JPH07299918A - 印字ヘッドの駆動制御方法 - Google Patents
印字ヘッドの駆動制御方法Info
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- JPH07299918A JPH07299918A JP6114364A JP11436494A JPH07299918A JP H07299918 A JPH07299918 A JP H07299918A JP 6114364 A JP6114364 A JP 6114364A JP 11436494 A JP11436494 A JP 11436494A JP H07299918 A JPH07299918 A JP H07299918A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 諸条件の変化に対応して印字圧力を確保でき
る印字ヘッドの駆動制御方法を提供すること。 【構成】 本発明は、温度等の諸条件の変化によって駆
動コイルの電流量が低下した際、通電時間T1 を所定量
ΔT1 延ばして印字圧力の低下を補うにあたり、その延
ばす時間をΔt1 だけ少なくするとともに、少なくした
時間Δt1 に応じた印字圧力の低下を補うよう回生時間
T2 をΔt2 延ばすようにしている(ステップ1h)。
また、印字ワイヤーの駆動を連続して行う場合、回生時
間T2 を制御することで二回目以降の駆動による印字ワ
イヤーの印字圧力を確保するようにした印字ヘッドの駆
動制御方法でもある。
る印字ヘッドの駆動制御方法を提供すること。 【構成】 本発明は、温度等の諸条件の変化によって駆
動コイルの電流量が低下した際、通電時間T1 を所定量
ΔT1 延ばして印字圧力の低下を補うにあたり、その延
ばす時間をΔt1 だけ少なくするとともに、少なくした
時間Δt1 に応じた印字圧力の低下を補うよう回生時間
T2 をΔt2 延ばすようにしている(ステップ1h)。
また、印字ワイヤーの駆動を連続して行う場合、回生時
間T2 を制御することで二回目以降の駆動による印字ワ
イヤーの印字圧力を確保するようにした印字ヘッドの駆
動制御方法でもある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動コイルに通電を行
うことで印字ワイヤーを進退させる印字ヘッドの駆動制
御方法に関する。
うことで印字ワイヤーを進退させる印字ヘッドの駆動制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、ばねチャージ型から成るインパ
クトプリンタの印字ヘッドを説明する部分断面図であ
る。この印字ヘッドにおいて、片持ちばり状に設けられ
た板ばね81の先端部にはアーマチュア82が取り付け
られており、このアーマチュア82の先端にワイヤー8
3が接続されている。
クトプリンタの印字ヘッドを説明する部分断面図であ
る。この印字ヘッドにおいて、片持ちばり状に設けられ
た板ばね81の先端部にはアーマチュア82が取り付け
られており、このアーマチュア82の先端にワイヤー8
3が接続されている。
【0003】また、ベース84a上には永久磁石84と
コア84bとが設けられ、さらにコア84bの周囲には
駆動コイル85が巻き付けられている。非印字状態にお
いては、永久磁石84の磁束がベース84a、コア84
b、アーマチュア82等から成る磁気回路を形成し、こ
れによってアーマチュア82が板ばね81の付勢に打ち
勝ってコア84bに吸引されている。
コア84bとが設けられ、さらにコア84bの周囲には
駆動コイル85が巻き付けられている。非印字状態にお
いては、永久磁石84の磁束がベース84a、コア84
b、アーマチュア82等から成る磁気回路を形成し、こ
れによってアーマチュア82が板ばね81の付勢に打ち
勝ってコア84bに吸引されている。
【0004】一方、印字を行う場合には、駆動コイル8
5に電流を流して励磁し、永久磁石84の磁束とは反対
方向となる磁束を生じさせる。これによって、アーマチ
ュア82の吸引が開放され、板ばね81の弾性反力によ
りアーマチュア82が図中上方に可動してワイヤー83
がガイドノーズ83aの先端から突出し、インクリボン
86を突き上げる。このワイヤー83によるインクリボ
ン86の突き上げによってインクが用紙87に転写され
所定の印字が成される。
5に電流を流して励磁し、永久磁石84の磁束とは反対
方向となる磁束を生じさせる。これによって、アーマチ
ュア82の吸引が開放され、板ばね81の弾性反力によ
りアーマチュア82が図中上方に可動してワイヤー83
がガイドノーズ83aの先端から突出し、インクリボン
86を突き上げる。このワイヤー83によるインクリボ
ン86の突き上げによってインクが用紙87に転写され
所定の印字が成される。
【0005】印字ヘッドの制御を行うには、図9(a)
に示すような回路によって駆動コイル85に流す電流の
制御を行う。また、図9(b)は、図9(a)における
回路の印字信号S1 、S2 に応じたコイル電流、アーマ
チュア変位、印字圧力のタイミングを示す図である。
に示すような回路によって駆動コイル85に流す電流の
制御を行う。また、図9(b)は、図9(a)における
回路の印字信号S1 、S2 に応じたコイル電流、アーマ
チュア変位、印字圧力のタイミングを示す図である。
【0006】すなわち、印字信号S1 とS2 との両方が
ONとなるT1 の間(通電時間)は、図9(a)に示す
+VCC側より図中実線で示す電流I1 が流れ、駆動コイ
ル85に流れるコイル電流も増加していく。また、印字
信号S1 がOFFで印字信号S2 がONとなっているT
2 の間(回生時間)は、図9(a)中破線で示す電流I
2 が駆動コイル85を含む閉回路内で循環し、徐々に減
衰していく。さらに、印字信号S2 もOFFとなったT
3 の状態では図9(a)中一点鎖線で示す電流I3 がア
ース側よりダイオード、駆動コイル85を介して+VCC
側に流れ、コイル電流が急激に減少して0となる。
ONとなるT1 の間(通電時間)は、図9(a)に示す
+VCC側より図中実線で示す電流I1 が流れ、駆動コイ
ル85に流れるコイル電流も増加していく。また、印字
信号S1 がOFFで印字信号S2 がONとなっているT
2 の間(回生時間)は、図9(a)中破線で示す電流I
2 が駆動コイル85を含む閉回路内で循環し、徐々に減
衰していく。さらに、印字信号S2 もOFFとなったT
3 の状態では図9(a)中一点鎖線で示す電流I3 がア
