JPH07313124A - 加熱殺菌方法、加熱殺菌装置および加熱殺菌装置における高周波昇温装置 - Google Patents

加熱殺菌方法、加熱殺菌装置および加熱殺菌装置における高周波昇温装置

Info

Publication number
JPH07313124A
JPH07313124A JP10929194A JP10929194A JPH07313124A JP H07313124 A JPH07313124 A JP H07313124A JP 10929194 A JP10929194 A JP 10929194A JP 10929194 A JP10929194 A JP 10929194A JP H07313124 A JPH07313124 A JP H07313124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
belt
frequency
food
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10929194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2875157B2 (ja
Inventor
Koji Yamamoto
康二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAMOTO BINITAA KK
Original Assignee
YAMAMOTO BINITAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAMOTO BINITAA KK filed Critical YAMAMOTO BINITAA KK
Priority to JP6109291A priority Critical patent/JP2875157B2/ja
Publication of JPH07313124A publication Critical patent/JPH07313124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2875157B2 publication Critical patent/JP2875157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 殺菌対象食品の均一昇温を可能にし、殺菌処
理の作業効率を向上させ、かつ、殺菌対象食品と電極と
の干渉が発生しないようにする。 【構成】 高周波発生回路から供給される高周波電力を
上部電極21および下部電極22からなる高周波対向電
極2間に供給し、対向電極間に介在されるチルド食品P
を誘電加熱して殺菌する加熱殺菌装置における高周波昇
温装置1であって、上部電極21および下部電極22の
各電極面を覆うように上方ベルト41および下方ベルト
42からなる上下一対のコンベヤベルト4が設けられ、
上方ベルト41および下方ベルト42の間隙部に高周波
加熱による昇温空間Sが形成され、上記一対のベルト間
に挟持された状態でチルド食品Pが上記昇温空間Sに供
給されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定形状に包装された各
種の食品(定形品)の加熱殺菌方法、加熱殺菌装置、お
よび、高周波発生回路からの高周波電力を変成器を介し
て対向電極に供給し、この対向電極間に介在される食品
の昇温処理を行う加熱殺菌装置における高周波昇温装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年各種の調理済みの食品をプラスチッ
クシートからなる袋状容器(チルド容器)に充填した
り、あるいはプラスチックトレイを用いて包装した定形
状のいわゆるチルド食品が、手軽に食卓を飾ることがで
きる便利さによって脚光を浴びている。チルド食品とし
ては、ポテトサラダ、マカロニサラダ等のサラダ類や、
筑前煮、山菜煮等の惣菜類などが代表的なものとして挙
げられる。これらのチルド食品はチルド容器に充填され
た後自然放冷される間に細菌の繁殖に適した温度にな
り、この温度が長時間維持されるとチルド容器内で細菌
が再度繁殖することになる。
【0003】そこで、このような細菌の再繁殖を防止す
るために、食品工場においては出荷前にチルド食品の加
熱殺菌処理が施される。この加熱殺菌処理は、通常昇温
工程、温度保持持工程および冷却工程から構成されてい
る。従来昇温工程では、チルド食品は煮沸や蒸気付与に
よって約70℃の殺菌温度にまで加熱され、その後この
殺菌温度が所定時間維持される温度保持工程に移され
る。上記温度保持工程は、室内雰囲気が電気ヒーター等
によって殺菌温度に維持されている温度保持室にチルド
食品を所定時間装填することで実行される。この温度保
持工程においてチルド食品の実質的な殺菌処理が施され
ることになる。
【0004】そして、つぎの冷却工程において、細菌の
繁殖に適した温度が長時間に及ばないようにするため
に、チルド食品を冷水のスプレーや冷却水中への浸漬に
よって強制冷却する冷却処理が施される。
【0005】ところで、従来の上記のようなチルド食品
の加熱殺菌処理においては、加熱工程における昇温時間
が数10分と非常に長くかかり、その結果チルド食品の
最も顕著な特質であるその食品本来の風味や新鮮さが失
われるとともに、昇温時間が長いことがネックになって
加熱殺菌処理が効率的に行い得ないという問題点を有し
ていた。
【0006】そこで、従来の上記のような不都合を解消
するために、マイクロ波を被加熱物に照射して昇温する
マイクロ波加熱殺菌技術が開発されるに到り、昇温時間
の短縮の面では偉力を発揮している。食品を対象とした
マイクロ波加熱殺菌技術については、実公昭59−34
311号公報、実公昭60−8710号公報、実公昭6
0−21975号公報、あるいは特開昭60−1209
70号公報等によって開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マイク
ロ波加熱殺菌においては、マイクロ波を均一に被加熱物
に照射するためのマイクロ波が漏洩しない閉鎖空間から
なる加熱室や、この加熱室内における均一加熱のための
種々工夫された構造体が必要である。従って、設備規模
が大きくなり、その結果設備が非常に高価なものになる
割には加熱処理能力が小さいという問題点を有してい
る。
【0008】また、マイクロ波は被加熱物の内部への浸
透性が弱く、精々被加熱物の厚みが10mm〜20mm
程度がマイクロ波によって均一加熱を行い得る限界であ
り、20mmを超した厚みのものをその中心部まで均一
に加熱することは極めて困難であるという問題点を有し
ている。特に高速加熱を行った場合には、被加熱物の表
層部と中心部との温度差が大きくなり、均一な温度分布
が得られないという不都合が発生する。
【0009】さらに、たとえ被加熱物が10mm以下の
薄物であったとしても、それが例えば略10cm平方以
上の平面形状を有するものである場合には、マイクロ波
の周波数が非常に高いため、加熱室内での電界強度のバ
ラツキが大きく、被加熱物を均一に加熱することは困難
であり、加熱温度のバラツキが非常に大きくなるという
問題点を有している。
【0010】ところで、加熱殺菌の対象となるチルド食
品等の被加熱殺菌物は、従来1kg以下の軽量物がほと
んどであったが、近年2〜5kgの重量物を対象とした
チルド食品等の加熱殺菌が要望される趨勢にある。しか
しながらこのような重量物を対象とした場合、上記の問
題点を有するマイクロ波加熱によっては到底対処するこ
とができない。
【0011】そこで、昇温速度を上昇させるために昇温
工程に高周波加熱を適用することが考えられる。すなわ
ち、高周波を発振している高周波電極間にチルド食品等
の被加熱物を配置し、高周波で被加熱物を誘電加熱する
ことによって被加熱物を内部から均一に加熱するのであ
る。こうすることによって昇温時間の短縮が期待される
とともに、大量の重量物を連続的に加熱する用途への適
用が期待される。
【0012】ところで、高周波を用いて被加熱物を加熱
する場合、加熱効率を向上させるためには、被加熱物を
上下の電極に接触させた状態にすることが好ましく、そ
のためには、上下の電極間に被加熱物を押し込んで所定
時間の高周波による誘電加熱を行うことが必要になる。
そこで、高周波装置を加熱殺菌装置の昇温工程に適用す
る場合、ベルトコンベヤを用い、かつ、上部の電極をベ
ルトコンベヤ上を載置移送される被加熱物の上面部と同
じ高さになるように配設し、被加熱物を上部電極に当接
させた状態で電極間を移送することが考えられる。
【0013】しかしながら、被加熱物を電極に当接した
状態で移動させると、摺動抵抗によって被加熱物がコン
ベヤベルト上を移送方向や幅方向に位置ずれを生じ、ベ
ルト上で偏在して負荷条件が安定せず、効率低下の原因
になり、極端な場合は容器が破損して内容物が露出し、
電極を汚染するというような不都合が発生する。
【0014】なお、冷凍食品の解凍処理に高周波が利用
されることについては、特公昭51−15100号公
報、特公昭55−46152号公報、特公昭60−97
84号公報、特公昭62−34386号公報、特公平4
−70757号公報、特公平5−840号公報等に記載
されているが、食品の加熱殺菌の用途には適したもので
はない。
【0015】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、チルド食品等の定形品の高
周波を用いた効果的な加熱殺菌方法、加熱殺菌装置、お
よび、ベルトコンベアによる定形品の電極間の移送にお
いて、定形品と電極との干渉が発生しない加熱殺菌装置
における高周波昇温装置を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
加熱殺菌方法は、高周波発生回路から供給される高周波
電力を上部電極および下部電極からなる対向電極間に供
給し、対向電極間に介在される定形品を誘電加熱して昇
温する加熱殺菌方法であって、定形品を上部電極および
下部電極間に導入して殺菌温度にまで高速昇温する昇温
工程と、この昇温工程から導出された定形品の温度を所
定時間保持させる温度保持工程と、この温度保持工程か
ら導出された定形品を冷却する冷却工程とから構成され
ていることを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項2記載の加熱殺菌装置は、
高周波発生回路から供給される高周波電力を上部電極お
よび下部電極からなる対向電極間に供給し、対向電極間
に介在される定形品を誘電加熱して昇温する加熱殺菌装
置であって、定形品を殺菌温度にまで高速昇温する昇温
装置と、殺菌温度に昇温された定形品を所定時間温度保
持させる温度保持装置と、所定時間温度保持後の定形品
を冷却する冷却装置と、上記昇温装置の上部電極および
下部電極間に介設され、かつ、温度保持装置を経由して
冷却装置まで敷設された、定形品を搬送する搬送手段と
から構成されていることを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項3記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置は、高周波発生回路から供給される
高周波電力を上部電極および下部電極からなる対向電極
間に供給し、この対向電極間に介在される食品を誘電加
熱して昇温する加熱殺菌装置における高周波昇温装置に
おいて、上部電極および下部電極の各電極面を覆うよう
に上方ベルトおよび下方ベルトからなる上下一対のコン
ベヤベルトが設けられ、上記一対のベルト間に挟持され
た状態で食品が移送されるように構成されていることを
特徴とするものである。
【0019】本発明の請求項4記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置は、請求項3記載の加熱殺菌装置に
おける高周波昇温装置において、上記上部電極および下
部電極は、少なくとも一方が昇降可能に構成され、これ
らの上下動によって上記昇温空間の上下幅寸法が調節可
能に構成されていることを特徴とするものである。
【0020】本発明の請求項5記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置は、請求項3または4記載の加熱殺
菌装置における高周波昇温装置において、上記上方ベル
トおよび下方ベルトは同一の駆動源から動力を得て同一
速度で周回するように構成されていることを特徴とする
ものである。
【0021】本発明の請求項6記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置は、請求項3乃至5のいずれかに記
載の加熱殺菌装置における高周波昇温装置において、上
記下方ベルトは、上方ベルトよりも上流側に突出され、
この突出した下方ベルトの上面に食品の高さを所定の高
さ寸法に均す高さ調節部が設けられていることを特徴と
するものである。
【0022】本発明の請求項7記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置は、請求項3乃至6のいずれかに記
載の加熱殺菌装置における高周波昇温装置において、上
記コンベヤベルトは、周回速度が変更可能に構成されて
いることを特徴とするものである。
【0023】
【作用】上記請求項1および2記載の加熱殺菌方法およ
び加熱殺菌装置によれば、加熱殺菌の対象となる定形品
は、昇温工程(昇温装置)において上部電極および下部
電極間に導入しされて殺菌温度にまで高速昇温され、つ
ぎの温度保持工程(温度保持装置)において昇温され温
度が所定時間保持され、この工程で実質的な殺菌処理が
施され、さらに冷却工程(冷却装置)において冷却さ
れ、この冷却によって細菌の繁殖に適した温度が長時間
維持されるのが防止され、殺菌済みの定形品として系外
に導出される。
【0024】このように、昇温工程において高周波によ
る誘電加熱が適用されているため、従来の通常の加熱方
法に比べて昇温速度を格段に速くすることができ、ま
た、マイクロ波加熱では到底対処することができない厚
物や重量物の均一加熱を行うことが可能であり、従って
大量の定形品(食品)を対象とし、それらの風味や新鮮
さが損なわれない状態で所定の殺菌温度に到達させるこ
とが可能になる。
【0025】また、特に請求項2に記載の加熱殺菌装置
においては、各装置を貫通して定形品を搬送する搬送手
段が設けられているため、定形品をこの搬送手段に連続
的に供給することによって、効率的に加熱殺菌処理が行
われる。搬送手段の種類については特に限定はないが、
コンベヤベルトが好適に使用される。コンベヤベルト
は、各装置を貫通した1本のものを採用してもよいし、
各装置毎に分離されたものを、乗継ぎ部を介して接続し
たものであってもよい。
【0026】上記請求項3記載の加熱殺菌装置における
高周波昇温装置によれば、上方ベルトおよび下方ベルト
で形成されたコンベヤベルトの裏面に配設されている上
部電極および下部電極に高周波発生回路からの高周波電
力を供給することによって、上方ベルトと下方ベルトの
間隙部に食品を加熱することによる昇温空間が形成され
る。昇温空間が形成された状態で、上方ベルトと下方ベ
ルトとの間隙部に殺菌すべき食品を順次供給することに
よって、食品は昇温空間を移動中に所定の殺菌温度にま
で昇温される。
【0027】そして、上部電極の電極面は上方ベルトに
覆われ、この上方ベルトは食品の移動に伴って移動する
ため、食品が上部電極に干渉して電極を汚染することは
ない。また、食品は昇温空間中を上部ベルトおよび下部
ベルトに挟持された状態で移動するため、食品の厚みは
一定に均され、食品内での温度分布は略一様になり、食
品内での殺菌むらが有効に抑止される。
【0028】上記請求項4記載の加熱殺菌装置における
高周波昇温装置によれば、上部電極および下部電極は、
少なくとも一方が昇降可能に構成されているので、食品
の嵩(高さ)に応じて昇温空間の上下幅が調節され、常
に食品と電極との間の距離が小さくかつ一定になる。
【0029】上記請求項5記載の加熱殺菌装置における
高周波昇温装置によれば、上方ベルトおよび下方ベルト
は同一の駆動源から動力を得て同一速度で周回するよう
になっているため、上方ベルトと下方ベルトとの速度差
によって食品が変形するようなことは起こらない。
【0030】上記請求項6記載の加熱殺菌装置における
高周波昇温装置によれば、下方ベルトは、上方ベルトよ
りも上流側に突出され、この突出した下方ベルトの上面
に食品の高さを所定の高さ寸法に均す高さ調節部が設け
られているため、昇温空間に供給される前に予め食品の
上下幅が均され、食品の昇温空間への導入を容易にす
る。
【0031】上記請求項7記載の加熱殺菌装置における
高周波昇温装置によれば、コンベヤベルトは、周回速度
が変更可能に構成されているため、食品の種類や重量に
応じて昇温空間内での滞留時間を調節することができ
る。
【0032】
【実施例】図1は、本発明に係る高周波昇温装置が適用
される加熱殺菌装置のフローを示す説明図であり、
(イ)は工程図、(ロ)は各工程におけるチルド食品の
温度の経時変化を示すグラフである。まず同図の(イ)
に示すように、本発明の高周波昇温装置1が適用される
加熱殺菌装置の工程は、チルド食品Pを所定の殺菌温度
まで昇温する昇温工程X1、この昇温工程X1で昇温さ
れた昇温済みチルド食品P1の殺菌温度を所定時間保持
して殺菌する温度保持工程X2、および所定時間の温度
保持後の殺菌処理済みチルド食品P2を略常温まで冷却
する冷却工程X3を備えた構成を有する。そして、上記
昇温工程X1において本発明の高周波昇温装置1が適用
されている。
【0033】上記昇温工程X1には、高周波発生回路か
ら供給される高周波電力を上部電極および下部電極から
なる対向電極間に供給し、対向電極間に介在される定形
品を誘電加熱してチルド食品P2を殺菌温度にまで高速
昇温する昇温装置が適用されており、温度保持工程X2
には、殺菌温度に昇温された定形品を所定時間温度保持
させる所定の温度保持装置が設けられている。また、冷
却工程X3には、所定時間温度保持後の定形品を冷却す
る水冷とうによる冷却装置が設けられている。
【0034】また、チルド食品P2を搬送する搬送手段
が、上記昇温装置の上部電極および下部電極間に介設さ
れ、温度保持装置を経由して冷却装置に敷設されてい
る。本実施例においては上記搬送手段としてコンベヤベ
ルトが適用される。
【0035】コンベヤベルトは、1本のものを各装置を
貫通するように設けてもよいし、各装置毎、あるいは適
切な区分毎に複数のコンベヤベルトを設置し、チルド食
品P2を所定の乗り継ぎ部で乗り継がせるようにしても
よい。また、搬送手段はコンベヤベルトに限定されるも
のではなく、チルド食品P2を搭載した搬送車を走行さ
せるようにしてもよいし、チルド食品P2を押圧ロッド
で押圧して装置内に供給するようにしてもよい。
【0036】上記昇温工程X1においては、チルド食品
Pは高周波昇温装置1内で高周波を受けて誘電加熱さ
れ、図1の(イ)に示すように数分間で所定の殺菌温度
(例えば70℃)まで昇温される。
【0037】上記温度保持工程X2においては、温度保
持室内が電気ヒータによる加熱やスチームの付与等によ
って所定の殺菌温度に維持されるようになっており、こ
の温度保持室内に昇温済みチルド食品P1を、図1の
(ロ)に示すように所定時間滞留させることによって実
質的な殺菌処理が施される。
【0038】上記冷却工程X3においては、冷却水のス
プレー等によって殺菌処理済みチルド食品P2は略常温
にまで冷却される。この冷却処理によって、細菌の繁殖
に適した温度が長時間に亘って維持されることが回避さ
れ、細菌の再繁殖が有効に抑止される。
【0039】本発明の高周波昇温装置1は、上記のよう
な各工程から成る高温殺菌装置の内の特に昇温工程X1
に係るものである。
【0040】図2は、本発明に係る高周波昇温装置の一
例を示す一部切欠き要部斜視図であり、図3は側面図、
図4は平面図、図5は正面図である。これらの図に示す
ように、本発明の高周波昇温装置1は、内部に各種食品
を所定の殺菌温度に昇温するための上部電極21および
下部電極22からなる上下一対の高周波対向電極2を備
えた昇温装置本体10と、この昇温装置本体10の高周
波対向電極2に高周波電力を供給する高周波発生手段3
(図4)とを具備する基本構成を有する。
【0041】本実施例においては、ポテトサラダ、マカ
ロニサラダ等のサラダ類や、筑前煮、山菜煮等の惣菜類
などが合成樹脂製のシートからなる袋状のチルド容器に
脱気密封されたいわゆるチルド食品Pが加熱殺菌の対象
として選ばれている。ただし、本発明の高周波昇温装置
1は、殺菌対象食品がチルド食品Pに限定されるもので
はなく、調理処理済みの各種食品が薄いラップでパック
状に包装されたいわゆるパック食品にも適用可能であ
る。
【0042】上記昇温装置本体10は、一側方にチルド
食品Pの供給口12を、他側方にチルド食品Pの排出口
13を有する横長箱型のケーシング11と、このケーシ
ング11の内部に循環移動可能に設けられた上方ベルト
41および下方ベルト42からなる上下一対のコンベヤ
ベルト4とを備えている。これらのコンベヤベルト4
は、高周波透過性能を有する例えば合成樹脂製の材料が
適用される。本実施例においてはポリテトラフルオロエ
チレン製のものが用いられている。
【0043】上記下方ベルト42はケーシング11内の
下半分に内設され、上記供給口12および排出口13に
支持軸回りに回転自在に設けられた下部前方ローラ42
aおよび下部後方ローラ42bさらにこれら両ローラ4
2a,42bの下部の適所に設置された複数の下部補助
ローラ42cに張設されている。後方ローラ42bの下
部には駆動モータ43が設置され、この駆動モータ43
の回転駆動は下部伝達ベルト43aを介して後方ローラ
42bに伝達されるようになっている。従って、駆動モ
ータ43を駆動させることによってこの回転は下部伝達
ベルト43aおよび後方ローラ42bを介して下方ベル
ト42に伝えられ、下方ベルト42は図2および図3に
おいて時計方向に循環移動するようになっている。
【0044】本実施例においては、1台の駆動モータ4
3によって両ベルト41,42を稼働させるようにして
いるが、本発明は、両ベルト41,42が1台の駆動モ
ータ43によって稼働されることに限定されるものでは
なく、それぞれのベルト41,42を対象として2台の
駆動モータを設けるようにしてもよい。
【0045】上記ケーシング11の側部の上下方向中央
部には、図3に示すように、適宜の個所にガラス張りの
覗き窓15が設けられており、この覗き窓15からケー
シング11内のコンベヤベルト4の移動状況およびチル
ド食品Pの昇温状況を目視観察することができるように
なっている。
【0046】また、上記上方ベルト41は、下方ベルト
42に対向してケーシング11の上半分に内設され、供
給口12に位置した上部前方ローラ41a、この上部前
方ローラ41aの直下流側に設けられた前方押えローラ
41c、上記下部後方ローラ42bの上部に対向して設
けられた上部後方ローラ41b、この上部後方ローラ4
1bの直上流側に設けられた後方押えローラ41d、お
よびこれらローラ41a,41b,41c,41dの上
部の適所に配設された上部補助ローラ41fに張設され
ている。
【0047】そして、上部後方ローラ41bの下流側に
設けられた一対の上部補助ローラ41f′の間には適宜
の付勢手段によって上方ベルト41を緊張させるための
テンションローラ41gが上下動可能に設けられてい
る。なお、下部後方ローラ42bの下流側にも上記同様
の一対の下部補助ローラ42f′およびテンションロー
ラ42gが設けられている。
【0048】上記下部後方ローラ42bと上部後方ロー
ラ41bとは同径とされ、それらは上部伝達ベルト43
bによって結合されている。従って、駆動モータ43を
駆動させると、この回転は下部伝達ベルト43aを介し
て下部後方ローラ42bに伝達されるとともに、さらに
上部伝達ベルト43bを介して上部後方ローラ41bに
も伝達され、下方ベルト42と上方ベルト41とはそれ
ぞれが同一の周速で周転する。
【0049】そして、上記前方押えローラ41cおよび
後方押えローラ41d間の上方ベルト41の下方に向い
た表面と、下部前方ローラ42aおよび下部後方ローラ
42b間の上方に向いた表面との間にチルド食品P通過
させて昇温する昇温空間Sが形成されている。
【0050】上記前方押えローラ41cは、上部前方ロ
ーラ41aよりも下位に配設されている。従って、上部
前方ローラ41aと前方押えローラ41cとの間に位置
した上方ベルト41には下流側に向かって先下がり傾斜
部44が形成されている。この傾斜部44によってチル
ド食品Pが嵩高であった場合順次下流側への移動に伴っ
て昇温空間Sの高さにまで変形され、チルド食品Pの昇
温空間Sへの案内を容易にしている。
【0051】上記下方ベルト42の上流側は、上方ベル
ト41の上流側よりも水平方向に前方に突出している。
そして、この突出した上方ベルト41を内装するため
に、ケーシング11の下部半分は上部半分よりも前方に
突出し、この部分に上流側の設備からチルド食品Pを引
き継ぐための上部が開放した引継ぎ部14が形成されて
いる。このように引継ぎ部14で下方ベルト42を露出
させることで、チルド食品Pの引き継ぎを容易にしてい
る。
【0052】上記引継ぎ部14にはチルド食品Pの事前
高さ調節部5が設けられている。この事前高さ調節部5
は、下方ベルト42の幅方向に亘って設けられ、その両
側下端部が引継ぎ部14の両側縁部に対して立設された
逆U字形状の支持枠体51と、この支持枠体51の両側
部間に昇降可能に設けられた調節ローラ52とから構成
されている。上記支持枠体51の上部中央には回転軸に
雄ネジが螺装された調節ハンドル53が設けられてお
り、この調節ハンドル53を正逆回転させることによっ
て、調節ローラ52を上下動させ、調節ローラ52と下
方ベルト42との間に形成される間隙を調節することが
できるようになっている。
【0053】そして、本発明においては、表面が昇温空
間S上に対向する上方ベルト41の裏面側に平板状の上
部電極21が上方ベルト41に近接乃至は摺動状態で配
置されているとともに、表面が昇温空間Sに対向する下
方ベルト42の裏面側に平板状の下部電極22が下方ベ
ルト42と近接乃至は摺動状態で配置されている。本実
施例においては、一対の上部電極21と下部電極22と
からなる高周波対向電極2が昇温空間Sに直列に2組設
けられている。なお、高周波対向電極2は2組に限定さ
れるものではなく、1組であってもよいし3組以上であ
ってもよい。
【0054】上記下部電極22はケーシング11内に固
定されているのに対して、上部電極21は上下動が可能
になっている。上部電極21を上下動させるために、ケ
ーシング11の内部であって、上部補助ローラ41f
と、上部電極21との間に電極昇降機構6が設けられて
いる。
【0055】この電極昇降機構6は、ケーシング11内
の上半分に設けられた上方ベルト41の行きベルトと返
りベルトとの間に水平に配設された支持板F上に載置固
定された昇降モータ61、この昇降モータ61の回転軸
61aの回転を上下動に変換する方向変換機62、およ
びこの方向変換機62内に設けられ支持板Fを貫通して
上部電極21に連結されるラック軸63とから構成され
ている。方向変換機62内には回転軸61aと同心の図
略のピニオンが設けられており、このピニオンとラック
軸63とが噛合している。従って、昇降モータ61の回
転駆動によって回転軸61aが回転すると、この回転は
ピニオンを介してラック軸63の上下動に変換される。
【0056】上記支持板Fを貫通したラック軸63の下
端部は水平方向に下流側に延びる連結板64に固定さ
れ、この連結板64と上部電極21とが連結ロッド65
を介して結合されている。
【0057】上記連結ロッド65の下端部には所定の範
囲内で上下方向に相対移動可能にボス部65bが設けら
れており、このボス部65bが上部電極21に固定され
ているとともに、連結ロッド65には連結板64とボス
部65bとの間でコイルバネ65aが嵌め込まれてい
る。そして、このコイルバネ65aは、連結板64とボ
ス部65bとが互いに離間する方向に付勢されているた
め、このコイルバネ65aの付勢力によってボス部65
bを会して上部電極21は常に下方に押圧された状態に
なっている。
【0058】なお、方向変換機62のラック軸63に代
えてネジ軸を採用してもよい。このネジ軸を支持板Fに
設けられた雌ネジの螺設されている軸受に螺着し、水平
方向に延びる回転軸61aの回転を傘歯車等を介して垂
直方向に延びるネジ軸の回転に変換することによってネ
ジ軸を上下動させることができる。
【0059】本実施例においては、図3に示すように、
一つの上部電極21当り1台の昇降モータ61と2台の
方向変換機62とが採用され、2台の方向変換機62は
長く延びた共通の回転軸61aに連結され、これら2台
の方向変換機62に設けられた一対のラック軸63の下
端部に1枚の連結板64が固定されている。この連結板
64の下面部に5本の連結ロッド65が設けられ、これ
ら5本の連結ロッド65の下端部が上部電極21の上面
部であって、その重心に対して対象となる位置に固定さ
れている。
【0060】従って、図7の二点鎖線で示す高さ位置に
ある上部電極21に対し、昇降モータ61を駆動させて
回転軸61a、ラック軸63および連結板64を介して
連結ロッド65を下降させれば、上部電極21は実線で
示すように下降し、上方ベルト41を下方に押圧するの
で、上方ベルト41と下方ベルト42との間に形成され
ている昇温空間Sの上下幅が狭くなり、逆に昇降モータ
61を逆駆動させて上部電極21を上昇させることによ
り昇温空間Sの上下幅は広くくなる。
【0061】本実施例においては、昇温空間Sの上下幅
の変更は、上部電極21の昇降操作によって行われるよ
うになっているが、本発明は、昇温空間Sの上下幅の変
更を駆動手段21の昇降によって行うことに限定される
ものではなく、下部電極22の昇降によって行うように
してもよいし、上部電極21および下部電極22の双方
の昇降操作によって行うようにしてもよい。
【0062】図8は、本発明に係る高周波発生手段の一
例を示すブロック図である。この図に示すように、高周
波発生手段3は、高周波昇温装置1を統括的に制御する
制御回路31と、この制御回路31に種々の操業データ
を入力するための操作部32と、一対の高周波対向電極
2に供給するための高周波電力を発生する高周波発生部
33とから構成されている。本実施例においては、2組
の高周波対向電極2に対応して2組の高周波発生部33
が設けられている。
【0063】上記制御回路31は、操作部32を介して
入力された操業データを基に、各部の駆動および高周波
発生部33への電力の供給を制御するようになってい
る。
【0064】上記操作部32には、起動ボタン32a、
停止ボタン32b、上部電極21が上昇するように昇降
モータ61を駆動させる上昇ボタン32c、上部電極2
1が下降するように昇降モータ61を駆動させる下降ボ
タン32d、駆動モータ43の回転速度を設定する速度
ダイヤル32e等からなる操作ボタン320が設けられ
ているとともに、チルド食品Pの種類や重量等を入力す
るデータ入力キー321が設けられている。
【0065】上記起動ボタン32aおよび停止ボタン3
2bからの操作信号は、制御回路31を介して制御信号
として所要の回路部に出力される。そして、起動ボタン
32aが操作れたときには高周波発生部33の動作が開
始されるとともに、駆動モータ43が駆動開始し、停止
ボタン32bが操作されたときには高周波発生部33の
動作が停止されるとともに、駆動モータ43の回転駆動
も停止される。
【0066】上記上昇ボタン32cおよび下降ボタン3
2dからの操作信号は、制御回路31を介して制御信号
として昇降モータ61に伝達され、昇降モータ61を回
転駆動させることによって上部電極21の高さ調節を行
わせる。
【0067】上記速度ダイヤル32eからの操作量に応
じた信号は制御回路31を介して操作量に見合った制御
信号として駆動モータ43に伝達されるて駆動モータ4
3を上記操作量に見合った回転速度で回転駆動させる。
【0068】上記高周波発生部33は、電源回路34
と、この電源回路34から電力を得て高周波を発生する
高周波発生回路35と、この高周波発生回路35の下流
側に設けられた整合回路36とらなる。上記電源回路3
4は、例えば220Vの商用電源を所定レベルの直流電
源に変換する働きをするものである。また、上記高周波
発生回路35は、電源回路34からの所定レベルの直流
電圧を得て所要レベルの高周波エネルギーを発生する自
励発振式の高周波発生回路である。さらに、上記整合回
路36は、高周波発生回路35と一対の高周波対向電極
2間を通過する負荷(チルド食品P)との整合をとる回
路であり、変成器37の他、図略の整合用コンデンサを
有している。
【0069】変成器37の入力側コイルL1は一端側が
接地され、出力側コイルL2の一端は上部電極21に、
他端は下部電極22に接続され、負荷回路側として平衡
回路が形成されている。平衡回路としては、変成器37
の出力側コイルL2の中間を接地したものであってもよ
い。また、高周波発生回路35が平衡回路で構成されて
いる場合は特に変成器37を用いて対向電極を含む負荷
側の平衡回路との結合を行う必要はない。
【0070】なお本発明は、変成器37が上記のような
平衡回路で構成されていることに限定されるものではな
く、出力側コイルL2の一方の端部を接地する不平衡回
路を採用してもよい。
【0071】また、制御回路31は、コンベヤベルト4
による移送中におけるチルド食品Pの殺菌温度が所定の
温度になるように、駆動モータ43によるコンベヤベル
ト4の周回速度を制御し、あるいはチルド食品Pの種類
や量や厚みに応じて予め実験的に得られた電力供給量が
設定可能になっている。操作部32にはチルド食品Pの
種類、重量、厚み等を入力するためのデータ入力キー3
21が設けられており、このデータ入力キー321から
上記入力があると、予め記憶されている演算プログラム
に基づいて電源回路34からの出力電力が設定される。
【0072】また、制御回路31は、データ入力キー3
21から入力されたチルド食品Pの種類や重量等のデー
タに基づいて演算され、設定された電力が、高周波対向
電極2に供給されるように個々に制御する。この場合、
電源回路34からの電力を間欠駆動によって調整して高
周波発生回路35に供給することができるようになって
いる。従って、駆動時間の長短および単位時間当りの駆
動頻度のいずれか一方または双方を調節することによっ
て、上記演算され設定された電力を高周波発生回路35
に供給することが可能になる。
【0073】供給電力を設定する場合、同調条件を順次
ずらしておくようにしてもよい。あるいは電力供給レベ
ルが固定的であれば、電源回路34や高周波発生回路3
5の定格としてそれぞれ決まった所要のものを採用して
もよい。電力の設定は、例えば下流側の高周波発生部3
3を上流側の高周波発生部33よりも相対的に小さくす
れば、チルド食品Pの過加熱が有効に防止される等の効
果が得られる。
【0074】なお、上記間欠的に高周波を供給する場
合、例えば、駆動時間、休止時間をいずれも5秒程度に
設定した場合、駆動時間に与えられた熱が休止時間に拡
散することになるので、その分温度分布の均一化、すな
わち均一加熱が行われることになる。
【0075】以下、本発明の作用について説明する。ま
ず、図8に示す操作部32の上昇ボタン32cおよび下
降ボタン32dが操作されて殺菌予定のチルド食品Pが
通過する上方ベルト41と下方ベルト42との上下幅
(間隙距離d)が設定され、また、速度ダイヤル32e
を操作することによってチルド食品Pの移送速度が設定
される。さらにデータ入力キー321が操作され、チル
ド食品Pの種類、1個当り重量、および必要に応じてベ
ルト幅一列当りの配列個数、列間隔等の操業データが入
力される。
【0076】引き続き操作部32の起動ボタン32aが
操作されると、高周波発生部33が駆動して高周波対向
電極2間に上記演算結果による乃至は所定の電力の供給
が開始され、上部電極21および下部電極22間に昇温
空間Sが形成されるとともに、駆動モータ43の回転駆
動によって上方ベルト41および下方ベルト42が同速
で周回移動する。
【0077】この状態で、前工程からチルド食品Pが引
継ぎ部14の事前高さ調節部5の上流側の下方ベルト4
2上に整列載置される。そうすると、下方ベルト42の
移動によってチルド食品Pは下流側に送られ、まず事前
高さ調節部5の調節ローラ52によってチルド食品Pの
高さが第一段階の高さに揃えられ、引き続き上方ベルト
41の先下がりの傾斜部44に到達する。
【0078】そして、チルド食品Pは下流側への移動に
伴って、図6に示すように、下方ベルト42と同速で移
動している上方ベルト41の傾斜部44で順次押圧され
て高さが均一の均圧状態で前方押えローラ41cの下流
側に形成された昇温空間Sに進入する。そして、チルド
食品Pは上方ベルト41と下方ベルト42とに挟持され
た状態で下流側に移動しつつ、上部電極21および下部
電極22からなる高周波対向電極2間の電界中に曝され
て所定温度に昇温され、コンベヤベルト4の下流側端部
から排出される。なお、上記図6に示すものより嵩の低
いチルド食品Pを加熱するために上部電極を下降させた
状態を図7に示している。
【0079】本発明の加熱殺菌装置における高周波昇温
装置によれば、以上詳述したように、チルド食品Pが昇
温装置本体10のケーシング11内に設けられた上下一
対のコンベヤベルト4に挟持された状態で昇温空間S内
を移動するように構成されているため、たとえ盛り付け
によってチルド食品Pの高さにバラツキが存在したとし
ても、上記挟持によって高さが揃えられ、高周波による
チルド食品Pの昇温効果が均一になり、殺菌温度にまで
到達していない部分が残留する等の不都合が有効に阻止
される。
【0080】また、上方ベルト41も下方ベルト42と
同速で移動するため、それらに挟持されたチルド食品P
に形崩れが生じたり、包装材のチルド容器が破れて内容
物がコンベヤベルト4上にばらまかれたりするようなこ
とはない。
【0081】さらに、一対の高周波対向電極2に高周波
を印加する高周波発生部33は基本的に平衡回路で構成
されているため、上部電極21および下部電極22間の
電界分布がそれぞれ正負時において等しくなるので、昇
温がより均一に行われることになる。
【0082】(試験例)高周波昇温の効果を確認するた
めに、平板状の対向電極間に接触挟持された状態でチル
ド食品を配置し、対向電極間に高周波電界を発生させて
チルド食品を加熱し、その温度上昇の経時変化と、チル
ド食品P内の温度分布とを調べる試験を実施した。
【0083】試験装置の仕様は以下の通りである。 高周波の周波数:13.56MHz 最大出力 : 1.5KW(試験例1) 1.0KW(試験例2) 試験に用いたチルド食品のサンプル仕様 試料食品の種類:ポテトサラダ、マカロニサラダ、スパ
ゲッティサラダ、の3種類 試料重量 :1kg 試料体積 :縦185mm×横240mm×高さ22m
m 包装形態 :いずれの試料についても合成樹脂製のシー
トからなるチルド容器に充填し、脱気してから密閉し
た。
【0084】測定内容は以下の通りである。 温度測定機器:光ファイバー温度計 測定点数 :1試料当り略等間隔に12個所の測定点
を設定 加熱時間 :4分〜9分。
【0085】図9は、試験例1(高周波出力1.5K
W)および試験例2(高周波出力1.0KW)の温度上
昇の経時変化を示すグラフであり、横軸に時間(分)を
設定し、縦軸に温度を設定している。グラフ中、黒丸は
ポテトサラダ、白丸はマカロニサラダ、黒三角はスパゲ
ッティサラダを示す。また実線は試験例1、点線は試験
例2を示している。
【0086】このグラフから判るように、殺菌レベルの
温度を70℃とすれば、高周波出力が1.5KWの場合
は、4分〜5分でそのレベルに到達し、出力が1.0K
Wの場合は、5分〜6分で到達することが判る。図9の
グラフは4種類のサラダを対象にした温度上昇の経時変
化の一例であるが、あらゆる食品についてこのようなデ
ータを採取することによって、本発明の装置を適用する
に当り食品の上記昇温空間S内の滞留時間(ベルト4
1,42の速度)を設定することができる。
【0087】図10は、試験例1(高周波出力1.5K
W)の加熱打切り直前における略等間隔に分散させた9
個所の二次元的な温度分布を示す平面図であり、(イ)
はポテトサラダ、(ロ)はマカロニサラダ、(ハ)はス
パゲッティサラダをそれぞれ表している。また、表1は
上記温度分布の平均値(xave)および標準偏差(σ)
を示した一覧表である。
【0088】
【表1】
【0089】図10および表1に示すように、いずれの
試料についても非常にバラツキは少なく、標準偏差の値
はポテトサラダで1.69℃、マカロニサラダで1.4
0℃、スパゲッティサラダで0.94℃であった。この
ようにバラツキが小さいため、確実な均一加熱を行うこ
とができ、温度むらが生じるような不都合は有効に阻止
される。
【0090】上記制御回路31の内部に、昇温しようと
する各食品の昇温空間S内滞留時間と、各食品内部の加
熱温度との関係を示す計算式を記憶するようにしてもよ
い。そして、データ入力キー321から食品の種類が入
力されると、その食品の計算式が適用されて昇温空間S
内の滞留時間が計算されるようにし、その計算結果に基
づく制御信号が駆動モータ43に伝達され、これを受け
た駆動モータ43は、食品が昇温空間S内で上記計算結
果の滞留を行う回転速度で駆動する、というような自動
制御を行うこともできる。
【0091】上記計算式は、図9に示すような温度上昇
の経時変化のデータがあれば、回帰分析を行うことによ
って容易に得ることができる。この回帰分析において
は、例えば、図9のグラフの横軸の時間をxとおき、縦
軸の温度をyとおいたときに、 y=A+B・ln(x+1) のような回帰式を設定することが可能である。そして、
実測値である互いに対応した複数組のxの値、yの値を
基に所定の統計的手法で計算することにより、上記y切
片であるAの値、および回帰係数であるBの値を得るこ
とができる。
【0092】因に、上記試験例1の各チルド食品につい
て銘柄別に実際に計算式を求めたものを表2に示した。
同表には相関係数rの値も記載している。
【0093】
【表2】
【0094】食品の初期温度が表中のAの値と異なると
きは、Aの値の代わりに実際の食品の初期温度を用いる
ようにすればよい。相関定数rは、1に近いほど相関関
係が大きいことを示す目安であるが、いずれも0.9以
上であり、上記回帰式が極めて信頼性の高いものである
ことを示している。
【0095】そして、このような回帰式を用いて、食品
の昇温空間S内の滞留時間が決められるのであるが、そ
れの決め方の一例について、例えば、食品がスパゲッテ
ィサラダのチルド食品を例に説明する。なお、高周波出
力は1.5Kwに設定され、60℃以上の温度環境に2
分間滞留させることを条件とする。
【0096】そうすると、上記表2の式が適用され、
まずスパゲッティサラダが60℃に到達するまでの時間
が計算される。計算式は x=exp{(y−10.4268)/36.7554}−1 である。この式のyに60を代入して、x=2.85
(分)が得られる。すなわち、60℃に到達するまで
2.85分かかるのであるから、60℃を以上さらに2
分間滞留させると、合計で4.85分の滞留が必要とい
うことになる。
【0097】表2に記載した回帰式は、その条件とし
て、高周波出力が1.5KWおよび1.0KWの二種類
であり、食品重量は各1kgであるが、上記以外の高周
波出力が採用され、また、食品重量も異なる場合には、
それらに見合った回帰式を予め求めておく必要がある。
このような回帰式を求めるために、高周波出力、食品重
量その他の変動要因となるものを独立変数として選び出
し、予め重回帰分析を行っておくことが好ましい。
【0098】
【発明の効果】本発明の請求項1および2記載の加熱殺
菌方法および加熱殺菌装置によれば、加熱殺菌の対象と
なる定形品は、昇温工程(昇温装置)において上部電極
および下部電極間に導入しされて殺菌温度にまで高速昇
温され、つぎの温度保持工程(温度保持装置)において
昇温され温度が所定時間保持され、この工程で実質的な
殺菌処理が施され、さらに冷却工程(冷却装置)におい
て冷却され、この冷却によって細菌の繁殖に適した温度
が長時間維持されるのが防止され、殺菌済みの定形品と
して系外に導出される。
【0099】このように、昇温工程において高周波によ
る誘電加熱が適用されているため、従来の通常の加熱方
法に比べて昇温速度を格段に速くすることができ、ま
た、マイクロ波加熱では到底対処することができない厚
物や重量物の均一加熱を行うことが可能であり、従って
大量の定形品(食品)を対象とし、それらの風味や新鮮
さが損なわれない状態で所定の殺菌温度に到達させるこ
とが可能になる。
【0100】また、特に請求項2に記載の加熱殺菌装置
においては、各装置を貫通して定形品を搬送する搬送手
段が設けられているため、定形品をこの搬送手段に連続
的に供給することによって、連続的に加熱殺菌処理が行
われ効率的な殺菌処理を行う上で好都合である。
【0101】本発明の請求項3記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置によれば、上方ベルトおよび下方ベ
ルトで形成されたコンベヤベルトの裏面に配設されてい
る上部電極および下部電極に高周波発生回路からの高周
波電力を供給することによって、上方ベルトと下方ベル
トの間隙部に食品を加熱することによる昇温空間が形成
される。昇温空間が形成された状態で、上方ベルトと下
方ベルトとの間隙部に殺菌すべき食品を順次供給するこ
とによって、食品は昇温空間を移動中に昇温される。
【0102】そして、上部電極の電極面は上方ベルトに
覆われ、この上方ベルトは食品の移動に伴って移動する
ため、食品が上部電極に干渉して電極を汚染することは
ない。また、食品は昇温空間中を上部ベルトおよび下部
ベルトに挟持された状態で移動するため、食品の厚みは
一定に均され、食品内での温度分布は略一様になり、食
品内での殺菌むらが有効に抑止され、食品の昇温処理上
好都合である。
【0103】本発明の請求項4記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置によれば、上部電極および下部電極
は、少なくとも一方が昇降可能に構成されているので、
食品の嵩(高さ)に応じて昇温空間の上下幅が調節さ
れ、常に食品と電極との間の距離が小さくかつ一定にな
る。
【0104】本発明の請求項5記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置によれば、上方ベルトおよび下方ベ
ルトは同一の駆動源から動力を得て同一速度で周回する
ようになっているため、上方ベルトと下方ベルトとの速
度差によって食品が変形するようなことは起こらない。
【0105】本発明の請求項6記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置によれば、下方ベルトは、上方ベル
トよりも上流側に突出され、この突出した下方ベルトの
上面に食品の高さを所定の高さ寸法に均す高さ調節部が
設けられているため、昇温空間に供給される前に予め食
品の上下幅が均され、食品の昇温空間への導入を容易に
する。
【0106】本発明の請求項7記載の加熱殺菌装置にお
ける高周波昇温装置によれば、コンベヤベルトは、周回
速度が変更可能に構成されているため、食品の種類や重
量に応じて昇温空間内での滞留時間を調節することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高周波昇温装置が適用される加熱
殺菌装置のフローを示す説明図であり、(イ)は工程
図、(ロ)は各工程におけるチルド食品の温度の経時変
化を示すグラフである。
【図2】本発明に係る加熱殺菌装置における高周波昇温
装置の一例を示す一部切欠き斜視図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】図2の正面図である。
【図6】図2の要部の部分拡大側面図であり、チルド食
品が電極間に供給されている状態を示している。
【図7】図2の要部の部分拡大側面図であり、上部電極
が下降した状態を示している。
【図8】本発明に係る高周波発生手段の一例を示すブロ
ック図である。
【図9】チルド食品に高周波昇温処理を施したときの温
度上昇の経時変化を示すグラフである。
【図10】試験例1(高周波出力1.5KW)の加熱打
切り前の一時点における略等間隔に分散させた各測定点
9点による二次元的な温度分布を示す平面図であり、被
加熱殺菌対象食品として、(イ)はポテトサラダ、
(ロ)はマカロニサラダ、(ハ)はスパゲッティサラダ
をそれぞれ採用している。
【符号の説明】
1 高周波昇温装置 10 昇温装置本体 11 ケーシング 12 供給口 13 排出口 14 引継ぎ部 15 覗き窓 2 高周波対向電極 21 上部電極 22 下部電極 3 高周波発生手段 31 制御回路 32 操作部 320 操作ボタン 32a 起動ボタン 32b 停止ボタン 32c 上昇ボタン 32d 下降ボタン 32e 速度ダイヤル 321 データ入力キー 33 高周波発生部 34 電源回路 35 高周波発生回路 36 整合回路 37 変成器 L1 入力側コイル L2 出力側コイル 4 コンベヤベルト 41 上方ベルト 41a 上部前方ローラ 41b 上部後方ローラ 41c 前方押えローラ 41d 後方押えローラ 42 下方ベルト 42a 前方ローラ 42b 後方ローラ 42c 補助ローラ 43 駆動モータ 43a 下部伝達ベルト 43b 上部伝達ベルト 44 傾斜部 5 事前高さ調節部 51 支持枠体 52 調節ローラ 53 調節ハンドル 6 電極昇降機構 61 昇降モータ 62 方向変換機 63 ラック軸 64 連結板 65 連結ロッド F 支持板 P チルド食品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波発生回路から供給される高周波電
    力を上部電極および下部電極からなる対向電極間に供給
    し、対向電極間に介在される定形品を誘電加熱して昇温
    する加熱殺菌方法であって、定形品を上部電極および下
    部電極間に導入して殺菌温度にまで高速昇温する昇温工
    程と、この昇温工程から導出された定形品の温度を所定
    時間保持させる温度保持工程と、この温度保持工程から
    導出された定形品を冷却する冷却工程とから構成されて
    いることを特徴とする加熱殺菌方法。
  2. 【請求項2】 高周波発生回路から供給される高周波電
    力を上部電極および下部電極からなる対向電極間に供給
    し、対向電極間に介在される定形品を誘電加熱して昇温
    する加熱殺菌装置であって、定形品を殺菌温度にまで高
    速昇温する昇温装置と、殺菌温度に昇温された定形品を
    所定時間温度保持させる温度保持装置と、所定時間温度
    保持後の定形品を冷却する冷却装置と、上記昇温装置の
    上部電極および下部電極間に介設され、かつ、温度保持
    装置を経由して冷却装置まで敷設された、定形品を搬送
    する搬送手段とから構成されていることを特徴とする加
    熱殺菌装置。
  3. 【請求項3】 高周波発生回路から供給される高周波電
    力を上部電極および下部電極からなる対向電極間に供給
    し、この対向電極間に介在される食品を誘電加熱して昇
    温する加熱殺菌装置における高周波昇温装置において、
    上部電極および下部電極の各電極面を覆うように上方ベ
    ルトおよび下方ベルトからなる上下一対のコンベヤベル
    トが設けられ、上記一対のベルト間に挟持された状態で
    食品が移送されるように構成されていることを特徴とす
    る加熱殺菌装置における高周波昇温装置。
  4. 【請求項4】 上記上部電極および下部電極は、少なく
    とも一方が昇降可能に構成され、これらの上下動によっ
    て上記昇温空間の上下幅寸法が調節可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の加熱殺菌装置におけ
    る高周波昇温装置。
  5. 【請求項5】 上記上方ベルトおよび下方ベルトは同一
    の駆動源から動力を得て同一速度で周回するように構成
    されていることを特徴とする請求項3または4記載の加
    熱殺菌装置における高周波昇温装置。
  6. 【請求項6】 上記下方ベルトは、上方ベルトよりも上
    流側に突出され、この突出した下方ベルトの上面に食品
    の高さを所定の高さ寸法に均す高さ調節部が設けられて
    いることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載
    の加熱殺菌装置における高周波昇温装置。
  7. 【請求項7】 上記コンベヤベルトは、周回速度が変更
    可能に構成されていることを特徴とする請求項3乃至6
    のいずれかに記載の加熱殺菌装置における高周波昇温装
    置。
JP6109291A 1994-05-24 1994-05-24 加熱殺菌装置 Expired - Fee Related JP2875157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6109291A JP2875157B2 (ja) 1994-05-24 1994-05-24 加熱殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6109291A JP2875157B2 (ja) 1994-05-24 1994-05-24 加熱殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07313124A true JPH07313124A (ja) 1995-12-05
JP2875157B2 JP2875157B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=14506457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6109291A Expired - Fee Related JP2875157B2 (ja) 1994-05-24 1994-05-24 加熱殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2875157B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262624A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Nissei Kk 殺菌済食品の製造方法
JP2001322613A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Taisei Lamick Co Ltd 液状被包装物の加熱殺菌方法
JP2008541706A (ja) * 2005-05-23 2008-11-27 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 製品の均質な加熱方法
JP2020519262A (ja) * 2017-05-09 2020-07-02 ジーイーエイ・フード・ソリューションズ・バーケル・ベスローテン・フェンノートシャップ ソリッドステートrfエネルギー技術による装置および関連する工業的用途
KR20220086421A (ko) * 2020-12-16 2022-06-23 대한민국(농촌진흥청장) 라디오파를 이용한 육류 급속 숙성 장치 및 이를 이용한 육류 급속 숙성 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56162992U (ja) * 1980-05-06 1981-12-03
JPS5863376A (ja) * 1981-10-09 1983-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波解凍装置
JPS62228261A (ja) * 1986-03-28 1987-10-07 San Furendo:Kk 食品の殺菌方法
JPH04211345A (ja) * 1990-01-18 1992-08-03 Hermann Berstorff Mas Gmbh 食物製品を低温滅菌し、殺菌し、均一且つ迅速に温めるための装置
JPH06133739A (ja) * 1992-10-26 1994-05-17 Frontier Eng:Kk 練り製品の連続加熱装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56162992U (ja) * 1980-05-06 1981-12-03
JPS5863376A (ja) * 1981-10-09 1983-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波解凍装置
JPS62228261A (ja) * 1986-03-28 1987-10-07 San Furendo:Kk 食品の殺菌方法
JPH04211345A (ja) * 1990-01-18 1992-08-03 Hermann Berstorff Mas Gmbh 食物製品を低温滅菌し、殺菌し、均一且つ迅速に温めるための装置
JPH06133739A (ja) * 1992-10-26 1994-05-17 Frontier Eng:Kk 練り製品の連続加熱装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262624A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Nissei Kk 殺菌済食品の製造方法
JP2001322613A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Taisei Lamick Co Ltd 液状被包装物の加熱殺菌方法
JP2008541706A (ja) * 2005-05-23 2008-11-27 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 製品の均質な加熱方法
JP2020519262A (ja) * 2017-05-09 2020-07-02 ジーイーエイ・フード・ソリューションズ・バーケル・ベスローテン・フェンノートシャップ ソリッドステートrfエネルギー技術による装置および関連する工業的用途
KR20220086421A (ko) * 2020-12-16 2022-06-23 대한민국(농촌진흥청장) 라디오파를 이용한 육류 급속 숙성 장치 및 이를 이용한 육류 급속 숙성 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2875157B2 (ja) 1999-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0959696B1 (en) Microbial decontamination of food
US6784405B2 (en) Variable frequency automated capacitive radio frequency (RF) dielectric heating system
US3531300A (en) Process for heat treating food sealed within flexible containers
AU2015317664B2 (en) A microwave retort system, a process for heating food products using a microwave retort system, and food products formulated for microwave retort
Ohlsson et al. Microwave technology and foods
US5334402A (en) Heat processing of a product
JPS63502770A (ja) 加熱処理の方法
JPH0227968A (ja) プレパッケージされた食品を連続的に熱安定化する方法
WO1992002150A1 (en) Heat processing of a product
JPH07313124A (ja) 加熱殺菌方法、加熱殺菌装置および加熱殺菌装置における高周波昇温装置
JP3420707B2 (ja) 連続式マイクロ波加熱滅菌装置
JPH07255388A (ja) 食品加熱処理方法及び装置
JP2875198B2 (ja) 高周波加熱殺菌装置および方法
US20050112255A1 (en) Apparatus and method for microbial intervention and pasteurization of food and equipment
EP0759706B1 (en) Process of and apparatus for providing at least a partial barrier to moisture vapour transfer through the surface of a material and/or for removing moisture from a material
EP0885569A1 (en) An apparatus for heating prepackaged food
JP2000333655A (ja) モヤシ、芽出し野菜の原料の加熱殺菌方法
Kakar et al. Revolutionizing food processing: A comprehensive review of microwave applications
JPH08242783A (ja) 密封包装品の加熱方法及びその装置
JPH0221792B2 (ja)
GB2247815A (en) Dielectric heating
JP2002045158A (ja) 包装食品の加熱殺菌装置および加熱殺菌方法
JPH05137512A (ja) 米菓の製造方法
Therdthai Radio frequency processing equipment for the food industry
JPH0321147B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees