JPH07304254A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH07304254A
JPH07304254A JP6101261A JP10126194A JPH07304254A JP H07304254 A JPH07304254 A JP H07304254A JP 6101261 A JP6101261 A JP 6101261A JP 10126194 A JP10126194 A JP 10126194A JP H07304254 A JPH07304254 A JP H07304254A
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JP
Japan
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electron
recording material
heat
group
sensitive recording
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Application number
JP6101261A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kawakami
浩 川上
Naoto Yanagihara
直人 柳原
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/333Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds
    • B41M5/3333Non-macromolecular compounds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発色性、記録前の保存性、耐光性および発色
画像の安定性を向上した感熱記録材料を提供すること。 【構成】 支持体上に電子供与性無色染料と電子受容性
化合物を含む感熱発色層をに設けた感熱記録材料におい
て、感熱発色層中に下記一般式(1)で表されるサリチ
ル酸誘導体と金属化合物とを含み、かつこれらが固体分
散状態であることを特徴とする感熱記録材料。 一般式(1) 【化1】 1はアルキル基またはアリール基を、Xは水素原子、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基またはハロゲン
原子を、Mは水素原子またはn価の金属原子を、nは整
数を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱記録材料に関し、さ
らに詳細には発色性、生保存性および発色画像の安定性
を向上させた電子供与性無色染料と電子受容性化合物を
含有する発色層を支持体上に設けた感熱記録材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子供与性無色染料と電子受容性化合物
を使用した記録材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、
通電感熱記録紙、感熱転写紙等として既によく知られて
いる。たとえば英国特許第2,140,449号、米国
特許第4,480,052号、同第4,436,920
号、特公昭60−23992号、特開昭57−1798
36号、同60−123556号、同60−12355
7号などに詳しい。特に、感熱記録材料は特公昭43−
4160号、特公昭45−14039号公報等に詳し
い。これらの感熱記録システムはファクシミリ、プリン
ター、ラベル等の多分野に応用され、ニーズが拡大して
いる。しかし、感熱記録材料が溶剤等によりカブリが生
じてしまう欠点、および発色体が油脂、薬品等により変
褪色を起こしてしまう欠点を有しているために、ラベル
類、伝票類、ワープロ用紙、プロッター用紙等の分野に
おいては、特に商品価値を著しく損ねてきた。
【0003】本発明者らは、電子供与性無色染料、電子
受容性化合物のそれぞれについて、その油溶性、水への
溶解度、分配係数、pKa、置換基の極性、置換基の位
置に着目して、良好な記録材料用素材および記録材料の
開発を追求してきた。ところが、これらの耐性を付与す
ることにより、感度が著しく低下する問題点が生じてき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高感
度で、生保存性、発色画像の安定性が良好な印字品質の
感熱記録材料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は、支持体上に電子供与性無色染料と電子受容性
化合物を含有する感熱発色層を設けた感熱記録材料にお
いて、感熱発色層中に一般式(1)で表されるサリチル
酸誘導体またはその金属塩と金属化合物を含有すること
を特徴とする感熱記録材料により達成された。
【0006】
【化5】
【0007】一般式(1)において、R1はアルキル基
またはアリール基を、Xは水素原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基またはハロゲン原子を、Mは水素
原子またはn価の金属原子を、nは整数を表す。
【0008】一般式(1)において、R1で表される基
のうち炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜15の
アリール基が好ましい。アルキル基は炭素数1〜10の
アルコキシ基、炭素数6〜10のアリール基、ハロゲン
原子で置換されていてもよい。アリール基は炭素数1〜
10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭
素数6〜10のアリール基、ハロゲン原子で置換されて
いてもよい。R1として、具体的にはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、n−アミル基、n−
ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、
n−デシル基、n−ドデシル基、n−ペンタデシル基、
メトキシエチル基、ベンジル基、4−メチルベンジル
基、フェニル基、トリル基、メトキシフェニル基などが
好ましい。
【0009】一般式(1)において、Xで表される基の
うち水素原子、塩素原子、炭素数1〜8のアルキル基、
炭素数6〜10のアリール基、炭素数1〜8のアルコキ
シ基が好ましい。アルキル基、アリール基、アルコキシ
基は更に置換基を有していてもよい。Xとして具体的に
は、水素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、t−ブチル基、t−オクチル基、ベンジル
基、α−メチルベンジル基、α,α−ジメチルベンジル
基、フエニル基などが好ましい。
【0010】一般式(1)において、Mで表される金属
原子のうち2価または3価の金属が好ましい。nは2ま
たは3が好ましい。Mとして、具体的には亜鉛、マグネ
シウム、バリウム、カルシウム、アルミニウム、錫、チ
タン、ニッケル、コバルト、マンガン、鉄などの金属が
好ましく、特に亜鉛、アルミニウム、マグネシウムおよ
びカルシウムが好ましい。
【0011】R1OCONHー基の置換位置はサリチル
酸の4位、5位が好ましい。
【0012】本発明に係わるサリチル酸誘導体の具体例
を示すが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
【0013】4−メトキシカルボニルアミノサリチル
酸、4−エトキシカルボニルアミノサリチル酸、4−n
−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−イ
ソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−n
−ブトキシカルボニルアミノサリチル酸、4−イソブチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−n−ヘキシ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−n−オクチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−(2−エチ
ルヘキシルオキシカルボニルアミノ)サリチル酸、4−
n−デシルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−n
−ドデシルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−
(2−メトキシエトキシカルボニルアミノ)サリチル
酸、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
4−フェノキシカルボニルアミノサリチル酸、4−p−
トリルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−メチル
−4−n−オクチルオキシカルボニルアミノサリチル
酸、5−フェニル−4−n−オクチルオキシカルボニル
アミノサリチル酸、5−メトキシカルボニルアミノサリ
チル酸、5−エトキシカルボニルアミノサリチル酸、5
−n−プロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5
−イソプロピルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5
−n−ブトキシカルボニルアミノサリチル酸、5−イソ
ブチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−n−ヘ
キシルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−n−オ
クチルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5−(2−
エチルヘキシルオキシカルボニルアミノ)サリチル酸、
5−n−デシルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5
−n−ドデシルオキシカルボニルアミノサリチル酸、5
−(2−メトキシエトキシカルボニルアミノ)サリチル
酸、5−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸、
5−フェノキシカルボニルアミノサリチル酸、5−p−
トリルオキシカルボニルアミノサリチル酸、3−t−ブ
チル−5−n−オクチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、3−n−オクチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸、6−n−オクチルオキシカルボニルアミノサリチ
ル酸などが挙げられる。この中でも特に4−n−オクチ
ルカルボニルアミノサリチル酸が好ましい。
【0014】一般式(1)で示されるサリチル酸誘導体
は、亜鉛、アルミニウム、チタン、けい素、ほう素、マ
グネシウム、またはカルシウム等の酸化物、水酸化物、
炭酸塩、カルボン酸塩の一種以上と併用すると画像保存
性がさらに向上する。特に併用する金属化合物の中で酸
化亜鉛、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化
けい素、けい酸アルミニウムが好ましく、特に酸化亜鉛
が好ましい。
【0015】本発明による一般式(1)で表されるサリ
チル酸誘導体またはその金属塩のサンドミル等での微粒
化後の分散粒径は、発色感度を得るためなるべく3μm
以下、好ましくは2μm以下まで微粒化するのが好まし
い。また、本発明のサリチル酸誘導体を使用する場合は
水系で金属化合物と混合して分散して得られた固体分散
液を使用するのが好ましい。この場合の金属化合物の中
では先に挙げた酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、炭酸カ
ルシウム、二酸化けい素、けい酸アルミニウムが好まし
く、特に酸化亜鉛が好ましい。
【0016】また本発明において、既によく知られてい
る本発明以外のサリチル酸誘導体、芳香族カルボン酸の
金属塩、フェノール誘導体、フェノール樹脂、ノボラッ
ク樹脂、金属処理ノボラック樹脂、金属錯体、酸性白
土、ベントナイト等の電子受容性化合物を併用して用い
てもよい。これらの例は特公昭40−9309号、特公
昭45−14039号、特開昭52−140483号、
特開昭48−51510号、特開昭57−210886
号、特開昭58−87089号、特開昭59−1128
6号、特開昭60−176795号、特開昭61−95
988号等に記載されている。
【0017】これらの一部を例示すれば、4−ターシャ
リーブチルフェノール、4−フェニルフェノール、2,
2’−ジヒドロキシビフェニール、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、
4,4’−sec−ブチリデンジフェノール、4,4’
−シクロヘキシリデンジフェノール、ビス(3−アリル
−4−ヒドロキシフエニル)スルホン、4−ヒドロキシ
フエニル−3’,4’ジメチルフエニルスルホン、4−
(4−イソプロポキシフエニルスルホニル)フエノー
ル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルサルファイド、
1,4−ビス−(4’−ヒドロキシクミル)ベンゼン、
1,3−ビス−(4’−ヒドロキシクミル)ベンゼン、
4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチ
ルフェノール)、4,4’−ジヒドロキシジフェニルス
ルフォン,4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル、
3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3−フェニ
ル−5−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3
−クミル−5−t−オクチルサリチル酸、3,5−ジ−
t−ブチルサリチル酸、3−フェニル−5−t−オクチ
ルサリチル酸、3−メチル−5−α−メチルベンジルサ
リチル酸、3−メチル−5−クミルサリチル酸、3,5
−ジ−t−オクチルサリチル酸,3,5−ビス(α−メ
チルベンジル)サリチル酸,3−クミル−5−フェニル
サリチル酸、5−n−オクタデシルサリチル酸、4−ペ
ンタデシルサリチル酸、3,5−ビス(α,α−ジメチ
ルベンジル)サリチル酸、3,5−ビス−t−オクチル
サリチル酸、4−β−ドデシルオキシエトキシサリチル
酸、4−メトキシ−6−ドデシルオキシサリチル酸、4
−β−フェノキシエトキシサリチル酸、4−β−p−エ
チルフェノキシエトキシサリチル酸、4−[2’−(4
−メトキシフェニルオキシ)エチルオキシ]サリチル
酸、N−(フェノキシアセチル)アントラニル酸等及び
これらの金属塩等がある。この中で特に4−[2’−
(4−メトキシフェニルオキシ)エチルオキシ]サリチ
ル酸及び該金属塩と併用することが好ましい。本発明の
サリチル酸誘導体に対して、上記の電子受容性化合物
は、10〜200重量%の割合で混合するのが好まし
い。さらに好ましくは10〜100重量%である。また
上記の電子受容性化合物を2種以上併用するとさらに好
ましい。特に、4−[2’−(4−メトキシフェニルオ
キシ)エチルオキシ]サリチル酸(金属塩)と、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、4−(4
−イソプロポキシフエニルスルホニル)フエノールまた
は1,4−ビス−(4’−ヒドロキシクミル)ベンゼン
のうち少なくとも1種を含む組合せが好ましい。一般式
(1)で表されるサリチル酸誘導体に加えてさらに2種
以上の電子受容性化合物を併用する場合には、特に高感
度化の観点から電子受容性化合物をそれぞれを混合後に
分散処理を施すことが好ましい。
【0018】電子受容性化合物は、電子供与性無色染料
の50〜800重量%使用することが好ましく、さらに
好ましくは100〜500重量%である。
【0019】電子供与性無色染料としては、トリフェニ
ルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合物、フエ
ノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化合物、ロ
イコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム系化合
物、トリフエニルメタン系化合物、トリアゼン系化合
物、スピロピラン系化合物、フルオレン系化合物など各
種の化合物がある。フタリド類の具体例は米国再発行特
許明細書第23,024号、米国特許明細書第3,49
1,111号、同第3,491,112号、同第3,4
91,116号および同第3,509,174号、フル
オラン類の具体例は米国特許明細書第3,624,10
7号、同第3,627,787号、同第3,641,0
11号、同第3,462,828号、同第3,681,
390号、同第3,920,510号、同第3,95
9,571号、スピロジピラン類の具体例は米国特許明
細書第3,971,808号、ピリジン系およびピラジ
ン系化合物類は米国特許明細書第3,775,424
号、同第3,853,869号、同第4,246,31
8号、フルオレン系化合物の具体例は特開昭63−94
878号等に記載されている。本発明において好ましい
電子供与性無色染料としては下記一般式(2)で表され
るフルオラン化合物が挙げられる。
【0020】
【化6】
【0021】上記一般式において、R2およびR3はアル
キル基またはアリール基を、R4、R5およびR6は水素
原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルコキシ基を
表す。
【0022】このうち特に黒発色の2−アリールアミノ
−3−H、ハロゲン又はアルキル−6−置換アミノフル
オランが有効である。具体例としてたとえば2−アニリ
ノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−
アニリノ−3−メチル−6−N−シクロヘキシル−N−
メチルアミノフルオラン、2−p−クロロアニリノ−3
−メチル−6−ジブチルアミノフルオラン、2−アニリ
ノ−3−クロロ−6−ジエチルアミノフルオラン、2−
アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−イソアミ
ルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
N−エチル−N−ドデシルアミノフルオラン、2−o−
クロロアニリノ−6−ジブチルアミノフルオラン、2−
アニリノ−3−ペンタデシル−6−ジエチルアミノフル
オラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミ
ノフルオラン、2−o−トルイジノ−3−メチル−6−
ジイソプロピルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−
メチル−6−N−イソブチル−N−エチルアミノフルオ
ラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N
−テトラヒドロフルフリルアミノフルオラン、2−アニ
リノ−3−クロロ−6−N−エチル−N−イソアミルア
ミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−
メチル−N−γ−エトキシプロピルアミノフルオラン、
2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−γ−
エトキシプロピルアミノフルオラン、2−アニリノ−3
−メチル−6−N−エチル−N−γ−プロポキシプロピ
ルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
N−メチル−N−プロピルアミノフルオランなどが挙げ
られる。この中でも、2−アニリノ−3−メチル−6−
ジブチルアミノフルオランが好ましく、特に2−アニリ
ノ−3−メチル−6−N−メチル−N−n−プロピルア
ミノフルオランが好ましい。
【0023】電子供与性無色染料、電子受容性化合物以
外に増感剤を添加してもよい。増感剤の例としては、特
開昭58−57989号、特開昭58−87094号、
特開昭63−39375号等に開示されている化合物が
挙げられる。芳香族エーテル(特に、ベンジルエーテル
類、ジ(置換フェノキシ)アルカン類、ジフェニルエー
テル類、特に好ましくは2−ベンジルオキシナフタレ
ン、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、4−
ビフェニル−p−トリルエーテル)、芳香族エステル
(特に、しゅう酸ジベンジルエステル誘導体、特に好ま
しくはしゅう酸ジ(p−メチルベンジル))、ビフェニ
ル誘導体(特に、パラベンジルビフェニル、メタターフ
ェニル)又は脂肪族アミド、ウレア又は芳香族アミド又
はウレアなどがその代表である。増感剤は、電子供与性
無色染料の50〜800重量%使用することが好まし
く、さらに好ましくは100〜500重量%である。増
感剤は、2種以上併用して使用しても良い。特に、芳香
族エーテル、芳香族エステル、ビフェニル誘導体の増感
剤に脂肪族アミド、ウレアを併用することが好ましい。
脂肪族アミド、ウレアの例としては一般式(3)〜
(5)で挙げられるものが好ましい。
【0024】
【化7】
【0025】上記一般式において、R7は炭素数12〜
24のアルキル基またはアルケニル基を、R8は水素原
子、炭素数1〜24のアルキル基またはメチロール基
を、R9は炭素数1〜8のアルキレン基を表す。
【0026】具体的には、ステアリン酸アミド、パルミ
チン酸アミド、オレイン酸アミド、ステアリル尿素、パ
ルミチル尿素などが挙げられる。また、メチロールステ
アリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド等の
N−置換アミド化合物も含まれる。芳香族エーテル、芳
香族エステル、ビフェニル誘導体の増感剤に対してこれ
らのアミド化合物またはウレア化合物の添加量は1〜1
00重量%が好ましい。さらに好ましくは2〜50重量
%である。
【0027】次に本発明の代表的感熱発色層の製法につ
いて述べる。電子供与性無色染料、電子受容性化合物、
増感剤は、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子水溶
液とともにボールミル、サンドミル等を用い数ミクロン
以下まで分散される。増感剤は、電子供与性無色染料、
電子受容性化合物のいずれ、または両方に加え、同時に
分散するか、場合によっては予め電子供与性無色染料な
いし電子受容性化合物との共融物を作成し、分散しても
良い。これらの分散物は、分散後混合され、必要に応じ
顔料、界面活性剤、バインダー、金属石鹸、ワックス、
酸化防止剤、紫外線吸収剤等を加え感熱塗液とする。得
られた感熱塗液は、上質紙、下塗り層を有する上質紙、
合成紙、プラスチックフィルム等に塗布乾燥された後、
キャレンダー処理により平滑性を付与し、目的の感熱記
録材料となる。
【0028】本発明で用いられる支持体としては、JI
S−8119で規定される平滑度が500秒以上、特
に、800秒以上の支持体を用いるのがドット再現性の
点から特に好ましい。平滑度が500秒以上の支持体を
得るには、(1)合成紙やプラスチックフィルムのよう
な平滑度の高いものを使用する、(2)支持体上に顔料
を主成分とする下塗り層を設ける、(3)スーパーキャ
レンダー等を使用し支持体の平滑度を高くする等の手段
がある。
【0029】中でも顔料を主成分とする下塗り層を設け
るとドット再現性の点以外に高温下に保存した場合に白
地部がかぶりにくくなることを見いだした。本発明にお
いて、下塗り層に使用する顔料としては、焼成カオリ
ン、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、酸化亜鉛、リトポン、ロウ石、カオリン、シリカ、
非晶質シリカなどがある。これらの顔料は二種以上併用
してもよい。特に、焼成カオリンが好ましい。
【0030】下塗り層塗液は顔料分散液にバインダーを
混合して得られる。さらに必要に応じて離型剤、耐水化
剤、界面活性剤、サイズ剤やワックス等を加えてもよ
い。特に、アルケニルコハク酸塩、アルキルケテンダイ
マー、ロジン化合物等のサイズ剤、パラフィンワック
ス,マイクロクリスタリンワックス,カルナバロウワッ
クス,モンタンワックス,ポリエチレンワックス等の撥
水剤を添加すると白地部の保存性がさらに高くなる。サ
イズ剤,撥水剤の使用量は、下塗り層に含有される顔料
に対し、0.2〜20重量%、好ましくは0.5〜5重
量%である。得られた下塗り層塗液を、支持体上にバー
コーター、エアナイフコーター、ブレードコーター、カ
ーテンコーター等の装置を用い、塗布乾燥して、本発明
の下塗り層を得る。このように設けた下塗り層上に感熱
発色層を塗設して感熱記録材料を得る。下塗り層は感熱
発色層と同時に塗布しても、下塗り層塗布後、一旦下塗
り層を乾燥させた後に感熱発色層を塗布してもよい。下
塗り層の乾燥塗布量は3.0〜20.0g/m2が好ま
しく、さらに好ましくは5.0〜12.0g/m2であ
る。塗設量が少ないと著しく熱感度が低下し、多いと塗
膜強度、紙強度が充分ではない。下塗り層塗布後、およ
び感熱発色層塗布後必要に応じてキャレンダー処理を施
しても良い。
【0031】本発明において必要に応じて保護層を設け
てもよい。顔料としては、水酸化アルミニウム、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、リトポン、ロウ
石、カオリン、シリカ、非晶質シリカなどがある。これ
らの顔料は二種以上併用してもよい。特に、水酸化アル
ミニウムを用いると、感熱紙表面を鉛筆を用いて筆記し
た場合に、表面の滑り、又、感度が低下しにくい点で好
ましい。
【0032】本発明の保護層塗液は顔料分散液にバイン
ダーを混合して得られる。さらに必要に応じて離型剤、
耐水化剤、界面活性剤、ワックス等を加えてもよい。得
られた保護層塗液を、感熱発色層上にバーコーター、エ
アナイフコーター、ブレードコーター、カーテンコータ
ー等の装置を用い、塗布乾燥して、本発明の保護層を得
る。保護層は感熱発色層と同時に塗布しても、感熱発色
層塗布後、一旦感熱発色層を乾燥させた後に塗布しても
よい。保護層の乾燥塗布量は0.5〜5.0g/m2
好ましく、さらに好ましくは0.8〜3.0g/m2
ある。塗設量が多いと著しく熱感度が低下し、少ないと
保護効果が充分ではない。保護層塗布後、必要に応じて
キャレンダー処理を施しても良い。
【0033】本発明で用いられるバインダーとしては、
25℃の水に対して5重量%以上溶解する化合物が好ま
しく、具体的には、ポリビニルアルコール(カルボキシ
変性、アセトアセチル変性、イタコン酸変性、マレイン
酸変性、シリカ変性等の変性ポリビニルアルコールを含
む)、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、デンプン類(変性デンプンを含む)、ゼラチン、ア
ラビアゴム、カゼイン、スチレン−無水マレイン酸共重
合体加水分解物、ポリアクリルアミド、酢酸ビニル−ポ
リアクリル酸共重合体の鹸化物等があげられる。これら
のバインダーは分散時のみならず、塗膜強度を向上させ
る目的で使用されるが、この目的に対してはスチレン・
ブタジエン共重合物、酢酸ビニル共重合物、アクリロニ
トリル・ブタジエン共重合物、アクリル酸メチル・ブタ
ジエン共重合物、ポリ塩化ビニリデンのごとき合成高分
子のラテックス系のバインダーを併用することもでき
る。また、必要に応じこれらバインダーの種類に応じ
て、適当なバインダーの架橋剤を添加しても良い。
【0034】本発明で用いられる顔料としては、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、リトポン、ロウ石、カオリ
ン、シリカ、非晶質シリカなどがある。金属石鹸として
は、高級脂肪酸金属塩が用いられ、ステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウムな
どが用いられる。更に必要に応じて界面活性剤、帯電防
止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、導電剤、蛍光染料、着色
染料などを添加してもよい。
【0035】本発明のサリチル酸誘導体及びこれらの金
属塩等を用いた場合に、白地部および画像部の耐薬品性
は非常に良好であるが、光に対する白地部の変色を改良
するため、紫外線吸収剤を添加することにより、白地部
の耐光性が向上することができる。紫外線吸収剤は感熱
発色層中に添加しても、下塗り層に添加しても、バック
層に添加しても、保護層中に添加してもよいが、発色層
または保護層に添加することが好ましい。また、保護層
中に添加した場合にはさらにその上に紫外線吸収剤を含
まない保護層を設けてもよい。
【0036】紫外線吸収剤としてはベンゾフェノン系、
ベンゾトリアゾール系、シアノアクリケート系、ヒンダ
ードアミン系紫外線吸収剤があるが、その中でもベンゾ
トリアゾール系紫外線吸収剤が好ましい。特に、下記一
般式(6)で表されるベンゾトリアゾール化合物が特に
好ましい。
【0037】
【化8】
【0038】上式において、R10、11およびR12は水
素原子、炭素数1〜15のアルキル基、アルコキシ基、
アラルキル基、アリール基またはハロゲン原子を表し、
これらは更に置換基を有していてもよい。
【0039】具体例としては、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−3’,5’−ジーtert−ブチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジーtert−ブチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−sec−
ブチル−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−{2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジー
(α,α−ジメチルベンジル)フェニル}ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジーt
ert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−ドデシル−5’−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−4’−(2”−エチルヘキシル)オキシフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t
ert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、メチ
ル−3−{3−tert−ブチル−5−(2H−ベンゾ
トリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル}
プロピオネートのポリエチレングリコール(分子量約3
00)溶液等が挙げられる。紫外線吸収剤使用量として
は、感熱発色層中の電子供与性無色染料の10〜500
重量%使用することが好ましく、さらに好ましくは50
〜400重量%である。
【0040】紫外線吸収剤は固体分散物で使用しても、
また、低融点のものや、常温で液体のものも使用できる
観点ではマイクロカプセルに内包させて使用しても良
い。本発明で用いるマイクロカプセルは、各種公知の方
法で調整することができ、一般には紫外線吸収剤を必要
に応じて有機溶剤に溶解して得た芯物質(油性液)を水
性媒体中に乳化分散し、油性液滴の周りに高分子物質か
らなる壁膜を形成する方法によって調整される。マイク
ロカプセルの壁膜となる高分子物質の具体例としては、
ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、アミノアルデヒド樹脂、メ
ラミン樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンーアクリレー
ト共重合体樹脂、スチレンーメタクリレート共重合体樹
脂、ゼラチン、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
芯物質に用いられる有機溶剤として感圧記録材料等に用
いられるオイル類や酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低沸
点溶剤等が挙げられる。
【0041】本発明において、紫外線吸収剤を保護層に
添加する場合は、紫外線吸収剤分散液または紫外線吸収
剤含有カプセルに顔料分散液とバインダーを混合して保
護層塗液を得る。さらに必要に応じて離型剤、耐水化
剤、界面活性剤、ワックス等を加えてもよい。得られた
保護層塗液を、感熱発色層上にバーコーター、エアナイ
フコーター、ブレードコーター、カーテンコーター等の
装置を用い、塗布乾燥して、本発明の保護層を得る。保
護層は感熱発色層と同時に塗布しても、感熱発色層塗布
後、一旦感熱発色層を乾燥させた後に塗布してもよい。
また、必要に応じて、紫外線吸収剤含有保護層上に紫外
線吸収剤を含まない保護層を設けてもよい。保護層の乾
燥塗布量は0.5〜5.0g/m2が好ましく、さらに
好ましくは0.8〜3.0g/m2である。塗設量が多
いと著しく熱感度が低下し、少ないと保護効果が充分で
はない。保護層塗布後、必要に応じてキャレンダー処理
を施しても良い。
【0042】さらに、必要に応じて感熱記録材料の支持
体の感熱発色層とは反対の面にバックコート層を設けて
も良い。バックコート層は感熱記録材料のバックコート
層として公知の物であればいずれのものでも使用するこ
とができる。以下実施例を示し本発明を具体的に説明す
るが、本発明は以下実施例のみに限定されるものではな
い。
【0043】
【実施例】
(実施例−1)電子供与性無色染料として、2−アニリ
ノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラン、増感
剤としてシュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステル、
各々20gを100gの5%ポリビニルアルコール(ク
ラレPVA−105)水溶液と共に一昼夜ボールミルで
分散し、平均粒径を1.5μm以下にし、各々の分散液
を得た。また、電子受容性化合物として4−ベンジルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸20gを酸化亜鉛5g
と混合し、100gの5%ポリビニルアルコール(クラ
レPVA−105)水溶液と共に一昼夜ボールミルで分
散し、平均粒径を1.5μm以下にして電子受容性化合
物分散液を得た。また、炭酸カルシウム80gをヘキサ
メタリン酸ソーダ0.5%溶液160gと共にホモジナ
イザーで分散し、顔料分散液を得た。以上のようにして
作成した各分散液を電子供与性無色染料分散液5g、電
子受容性化合物分散液10g、シュウ酸ジ(p−メチル
ベンジル)エステル分散液10g、炭酸カルシウム分散
液を5gの割合で混合し、さらに21%ステアリン酸亜
鉛エマルジョン3gを添加して感熱塗液を得た。この感
熱発色層塗布液を坪量50g/m2の上質紙上にワイヤ
ーバーを用いて塗布層の乾燥重量が5g/m2になるよ
うに塗布し、50℃で1分間乾燥して感熱記録紙を得
た。
【0044】(実施例−2)実施例−1の調製におい
て、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸を
使用する代わりに、4−n−オクチルオキシカルボニル
アミノサリチル酸を使用して感熱塗液を調製した以外は
同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0045】(実施例−3)実施例−1の調製におい
て、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸を
使用する代わりに、4−n−ヘキシルオキシカルボニル
アミノサリチル酸を使用して感熱塗液を調製した以外は
同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0046】(実施例−4)実施例−1の調製におい
て、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸を
使用する代わりに、4−n−デシルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸を使用して感熱塗液を調製した以外は同
様の方法により感熱記録紙を得た。
【0047】(実施例−5)実施例−1の調製におい
て、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸を
使用する代わりに、4−p−トリルオキシカルボニルア
ミノサリチル酸を使用して感熱塗液を調製した以外は同
様の方法により感熱記録紙を得た。
【0048】(実施例−6)実施例−1の調製におい
て、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸を
使用する代わりに、5−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノサリチル酸を使用して感熱塗液を調製した以外は同様
の方法により感熱記録紙を得た。
【0049】(実施例−7)実施例−1の調製におい
て、4−ベンジルオキシカルボニルアミノサリチル酸を
使用する代わりに、5−n−オクチルオキシカルボニル
アミノサリチル酸を使用して感熱塗液を調製した以外は
同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0050】(実施例−8)実施例−1の調製におい
て、酸化亜鉛使用量を2gに代えて電子受容性化合物分
散液を作成して感熱塗液を調製した以外は同様の方法に
より感熱記録紙を得た。
【0051】(実施例−9)実施例−1の調製におい
て、酸化亜鉛使用量を10gに代えて電子受容性化合物
分散液を作成して感熱塗液を調製した以外は同様の方法
により感熱記録紙を得た。
【0052】(実施例−10)実施例−1の調製におい
て、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステルを使用
する代わりに、2−ベンジルオキシナフタレンを使用し
て感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録
紙を得た。
【0053】(実施例−11)実施例−1の調製におい
て、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステルを使用
する代わりに、パラベンジルビフェニルを使用して感熱
塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得
た。
【0054】(実施例−12)実施例−1の調製におい
て、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステルを使用
する代わりに、メタターフェニルを使用して感熱塗液を
調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0055】(実施例−13)実施例−1の調製におい
て、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステルを使用
する代わりに、4−ビフェニル−p−トリルエーテルを
使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感
熱記録紙を得た。
【0056】(実施例−14)実施例−1の調製におい
て、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステルを使用
する代わりに、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エ
タンを使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法に
より感熱記録紙を得た。
【0057】(実施例−15)実施例−1の調製におい
て、さらに21%ステアリン酸アミド分散物(中京油脂
(株)製ハイミクロンG270)2gを添加して感熱塗
液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得
た。
【0058】(実施例−16)実施例−1の調製におい
て、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステルを使用
する代わりに、2−ベンジルオキシナフタレンを使用
し、さらに22%メチロールステアロアミド分散物(中
京油脂(株)製ハイドリンD−130)2gを添加して
感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙
を得た。
【0059】(実施例−17)実施例−1の調製におい
て、2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフ
ルオランを使用する代わりに、2−アニリノ−3−メチ
ル−6−N−エチル−N−イソアミルアミノフルオラン
を使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法により
感熱記録紙を得た。
【0060】(実施例−18)実施例−1の調製におい
て、2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフ
ルオランを使用する代わりに、2−アニリノ−3−メチ
ル−6−N−メチル−N−n−プロピルアミノフルオラ
ンを使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法によ
り感熱記録紙を得た。
【0061】(実施例−19)実施例−1の調製におい
て、2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフ
ルオランを使用する代わりに、2−o−クロロアニリノ
−6−ジブチルアミノフルオランを使用して感熱塗液を
調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0062】(実施例−20)実施例−1の調製におい
て、坪量50g/m2の上質紙を用いる代わりに下記の
ように調製した下塗り紙を用いて感熱記録紙を得た。 (下塗り紙1の調製)焼成カオリン(Ansilex9
0,エンゲルハルト社)80gをヘキサメタリン酸ソー
ダ0.5%溶液160gと共にホモジナイザーで分散
し、この分散液に10%ポリビニルアルコール(クラレ
PVA−105)水溶液100gを添加して下塗り層塗
液を得た。この下塗り層塗液を坪量50g/m2の上質
紙上にワイヤーバーを用いて下塗り層の乾燥重量が7.
0g/m2になるように塗布し、50℃で1分間乾燥し
て下塗り紙を得た。このようにして得られた下塗り紙を
キャレンダーで表面処理し、平滑度がベック平滑度とし
て300±100秒になるよう調整し、下塗り紙を得
た。
【0063】(実施例−21)実施例−20の下塗り層
塗液に15.5%アルキルケテンダイマー化合物(荒川
化学社製サイズパインK903)15gを添加して下塗
り塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録材料
を得た。
【0064】(実施例−22)実施例−21のアルキル
ケテンダイマー化合物(荒川化学社製サイズパインK9
03)を使用する代わりに、アルキルケテンダイマー化
合物(荒川化学社製サイズパインK287)12gを使
用して下塗り塗液を調製した以外は同様の方法により感
熱記録材料を得た。
【0065】(実施例−23)実施例−21のアルキル
ケテンダイマー化合物(荒川化学社製サイズパインK9
03)を使用する代わりに、30%パラフィンワックス
分散液(荒川化学社製サイズパインW116H)9gを
使用して下塗り塗液を調製した以外は同様の方法により
感熱記録材料を得た。
【0066】(実施例−24)実施例−21のアルキル
ケテンダイマー化合物(荒川化学社製サイズパインK9
03)を使用する代わりに、30%パラフィンワックス
分散液(中京油脂製HidrinD−337)9gを使
用して下塗り塗液を調製した以外は同様の方法により感
熱記録材料を得た。
【0067】(実施例−25)実施例−21のアルキル
ケテンダイマー化合物(荒川化学社製サイズパインK9
03)を使用する代わりに、30%パラフィンワックス
分散液(中京油脂製HidrinP−7)9gを使用し
て下塗り塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記
録材料を得た。
【0068】(実施例−26)実施例−21のアルキル
ケテンダイマー化合物(荒川化学社製サイズパインK9
03)を使用する代わりに、30%強化ロジンサイズ剤
(荒川化学社製サイズパインE)9gを使用して下塗り
塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録材料を
得た。
【0069】(実施例−27)実施例−21のアルキル
ケテンダイマー化合物(荒川化学社製サイズパインK9
03)を使用する代わりに、炭素数12のアルケニル基
である化合物のカリウム塩(40%)6gを使用して下
塗り塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録材
料を得た。
【0070】(実施例−28)実施例−21の焼成カオ
リンを使用する代わりに、炭酸カルシウム(カルライト
KT,白石中央研究所)を使用して下塗り塗液を調製し
た以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0071】(実施例−29)実施例−21の焼成カオ
リンを使用する代わりに、非晶質シリカ(Mizuka
sil P−832,水沢化学)を使用して下塗り塗液
を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0072】(実施例−30)実施例−21の焼成カオ
リン80gを使用する代わりに、焼成カオリン70g+
炭酸カルシウム10gを使用して感熱塗液を調製した以
外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0073】(実施例−31)実施例−21の焼成カオ
リン80gを使用する代わりに、焼成カオリン60g+
炭酸カルシウム20gを使用して感熱塗液を調製した以
外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0074】(実施例−32)実施例1で得られた感熱
記録紙上に下記の方法で得られた保護層塗液1をワイヤ
ーバーを用いて保護層の乾燥重量が2.0g/m2にな
るように塗布し、50℃で1分間乾燥して感熱記録紙を
得た。 (保護層塗液1の調製)水酸化アルミニウム(昭和電工
ハイジライトH42)80gをヘキサメタリン酸ソーダ
0.5%溶液160gと共にホモジナイザーで分散し、
この分散液に10%ポリビニルアルコール(クラレPV
A−105)水溶液800g、21%ステアリン酸亜鉛
エマルジョン100gを添加して保護層塗液を得た。
【0075】(実施例−33)実施例−32の水酸化ア
ルミニウム80gを使用する代わりに、水酸化アルミニ
ウム60g+カオリン(白石工業カオブライト)20g
を使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法により
感熱記録紙を得た。
【0076】(実施例−34)実施例−32の水酸化ア
ルミニウム80gを使用する代わりに、水酸化アルミニ
ウム40g+カオリン40gを使用して感熱塗液を調製
した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0077】(実施例−35)実施例−32の水酸化ア
ルミニウム80gを使用する代わりに、水酸化アルミニ
ウム60g+炭酸カルシウム(白石工業Unibur7
0)20gを使用して感熱塗液を調製した以外は同様の
方法により感熱記録紙を得た。
【0078】(実施例−36)実施例−32の調製にお
いて、紫外線吸収剤として2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール20gを1
00gの5%ポリビニルアルコール(クラレPVA−1
05)水溶液と共に一昼夜ボールミルで分散し、平均粒
径を1.5μm以下にして得た分散液を10gを添加し
て感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録
紙を得た。
【0079】(実施例−37)実施例−36の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール添加量を5gに代えて感熱塗液
を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0080】(実施例−38)実施例−36の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール添加量を15gに代えて感熱塗
液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得
た。
【0081】(実施例−39)実施例−36の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール添加量を50gに代えて感熱塗
液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得
た。
【0082】(実施例−40)実施例−36の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを使用する代わりに、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジーtert−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾールを使用して感熱塗液を
調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0083】(実施例−41)実施例−36の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを使用する代わりに、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−
メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールを使
用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱
記録紙を得た。
【0084】(実施例−42)実施例−36の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを使用する代わりに、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジーtert−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールを使用し
て感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録
紙を得た。
【0085】(実施例−43)実施例−36の保護層を
塗設せずに感熱記録紙を得た。
【0086】(実施例−44)実施例−42の保護層を
塗設せずに感熱記録紙を得た。
【0087】(実施例−45)実施例1で得られた感熱
記録紙上に下記の方法で得られた保護層塗液2をワイヤ
ーバーを用いて保護層の乾燥重量が3.0g/m2にな
るように塗布し、50℃で1分間乾燥して感熱記録紙を
得た。 (保護層塗液2の調製)紫外線吸収剤として2−(2’
−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール20gを100gの5%ポリビニルアルコール(ク
ラレPVA−105)水溶液と共に一昼夜ボールミルで
分散し、平均粒径を1.5μm以下にし、紫外線吸収剤
分散液を得た。この分散液100gに水酸化アルミニウ
ム(昭和電工ハイジライトH42)80gをヘキサメタ
リン酸ソーダ0.5%溶液160gと共にホモジナイザ
ーで分散した分散液50g、この分散液に10%ポリビ
ニルアルコール(クラレPVA−105)水溶液200
g、21%ステアリン酸亜鉛エマルジョン20gを添加
して保護層塗液2を得た。
【0088】(実施例−46)実施例−45の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール添加量を30gに代えて保護層
塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得
た。
【0089】(実施例−47)実施例−45の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール添加量を50gに代えて保護層
塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得
た。
【0090】(実施例−48)実施例−45の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール添加量を150gに代えて保護
層塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を
得た。
【0091】(実施例−49)実施例−45の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを使用する代わりに、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジーtert−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾールを使用して保護層塗液
を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0092】(実施例−50)実施例−45の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを使用する代わりに、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−
メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールを使
用して保護層塗液を調製した以外は同様の方法により感
熱記録紙を得た。
【0093】(実施例−51)実施例−45の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを使用する代わりに、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジーtert−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールを使用し
て保護層塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記
録紙を得た。
【0094】(実施例−52)実施例−45の調製にお
いて、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール分散液100gを使用する代わ
りに、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ドデシル−5’
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールカプセル液(1
0%ポリビニルアルコール(PVA−217E)100
gに酢酸エチル8g,2−(2’−ヒドロキシ−3’−
ドデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
30g,キシリデンジイソシアナート−トリメチロール
プロパン付加物(タケネートD−110N)40g溶液
を混合した液をホモジナイザーを用い乳化後、60°C
2時間反応させたポリウレタン−ポリウレア樹脂からな
る壁膜を有する粒径3μmのマイクロカプセル分散液)
200gを使用して保護層塗液を調製した以外は同様の
方法により感熱記録紙を得た。
【0095】(実施例−53)実施例−1の調製におい
て、電子受容性化合物として4−ベンジルオキシカルボ
ニルアミノサリチル酸20gを使用する代わりに、4−
オクチルカルボニルアミノサリチル酸を10g使用し、
4−[2’−(4−メトキシフェニルオキシ)エチルオ
キシ]サリチル酸を10g使用し、さらに21%ステア
リン酸アミド分散物(中京油脂(株)製ハイミクロンG
270)2gを添加して感熱塗液を調製した以外は同様
の方法により感熱記録紙を得た。
【0096】(実施例−54)実施例−1の調製におい
て、電子供与性無色染料として2−アニリノ−3−メチ
ル−6−ジブチルアミノフルオランを使用する代わりに
2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−N−プロ
ピルアミノフルオランを使用し、増感剤としてシュウ酸
ジ(p−メチルベンジル)エステルを使用する代わりに
2−ベンジルオキシナフタレンを使用し、また、電子受
容性化合物として4−ベンジルオキシカルボニルアミノ
サリチル酸20gを酸化亜鉛5gと混合し、100gの
5%ポリビニルアルコール(クラレPVA−105)水
溶液と共に一昼夜ボールミルで分散した電子受容性化合
物分散液を使用する代わりに、4−オクチルカルボニル
アミノサリチル酸亜鉛を8g、4−[2’−(4−メト
キシフェニルオキシ)エチルオキシ]サリチル酸を8
g、酸化亜鉛2g、2−2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン4gを混合し、100gの5%ポリビ
ニルアルコール(クラレPVA−105)水溶液と共に
一昼夜ボールミルで分散した電子受容性化合物分散液を
使用する。さらに21%ステアリン酸アミド分散物(中
京油脂(株)製ハイミクロンG270)2gを添加して
感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙
を得た。
【0097】(実施例−55)実施例−54の調製にお
いて、電子受容性化合物分散物として、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを使用する代わり
に、1,4−ビス−(4’−ヒドロキシクミル)ベンゼ
ンを使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法によ
り感熱記録紙を得た。
【0098】(実施例−56)実施例−54の調製にお
いて、電子受容性化合物分散物として、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを使用する代わり
に、4−(4−イソプロポキシフエニルスルホニル)フ
エノールを使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方
法により感熱記録紙を得た。
【0099】(比較例−1)実施例−1の4−ベンジル
オキシカルボニルアミノサリチル酸を使用する代わり
に、ビスフェノールAを用いて、感熱塗液を調製した以
外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0100】(比較例−2)実施例−1の4−ベンジル
オキシカルボニルアミノサリチル酸を使用する代わり
に、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステルを用い
て、感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記
録紙を得た。
【0101】(比較例−3)実施例−1の4−ベンジル
オキシカルボニルアミノサリチル酸を使用する代わり
に、4−(4−イソプロポキシフエニルスルホニル)フ
エノールを用いて、感熱塗液を調製した以外は同様の方
法により感熱記録紙を得た。
【0102】以上のようにして得られた感熱記録紙を、
キャレンダーで表面処理し、平滑度がベック平滑度とし
て300±50秒になるよう調整し、感熱記録材料を得
た。感熱記録紙の評価は以下の様に行った。(1)発色
濃度は京セラ製印字試験機で印字エネルギー30mJ/
mm2で印字し発色濃度をマクベス濃度計で測定した。
この値が高いほうが、感熱記録紙の感度が高い。(2)
耐薬品性テストは、蛍光ペン(PILOT スポットラ
イター ピンク)を上記の方法で得られた記録紙の発色
面に筆記して白地部のカブリおよび発色部の消色(変褪
色)の度合いを評価した。(3)耐光性テストは上記の
方法で得られた記録紙を太陽直射光1週間(富士宮,1
月)照射後の白地部濃度(Yellow濃度)および画
像濃度を測定した。(4)耐熱性テストは記録紙を60
°C30%RHの恒温恒湿槽に24時間保管した後の白
地部濃度を測定した。(5)耐可塑剤性テストは、上記
の方法で得られた記録紙を信越製塩ビラップに120時
間接触させ、発色部の消色の度合いを評価した。以上の
結果を表1〜4に示す。
【0103】
【表1】
【0104】
【表2】
【0105】
【表3】
【0106】
【表4】
【0107】
【発明の効果】表1〜4の結果からわかるように、本発
明の記録材料が感度が高く、薬品によるカブリ発色ある
いは発色部の消色等が発生せず、可塑剤による発色部の
消色が発生せず、特に発色部の鮮明さが維持でき、極め
て優れた性能を有していることがわかる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に電子供与性無色染料と電子受
    容性化合物を含有する感熱発色層を設けた感熱記録材料
    において、感熱発色層中に下記一般式(1)で表される
    サリチル酸誘導体または金属塩と金属化合物とを含み、
    かつこれらが固体分散状態であることを特徴とする感熱
    記録材料。 【化1】 上記一般式において、R1はアルキル基またはアリール
    基を、Xは水素原子、アルキル基、アリール基、アルコ
    キシ基またはハロゲン原子を、Mは水素原子またはn価
    の金属原子を、nは整数を表す。
  2. 【請求項2】 支持体上に電子供与性無色染料、電子受
    容性化合物及び金属化合物を含有する感熱発色層を設け
    た感熱記録材料において、感熱発色層中に酸化亜鉛及び
    下記一般式(2)で表されるフルオラン化合物を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の感熱記録材料。 【化2】 上記一般式において、R2およびR3はアルキル基または
    アリール基を、R4、R5およびR6は水素原子、ハロゲ
    ン原子、アルキル基またはアルコキシ基を表す。
  3. 【請求項3】 支持体上に電子供与性無色染料、電子受
    容性化合物及び金属化合物を含有する感熱発色層を設け
    た感熱記録材料において、感熱発色層中にしゅう酸ジ
    (p−メチルベンジル)、2−ベンジルオキシナフタレ
    ン、パラベンジルビフェニル、メタターフェニル、4−
    ビフェニル−p−トリルエーテル、1,2−ジ(3−メ
    チルフェノキシ)エタン、下記一般式(3)、(4)お
    よび(5)で表される脂肪族アミド化合物または脂肪族
    ウレア化合物からなる群から選ばれる増感剤を含むこと
    を特徴とする請求項1〜2に記載の感熱記録材料。 【化3】 上記一般式において、R7は炭素数12〜24のアルキ
    ル基またはアルケニル基を、R8は水素原子、炭素数1
    〜24のアルキル基またはメチロール基を、R9は炭素
    数1〜8のアルキレン基を表す。
  4. 【請求項4】 支持体上に電子供与性無色染料、電子受
    容性化合物及び金属化合物を含有する感熱発色層および
    その上に保護層を設けた感熱記録材料において、保護層
    中に水酸化アルミニウムを含有することを特徴とする請
    求項1〜3に記載の感熱記録材料。
  5. 【請求項5】 支持体上に電子供与性無色染料、電子受
    容性化合物及び金属化合物を含有する感熱発色層を設け
    た感熱記録材料において、下記一般式(6)で表される
    紫外線吸収剤を含有することを特徴とする請求項1〜4
    に記載の感熱記録材料。 【化4】 上記一般式において、R10、R11及びR12は水素原子、
    炭素数1〜15のアルキル基、アルコキシ基、アラルキ
    ル基、アリール基またはハロゲン原子を表す。
  6. 【請求項6】 支持体上に下塗り層、電子供与性無色染
    料、電子受容性化合物及び金属化合物を含有する感熱発
    色層を順次設けた感熱記録材料において、下塗り層中に
    焼成カオリン、サイズ剤またはワックスを少なくとも1
    種含むことを特徴とする請求項1〜5に記載の感熱記録
    材料。
  7. 【請求項7】 支持体上に電子供与性無色染料、電子受
    容性化合物及び金属化合物を含有する感熱発色層を設け
    た感熱記録材料において、一般式(1)で表されるサリ
    チル酸誘導体または該金属塩と、4−[2’−(4−メ
    トキシフェニルオキシ)エチルオキシ]サリチル酸また
    は該金属塩を含むことを特徴とする請求項1〜6に記載
    の感熱記録材料。
  8. 【請求項8】 支持体上に電子供与性無色染料、電子受
    容性化合物金属化合物を含有する感熱発色層を設けた感
    熱記録材料において、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
    フェニル)プロパン、1,4−ビス−(4’−ヒドロキ
    シクミル)ベンゼンまたは4−(4−イソプロポキシフ
    エニルスルホニル)フエノールを少なくとも1種含むこ
    とを特徴とする請求項7に記載の感熱記録材料。
  9. 【請求項9】 支持体上に電子供与性無色染料、電子受
    容性化合物及び金属化合物を含有する感熱発色層を設け
    た感熱記録材料において、一般式(1)で表されるサリ
    チル酸誘導体が4−n−オクチルカルボニルアミノサリ
    チル酸または該金属塩であることを特徴とする請求項7
    または8に記載の感熱記録材料。
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