ース側よりダイオード、駆動コイル85を介して+VCC
側に流れ、コイル電流が急激に減少して0となる。
【0007】図8に示すアーマチュア82は、コイル電
流の増加(通電時間)で永久磁石84の磁束打ち消しで
吸引が開放され、その変位が増すことになる。また、ア
ーマチュア82は、通電後の回生時間でしばらく開放さ
れて変位が増していき、印字信号S2 がOFFとなる付
近でワイヤー83によるインクリボン86の接触を発生
させ所定の印字圧力での印字を行う。そして、印字の後
は永久磁石84の磁束によって再びコア84bに吸引さ
れる。
流の増加(通電時間)で永久磁石84の磁束打ち消しで
吸引が開放され、その変位が増すことになる。また、ア
ーマチュア82は、通電後の回生時間でしばらく開放さ
れて変位が増していき、印字信号S2 がOFFとなる付
近でワイヤー83によるインクリボン86の接触を発生
させ所定の印字圧力での印字を行う。そして、印字の後
は永久磁石84の磁束によって再びコア84bに吸引さ
れる。
【0008】従来、印字ヘッドの制御を行うには、予め
ドライブ時間であるDT1 (T1 )とDT2 (T1 +T
2 )とを各種印字条件に応じて設定しておき、これに基
づいて所定の印字圧力を確保するようにしている。例え
ば、印字ヘッドの温度が上がり駆動コイル85の抵抗値
が増加した場合にはドライブ電流の低下が予想され、ド
ライブ時間DT1 を増す補正を行ってドライブ電流を増
して所定の印字圧力が確保できるようにしている。
ドライブ時間であるDT1 (T1 )とDT2 (T1 +T
2 )とを各種印字条件に応じて設定しておき、これに基
づいて所定の印字圧力を確保するようにしている。例え
ば、印字ヘッドの温度が上がり駆動コイル85の抵抗値
が増加した場合にはドライブ電流の低下が予想され、ド
ライブ時間DT1 を増す補正を行ってドライブ電流を増
して所定の印字圧力が確保できるようにしている。
【0009】図10は、従来のドライブ時間に応じた印
字制御を説明する波形である。図10(a)に示すよう
に通常印字時においては、ドライブ時間DT1 =T1、
DT2 =T1 +T2 として連続的にアーマチュア82
(図8参照)を可動し、所定の印字圧力を得ている。ま
た、諸条件の変化により駆動コイル85のドライブ電流
が低下した場合には、図10(b)に示すようにドライ
ブ補正を行う。つまり、ドライブ時間DT1 =T1 +Δ
T1 としたドライブ時間DT1 の延長を図り、ドライブ
電流を増して印字圧力が低下するのを抑制している。
字制御を説明する波形である。図10(a)に示すよう
に通常印字時においては、ドライブ時間DT1 =T1、
DT2 =T1 +T2 として連続的にアーマチュア82
(図8参照)を可動し、所定の印字圧力を得ている。ま
た、諸条件の変化により駆動コイル85のドライブ電流
が低下した場合には、図10(b)に示すようにドライ
ブ補正を行う。つまり、ドライブ時間DT1 =T1 +Δ
T1 としたドライブ時間DT1 の延長を図り、ドライブ
電流を増して印字圧力が低下するのを抑制している。
【0010】駆動コイル85の抵抗値増加以外にも、例
えば駆動電圧が変化する場合などは低い電圧のときにド
ライブ電流が減少するため、所定の印字圧力を確保する
ためにドライブ時間DT1 を延長する補正を行ってい
る。また、同時印字本数が多く磁気干渉が生じる場合
や、ワイヤー83と用紙87との間隙が広い場合等にお
いても同様に印字圧力を確保するためドライブ時間DT
1 を延長する補正を行っている。
えば駆動電圧が変化する場合などは低い電圧のときにド
ライブ電流が減少するため、所定の印字圧力を確保する
ためにドライブ時間DT1 を延長する補正を行ってい
る。また、同時印字本数が多く磁気干渉が生じる場合
や、ワイヤー83と用紙87との間隙が広い場合等にお
いても同様に印字圧力を確保するためドライブ時間DT
1 を延長する補正を行っている。
【0011】このようにドライブ時間DT1 を延長する
補正を行った場合には、印字後も駆動コイル85の励起
が終了していないことから永久磁石84の吸引によるア
ーマチュア82の戻り時間が遅くなる。そこで、これに
対応するためドライブ時間DT1 を延長する補正を行う
場合には、印字の繰り返し(サイクル)を遅くするよう
な設定(サイクルダウン)を同時に行っている。
補正を行った場合には、印字後も駆動コイル85の励起
が終了していないことから永久磁石84の吸引によるア
ーマチュア82の戻り時間が遅くなる。そこで、これに
対応するためドライブ時間DT1 を延長する補正を行う
場合には、印字の繰り返し(サイクル)を遅くするよう
な設定(サイクルダウン)を同時に行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、諸条件
に応じてドライブ時間DT1 を延長する補正を行い、サ
イクルダウンさせた場合には、電流値が増加して消費電
力も増加することになる(図10(b)のW1'、W2'参
照)。これによりコイル温度が高くなることから、冷却
用印字動作である例えば両方向印字を片方向印字とした
り、印字一時停止等の処理回数が増加して印字に対する
スループットの低下を招くという問題が生じる。
に応じてドライブ時間DT1 を延長する補正を行い、サ
イクルダウンさせた場合には、電流値が増加して消費電
力も増加することになる(図10(b)のW1'、W2'参
照)。これによりコイル温度が高くなることから、冷却
用印字動作である例えば両方向印字を片方向印字とした
り、印字一時停止等の処理回数が増加して印字に対する
スループットの低下を招くという問題が生じる。
【0013】また、サイクルダウンさせた場合、印字と
印字との間でアーマチュアが再度コアに吸引される際に
その慣性によってリバウンドが生じ、繰り返し印字(連
続印字)の印字圧力に影響を与えることになる。つま
り、リバウンドが減衰しないうちに次の印字が行われて
しまい、アーマチュアの変位量を減少させてしまう場合
には所定の印字圧力が得られず印字品位の低下を招くこ
とになる。
印字との間でアーマチュアが再度コアに吸引される際に
その慣性によってリバウンドが生じ、繰り返し印字(連
続印字)の印字圧力に影響を与えることになる。つま
り、リバウンドが減衰しないうちに次の印字が行われて
しまい、アーマチュアの変位量を減少させてしまう場合
には所定の印字圧力が得られず印字品位の低下を招くこ
とになる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成された印字ヘッドの駆動制御方法
