潤比が5未満
のものは耐衝撃性が悪く15を越えるものは透明性が悪
くなる。
トリクス樹脂100重量部に対してゴム状成分の含有量
が3〜30重量部の割合で平均粒子径(Dw)0.1〜
2μm好ましくは0.3〜1μmとして分散している。
なお粒径分布は特に規定されるものではないが、2以下
が好ましい。分散するゴム状成分としては、常温でゴム
的性質を示すものであればよく、たとえば、ポリブタジ
エン、スチレン−ブタジエン共重合体類、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体類、(メタ)アクリル酸エス
テル系ゴム質重合体類等が挙げられる。好ましくはスチ
レン−ブタジエンブロック共重合体である。ゴム状成分
の分子量、分岐度は特に制限されるものではない。ゴム
分散粒子の平均粒径が0.1μm未満のものは耐衝撃性
が悪く、2μmを超えるものは透明性が悪い。そして、
共重合体樹脂分のゴム分散粒子に対するグラフト率は特
に規定するものではないが0.2〜3.0、さらに好ま
しくは0.5〜2.0のものが良い。グラフト率が0.
2未満のものは透明性、耐衝撃性のいずれの物性とも劣
り3.0を越えるものはとくに流動性と耐衝撃性が悪く
なる。膨潤比は5〜15のものが良く、膨潤比が5未満
のものは耐衝撃性が悪く15を越えるものは透明性が悪
くなる。
【0009】本発明においては、特にかかるゴム変性芳
香族ビニル系樹脂100重量部に対して、有機ポリシロ
キサン化合物を0.001〜1重量%含有させる。ここ
で本発明に使用できる有機ポリシロキサン化合物として
は一般式〔化−1〕
香族ビニル系樹脂100重量部に対して、有機ポリシロ
キサン化合物を0.001〜1重量%含有させる。ここ
で本発明に使用できる有機ポリシロキサン化合物として
は一般式〔化−1〕
【化1】 (式中、R1,R2, は有機基を示し、例えばメチル、フ
ェニル、エポキシ基、フッ素等が挙げられ、それぞれ同
一であっても異なっていてもよい。)で示される構造単
位をもつポリマーを指称するものである。例えば、ポリ
ジメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、
ポリジフェニルシロキサン、等が挙げられる。かかる構
造単位が一種のみからなるホモポリマー型有機ポリシロ
キサンであっても、二種以上の組み合わせからなる例え
ばランダム、ブロック、グラフト型共重合体の有機ポリ
シロキサンであってもよい。これらの分子量は特に限定
されるものではない。又これら重合体の末端あるいは分
子鎖中にエポキシ基、ビニル基、アミノ基、アルコキシ
基、フッ素等を導入したものも特に限定されるものでは
ない。有機ポリシロキサンの添加方法は、原料溶液に添
加して重合系へ供給する方法、重合途中で重合系へ供給
する方法、回収系の前又は後で添加する方法、ゴム変性
芳香族ビニル系樹脂と有機ポリシロキサンを押出機で混
合する方法、或いは、ゴム変性芳香族ビニル系樹脂と有
機ポリシロキサンをブレンドし、射出成形機、シート押
出機等で成形品を成形する時に混合する方法等を用いる
ことができる。
ェニル、エポキシ基、フッ素等が挙げられ、それぞれ同
一であっても異なっていてもよい。)で示される構造単
位をもつポリマーを指称するものである。例えば、ポリ
ジメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、
ポリジフェニルシロキサン、等が挙げられる。かかる構
造単位が一種のみからなるホモポリマー型有機ポリシロ
キサンであっても、二種以上の組み合わせからなる例え
ばランダム、ブロック、グラフト型共重合体の有機ポリ
シロキサンであってもよい。これらの分子量は特に限定
されるものではない。又これら重合体の末端あるいは分
子鎖中にエポキシ基、ビニル基、アミノ基、アルコキシ
基、フッ素等を導入したものも特に限定されるものでは
ない。有機ポリシロキサンの添加方法は、原料溶液に添
加して重合系へ供給する方法、重合途中で重合系へ供給
する方法、回収系の前又は後で添加する方法、ゴム変性
芳香族ビニル系樹脂と有機ポリシロキサンを押出機で混
合する方法、或いは、ゴム変性芳香族ビニル系樹脂と有
機ポリシロキサンをブレンドし、射出成形機、シート押
出機等で成形品を成形する時に混合する方法等を用いる
ことができる。
【0010】本発明のゴム変性芳香族ビニル系樹脂は塊
状重合、溶液重合のいずれでもよく又回分重合、連続重
合いずれの方法でも製造される。例えば、溶液重合につ
いて説明すると各単量体種からなる混合物を重合開始剤
及び連鎖移動剤により、ゴム成分及び溶媒の存在下にグ
