JPH0729525Y2 - 超電導ケーブル - Google Patents
超電導ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0729525Y2 JPH0729525Y2 JP6187589U JP6187589U JPH0729525Y2 JP H0729525 Y2 JPH0729525 Y2 JP H0729525Y2 JP 6187589 U JP6187589 U JP 6187589U JP 6187589 U JP6187589 U JP 6187589U JP H0729525 Y2 JPH0729525 Y2 JP H0729525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow tube
- superconducting cable
- superconducting
- longitudinal direction
- cryogenic fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は超電導ケーブルの導体構造に係り、特に極低温
流体を強制的に循環することにより冷却する超電導ケー
ブルに関する。
流体を強制的に循環することにより冷却する超電導ケー
ブルに関する。
従来、液体窒素や液体ヘリウムのような極低温流体の強
制対流を利用して冷却する超電導ケーブルには、例えば
第5図に示すようなものがある。すなわち、安定化銅か
らなる円筒状の中空管101に超電導層102を被覆し、この
超電導層102に絶縁体103を被覆し、さらにスペーサ106
によって形成される冷媒流路104を介して外被105を設け
て超電導ケーブル100を構成し、上記中空管101内および
冷媒流路104に極低温流体を強制的に循環させて超電導
層102を冷却することで、ケーブルの送電容量の超大容
量化を図っている。
制対流を利用して冷却する超電導ケーブルには、例えば
第5図に示すようなものがある。すなわち、安定化銅か
らなる円筒状の中空管101に超電導層102を被覆し、この
超電導層102に絶縁体103を被覆し、さらにスペーサ106
によって形成される冷媒流路104を介して外被105を設け
て超電導ケーブル100を構成し、上記中空管101内および
冷媒流路104に極低温流体を強制的に循環させて超電導
層102を冷却することで、ケーブルの送電容量の超大容
量化を図っている。
しかしながら、上記のような超電導ケーブル100の導体
構造では、極低温流体を循環させる中空管101が円筒状
に形成されているため、極低温流体による冷却表面積が
小さく、超電導層102に対する冷却効率が低いという問
題があり、またケーブル全体として良好な可撓性が得ら
れないという問題もある。
構造では、極低温流体を循環させる中空管101が円筒状
に形成されているため、極低温流体による冷却表面積が
小さく、超電導層102に対する冷却効率が低いという問
題があり、またケーブル全体として良好な可撓性が得ら
れないという問題もある。
一方、外被105をコルゲートパイプ製としてケーブルの
膨張・収縮を吸収すると共に、可撓性を向上させること
も行われているが、極低温流体による熱膨張は外被105
で吸収していただけでは不十分である。そして、上記超
電導ケーブル100では、中空管101が円筒状に形成されて
いるため、中空管101は上記膨張・収縮に追随できない
という問題点があった。
膨張・収縮を吸収すると共に、可撓性を向上させること
も行われているが、極低温流体による熱膨張は外被105
で吸収していただけでは不十分である。そして、上記超
電導ケーブル100では、中空管101が円筒状に形成されて
いるため、中空管101は上記膨張・収縮に追随できない
という問題点があった。
そこで、本考案は上記事情を考慮してなされたもので、
この目的とするところは、超電導層に対する冷却効率を
高めると共に、可撓性をも高め、また中空管を極低温流
体による膨張・収縮に追随することができるようにした
超電導ケーブルを提供することにある。
この目的とするところは、超電導層に対する冷却効率を
高めると共に、可撓性をも高め、また中空管を極低温流
体による膨張・収縮に追随することができるようにした