である。すなわち、本発明は、駆動コイルへの通電に基
づき印字ワイヤーを駆動して所定の印字を行う印字ヘッ
ドにおいて、諸条件の変化に応じて駆動コイルへ電流を
流す通電時間と、通電の後に駆動コイルを含む閉回路内
で電流を循環させる回生時間とを制御し印字ワイヤーに
よる所定の印字圧力を確保する印字ヘッドの駆動制御方
法であって、諸条件の変化によって駆動コイルの電流量
が低下した際、通電時間を所定量延ばして印字圧力の低
下を補うにあたり、その延ばす時間を少なくするととも
に、少なくした時間に応じた印字圧力の低下を補うよう
回生時間を延ばすようにしている。
題を解決するために成された印字ヘッドの駆動制御方法
である。すなわち、本発明は、駆動コイルへの通電に基
づき印字ワイヤーを駆動して所定の印字を行う印字ヘッ
ドにおいて、諸条件の変化に応じて駆動コイルへ電流を
流す通電時間と、通電の後に駆動コイルを含む閉回路内
で電流を循環させる回生時間とを制御し印字ワイヤーに
よる所定の印字圧力を確保する印字ヘッドの駆動制御方
法であって、諸条件の変化によって駆動コイルの電流量
が低下した際、通電時間を所定量延ばして印字圧力の低
下を補うにあたり、その延ばす時間を少なくするととも
に、少なくした時間に応じた印字圧力の低下を補うよう
回生時間を延ばすようにしている。
【0015】また、印字ワイヤーの駆動を連続して行う
場合、回生時間を制御することで二回目以降の駆動によ
る印字ワイヤーの印字圧力を確保するようにした印字ヘ
ッドの駆動制御方法でもある。
場合、回生時間を制御することで二回目以降の駆動によ
る印字ワイヤーの印字圧力を確保するようにした印字ヘ
ッドの駆動制御方法でもある。
【0016】
【作用】本発明では、諸条件の変化によって駆動コイル
の電流量低下が発生する際、駆動コイルへの通電時間を
所定量延ばして印字圧力の低下を補うにあたり、その延
ばす時間を少なくすることで駆動コイルの電流値を上げ
過ぎないようにしている。さらに、通電時間を延ばす量
を少なくした分に応じて回生時間を延ばすようにするこ
とで駆動コイルの電流値低下による印字圧力低下を補う
ことができ、消費電力の低減と所定印字圧力確保との両
方を実現できる。
の電流量低下が発生する際、駆動コイルへの通電時間を
所定量延ばして印字圧力の低下を補うにあたり、その延
ばす時間を少なくすることで駆動コイルの電流値を上げ
過ぎないようにしている。さらに、通電時間を延ばす量
を少なくした分に応じて回生時間を延ばすようにするこ
とで駆動コイルの電流値低下による印字圧力低下を補う
ことができ、消費電力の低減と所定印字圧力確保との両
方を実現できる。
【0017】また、印字ワイヤーの駆動を連続して行う
場合、回生時間を制御することで印字と印字との間で発
生するアーマチュアのリバウンドを次の印字に影響を与
えないようにすることができ、連続印字であっても確実
な印字圧力を得ることができるようになる。
場合、回生時間を制御することで印字と印字との間で発
生するアーマチュアのリバウンドを次の印字に影響を与
えないようにすることができ、連続印字であっても確実
な印字圧力を得ることができるようになる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の印字ヘッドの駆動制御方法
の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の第1
実施例を説明するフローチャート、図2は制御システム
のブロック図、図3は温度検出回路図、図4は本発明の
第1実施例を説明する波形である。また、図5〜図6は
本発明の第2実施例を説明するフローチャート、図7は
本発明の第2実施例を説明する波形である。なお、以下
においては図8に示すようなばねチャージ型の印字ヘッ
ドの駆動制御を例として説明する。
の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の第1
実施例を説明するフローチャート、図2は制御システム
のブロック図、図3は温度検出回路図、図4は本発明の
第1実施例を説明する波形である。また、図5〜図6は
本発明の第2実施例を説明するフローチャート、図7は
本発明の第2実施例を説明する波形である。なお、以下
においては図8に示すようなばねチャージ型の印字ヘッ
ドの駆動制御を例として説明する。
【0019】先ず、本発明の印字ヘッドの駆動制御方法
を説明するに先立ち、駆動制御を行う制御システムにつ
いて説明する。図2に示すように、この制御システム
は、インパクトプリンタ全体を制御するCPU(中央演
算装置)21と、制御プログラムおよび後述する調整デ
ータを記憶させたROM(読み出し専用メモリ)22
と、外部からの受信データ等を一時記憶するRAM(読
み出し書き込みメモリ)23と、印字ヘッドの温度検出
回路24と、CPU21からの指令により印字ワイヤー
のドライブ時間とサイクルとを設定する設定テーブル2
5と、CPU21からの指令により印字ヘッドを駆動す
る印字ヘッドドライバ26と、各部を接続するためのバ
スライン27とから構成されている。
を説明するに先立ち、駆動制御を行う制御システムにつ
いて説明する。図2に示すように、この制御システム
は、インパクトプリンタ全体を制御するCPU(中央演
算装置)21と、制御プログラムおよび後述する調整デ
ータを記憶させたROM(読み出し専用メモリ)22
と、外部からの受信データ等を一時記憶するRAM(読
み出し書き込みメモリ)23と、印字ヘッドの温度検出
回路24と、CPU21からの指令により印字ワイヤー
のドライブ時間とサイクルとを設定する設定テーブル2
5と、CPU21からの指令により印字ヘッドを駆動す
る印字ヘッドドライバ26と、各部を接続するためのバ
スライン27とから構成されている。
【0020】なお、設定テーブル25は、記憶装置等に
より個別に設けて構成するものではなく、ROM22内
の調整データから後述する最適な印字ワイヤーのドライ
ブ時間とサイクルとを読み出す動作で与えられるファー
ムウェアで実現するものである。
より個別に設けて構成するものではなく、ROM22内
の調整データから後述する最適な印字ワイヤーのドライ
ブ時間とサイクルとを読み出す動作で与えられるファー
ムウェアで実現するものである。
【0021】ROM22内に記憶された調整データは、
印字ヘッドの幾つかの温度範囲において、印字品位を確
保する最適な印字ワイヤーのドライブ時間とサイクルと
を実験的に求め、各々対応を付けたものである。また、