ラフト共重合させる。使用できる溶媒としてはベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭
化水素化合物の他、アセトン、メチルエチルケトン、ア
セトフェノン等のケトン系化合物や、プロピルアルコ−
ル、フェノ−ル等のアルコ−ル系化合物を挙げることが
できるが、芳香族炭化水素化合物、ケトン系化合物、ア
ルコ−ル系化合物を単独で使用してもよいし併用しても
よい。溶媒の使用量は単量体混合物100重量部に対し
て2〜100重量部である。
状重合、溶液重合のいずれでもよく又回分重合、連続重
合いずれの方法でも製造される。例えば、溶液重合につ
いて説明すると各単量体種からなる混合物を重合開始剤
及び連鎖移動剤により、ゴム成分及び溶媒の存在下にグ
ラフト共重合させる。使用できる溶媒としてはベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭
化水素化合物の他、アセトン、メチルエチルケトン、ア
セトフェノン等のケトン系化合物や、プロピルアルコ−
ル、フェノ−ル等のアルコ−ル系化合物を挙げることが
できるが、芳香族炭化水素化合物、ケトン系化合物、ア
ルコ−ル系化合物を単独で使用してもよいし併用しても
よい。溶媒の使用量は単量体混合物100重量部に対し
て2〜100重量部である。
【0011】重合開始剤としては、有機過酸化物等のラ
ジカル開始剤を配合することが好ましい。用いられるラ
ジカル開始剤としては、例えばベンゾイルパ−オキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、ラウロイルパ−オキ
サイド等が挙げられ、開始剤を1種又は2種以上を使用
できる。その使用量については、特に制限はないが、モ
ノマ−混合物100重量部に対して0.005〜0.5
重量部がよい。また、連鎖移動剤としてはメルカプタン
類、α−メチルスチレンダイマ−類、モノテルペノイド
系分子量調節剤等がある。そして、重合反応は例えば完
全混合槽又はプラグフロ−型反応器あるいはこれらを組
み合わせた重合プロセスにより適宜攪拌下で行うのが良
い。最終反応槽から取り出された反応液は、従来知られ
ている脱揮発分装置で未反応単量体や、溶剤を除去した
後、ポリマ−を回収し、樹脂製品とすることができる。
ジカル開始剤を配合することが好ましい。用いられるラ
ジカル開始剤としては、例えばベンゾイルパ−オキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、ラウロイルパ−オキ
サイド等が挙げられ、開始剤を1種又は2種以上を使用
できる。その使用量については、特に制限はないが、モ
ノマ−混合物100重量部に対して0.005〜0.5
重量部がよい。また、連鎖移動剤としてはメルカプタン
類、α−メチルスチレンダイマ−類、モノテルペノイド
系分子量調節剤等がある。そして、重合反応は例えば完
全混合槽又はプラグフロ−型反応器あるいはこれらを組
み合わせた重合プロセスにより適宜攪拌下で行うのが良
い。最終反応槽から取り出された反応液は、従来知られ
ている脱揮発分装置で未反応単量体や、溶剤を除去した
後、ポリマ−を回収し、樹脂製品とすることができる。
【0012】そして、本発明においては、連鎖移動剤の
種類や使用量及び添加位置を変えることにより、マトリ
クス樹脂の分子量を制御することができる。また、連鎖
移動剤の種類や使用量の他、攪拌条件を変えることによ
り、ゴム分散粒子の粒子径を制御することができる。ま
た、透明性を維持させるために、重合過程で生成するポ
リマ−組成を変化させないような方法が用いられる。例
えば、重合途中に必要に応じて単量体を添加する方法
や、連続的に追添加する等の方法が用いられる。
種類や使用量及び添加位置を変えることにより、マトリ
クス樹脂の分子量を制御することができる。また、連鎖
移動剤の種類や使用量の他、攪拌条件を変えることによ
り、ゴム分散粒子の粒子径を制御することができる。ま
た、透明性を維持させるために、重合過程で生成するポ
リマ−組成を変化させないような方法が用いられる。例
えば、重合途中に必要に応じて単量体を添加する方法
や、連続的に追添加する等の方法が用いられる。
【0013】本発明のゴム成分を使用して得られた樹脂
には、例えばフォスファイト等の有機安定剤、カルシウ
ム、錫等の無機安定剤、フェノ−ル系、スルフィド系等
の酸化防止剤、ベンゾフェノン系、サリチル酸フェニル
等の紫外線吸収剤、脂肪酸系、脂肪酸アミド系、エステ
ル系、金属石鹸等の滑剤、その他目的に合わせて繊維補
強材、無機充填材、顔料、可塑剤、帯電防止剤、離型
剤、着色剤、難燃剤等を適宜配合することもできるがこ
