JPH0729933U - 位相ロックループ回路 - Google Patents
位相ロックループ回路Info
- Publication number
- JPH0729933U JPH0729933U JP6432593U JP6432593U JPH0729933U JP H0729933 U JPH0729933 U JP H0729933U JP 6432593 U JP6432593 U JP 6432593U JP 6432593 U JP6432593 U JP 6432593U JP H0729933 U JPH0729933 U JP H0729933U
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源電圧が変動しても発振信号が位相のずれ
たタイミングで位相ロックされないようにした位相ロッ
クループ回路を提供する。 【構成】 差動増幅器Aの非反転入力端子(+)に、反
転入力端子(−)に接続されている入力抵抗R1の値R
のx倍の値(xR)の入力抵抗R2を接続すると共に、
この非反転入力端子(+)にさらに値Rの抵抗R3を介
して定電圧源Pを接続する。このような構成で、非反転
入力端子(+)に接続した入力抵抗R2の値xRを所定
値に設定する。
たタイミングで位相ロックされないようにした位相ロッ
クループ回路を提供する。 【構成】 差動増幅器Aの非反転入力端子(+)に、反
転入力端子(−)に接続されている入力抵抗R1の値R
のx倍の値(xR)の入力抵抗R2を接続すると共に、
この非反転入力端子(+)にさらに値Rの抵抗R3を介
して定電圧源Pを接続する。このような構成で、非反転
入力端子(+)に接続した入力抵抗R2の値xRを所定
値に設定する。
Description
【0001】
本考案は、電圧制御発振器の入力回路を差動増幅器で構成した位相ロックルー プ回路に関し、特に電源電圧変動による発振周波数の変化を防止するものである 。
【0002】
位相ロックループ回路(Phase Locked Loop回路;以下PL L回路と称する)は、安定した周波数の信号を発生する回路として、受信機の局 部発振回路等を初めとする各種の周波数発生回路に応用されている。図4はこの ようなPLL回路の基本構成を示すもので、1は基準信号aと発振信号bとを入 力して両信号の位相差を比較して両信号の位相差に応じた信号を出力する位相比 較器、2はその信号を入力してこれに基づいた直流電圧を出力するループフィル タ、3は位相エラー電圧及び直流電圧を増幅する増幅器、4は増幅された位相エ ラー電圧及び直流電圧をバイアス電圧として入力してこれにより決定される周波 数fsの発振信号sを出力する電圧制御発振器、5はこの発振信号sを1/Nに 分周して発振信号bを出力する分周器である。また、ループフィルタ2及び増幅 器3は回路全体の伝達特性を調整するように働く。
【0003】 このような構成のPLL回路によれば、位相比較器1に入力される発振信号b は基準信号aに周波数が一致するまで、すなわち両信号a,bの位相差がなくな って位相ロック状態になるまでループ系の制御動作が行われて、電圧制御発振器 4から出力される発振信号sが制御される。そして、位相ロックされた状態では 、fs=Nfa=Nfbで示される周波数fsの発振信号sを電圧制御発振器4 から発生することができる。ここで、faは基準信号aの周波数、fbは発振信 号bの周波数である。この発振信号sは分周器5の分周比Nの値を任意に設定す ることにより、任意の周波数fsを得ることができる。ここで、電圧制御発振器 4の発振周波数fsは、その発振回路に用いられている可変容量ダイオードに印 加されるバイアス電圧のみによって決定され、PLL回路全体の電源電圧変動に は影響されない。
【0004】 また、このようなPLL回路では、位相比較器1に入力される基準信号aが何 らかの原因で一定時間欠落しても、位相ロック状態が維持されるように高い安定 性を持たせるように、電圧制御発振器4の発振素子としては電圧制御水晶発振器 が用いられている。図5はこのようなPLL回路で特に重要な要素である電圧制 御発振器4の発振器入力回路6を示すもので、差動増幅器Aを用いたミキサー回 路で構成されている。R1は反転入力端子(−)に接続された入力抵抗、R2は非 反転入力端子(+)に接続された入力抵抗、Rfは帰還抵抗である。なお、R1= R2=Rf=R(任意の値)に設定された例で示している。ここで、反転入力端子 (−)には位相エラー電圧が入力されると共に、非反転入力端子(+)にはバイ アス電圧が入力される。また、入力回路6が接続される電圧制御発振器4には、 前記したような電圧制御水晶発振器XL0、可変容量ダイオードVD0が用いられ ている。
【0005】 ここで、以上のようなPLL回路で、回路全体の電源電圧がα倍変動した場合 を考えてみる。α倍電源電圧が変動すると、位相ロック時に差動増幅器Aの反転 入力端子(−)に印加される位相エラー電圧は、電源電圧変動前の位相ロック時 の位相エラー電圧V1に比較して、V1+αV1のように変化する。また、位相ロ ック時に差動増幅器Aの非反転入力端子(+)に印加される発振周波数fsを決 定するバイアス電圧は、電源電圧変動前の位相ロック時のバイアス電圧V2に比 較して、V2+αV2のように変化する。この結果、差動増幅器AからはV0=α (V2−V1)(但し、V2>V1の場合、正確にはα|V2−V1|)が出力されて 、この電圧変化分V0が電圧制御発振器4に加えられることになる。