温度検出回路24は、図3に示すように、印字ヘッドの
内部に実装されたサーミスタ31と、このサーミスタ3
1の抵抗変化を基準電圧Va、Vbで比較するコンパレ
ータ32、33と、その基準電圧Va、Vbを定電圧V
から分圧させる抵抗R1 、R2 、R3 、R4 とにより構
成されている。
印字ヘッドの幾つかの温度範囲において、印字品位を確
保する最適な印字ワイヤーのドライブ時間とサイクルと
を実験的に求め、各々対応を付けたものである。また、
温度検出回路24は、図3に示すように、印字ヘッドの
内部に実装されたサーミスタ31と、このサーミスタ3
1の抵抗変化を基準電圧Va、Vbで比較するコンパレ
ータ32、33と、その基準電圧Va、Vbを定電圧V
から分圧させる抵抗R1 、R2 、R3 、R4 とにより構
成されている。
【0022】そして、この温度検出回路24のコンパレ
ータ32、33からは、予め設定された温度に対応した
第1レベル、第2レベルの二段階の温度検知信号Sa 、
Sbが出力され、図2に示すCPU21へ送出される。
このような温度検出回路24によって、印字ヘッドの温
度をデジタル的に検出することができるようになる。す
なわち、検出温度をK1 、K2 (K1 <K2 )とし、K
1 の時に第1レベル信号Sa が、K2 の時に第2レベル
信号Sb が各々出力されるように抵抗R1 、R2 、R3
、R4 の値が設定されている。
ータ32、33からは、予め設定された温度に対応した
第1レベル、第2レベルの二段階の温度検知信号Sa 、
Sbが出力され、図2に示すCPU21へ送出される。
このような温度検出回路24によって、印字ヘッドの温
度をデジタル的に検出することができるようになる。す
なわち、検出温度をK1 、K2 (K1 <K2 )とし、K
1 の時に第1レベル信号Sa が、K2 の時に第2レベル
信号Sb が各々出力されるように抵抗R1 、R2 、R3
、R4 の値が設定されている。
【0023】次に、上記説明した制御システムに基づく
本発明の第1実施例を説明する。先ず、図1(a)のス
テップ1aに示すように、第1レベル信号Sa の出力の
有無をCPU21によって判断し、第1レベル信号Sa
が出力されていない場合、すなわち印字ヘッドの温度が
K1 未満である場合にはステップ1bへ進み、駆動調整
を行わない通常の印字動作を行う。
本発明の第1実施例を説明する。先ず、図1(a)のス
テップ1aに示すように、第1レベル信号Sa の出力の
有無をCPU21によって判断し、第1レベル信号Sa
が出力されていない場合、すなわち印字ヘッドの温度が
K1 未満である場合にはステップ1bへ進み、駆動調整
を行わない通常の印字動作を行う。
【0024】また、第1レベル信号Sa の出力が有ると
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK1 に達して
いる場合にはステップ1cへ進み、後述する印字ヘッド
駆動時間設定処理に基づく印字動作を行う。ステップ1
cへ進んだ後にはステップ1dへ進み、第2レベル信号
Sb の出力の有無をCPU21によって判断する。ここ
で信号出力が無いと判断した場合、すなわち印字ヘッド
の温度がK2 未満の場合にはステップ1aへ戻って判断
を繰り返す。一方、第2レベル信号Sb の出力が有ると
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK2 以上とな
った場合にはステップ1eへ進み、上記印字ヘッド駆動
時間設定処理に基づく印字動作に従来の冷却動作を加え
た冷却用印字動作を行う。
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK1 に達して
いる場合にはステップ1cへ進み、後述する印字ヘッド
駆動時間設定処理に基づく印字動作を行う。ステップ1
cへ進んだ後にはステップ1dへ進み、第2レベル信号
Sb の出力の有無をCPU21によって判断する。ここ
で信号出力が無いと判断した場合、すなわち印字ヘッド
の温度がK2 未満の場合にはステップ1aへ戻って判断
を繰り返す。一方、第2レベル信号Sb の出力が有ると
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK2 以上とな
った場合にはステップ1eへ進み、上記印字ヘッド駆動
時間設定処理に基づく印字動作に従来の冷却動作を加え
た冷却用印字動作を行う。
【0025】また、ステップ1eを行った後はステップ
1dの判断に戻り、第2レベル信号Sb の有無の判定を
繰り返す。そして、上述のようにして選択された印字動
作、すなわち通常の印字動作(ステップ1b)、印字ヘ
ッド駆動時間設定処理に基づく印字動作(ステップ1
c)、冷却動作を加えた冷却用印字動作(ステップ1
e)のいずれかを実行しながら常に第1レベル信号Sa
および第2レベル信号Sb の有無を判定し、その判定が
変化した際には即座にその判定に応じた印字動作に切り
換える。
1dの判断に戻り、第2レベル信号Sb の有無の判定を
繰り返す。そして、上述のようにして選択された印字動
作、すなわち通常の印字動作(ステップ1b)、印字ヘ
ッド駆動時間設定処理に基づく印字動作(ステップ1
c)、冷却動作を加えた冷却用印字動作(ステップ1
e)のいずれかを実行しながら常に第1レベル信号Sa
および第2レベル信号Sb の有無を判定し、その判定が
変化した際には即座にその判定に応じた印字動作に切り
換える。
【0026】次に、第1実施例の制御方法における主要
部分を成す印字ヘッド駆動時間設定処理を説明する。図
1(b)に示すように、この処理が開始されると、先
ず、設定されたレベルの温度、この場合はK1 以上K2
未満の温度に対応した印字ワイヤーのドライブ時間とサ
イクルとをROM22(図2参照)に記憶された調整デ
ータから順次読み出す処理を行う(ステップ1f、1
g)。
部分を成す印字ヘッド駆動時間設定処理を説明する。図
1(b)に示すように、この処理が開始されると、先
ず、設定されたレベルの温度、この場合はK1 以上K2
未満の温度に対応した印字ワイヤーのドライブ時間とサ
イクルとをROM22(図2参照)に記憶された調整デ
ータから順次読み出す処理を行う(ステップ1f、1
g)。
【0027】次に、読み出したサイクルに対応するドラ
イブ時間の補正を行う(ステップ1h)。すなわち、第
1実施例では、温度上昇等にともなう駆動コイル85
(図8参照)のドライブ電流低下を補うためのドライブ
時間DT1 の延長ΔT1 をΔt1 だけ短くする補正を行
う。さらに、このドライブ時間DT1 の補正とともに、
ドライブ時間DT1 がΔt1 だけ短くなって印字圧力が
低下する分を補うようにドライブ時間DT2 をΔt2 だ
け長くする補正を行う。
イブ時間の補正を行う(ステップ1h)。すなわち、第
1実施例では、温度上昇等にともなう駆動コイル85
(図8参照)のドライブ電流低下を補うためのドライブ
時間DT1 の延長ΔT1 をΔt1 だけ短くする補正を行
う。さらに、このドライブ時間DT1 の補正とともに、
ドライブ時間DT1 がΔt1 だけ短くなって印字圧力が
低下する分を補うようにドライブ時間DT2 をΔt2 だ
け長くする補正を行う。
【0028】次いで、このように補正した各々のドライ
ブ時間DT1 、DT2 の値を設定テーブル25(図2参
照)に設定し(ステップ1i)、この値に基づいた印字
動作を行う(ステップ1j)。これによって、温度上昇
等の諸条件の変化によって駆動コイル85(図8参照)
のドライブ電流が低下した際でも、ドライブ電流を無駄
に高める補正を行うことなく、しかも所定印字圧力を確
保する制御が行えるようになる。
ブ時間DT1 、DT2 の値を設定テーブル25(図2参
照)に設定し(ステップ1i)、この値に基づいた印字
動作を行う(ステップ1j)。これによって、温度上昇
等の諸条件の変化によって駆動コイル85(図8参照)
のドライブ電流が低下した際でも、ドライブ電流を無駄
に高める補正を行うことなく、しかも所定印字圧力を確
保する制御が行えるようになる。
【0029】次に、第1実施例における制御方法の具体
例を図4に基づき説明する。図4(a)は通常印字時、
すなわちサイクルダウンをさせない場合のコイル電流、
アーマチュア変位および印字圧力の波形を示し、図4
(b)はドライブ補正を行いサイクルダウンをさせた場
合のコイル電流、アーマチュア変位および印字圧力の波
形をそれぞれ示している。
例を図4に基づき説明する。図4(a)は通常印字時、
すなわちサイクルダウンをさせない場合のコイル電流、
アーマチュア変位および印字圧力の波形を示し、図4
(b)はドライブ補正を行いサイクルダウンをさせた場
合のコイル電流、アーマチュア変位および印字圧力の波
形をそれぞれ示している。
【0030】図4(a)で示すように、通常印字時にお
いてはアーマチュアの変位が開放されて戻ってくる一回
の動作終了後、極短時間あるいは同時に次の印字動作が
始まるように一回のサイクルタイムに制限が付けられて
いる。このため、一回の動作を制限時間内で終了させる
ようなドライブ時間DT1 およびドライブ時間DT2 に
よって印字が制御される。
いてはアーマチュアの変位が開放されて戻ってくる一回
の動作終了後、極短時間あるいは同時に次の印字動作が
始まるように一回のサイクルタイムに制限が付けられて
いる。このため、一回の動作を制限時間内で終了させる
ようなドライブ時間DT1 およびドライブ時間DT2 に
よって印字が制御される。
【0031】図4(b)に示すように、ドライブ補正時
においては諸条件により行う印字ヘッドのサイクルダウ
ンに応じて駆動コイル85(図8参照)のドライブ時間
DT1 と、ドライブ時間DT2 との補正を行う。すなわ
ち、諸条件の変化で低下する駆動コイル85(図8参
照)のコイル電流を補うため、従来では通電時間T1 を
ΔT1 だけ延長するようドライブ時間DT1 の補正を行
っていた(図10(b)参照)。第1実施例では、この
ΔT1 をΔt1 だけ短くするようなドライブ時間DT1
の補正を行い、コイル電流の不要な増加を抑制する。
においては諸条件により行う印字ヘッドのサイクルダウ
ンに応じて駆動コイル85(図8参照)のドライブ時間
DT1 と、ドライブ時間DT2 との補正を行う。すなわ
ち、諸条件の変化で低下する駆動コイル85(図8参
照)のコイル電流を補うため、従来では通電時間T1 を
ΔT1 だけ延長するようドライブ時間DT1 の補正を行
っていた(図10(b)参照)。第1実施例では、この
ΔT1 をΔt1 だけ短くするようなドライブ時間DT1
の補正を行い、コイル電流の不要な増加を抑制する。
【0032】さらに、ドライブ時間DT1 が従来に比べ
てΔt1 短くなったことにともない、その分の印字圧力
低下を補うため駆動コイル85(図8参照)の回生時間
であるT2 をΔt2 延長してドライブ時間DT2 の補正
を行っている。これによって、アーマチュア82(図8
参照)のストロークを補って必要な印字圧力を確保でき
るとともに、諸条件の変化に対して駆動コイル85(図
8参照)のコイル電流が上がり過ぎないようになり、消
費電力の軽減を図れる(図4(b)のW1 、W2 参
照)。
てΔt1 短くなったことにともない、その分の印字圧力
低下を補うため駆動コイル85(図8参照)の回生時間
であるT2 をΔt2 延長してドライブ時間DT2 の補正
を行っている。これによって、アーマチュア82(図8
参照)のストロークを補って必要な印字圧力を確保でき
るとともに、諸条件の変化に対して駆動コイル85(図
8参照)のコイル電流が上がり過ぎないようになり、消
費電力の軽減を図れる(図4(b)のW1 、W2 参
照)。
【0033】また、第1実施例における制御方法では、
サイクルダウンに応じたドライブ補正を行う際に従来と
比べてコイル電流を低くできるため、駆動コイル85
(図8参照)を冷却するための冷却用印字動作の回数が
減ることになり、印字に対するスループットが向上する
ことになる。
サイクルダウンに応じたドライブ補正を行う際に従来と
比べてコイル電流を低くできるため、駆動コイル85
(図8参照)を冷却するための冷却用印字動作の回数が
減ることになり、印字に対するスループットが向上する
ことになる。
【0034】次に、本発明の第2実施例の流れを図5〜
図6に基づき説明する。先ず、図5(a)のステップ5
aに示すように、温度検出回路24(図2参照)による
第1レベル信号Sa の出力の有無をCPU21(図2参
照)によって判断する。ここで第1レベル信号Sa が出
力されていない場合、すなわち印字ヘッドの温度がK1
未満である場合にはステップ5bへ進み、駆動調整を行
わない通常の印字動作を行う。
図6に基づき説明する。先ず、図5(a)のステップ5
aに示すように、温度検出回路24(図2参照)による
第1レベル信号Sa の出力の有無をCPU21(図2参
照)によって判断する。ここで第1レベル信号Sa が出
力されていない場合、すなわち印字ヘッドの温度がK1
未満である場合にはステップ5bへ進み、駆動調整を行
わない通常の印字動作を行う。
【0035】また、第1レベル信号Sa の出力が有ると
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK1 に達して
いる場合にはステップ5cへ進み、後述する印字ヘッド
駆動時間設定処理に基づく印字動作を行う。ステップ5
cへ進んだ後にはステップ5dへ進み、第2レベル信号
Sb の出力の有無をCPU21によって判断する。ここ
で信号出力が無いと判断した場合、すなわち印字ヘッド
の温度がK2 未満の場合にはステップ5aへ戻って判断
を繰り返す。一方、第2レベル信号Sb の出力が有ると
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK2 以上とな
った場合にはステップ5eへ進み、上記印字ヘッド駆動
時間設定処理に基づく印字動作に従来の冷却動作を加え
た冷却用印字動作を行う。
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK1 に達して
いる場合にはステップ5cへ進み、後述する印字ヘッド
駆動時間設定処理に基づく印字動作を行う。ステップ5
cへ進んだ後にはステップ5dへ進み、第2レベル信号
Sb の出力の有無をCPU21によって判断する。ここ
で信号出力が無いと判断した場合、すなわち印字ヘッド
の温度がK2 未満の場合にはステップ5aへ戻って判断
を繰り返す。一方、第2レベル信号Sb の出力が有ると
判断した場合、つまり印字ヘッドの温度がK2 以上とな
った場合にはステップ5eへ進み、上記印字ヘッド駆動
時間設定処理に基づく印字動作に従来の冷却動作を加え
た冷却用印字動作を行う。
【0036】また、ステップ5eを行った後はステップ
5dの判断に戻り、第2レベル信号Sb の有無の判定を
繰り返す。そして、上述のようにして選択された印字動
作、すなわち通常の印字動作(ステップ5b)、印字ヘ
ッド駆動時間設定処理に基づく印字動作(ステップ5
c)、冷却動作を加えた冷却用印字動作(ステップ5
e)のいずれかを実行しながら常に第1レベル信号Sa
および第2レベル信号Sb の有無を判定し、その判定が
変化した際には即座にその判定に応じた印字動作に切り
換える。
5dの判断に戻り、第2レベル信号Sb の有無の判定を
繰り返す。そして、上述のようにして選択された印字動
作、すなわち通常の印字動作(ステップ5b)、印字ヘ
ッド駆動時間設定処理に基づく印字動作(ステップ5
c)、冷却動作を加えた冷却用印字動作(ステップ5
e)のいずれかを実行しながら常に第1レベル信号Sa
および第2レベル信号Sb の有無を判定し、その判定が
変化した際には即座にその判定に応じた印字動作に切り
換える。
【0037】次に、第2実施例の制御方法における主要
部分を成す印字ヘッド駆動時間設定処理を説明する。図
6に示すように、この処理が開始されると、先ず、設定
されたレベルの温度、この場合はK1 以上K2 未満の温
度に対応した印字ワイヤーのドライブ時間とサイクルと
をROM22(図2参照)に記憶された調整データから
順次読み出す処理を行う(ステップ6a、6b)。
部分を成す印字ヘッド駆動時間設定処理を説明する。図
6に示すように、この処理が開始されると、先ず、設定
されたレベルの温度、この場合はK1 以上K2 未満の温
度に対応した印字ワイヤーのドライブ時間とサイクルと
をROM22(図2参照)に記憶された調整データから
順次読み出す処理を行う(ステップ6a、6b)。
【0038】次に、読み出したサイクルが実験によって
求められたアーマチュア82(図8参照)の戻りによる
リバウンドが残るサイクル範囲に入っているか否かの判
定を行う(ステップ6c)。そして、サイクルがリバウ
ンドの残る範囲外であればその値を設定テーブル25
(図2参照)に設定し(ステップ6e)、その設定に基
づく印字動作を行う(ステップ6f)。
求められたアーマチュア82(図8参照)の戻りによる
リバウンドが残るサイクル範囲に入っているか否かの判
定を行う(ステップ6c)。そして、サイクルがリバウ
ンドの残る範囲外であればその値を設定テーブル25
(図2参照)に設定し(ステップ6e)、その設定に基
づく印字動作を行う(ステップ6f)。
【0039】一方、読み出したサイクルがリバウンドの
残る範囲内であった場合には駆動コイル85(図8参
照)の回生時間T2 にΔT2 を加える補正を行い(ステ
ップ6d)、その補正後のドライブ時間を設定テーブル
25に設定し(ステップ6e)、その設定したドライブ
時間とサイクルとに基づいて印字動作を行う(ステップ
6f)。これによって、アーマチュア82のリバウンド
が残るサイクルであっても回生時間T2 にΔT2 を加え
る補正でそれを減少することができ、所定の印字圧力を
確保する制御が行えるようになる。
残る範囲内であった場合には駆動コイル85(図8参
照)の回生時間T2 にΔT2 を加える補正を行い(ステ
ップ6d)、その補正後のドライブ時間を設定テーブル
25に設定し(ステップ6e)、その設定したドライブ
時間とサイクルとに基づいて印字動作を行う(ステップ
6f)。これによって、アーマチュア82のリバウンド
が残るサイクルであっても回生時間T2 にΔT2 を加え
る補正でそれを減少することができ、所定の印字圧力を
確保する制御が行えるようになる。
【0040】次に、第2実施例における制御方法の具体
例を図7に基づき説明する。図7(a)は通常補正時、
すなわちサイクルダウンをさせた場合のコイル電流、ア
ーマチュア変位および印字圧力の波形を示し、図7
(b)はドライブ時間DT2 補正時のコイル電流、アー
マチュア変位および印字圧力の波形をそれぞれ示してい
る。
例を図7に基づき説明する。図7(a)は通常補正時、
すなわちサイクルダウンをさせた場合のコイル電流、ア
ーマチュア変位および印字圧力の波形を示し、図7
(b)はドライブ時間DT2 補正時のコイル電流、アー
マチュア変位および印字圧力の波形をそれぞれ示してい
る。
【0041】図7(a)で示すように、諸条件の変化に
対応するため通常補正時においてはサイクルCTa を通
常印字時のサイクルCT(図10(a)参照)に比べて
長くしている。ところが、サイクルCTa では一回目の
アーマチュア変位と二回目のアーマチュア変位との間で
リバウンドが発生しており、しかもそのリバウンドによ
ってアーマチュア82(図2参照)が下降する時に二回
目の印字動作が開始しており、これによって所定の印字