れらに限られるものではない。さらに、これら添加剤を
樹脂に配合する際に添加剤を単独で配合してもよいし複
数の種類の添加剤を配合してもよい。さらに他の樹脂と
ブレンドして成形に供することもできる。またこれら添
加剤は、重合プロセスの途中段階で添加してもよい。ま
たシ−ト、フィルム等の製品表面の特性を改質するため
にスチレン系樹脂で用いられている改質剤を塗布するこ
とができる。
には、例えばフォスファイト等の有機安定剤、カルシウ
ム、錫等の無機安定剤、フェノ−ル系、スルフィド系等
の酸化防止剤、ベンゾフェノン系、サリチル酸フェニル
等の紫外線吸収剤、脂肪酸系、脂肪酸アミド系、エステ
ル系、金属石鹸等の滑剤、その他目的に合わせて繊維補
強材、無機充填材、顔料、可塑剤、帯電防止剤、離型
剤、着色剤、難燃剤等を適宜配合することもできるがこ
れらに限られるものではない。さらに、これら添加剤を
樹脂に配合する際に添加剤を単独で配合してもよいし複
数の種類の添加剤を配合してもよい。さらに他の樹脂と
ブレンドして成形に供することもできる。またこれら添
加剤は、重合プロセスの途中段階で添加してもよい。ま
たシ−ト、フィルム等の製品表面の特性を改質するため
にスチレン系樹脂で用いられている改質剤を塗布するこ
とができる。
【0014】得られた樹脂組成物は、射出成形や押出成
形によって各種成形品を成形することができる。さら
に、Tダイシ−ト押出機、キャスト加工装置、二軸延伸
加工装置、インフレ−ション加工装置等を用いて、シ−
トやフィルムに成形することができる。得られた成形品
は、その優れた透明性、耐衝撃性を利用して、カバ−
類、ケ−ス類、日用雑貨等に使用される。特にスチレン
系樹脂シ−ト、フィルム用素材として有用であり、食品
包装容器、日用雑貨包装用、ラミネ−ションシ−トフィ
ルムとして好適に使用できる。
形によって各種成形品を成形することができる。さら
に、Tダイシ−ト押出機、キャスト加工装置、二軸延伸
加工装置、インフレ−ション加工装置等を用いて、シ−
トやフィルムに成形することができる。得られた成形品
は、その優れた透明性、耐衝撃性を利用して、カバ−
類、ケ−ス類、日用雑貨等に使用される。特にスチレン
系樹脂シ−ト、フィルム用素材として有用であり、食品
包装容器、日用雑貨包装用、ラミネ−ションシ−トフィ
ルムとして好適に使用できる。
【0015】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。また、実施例等における物性測定の試験方法
は次の通りである。 (1)シ−ト成形品 落錘衝撃試験(FI);JIS−K7124に準じて測
定した。 全光線透過率および曇価;厚み0.6mmの試験片を、
JIS−K6714に準じて測定した。 (2)射出成形品 アイゾット衝撃強度(IZ);ASTM−D−256に
準じて測定した。 メルトフローレイト(MI);JIS−K−7210に
準じて測定した。 (220°C,10kg) 次に発明の樹脂の分析方法について説明する。 ゴム分散粒子の平均粒子径(Dw);樹脂を四酸化オス
ミウム染色し超薄切片法による透過型電子顕微鏡写真よ
り200〜1000個のゴム粒子径を測定し、重量平均
粒子径を求める。楕円形をしている場合は、長径aと短
径bとの平均即ち(a+b)/2をもって粒子径とす
る。 グラフト率(g);試料A(約1gを精秤)をアセトン
/メチルエチルケトンの1/1(vol/vol)の混
合溶剤30ccに分散し、不溶分を遠心分離法にて分離
して乾燥し、アセトン/メチルエチルケトンの1/1
(vol/vol)混合溶剤不溶分の重量(B)を精秤
し次の式1で求める。但しCは試料A中のゴム状重合体
の含有率を示す。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。また、実施例等における物性測定の試験方法
は次の通りである。 (1)シ−ト成形品 落錘衝撃試験(FI);JIS−K7124に準じて測
定した。 全光線透過率および曇価;厚み0.6mmの試験片を、
JIS−K6714に準じて測定した。 (2)射出成形品 アイゾット衝撃強度(IZ);ASTM−D−256に
準じて測定した。 メルトフローレイト(MI);JIS−K−7210に
準じて測定した。 (220°C,10kg) 次に発明の樹脂の分析方法について説明する。 ゴム分散粒子の平均粒子径(Dw);樹脂を四酸化オス
ミウム染色し超薄切片法による透過型電子顕微鏡写真よ
り200〜1000個のゴム粒子径を測定し、重量平均
粒子径を求める。楕円形をしている場合は、長径aと短
径bとの平均即ち(a+b)/2をもって粒子径とす
る。 グラフト率(g);試料A(約1gを精秤)をアセトン
/メチルエチルケトンの1/1(vol/vol)の混
合溶剤30ccに分散し、不溶分を遠心分離法にて分離
して乾燥し、アセトン/メチルエチルケトンの1/1
(vol/vol)混合溶剤不溶分の重量(B)を精秤
し次の式1で求める。但しCは試料A中のゴム状重合体
の含有率を示す。
【数1】 〔式1〕 グラフト率(g)=[(B/A)−C]/C 膨潤比;試料D(約1gを精秤)をトルエンの混合溶剤
30ccに投入し、1時間攪拌して溶解させた後、遠心
分離して上澄みを除去し、残存した膨潤物の重量(E)
を精秤した結果より、下記式2により決定される特性値
30ccに投入し、1時間攪拌して溶解させた後、遠心
分離して上澄みを除去し、残存した膨潤物の重量(E)
を精秤した結果より、下記式2により決定される特性値
【数2】〔式2〕 膨潤比=E/D
【0014】実施例で使用した樹脂について説明する。 試料1.重合単量体としてスチレン、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ステアリル(炭素数18)を使用し、
ゴム状成分としてスチレン分含有量が23重量%で5重
量%スチレン溶液粘度が29cpsであるブロック型ス
チレン−ブタジエンゴムを使用した。有機ポリシロキサ
ンとして、ポリジメチルシロキサンを製造された樹脂1
00重量部に対して0.015重量部になるように重合
原料中に配合し、樹脂組成(重量%)と分析値を表1に
記載する。 試料2.試料1のメタクリル酸ステアリルをアクリル酸
ステアリルに変えた。樹脂組成(重量%)と分析値を表
1に記載する。 試料3.試料1のゴム状成分をスチレン分含有量が23
重量%で5重量%スチレン溶液粘度が29cpsである
ブロック型スチレン−ブタジエンゴムに変えた。樹脂組
成(重量%)と分析値を表1に記載する。 試料4.有機ポリシロキサンを使用しないほかは試料1
に準じる。樹脂組成(重量%)と分析値を表1に記載す
る。
ル、メタクリル酸ステアリル(炭素数18)を使用し、
ゴム状成分としてスチレン分含有量が23重量%で5重
量%スチレン溶液粘度が29cpsであるブロック型ス
チレン−ブタジエンゴムを使用した。有機ポリシロキサ
ンとして、ポリジメチルシロキサンを製造された樹脂1
00重量部に対して0.015重量部になるように重合
原料中に配合し、樹脂組成(重量%)と分析値を表1に
記載する。 試料2.試料1のメタクリル酸ステアリルをアクリル酸
ステアリルに変えた。樹脂組成(重量%)と分析値を表
1に記載する。 試料3.試料1のゴム状成分をスチレン分含有量が23
重量%で5重量%スチレン溶液粘度が29cpsである
ブロック型スチレン−ブタジエンゴムに変えた。樹脂組
成(重量%)と分析値を表1に記載する。 試料4.有機ポリシロキサンを使用しないほかは試料1
に準じる。樹脂組成(重量%)と分析値を表1に記載す
る。
【0016】試料5 試料1のメタクリル酸ステアリルをアクリル酸ブチルに
変えた。樹脂組成(重量%)と分析値を表2に記載す
る。 試料6 試料1のポリマー組成を変えた。樹脂組成(重量%)と
分析値を表2に記載する。 試料7 試料1に対してゴム粒子径を大きくした。樹脂組成(重
量%)と分析値を表2に記載する。 試料8 試料6に対して、有機ポリシロキサンを添加せずに膨潤
比を大きくした。樹脂組成(重量%)と分析値を表2に
記載する。
変えた。樹脂組成(重量%)と分析値を表2に記載す
る。 試料6 試料1のポリマー組成を変えた。樹脂組成(重量%)と
分析値を表2に記載する。 試料7 試料1に対してゴム粒子径を大きくした。樹脂組成(重
量%)と分析値を表2に記載する。 試料8 試料6に対して、有機ポリシロキサンを添加せずに膨潤
比を大きくした。樹脂組成(重量%)と分析値を表2に
記載する。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】次に本発明の射出成形の実施例を上げる。 実施例1 試料1を、射出成形機(型締め力100t)にて試験片
を成形した。透明性の測定には厚さ3mmの平板を用い
た。得られた測定結果を表3に記載する。 実施例2 試料2を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表3に記載する。 実施例3 試料3を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表3に記載する。 比較例1 試料4を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表3に記載する。
を成形した。透明性の測定には厚さ3mmの平板を用い
た。得られた測定結果を表3に記載する。 実施例2 試料2を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表3に記載する。 実施例3 試料3を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表3に記載する。 比較例1 試料4を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表3に記載する。
【0020】
【表3】
【0021】比較例2 試料5を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表4に記載する。 比較例3 試料6を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表4に記載する。 比較例4 試料7を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表4に記載する。 比較例5 試料8を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表4に記載する。
果を表4に記載する。 比較例3 試料6を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表4に記載する。 比較例4 試料7を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表4に記載する。 比較例5 試料8を、実施例1と同様に成形した。得られた測定結
果を表4に記載する。
【0022】
【表4】
【0023】次に本発明のシ−ト成形の実施例を上げ
る。 実施例4 試料1を、40mm短軸押出機を用いて厚さ0.6mm
のシ−トを成形した。所定の大きさのある試験片は、ダ
ンベルカッタ−で切り抜いて作成した。得られた測定結
果を表5に記載する。 実施例5 試料2を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表5に記載する。 実施例6 試料3を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表5に記載する。 比較例6 試料4を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表5に記載する。
る。 実施例4 試料1を、40mm短軸押出機を用いて厚さ0.6mm
のシ−トを成形した。所定の大きさのある試験片は、ダ
ンベルカッタ−で切り抜いて作成した。得られた測定結
果を表5に記載する。 実施例5 試料2を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表5に記載する。 実施例6 試料3を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表5に記載する。 比較例6 試料4を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表5に記載する。
【0024】
【表5】
【0025】比較例7 試料5を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表6に記載する。 比較例8 試料6を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表6に記載する。 比較例9 試料7を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表6に記載する。 比較例10 試料8を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表6に記載する。
果を表6に記載する。 比較例8 試料6を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表6に記載する。 比較例9 試料7を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表6に記載する。 比較例10 試料8を、実施例4と同様に成形した。得られた測定結
果を表6に記載する。
【0026】
【表6】
【0027】
【発明の効果】本発明は芳香族ビニル単量体と(メタ)
アクリル酸低級アルキルエステル単量体と(メタ)アク
リル酸エステルの炭素数が9〜20の高級アルキルエス
テルの1種または2種以上の単量体からなるゴム状成分
を分散粒子として含有するゴム変性芳香族ビニル系樹脂
中に有機ポリシロキサン化合物を含有させることで、透
