JPH07309451A - アンローダのバケット掘削装置 - Google Patents

アンローダのバケット掘削装置

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JPH07309451A
JPH07309451A JP10520594A JP10520594A JPH07309451A JP H07309451 A JPH07309451 A JP H07309451A JP 10520594 A JP10520594 A JP 10520594A JP 10520594 A JP10520594 A JP 10520594A JP H07309451 A JPH07309451 A JP H07309451A
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JP
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excavating
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JP10520594A
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English (en)
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Yoshinori Mukoya
美徳 向谷
Hiroshi Jinbo
博 仁保
Kenji Yoshihara
建二 吉原
Kenichi Kimoto
賢一 木元
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過大なバケットの掘削反力の発生防止、バケ
ットチェンラインにかかる荷重の一定範囲内保持が可能
なアンローダのバケット掘削装置を提供する。 【構成】 バケット掘削反力制御部19により、圧力検
出器18の検出値(バケット9の掘削反力P1 )が設定
値を越えると緩衝油圧シリンダ15を縮み駆動させて後
部ガイドスプロケット16を上方に移動させバケット9
の噛込み量を減少させてバケット9の掘削反力P1 を減
少させるというものである。またバケット荷重制御部2
0等により、圧力検出器18の検出値とバケット荷重検
出器10の検出値とに基づきバケット9の掘削圧力P1
及びバケットチェンライン8にかかる荷重を正確に基
め、これらに応じて掘削部の横行速度、バケット9の噛
込み量あるいはバケット9の移動速度を制御し、バケッ
ト9の掘削反力P1 及びバケットチェンライン8にかか
る荷重を制御するというものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンローダのバケット掘
削装置に関し、バケットの切削反力やバケットチェンラ
インにかかる荷重を制御する場合に適用して有用なもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は従来技術に係るアンローダのバケ
ット掘削装置を示す側面図である。同図において、1は
俯仰ブーム、2は平行リンク、3はLフレーム、4は垂
直コラム、5は縦フレーム、5aは上部取付軸、5bは
揺動用油圧シリンダ、6は中間ガイドスプロケット、7
は駆動スプロケット、8はバケットチェンライン、8a
はバケットチェン、9はバケット、10はバケット荷重
検出器、50はボトムフレーム、50aは連結軸、50
bはシリンダ、51は後部ガイドスプロケット、52は
前部ガイドスプロケット、53は荷重調節用制御部、1
1は運搬船に積まれたバラ荷である。
【0003】これらのうち俯仰ブーム1はアンローダの
上部に設けられ、俯仰動作により垂直コラム4等を上下
に移動せしめる。平行リンク2は俯仰ブーム1と平行に
設けられ、俯仰ブーム1と共に俯仰動作を行う。Lフレ
ーム3は下端部において垂直コラム4を支持すると共
に、この下端部の水平姿勢が維持されるよう上端部及び
中間部が平行リンク2及び俯仰ブーム1の各先端部に各
々回動可能に支持されている。
【0004】縦フレーム5は、上端部が垂直コラム4の
下端部に軸5aを介して連結されると共に、中間部が、
垂直コラム4の下端部に一端が支持されたシリンダ5b
の他端に結合されており、このシリンダ5bの伸縮によ
り軸5bを中心にして揺動される。ボトムフレーム50
は、後端部(図7中右端部)が縦フレーム5の下端部に
連結軸50aを介して連結されると共に、中間部が、縦
フレーム5に一端が支持されたシリンダ50bの他端に
結合されており、このシリンダ50bの伸縮によって連
結軸50aを中心にして揺動されて水平に保持され、縦
フレーム5と共に略L字状を成している。またこのボト
ムフレーム50は図示しない張力保持シリンダを内蔵し
ており、この張力保持シリンダにより長手方向に伸縮し
てバケットチェン8aの張力を保持する。
【0005】駆動スプロケット7は、垂直コラム4の上
端室内に設けられており、バケットチェン8aと係合し
てこのバケットチェン8aが矢印A方向に巡回移動する
よう駆動する。中間ガイドスプロケット6、後部ガイド
スプロケット51及び前部ガイドスプロケット52は、
各々、垂直コラム4の下端近く、ボトムフレーム50の
後端部(軸50a上)及びボトムフレーム50の先端部
に設けられており、バケットチェン8aと係合してこの
バケットチェン8aがボトムフレーム50、縦フレーム
5及び垂直コラム4に沿って矢印A方向に略L字状に巡
回移動するよう案内する。バケット9は、バケットチェ
ン8aに所定の間隔で多数取付けられ、バケットチェン
8aと共にバケットチェンライン8を構成しており、バ
ケットチェン8aに伴って矢印A方向に巡回移動する。
【0006】バケット荷重検出器10は、駆動スプロケ
ット7の駆動系に設けられており、バケットチェンライ
ン8にかかる荷重を検出し、検出信号を荷重調節用制御
部53へ出力する。荷重調節用制御部53はバケット荷
重検出器10から検出信号を入力し、この検出信号に応
じて、バケット9に過負荷がかかるのを防止するよう、
垂直コラム4やバケットチェンライン8等よりなる掘削
部(以下単に掘削部という)の横行速度、バケット9の
バラ荷11に対する噛込み量、あるいはバケットチェン
ライン8の巡回移動速度、即ちバケット9の移動速度を
制御する。
【0007】従って上記構成のアンローダのバケット掘
削装置によれば、図8の紙面と直角な方向へ走行(横
行)すると共にバケットチェンライン8を巡回移動させ
ると、バケット9が、前部ガイドスプロケット52を経
過して後方(後部ガイドスプロケット51方向)へ水平
移動する間にバラ荷13を掻取り、後部ガイドスプロケ
ット51を経て開口部を上向きに転向する際に掻取った
バラ荷11を掬い上げるようにして内部に受け入れ上方
の垂直コラム4内へと搬送すると共に、駆動スプロケッ
ト7を経て開口部が下向きに転向したところで内部のバ
ラ荷11を払い出す。こうしてバラ荷11の荷揚げが行
われる。
【0008】またこのとき荷重調節用制御部53は、バ
ケット荷重検出器10の検出値が設定値を越えると、掘
削部の横行速度の減少制御、バケット9の噛込み量の減
少制御、あるいはバケット9の移動速度の減少制御を行
って、バケットチェンライン8に過負荷がかかるのを防
止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術に係るアンローダのバケット掘削装置では、バケッ
ト荷重検出器10の検出値中に、バケット9及びこれら
のバケット9によって搬送中のバラ荷11の重量と共
に、バケット9がバラ荷11を掻取る際の掘削反力P1
が含まれており、そしてこの掘削反力P1 のみを前記検
出値中から分離して把握することができない。
【0010】このため、バケット荷重検出器10の検出
値が基準値内であっても、この検出値中における掘削反
力P1 の占める割合が大きくなっている場合、即ち掘削
反力P1 が過大になっている場合があり、かかる場合に
はこの掘削反力P1 により垂直コラム4の下部に矢印5
4で示す曲げ力が作用し、垂直コラム4に異常な振動が
生起することがある。またバケット荷重検出器10の検
出値が設定値を越えた場合に、垂直コラム4を上昇させ
る回避操作を行う際には、垂直コラム4の全重量を上昇
させるから、そのための俯仰ブーム1の仰動に大きな駆
動力を必要とする不経済がある。
【0011】従って本発明は上記従来技術に鑑み、過大
なバケットの掘削反力の発生を防止すること、バケット
チェンラインにかかる荷重(バケット及びこのバケット
によって搬送中のバラ荷の重量)を一定範囲内に保持す
ることができるアンローダのバケット掘削装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の構成は、バケットチェンとこのバケットチェ
ンに取り付けたバケットとを有してなるバケットチェン
ラインが、駆動スプロケットに駆動され垂直コラム及び
この垂直コラムの下端に設けたフレームに沿って巡回移
動するよう構成された掘削部を有するアンローダのバケ
ット掘削装置において、前記掘削部の下端部で且つ前記
バケットチェンラインの移動方向下流側端部に占位する
よう配設され、前記バケットチェンと係合してこのバケ
ットチェンを前記垂直コラムの方向へと案内するガイド
スプロケットと、基端部が前記フレームに揺動可能に支
持されると共に、先端部において前記ガイドスプロケッ
トを回転可能に支持する揺動アームと、基端部が前記フ
レームに揺動可能に支持されると共に、先端部が前記基
端部よりも前記バケットチェンラインの移動方向下流側
に占位すると共に前記ガイドスプロケットに連結された
緩衝部材とを備えたことを特徴とする。
【0013】また上記目的を達成する本発明の第2の構
成は、上記第1の構成のアンローダのバケット掘削装置
において、緩衝部材が緩衝シリンダであると共に、この
緩衝シリンダの圧力検出器と、この圧力検出器の検出値
に基づき前記緩衝シリンダの伸縮を制御してバケットの
掘削反力を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】また上記目的を達成する本発明の第3の構
成は、上記第1の構成のアンローダのバケット掘削装置
において、緩衝部材が緩衝シリンダであると共に、この
緩衝シリンダの圧力検出器と、駆動スプロケットに設け
たバケット荷重検出器と、これら両検出器の検出値に基
づき掘削部の横行速度、バケットの噛込み量あるいはバ
ケットの移動速度を制御してバケットの掘削反力あるい
はバケットチェンラインにかかる荷重を制御する制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記第1の構成の本発明によれば、バケットの
掘削反力が大きくなると、この掘削反力により緩衝部材
が縮むと共にこの緩衝部材及び揺動アームが上方へ揺動
する。その結果ガイドスプロケットが上方に移動し、こ
れに伴ってフレームの下方に占位するバケットチェンラ
インのガイドスプロケット側が上方に移動するため、バ
ケットの噛込み量が減少してバケットの掘削反力が減少
する。かくして過大なバケットの掘削反力の発生が防止
され、垂直コラム部の異常な振動の発生が確実に防止さ
れる。また、底荷掘削時等に船倉の床等からバケットに
対して強い突き上げ力が作用した場合にも上記と同様に
してガイドスプロケットが上方に移動するため、これに
よって前記突き上げ力が吸収されて構造物が保護され
る。更には、緩衝部材の付勢力によってバケットチェン
の張力を保持することができる。
【0016】また上記第2の構成の本発明によれば、圧
力検出器によってバケットの掘削反力が検出される。こ
の検出値が設定値を越えると、制御手段により緩衝シリ
ンダが縮み駆動され、これと共にこの緩衝シリンダ及び
揺動アームが上方へ揺動する。その結果、ガイドスプロ
ケットが上方に移動し、これに伴ってフレームの下方に
占位するバケットチェンラインのガイドスプロケット側
が上方に移動するため、バケットの噛込み量が減少して
バケットの掘削反力が減少する。かくして過大なバケッ
トの掘削反力の発生が防止され、垂直コラム部の異常な
振動の発生が確実に防止される。また、底荷掘削時等に
船倉の床等からバケットに対して強い突き上げ力が作用
し圧力検出器の検出値が設定値を越えた場合にも上記と
同様にしてガイドスプロケットが上方に移動するため、
これによって前記突き上げ力が吸収されて構造物が保護
される。
【0017】また上記第3の構成の本発明によれば、圧
力検出器によってバケットの掘削反力が検出される。こ
の検出値が設定値を越えると、制御手段により、掘削部
の横行速度の減速制御、掘削部の上昇操作によるバケッ
トの噛込み量の減少制御あるいはバケットの移動速度の
減速制御が行われて、バケットの掘削反力が減少する。
かくして過大なバケットの掘削反力の発生が防止され、
垂直コラム部の異常な振動の発生が確実に防止される。
更に前記制御手段により、バケット荷重検出器の検出値
から圧力検出器の検出値(バケットの掘削反力)を差し
引くことによってバケットチェンラインにかかる荷重
(バケット及びこのバケットによって搬送中のバラ荷の
重量)を正確に求め、この荷重を一定範囲内に保持する
よう、掘削部の横行速度制御、掘削部の昇降操作による
バケットの噛込み量制御あるいはバケットの速度制御が
行われる。かくしてバラ荷の定量払い出し運転が容易且
つ確実に実現される。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。なお従来技術(図8)と同様の部分には同一の
符号を付し重複する詳細な説明は省略する。
【0019】図1は本発明の実施例に係るアンローダの
バケット掘削装置を示す側面図、図2は図1のうち後部
ガイドスプロケットの近傍を抽出して示す拡大図、図3
は図2のIII −III 線矢視図、図4は図1のうちボトム
フレームの近傍を抽出して示す拡大側面図であって正常
運転時の状態を示す図、図5は図1のうちボトムフレー
ムの近傍を抽出して示す拡大側面図であって過大掘削反
力回避運転時の状態を示す図、図6は図1に示すバケッ
ト荷重制御部の詳細等を示すブロック図、図7は図6に
示すバケット荷重制御部中の各部の処理内容を示すフロ
ー図である。
【0020】これらの図において、1は俯仰ブーム、2
は平行リンク、3はLフレーム、4は垂直コラム、5は
縦フレーム、5aは上部取付軸、5bは揺動用油圧シリ
ンダ、6は中間ガイドスプロケット、7は駆動スプロケ
ット、8はバケットチェンライン、8aはバケットチェ
ン、9はバケット、10はバケット荷重検出器、12は
ボトムフレーム、12aは連結軸、12bは揺動シリン
ダ、13は揺動アーム、14はアーム取付軸、15は緩
衝油圧シリンダ、15aはシリンダ取付軸、16は後部
ガイドスプロケット、16aは回転軸、17はガイドロ
ール台、17aはローラ、18は圧力検出器、19はバ
ケット掘削反力制御部、20はバケット荷重制御部、2
0aは演算部、20bは荷重判定部、20cは制御指示
部、21aは垂直コラム横移動系制御部、21bはブー
ム俯仰系制御部、21cはバケット速度系制御部、11
は運搬船に積まれたバラ荷である。
【0021】図1〜図3に示すように、ボトムフレーム
12は後端部(図1中右端部)が上方へ偏向しており、
この偏向部の後端部が縦フレーム5の下端部に連結軸1
2aを介して連結されると共に、中間部が、縦フレーム
5に一端が支持された揺動シリンダ12bの他端に結合
されており、この揺動シリンダ12bの伸縮によって連
結軸12aを中心にして揺動されて水平に保持され、縦
フレーム5と共に略L字状を成している。またこのボト
ムフレーム12は、図示しない張力保持シリンダを内蔵
しており、この張力保持シリンダにより長手方向に伸縮
してバケットチェン8aの張力を保持する。前部ガイド
スプロケット52は、このボトムフレーム12の先端部
に回転可能に設けられており、バケットチェン8aと係
合してこのバケットチェン8aを後方(後部ガイドスプ
ロケット16の方向)へ案内する。
【0022】後部ガイドスプロケット16は、ボトムフ
レーム12の偏向部下方に占位するよう配設されてお
り、バケットチェン8aと係合してこのバケットチェン
8aを上方(垂直コラム4の方向)へと案内する。揺動
アーム13は、基端部が、ボトムフレーム12の下端に
ボトムフレーム12の両側面よりも突出して(図3参
照)設けられたアーム取付軸14を介し、ボトムフレー
ム12に揺動可能に支持されると共に、この基端部より
も後方(バケットチェンライン8の移動方向下流側)に
占位する先端部において後部ガイドスプロケット16を
回転可能に支持している。緩衝油圧シリンダ15は、基
端部が、ボトムフレーム12の両側面上部に各々突設さ
れたシリンダ取付軸15a(図3参照)を介して、ボト
ムフレーム12に揺動可能に支持されると共に、先端部
が基端部よりも後方(バケットチェンライン8の移動方
向下流側)に占位すると共に揺動アーム13の先端部に
結合されている。
【0023】図2中の実線(但しバケットチェンライン
8は一点鎖線)が緩衝油圧シリンダ15が最っとも伸び
駆動したときの状態(図4はこのときの状態に相当す
る)であり、図2中の二点鎖線が緩衝油圧シリンダ15
が最っとも縮み駆動したときの状態(図5はこのときの
状態に相当する)である。即ち実線で示す状態から二点
鎖線で示す状態に変化する際には、緩衝油圧シリンダ1
5が縮み駆動すると共にこの緩衝油圧シリンダ15及び
揺動アーム13が上方に揺動し、後部ガイドスプロケッ
ト16が上方へ移動する。なお、勿論、二点鎖線で示す
状態において、後部ガイドスプロケット16が、縦フレ
ーム5及びボトムフレーム12相互の連結軸12a部と
干渉しないよう構成されている。
【0024】ガイドロール台17は、ボトムフレーム1
2の前端部下端に設けられている。このガイドロール台
17は、バケットチェン8aの移動方向に沿って下向き
に配列された複数のローラ17aを有すると共に一定高
さ下方へ伸長調節可能なものであって、ローラ17aが
バケットチェン8aに当接してこのバケットチェン8a
を案内する。なお図4に示すように、ガイドロール台1
7が下方へ伸長してバケットチェンライン8を押し下げ
たとき、ガイドロール台17と後部ガイドスプロケット
16との間においてバケットチェンライン8がボトムフ
レーム12(偏向部を除いた部分)と平行になるよう後
部ガイドスプロケット16の下限位置が設定されてい
る。従って図5に示すように、後部ガイドスプロケット
16が上方へ移動した場合には、ガイドロール台17と
後部ガイドスプロケット16との間においてバケットチ
ェンライン8が後部ガイドスプロケット16に向って上
方へ傾斜するため、この間のバケット9の噛込み量が減
少してバケット9の掘削反力P1 が減少する。
【0025】圧力検出器18は緩衝油圧シリンダ15に
設けられており、バケット9の掘削反力P1 に応じて変
化する緩衝油圧シリンダ15の油圧を検出することによ
りバケット9の掘削反力P1 を検出する。
【0026】バケット荷重制御部20は、図6に示すよ
うに演算部20a、荷重判定部20b及び制御指示部2
0cを有している。図7のS100〜S106に示すよ
うに、演算部20aでは圧力検出器18及びバケット荷
重検出器10から検出信号を各々入力し(S100参
照)、圧力検出器18の検出値に基づいてバケット9の
掘削反力P1 を求めると共に、バケット荷重検出器10
の検出値と圧力検出器18の検出値との差を求めること
によってバケットチェンライン8にかかる荷重(バケッ
ト9及びこれらのバケットによって搬送中のバラ荷11
の重量)を求め、これらの演算結果を荷重判定部20b
へ出力する(S101参照)。
【0027】荷重判定部20bでは演算部20aから演
算結果、即ちバケット8の掘削反力P1 及びバケットチ
ェンライン8にかかる荷重の値を入力し、バケット8の
掘削反力P1 が上限設定値を越えている否かを判定する
(S102参照)。ここで上限設定値を越えていると判
定した場合にはこの判定結果を制御指示判定部20cへ
出力する一方、上限設定値を越えていないと判定した場
合には続いてバケットチェンライン8にかかる荷重が一
定範囲内から逸脱しているか否かを判定する(S103
参照)。ここで一定範囲内から逸脱していないと判定し
た場合には最初の処理(S100参照)に戻る一方、一
定範囲内から逸脱していると判定した場合には続いてバ
ケットチェンライン8にかかる荷重が上限設定値を越え
ているか否か(上限設定値を越えていないときには下限
設定値を越えていることになる)を判定し(S10
4)、この判定結果を制御指示部20cへ出力する。
【0028】制御指示部20cでは、荷重判定部20に
おいてバケット9の掘削反力P1 が上限設定値を越えて
いると判定した場合あるいはバケット9の掘削反力P1
が上限設定値を越えていないと判定し且つバケットチェ
ンライン8にかかる荷重が上限設定値を越えていると判
定した場合(S102,S103,S104参照)に
は、垂直コラム横移動系制御部21aへの減速指示、ブ
ーム俯仰系制御部21bへの仰動指示あるいはバケット
速度系制御部21cへの減速指示を行う(S105参
照)。これに応じて垂直コラム横移動系制御部21a、
ブーム俯仰系制御部21bあるいはバケット速度系制御
部21cでは、掘削部の横行速度減速制御、バケット9
の噛込み量の減少制御あるいはバケット9の移動速度減
速制御を行う。
【0029】また制御指示部20cでは、荷重判定部2
0においてバケット9の掘削反力P 1 が上限設定値を越
えていないと判定し且つバケットチェンライン8にかか
る荷重が下限設定値を越えていると判定した場合(S1
02,S103,S104参照)には、垂直コラム横移
動系制御部21aへの増速指示、ブーム俯仰系制御部2
1bへの俯動指示あるいはバケット速度系制御部21c
への増速指示を行う(S106参照)。これに応じて垂
直コラム横行移動系制御部21a、ブーム俯仰系制御部
21bあるいはバケット速度系制御部21cでは、掘削
部の横行速度増速制御、バケット9の噛込み量の増加制
御あるいはバケット9の移動速度増速制御を行う。
【0030】なお上記のようにしてバケット9の掘削反
力P1 やバケットチェンライン8にかかる荷重の制御を
行う際の各制御の作動条件や調整範囲及び組合せは、運
転方法や各装置の能力、強度等に応じて決定する。
【0031】バケット掘削反力制御部19は、圧力検出
器18から検出信号を入力し、この検出値が設定値を越
えた場合には、図5に示すように緩衝油圧シリンダ15
を縮み駆動させて後部ガイドスプロケット16を上方へ
移動せしめ、ガイドロール台7と後部ガイドスプロケッ
ト16との間においてバケットチェンライン8を傾斜さ
せてバケット9の掘削反力P1 を減少させる。
【0032】従って上記構成のバケット掘削装置によれ
ば、従来技術に係るバケット掘削装置と同様(「従来の
技術」の項参照)にしてバラ荷11の荷揚げを行う際
に、バケット9の切削反力P1 が大きくなって上限設定
値を越えた場合には、バケット荷重制御部20の指示に
応じて垂直コラム横移動系制御部21a、ブーム俯仰系
制御部21bあるいはバケット速度系制御部21cが、
掘削部の横行速度増速制御、バケット9の噛込み量の減
少制御あるいはバケット9の移動速度増速制御を行い、
バケット9の掘削反力P1 を減少せしめる。かくして過
大なバケット9の掘削反力P1 の発生が防止され、垂直
コラム4の異常な振動の発生が確実に防止される。
【0033】またバケットチェンライン8にかかる荷重
が大きくまたは小さくなって一定範囲を逸脱した場合に
は、バケット荷重制御部20の指示に応じて垂直コラム
横移動系制御部21a、ブーム俯仰系制御部21bある
いはバケット速度系制御部21cが掘削部の横行速度減
速または増速制御、バケット9の噛込み量の減少または
増加制御あるいはバケット9の移動速度減速または増速
制御を行い、バケットチェンライン8にかかる荷重を一
定範囲内に保持する。かくしてバラ荷11の定量払い出
し運転が容易且つ確実に実現される。
【0034】また緩衝油圧シリンダ15を制御するバケ
ット掘削反力制御部19を設けたため、バケット9の掘
削反力P1 が正常なときには図4に示すようにバケット
チェンライン8がボトムフレーム12と平行になって必
要長さバケット9がバラ荷11に噛み込んで荷揚げが行
われる一方、バケット9の掘削反力P1 が大きくなって
設定値を越えると、バケット掘削反力制御部19により
緩衝油圧シリンダ15が縮み駆動されて、後部ガイドス
プロケット15が上方へ移動(図5参照)するため、バ
ケットの掘削反力P1 が減する。かくして過大なバケッ
ト9の掘削反力P1 の発生が防止され、垂直コラム4の
異常な振動の発生を確実に防止することができる。また
底荷掘削時等に船倉の床等からバケット9に対して強い
突き上げ力が作用して圧力検出器18の検出値が設定値
を越えた場合にも上記と同様にして後部ガイドスプロケ
ット16が上方に移動するため、これによって前記突き
上げ力が吸収され、構造物を保護することができる。更
には、バケット掘削反力制御19により緩衝油圧シリン
ダ15の伸縮操作を行うことによってバケットチェン9
の張力を保持することができる。これはボトムフレーム
12が張力保持シリンダを有さない固定長のものである
場合に特に有効である。
【0035】なおバケット掘削反力制御部19を設けず
に、バケット9の掘削反力P1 が大きくなったときには
この掘削反力P1 により直接緩衝油圧シリンダ15が縮
むようにしてもよい。かかる構成の場合にも、バケット
9の掘削反力P1 が大きくなると、この掘削反力P1
より、緩衝油圧シリンダ15が縮むと共にこの緩衝油圧
シリンダ15及び揺動アーム13が上方に揺動し後部ガ
イドスプロケットが上方に移動して、バケット9の掘削
反力P1 が減少するため、過大なバケット9の掘削反力
1 の発生が防止され、垂直コラム4の異常な振動の発
生を確実に防止することができる。またバケット9に強
い突き上げ力が作用した場合にも、後部ガイドスプロケ
ット16が上方に移動してこの突き上げ力を吸収するた
め構造物を保護することができる。更には、緩衝油圧シ
リンダ15の付勢力によってバケットチェン9の張力を
保持することもできる。
【0036】なお、バケット掘削反力制御部19を設け
ない場合の緩衝油圧シリンダ15は、バケット9の掘削
反力P1 や船倉の床等からの突き上げ力により自動伸縮
するように設け、バケット掘削反力制御部19を設ける
場合の緩衝油圧シリンダ15は、バケット掘削反力制御
部19を設けない場合よりも高圧力で、バケット掘削反
力制御部19の制御下で作動するように設ける。
【0037】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、バケットの掘削反力が大きくなる
と、この掘削反力により緩衝部材が縮むと共にこの緩衝
部材及び揺動アームが上方へ揺動しガイドスプロケット
が上方に移動してバケットの掘削反力が減少するため、
過大なバケットの掘削反力の発生が防止され、垂直コラ
ム部の異常な振動の発生を確実に防止することができ
る。またバケットに強い突き上げ力が作用した場合にも
上記と同様にしてガイドスプロケットが上方に移動する
ため、前記突き上げ力が吸収され、構造物を保護するこ
とができる。更には、緩衝部材の付勢力によってバケッ
トチェンの張力を保持することができる。
【0038】また緩衝部材として緩衝シリンダを備える
と共に、この緩衝シリンダの圧力検出器と、この圧力検
出器の検出値に応じて緩衝シリンダの伸縮制御を行う制
御手段とを備えたことにより、バケットの掘削反力が大
きくなって圧力検出器の検出値が設定値を越えると、制
御手段によって緩衝シリンダが縮み駆動され、これと共
にこの緩衝シリンダ及び揺動アームが上方へ揺動しガイ
ドスプロケットが上方に移動してバケットの掘削反力が
減少するため、過大なバケットの掘削反力の発生が防止
され、垂直コラム部の異常な振動の発生を確実に防止す
ることができる。またバケットに強い突き上げ力が作用
して圧力検出器の検出値が設定値を越えた場合にも上記
と同様にしてガイドスプロケットが上方に移動するた
め、前記突き上げ力が吸収され、構造物を保護すること
ができる。
【0039】また緩衝部材として緩衝シリンダを備える
と共に、この緩衝シリンダの圧力検出器と、駆動スプロ
ケットに設けたバケット荷重検出器と、これら両検出器
の検出値に基づいてバケットの掘削反力あるいはバケッ
トチェンラインにかかる荷重を制御する制御手段とを備
えたことによ、バケットの掘削反力が大きくなって圧力
検出器の検出値が設定値を越えると、制御手段により、
掘削部の横行速度の減速制御、掘削部の上昇操作による
バケットの噛込み量の減少制御あるいはバケットの移動
速度の減速制御が行われて、バケットの掘削反力が減少
するため、過大なバケットの掘削反力の発生が防止さ
れ、垂直コラムの異常な振動の発生を確実に防止するこ
とができる。更に同制御手段により、バケット荷重検出
器の検出値と圧力検出器の検出値の差からバケットチェ
ンラインにかかる荷重を正確に求め、この荷重を一定範
囲内に保持するよう、掘削部の横行速度制御、掘削部の
昇降操作によるバケットの噛込み量制御あるいはバケッ
トの速度制御が行われるため、バラ荷の定量払い出し運
転を容易且つ確実に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアンローダのバケット掘
削装置を示す側面図である。
【図2】図1のうち後部ガイドスプロケットの近傍を抽
出して示す拡大側面図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視図である。
【図4】図1のうちボトムフレームの近傍を抽出して示
す拡大側面図であって正常運転時の状態を示す図であ
る。
【図5】図1のうちボトムフレームの近傍を抽出して示
す拡大側面図であって過大掘削力回避運転時の状態を示
す図である。
【図6】図1に示すバケット荷重制御部の詳細等を示す
ブロック図である。
【図7】図6に示すバケット荷重制御部中の各部の処理
内容を示すフロー図である。
【図8】従来技術に係るアンローダのバケット掘削装置
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 俯仰ブーム 2 平行リンク 3 Lフレーム 4 垂直コラム 5 縦フレーム 5a 上部取付軸 5b 揺動用油圧シリンダ 6 中間ガイドスプロケット 7 駆動スプロケット 8 バケットチェンライン 8a バケットチェン 9 バケット 10 バケット荷重検出器、 11 バラ荷 12 ボトムフレーム 12a 連結軸 12b 揺動シリンダ 13 揺動アーム 14 アーム取付軸 15 緩衝油圧シリンダ 15a シリンダ取付軸 16 後部ガイドスプロケット 16a 回転軸 17 ガイドロール台 17a ローラ 18 圧力検出器 19 バケット掘削反力制御部 20 バケット荷重制御部 20a 演算部 20b 荷重判定部 20c 制御指示部 21a 垂直コラム横移動系制御部 21b ブーム俯仰系制御部 21c バケット速度系制御部 P1 掘削反力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木元 賢一 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケットチェンとこのバケットチェンに
    取り付けたバケットとを有してなるバケットチェンライ
    ンが、駆動スプロケットに駆動され垂直コラム及びこの
    垂直コラムの下端に設けたフレームに沿って巡回移動す
    るよう構成された掘削部を有するアンローダのバケット
    掘削装置において、 前記掘削部の下端部で且つ前記バケットチェンラインの
    移動方向下流側端部に占位するよう配設され、前記バケ
    ットチェンと係合してこのバケットチェンを前記垂直コ
    ラムの方向へと案内するガイドスプロケットと、 基端部が前記フレームに揺動可能に支持されると共に、
    先端部において前記ガイドスプロケットを回転可能に支
    持する揺動アームと、 基端部が前記フレームに揺動可能に支持されると共に、
    先端部が前記基端部よりもバケットチェンラインの移動
    方向下流側に占位すると共に前記ガイドスプロケットに
    連結された緩衝部材とを備えたことを特徴とするアンロ
    ーダのバケット掘削装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するアンローダのバケッ
    ト掘削装置において、 緩衝部材が緩衝シリンダであると共に、この緩衝シリン
    ダの圧力検出器と、この圧力検出器の検出値に基づき前
    記緩衝シリンダの伸縮を制御してバケットの掘削反力を
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とするアンロー
    ダのバケット掘削装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載するアンローダのバケッ
    ト掘削装置において、 緩衝部材が緩衝シリンダであると共に、この緩衝シリン
    ダの圧力検出器と、駆動スプロケットに設けたバケット
    荷重検出器と、これら両検出器の検出値に基づき掘削部
    の横行速度、バケットの噛込み量あるいはバケットの移
    動速度を制御してバケットの掘削反力あるいはバケット
    チェンラインにかかる荷重を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とするアンローダのバケット掘削装置。
JP10520594A 1994-05-19 1994-05-19 アンローダのバケット掘削装置 Withdrawn JPH07309451A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015833A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 連続アンローダ
CN106081669A (zh) * 2016-07-29 2016-11-09 上海海事大学 链斗取料设备及相应的卸船机
CN115676429A (zh) * 2021-07-26 2023-02-03 江苏工力重机有限公司 一种连续卸船机链斗取料设备的链条导向机构
CN115676431A (zh) * 2021-07-26 2023-02-03 江苏工力重机有限公司 一种门架式正向链斗连续卸船机及操作方法

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Effective date: 20010731