圧力が得られない状態となっている。
対応するため通常補正時においてはサイクルCTa を通
常印字時のサイクルCT(図10(a)参照)に比べて
長くしている。ところが、サイクルCTa では一回目の
アーマチュア変位と二回目のアーマチュア変位との間で
リバウンドが発生しており、しかもそのリバウンドによ
ってアーマチュア82(図2参照)が下降する時に二回
目の印字動作が開始しており、これによって所定の印字
圧力が得られない状態となっている。
【0042】このような場合において第2実施例ではド
ライブ時間DT2 を制御することでアーマチュア82の
リバウンドが二回目以降の印字圧力に影響を与えないよ
うにしている。すなわち、サイクルCTa がアーマチュ
ア82のリバウンドによる影響を残すような範囲内であ
った場合、図7(b)に示すように回生時間T2 をΔT
2 延長するようにドライブ時間DT2 を補正する。リバ
ウンドが次の印字に影響を与えるようなサイクルの範囲
は、ドライブ時間DT1 とアーマチュア変位、およびサ
イクルの関係を予め実験的に求めておくことで決定され
るものである。また、ΔT2 はリバウンドが次の印字に
影響を与えないような値となるよう求めて設定しておく
(1<(T2 +ΔT2 )/T2 <2の範囲が適当であ
る)。
ライブ時間DT2 を制御することでアーマチュア82の
リバウンドが二回目以降の印字圧力に影響を与えないよ
うにしている。すなわち、サイクルCTa がアーマチュ
ア82のリバウンドによる影響を残すような範囲内であ
った場合、図7(b)に示すように回生時間T2 をΔT
2 延長するようにドライブ時間DT2 を補正する。リバ
ウンドが次の印字に影響を与えるようなサイクルの範囲
は、ドライブ時間DT1 とアーマチュア変位、およびサ
イクルの関係を予め実験的に求めておくことで決定され
るものである。また、ΔT2 はリバウンドが次の印字に
影響を与えないような値となるよう求めて設定しておく
(1<(T2 +ΔT2 )/T2 <2の範囲が適当であ
る)。
【0043】このように、ドライブ時間DT2 を延長す
ることでサイクルCTb となり、一回目のアーマチュア
変位と二回目のアーマチュア変位との間のリバウンドが
制御され、二回目の印字動作において所定の印字圧力を
確保できるようになる。例えば、ΔT2 を一回目のアー
マチュア変位と二回目のアーマチュア変位との間のリバ
ウンドが収束する程度の値に設定しておけば、二回目の
アーマチュア変位に影響が無くなり所定の印字圧力を確
保できる。
ることでサイクルCTb となり、一回目のアーマチュア
変位と二回目のアーマチュア変位との間のリバウンドが
制御され、二回目の印字動作において所定の印字圧力を
確保できるようになる。例えば、ΔT2 を一回目のアー
マチュア変位と二回目のアーマチュア変位との間のリバ
ウンドが収束する程度の値に設定しておけば、二回目の
アーマチュア変位に影響が無くなり所定の印字圧力を確
保できる。
【0044】なお、高速印字に対応する場合には、リバ
ウンドが収束する前であっても二回目のアーマチュア変
位に与える影響が少なくなるようなタイミングでΔT2
を設定することにより、印字のスループットを高めるこ
とができるようになる。第2実施例においては、印字ヘ
ッドのアーマチュア82が安定した状態で印字動作を起
こすことになり、繰り返し印字を行う場合であっても常
に十分な印字圧力を確保することができるようになる。
ウンドが収束する前であっても二回目のアーマチュア変
位に与える影響が少なくなるようなタイミングでΔT2
を設定することにより、印字のスループットを高めるこ
とができるようになる。第2実施例においては、印字ヘ
ッドのアーマチュア82が安定した状態で印字動作を起
こすことになり、繰り返し印字を行う場合であっても常
に十分な印字圧力を確保することができるようになる。
【0045】第1実施例および第2実施例では、ばねチ
ャージ型の印字ヘッドを例として説明したが、本発明は
これに限定されない。つまり、本発明は、駆動コイルに
通電しアーマチュアを吸引して印字を行うプランジャ型
やクラッパ型の印字ヘッドにおいても適応可能である。
ャージ型の印字ヘッドを例として説明したが、本発明は
これに限定されない。つまり、本発明は、駆動コイルに
通電しアーマチュアを吸引して印字を行うプランジャ型
やクラッパ型の印字ヘッドにおいても適応可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印字ヘッ
ドの駆動制御方法によれば次のような効果がある。すな
わち、本発明では、諸条件に応じて駆動コイルのドライ
ブ時間を延長する補正を行うにあたり、通電時間の延長
を少なくするとともに回生時間を延ばすことで所定の印
字圧力確保と消費電力低減とを両立させることが可能と
なる。これによって、コイル温度の上昇を抑制でき、冷
却用印字動作の回数を減らすことができるため印字に対
するスループットを向上させることが可能となる。ま
た、サイクルダウンさせた場合であっても回生時間を制
御することでアーマチュアのリバウンドの影響を軽減で
きるため、安定した印字圧力で連続印字を行うことがで
き印字品位の向上を図ることが可能となる。
ドの駆動制御方法によれば次のような効果がある。すな
わち、本発明では、諸条件に応じて駆動コイルのドライ
ブ時間を延長する補正を行うにあたり、通電時間の延長
を少なくするとともに回生時間を延ばすことで所定の印
字圧力確保と消費電力低減とを両立させることが可能と
なる。これによって、コイル温度の上昇を抑制でき、冷
却用印字動作の回数を減らすことができるため印字に対
するスループットを向上させることが可能となる。ま
た、サイクルダウンさせた場合であっても回生時間を制
御することでアーマチュアのリバウンドの影響を軽減で
きるため、安定した印字圧力で連続印字を行うことがで
き印字品位の向上を図ることが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例を説明するフローチャート
である。
である。
【図2】制御システムのブロック図である。
【図3】温度検出回路図である。
【図4】第1実施例を説明する波形で、(a)は通常印
字時、(b)はドライブ補正時を示している。
字時、(b)はドライブ補正時を示している。
【図5】第2実施例を説明するフローチャート(その
1)である。
1)である。
【図6】第2実施例を説明するフローチャート(その
2)である。
2)である。
【図7】第2実施例を説明する波形で、(a)は通常補
正時、(b)はドライブ時間DT2 補正時を示してい
る。
正時、(b)はドライブ時間DT2 補正時を示してい
る。
【図8】印字ヘッドを説明する部分断面図である。
【図9】印字制御を説明する図で、(a)は回路図、
(b)は信号タイミングと波形を示している。
(b)は信号タイミングと波形を示している。
【図10】従来例を説明する波形で、(a)は通常印字
時、(b)はドライブ補正時を示している。
時、(b)はドライブ補正時を示している。
21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 温度検出回路 25 設定テーブル 26 印字ヘッドドライバ 27 バスライン 81 板ばね 82 アーマチュア 83 ワイヤー 84 永久磁石 85 駆動コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 登 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 安藤 紘一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 下杉 優彦 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動コイルへの通電に基づき印字ワイヤ
ーを駆動して所定の印字を行う印字ヘッドにおいて、諸
条件の変化に応じて該駆動コイルへ電流を流す通電時間
と、通電の後に該駆動コイルを含む閉回路内で電流を循
環させる回生時間とを制御し該印字ワイヤーによる所定
の印字圧力を確保する印字ヘッドの駆動制御方法であっ
て、 前記諸条件の変化によって前記駆動コイルの電流量が低
下した際、前記通電時間を所定量延ばして前記印字圧力
の低下を補うにあたり、その延ばす時間を少なくすると
ともに、少なくした時間に応じた印字圧力の低下を補う
よう前記回生時間を延ばすことを特徴とする印字ヘッド
の駆動制御方法。 - 【請求項2】 駆動コイルへの通電に基づき印字ワイヤ
ーを駆動して所定の印字を行う印字ヘッドにおいて、諸
条件の変化に応じて該駆動コイルへ電流を流す通電時間
と、通電の後に該駆動コイルを含む閉回路内で電流を循
環させる回生時間とを制御し該印字ワイヤーによる所定
の印字圧力を確保する印字ヘッドの駆動制御方法であっ
て、 前記印字ワイヤーの駆動を連続して行う場合、前記回生
時間を制御することで二回目以降の駆動による該印字ワ
イヤーの印字圧力を確保することを特徴とする印字ヘッ
ドの駆動制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6114364A JPH07299918A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 印字ヘッドの駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6114364A JPH07299918A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 印字ヘッドの駆動制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07299918A true JPH07299918A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14635874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6114364A Pending JPH07299918A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 印字ヘッドの駆動制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07299918A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014080015A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-05-08 | Seiko Epson Corp | ドットインパクトプリンター |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0313353A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-22 | Seiko Epson Corp | インパクトドットヘッド |
| JPH0577457A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-03-30 | Seiko Epson Corp | インパクトプリンタ |
| JPH0624018A (ja) * | 1992-07-06 | 1994-02-01 | Seiko Epson Corp | インパクトドットプリンタ |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6114364A patent/JPH07299918A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0313353A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-22 | Seiko Epson Corp | インパクトドットヘッド |
| JPH0577457A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-03-30 | Seiko Epson Corp | インパクトプリンタ |
| JPH0624018A (ja) * | 1992-07-06 | 1994-02-01 | Seiko Epson Corp | インパクトドットプリンタ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014080015A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-05-08 | Seiko Epson Corp | ドットインパクトプリンター |
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