明性を有し強度、流動性、低温成形性等の実用物性が向
上する。これによって成形加工用、シ−ト加工、発泡成
形等に好適である。
アクリル酸低級アルキルエステル単量体と(メタ)アク
リル酸エステルの炭素数が9〜20の高級アルキルエス
テルの1種または2種以上の単量体からなるゴム状成分
を分散粒子として含有するゴム変性芳香族ビニル系樹脂
中に有機ポリシロキサン化合物を含有させることで、透
明性を有し強度、流動性、低温成形性等の実用物性が向
上する。これによって成形加工用、シ−ト加工、発泡成
形等に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83:04)
Claims (2)
- 【請求項1】 連続マトリクス樹脂中にゴム状成分を分
散粒子として含有するゴム変性芳香族ビニル系樹脂に於
いて、(1)連続マトリクス樹脂は、構成単位が芳香族
ビニル単量体分10〜80重量%とアルキル基の炭素数
が1〜2からなる(メタ)アクリル酸アルキルエステル
系単量体分9.9〜89.9重量%およびアルキル基の
炭素数が9〜20からなる(メタ)アクリル酸高級アル
キルエステル系単量体分0.1〜15重量%からなる混
合溶液が共重合したものであり、(2)ゴム状成分は、
マトリックス樹脂100重量部に対して3〜30重量部
の割合で平均粒子径(Dw)0.1〜2μmとして分散
されており、(3)該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成
物の25℃でのトルエンによる膨潤比が5〜15であ
り、(4)更に該ゴム変性芳香族ビニル系樹脂に対して
有機ポリシロキサン化合物が0.001〜1重量%含有
していることを特徴とするゴム変性芳香族ビニル系樹脂
組成物。 - 【請求項2】 (メタ)アクリル酸高級アルキルエステ
ル系単量体としてメタクリル酸ステアリル又はアクリル
酸ステアリルのいずれかを使用したものである請求項1
記載のゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11445294A JPH07292192A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11445294A JPH07292192A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07292192A true JPH07292192A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14638090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11445294A Withdrawn JPH07292192A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07292192A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004067628A1 (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-12 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | スチレン系樹脂組成物 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP11445294A patent/JPH07292192A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004067628A1 (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-12 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | スチレン系樹脂組成物 |
| US7211626B2 (en) | 2003-01-28 | 2007-05-01 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Styrenic resin composition |
| KR100969338B1 (ko) * | 2003-01-28 | 2010-07-09 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 스티렌계 수지 조성물 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |