JPH0730674Y2 - カーボン蒸着装置 - Google Patents
カーボン蒸着装置Info
- Publication number
- JPH0730674Y2 JPH0730674Y2 JP1989039819U JP3981989U JPH0730674Y2 JP H0730674 Y2 JPH0730674 Y2 JP H0730674Y2 JP 1989039819 U JP1989039819 U JP 1989039819U JP 3981989 U JP3981989 U JP 3981989U JP H0730674 Y2 JPH0730674 Y2 JP H0730674Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- timer
- time
- large current
- vapor deposition
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カーボンに通電して試料に蒸着するカーボン
蒸着装置に関するものである。
蒸着装置に関するものである。
従来、カーボンを蒸着させるときは、高真空(10-5Torr
以下)でカーボン自身に電流を流して高温に加熱してカ
ーボンを蒸発させ、その周辺に置いた試料に付着させる
ようにしている。例えば第5図構成で、電流調整用のス
ライダックを調整して徐々に電流を増大していき、カー
ボン棒自身の抵抗で加熱し、更に加熱してカーボン粒子
を蒸発させ、試料に付着させるようにしている。
以下)でカーボン自身に電流を流して高温に加熱してカ
ーボンを蒸発させ、その周辺に置いた試料に付着させる
ようにしている。例えば第5図構成で、電流調整用のス
ライダックを調整して徐々に電流を増大していき、カー
ボン棒自身の抵抗で加熱し、更に加熱してカーボン粒子
を蒸発させ、試料に付着させるようにしている。
このため、カーボンを加熱したことによってこれを保持
する金具および周辺が高温に加熱され、更に試料が長時
間の間、高温部分からの熱放射を受け、カーボンを蒸着
させる試料自身の温度が上昇し、ダメージを与えてしま
うという問題があった。また、真空が悪いと良質なカー
ボン被膜を試料に蒸着し得ないという問題があった。
する金具および周辺が高温に加熱され、更に試料が長時
間の間、高温部分からの熱放射を受け、カーボンを蒸着
させる試料自身の温度が上昇し、ダメージを与えてしま
うという問題があった。また、真空が悪いと良質なカー
ボン被膜を試料に蒸着し得ないという問題があった。
本発明は、カーボンに短時間の間、大電流を通電し、冷
却時間を置いた後に再度、大電流を通電することを繰り
返して蒸着し、低い真空度で良質のカーボン膜を試料に
蒸着することを目的としている。
却時間を置いた後に再度、大電流を通電することを繰り
返して蒸着し、低い真空度で良質のカーボン膜を試料に
蒸着することを目的としている。
第1図を参照して課題を解決する手段を説明する。
第1図において、カーボン棒1は、蒸着しようとするカ
ーボンを棒状にしたものである。
ーボンを棒状にしたものである。
カーボン先端部1−1は、カーボン棒1を加熱し易くす
るなどのために細くした先端の部分である。
るなどのために細くした先端の部分である。
スイッチ4は、カーボン棒1に対して、大電流を短時間
の間、供給し、冷却時間を置いた後に再度、大電流を供
給することを繰り返すためのスイッチである。
の間、供給し、冷却時間を置いた後に再度、大電流を供
給することを繰り返すためのスイッチである。
本考案は、第1図に示すように、カーボン棒1にカーボ
ン先端部1−1を設け、このカーボン先端部1−1と、
対極のカーボン棒1との間に相互に押圧する力を加えて
接触させ、スイッチ4によって両者の間に、大電流を短
時間の間、供給し、冷却時間を置いた後、再度、大電流
を供給することを繰り返し、カーボン先端部1−1を蒸
発させて周辺に配置した試料にカーボン被膜を形成する
ようにしている。
ン先端部1−1を設け、このカーボン先端部1−1と、
対極のカーボン棒1との間に相互に押圧する力を加えて
接触させ、スイッチ4によって両者の間に、大電流を短
時間の間、供給し、冷却時間を置いた後、再度、大電流
を供給することを繰り返し、カーボン先端部1−1を蒸
発させて周辺に配置した試料にカーボン被膜を形成する
ようにしている。
従って、大電流を短時間の間、供給してカーボン先端部
1−1を加熱して瞬時に蒸発させることを繰り返すこと
により、真空度の悪い状態でもいわばスパッタ的に試料
に導電性かつ透明性の高いカーボン被膜を蒸着すること
ができる。また、大電流を短時間の間、供給することに
より、カーボン先端部1−1のみを局部的に加熱(赤
熱)し、周辺部の加熱(赤熱)を少なくし、試料に与え
る熱ダメージを少なくすることができる。
1−1を加熱して瞬時に蒸発させることを繰り返すこと
により、真空度の悪い状態でもいわばスパッタ的に試料
に導電性かつ透明性の高いカーボン被膜を蒸着すること
ができる。また、大電流を短時間の間、供給することに
より、カーボン先端部1−1のみを局部的に加熱(赤
熱)し、周辺部の加熱(赤熱)を少なくし、試料に与え
る熱ダメージを少なくすることができる。
次に、第1図から第4図を用いて本考案の1実施例の構
成および動作を順次詳細に説明する。
成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、カーボン棒1は、蒸着しようとするカ
ーボンを棒状にしたものであって、先端部に細くしたカ
ーボン先端部1−1を設けたもの、あるいは先端部をフ
ラットにしたものである。
ーボンを棒状にしたものであって、先端部に細くしたカ
ーボン先端部1−1を設けたもの、あるいは先端部をフ
ラットにしたものである。
カーボン先端部1−1は、カーボン棒1を加熱し易くす
るなどのために細くした先端の部分であって、大電流を
短時間の間、供給したときに蒸発する部分である。本実
施例は、このカーボン先端部1−1と、フラットな先端
を持つカーボン棒とを相互にスプリングなどで押圧して
図示接合面を小さくし、加熱し易くしている。
るなどのために細くした先端の部分であって、大電流を
短時間の間、供給したときに蒸発する部分である。本実
施例は、このカーボン先端部1−1と、フラットな先端
を持つカーボン棒とを相互にスプリングなどで押圧して
図示接合面を小さくし、加熱し易くしている。
試料2は、カーボン膜を蒸着しようとする試料である。
この試料2の表面に蒸着したカーボン膜は、電子顕微鏡
などで観察する際に、導電性を持たせてチャージを防止
し、高分解能の画像を得るためなどのものである。
この試料2の表面に蒸着したカーボン膜は、電子顕微鏡
などで観察する際に、導電性を持たせてチャージを防止
し、高分解能の画像を得るためなどのものである。
トランス3は、電源5から印加された電圧を降圧して低
電圧、大電流をカーボン棒1に供給し、通電加熱するた
めのものである。
電圧、大電流をカーボン棒1に供給し、通電加熱するた
めのものである。
スイッチ4は、大電流を短時間の間、カーボン棒に供給
し、冷却時間を経過した後、再度、大電流をカーボン棒
に供給するように電源をON/OFFするスイッチである(後
述する)。
し、冷却時間を経過した後、再度、大電流をカーボン棒
に供給するように電源をON/OFFするスイッチである(後
述する)。
電源5は、交流の商用電源(例えば100VAC、200VAC)で
ある。
ある。
次に、第2図を用いて手動時の回路構成および動作を具
体的に説明する。
体的に説明する。
第2図(イ)において、タイマ(1)7は、(蒸着時間
+冷却時間)である時間T1を予め設定する再起動可能な
タイマである。
+冷却時間)である時間T1を予め設定する再起動可能な
タイマである。
タイマ(2)8は、蒸着時間である時間T2を予め設定す
る再起動可能なタイマである。
る再起動可能なタイマである。
リレー9は、電源(例えば100VAC)をON/OFFするもので
あって、タイマ(2)8からリレーコイルに通電/非通
電することにより、接点をON/OFFするリレーである。
あって、タイマ(2)8からリレーコイルに通電/非通
電することにより、接点をON/OFFするリレーである。
第2図(ロ)において、スイッチは、第2図(イ)スイ
ッチ6をオペレータがオンした時に図中の正パルスを発
生させ、本実施例による蒸着を開始させるトリガ信号で
ある。
ッチ6をオペレータがオンした時に図中の正パルスを発
生させ、本実施例による蒸着を開始させるトリガ信号で
ある。
タイマ(1)、タイマ(2)は、第2図(イ)における
タイマ(1)7、タイマ(2)8における波形図を示
す。
タイマ(1)7、タイマ(2)8における波形図を示
す。
は、第2図(イ)スイッチ6をオペレータが押下し
てオン信号を発生させたことに対応して、タイマ(1)
7が起動され、更にこのタイマ(1)7によってタイマ
(2)8が起動され、接点が閉になってカーボン棒1に
大電流が供給開始された時点を示す。
てオン信号を発生させたことに対応して、タイマ(1)
7が起動され、更にこのタイマ(1)7によってタイマ
(2)8が起動され、接点が閉になってカーボン棒1に
大電流が供給開始された時点を示す。
は、で起動されたタイマ(2)8が予め設定され
た時間T2を経過したので、リレー9への通電を停止し、
接点を開にしてカーボン棒1への電流の供給を停止した
時点を示す。これにより、大電流を短時間T2の間、カー
ボン棒1に供給し、カーボン先端部1−1を通電加熱し
て蒸発させ、試料2に蒸着させるようにしている。
た時間T2を経過したので、リレー9への通電を停止し、
接点を開にしてカーボン棒1への電流の供給を停止した
時点を示す。これにより、大電流を短時間T2の間、カー
ボン棒1に供給し、カーボン先端部1−1を通電加熱し
て蒸発させ、試料2に蒸着させるようにしている。
は、冷却時間を経過した時点を示し、で起動され
たタイマ(1)7が予め設定された時間T1を経過した時
点を示す。これにより、カーボン棒1が自然冷却され、
試料2に対する熱ダメージの発生を抑止するようにして
いる。
たタイマ(1)7が予め設定された時間T1を経過した時
点を示す。これにより、カーボン棒1が自然冷却され、
試料2に対する熱ダメージの発生を抑止するようにして
いる。
以上の動作をオペレータからのスイッチ6の押下に対応
して繰り返すことにより、大電流を短時間の間、カーボ
ン棒1に供給して導電性良好かつ透明度の高いカーボン
膜を悪い真空度のもとでも蒸着することが可能となる。
して繰り返すことにより、大電流を短時間の間、カーボ
ン棒1に供給して導電性良好かつ透明度の高いカーボン
膜を悪い真空度のもとでも蒸着することが可能となる。
次に、第3図を用いて自動時の回路構成および動作を具
体的に説明する。
体的に説明する。
第3図(イ)において、スイッチ6−1は、本実施例に
係わる自動時における回路を起動させるトリガ信号を発
生させるスイッチである。
係わる自動時における回路を起動させるトリガ信号を発
生させるスイッチである。
ゲート回路10は、スイッチ6−1からのトリガ信号によ
って起動され、予め設定された繰り返し回数Nだけ、繰
り返しタイマ(1)11を起動して大電流を短時間T2の
間、カーボン棒1に供給させるものである。
って起動され、予め設定された繰り返し回数Nだけ、繰
り返しタイマ(1)11を起動して大電流を短時間T2の
間、カーボン棒1に供給させるものである。
タイマ(1)7−1は、(蒸着時間+冷却時間)である
時間T1を予め設定する再起動可能なタイマである。
時間T1を予め設定する再起動可能なタイマである。
タイマ(2)8−1は、蒸着時間である時間T2を予め設
定する再起動可能なタイマである。
定する再起動可能なタイマである。
リレー9−1は、電源(例えば100VAC)をON/OFFするも
のであって、タイマ(2)8−1からリレーコイルに通
電/非通電することにより、接点をON/OFFするリレーで
ある。
のであって、タイマ(2)8−1からリレーコイルに通
電/非通電することにより、接点をON/OFFするリレーで
ある。
再起動回路11は、タイマ(1)7−1からの時間T1の終
了信号を契機として、ゲート回路10に予め設定した繰り
返し回数Nだけ繰り返し大電流をカーボン棒1に供給す
るように再起動を促すものである。
了信号を契機として、ゲート回路10に予め設定した繰り
返し回数Nだけ繰り返し大電流をカーボン棒1に供給す
るように再起動を促すものである。
カウンタ回路12は、ゲート回路10から通知されたカーボ
ン棒1に大電流を通電した回数をカウントするものであ
る。
ン棒1に大電流を通電した回数をカウントするものであ
る。
比較回路13は、カウンタ回路12によってカウントされた
回数と、予め設定した繰り返し回数Nとが等しいか否か
を比較し、等しい時にEND信号をゲート回路10に通知
し、大電流をカーボン棒1に供給することを終了させる
ものである。
回数と、予め設定した繰り返し回数Nとが等しいか否か
を比較し、等しい時にEND信号をゲート回路10に通知
し、大電流をカーボン棒1に供給することを終了させる
ものである。
次に、第3図(ロ)を用いて第3図(イ)回路の動作を
説明する。図中ないしは、第3図(イ)に記載した
部分の信号波形に夫々対応している。
説明する。図中ないしは、第3図(イ)に記載した
部分の信号波形に夫々対応している。
第3図(ロ)において、は、スイッチ6−1をオペレ
ータが押下してトリガ信号をゲート回路10に入力して起
動する。
ータが押下してトリガ信号をゲート回路10に入力して起
動する。
は、のトリガ信号の立上りで、タイマ(1)7−1
を起動し、タイマ(2)7−1の立上りでタイマ(2)
8−1を起動し、タイマ(2)8−1の立上りでリレー
9−1に通電し、接点を閉にして電源からの電流をトラ
ンス3を介してカーボン棒1に供給する。これにより、
カーボン棒1に大電流が供給されることとなる。
を起動し、タイマ(2)7−1の立上りでタイマ(2)
8−1を起動し、タイマ(2)8−1の立上りでリレー
9−1に通電し、接点を閉にして電源からの電流をトラ
ンス3を介してカーボン棒1に供給する。これにより、
カーボン棒1に大電流が供給されることとなる。
は、タイマ(2)8−1が予め設定した時間T2(蒸着
時間)を経過した後に、リレー9−1に対して通電を停
止したことに対応して接点が開となり、カーボン棒1に
対する電流の供給を停止する。これにより、冷却時間に
入ることとなる。
時間)を経過した後に、リレー9−1に対して通電を停
止したことに対応して接点が開となり、カーボン棒1に
対する電流の供給を停止する。これにより、冷却時間に
入ることとなる。
は、タイマ(1)7−1が予め設定した時間T1(蒸着
時間+冷却時間)を経過した信号を再起動回路11に通
知、この通知を受けた再起動回路11が信号をゲート回
路10に通知して再起動を促し、ゲート回路10が信号を
カウンタ回路12に通知して蒸着回数を計数させ、更に比
較回路13がこの計数した蒸着回数と予め設定した繰り返
し回数Nと比較し、ここでは等しくないのでEND信号を
ゲート回路10に通知しない。
時間+冷却時間)を経過した信号を再起動回路11に通
知、この通知を受けた再起動回路11が信号をゲート回
路10に通知して再起動を促し、ゲート回路10が信号を
カウンタ回路12に通知して蒸着回数を計数させ、更に比
較回路13がこの計数した蒸着回数と予め設定した繰り返
し回数Nと比較し、ここでは等しくないのでEND信号を
ゲート回路10に通知しない。
は、のEND信号の通知を受けなかったゲート回路10
がと同様にタイマ(1)7−1を起動などし、再度、
カーボン棒1に大電流を供給する。
がと同様にタイマ(1)7−1を起動などし、再度、
カーボン棒1に大電流を供給する。
以上の動作を予め設定した繰り返し回数Nだけ繰り返す
る。そして、で、比較回路13がEND信号をゲート回
路10に通知したことに対応して、大電流をカーボン棒1
に供給することを終了すると共に、カウンタ回路12にRE
SET信号を通知してリセット(クリア)する。
る。そして、で、比較回路13がEND信号をゲート回
路10に通知したことに対応して、大電流をカーボン棒1
に供給することを終了すると共に、カウンタ回路12にRE
SET信号を通知してリセット(クリア)する。
以上の動作によって、予めタイマ(1)7−1に時間T1
(蒸着時間+冷却時間)、タイマ(2)8−1に時間T2
(蒸着時間)、更に、比較回路13に繰り返し回数Nを夫
々設定し、スイッチ6−1を押下することにより、自動
的に設定した条件のもとで蒸着が実行されることとな
る。
(蒸着時間+冷却時間)、タイマ(2)8−1に時間T2
(蒸着時間)、更に、比較回路13に繰り返し回数Nを夫
々設定し、スイッチ6−1を押下することにより、自動
的に設定した条件のもとで蒸着が実行されることとな
る。
第4図は、本考案の説明図を示す。
第4図(イ)は、カーボン棒1への供給電力と、蒸着時
間、冷却時間の関係を示す。本実施例に係わる供給電力
は、カーボン棒1と、カーボン先端部1−1とを対向さ
せて接触させる、接触状態、接触圧力などによって異な
り、従来に比較して非常に短い短時間(例えば1秒ない
し数秒位)の間、大電力を供給し、次にこの大電力によ
って通電加熱された部分を冷却することを繰り返すよう
にしている。
間、冷却時間の関係を示す。本実施例に係わる供給電力
は、カーボン棒1と、カーボン先端部1−1とを対向さ
せて接触させる、接触状態、接触圧力などによって異な
り、従来に比較して非常に短い短時間(例えば1秒ない
し数秒位)の間、大電力を供給し、次にこの大電力によ
って通電加熱された部分を冷却することを繰り返すよう
にしている。
第4図(ロ)は、“瞬時加熱によるバクハツ状のカーボ
ン蒸発→冷却→接触→以下繰り返す”を、第4図(イ)
の供給電力によって行うようにしている。これにより、
低い真空度(例えば10-3Torr位)でも透明度の高く、か
つ導電性の良好なカーボン被膜を試料2上に形成するこ
とができた。
ン蒸発→冷却→接触→以下繰り返す”を、第4図(イ)
の供給電力によって行うようにしている。これにより、
低い真空度(例えば10-3Torr位)でも透明度の高く、か
つ導電性の良好なカーボン被膜を試料2上に形成するこ
とができた。
第4図(ハ)は、カーボン棒1のカーボン先端部1−1
の形状例を示す。本実施例は、カーボン蒸着を行う際
に、接触面積を小さくして大電力を小さな接触面積の部
分に集中させ、効率的にカーボンを蒸発させるようにし
ている。
の形状例を示す。本実施例は、カーボン蒸着を行う際
に、接触面積を小さくして大電力を小さな接触面積の部
分に集中させ、効率的にカーボンを蒸発させるようにし
ている。
第4図(ニ)は、カーボン先端部分1−1の形状例を示
す。実験では、図示のようにカーボン棒1の先端を約2m
mφ、長さ約10mmに細く削るようにしている。この細く
削ったカーボン先端部1−1に対する対向電極は、第4
図(ハ)の右側のカーボン棒1に示すように、フラット
あるいは約2mmφよりも大きくし、通電加熱時に当該細
く削ったカーボン先端部1−1が横に外れないようにし
ている。また、細く削った部分を約10mm位、設けたこと
により、1回のカーボン先端部1−1の作成によって何
回も試料2に対してカーボン蒸着を行うことができる。
す。実験では、図示のようにカーボン棒1の先端を約2m
mφ、長さ約10mmに細く削るようにしている。この細く
削ったカーボン先端部1−1に対する対向電極は、第4
図(ハ)の右側のカーボン棒1に示すように、フラット
あるいは約2mmφよりも大きくし、通電加熱時に当該細
く削ったカーボン先端部1−1が横に外れないようにし
ている。また、細く削った部分を約10mm位、設けたこと
により、1回のカーボン先端部1−1の作成によって何
回も試料2に対してカーボン蒸着を行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、大電流を短時間
の間、供給してカーボン先端部1−1を加熱して瞬時に
蒸発させることを繰り返す構成を採用しているため、真
空度の悪い状態でもいわばスパッタ的に試料に導電性か
つ透明性の高いカーボン被膜を蒸着することができる。
また、大電流を短時間の間、供給することにより、カー
ボン先端部1−1のみを局部的に加熱(赤熱)し、周辺
部の加熱(赤熱)を少なくし、試料に与える熱ダメージ
を少なくなくすることができる。
の間、供給してカーボン先端部1−1を加熱して瞬時に
蒸発させることを繰り返す構成を採用しているため、真
空度の悪い状態でもいわばスパッタ的に試料に導電性か
つ透明性の高いカーボン被膜を蒸着することができる。
また、大電流を短時間の間、供給することにより、カー
ボン先端部1−1のみを局部的に加熱(赤熱)し、周辺
部の加熱(赤熱)を少なくし、試料に与える熱ダメージ
を少なくなくすることができる。
第1図は本考案の1実施例構成図、第2図、第3図は本
考案の動作説明図、第4図は本考案の説明図、第5図は
従来技術の説明図を示す。 1はカーボン棒、1−1はカーボン先端部、2は試料、
3はトランス、4はスイッチ、5は電源、7、7−1、
8、8−1はタイマ、T1は(蒸着時間+冷却時間)、T2
は蒸着時間を表す。
考案の動作説明図、第4図は本考案の説明図、第5図は
従来技術の説明図を示す。 1はカーボン棒、1−1はカーボン先端部、2は試料、
3はトランス、4はスイッチ、5は電源、7、7−1、
8、8−1はタイマ、T1は(蒸着時間+冷却時間)、T2
は蒸着時間を表す。
Claims (2)
- 【請求項1】カーボンに通電して試料に蒸着するカーボ
ン蒸着装置において、 先端を細くしたカーボン先端部(1−1)を持つカーボ
ン棒と、 このカーボン先端部(1−1)に対向させて接触して相
互に押圧するカーボン棒と、 上記カーボン先端部(1−1)と相互に押圧して接触す
る上記カーボン棒との間に大電流を短時間の間、供給
し、次に冷却期間を置いた後に再度、大電流を供給する
ことを繰り返す電源制御装置とを備えたことを特徴とす
るカーボン蒸着装置。 - 【請求項2】上記カーボン先端部(1−1)を、複数回
の蒸着量分の所定の太さで所定の長さからなる細長い棒
状としたことを特徴とする請求項1に記載のカーボン蒸
着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989039819U JPH0730674Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | カーボン蒸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989039819U JPH0730674Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | カーボン蒸着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02132654U JPH02132654U (ja) | 1990-11-05 |
| JPH0730674Y2 true JPH0730674Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31549057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989039819U Expired - Lifetime JPH0730674Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | カーボン蒸着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730674Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08359Y2 (ja) * | 1990-12-12 | 1996-01-10 | サンユー電子株式会社 | カーボン蒸着装置 |
| JPH08360Y2 (ja) * | 1991-02-19 | 1996-01-10 | サンユー電子株式会社 | カーボン自動膜厚蒸着装置 |
| JP4984154B2 (ja) * | 2007-09-14 | 2012-07-25 | 学校法人立命館 | 炭素被覆金属微粒子の製造方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS612447U (ja) * | 1984-06-06 | 1986-01-09 | 三菱電機株式会社 | 真空蒸着装置 |
| JPS612447A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-08 | Hitachi Ltd | ル−プ伝送系の迂回路構成方式 |
| JPS61142862A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-06-30 | Fujitsu Ltd | 撮像装置 |
| JPS61186472A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-20 | Hironobu Sato | 蒸着非結晶膜製造装置 |
| JPS61142862U (ja) * | 1985-02-22 | 1986-09-03 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP1989039819U patent/JPH0730674Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02132654U (ja) | 1990-11-05 |
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