【0006】 図6及び図7はこのように電源電圧が変動する前後の各信号を示すタイムチャ ートで、図6は電源電圧変動前、図7は電源電圧変動後の信号を示している。図 6で、aは基準信号、bは発振信号、cは位相エラー電圧、dは出力電圧、b’ は出力電圧dに基づいた発振信号を示している。一方、図7でaは基準信号、b は発振信号、cは位相エラー電圧、dは出力電圧、b’は出力電圧dに基づいた 発振信号、c’は発振信号b’に基づいた位相エラー電圧、d’は位相エラー電 圧c’に基づいた出力電圧、b”は出力電圧d’に基づいた発振信号を示してい る。
【0007】
従来の位相ロックループ回路では、回路全体の電源電圧が変動した場合入力回 路から変化した出力電圧V0が電圧制御発振器4に加えられるので、この電圧制 御発振器4の発振周波数fsが変化することになって、この発振信号sの位相変 化が生じるため、位相のずれたタイミングで位相ロックが行われてしまうという 問題がある。
【0008】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、電源電圧が変動しても 発振信号が位相のずれたタイミングで位相ロックされないようにした位相ロック ループ回路を提供することを目的とするものである。
【0009】
上記目的を達成するために本考案は、位相比較器から出力された位相差に基づ いたバイアス電圧によって発振周波数が決定される電圧制御発振器の入力回路を 、差動増幅器で構成した位相ロックループ回路において、前記差動増幅器の非反 転入力端子に、反転入力端子に接続されている入力抵抗の値Rのx倍の値(xR )の入力抵抗を接続すると共に、この非反転入力端子にさらに値Rの抵抗を介し て定電圧源を接続したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項1に記載の本考案の構成によれば、差動増幅器の非反転入力端子に、反 転入力端子に接続されている入力抵抗の値Rのx倍の値(xR)の入力抵抗を接 続すると共に、この非反転入力端子にさらに値Rの抵抗を介して定電圧源を接続 したことにより、この非反転入力端子に接続した入力抵抗の値xRを所定値に設 定する。これによって、電源電圧が変動しても発振信号が位相のずれたタイミン グで位相ロックされないようにすることができる。
【0011】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の位相ロックループ回路の実施例を示すもので、電圧制御発振器 に接続される発振器入力回路を示すものである。この入力回路6は従来と同様に 差動増幅器Aを用いたミキサー回路で構成されており、R1は反転入力端子(− )に接続された入力抵抗、R2は非反転入力端子(+)に接続された入力抵抗、 R3は非反転入力端子(+)に接続された抵抗、Pは抵抗R3を介して非反転入力 端子(+)に接続された定電圧源、Rfは帰還抵抗である。
【0012】 ここで、R1=R3=Rf=R(任意の値)に設定した例で示している。また、 R2は値Rのx(任意の値)倍の値(xR)を有するように設定されている。α V1は電源電圧がα倍変動した場合に反転入力端子(−)に入力される位相エラ ー電圧、αV2は電源電圧がα倍変動した場合に非反転入力端子(+)に入力さ れるバイアス電圧、I-は入力抵抗R1及び帰還抵抗Rfを流れる電流、V-は反転 入力端子(−)の電位、V+は非反転入力端子(+)の電位、V0は差動増幅器A の出力電圧である。
【0013】 図2は図1の定電圧源Pの具体的構成例を示すもので、Q1乃至Q7はトランジ スタ、R10は乃至R13は抵抗、C1はコンデンサ、I0は定電流源である。また、 図3は図4の電圧制御水晶発振器XL0の具体的構成例を示すもので、Q8,Q9 はトランジスタ、R14乃至R18は抵抗、XLは水晶発振器、C2,C3はコンデン サ、VDは可変容量ダイオードである。
【0014】 図1において、次式が成立する。 V+=(R/xR+R)αV2=V- …(1) I-=(αV1−V-)/R …(2) V0=V-−I-R=V-−αV1+V- =2V-−αV1 …(3) ここで、差動増幅器Aの出力電圧V0、すなわち電圧変化分V0を0(V0=0 )にするためには、上式(3)を変形して、αV1=2V-となることが要件とな る。この要件の式のV-に上式(1)を代入することにより、次式が成立する。 αV1=2V-=(2R/xR+R)αV2 …(4) 次に、上式(4)に基づいて次式が成立する。 V1=(2/x+1)V2 …(5) 続いて、上式(5)に基づいて次式が成立する。 x=(2V2/V1)−1 …(6)
【0015】 このように本実施例によれば、図1の構成において、差動増幅器Aの非反転入 力端子(+)に接続する入力抵抗R2として、上式(6)を満足するような値に xを選んでこのxにRを乗じたxRを所定値に設定した値のものを用いることに より、電源電圧変動時に差動増幅器Aから出力される電圧変化分V0を0にする ことができる。これによって、回路全体の電源電圧が変動しても、入力回路6か ら電圧制御発振器4に変化した出力電圧が加えられることはなくなるので、この 電圧制御発振器4の発振周波数fsが変化することはなくなる。よって、この発 振信号sの位相変化は生じないため、発振信号sが位相のずれたタイミングで位 相ロックされることはなくなるので、電源電圧変動による発振周波数の変化を防 止することができる。
【0016】 なお、本文中では発振器入力回路6としては、説明を簡単にするためゲインを 持たないミキサー回路で構成した例で示したが、同様な回路構成で帰還抵抗Rf を変えて、xを適当な値に選ぶことによりゲインを持たせるようにしても、同様 な効果を得ることができる。
【0017】
【考案の効果】 以上述べたように本考案によれば、差動増幅器の非反転入力端子に、反転入力 端子に接続されている入力抵抗の値Rのx倍の値(xR)の入力抵抗を接続する と共に、この非反転入力端子にさらに値Rの抵抗を介して定電圧源を接続するよ うにしたので、電源電圧が変動しても発振信号が位相のずれたタイミングで位相 ロックされないようにすることができる。
【図1】本考案の位相ロックループ回路の実施例を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】図1の主要部の具体的構成例を示す回路図であ
る。
る。
【図3】電圧制御水晶発振器の具体的構成例を示す回路
図である。
図である。
【図4】位相ロックループ回路の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図5】従来の位相ロックループ回路に用いられる発振
器入力回路を示す回路図である。
器入力回路を示す回路図である。
【図6】電源電圧変動前の各信号を示すタイムチャート
である。
である。
【図7】電源電圧変動後の各信号を示すタイムチャート
である。
である。
1 位相比較器 4 電位制御発振器 6 発振器入力回路 R1,R2 入力抵抗 R3 抵抗 Rf 帰還抵抗 P 定電圧源 A 差動増幅器 V1 位相エラー電圧 V2 バイアス電圧
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図6】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
Claims (1)
- 【請求項1】 位相比較器から出力された位相差に基づ
いたバイアス電圧によって発振周波数が決定される電圧
制御発振器の入力回路を、差動増幅器で構成した位相ロ
ックループ回路において、前記差動増幅器の非反転入力
端子に、反転入力端子に接続されている入力抵抗の値R
のx倍の値(xR)の入力抵抗を接続すると共に、この
非反転入力端子にさらに値Rの抵抗を介して定電圧源を
接続したことを特徴とする位相ロックループ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6432593U JPH0729933U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 位相ロックループ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6432593U JPH0729933U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 位相ロックループ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729933U true JPH0729933U (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=13254980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6432593U Pending JPH0729933U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 位相ロックループ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729933U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007274081A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | 位相同期ループ形周波数シンセサイザ |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP6432593U patent/JPH0729933U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007274081A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | 位相同期ループ形周波数シンセサイザ |
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