超電導ケーブルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案の超電導ケーブル
にあっては、安定化銅からなる中空管に超電導層を被覆
し、上記中空管に極低温流体を循環させて冷却する超電
導ケーブルにおいて、上記中空管の内周に複数のリブを
形成すると共に、このリブを上記中空管の長手方向に沿
ってスパイラル状に形成したことを特徴とする。
にあっては、安定化銅からなる中空管に超電導層を被覆
し、上記中空管に極低温流体を循環させて冷却する超電
導ケーブルにおいて、上記中空管の内周に複数のリブを
形成すると共に、このリブを上記中空管の長手方向に沿
ってスパイラル状に形成したことを特徴とする。
また、上記中空管は超電導層内において長手方向に蛇行
して形成することが好ましい。
して形成することが好ましい。
上記の構成を有する本考案においては、中空管の内周に
複数のリブを形成したので、極低温流体による冷却表面
積が広くなって、冷却効率が高くなる。また、複数のリ
ブを中空管の長手方向に沿ってスパイラル状に形成した
から、ケーブル全体としての可撓性が高くなる。
複数のリブを形成したので、極低温流体による冷却表面
積が広くなって、冷却効率が高くなる。また、複数のリ
ブを中空管の長手方向に沿ってスパイラル状に形成した
から、ケーブル全体としての可撓性が高くなる。
また、中空管は超電導層内において長手方向に蛇行して
形成すると、外被をコルゲートパイプ製としても極低温
流体による膨張・収縮に追随することができるようにな
る。
形成すると、外被をコルゲートパイプ製としても極低温
流体による膨張・収縮に追随することができるようにな
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本考案に係る超電導ケーブルの一実施例を示す断面
図であり、同図において、超電導ケーブル1は安定化銅
からなる外径2〜80mmの中空管2に例えばNbとAlとの複
合体で構成される超電導層3を被覆し、この超電導層3
に電気絶縁のためのポリプロピレン等からなる絶縁体4
を被覆し、さらに絶縁体4の外周に冷媒流路5を介して
外被6を設けて構成している。冷媒流路5は絶縁体4と
外被6との間にスペーサ7を介在させることで所定の空
間を形成している。
図は本考案に係る超電導ケーブルの一実施例を示す断面
図であり、同図において、超電導ケーブル1は安定化銅
からなる外径2〜80mmの中空管2に例えばNbとAlとの複
合体で構成される超電導層3を被覆し、この超電導層3
に電気絶縁のためのポリプロピレン等からなる絶縁体4
を被覆し、さらに絶縁体4の外周に冷媒流路5を介して
外被6を設けて構成している。冷媒流路5は絶縁体4と
外被6との間にスペーサ7を介在させることで所定の空
間を形成している。
ここで、超電導層3の長手方向に部分的にベロースを設
けると共に、外被6をコルゲートパイプ製としてもよ
く、このようにすれば超電導ケーブル1の熱収縮を吸収
することができる。
けると共に、外被6をコルゲートパイプ製としてもよ
く、このようにすれば超電導ケーブル1の熱収縮を吸収
することができる。
また、中空管2は第2図に示すように、その中心部2aか
ら中空管2の内周面にリブ2bが放射状に延びて中心部2a
と中空管2の内周面とを連結している。そして、リブ2b
は中空管2の長手方向に沿ってスパイラル状に形成され
ている。このように、リブ2bをスパイラル状に形成する
には中空管2をダイスおよびマンドレルで押出成形する
際に、ダイス出口における中空管を捩りながら引き取る
ことによって行われる。そして、スパイラル状に形成し
たリブ2bのピッチは、中空管2の内径をdとすると、0.
1d以上であればよい。
ら中空管2の内周面にリブ2bが放射状に延びて中心部2a
と中空管2の内周面とを連結している。そして、リブ2b
は中空管2の長手方向に沿ってスパイラル状に形成され
ている。このように、リブ2bをスパイラル状に形成する
には中空管2をダイスおよびマンドレルで押出成形する
際に、ダイス出口における中空管を捩りながら引き取る
ことによって行われる。そして、スパイラル状に形成し
たリブ2bのピッチは、中空管2の内径をdとすると、0.
1d以上であればよい。
上記の構成において、液体窒素や液体ヘリウムのような
極低温流体は、中空管2における中心部2aの外周,リブ
2b間および冷媒流路5内を強制的に循環して超電導層3
を冷却する。したがって、中空管2内の極低温流体によ
る冷却表面積は、中心部2aおよびリブ2bを形成したこと
によって、単なる円筒形に対して大きくなり、冷却効率
が向上することになる。また、中空管2のリブ2bはその
長手方向に沿ってスパイラル状に形成されているため、
ケーブル全体としての可撓性が高くなる。
極低温流体は、中空管2における中心部2aの外周,リブ
2b間および冷媒流路5内を強制的に循環して超電導層3
を冷却する。したがって、中空管2内の極低温流体によ
る冷却表面積は、中心部2aおよびリブ2bを形成したこと
によって、単なる円筒形に対して大きくなり、冷却効率
が向上することになる。また、中空管2のリブ2bはその
長手方向に沿ってスパイラル状に形成されているため、
ケーブル全体としての可撓性が高くなる。
尚、本実施例において、中空管2の中心部2aを円筒形に
形成すれば、循環する極低温流体量が多くなり、冷却効
率が一段と高まる。
形成すれば、循環する極低温流体量が多くなり、冷却効
率が一段と高まる。
次に、第3図は中空管2の他の実施例を示しており、前
記実施例と同一部材には同一符号を付して説明する。こ
の実施例の中空管2は、中空管2自体の外形を超電導層
3内において蛇行して形成している。したがって、本実
施例によれば、超電導層3の長手方向に部分的にベロー
ズを設けると共に、外被6をコルゲートパイプ製として
も、極低温流体による膨張・収縮に追随することができ
る。加えて、リブ2bを中空管2の長手方向に沿ってスパ
イラル状に形成したことと相俟って、格段に可撓性を向
上させることができる。その他の構成および作用は前記
実施例と同一であるのでその説明を省略する。
記実施例と同一部材には同一符号を付して説明する。こ
の実施例の中空管2は、中空管2自体の外形を超電導層
3内において蛇行して形成している。したがって、本実
施例によれば、超電導層3の長手方向に部分的にベロー
ズを設けると共に、外被6をコルゲートパイプ製として
も、極低温流体による膨張・収縮に追随することができ
る。加えて、リブ2bを中空管2の長手方向に沿ってスパ
イラル状に形成したことと相俟って、格段に可撓性を向
上させることができる。その他の構成および作用は前記
実施例と同一であるのでその説明を省略する。
第4図(A),(B)は中空管のさらに他の実施例を示
しており、同図(A)に示す中空管12は外径1〜80mmで
あってその内面に複数のリブ12aが中心方向に対して突
出形成されている。このリブ12aも第2図に示すリブと
同様に中空管12の長手方向に沿ってスパイラル状に形成
されている。そして、スパイラル状に形成したリブ12の
ピッチは、中空管12の内径をdとすると、0.1d以上であ
ればよい。また、同図(B)に示す中空管22は外径3〜
80mmであってその内部において径方向に扇状の孔22bを
穿設することで、複数のリブ22aを形成している。この
リブ22aも第2図に示すリブと同様に中空管22の長手方
向に沿ってスパイラル状に形成されている。
しており、同図(A)に示す中空管12は外径1〜80mmで
あってその内面に複数のリブ12aが中心方向に対して突
出形成されている。このリブ12aも第2図に示すリブと
同様に中空管12の長手方向に沿ってスパイラル状に形成
されている。そして、スパイラル状に形成したリブ12の
ピッチは、中空管12の内径をdとすると、0.1d以上であ
ればよい。また、同図(B)に示す中空管22は外径3〜
80mmであってその内部において径方向に扇状の孔22bを
穿設することで、複数のリブ22aを形成している。この
リブ22aも第2図に示すリブと同様に中空管22の長手方
向に沿ってスパイラル状に形成されている。
ここで、径方向に穿設した扇状の孔22bの断面積は、放
射状に複数分割した範囲内におけるリブ22aの断面積に
対して1/100以上であればよい。また、第4図(A),
(B)に示す中空管12,22も第3図の中空管2と同様に
超電導層3内において長手方向に蛇行して形成してもよ
い。その他の構成および作用は第1図に示す実施例と同
一であるのでその説明を省略する。
射状に複数分割した範囲内におけるリブ22aの断面積に
対して1/100以上であればよい。また、第4図(A),
(B)に示す中空管12,22も第3図の中空管2と同様に
超電導層3内において長手方向に蛇行して形成してもよ
い。その他の構成および作用は第1図に示す実施例と同
一であるのでその説明を省略する。
尚、上記各実施例において、中空管の内部形状は図示し
たものに限ることなく、要するに中空管内にリブが形成
されていて、そのリブが中空管の長手方向に沿ってスパ
イラル状に形成されているものであれば、如何なる形状
であってもよい。
たものに限ることなく、要するに中空管内にリブが形成
されていて、そのリブが中空管の長手方向に沿ってスパ
イラル状に形成されているものであれば、如何なる形状
であってもよい。
以上の通り本考案に係る超電導ケーブルによれば、中空
管の内周に複数のリブを形成したから、極低温流体によ
る超電導層に対する冷却表面積が大きくなって、冷却効
率が高くなる。また、リブを中空管の長手方向に沿って
スパイラル状に形成したから、可撓性も大幅に向上す
る。
管の内周に複数のリブを形成したから、極低温流体によ
る超電導層に対する冷却表面積が大きくなって、冷却効
率が高くなる。また、リブを中空管の長手方向に沿って
スパイラル状に形成したから、可撓性も大幅に向上す
る。
また、中空管を超電導層内において長手方向に蛇行して
形成したので、超電導層の長手方向に部分的にベローズ
を設けると共に、外被をコルゲートパイプ製としても、
極低温流体による膨張・収縮に対して十分に追随するこ
とができ、信頼性の高い超電導ケーブルを提供すること
ができ、加えて、リブを中空管の長手方向に沿ってスパ
イラル状に形成したことと相俟って、格段に可撓性を向
上させることができるという効果を奏する。
形成したので、超電導層の長手方向に部分的にベローズ
を設けると共に、外被をコルゲートパイプ製としても、
極低温流体による膨張・収縮に対して十分に追随するこ
とができ、信頼性の高い超電導ケーブルを提供すること
ができ、加えて、リブを中空管の長手方向に沿ってスパ
イラル状に形成したことと相俟って、格段に可撓性を向
上させることができるという効果を奏する。
第1図は本考案に係る超電導ケーブルの一実施例を示す
断面図、 第2図は本実施例に係る中空管の斜視図、 第3図は中空管の他の実施例を示す斜視図、 第4図(A),(B)は中空管のさらに他の実施例を示
す断面図、 第5図は従来の超電導ケーブルの一例を示す断面図であ
る。 1……超電導ケーブル,2……中空管,2a……中心部,2b…
…リブ,3……超電導層,4……絶縁体,5……冷媒流路,6…
…外被。
断面図、 第2図は本実施例に係る中空管の斜視図、 第3図は中空管の他の実施例を示す斜視図、 第4図(A),(B)は中空管のさらに他の実施例を示
す断面図、 第5図は従来の超電導ケーブルの一例を示す断面図であ
る。 1……超電導ケーブル,2……中空管,2a……中心部,2b…
…リブ,3……超電導層,4……絶縁体,5……冷媒流路,6…
…外被。
Claims (2)
- 【請求項1】安定化銅からなる中空管に超電導層を被覆
し、上記中空管に極低温流体を循環させて冷却する超電
導ケーブルにおいて、上記中空管の内周に複数のリブを
形成すると共に、このリブを上記中空管の長手方向に沿
ってスパイラル状に形成したことを特徴とする超電導ケ
ーブル。 - 【請求項2】上記中空管は超電導層内において長手方向
に蛇行して形成してなる請求項1記載の超電導ケーブ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187589U JPH0729525Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 超電導ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187589U JPH0729525Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 超電導ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH032517U JPH032517U (ja) | 1991-01-11 |
| JPH0729525Y2 true JPH0729525Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31590517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6187589U Expired - Lifetime JPH0729525Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 超電導ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729525Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20240074704A (ko) * | 2022-11-18 | 2024-05-28 | 엘지전자 주식회사 | 충전 케이블 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP6187589U patent/JPH0729525Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20240074704A (ko) * | 2022-11-18 | 2024-05-28 | 엘지전자 주식회사 | 충전 케이블 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH032517U (ja) | 1991-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |