JPH0729256A - ヘリカル走査型の磁気記録再生装置 - Google Patents
ヘリカル走査型の磁気記録再生装置Info
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- JPH0729256A JPH0729256A JP5193843A JP19384393A JPH0729256A JP H0729256 A JPH0729256 A JP H0729256A JP 5193843 A JP5193843 A JP 5193843A JP 19384393 A JP19384393 A JP 19384393A JP H0729256 A JPH0729256 A JP H0729256A
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- Japan
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- signal
- timing
- tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な回路構成で高精度且つ応答性の
優れたトラッキング制御を実現するヘリカル走査型の磁
気記録再生装置を装置を提供すること。 【構成】 本発明は、トラッキング制御をRFエンベロ
−プ信号による山登り制御方式と再生信号中のタイミン
グ信号検出が所定のタイミングになるようにトラッキン
グを制御するタイミング信号制御方式をダイナミックに
併用する構成とした。具体的には、デコード回路25と
タイミングエラー処理回路27とにより、エンベロープ
検出信号のレベルが最大になった時点での回転ヘッド4
A、4Bのトラック操作開始時点から再生垂直同期信号
の検出時点までの時間差データをトラッキング制御目標
データとして設定し、トラッキングエラー信号を求め
る。このエラー信号は、速度制御回路20からの速度エ
ラー信号と加算されてキャプスタンモータ6に供給され
る。
優れたトラッキング制御を実現するヘリカル走査型の磁
気記録再生装置を装置を提供すること。 【構成】 本発明は、トラッキング制御をRFエンベロ
−プ信号による山登り制御方式と再生信号中のタイミン
グ信号検出が所定のタイミングになるようにトラッキン
グを制御するタイミング信号制御方式をダイナミックに
併用する構成とした。具体的には、デコード回路25と
タイミングエラー処理回路27とにより、エンベロープ
検出信号のレベルが最大になった時点での回転ヘッド4
A、4Bのトラック操作開始時点から再生垂直同期信号
の検出時点までの時間差データをトラッキング制御目標
データとして設定し、トラッキングエラー信号を求め
る。このエラー信号は、速度制御回路20からの速度エ
ラー信号と加算されてキャプスタンモータ6に供給され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカル走査型の磁気
記録再生装置に関し、特に再生エンベロ−プ信号あるい
はおよび再生同期信号を用いたトラッキング制御を行な
うヘリカル走査型の磁気記録再生装置に関する。
記録再生装置に関し、特に再生エンベロ−プ信号あるい
はおよび再生同期信号を用いたトラッキング制御を行な
うヘリカル走査型の磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリカル走査型の磁気記録再生装置で
は、再生時に磁気ヘッドが、記録時に形成されたトラッ
ク上を正しく走査するようにトラッキング制御を行なう
必要がある。このトラッキング制御は、各種の方式があ
り、例えば磁気テ−プの長手方向のリニアトラックに記
録されたCTL信号を用いるCTL方式や、ヘリカルト
ラックに多重記録されたパイロット信号を用いるATF
方式が広く実用化されている。
は、再生時に磁気ヘッドが、記録時に形成されたトラッ
ク上を正しく走査するようにトラッキング制御を行なう
必要がある。このトラッキング制御は、各種の方式があ
り、例えば磁気テ−プの長手方向のリニアトラックに記
録されたCTL信号を用いるCTL方式や、ヘリカルト
ラックに多重記録されたパイロット信号を用いるATF
方式が広く実用化されている。
【0003】上記方式のうちCTL方式は、制御処理が
簡単である反面、専用のリニアトラックが必要であり、
磁気テ−プの利用効率の低下を招くと共に大型部品であ
る固定ヘッドが必要となっている。また、ATF方式
は、リニアトラックおよび固定ヘッドが不要である反
面、主にアナログ信号として処理される専用のパイロッ
ト信号検出が必要であるため処理が複雑になっている。
簡単である反面、専用のリニアトラックが必要であり、
磁気テ−プの利用効率の低下を招くと共に大型部品であ
る固定ヘッドが必要となっている。また、ATF方式
は、リニアトラックおよび固定ヘッドが不要である反
面、主にアナログ信号として処理される専用のパイロッ
ト信号検出が必要であるため処理が複雑になっている。
【0004】これらのトラッキング制御方式に対する新
たな方式として、例えば同出願人より、特開昭57−6
6559号公報あるいは特開昭62−119764号公
報等によって示された同期信号あるいはインデックス信
号等のタイミング情報を有する再生タイミング信号を用
いるトラッキング制御方式が提案されている。
たな方式として、例えば同出願人より、特開昭57−6
6559号公報あるいは特開昭62−119764号公
報等によって示された同期信号あるいはインデックス信
号等のタイミング情報を有する再生タイミング信号を用
いるトラッキング制御方式が提案されている。
【0005】上記のタイミング信号を用いたトラッキン
グ制御方式では、CTL方式のようなリニアトラックお
よび固定ヘッドは必要でなく、またATF方式のような
パイロット信号検出用の複雑な処理を行なうことなく、
高精度且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現でき
る。
グ制御方式では、CTL方式のようなリニアトラックお
よび固定ヘッドは必要でなく、またATF方式のような
パイロット信号検出用の複雑な処理を行なうことなく、
高精度且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現でき
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術のCTL方式およびATF方式は、上記した問
題点を有しており、また上記のタイミング信号を用いた
トラッキング制御方式は、トラッキング制御中心付近で
は優れた特性を実現できるものの、次のような問題点を
有している。すなわち、トラッキングが大幅にずれて、
現行のVTR等では一般的に用いられているアジマス記
録による再生信号レベル低下により再生タイミング信号
が検出できない場合や、他機との互換記録再生において
生じるテ−プ上の信号記録位置のバラツキによりタイミ
ング信号の再生タイミングにバラツキが生ずる場合等の
トラッキング制御については特に考慮されておらず、信
頼性の点で問題があった。
従来技術のCTL方式およびATF方式は、上記した問
題点を有しており、また上記のタイミング信号を用いた
トラッキング制御方式は、トラッキング制御中心付近で
は優れた特性を実現できるものの、次のような問題点を
有している。すなわち、トラッキングが大幅にずれて、
現行のVTR等では一般的に用いられているアジマス記
録による再生信号レベル低下により再生タイミング信号
が検出できない場合や、他機との互換記録再生において
生じるテ−プ上の信号記録位置のバラツキによりタイミ
ング信号の再生タイミングにバラツキが生ずる場合等の
トラッキング制御については特に考慮されておらず、信
頼性の点で問題があった。
【0007】そこで本発明の目的は、上記した従来技術
の問題点を除去し、VTRの方式によらず比較的簡単な
回路構成でトラッキング状態が如何なる場合においても
高精度且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現する
ことができるヘリカル走査型の磁気記録再生装置を提供
するものである。
の問題点を除去し、VTRの方式によらず比較的簡単な
回路構成でトラッキング状態が如何なる場合においても
高精度且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現する
ことができるヘリカル走査型の磁気記録再生装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヘリカル走査型の磁気記録再生装置にお
いて、回転ヘッドを搭載したドラムの回転位相検出信号
を発生するドラム回転位相検出手段と、再生時に上記テ
−プを記録時のテ−プ走行速度と異なる第1の走行速度
と記録時のテ−プ走行速度と等しい第2の走行速度にな
るように選択的に制御するテ−プ走行制御手段と、上記
テ−プ走行制御手段の制御信号に従いテ−プを走行する
テ−プ走行駆動手段と、再生時に回転ヘッドの出力であ
るRF信号のエンベロ−プ検出信号を発生するエンベロ
−プ検出手段と、再生信号から映像情報における同期信
号等の再生タイミング情報を生成する再生タイミング信
号発生手段と、上記ドラム回転位相検出信号と上記再生
タイミング信号との時間差あるいは位相差を検出し、タ
イミング時間差信号を発生するタイミング時間差検出手
段と、上記テ−プ走行制御手段が上記第1の走行速度で
テ−プ走行速度を制御する場合に、上記タイミング時間
差信号と上記エンベロ−プ検出信号の情報に従い所定の
タイミング時間差基準値を発生するタイミング時間差基
準値発生手段と、上記タイミング時間差信号と上記タイ
ミング時間差基準値とを比較することによりタイミング
エラ−信号を発生するタイミングエラ−信号発生手段
と、上記テ−プ走行制御手段が上記第2の走行速度でテ
−プ走行速度を制御する場合に、上記タイミングエラ−
信号をトラッキングエラ−信号として上記テ−プ走行制
御手段の出力であるテ−プ走行制御信号に加算し、テ−
プ走行駆動手段に帰還するタイミングエラ−信号帰還手
段とを備えた構成にした。
に、本発明は、ヘリカル走査型の磁気記録再生装置にお
いて、回転ヘッドを搭載したドラムの回転位相検出信号
を発生するドラム回転位相検出手段と、再生時に上記テ
−プを記録時のテ−プ走行速度と異なる第1の走行速度
と記録時のテ−プ走行速度と等しい第2の走行速度にな
るように選択的に制御するテ−プ走行制御手段と、上記
テ−プ走行制御手段の制御信号に従いテ−プを走行する
テ−プ走行駆動手段と、再生時に回転ヘッドの出力であ
るRF信号のエンベロ−プ検出信号を発生するエンベロ
−プ検出手段と、再生信号から映像情報における同期信
号等の再生タイミング情報を生成する再生タイミング信
号発生手段と、上記ドラム回転位相検出信号と上記再生
タイミング信号との時間差あるいは位相差を検出し、タ
イミング時間差信号を発生するタイミング時間差検出手
段と、上記テ−プ走行制御手段が上記第1の走行速度で
テ−プ走行速度を制御する場合に、上記タイミング時間
差信号と上記エンベロ−プ検出信号の情報に従い所定の
タイミング時間差基準値を発生するタイミング時間差基
準値発生手段と、上記タイミング時間差信号と上記タイ
ミング時間差基準値とを比較することによりタイミング
エラ−信号を発生するタイミングエラ−信号発生手段
と、上記テ−プ走行制御手段が上記第2の走行速度でテ
−プ走行速度を制御する場合に、上記タイミングエラ−
信号をトラッキングエラ−信号として上記テ−プ走行制
御手段の出力であるテ−プ走行制御信号に加算し、テ−
プ走行駆動手段に帰還するタイミングエラ−信号帰還手
段とを備えた構成にした。
【0009】さらに、あるいは本発明では、ヘリカル走
査型の磁気記録再生装置において、回転ヘッドを搭載し
たドラムの回転位相検出信号を発生するドラム回転位相
検出手段と、再生時に上記テ−プを、記録時のテ−プ走
行速度に等しい走行速度になるように制御するテ−プ走
行制御手段と、上記テ−プ走行制御手段の制御信号に従
いテ−プを走行するテ−プ走行駆動手段と、再生時に回
転ヘッドの出力であるRF信号のエンベロ−プ検出信号
を発生するエンベロ−プ検出手段と、上記エンベロ−プ
検出信号を用いてエンベロ−プ信号の増減を検出するエ
ンベロ−プ信号の増減検出手段と、再生信号から映像情
報における同期信号等の再生タイミング情報を生成する
再生タイミング信号発生手段と、上記ドラム回転位相検
出信号と上記再生タイミング信号との時間差あるいは位
相差を検出し、タイミング時間差信号を発生するタイミ
ング時間差検出手段と、上記エンベロ−プ信号の増減検
出手段の検出信号および上記タイミング時間差信号を用
いて所定のタイミング時間差基準値を発生するタイミン
グ時間差基準値発生手段と、上記タイミング時間差信号
と上記タイミング時間差基準値とを比較することにより
タイミングエラ−信号を発生するタイミングエラ−信号
発生手段と、上記タイミングエラ−信号をトラッキング
エラ−信号として上記テ−プ走行制御手段の出力である
テ−プ走行制御信号に加算し、テ−プ走行駆動手段に帰
還するタイミングエラ−信号帰還手段とを備えた構成と
した。
査型の磁気記録再生装置において、回転ヘッドを搭載し
たドラムの回転位相検出信号を発生するドラム回転位相
検出手段と、再生時に上記テ−プを、記録時のテ−プ走
行速度に等しい走行速度になるように制御するテ−プ走
行制御手段と、上記テ−プ走行制御手段の制御信号に従
いテ−プを走行するテ−プ走行駆動手段と、再生時に回
転ヘッドの出力であるRF信号のエンベロ−プ検出信号
を発生するエンベロ−プ検出手段と、上記エンベロ−プ
検出信号を用いてエンベロ−プ信号の増減を検出するエ
ンベロ−プ信号の増減検出手段と、再生信号から映像情
報における同期信号等の再生タイミング情報を生成する
再生タイミング信号発生手段と、上記ドラム回転位相検
出信号と上記再生タイミング信号との時間差あるいは位
相差を検出し、タイミング時間差信号を発生するタイミ
ング時間差検出手段と、上記エンベロ−プ信号の増減検
出手段の検出信号および上記タイミング時間差信号を用
いて所定のタイミング時間差基準値を発生するタイミン
グ時間差基準値発生手段と、上記タイミング時間差信号
と上記タイミング時間差基準値とを比較することにより
タイミングエラ−信号を発生するタイミングエラ−信号
発生手段と、上記タイミングエラ−信号をトラッキング
エラ−信号として上記テ−プ走行制御手段の出力である
テ−プ走行制御信号に加算し、テ−プ走行駆動手段に帰
還するタイミングエラ−信号帰還手段とを備えた構成と
した。
【0010】さらに本発明では、ヘリカル走査型の磁気
記録再生装置において、上記ドラムの回転位相検出信号
を発生するドラム回転位相検出手段と、再生時に上記テ
−プを、記録時のテ−プ走行速度に等しい走行速度にな
るように制御するテ−プ走行制御手段と、上記テ−プ走
行制御手段の制御信号に従いテ−プを走行するテ−プ走
行駆動手段と、再生時に回転ヘッドの出力であるRF信
号のエンベロ−プ検出信号を発生するエンベロ−プ検出
手段と、上記エンベロ−プ検出信号を用いてエンベロ−
プ信号の増減を検出するエンベロ−プ信号の増減検出手
段と、再生信号から再生タイミング情報を生成する再生
タイミング信号発生手段と、上記ドラム回転位相検出信
号と上記再生タイミング信号との時間差あるいは位相差
を検出し、タイミング時間差信号を発生するタイミング
時間差検出手段と、所定のタイミング時間差基準値を発
生するタイミング時間差基準値発生手段と、上記タイミ
ング時間差基準値を所定量増減するタイミング時間差基
準値の可変手段と、上記タイミング時間差信号と上記タ
イミング時間差基準値とを比較することによりタイミン
グエラ−信号を発生するタイミングエラ−信号発生手段
と、上記タイミングエラ−信号を上記テ−プ走行制御手
段の出力であるテ−プ走行制御信号に加算し、テ−プ走
行駆動手段に帰還するタイミングエラ−信号帰還手段と
を備え、上記エンベロ−プ信号の増減検出手段の検出信
号に従い、上記タイミング時間差基準値の増減を制御す
る構成にした。
記録再生装置において、上記ドラムの回転位相検出信号
を発生するドラム回転位相検出手段と、再生時に上記テ
−プを、記録時のテ−プ走行速度に等しい走行速度にな
るように制御するテ−プ走行制御手段と、上記テ−プ走
行制御手段の制御信号に従いテ−プを走行するテ−プ走
行駆動手段と、再生時に回転ヘッドの出力であるRF信
号のエンベロ−プ検出信号を発生するエンベロ−プ検出
手段と、上記エンベロ−プ検出信号を用いてエンベロ−
プ信号の増減を検出するエンベロ−プ信号の増減検出手
段と、再生信号から再生タイミング情報を生成する再生
タイミング信号発生手段と、上記ドラム回転位相検出信
号と上記再生タイミング信号との時間差あるいは位相差
を検出し、タイミング時間差信号を発生するタイミング
時間差検出手段と、所定のタイミング時間差基準値を発
生するタイミング時間差基準値発生手段と、上記タイミ
ング時間差基準値を所定量増減するタイミング時間差基
準値の可変手段と、上記タイミング時間差信号と上記タ
イミング時間差基準値とを比較することによりタイミン
グエラ−信号を発生するタイミングエラ−信号発生手段
と、上記タイミングエラ−信号を上記テ−プ走行制御手
段の出力であるテ−プ走行制御信号に加算し、テ−プ走
行駆動手段に帰還するタイミングエラ−信号帰還手段と
を備え、上記エンベロ−プ信号の増減検出手段の検出信
号に従い、上記タイミング時間差基準値の増減を制御す
る構成にした。
【0011】
【作用】まず、ドラム回転位相検出手段は、トラック長
手方向における回転ヘッドの走査位置情報を発生する。
第1の走行速度と第2の走行速度になるように選択的に
制御するテ−プ走行制御手段は、第1の走行速度制御は
記録時と異なるテ−プ走行速度になるように制御するこ
とによりトラッキング状態を時間と共に変化することに
よりジャストトラッキング状態を検索し、第2の走行速
度制御は記録時と同じテ−プ走行速度になるように制御
する通常の再生を実現する。この第1の走行速度制御は
後述のタイミング時間差基準値の発生に要する時間だけ
設定され、タイミング時間差基準値の設定後は、第2の
走行速度制御が行なわれる。テ−プ走行駆動手段は、上
記テ−プ走行制御手段から供給されるテ−プ走行制御信
号あるいはトラッキングエラ−信号を加算したテ−プ走
行制御信号の電力増幅を行なうと共にモ−タ−の回転位
相に応じた駆動電力をモ−タ−に供給する。エンベロ−
プ検出手段は回転ヘッドの出力信号のエンベロ−プを検
出しトラッキングの状態を監視する。再生タイミング信
号発生手段は、再生情報に含まれるタイミング信号(言
い替えれば記録トラック長手方向における所定の位置情
報の検出信号)を検出する。タイミング時間差検出手段
は、例えば回転ヘッドのトラック走査開始点から上記再
生タイミング信号の検出点までの時間を検出する。これ
は相対的なトラッキング状態の検出に他ならない。タイ
ミング時間差基準値発生手段は、上記第1のテ−プ走行
速度時にエンベロ−プ検出手段の出力を監視することに
よりトラッキング状態を検索し、ジャストトラッキング
状態、すなわちエンベロ−プ検出信号のレベルが最大と
なる状態のタイミング時間差をタイミング時間差基準値
として設定する。これがトラッキング制御における制御
中心(制御目標)となる。
手方向における回転ヘッドの走査位置情報を発生する。
第1の走行速度と第2の走行速度になるように選択的に
制御するテ−プ走行制御手段は、第1の走行速度制御は
記録時と異なるテ−プ走行速度になるように制御するこ
とによりトラッキング状態を時間と共に変化することに
よりジャストトラッキング状態を検索し、第2の走行速
度制御は記録時と同じテ−プ走行速度になるように制御
する通常の再生を実現する。この第1の走行速度制御は
後述のタイミング時間差基準値の発生に要する時間だけ
設定され、タイミング時間差基準値の設定後は、第2の
走行速度制御が行なわれる。テ−プ走行駆動手段は、上
記テ−プ走行制御手段から供給されるテ−プ走行制御信
号あるいはトラッキングエラ−信号を加算したテ−プ走
行制御信号の電力増幅を行なうと共にモ−タ−の回転位
相に応じた駆動電力をモ−タ−に供給する。エンベロ−
プ検出手段は回転ヘッドの出力信号のエンベロ−プを検
出しトラッキングの状態を監視する。再生タイミング信
号発生手段は、再生情報に含まれるタイミング信号(言
い替えれば記録トラック長手方向における所定の位置情
報の検出信号)を検出する。タイミング時間差検出手段
は、例えば回転ヘッドのトラック走査開始点から上記再
生タイミング信号の検出点までの時間を検出する。これ
は相対的なトラッキング状態の検出に他ならない。タイ
ミング時間差基準値発生手段は、上記第1のテ−プ走行
速度時にエンベロ−プ検出手段の出力を監視することに
よりトラッキング状態を検索し、ジャストトラッキング
状態、すなわちエンベロ−プ検出信号のレベルが最大と
なる状態のタイミング時間差をタイミング時間差基準値
として設定する。これがトラッキング制御における制御
中心(制御目標)となる。
【0012】タイミングエラ−信号発生手段は、上記タ
イミング時間差検出手段の出力である検出されたタイミ
ング時間差信号と上記タイミング時間差基準値発生手段
の出力であるタイミング時間差基準値信号の比較を行な
いタイミングエラ−信号、すなわちトラッキングエラ−
信号を発生する。タイミングエラ−信号帰還手段は上記
タイミングエラ−信号をテ−プ走行速度制御信号に加算
して、テ−プ走行駆動手段に供給する。
イミング時間差検出手段の出力である検出されたタイミ
ング時間差信号と上記タイミング時間差基準値発生手段
の出力であるタイミング時間差基準値信号の比較を行な
いタイミングエラ−信号、すなわちトラッキングエラ−
信号を発生する。タイミングエラ−信号帰還手段は上記
タイミングエラ−信号をテ−プ走行速度制御信号に加算
して、テ−プ走行駆動手段に供給する。
【0013】以上の構成・動作によりタイミング信号の
記録位置が他己録再等で異なっていても、エンベロ−プ
検出信号が最大となるジャストトラッキング状態のタイ
ミング時間差基準値を設定しているので高精度且つ応答
性の優れたトラッキング制御を実現できる。
記録位置が他己録再等で異なっていても、エンベロ−プ
検出信号が最大となるジャストトラッキング状態のタイ
ミング時間差基準値を設定しているので高精度且つ応答
性の優れたトラッキング制御を実現できる。
【0014】さらに、エンベロ−プ信号の増減検出手段
およびタイミング時間差基準値の可変手段は、エンベロ
−プ信号の増減検出手段の検出信号に従い、タイミング
時間差信号基準値の増減を制御するので、常にエンベロ
−プ信号が最大になるようなトラッキング制御中心を設
定することができ、より一層の高精度トラッキング制御
が可能になる。
およびタイミング時間差基準値の可変手段は、エンベロ
−プ信号の増減検出手段の検出信号に従い、タイミング
時間差信号基準値の増減を制御するので、常にエンベロ
−プ信号が最大になるようなトラッキング制御中心を設
定することができ、より一層の高精度トラッキング制御
が可能になる。
【0015】以上の構成手段および作用により、本発明
の目的であるVTRの方式に依らず比較的簡単な回路構
成でトラッキング状態が如何なる場合においても高精度
且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現するヘリカ
ル走査型の磁気記録再生装置を実現することが可能にな
る。
の目的であるVTRの方式に依らず比較的簡単な回路構
成でトラッキング状態が如何なる場合においても高精度
且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現するヘリカ
ル走査型の磁気記録再生装置を実現することが可能にな
る。
【0016】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。まず、最初に、ヘリカル走査型の磁気記録再生
装置における再生タイミング信号を用いたトラッキング
制御について図2を用いてその原理を説明する。
明する。まず、最初に、ヘリカル走査型の磁気記録再生
装置における再生タイミング信号を用いたトラッキング
制御について図2を用いてその原理を説明する。
【0017】図2はヘリカル走査型の磁気記録再生装置
における記録トラックと再生時の回転ヘッドの走査軌跡
の一例を模式的に表したものである。なお、ガ−ドバン
ドレスの場合は、アジマス記録が一般的だが図を簡略に
するためにアジマス角等は表示していない。図2におい
てT1〜T3は記録トラック,S1〜S3は各トラック
のタイミング信号記録位置,4は回転ヘッドである。ヘ
リカル走査の場合、有限長のトラック幅が存在するた
め、各トラックの記録開始位置は図2のαHに示すよう
な階段状になる。今、再生時の回転ヘッド4が、トラッ
クT2を走査する場合に、トラッキングがずれていて点
線で示した走査軌跡をたどったとすると、トラック走査
開始点はS0点からSE点にずれることになる。そのた
め、T2トラックから再生されるタイミング信号S2の
検出時刻は、ジャストトラッキングの場合に比べて、△
τだけずれることになる。このタイミング信号の再生時
刻のずれ分は、トラッキングずれ量△eに比例すること
になる。タイミング信号の再生時刻のずれ分をトラッキ
ングエラ−信号としてテ−プ走行系に帰還すればトラッ
キング制御を行なうことができる。
における記録トラックと再生時の回転ヘッドの走査軌跡
の一例を模式的に表したものである。なお、ガ−ドバン
ドレスの場合は、アジマス記録が一般的だが図を簡略に
するためにアジマス角等は表示していない。図2におい
てT1〜T3は記録トラック,S1〜S3は各トラック
のタイミング信号記録位置,4は回転ヘッドである。ヘ
リカル走査の場合、有限長のトラック幅が存在するた
め、各トラックの記録開始位置は図2のαHに示すよう
な階段状になる。今、再生時の回転ヘッド4が、トラッ
クT2を走査する場合に、トラッキングがずれていて点
線で示した走査軌跡をたどったとすると、トラック走査
開始点はS0点からSE点にずれることになる。そのた
め、T2トラックから再生されるタイミング信号S2の
検出時刻は、ジャストトラッキングの場合に比べて、△
τだけずれることになる。このタイミング信号の再生時
刻のずれ分は、トラッキングずれ量△eに比例すること
になる。タイミング信号の再生時刻のずれ分をトラッキ
ングエラ−信号としてテ−プ走行系に帰還すればトラッ
キング制御を行なうことができる。
【0018】上記タイミング信号の再生時刻のずれ分検
出によるトラッキング制御で問題となる点は、トラッキ
ングが大幅にずれた場合に再生信号レベルが低下(S/
Nが劣化)し、再生タイミング信号の検出ができなくな
ることと、他機との互換記録再生においてはテ−プ上に
記録されるタイミング信号位置のバラツキ範囲が上記図
2のαHに対して充分小さくできないため、ジャストト
ラッキング時のタイミング信号の検出時刻(トラッキン
グ制御中心)を一意的に決定できないことである。本発
明はこれらの問題点に対し、以下に述べる構成により解
決を図るものである。
出によるトラッキング制御で問題となる点は、トラッキ
ングが大幅にずれた場合に再生信号レベルが低下(S/
Nが劣化)し、再生タイミング信号の検出ができなくな
ることと、他機との互換記録再生においてはテ−プ上に
記録されるタイミング信号位置のバラツキ範囲が上記図
2のαHに対して充分小さくできないため、ジャストト
ラッキング時のタイミング信号の検出時刻(トラッキン
グ制御中心)を一意的に決定できないことである。本発
明はこれらの問題点に対し、以下に述べる構成により解
決を図るものである。
【0019】次に、図1を参照して、本発明の一実施例
を詳細に説明する。本実施例では、ヘリカル走査型の磁
気記録再生装置としてビデオテ−プレコ−ダ(VTR)
を例にして説明する。図1は本発明を適用したVTRに
おける再生トラッキング制御系を中心に示したブロック
図である。図1において、1は磁気テ−プ、2はドラ
ム、3はドラムモ−タ、4A,4Bは磁気ヘッド、5は
キャプスタン、6はキャプスタンモ−タ、7はDFGセ
ンサ−、8はDPGセンサ−、9はCFGセンサ−、1
0〜12はセンサ−アンプ、13,14はMDA(モ−
タ−ドライバ−アンプ)、15はスイッチ回路、16は
記録アンプ、17はプリアンプ、18は記録再生時の映
像音声処理回路、19はドラム回転制御回路、20はキ
ャプスタン速度制御回路、21はキャプスタン位相制御
回路、22は加算回路、23はスイッチ回路、24はエ
ンベロ−プ検出回路、25はエンベロ−プ検出信号のデ
コ−ド回路、26は同期信号検出回路、27はタイミン
グエラ−処理回路、28〜31は映像信号および音声信
号の入出力端子である。以下、詳細に動作説明を行な
う。
を詳細に説明する。本実施例では、ヘリカル走査型の磁
気記録再生装置としてビデオテ−プレコ−ダ(VTR)
を例にして説明する。図1は本発明を適用したVTRに
おける再生トラッキング制御系を中心に示したブロック
図である。図1において、1は磁気テ−プ、2はドラ
ム、3はドラムモ−タ、4A,4Bは磁気ヘッド、5は
キャプスタン、6はキャプスタンモ−タ、7はDFGセ
ンサ−、8はDPGセンサ−、9はCFGセンサ−、1
0〜12はセンサ−アンプ、13,14はMDA(モ−
タ−ドライバ−アンプ)、15はスイッチ回路、16は
記録アンプ、17はプリアンプ、18は記録再生時の映
像音声処理回路、19はドラム回転制御回路、20はキ
ャプスタン速度制御回路、21はキャプスタン位相制御
回路、22は加算回路、23はスイッチ回路、24はエ
ンベロ−プ検出回路、25はエンベロ−プ検出信号のデ
コ−ド回路、26は同期信号検出回路、27はタイミン
グエラ−処理回路、28〜31は映像信号および音声信
号の入出力端子である。以下、詳細に動作説明を行な
う。
【0020】まず図1において、回転ヘッド4A,4B
を搭載したドラム2(ドラムモ−タ3と同意)の再生時
における回転制御について説明する。図1において、D
FGセンサ−7およびDPGセンサ−8は、ドラムモ−
タ3に着磁されているDFG磁石およびDPG磁石(図
示していない)より、それぞれDFG信号およびDPG
信号を検出する。DFG信号およびDPG信号は、それ
ぞれセンサ−アンプ10,11で増幅されロジックレベ
ルの信号に変換された後、ドラム回転制御回路19およ
びタイミングエラ−処理回路27に供給される。
を搭載したドラム2(ドラムモ−タ3と同意)の再生時
における回転制御について説明する。図1において、D
FGセンサ−7およびDPGセンサ−8は、ドラムモ−
タ3に着磁されているDFG磁石およびDPG磁石(図
示していない)より、それぞれDFG信号およびDPG
信号を検出する。DFG信号およびDPG信号は、それ
ぞれセンサ−アンプ10,11で増幅されロジックレベ
ルの信号に変換された後、ドラム回転制御回路19およ
びタイミングエラ−処理回路27に供給される。
【0021】ドラム回転制御回路19は、速度制御処理
としてDFG信号の周期をディジタル的に計測し、目標
周期と比較演算を行い速度エラ−信号を発生する一方、
位相制御処理としてDPG信号と図示していないがドラ
ム回転位相基準信号発生回路から供給される基準信号と
の位相差を計測し、位相エラ−信号を発生する。上記速
度エラ−信号と位相エラ−信号は加算の後、MDA13
を介してドラムモ−タ3に供給される。これによりドラ
ムモ−タ3は所定の速度と位相で回転される。なお、ド
ラム回転制御回路19は、上記位相制御処理に関連し
て、回転ヘッド4A,4Bの出力信号が連続するように
プリアンプ17の内部スイッチ回路(図示せず)を切換
制御するヘッド切換信号HSWをプリアンプ17に供給
する。
としてDFG信号の周期をディジタル的に計測し、目標
周期と比較演算を行い速度エラ−信号を発生する一方、
位相制御処理としてDPG信号と図示していないがドラ
ム回転位相基準信号発生回路から供給される基準信号と
の位相差を計測し、位相エラ−信号を発生する。上記速
度エラ−信号と位相エラ−信号は加算の後、MDA13
を介してドラムモ−タ3に供給される。これによりドラ
ムモ−タ3は所定の速度と位相で回転される。なお、ド
ラム回転制御回路19は、上記位相制御処理に関連し
て、回転ヘッド4A,4Bの出力信号が連続するように
プリアンプ17の内部スイッチ回路(図示せず)を切換
制御するヘッド切換信号HSWをプリアンプ17に供給
する。
【0022】次にテ−プ走行制御を行なうキャプスタン
5(キャプスタンモ−タ6と同意)の再生時の制御につ
いて説明する。図1において、CFGセンサ−9は、キ
ャプスタンモ−タ6の回転速度に比例した周波数信号
(CFG信号)を検出する。CFG信号は、センサ−ア
ンプ12で増幅されロジックレベルの信号に変換された
後、キャプスタン速度制御回路20およびキャプスタン
位相制御回路21に供給される。キャプスタン速度制御
回路20は、CFG信号の周期をディジタル的に計測
し、目標周期と比較演算を行い速度エラ−信号を発生
し、加算回路22に供給する。
5(キャプスタンモ−タ6と同意)の再生時の制御につ
いて説明する。図1において、CFGセンサ−9は、キ
ャプスタンモ−タ6の回転速度に比例した周波数信号
(CFG信号)を検出する。CFG信号は、センサ−ア
ンプ12で増幅されロジックレベルの信号に変換された
後、キャプスタン速度制御回路20およびキャプスタン
位相制御回路21に供給される。キャプスタン速度制御
回路20は、CFG信号の周期をディジタル的に計測
し、目標周期と比較演算を行い速度エラ−信号を発生
し、加算回路22に供給する。
【0023】一方、キャプスタン位相制御回路21は、
CFG信号と図示していないキャプスタン回転位相基準
信号発生回路から供給される基準信号との位相差を計測
し位相エラ−信号を発生し、スイッチ回路23の一方の
入力端子に供給する。なお、キャプスタン位相エラ−信
号は、キャプスタン速度制御回路20の出力である速度
エラ−信号を積分することにより発生することも可能で
ある。上記速度エラ−信号とスイッチ回路23を介して
供給される位相エラ−信号は、加算回路22で加算の
後、MDA14を介してキャプスタンモ−タ6に供給さ
れる。これによりキャプスタンモ−タ6は所定の速度と
位相で回転される。
CFG信号と図示していないキャプスタン回転位相基準
信号発生回路から供給される基準信号との位相差を計測
し位相エラ−信号を発生し、スイッチ回路23の一方の
入力端子に供給する。なお、キャプスタン位相エラ−信
号は、キャプスタン速度制御回路20の出力である速度
エラ−信号を積分することにより発生することも可能で
ある。上記速度エラ−信号とスイッチ回路23を介して
供給される位相エラ−信号は、加算回路22で加算の
後、MDA14を介してキャプスタンモ−タ6に供給さ
れる。これによりキャプスタンモ−タ6は所定の速度と
位相で回転される。
【0024】次に本発明の要部をトラッキング制御動作
について、詳細に説明する。トラッキング制御に関して
重要な働きをするブロックは、図の点線で囲まれた20
〜27である。本実施例では、トラッキング制御モ−ド
として2モ−ドを有しており、第1のモ−ドは過渡モ−
ドと呼ばれるモ−ドであり、テ−プ走行速度を記録時の
テ−プ走行速度と意識的に異なるように制御するモ−ド
である。第2のモ−ドは定常モ−ドと呼ばれるモ−ドで
あり、テ−プ走行速度を記録時のテ−プ走行速度と同じ
になるように制御するモ−ドである。
について、詳細に説明する。トラッキング制御に関して
重要な働きをするブロックは、図の点線で囲まれた20
〜27である。本実施例では、トラッキング制御モ−ド
として2モ−ドを有しており、第1のモ−ドは過渡モ−
ドと呼ばれるモ−ドであり、テ−プ走行速度を記録時の
テ−プ走行速度と意識的に異なるように制御するモ−ド
である。第2のモ−ドは定常モ−ドと呼ばれるモ−ドで
あり、テ−プ走行速度を記録時のテ−プ走行速度と同じ
になるように制御するモ−ドである。
【0025】まず第1のモ−ドである過渡モ−ドについ
て説明する。過渡モ−ドは先の「課題を解決するための
手段」の後半部で説明したタイミング信号の再生時刻を
用いたトラッキング制御で問題となるジャストトラッキ
ング時のタイミング信号の検出時刻(トラッキング制御
中心)を一意的に決定できないという問題を解決するた
めのモ−ドである。
て説明する。過渡モ−ドは先の「課題を解決するための
手段」の後半部で説明したタイミング信号の再生時刻を
用いたトラッキング制御で問題となるジャストトラッキ
ング時のタイミング信号の検出時刻(トラッキング制御
中心)を一意的に決定できないという問題を解決するた
めのモ−ドである。
【0026】図1において、再生開始時等のようにトラ
ッキング制御状態が定常状態でない、言い替えればトラ
ッキング制御がアンロック状態では、キャプスタン速度
制御回路20およびキャプスタン位相制御回路21は図
示されていないが、システムコントローラからの制御信
号により、その制御目標速度を記録時のテ−プ走行速度
と異なる速度になるように制御する。この時スイッチ回
路23は、位相制御回路21側に閉じられており、従っ
て、キャプスタンモ−タ6は記録時のテ−プ走行速度と
異なる速度でテ−プを走行することになる。この場合、
テ−プ走行速度が記録時と異なるため、回転ヘッドは記
録トラックを微妙に斜めに走査することになる。従っ
て、トラッキング状態は、時間と共に少しずつ変化する
ことになり、プリアンプ17の出力が供給されているエ
ンベロ−プ検出回路24の出力であるエンベロ−プ検出
信号のレベルも時間と共に変化する。
ッキング制御状態が定常状態でない、言い替えればトラ
ッキング制御がアンロック状態では、キャプスタン速度
制御回路20およびキャプスタン位相制御回路21は図
示されていないが、システムコントローラからの制御信
号により、その制御目標速度を記録時のテ−プ走行速度
と異なる速度になるように制御する。この時スイッチ回
路23は、位相制御回路21側に閉じられており、従っ
て、キャプスタンモ−タ6は記録時のテ−プ走行速度と
異なる速度でテ−プを走行することになる。この場合、
テ−プ走行速度が記録時と異なるため、回転ヘッドは記
録トラックを微妙に斜めに走査することになる。従っ
て、トラッキング状態は、時間と共に少しずつ変化する
ことになり、プリアンプ17の出力が供給されているエ
ンベロ−プ検出回路24の出力であるエンベロ−プ検出
信号のレベルも時間と共に変化する。
【0027】一方、再生信号が供給されている同期信号
検出回路26は、再生信号から映像信号の例えば垂直同
期信号を検出し、この垂直同期信号VSをタイミングエ
ラ−処理回路27に供給する。タイミングエラ−処理回
路27は、まずDFG信号あるいはおよびDPG信号に
よりドラムの回転位相情報すなわち、回転ヘッドのトラ
ック走査位置を検出すると共に、供給された上記垂直同
期信号VSの再生タイミングとを比較し、例えば、先の
図2に示した回転ヘッドのトラック走査開始時点から再
生垂直同期信号VS(S1〜S3相当)の検出時点まで
の時間差を計測する。
検出回路26は、再生信号から映像信号の例えば垂直同
期信号を検出し、この垂直同期信号VSをタイミングエ
ラ−処理回路27に供給する。タイミングエラ−処理回
路27は、まずDFG信号あるいはおよびDPG信号に
よりドラムの回転位相情報すなわち、回転ヘッドのトラ
ック走査位置を検出すると共に、供給された上記垂直同
期信号VSの再生タイミングとを比較し、例えば、先の
図2に示した回転ヘッドのトラック走査開始時点から再
生垂直同期信号VS(S1〜S3相当)の検出時点まで
の時間差を計測する。
【0028】過渡モ−ドでは、上記のようにテ−プ走行
速度が記録時と異なるため、上記のタイミングエラ−処
理回路27で計測される回転ヘッドのトラック走査開始
時点から再生垂直同期信号VSの検出時点までの時間差
は時間と共に変化することになる。この回転ヘッドのト
ラック走査開始時点から再生垂直同期信号VSの検出時
点までの時間差と上記エンベロ−プ検出信号レベルの時
間的変化の一例を図3に示す。
速度が記録時と異なるため、上記のタイミングエラ−処
理回路27で計測される回転ヘッドのトラック走査開始
時点から再生垂直同期信号VSの検出時点までの時間差
は時間と共に変化することになる。この回転ヘッドのト
ラック走査開始時点から再生垂直同期信号VSの検出時
点までの時間差と上記エンベロ−プ検出信号レベルの時
間的変化の一例を図3に示す。
【0029】図3において横軸tは経過時間であり、同
図(1) はエンベロ−プ検出信号レベルを表し、同図(2)
は再生垂直同期信号VSの検出時間差を表している。同
図(1) においてエンベロ−プ検出信号レベルのピ−ク時
がトラッキング誤差△e=0の状態であり、同図(2) に
おいて再生垂直同期信号VSの検出時間差はジャストト
ラッキング時のτ0に対して±αHに相当する時間差が
発生することになる。なお、同図(2) における点線a1
、a2 を越える上下の領域(期間)はトラッキングず
れが大きく再生垂直同期信号の正しい検出が難しい領域
(期間)を表している。また、図3は簡単化のためにエ
ンベロ−プ検出およびタイミング信号検出に要する遅延
時間等は反映させていない。
図(1) はエンベロ−プ検出信号レベルを表し、同図(2)
は再生垂直同期信号VSの検出時間差を表している。同
図(1) においてエンベロ−プ検出信号レベルのピ−ク時
がトラッキング誤差△e=0の状態であり、同図(2) に
おいて再生垂直同期信号VSの検出時間差はジャストト
ラッキング時のτ0に対して±αHに相当する時間差が
発生することになる。なお、同図(2) における点線a1
、a2 を越える上下の領域(期間)はトラッキングず
れが大きく再生垂直同期信号の正しい検出が難しい領域
(期間)を表している。また、図3は簡単化のためにエ
ンベロ−プ検出およびタイミング信号検出に要する遅延
時間等は反映させていない。
【0030】図1のエンベロ−プ検出信号のデコ−ド回
路25は、上記エンベロ−プ検出回路24から供給され
る図3の(1)に示すようなエンベロ−プ検出信号のレ
ベルを監視し、エンベロ−プ検出信号のレベルが最大に
なった時点でタイミングエラ−処理回路27に制御信号
38aを供給する。タイミングエラ−処理回路27は、
上記デコ−ド回路25からの制御信号38aに従い、エ
ンベロ−プ検出信号のレベルが最大になった時点での回
転ヘッドのトラック走査開始時点から再生垂直同期信号
VSの検出時点までの時間差デ−タをトラッキング制御
目標デ−タとして設定する。
路25は、上記エンベロ−プ検出回路24から供給され
る図3の(1)に示すようなエンベロ−プ検出信号のレ
ベルを監視し、エンベロ−プ検出信号のレベルが最大に
なった時点でタイミングエラ−処理回路27に制御信号
38aを供給する。タイミングエラ−処理回路27は、
上記デコ−ド回路25からの制御信号38aに従い、エ
ンベロ−プ検出信号のレベルが最大になった時点での回
転ヘッドのトラック走査開始時点から再生垂直同期信号
VSの検出時点までの時間差デ−タをトラッキング制御
目標デ−タとして設定する。
【0031】このトラッキング制御目標デ−タの設定
後、デコ−ド回路25はキャプスタンの速度制御回路2
0および位相制御回路21に制御信号37aを供給する
と共に、スイッチ回路23をタイミングエラ−処理回路
側に閉じるよう制御信号38aをスイッチ回路23に供
給する。以上が第1のモ−ドである過渡モ−ドにおける
主要ブロックの動作である。
後、デコ−ド回路25はキャプスタンの速度制御回路2
0および位相制御回路21に制御信号37aを供給する
と共に、スイッチ回路23をタイミングエラ−処理回路
側に閉じるよう制御信号38aをスイッチ回路23に供
給する。以上が第1のモ−ドである過渡モ−ドにおける
主要ブロックの動作である。
【0032】なお、過渡モ−ドにおけるテ−プ走行速度
の記録速度との偏差分、すなわち速度オフセットは次の
条件を目安に設定される。まず、速度オフセットを大き
くすればするほどトラッキング移相に要する時間が短く
なり、エンベロ−プ信号のレベルが最大になるトラッキ
ング制御中心の設定を早く行なうことができ、過渡モ−
ドを短時間化できるが、単位時間当りのトラッキング移
相量が大きくなり、エンベロ−プ信号検出における遅延
時間によりトラッキング制御中心の設定に大きな誤差を
含むことになる。なお、エンベロ−プ検出に要する時間
(遅延時間)は回路設計時に見積り可能であるので、こ
の遅延時間を相殺するような補正を行なうことは可能で
ある。また、速度オフセットを大きくすると過渡モ−ド
から定常モ−ドに切り替わる過程で速度制御の応答時間
が長くなり好ましくない。従って、トラッキング制御中
心の設定時間の短縮化と、トラッキング制御中心の高精
度化および速度制御系の引込み時間等を総合的に評価
し、過渡モ−ドにおける速度オフセットを決定する必要
がある。
の記録速度との偏差分、すなわち速度オフセットは次の
条件を目安に設定される。まず、速度オフセットを大き
くすればするほどトラッキング移相に要する時間が短く
なり、エンベロ−プ信号のレベルが最大になるトラッキ
ング制御中心の設定を早く行なうことができ、過渡モ−
ドを短時間化できるが、単位時間当りのトラッキング移
相量が大きくなり、エンベロ−プ信号検出における遅延
時間によりトラッキング制御中心の設定に大きな誤差を
含むことになる。なお、エンベロ−プ検出に要する時間
(遅延時間)は回路設計時に見積り可能であるので、こ
の遅延時間を相殺するような補正を行なうことは可能で
ある。また、速度オフセットを大きくすると過渡モ−ド
から定常モ−ドに切り替わる過程で速度制御の応答時間
が長くなり好ましくない。従って、トラッキング制御中
心の設定時間の短縮化と、トラッキング制御中心の高精
度化および速度制御系の引込み時間等を総合的に評価
し、過渡モ−ドにおける速度オフセットを決定する必要
がある。
【0033】図4に速度オフセット量と1トラック分の
トラッキング移相に要する時間および1フレ−ム時間
(エンベロ−プ検出信号の増減検出における単位時間)
におけるエンベロ−プ検出信号のレベル変化量の関係を
示す。本実施例では、過渡モ−ドを数百ミリ秒から1秒
未満で終了する場合として、速度オフセット量を−5%
に設定している。速度オフセット量をマイナスに設定し
ているのは、一般的な家庭用VTRでは、減速制御より
も加速制御の方が応答が早いため、過渡モ−ドから定常
モ−ドに切り換える場合に迅速にモ−ド移行が行なえる
ようにするためである。
トラッキング移相に要する時間および1フレ−ム時間
(エンベロ−プ検出信号の増減検出における単位時間)
におけるエンベロ−プ検出信号のレベル変化量の関係を
示す。本実施例では、過渡モ−ドを数百ミリ秒から1秒
未満で終了する場合として、速度オフセット量を−5%
に設定している。速度オフセット量をマイナスに設定し
ているのは、一般的な家庭用VTRでは、減速制御より
も加速制御の方が応答が早いため、過渡モ−ドから定常
モ−ドに切り換える場合に迅速にモ−ド移行が行なえる
ようにするためである。
【0034】次に第2のモ−ドである定常モ−ドについ
て説明する。定常モ−ドでは、キャプスタン速度制御回
路20はその制御目標速度を記録時のテ−プ走行速度と
同一の速度になるように制御する。なお、位相制御回路
21はスイッチ回路23がタイミングエラ−処理回路2
7側に閉られるためその動作は反映されない。
て説明する。定常モ−ドでは、キャプスタン速度制御回
路20はその制御目標速度を記録時のテ−プ走行速度と
同一の速度になるように制御する。なお、位相制御回路
21はスイッチ回路23がタイミングエラ−処理回路2
7側に閉られるためその動作は反映されない。
【0035】代わってタイミングエラ−処理回路27
は、上記過渡モ−ド時に設定した時間差デ−タ(制御中
心デ−タ)と実際に再生される垂直同期信号VSの検出
タイミングからタイミングエラ−信号、すなわちトラッ
キングエラ−信号を発生する。加算回路22は、制御目
標を記録時のテ−プ走行速度と同一の速度としたキャプ
スタン速度制御回路20からの速度エラ−信号と、スイ
ッチ回路23を介して供給されるタイミングエラ−処理
回路27からのトラッキングエラ−信号とを加算の後、
MDA14を介してキャプスタンモ−タ6に供給され
る。これによりキャプスタンモ−タ3は記録時の速度で
所定のトラッキング位相で回転される。
は、上記過渡モ−ド時に設定した時間差デ−タ(制御中
心デ−タ)と実際に再生される垂直同期信号VSの検出
タイミングからタイミングエラ−信号、すなわちトラッ
キングエラ−信号を発生する。加算回路22は、制御目
標を記録時のテ−プ走行速度と同一の速度としたキャプ
スタン速度制御回路20からの速度エラ−信号と、スイ
ッチ回路23を介して供給されるタイミングエラ−処理
回路27からのトラッキングエラ−信号とを加算の後、
MDA14を介してキャプスタンモ−タ6に供給され
る。これによりキャプスタンモ−タ3は記録時の速度で
所定のトラッキング位相で回転される。
【0036】図1において上記で説明していないブロッ
クは、従来のVTRと同様の動作をするものであり、こ
こでは特に言及しない。
クは、従来のVTRと同様の動作をするものであり、こ
こでは特に言及しない。
【0037】次に、上記にその動作を説明したエンベロ
−プ検出信号のデコ−ド回路25とタイミングエラ−処
理回路27の働きおよびそれを実現する具体的回路構成
について詳細に説明する。図5に具体的構成例を示す。
図5において点線25で囲まれたブロックがデコ−ド回
路25であり、点線27で囲まれたブロックがタイミン
グエラ−処理回路27である。
−プ検出信号のデコ−ド回路25とタイミングエラ−処
理回路27の働きおよびそれを実現する具体的回路構成
について詳細に説明する。図5に具体的構成例を示す。
図5において点線25で囲まれたブロックがデコ−ド回
路25であり、点線27で囲まれたブロックがタイミン
グエラ−処理回路27である。
【0038】図5において、32がエンベロ−プ検出信
号ENVの入力端子、33,34はDFG信号およびD
PG信号の入力端子、35は図示していないが水晶等を
用いた安定な発振器にて発生される時間計測クロックC
K1の入力端子、36は映像信号における垂直同期信号
VSの入力端子、37,38は制御信号の出力端子、3
9はタイミングエラ−信号(トラッキングエラ−信号)
の出力端子である。また、各ブロックの構成要素は、4
0,49が平均化回路、41,42,48,50がラッ
チ回路、43が比較回路、44が制御信号発生回路、4
6,52がデコ−ド回路、45,47がカウンタ回路、
51が減算回路、53が最大リミットデ−タ発生回路、
54が最小リミットデ−タ発生回路、55がゼロデ−タ
発生回路、そして56がスイッチ回路である。
号ENVの入力端子、33,34はDFG信号およびD
PG信号の入力端子、35は図示していないが水晶等を
用いた安定な発振器にて発生される時間計測クロックC
K1の入力端子、36は映像信号における垂直同期信号
VSの入力端子、37,38は制御信号の出力端子、3
9はタイミングエラ−信号(トラッキングエラ−信号)
の出力端子である。また、各ブロックの構成要素は、4
0,49が平均化回路、41,42,48,50がラッ
チ回路、43が比較回路、44が制御信号発生回路、4
6,52がデコ−ド回路、45,47がカウンタ回路、
51が減算回路、53が最大リミットデ−タ発生回路、
54が最小リミットデ−タ発生回路、55がゼロデ−タ
発生回路、そして56がスイッチ回路である。
【0039】まず、エンベロ−プ検出信号のデコ−ド回
路25の動作について詳細に説明する。図5において、
入力端子32を介して供給されたエンベロ−プ検出信号
ENVは、平均化回路40で瞬時的な変動を抑圧された
後ラッチ回路41にラッチされる。ラッチ回路41にラ
ッチされた信号は、次段のラッチ回路42および比較回
路43に供給される。上記ラッチ回路41,42は所定
のサンプリング周期でラッチ動作を行なう。比較回路4
3の他方の入力端子には上記ラッチ回路42にラッチさ
れた信号が供給されており、上記サンプリング周期の時
間経過におけるエンベロ−プ検出信号のレベル変化分を
算出する。このエンベロ−プ検出信号のレベル変化信号
は制御信号発生回路44に供給される。制御信号発生回
路44は、エンベロ−プ検出信号のレベル変化信号をデ
コ−ドし、エンベロ−プ検出信号のレベルが最大になっ
た時点で、第1および第2の2つの制御信号37a,3
8aを発生する。
路25の動作について詳細に説明する。図5において、
入力端子32を介して供給されたエンベロ−プ検出信号
ENVは、平均化回路40で瞬時的な変動を抑圧された
後ラッチ回路41にラッチされる。ラッチ回路41にラ
ッチされた信号は、次段のラッチ回路42および比較回
路43に供給される。上記ラッチ回路41,42は所定
のサンプリング周期でラッチ動作を行なう。比較回路4
3の他方の入力端子には上記ラッチ回路42にラッチさ
れた信号が供給されており、上記サンプリング周期の時
間経過におけるエンベロ−プ検出信号のレベル変化分を
算出する。このエンベロ−プ検出信号のレベル変化信号
は制御信号発生回路44に供給される。制御信号発生回
路44は、エンベロ−プ検出信号のレベル変化信号をデ
コ−ドし、エンベロ−プ検出信号のレベルが最大になっ
た時点で、第1および第2の2つの制御信号37a,3
8aを発生する。
【0040】第1の制御信号37aは出力端子37を介
して図1のキャプスタン速度制御回路20および位相制
御回路21に供給される。この制御信号37aは、キャ
プスタン速度制御回路20および位相制御回路21の制
御目標値を記録時と同じテ−プ走行速度に設定するもの
である。なお、キャプスタン速度制御回路20および位
相制御回路21は上記第1の制御信号37aが供給され
るまでは、記録時に対し−5%の速度オフセットを有す
る制御目標値を設定するものである。
して図1のキャプスタン速度制御回路20および位相制
御回路21に供給される。この制御信号37aは、キャ
プスタン速度制御回路20および位相制御回路21の制
御目標値を記録時と同じテ−プ走行速度に設定するもの
である。なお、キャプスタン速度制御回路20および位
相制御回路21は上記第1の制御信号37aが供給され
るまでは、記録時に対し−5%の速度オフセットを有す
る制御目標値を設定するものである。
【0041】第2の制御信号38aは、出力端子38を
介して図1のスイッチ回路23およびラッチ回路50に
ラッチクロックとして供給される。スイッチ回路23は
第2の制御信号38aに応じてタイミングエラ−処理回
路27の出力信号側に閉じられる。上記ラッチ回路50
は、先に説明したタイミング時間差基準値を発生するも
のである。
介して図1のスイッチ回路23およびラッチ回路50に
ラッチクロックとして供給される。スイッチ回路23は
第2の制御信号38aに応じてタイミングエラ−処理回
路27の出力信号側に閉じられる。上記ラッチ回路50
は、先に説明したタイミング時間差基準値を発生するも
のである。
【0042】次に上記ラッチ回路50を含むタイミング
エラ−処理回路27について説明する。図5において入
力端子33,34を介して入力されるDFG信号および
DPG信号はカウンタ回路45にクロックおよびリセッ
ト信号として供給される。カウンタ回路45のカウント
値はデコ−ド回路46に供給される。デコ−ド回路46
は所定のカウント値を検出し、次段のカウンタ回路47
にリセット信号を供給する。カウンタ回路47には時刻
計測用のクロックCK1が入力端子35を介して供給さ
れている。カウンタ回路47のカウント値は、ラッチ回
路48にデ−タとして供給されている。ラッチ回路48
はカウンタ47のカウント値を入力端子36を介して供
給される垂直同期信号VSをクロックとしてラッチす
る。
エラ−処理回路27について説明する。図5において入
力端子33,34を介して入力されるDFG信号および
DPG信号はカウンタ回路45にクロックおよびリセッ
ト信号として供給される。カウンタ回路45のカウント
値はデコ−ド回路46に供給される。デコ−ド回路46
は所定のカウント値を検出し、次段のカウンタ回路47
にリセット信号を供給する。カウンタ回路47には時刻
計測用のクロックCK1が入力端子35を介して供給さ
れている。カウンタ回路47のカウント値は、ラッチ回
路48にデ−タとして供給されている。ラッチ回路48
はカウンタ47のカウント値を入力端子36を介して供
給される垂直同期信号VSをクロックとしてラッチす
る。
【0043】以上のブロック45から48の動作によ
り、ラッチ回路48のラッチ信号は、回転ヘッドの位相
検出信号発生時刻から、タイミング信号である垂直同期
信号の検出時刻までの時間差情報(タイミング時間差信
号)を有することになる。
り、ラッチ回路48のラッチ信号は、回転ヘッドの位相
検出信号発生時刻から、タイミング信号である垂直同期
信号の検出時刻までの時間差情報(タイミング時間差信
号)を有することになる。
【0044】上記ラッチ回路48の出力信号であるタイ
ミング時間差信号は減算回路51に供給されると共に、
平均化回路49で瞬時的な変動分を抑圧された後ラッチ
回路50に供給される。ラッチ回路50は先に述べたよ
うに制御信号発生回路44の制御信号がラッチクロック
として供給されており、従ってエンベロ−プ検出信号の
レベルが最大になった時点でのタイミング時間差信号を
ラッチする。このラッチされたタイミング時間差信号が
トラッキング制御における制御目標、すなわちタイミン
グ時間差基準値信号となる。
ミング時間差信号は減算回路51に供給されると共に、
平均化回路49で瞬時的な変動分を抑圧された後ラッチ
回路50に供給される。ラッチ回路50は先に述べたよ
うに制御信号発生回路44の制御信号がラッチクロック
として供給されており、従ってエンベロ−プ検出信号の
レベルが最大になった時点でのタイミング時間差信号を
ラッチする。このラッチされたタイミング時間差信号が
トラッキング制御における制御目標、すなわちタイミン
グ時間差基準値信号となる。
【0045】ラッチ回路50の出力であるタイミング時
間差基準値信号は減算回路51に供給される。減算回路
51は、トラッキング状態に応じて時々刻々変化するラ
ッチ回路48の出力であるタイミング時間差信号とラッ
チ回路50の出力であるタイミング時間差基準値信号の
減算を行ない、トラッキングエラ−信号であるタイミン
グエラ−信号をデコ−ド回路52とスイッチ回路56の
第1の入力端子に供給する。スイッチ回路56の他の3
つの入力端子には、それぞれ最大リミット値発生回路5
3から供給される最大リミット信号と、最小リミット値
発生回路54から供給される最小リミット信号およびゼ
ロデ−タ発生回路55から供給されるゼロ値信号とが入
力されており、これら入力信号の切替はデコ−ド回路5
2から供給される制御信号により行なわれる。デコ−ド
回路52は減算回路51の出力であるタイミングエラ−
信号をデコ−ドし、スイッチ回路56の切替制御信号を
発生する。
間差基準値信号は減算回路51に供給される。減算回路
51は、トラッキング状態に応じて時々刻々変化するラ
ッチ回路48の出力であるタイミング時間差信号とラッ
チ回路50の出力であるタイミング時間差基準値信号の
減算を行ない、トラッキングエラ−信号であるタイミン
グエラ−信号をデコ−ド回路52とスイッチ回路56の
第1の入力端子に供給する。スイッチ回路56の他の3
つの入力端子には、それぞれ最大リミット値発生回路5
3から供給される最大リミット信号と、最小リミット値
発生回路54から供給される最小リミット信号およびゼ
ロデ−タ発生回路55から供給されるゼロ値信号とが入
力されており、これら入力信号の切替はデコ−ド回路5
2から供給される制御信号により行なわれる。デコ−ド
回路52は減算回路51の出力であるタイミングエラ−
信号をデコ−ドし、スイッチ回路56の切替制御信号を
発生する。
【0046】スイッチ回路56の切替制御信号発生のア
ルゴリズムは次の通りである。まずタイミングエラ−信
号の取り得る範囲は先の図2あるいは図3に示したよう
に±1トラックのトラッキングずれに対して±αHがタ
イミングエラ−信号の原理的な最大偏差である。またタ
イミングエラ−信号が±αH付近の場合は、再生信号の
S/Nが著しく劣化している状態なので再生垂直同期信
号の検出タイミングの信頼性は低い。
ルゴリズムは次の通りである。まずタイミングエラ−信
号の取り得る範囲は先の図2あるいは図3に示したよう
に±1トラックのトラッキングずれに対して±αHがタ
イミングエラ−信号の原理的な最大偏差である。またタ
イミングエラ−信号が±αH付近の場合は、再生信号の
S/Nが著しく劣化している状態なので再生垂直同期信
号の検出タイミングの信頼性は低い。
【0047】以上から本実施例では、タイミングエラ−
信号のエラ−分が±αH/2の範囲はタイミングエラ−
信号をそのまま出力し、タイミングエラ−信号のエラ−
分がαH/2以上且つαH以下の範囲は最大リミット信
号としてαH/2を出力し、タイミングエラ−信号のエ
ラ−分が−αH/2以下且つ−αH以上の範囲は最小リ
ミット信号として−αH/2を出力し、そしてタイミン
グエラ−信号のエラ−分の絶対値がαHを越える場合は
検出されたタイミングエラ−信号は無効と判断しゼロ値
信号を出力するようにしている。以上の切替え制御によ
り出力されたタイミングエラ−信号は出力端子39およ
び図1のスイッチ回路23を介して加算回路22に供給
され、キャプスタンの速度制御信号と加算されてキャプ
スタンモ−タ6に帰還される。
信号のエラ−分が±αH/2の範囲はタイミングエラ−
信号をそのまま出力し、タイミングエラ−信号のエラ−
分がαH/2以上且つαH以下の範囲は最大リミット信
号としてαH/2を出力し、タイミングエラ−信号のエ
ラ−分が−αH/2以下且つ−αH以上の範囲は最小リ
ミット信号として−αH/2を出力し、そしてタイミン
グエラ−信号のエラ−分の絶対値がαHを越える場合は
検出されたタイミングエラ−信号は無効と判断しゼロ値
信号を出力するようにしている。以上の切替え制御によ
り出力されたタイミングエラ−信号は出力端子39およ
び図1のスイッチ回路23を介して加算回路22に供給
され、キャプスタンの速度制御信号と加算されてキャプ
スタンモ−タ6に帰還される。
【0048】以上説明したように本実施例によれば、ト
ラッキング制御モ−ドとして2モ−ドを有し、短時間の
第1のモ−ド(過渡モ−ド)において、ジャストトラッ
キング状態となるトラッキング制御中心(制御目標)を
設定でき、第2のモ−ド(定常モ−ド)で高精度のトラ
ッキング制御を行なうことができる。従って、従来問題
となっていた他己録再等におけるトラック記録位置等の
偏差が存在しても何ら問題無く高精度のトラッキング制
御を行なうことができる。また、従来のCTL信号やパ
イロット信号等の特別な信号を必要としないので、それ
らの信号処理系が不用となると共に、VTRに元来存在
する再生RF信号および同期信号等のタイミング信号だ
けでトラッキング制御が行なえるので、VTRの方式に
依らず各VTRに共通して用いることができる。
ラッキング制御モ−ドとして2モ−ドを有し、短時間の
第1のモ−ド(過渡モ−ド)において、ジャストトラッ
キング状態となるトラッキング制御中心(制御目標)を
設定でき、第2のモ−ド(定常モ−ド)で高精度のトラ
ッキング制御を行なうことができる。従って、従来問題
となっていた他己録再等におけるトラック記録位置等の
偏差が存在しても何ら問題無く高精度のトラッキング制
御を行なうことができる。また、従来のCTL信号やパ
イロット信号等の特別な信号を必要としないので、それ
らの信号処理系が不用となると共に、VTRに元来存在
する再生RF信号および同期信号等のタイミング信号だ
けでトラッキング制御が行なえるので、VTRの方式に
依らず各VTRに共通して用いることができる。
【0049】なお、本実施例では図5のスイッチ56の
切替え制御において、タイミングエラ−信号のエラ−分
の絶対値がαHを越える場合は検出されたタイミングエ
ラ−信号は無効と判断しゼロ値信号を出力するようにし
ているが、この場合ゼロ値信号を出力する代わりに図示
はしていないが有効タイミングエラ−信号の前値保持を
するようにしても何ら問題はない。
切替え制御において、タイミングエラ−信号のエラ−分
の絶対値がαHを越える場合は検出されたタイミングエ
ラ−信号は無効と判断しゼロ値信号を出力するようにし
ているが、この場合ゼロ値信号を出力する代わりに図示
はしていないが有効タイミングエラ−信号の前値保持を
するようにしても何ら問題はない。
【0050】次に、本発明の第2実施例を図面を用いて
詳細に説明する。本実施例でもヘリカル走査型の磁気記
録再生装置としてビデオテ−プレコ−ダ(VTR)を例
にして説明する。本実施例においては、その基本構成は
先の図1に示したブロック構成と同様であるので、その
基本構成は改めて言及しない。本実施例が先の第1実施
例と異なる点は、図1におけるエンベロ−プ検出信号の
デコ−ド回路25とタイミングエラ−処理回路27の構
成とその動作である。図6に本実施例におけるエンベロ
−プ検出信号のデコ−ド回路25とタイミングエラ−処
理回路27の具体的構成ブロック例を示す。図6の具体
的構成ブロック例の詳細説明をする前に本実施例の要
点、すなわち先の第1実施例との相違点について簡単に
説明しておく。
詳細に説明する。本実施例でもヘリカル走査型の磁気記
録再生装置としてビデオテ−プレコ−ダ(VTR)を例
にして説明する。本実施例においては、その基本構成は
先の図1に示したブロック構成と同様であるので、その
基本構成は改めて言及しない。本実施例が先の第1実施
例と異なる点は、図1におけるエンベロ−プ検出信号の
デコ−ド回路25とタイミングエラ−処理回路27の構
成とその動作である。図6に本実施例におけるエンベロ
−プ検出信号のデコ−ド回路25とタイミングエラ−処
理回路27の具体的構成ブロック例を示す。図6の具体
的構成ブロック例の詳細説明をする前に本実施例の要
点、すなわち先の第1実施例との相違点について簡単に
説明しておく。
【0051】第1実施例では、トラッキングのモ−ドを
第1のモ−ド(過渡モ−ド)と第2のモ−ド(定常モ−
ド)の2つのモ−ドに分類して処理を行なっていたのに
対し、該第2実施例ではトラッキングのモ−ドを、上記
第1のモ−ド(過渡モ−ド)を含む多数のモ−ドに分類
し、時々刻々変化するトラッキング状態に応じて最適な
トラッキングモ−ドへ移行するようにしていることが最
大の相違点、すなわち特徴である。簡単にその動作を説
明すれば、過渡モ−ドにてトラッキング制御目標を設定
した後、定常モ−ドに移行するが、定常モ−ドにおいて
も過渡モ−ドにて設定されたトラッキング制御目標が、
ジャストトラッキングを実現するトラッキング制御目標
であるか否かを常時監視し、ジャストトラッキング状態
からずれている場合には、トラッキング制御目標を再設
定することにより、例えば記録時に異なるセット間での
つなぎ撮りを行なった場合のようにトラックの微小な不
連続や、タイミング信号の記録位置がずれているような
場合にも迅速且つ正確なトラッキング制御中心を再設定
することにより、より一層の高精度トラッキング制御を
可能にするものである。
第1のモ−ド(過渡モ−ド)と第2のモ−ド(定常モ−
ド)の2つのモ−ドに分類して処理を行なっていたのに
対し、該第2実施例ではトラッキングのモ−ドを、上記
第1のモ−ド(過渡モ−ド)を含む多数のモ−ドに分類
し、時々刻々変化するトラッキング状態に応じて最適な
トラッキングモ−ドへ移行するようにしていることが最
大の相違点、すなわち特徴である。簡単にその動作を説
明すれば、過渡モ−ドにてトラッキング制御目標を設定
した後、定常モ−ドに移行するが、定常モ−ドにおいて
も過渡モ−ドにて設定されたトラッキング制御目標が、
ジャストトラッキングを実現するトラッキング制御目標
であるか否かを常時監視し、ジャストトラッキング状態
からずれている場合には、トラッキング制御目標を再設
定することにより、例えば記録時に異なるセット間での
つなぎ撮りを行なった場合のようにトラックの微小な不
連続や、タイミング信号の記録位置がずれているような
場合にも迅速且つ正確なトラッキング制御中心を再設定
することにより、より一層の高精度トラッキング制御を
可能にするものである。
【0052】以下、図6を用いて詳細にその動作を説明
する。図6において、57が平均化回路、58がラッチ
回路、59が3入力比較回路、60が制御信号発生回
路、61が加算回路、62が微少トラッキング移相デ−
タ発生回路であり、これら以外のブロックは図5に示し
た同一符号を付けたブロックと同様のブロックである。
する。図6において、57が平均化回路、58がラッチ
回路、59が3入力比較回路、60が制御信号発生回
路、61が加算回路、62が微少トラッキング移相デ−
タ発生回路であり、これら以外のブロックは図5に示し
た同一符号を付けたブロックと同様のブロックである。
【0053】図6の構成において上記の57から62ま
での新たに設けたブロック以外の動作は先の実施例で説
明した動作と同様の動作を行なうものでありここでの説
明は割愛する。以下、新規ブロックの動作説明を行な
う。
での新たに設けたブロック以外の動作は先の実施例で説
明した動作と同様の動作を行なうものでありここでの説
明は割愛する。以下、新規ブロックの動作説明を行な
う。
【0054】新規ブロックを設けた目的は、定常モ−ド
において、先の過渡モ−ドにて設定されたトラッキング
制御目標が、ジャストトラッキングを実現するトラッキ
ング制御目標であるか否かを常時監視し、ジャストトラ
ッキング状態からずれている場合には、トラッキング制
御目標を再設定することにより、より一層の高精度トラ
ッキング制御を可能にすることである。
において、先の過渡モ−ドにて設定されたトラッキング
制御目標が、ジャストトラッキングを実現するトラッキ
ング制御目標であるか否かを常時監視し、ジャストトラ
ッキング状態からずれている場合には、トラッキング制
御目標を再設定することにより、より一層の高精度トラ
ッキング制御を可能にすることである。
【0055】図6において、平均化回路57はラッチ回
路41の出力であるエンベロ−プ検出信号の瞬時変動を
平均化回路40よりも大きな時定数で抑圧する。平均化
回路57の出力はラッチ回路58および比較回路59の
B入力端子に供給される。ラッチ回路58は平均化回路
57の出力信号を先のラッチ回路41および42のサン
プリング周期よりも長いサンプリング周期でラッチし、
ラッチ信号を比較回路59のA入力端子に供給する。比
較回路59には上記の2信号の他にC入力端子にはラッ
チ回路41の出力信号が供給されている。
路41の出力であるエンベロ−プ検出信号の瞬時変動を
平均化回路40よりも大きな時定数で抑圧する。平均化
回路57の出力はラッチ回路58および比較回路59の
B入力端子に供給される。ラッチ回路58は平均化回路
57の出力信号を先のラッチ回路41および42のサン
プリング周期よりも長いサンプリング周期でラッチし、
ラッチ信号を比較回路59のA入力端子に供給する。比
較回路59には上記の2信号の他にC入力端子にはラッ
チ回路41の出力信号が供給されている。
【0056】比較回路59はA端子信号とB端子信号の
比較とA端子信号とC端子信号の比較を行ない、比較結
果信号を制御信号発生回路60に供給する。上記のA端
子信号とB端子信号の比較信号は比較的長い時間間隔に
おけるエンベロ−プ検出信号の増減を検出することにな
り、A端子信号とC端子信号の比較信号は平滑(平均
化)したエンベロ−プ検出信号レベルとほぼ瞬時瞬時の
エンベロ−プ検出信号レベルとの比較信号となる。
比較とA端子信号とC端子信号の比較を行ない、比較結
果信号を制御信号発生回路60に供給する。上記のA端
子信号とB端子信号の比較信号は比較的長い時間間隔に
おけるエンベロ−プ検出信号の増減を検出することにな
り、A端子信号とC端子信号の比較信号は平滑(平均
化)したエンベロ−プ検出信号レベルとほぼ瞬時瞬時の
エンベロ−プ検出信号レベルとの比較信号となる。
【0057】制御信号発生回路60は2つの比較結果信
号をデコ−ドすることにより微少トラッキング移相デ−
タ発生回路62(以下単に移相デ−タ発生回路62と記
す。)を制御する。移相デ−タ発生回路62は、定常ト
ラッキング状態においてタイミング時間差基準信号の値
に所定の微少量だけオフセットを持たせる信号を発生す
るものである。まず、移相デ−タ発生回路62は、タイ
ミング時間差基準信号の値に所定の微少量だけオフセッ
トを持たせるべく微少移相信号を発生する。この微少移
相信号は加算回路61に供給される。加算回路61はラ
ッチ回路50の出力であるタイミング時間差基準信号に
上記微少移相信号を加算する。したがって、減算回路5
1にて発生されるタイミングエラ−信号(トラッキング
エラ−信号)はオフセットを持つことになり、トラッキ
ング位相はこのオフセットに応じて移相される。その結
果、再生信号のエンベロ−プ検出信号のレベルは変化す
る。このエンベロ−プ検出信号のレベルの変化は上記比
較回路59にてA端子信号とB端子信号の比較にて検出
される。
号をデコ−ドすることにより微少トラッキング移相デ−
タ発生回路62(以下単に移相デ−タ発生回路62と記
す。)を制御する。移相デ−タ発生回路62は、定常ト
ラッキング状態においてタイミング時間差基準信号の値
に所定の微少量だけオフセットを持たせる信号を発生す
るものである。まず、移相デ−タ発生回路62は、タイ
ミング時間差基準信号の値に所定の微少量だけオフセッ
トを持たせるべく微少移相信号を発生する。この微少移
相信号は加算回路61に供給される。加算回路61はラ
ッチ回路50の出力であるタイミング時間差基準信号に
上記微少移相信号を加算する。したがって、減算回路5
1にて発生されるタイミングエラ−信号(トラッキング
エラ−信号)はオフセットを持つことになり、トラッキ
ング位相はこのオフセットに応じて移相される。その結
果、再生信号のエンベロ−プ検出信号のレベルは変化す
る。このエンベロ−プ検出信号のレベルの変化は上記比
較回路59にてA端子信号とB端子信号の比較にて検出
される。
【0058】比較結果がエンベロ−プ検出信号のレベル
増加であればトラッキング位相はよりジャストトラッキ
ング状態に移相したことになるので制御信号発生回路6
0は、移相デ−タ発生回路62にさらに同一極性で微少
移相信号を発生するように制御信号を供給する。一方、
微少移相信号の加算によってエンベロ−プ検出信号のレ
ベルが減少した場合には、トラッキング位相はよりジャ
ストトラッキング状態から離れる方向に移相したことに
なるので制御信号発生回路60は、移相デ−タ発生回路
62に逆極性で微少移相信号を発生するように制御信号
を供給する。以上の動作を繰り返すことにより常にジャ
ストトラッキング状態を維持するトラッキング制御が実
現できる。
増加であればトラッキング位相はよりジャストトラッキ
ング状態に移相したことになるので制御信号発生回路6
0は、移相デ−タ発生回路62にさらに同一極性で微少
移相信号を発生するように制御信号を供給する。一方、
微少移相信号の加算によってエンベロ−プ検出信号のレ
ベルが減少した場合には、トラッキング位相はよりジャ
ストトラッキング状態から離れる方向に移相したことに
なるので制御信号発生回路60は、移相デ−タ発生回路
62に逆極性で微少移相信号を発生するように制御信号
を供給する。以上の動作を繰り返すことにより常にジャ
ストトラッキング状態を維持するトラッキング制御が実
現できる。
【0059】ただし、移相デ−タ発生回路62における
微少移相信号の発生および可変周期を短くすると、ジャ
ストトラッキング状態付近でトラッキングが蛇行する周
波数成分が、ドラム回転系の外乱となり映像信号のジッ
タ特性の劣化につながる。従って微少移相信号の発生お
よび可変周期は、ドラム回転制御系において充分な外乱
抑圧特性を確保できる周期以上にする必要がある。
微少移相信号の発生および可変周期を短くすると、ジャ
ストトラッキング状態付近でトラッキングが蛇行する周
波数成分が、ドラム回転系の外乱となり映像信号のジッ
タ特性の劣化につながる。従って微少移相信号の発生お
よび可変周期は、ドラム回転制御系において充分な外乱
抑圧特性を確保できる周期以上にする必要がある。
【0060】また、記録時のつなぎ撮りにおいてトラッ
クの連続性が途切れた場合等は、すでに設定されたタイ
ミング時間差基準信号に上記微少移相信号を加算するこ
とで、ジャストトラッキング状態までトラッキング位相
を移行するのに長時間を要することになる。これを解決
するために本実施例では、比較回路59においてA端子
信号とC端子信号の比較を行ない、平滑(平均化)した
エンベロ−プ検出信号レベルとほぼ瞬時のエンベロ−プ
検出信号レベルとの比較を行ない、ある一定時間以上に
渡ってC端子信号のレベルが大幅に減少しているような
場合には、定常トラッキング状態を抜け出し、先の実施
例で説明した第1のモ−ド(過渡モ−ド)に移行すると
共に移相デ−タ発生回路62における微少移相信号の発
生を停止するようにしている。
クの連続性が途切れた場合等は、すでに設定されたタイ
ミング時間差基準信号に上記微少移相信号を加算するこ
とで、ジャストトラッキング状態までトラッキング位相
を移行するのに長時間を要することになる。これを解決
するために本実施例では、比較回路59においてA端子
信号とC端子信号の比較を行ない、平滑(平均化)した
エンベロ−プ検出信号レベルとほぼ瞬時のエンベロ−プ
検出信号レベルとの比較を行ない、ある一定時間以上に
渡ってC端子信号のレベルが大幅に減少しているような
場合には、定常トラッキング状態を抜け出し、先の実施
例で説明した第1のモ−ド(過渡モ−ド)に移行すると
共に移相デ−タ発生回路62における微少移相信号の発
生を停止するようにしている。
【0061】以上説明したように本実施例によれば、先
の実施例と同様に従来問題となっていた他己録再等にお
けるトラック記録位置等の偏差が存在しても何ら問題無
く高精度のトラッキング制御を行なうことができる。ま
た、従来のCTL信号やパイロット信号等の特別な信号
を必要としないので、それらの信号処理系が不用となる
と共に、VTRに元来存在する再生RF信号および同期
信号等のタイミング信号だけでトラッキング制御が行な
えるので、VTRの方式に依らず各VTRに共通して用
いることができる。さらに本実施例では、定常のトラッ
キング制御状態においてもエンベロ−プ信号の増減検出
を行ない常にエンベロ−プ信号が最大になるようにタイ
ミング時間差基準値を可変制御するので、記録時の異な
るセット間でのつなぎ撮り等によりトラックの微小な不
連続や、タイミング信号の記録位置が異なった場合等に
おいても迅速且つ正確なトラッキング制御中心を設定す
ることができ、より一層の高精度トラッキング制御が可
能になる。
の実施例と同様に従来問題となっていた他己録再等にお
けるトラック記録位置等の偏差が存在しても何ら問題無
く高精度のトラッキング制御を行なうことができる。ま
た、従来のCTL信号やパイロット信号等の特別な信号
を必要としないので、それらの信号処理系が不用となる
と共に、VTRに元来存在する再生RF信号および同期
信号等のタイミング信号だけでトラッキング制御が行な
えるので、VTRの方式に依らず各VTRに共通して用
いることができる。さらに本実施例では、定常のトラッ
キング制御状態においてもエンベロ−プ信号の増減検出
を行ない常にエンベロ−プ信号が最大になるようにタイ
ミング時間差基準値を可変制御するので、記録時の異な
るセット間でのつなぎ撮り等によりトラックの微小な不
連続や、タイミング信号の記録位置が異なった場合等に
おいても迅速且つ正確なトラッキング制御中心を設定す
ることができ、より一層の高精度トラッキング制御が可
能になる。
【0062】なお、上記までの実施例では、図5および
図6に示すようにエンベロ−プ検出信号のデコ−ド回路
25は1系統(1チャンネル)として説明してきたが、
家庭用VTR等では回転ヘッドが複数の場合が一般的で
あり、その場合再生信号のエンベロ−プ検出信号のレベ
ルは、回転ヘッドに応じてかなり(数dB程度)のバラ
ツキがある。したがって、異なる回転ヘッド間の出力信
号を用いたエンベロ−プ検出信号の増減比較は誤動作の
原因となる。一方特定の1個の回転ヘッドの出力信号を
用いてエンベロ−プ検出信号の増減検出によるトラッキ
ング制御を行なえば、上記特定の回転ヘッドのみの優先
的なトラッキング制御となり、複数回転ヘッドにおける
ヘッド段差等により、その他の回転ヘッドのトラッキン
グ精度は大幅に劣化することになる。この問題を解決す
るには、上記エンベロ−プ検出信号のデコ−ド回路25
の信号系統を多チャンネル化し、それぞれの回転ヘッド
に対してエンベロ−プ検出信号の増減検出を行ない、合
計として最もエンベロ−プ検出信号レベルが大きくなる
ようにトラッキング制御を行なうようにすれば良く図5
および図6に示した構成をそのまま用いることが可能で
ある。
図6に示すようにエンベロ−プ検出信号のデコ−ド回路
25は1系統(1チャンネル)として説明してきたが、
家庭用VTR等では回転ヘッドが複数の場合が一般的で
あり、その場合再生信号のエンベロ−プ検出信号のレベ
ルは、回転ヘッドに応じてかなり(数dB程度)のバラ
ツキがある。したがって、異なる回転ヘッド間の出力信
号を用いたエンベロ−プ検出信号の増減比較は誤動作の
原因となる。一方特定の1個の回転ヘッドの出力信号を
用いてエンベロ−プ検出信号の増減検出によるトラッキ
ング制御を行なえば、上記特定の回転ヘッドのみの優先
的なトラッキング制御となり、複数回転ヘッドにおける
ヘッド段差等により、その他の回転ヘッドのトラッキン
グ精度は大幅に劣化することになる。この問題を解決す
るには、上記エンベロ−プ検出信号のデコ−ド回路25
の信号系統を多チャンネル化し、それぞれの回転ヘッド
に対してエンベロ−プ検出信号の増減検出を行ない、合
計として最もエンベロ−プ検出信号レベルが大きくなる
ようにトラッキング制御を行なうようにすれば良く図5
および図6に示した構成をそのまま用いることが可能で
ある。
【0063】また、回転ヘッドが複数の場合は、回転ヘ
ッドの取付け精度(180度対向2ヘッドの場合は18
0度の精度やヘッド段さ精度)に応じて垂直同期信号等
のタイミング信号の再生タイミングにバラツキを生じ
る。この場合各回転ヘッド毎にタイミング時間差基準値
を設定すれば問題ないが、1個のタイミング時間差基準
値でタイミングエラ−信号を発生する場合は、回転ヘッ
ド毎にタイミングエラ−信号の値が異なり、トラック走
査周波数の2分の1周波数成分の外乱を発生することに
なる。この場合は、例えば図7に示すようにタイミング
エラ−信号の出力段に、トラック走査周波数の2分の1
周波数成分(例えば180度対向2ヘッド型NTSC−
VTRの場合は30Hzとなる。)を選択的に抑圧する
ノッチフィルタ65を挿入することにより上記外乱の影
響を抑圧することができる。
ッドの取付け精度(180度対向2ヘッドの場合は18
0度の精度やヘッド段さ精度)に応じて垂直同期信号等
のタイミング信号の再生タイミングにバラツキを生じ
る。この場合各回転ヘッド毎にタイミング時間差基準値
を設定すれば問題ないが、1個のタイミング時間差基準
値でタイミングエラ−信号を発生する場合は、回転ヘッ
ド毎にタイミングエラ−信号の値が異なり、トラック走
査周波数の2分の1周波数成分の外乱を発生することに
なる。この場合は、例えば図7に示すようにタイミング
エラ−信号の出力段に、トラック走査周波数の2分の1
周波数成分(例えば180度対向2ヘッド型NTSC−
VTRの場合は30Hzとなる。)を選択的に抑圧する
ノッチフィルタ65を挿入することにより上記外乱の影
響を抑圧することができる。
【0064】以上までの実施例では、その具体的構成と
して、ハ−ドウエアを中心に述べてきた。しかし最近の
マイクロコンピュ−タの処理能力の向上は、上記に説明
してきたような信号処理をソフトウエアで実現すること
を可能にする。図8にサ−ボ制御等に用いられる1チッ
プマイクロコンピュ−タを用いた場合の本発明を実現す
る概略構成を示す。
して、ハ−ドウエアを中心に述べてきた。しかし最近の
マイクロコンピュ−タの処理能力の向上は、上記に説明
してきたような信号処理をソフトウエアで実現すること
を可能にする。図8にサ−ボ制御等に用いられる1チッ
プマイクロコンピュ−タを用いた場合の本発明を実現す
る概略構成を示す。
【0065】図8において33から36の入力端子は先
の図5あるいは図6の同一符号の入力端子と同様であ
り、75はCFG入力端子である。そして、61はエン
ベロ−プ検出信号ENVを取り込むADコンバ−タ、6
7は汎用カウンタ、68はCPU、69はRAM、70
はプログラム用ROM、71,72はドラムモ−タおよ
びキャプスタンモ−タへの回転制御信号を出力するDA
コンバ−タである。
の図5あるいは図6の同一符号の入力端子と同様であ
り、75はCFG入力端子である。そして、61はエン
ベロ−プ検出信号ENVを取り込むADコンバ−タ、6
7は汎用カウンタ、68はCPU、69はRAM、70
はプログラム用ROM、71,72はドラムモ−タおよ
びキャプスタンモ−タへの回転制御信号を出力するDA
コンバ−タである。
【0066】上記の1チップマイクロコンピュ−タを用
いて、本発明を実現する場合のプログラムフロ−を(P
AD図相当)を図9から図12に示す。図9はキャプス
タン起動開始からトラッキング制御中心(制御目標)で
あるタイミング時間差基準値デ−タの設定までの処理を
示す。図10はトラッキング定常状態においてより一層
のトラッキング精度向上処理を示す。図11は再生同期
信号より発生したタイミングエラ−信号の監視処理を示
す。そして、図12は再生エンベロ−プ信号のレベル監
視処理を示す。
いて、本発明を実現する場合のプログラムフロ−を(P
AD図相当)を図9から図12に示す。図9はキャプス
タン起動開始からトラッキング制御中心(制御目標)で
あるタイミング時間差基準値デ−タの設定までの処理を
示す。図10はトラッキング定常状態においてより一層
のトラッキング精度向上処理を示す。図11は再生同期
信号より発生したタイミングエラ−信号の監視処理を示
す。そして、図12は再生エンベロ−プ信号のレベル監
視処理を示す。
【0067】以上のようなソフトウエア処理を用いて
も、先に説明してきたハ−ドウエア構成の場合と同様に
高精度且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現でき
る。
も、先に説明してきたハ−ドウエア構成の場合と同様に
高精度且つ応答性の優れたトラッキング制御を実現でき
る。
【0068】なお、上記までの実施例では、トラッキン
グ状態に応じて再生タイミングの変化する信号として、
映像信号における垂直同期信号(V同期信号)を用いた
場合について説明してきたが、このトラッキング用タイ
ミング信号は、V同期信号に限られたものではなく、所
定の複数の水平同期信号でも良いし、新たに記録情報に
重畳したインデックス信号でも良い。
グ状態に応じて再生タイミングの変化する信号として、
映像信号における垂直同期信号(V同期信号)を用いた
場合について説明してきたが、このトラッキング用タイ
ミング信号は、V同期信号に限られたものではなく、所
定の複数の水平同期信号でも良いし、新たに記録情報に
重畳したインデックス信号でも良い。
【0069】さらに、ディジタルVTRあるいはDAT
等のようにディジタル信号として情報を記録する装置に
おいても、情報ブロックの同期信号あるいはアドレス信
号等をトラッキング用タイミング信号として用いて、上
記同様にトラッキング制御を実現できることは明らかで
ある。
等のようにディジタル信号として情報を記録する装置に
おいても、情報ブロックの同期信号あるいはアドレス信
号等をトラッキング用タイミング信号として用いて、上
記同様にトラッキング制御を実現できることは明らかで
ある。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
VTRの方式によらず、比較的簡単な回路構成で、かつ
トラッキング状態が如何なる場合においても、高精度且
つ応答性の優れたトラッキング制御を実現するヘリカル
走査型の磁気記録再生装置を実現できる。
VTRの方式によらず、比較的簡単な回路構成で、かつ
トラッキング状態が如何なる場合においても、高精度且
つ応答性の優れたトラッキング制御を実現するヘリカル
走査型の磁気記録再生装置を実現できる。
【図1】本発明の一実施例に係るヘリカル走査型の磁気
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】タイミング信号を用いたトラッキング制御方式
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図3】タイミングエラ−情報とエンベロ−プ信号レベ
ルの一関係を示す図である。
ルの一関係を示す図である。
【図4】キャプスタン速度オフセット量とトラッキング
移相時間およびエンベロ−プレベル変化量を示す関係図
である。
移相時間およびエンベロ−プレベル変化量を示す関係図
である。
【図5】本発明の第1実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】本発明の第2実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】トラッキングエラ−信号の特定周波数外乱を抑
圧する一構成例を示すブロック図である。
圧する一構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明のトラッキング制御をソフト的に行なう
場合のマイクロコンピュ−タの一構成例を示すブロック
図である。
場合のマイクロコンピュ−タの一構成例を示すブロック
図である。
【図9】本発明のトラッキング制御をソフト的に行なう
場合の起動時ルーチンの処理フロ−図である。
場合の起動時ルーチンの処理フロ−図である。
【図10】本発明のトラッキング制御をソフト的に行な
う場合のトラッキング高精度化ルーチンの処理フロ−図
である。
う場合のトラッキング高精度化ルーチンの処理フロ−図
である。
【図11】本発明のトラッキング制御をソフト的に行な
う場合の同期信号の検出時刻監視ルーチンの処理フロ−
図である。
う場合の同期信号の検出時刻監視ルーチンの処理フロ−
図である。
【図12】本発明のトラッキング制御をソフト的に行な
う場合のエンベロープ減少検出ルーチンの処理フロ−図
である。
う場合のエンベロープ減少検出ルーチンの処理フロ−図
である。
1は磁気テ−プ、2……ドラム、3……ドラムモ−タ
−、4A,4B……回転磁気ヘッド、5……キャプスタ
ン、6……キャプスタンモ−タ、7……DFGセンサ
−、8……DPGセンサ−、9……はCFGセンサ−、
10〜12センサ−アンプ、13,14……MDA(モ
−タ−ドライバ−アンプ)、10,12……フィルタ回
路(特性補償回路)、15……スイッチ回路、16,1
7……記録および再生プリアンプ、18……記録再生時
の映像音声処理回路、19……ドラム回転制御回路、2
0……キャプスタン速度制御回路、21……キャプスタ
ン位相制御回路、22,61……加算回路、23……ス
イッチ回路、24……エンベロ−プ検出回路、25……
エンベロ−プ検出信号のデコ−ド回路、26……垂直同
期信号分離回路、27……タイミングエラ−処理回路、
40,49,57……平均化回路、41,42,48,
50,58……ラッチ回路、43……比較回路、44,
60…制御信号発生回路、46,52……デコ−ド回
路、45,47……カウンタ回路、51……の減算回
路、59……3入力比較回路、62……微少トラッキン
グ移相デ−タ発生回路,68……CPU。
−、4A,4B……回転磁気ヘッド、5……キャプスタ
ン、6……キャプスタンモ−タ、7……DFGセンサ
−、8……DPGセンサ−、9……はCFGセンサ−、
10〜12センサ−アンプ、13,14……MDA(モ
−タ−ドライバ−アンプ)、10,12……フィルタ回
路(特性補償回路)、15……スイッチ回路、16,1
7……記録および再生プリアンプ、18……記録再生時
の映像音声処理回路、19……ドラム回転制御回路、2
0……キャプスタン速度制御回路、21……キャプスタ
ン位相制御回路、22,61……加算回路、23……ス
イッチ回路、24……エンベロ−プ検出回路、25……
エンベロ−プ検出信号のデコ−ド回路、26……垂直同
期信号分離回路、27……タイミングエラ−処理回路、
40,49,57……平均化回路、41,42,48,
50,58……ラッチ回路、43……比較回路、44,
60…制御信号発生回路、46,52……デコ−ド回
路、45,47……カウンタ回路、51……の減算回
路、59……3入力比較回路、62……微少トラッキン
グ移相デ−タ発生回路,68……CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三辺 晃史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 成田 芳雄 茨城県勝田市稲田1410番地 株式会社日立 製作所AV機器事業本部内
Claims (5)
- 【請求項1】 記録時に回転ヘッドにより記録媒体であ
るテ−プ上に斜めに形成されたトラックを、再生時に上
記回転ヘッドが走査して記録情報を再生するようにした
ヘリカル走査型の磁気記録再生装置において、 回転ヘッドを搭載したドラムを所定の回転速度で回転す
るドラム回転制御手段と、 上記ドラムの回転位相検出信号を発生するドラム回転位
相検出手段と、 再生時に上記テ−プを、記録時のテ−プ走行速度と異な
る第1の走行速度と記録時のテ−プ走行速度と等しい第
2の走行速度になるように選択的に制御するテ−プ走行
制御手段と、 上記テ−プ走行制御手段の制御信号に従いテ−プを走行
するテ−プ走行駆動手段と、 再生時に回転ヘッドの出力であるRF信号のエンベロ−
プ検出信号を発生するエンベロ−プ検出手段と、 再生信号から再生タイミング情報を生成する再生タイミ
ング信号発生手段と、 上記ドラム回転位相検出信号と上記再生タイミング信号
との時間差あるいは位相差を検出し、タイミング時間差
信号を発生するタイミング時間差検出手段と、 上記テ−プ走行制御手段が上記第1の走行速度でテ−プ
走行速度を制御する場合に、上記タイミング時間差信号
と上記エンベロ−プ検出信号に従い所定のタイミング時
間差基準値を発生するタイミング時間差基準値発生手段
と、 上記タイミング時間差信号と上記タイミング時間差基準
値とを比較することによりタイミングエラ−信号を発生
するタイミングエラ−信号発生手段と、 上記テ−プ走行制御手段が上記第2の走行速度でテ−プ
走行速度を制御する場合に、上記タイミングエラ−信号
を上記テ−プ走行制御手段の出力であるテ−プ走行制御
信号に加算し、テ−プ走行駆動手段に帰還するタイミン
グエラ−信号帰還手段と、 を備えたことを特徴とするヘリカル走査型の磁気記録再
生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のヘリカル走査型の磁気
記録再生装置において、上記タイミング信号が映像情報
の同期信号であることを特徴とするヘリカル走査型の磁
気記録再生装置。 - 【請求項3】 記録時に回転ヘッドにより記録媒体であ
るテ−プ上に斜めに形成されたトラックを、再生時に上
記回転ヘッドが走査して記録情報を再生するようにした
ヘリカル走査型の磁気記録再生装置において、 回転ヘッドを搭載したドラムを所定の回転速度で回転す
るドラム回転制御手段と、 上記ドラムの回転位相検出信号を発生するドラム回転位
相検出手段と、 再生時に上記テ−プを、記録時のテ−プ走行速度に等し
い走行速度になるように制御するテ−プ走行制御手段
と、 上記テ−プ走行制御手段の制御信号に従いテ−プを走行
するテ−プ走行駆動手段と、 再生時に回転ヘッドの出力であるRF信号のエンベロ−
プ検出信号を発生するエンベロ−プ検出手段と、 上記エンベロ−プ検出信号を用いてエンベロ−プ信号の
増減を検出するエンベロ−プ信号の増減検出手段と、 再生信号から再生タイミング情報を生成する再生タイミ
ング信号発生手段と、 上記ドラム回転位相検出信号と上記再生タイミング信号
との時間差あるいは位相差を検出し、タイミング時間差
信号を発生するタイミング時間差検出手段と、 上記エンベロ−プ信号の増減検出手段の検出信号に従
い、上記タイミング時間差信号を用いて所定のタイミン
グ時間差基準値を発生するタイミング時間差基準値発生
手段と、 上記タイミング時間差信号と上記タイミング時間差基準
値とを比較することによりタイミングエラ−信号を発生
するタイミングエラ−信号発生手段と、 上記タイミングエラ−信号を上記テ−プ走行制御手段の
出力であるテ−プ走行制御信号に加算し、テ−プ走行駆
動手段に帰還するタイミングエラ−信号帰還手段と、 を備えたことを特徴とするヘリカル走査型の磁気記録再
生装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のヘリカル走査型の磁気
記録再生装置において、上記回転ヘッドはドラムの周上
に複数個設けられ、上記エンベロ−プ信号の増減検出手
段は、同一の回転ヘッドの出力であるエンベロ−プ信号
の増減検出を行なうことを特徴とするヘリカル走査型の
磁気記録再生装置。 - 【請求項5】 記録時に回転ヘッドにより記録媒体であ
るテ−プ上に斜めに形成されたトラックを、再生時に上
記回転ヘッドが走査して記録情報を再生するようにした
ヘリカル走査型の磁気記録再生装置において、 回転ヘッドを搭載したドラムを所定の回転速度で回転す
るドラム回転制御手段と、 上記ドラムの回転位相検出信号を発生するドラム回転位
相検出手段と、 再生時に上記テ−プを、記録時のテ−プ走行速度に等し
い走行速度になるように制御するテ−プ走行制御手段
と、 上記テ−プ走行制御手段の制御信号に従いテ−プを走行
するテ−プ走行駆動手段と、 再生時に回転ヘッドの出力であるRF信号のエンベロ−
プ検出信号を発生するエンベロ−プ検出手段と、 上記エンベロ−プ検出信号を用いてエンベロ−プ信号の
増減を検出するエンベロ−プ信号の増減検出手段と、 再生信号から再生タイミング情報を生成する再生タイミ
ング信号発生手段と、 上記ドラム回転位相検出信号と上記再生タイミング信号
との時間差あるいは位相差を検出し、タイミング時間差
信号を発生するタイミング時間差検出手段と、 所定のタイミング時間差基準値を発生するタイミング時
間差基準値発生手段と、 上記タイミング時間差基準値
を所定量増減するタイミング時間差基準値の可変手段
と、 上記タイミング時間差信号と上記タイミング時間差基準
値とを比較することによりタイミングエラ−信号を発生
するタイミングエラ−信号発生手段と、 上記タイミングエラ−信号を上記テ−プ走行制御手段の
出力であるテ−プ走行制御信号に加算し、テ−プ走行駆
動手段に帰還するタイミングエラ−信号帰還手段とを備
え、 上記エンベロ−プ信号の増減検出手段の検出信号に従
い、上記タイミング時間差基準値の増減を制御するよう
にしたことを特徴とするヘリカル走査型の磁気記録再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193843A JPH0729256A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | ヘリカル走査型の磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193843A JPH0729256A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | ヘリカル走査型の磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729256A true JPH0729256A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16314670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5193843A Pending JPH0729256A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | ヘリカル走査型の磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729256A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997033279A1 (en) * | 1996-03-05 | 1997-09-12 | Sony Corporation | Tracking controller for a tape-like recording medium |
| WO2004067411A3 (en) * | 2003-01-27 | 2005-06-16 | Rynel Inc | Apparatus and method for filling trays |
| US7130147B2 (en) | 2001-06-12 | 2006-10-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording/reproducing apparatus |
| US7477475B2 (en) | 2006-05-26 | 2009-01-13 | Sony Corporation | Helical scan type magnetic tape reproduction apparatus and magnetic tape reproduction method |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP5193843A patent/JPH0729256A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997033279A1 (en) * | 1996-03-05 | 1997-09-12 | Sony Corporation | Tracking controller for a tape-like recording medium |
| GB2315152A (en) * | 1996-03-05 | 1998-01-21 | Sony Corp | Tracking controller for a tape-like recording medium |
| GB2315152B (en) * | 1996-03-05 | 2000-08-16 | Sony Corp | Tracking control apparatus for tape-shaped recording medium |
| US7130147B2 (en) | 2001-06-12 | 2006-10-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording/reproducing apparatus |
| WO2004067411A3 (en) * | 2003-01-27 | 2005-06-16 | Rynel Inc | Apparatus and method for filling trays |
| US7477475B2 (en) | 2006-05-26 | 2009-01-13 | Sony Corporation | Helical scan type magnetic tape reproduction apparatus and magnetic tape reproduction method |
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