JPH07319156A - 感光性組成物、感光性平版印刷版及び平版印刷版の製造方法 - Google Patents

感光性組成物、感光性平版印刷版及び平版印刷版の製造方法

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JPH07319156A
JPH07319156A JP13491494A JP13491494A JPH07319156A JP H07319156 A JPH07319156 A JP H07319156A JP 13491494 A JP13491494 A JP 13491494A JP 13491494 A JP13491494 A JP 13491494A JP H07319156 A JPH07319156 A JP H07319156A
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acid
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printing plate
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JP13491494A
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English (en)
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Tomohisa Ota
智久 太田
Tomoyuki Matsumura
智之 松村
Tomohito Konuma
智史 小沼
Masahisa Murata
昌久 村田
Shigeo Tsuji
成夫 辻
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Mitsubishi Chemical Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保存安定性が優れ、経時保存後においても得
られる平版印刷版の版面汚れがなく、版面強度が優れた
平版印刷版が得られ、また、現像性が優れ、作業時の毒
性、臭気等の衛生上の問題、火災、ガス爆発等の安全上
の問題、廃液による公害発生等の問題をもたらす有機溶
剤を使用しなくとも優れた現像性が得られる感光性組成
物、感光性平版印刷版及び感光性平版印刷版の現像方法
を提供すること。 【構成】 一般式[I]のジアゾ化合物及び1つのスル
ホン酸基と少なくとも2つのカルボン酸基を有する芳香
族化合物またはその塩を含有する感光性組成物。 【化1】 [Rは、H、アルキル基又はフェニル基を表し、R1
2、R3及びR4は、それぞれH、アルコキシ基、また
はアルキル基を表し、Xは対アニオンを示す。Yは−O
−、−S−、−NH−または単結合を表す。Aはアルカ
リ可溶性基を有する芳香族性基を表す。m及びnは、
n:mでモル比を表す数値である。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性組成物、感光性
平版印刷版及び平版印刷版の製造方法に関する。
【0002】
【発明の背景】感光性平版印刷版は、親水性支持体上に
感光層を設けたもので、例えば、感光性平版印刷版上に
ネガ原稿フィルムを密着させ、紫外線等の活性光線を照
射し、光が照射された部分を重合あるいは架橋させ現像
液に不溶化させ、現像液にて未露光部分を溶解除去する
ことにより、それぞれの部分を、水を反発して油性イン
キを受容する画像部、および、水を受容して油性インキ
を反発する非画像部とすることにより平版印刷版を得る
ことができる。
【0003】感光性平版印刷版の感光性組成物として
は、p−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドと
の縮合物等のジアゾ樹脂が広く用いられてきた。
【0004】また、感光性組成物にジアゾ樹脂を用いた
感光性平版印刷版を露光後、現像する際には水性アルカ
リ現像液が用いられている。これら水性アルカリ現像液
としては、十分な現像性を得るために、例えば、特開昭
51−77401号公報に記載されている、ベンジルア
ルコール、アニオン性界面活性剤、アルカリ剤及び水か
らなる現像液、特開昭53−44202号公報に記載さ
れている、ベンジルアルコール、アニオン性界面活性
剤、水溶性亜硫酸塩を含む水性溶液からなる現像液、特
開昭55−155355号公報に記載されている、水に
対する溶解度が常温において10重量%以下である有機
溶剤とアルカリ剤と水を含有する現像液等有機溶剤を含
む現像剤が用いられてきたが、有機溶剤は、臭気を有し
ており、また、毒性を有するものも多く、火災に対する
危険性を持っており、さらに、有機溶剤を使用した現像
液を廃棄する場合にはBOD規制を受けるなどの多くの
欠点を有しているばかりでなく、有機溶剤の使用はコス
トを高くすることになるので、有機溶剤を使用しないで
も十分な現像性が得られる感光性平版印刷版及びその現
像方法が望まれていた。
【0005】特開平2−189544号公報、特開平3
−87829号公報、特開平4−217255号公報等
には、共縮合ジアゾ化合物を用いた感光性平版印刷版
を、実質的に有機溶剤を含まない水性アルカリ現像液で
処理する方法が提案されているが、現像性が充分とはい
えないないばかりでなく、感光性平版印刷版の経時安定
性に難があり、高温で放置した場合には、得られる平版
印刷版に汚れを生じるという問題が新たに発生する。
【0006】また、ジアゾ樹脂には、保存安定性を高め
るために、安定化剤として、リン酸、亜リン酸、ピロリ
ン酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、ピリジ
ンジカルボン酸、ホウ酸、ベンゼンスルホン酸、トルエ
ンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、アルキルナフタ
レンスルホン酸、4−メトキシ−2−ヒドロキシベンゾ
フェノン−5−スルホン酸、ポリアクリル酸及びその共
重合体、ポリビニルホスホン酸及びその共重合体、ポリ
ビニルスルホン酸及びその共重合体、5−ニトロナフタ
レン−1−ホスホン酸、4−クロロフェノキシメチルホ
スホン酸、ナトリウムフェニル−メチル−ピラゾロンス
ルホネート、2−ホスホノブタントリカルボン酸−1,
2,4、1−ホスホノエタントリカルボン酸−1,2,
2、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジスルホン酸等を
添加することが知られているが、これら従来公知の安定
剤を用いても、得られた感光性平版印刷版は十分な保存
安定性を有しておらず、特に高温、多湿下で保存した場
合においては、得られる平版印刷版の画像部の強度を低
下させるという欠点を有していた。また、版面が支持体
から剥離してしまうという問題をもたらし、さらなる改
善が望まれていた。
【0007】
【発明の目的】従って、本発明の第1の目的は、保存安
定性が優れ、経時保存後においても得られる平版印刷版
の版面汚れがなく、版面強度が優れた平版印刷版が得ら
れ、また、現像性が優れ、作業時の毒性、臭気等の衛生
上の問題、火災、ガス爆発等の安全上の問題、廃液によ
る公害発生等の問題をもたらす有機溶剤を使用しなくと
も優れた現像性が得られる感光性組成物及び感光性平版
印刷版を提供することにある。また、本発明の第2の目
的は、作業時の毒性、臭気等の衛生上の問題、火災、ガ
ス爆発等の安全上の問題、廃液による公害発生等の問題
をもたらす有機溶剤を実質的に含まない水性アルカリ現
像液で現像する感光性平版印刷版の現像方法を提供する
ことにある。
【0008】
【発明の構成】上記目的は、 (1)一般式[I]で表されるジアゾ化合物及び1つの
スルホン酸基と、少なくとも2つのカルボン酸基を有す
る芳香族化合物またはその塩を含有することを特徴とす
る感光性組成物。
【0009】
【化4】 [式中、Rは、水素原子、アルキル基又はフェニル基を
表し、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子、ア
ルコキシ基、またはアルキル基を表し、Xは対アニオン
を示す。Yは−O−、−S−、−NH−または単結合を
表す。Aはアルカリ可溶性基を有する芳香族性基を表
す。m及びnは、n:mでモル比を表す数値である。] (2)一般式[I]で表されるジアゾ化合物及びグリコ
ール酸および/または一般式[II]で表される化合物を
含有することを特徴とする感光性組成物。
【0010】
【化5】 [式中、Rは、水素原子、アルキル基又はフェニル基を
表し、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子、ア
ルコキシ基、またはアルキル基を表し、Xは対アニオン
を示す。Yは−O−、−S−、−NH−または単結合を
表す。Aはアルカリ可溶性基を有する芳香族性基を表
す。m及びnは、n:mでモル比を表す数値である。]
【0011】
【化6】 [式中、R5は、アルキレン基を表し、R6は、アルキレ
ン基を表す。lは、0〜2の整数を表す。] (3)支持体に、上記(1)または(2)記載の感光性
組成物からなる感光層を設けたことを特徴とする感光性
平版印刷版。 (4)上記(3)記載の感光性平版印刷版を実質的に有
機溶媒を含まない水性アルカリ現像液で現像することを
特徴とする平版印刷版の製造方法。 によって達成することができる。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】先ず、本発明で用いられる一般式[I]で
表されるジアゾ化合物について説明する。
【0014】
【化7】 [式中、Rは、水素原子、アルキル基又はフェニル基を
表し、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子、ア
ルコキシ基、またはアルキル基を表し、Xは対アニオン
を示す。Yは−O−、−S−、−NH−または単結合を
表す。Aはアルカリ可溶性基を有する芳香族性基を表
す。m及びnは、n:mでモル比を表す数値である。] 一般式[I]で表されるジアゾ化合物は、例えば、下記
一般式[III]で表される芳香族ジアゾニウム塩と一般
式[I]においてAで表される芳香族性基を与える、ア
ルカリ可溶性基を有する芳香族化合物と活性カルボニル
化合物、例えば、パラホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、ベンズアルデヒド等のアルデヒド類、アセトン、
アセトフェノン等のアセトン類とを公知の方法、例え
ば、フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジ
ニアリング(Photo.Sci.Eng.)第17
巻、第33頁(1973)、米国特許第2,063,6
31号明細書、米国特許第2,679,498号明細
書、特公昭49−48001号公報に記載の方法に従
い、硫酸やリン酸あるいは塩酸を用いて重縮合させるこ
とによって得ることができる。
【0015】
【化8】 [式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子、
アルコキシ基、またはアルキル基を表し、Xは対アニオ
ンを示す。Yは−O−、−S−、−NH−または単結合
を表す。] Aで表されるアルカリ可溶性基を有する芳香族性基を与
える芳香族化合物としては、化合物にアルカリ可溶性を
与えることができる基、例えば、カルボキシル基、水酸
基、スルホン酸基、スルフィン酸基、スルフィン酸塩基
を少なくとも1つ有し、かつ他に置換基を有してもよい
フェニレン基もしくはナフチレン基が挙げられる。ま
た、それら化合物の具体例としては、例えば、m−クロ
ロ安息香酸、ジフェニル酢酸、フェノキシ酢酸、p−メ
トキシフェニル酢酸、p−メトキシ安息香酸、2,4−
ジメトキシ安息香酸、2,4−ジメチル安息香酸、p−
フェノキシ安息香酸、4−アニリノ安息香酸、4−(m
−メトキシアニリノ)安息香酸、4−(p−メチルベン
ゾイル)安息香酸、4−(p−メチルアニリノ)安息香
酸、フェノール、(o,m,p)−クレゾール、キシレ
ノール、レゾルシン、2−メチルレゾルシン、(o,
m,p)−メトキシフェノール、m−エトキシフェノー
ル、カテコール、フロログルシン、p−ヒドロキシエチ
ルフェノール、ナフトール、ピロガロール、ヒドロキノ
ン、p−ヒドロキシベンジルアルコール、4−クロロレ
ゾルシン、ビフェニル−4,4′−ジオール、1,2,
4−ベンゼントリオール、ビスフェノールA、2,4−
ジヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4−トリヒドロ
キシベンゾフェノン、p−ヒドロキシアセトフェノン、
4,4−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−
ジヒドロキシジフェニルアミン、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルフィド、クミルフェノール、(o,
m,p)−クロロフェノール、(o,m,p)−ブロモ
フェノール、サリチル酸、p−ヒドロキシ安息香酸、2
−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸、6−メチル−4−
ヒドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、
2,6−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ
安息香酸、4−クロロ−2,6−ジヒドロキシ安息香
酸、4−メトキシ−2,6−ジオキシ安息香酸、没食子
酸、フロログルシンカルボン酸、p−ヒドロキシフェニ
ル(メタ)アクリルアミド、桂皮酸、桂皮酸エチル、p
−ヒドロキシ桂皮酸、スチレン、(o,p,m)−ヒド
ロキシスチレン、スチルベン、4−ヒドロキシスチルベ
ン、4,4′−ジヒドロキシスチルベン、4−カルボキ
シスチルベン、4,4′−ジカルボキシスチルベン、ジ
フェニルエーテル、ジフェニルアミン、ジフェニルチオ
エーテル、4−メトキシジフェニルエーテル、4−メト
キシジフェニルアミン、4−メトキシジフェニルチオエ
ーテル等を挙げることができる。
【0016】このうち特に好ましいものは、p−ヒドロ
キシ安息香酸、p−メトキシ安息香酸、p−ヒドロキシ
桂皮酸、p−ヒドロキシフェニル(メタ)アクリルアミ
ド、ジフェニルエーテル、4−メトキシジフェニルエー
テル、ジフェニルアミンである。
【0017】上記一般式[III]で表される芳香族ジア
ゾニウム塩には、例えば、特公昭49−48001号公
報に記載されているようなジアゾニウム塩を用いること
ができるが、特に、ジフェニルアミン−4−ジアゾニウ
ム塩類が好ましい。ジフェニルアミン−4−ジアゾニウ
ム塩類は、4−アミノ−ジフェニルアミン類をジアゾ化
することによって得ることができる。
【0018】これら4−アミノ−ジフェニルアミン類と
しては、4−アミノ−ジフェニルアミン、4−アミノ−
3−メトキシ−ジフェニルアミン、4−アミノ−2−メ
トキシ−ジフェニルアミン、4′−アミノ−2−メトキ
シ−ジフェニルアミン、4′−アミノ−4−メトキシ−
ジフェニルアミン、4−アミノ−3−メチルジフェニル
アミン、4−アミノ−3−エトキシ−ジフェニルアミ
ン、4−アミノ−3−β−ヒドロキシエトキシ−ジフェ
ニルアミン、4−アミノ−ジフェニルアミン−2−スル
ホン酸、4−アミノ−ジフェニルアミン−2−カルボン
酸、4−アミノ−ジフェニルアミン−2′−カルボン酸
等を挙げることができる。特に好ましい4−アミノ−ジ
フェニルアミン類としては、3−メトキシ−4−アミノ
−ジフェニルアミン、4−アミノ−ジフェニルアミンを
挙げることができる。
【0019】一般式[I]で表されるジアゾ化合物の合
成において、使用するAで表される芳香族性基を与え
る、アルカリ可溶性基を有する芳香族化合物と一般式
[III]で表される芳香族ジアゾニウム塩と活性カルボ
ニル化合物の組合わせは任意である。また、それぞれを
2種以上を混ぜて使用することも可能である。
【0020】一般式[I]で表されるジアゾ化合物の合
成において、Aで表される芳香族性基を与える、アルカ
リ可溶性基を有する芳香族化合物と一般式[III]で表
される芳香族ジアゾニウム化合物の仕込みモル比、即
ち、n:mは、1:0.1〜0.1:1が好ましく、
1:0.5〜0.2:1がより好ましくは、1:1〜
0.2:1で用いるのが更に好ましい。
【0021】また、活性カルボニル化合物は、Aで表さ
れる芳香族性基を与える、アルカリ可溶性基を有する芳
香族化合物と芳香族ジアゾニウム化合物との合計量1モ
ルに対して、0.6〜1.5モル用いるのが好ましく、
より好ましくは0.7〜1.2モルである。
【0022】一般式[I]で表されるジアゾ化合物は、
一般式[I]で表されるジアゾ化合物の合成において、
Aで表される芳香族性基を与える、アルカリ可溶性基を
有する芳香族化合物、一般式[III]で表される芳香族
ジアゾニウム化合物及び活性カルボニル化合物を上記の
割合で仕込み、低温で短時間、例えば、5℃で3時間程
度反応させることにより合成することができる。
【0023】Xで表される対アニオンは、特に限定され
るものではないが、該ジアゾ化合物と安定に塩を形成
し、かつ、該化合物を有機溶媒に可溶となすアニオンが
好ましい。このようなアニオンを形成する化合物として
は、例えば、デカン酸及び安息香酸等の有機カルボン
酸、フェニルリン酸等の有機リン酸及びスルホン酸が挙
げられ、典型的な例としては、メタンスルホン酸、クロ
ロエタンスルホン酸、ドデカンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、トルエンスルホン酸、メシチレンスルホン酸
及びアントラキノンスルホン酸、2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、4−アセチ
ルベンゼンスルホン酸、ジメチル−5−スルホイソフタ
レート等の脂肪族並びに芳香族スルホン酸、2,2′,
4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、1,2,
3−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,2′,4−ト
リヒドロキシベンゾフェノン等の水酸基含有芳香族化合
物、ヘキサフルオロリン酸、テトラフルオロホウ酸等の
ハロゲン化ルイス酸、ClO4、IO4等の過ハロゲン酸
等を挙げることができる。これらの中でも、特に好まし
いのは、ヘキサフルオロリン酸、テトラフルオロホウ酸
である。
【0024】一般式[I]で表されるジアゾ化合物は、
各単量体のモル比及び縮合条件を種々変えることによ
り、分子量を任意の値とすることができる。
【0025】本発明における一般式[I]で表されるジ
アゾ化合物の分子量は、特に限定されるものではない
が、一般には、分子量約400乃至10,000のもの
が使用されるが、分子量約800乃至5,000のもの
が好ましい。
【0026】次に、1つのスルホン酸基と、少なくとも
2つのカルボン酸基を有する芳香族化合物について説明
する。
【0027】本発明で安定化剤として使用する1つのス
ルホン酸基と、少なくとも2つのカルボン酸基を有する
芳香族化合物としては、具体的には、例えば、次の一般
式[IV]または[V]で表される化合物を挙げることが
できる。
【0028】
【化9】 [式中、R7〜R11は、水素原子、ハロゲン原子、メチ
ル基、カルボキシル基またはヒドロキシル基を表し、X
1、X2、X3は、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土
類金属またはアンモニウムを表す。] 一般式[IV]または[V]で表される化合物の具体例と
しては、以下に示す化合物及びその塩が挙げられる。
【0029】
【化10】 上記化合物の塩としては、アルカリ金属塩(例えば、ナ
トリウム塩、カリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例え
ば、カルシウム塩)、アンモニウム塩が挙げられる。こ
れらのうち特に4−スルホフタル酸またはその塩が好ま
しい。
【0030】これら化合物は単独で、あるいは、2種以
上を組み合わせて用いることができる。
【0031】これら化合物の使用量は、感光性組成物の
全固形分に対して0.1〜20重量%が好ましく、0.
5〜10重量%使用するのが更に好ましい。0.1重量
%以下では保存安定性の効果がなく、20重量%以上に
なると、感光層が変色しやすくなり、製版後の画線部が
膨潤し、キズがつきやすく、インキの着肉性、耐刷性も
悪くなる。
【0032】次に、本発明で安定化剤として使用する一
般式[II]で表される化合物について説明する。
【0033】
【化11】 [式中、R5は、アルキレン基を表し、R6は、アルキレ
ン基を表す。lは、0〜2の整数を表す。] R5、R6で表されるアルキレン基は、置換基を有してい
てもよい。
【0034】本発明で使用することができる一般式[I
I]で表される化合物としては、例えば、
【0035】
【化12】 が挙げられる。
【0036】一般式[II]で表される化合物及びグリコ
ール酸の使用量は、感光性組成物の全固形分に対して
0.1〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%使用
するのが更に好ましい。
【0037】本発明の感光性組成物には、さらにバイン
ダーを添加することが好ましい。
【0038】本発明において用いることができるバイン
ダーは特に限定されないが、親油性を有する高分子化合
物、例えば、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリウレタン、
ポリビニルクロライド及びそのコポリマー、ビニルブチ
ラール樹脂、ビニルホルマール樹脂、シェラック、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂等を用いるこ
とができる。
【0039】また、バインダーとして好ましく用いられ
るものには、下記(1)〜(12)に示すモノマーを用
いて得られた重合体が挙げられる。 (1)芳香族水酸基を有するモノマー 例えば、N−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミ
ド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミ
ド、o−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレ
ン、m−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシフェニル
アクリレート、p−ヒドロキシフェニルアクリレート、
m−ヒドロキシフェニルアクリレート等。 (2)脂肪族水酸基を有するモノマー 例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、N−メチロールアクリル
アミド、N−メチロールメタクリルアミド、4−ヒドロ
キシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタク
リレート、5−ヒドロキシペンチルアクリレート、5−
ヒドロキシペンチルメタクリレート、6−ヒドロキシヘ
キシルアクリレート、6−ヒドロキシヘキシルメタクリ
レート、N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミ
ド、N−(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミド、
ヒドロキシエチルビニルエーテル等。 (3)アミノスルホニル基を有するモノマー 例えば、m−アミノスルホニルフェニルメタクリレー
ト、p−アミノスルホニルフェニルメタクリレート、m
−アミノスルホニルフェニルアクリレート、p−アミノ
スルホニルフェニルアクリレート、N−(p−アミノス
ルホニルフェニル)メタクリルアミド、N−(p−アミ
ノスルホニルフェニル)アクリルアミド等。 (4)スルホンアミド基を有するモノマー 例えば、N−(p−トルエンスルホニル)アクリルアミ
ド、N−(p−トルエンスルホニル)メタクリルアミド
等。 (5)α,β−不飽和カルボン酸類 例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸等。 (6)置換または無置換のアルキルアクリレート 例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、
アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、アクリル酸
オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、アク
リル酸ウンデシル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ベ
ンジル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸−2−
クロロエチル、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレ
ート、グリシジルアクリレート等。 (7)置換または無置換のアルキルメタクリレート 例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘプチ
ル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタ
クリル酸デシル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル
酸ドデシル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸−2−クロロエチル、N,N
−ジメチルアミノエチルメタクリレート、グリシジルメ
タクリレート等。 (8)アクリルアミドもしくはメタクリルアミド類 例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−エチ
ルアクリルアミド、N−ヘキシルアクリルアミド、N−
シクロヘキシルアクリルアミド、N−フェニルアクリル
アミド、N−ニトロフェニルアクリルアミド、N−エチ
ル−N−フェニルアクリルアミド等。 (9)フッ化アルキル基を含有するモノマー 例えば、トリフルオロエチルアクリレート、トリフルオ
ロエチルメタクリレート、テトラフルオロプロピルアク
リレート、テトラフルオロプロピルメタクリレート、ヘ
キサフルオロプロピルメタクリレート、オクタフルオロ
ペンチルアクリレート、オクタフルオロペンチルメタク
リレート、ヘプタデカフルオロデシルアクリレート、ヘ
プタデカフルオロデシルメタクリレート、N−ブチル−
N−(2−アクリロキシエチル)ヘプタデカフルオロオ
クチルスルホンアミド等。 (10)ビニルエーテル類 例えば、エチルビニルエーテル、2−クロロエチルビニ
ルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエ
ーテル、オクチルビニルエーテル、フェニルビニルエー
テル等。 (11)ビニルエステル類 例えば、ビニルアセテート、ビニルクロロアセテート、
ビニルブチレート、安息香酸ビニル等。 (12)スチレン類 例えば、スチレン、メチルスチレン、クロロメチルスチ
レン等の。 (13)ビニルケトン類 例えば、メチルビニルケトン、エチルビニルケトン、プ
ロピルビニルケトン、フェニルビニルケトン等。 (14)オレフィン類 例えば、エチレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジ
エン、イソプレン等。 (15)複素環含有モノマー 例えば、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾー
ル、4−ビニルピリジン等。 (16)シアノ基含有モノマー 例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、2−
ペンテンニトリル、2−メチル−3−ブテンニトリル、
2−シアノエチルアクリレート、o−シアノスチレン、
m−シアノスチレン、p−シアノスチレン等。
【0040】なお、以上の各モノマー群に挙げた具体例
は例示として挙げたものであって、各モノマー群に含ま
れるモノマーは、ここに挙げられたモノマーに限定され
るものではない。
【0041】更に、上記重合体は、上記モノマーと共重
合し得るモノマーを共重合させた重合体であってもよ
い。また、これらの重合体を、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート等で修飾した重合体であ
ってもよい。
【0042】以上、本発明において用いることができる
バインダーについて説明したが、本発明において用いる
ことができるバインダーはこれら重合体にに限られるも
のではない。
【0043】本発明において用いることができるバイン
ダーについて更に具体的に説明する。
【0044】本発明において用いるバインダーとして
は、前記モノマー群(1)及び(2)に掲げたモノマー
の1種以上を他のモノマーを共重合させて得られる水酸
基を有する共重合体、前記モノマー群(3)に掲げたモ
ノマーの1種以上を他のモノマーを共重合させて得られ
るアミノスルホニル基を有する共重合体が好ましい。
【0045】これらの中で更に好ましい共重合体として
は、前記モノマー群(1)、(2)、(3)の中から選
ばれたモノマーを1〜50モル%、モノマー群(5)の
中から選ばれたα,β−不飽和カルボン酸を2〜20モ
ル%、モノマー群(16)の中から選ばれたシアノ基含
有モノマーを5〜40モル%及びモノマー群(6)、
(7)の中から選ばれたモノマーを25〜60モル%共
重合させた重合体が挙げられる。また、これらのモノマ
ーに更に他のモノマー群から選ばれる任意のモノマーを
加えて共重合させた重合体も好ましく用いることができ
る。
【0046】また、上記バインダーの分子量は特に限定
されるものではないが、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー(GPC)によって測定された重量平均分子
量が1万〜20万である重合体が好ましい。
【0047】また、本発明に好適に用いられるその他の
高分子化合物としては、ポリウレタンをアルカリ可溶化
した特公昭54−19773号公報、特開昭57−94
747号公報、同60−182437号公報、同62−
58242号公報、同62−123452号公報、同6
2−123453号公報、同63−113450号公
報、特開平2−146042号公報に記載の高分子化合
物も挙げられる。
【0048】バインダーは、感光性組成物の全固形分中
に対して40〜99重量%用いるのが好ましく、より好
ましくは50〜95重量%である。
【0049】本発明の感光性組成物には、必要に応じて
更に染料、顔料、塗布性向上剤、可塑剤、感脂化剤等を
添加することができる。
【0050】使用することができる染料としては、例え
ば、ビクトリアピュアーブルーBOH(保土谷化学社
製)、オイルブルー♯603(オリエント化学社製)、
パテントピュアーブルー(住友三国化学社製)、クリス
タルバイオレット、ブリリアントグリーン、エチルバイ
オレツト、メチルグリーン、エリスロシンB、ベイシッ
クフクシン、マラカイトグリーン、オイルレッド、m−
クレゾールパープル、ローダミンB、オーラミン、4−
p−ジエチルアミノフェニルイミノナフトキノン、シア
ノ−p−ジエチルアミノフェニルアセトアニリド等に代
表されるトリフェニルメタン系、ジフェニルメタン系、
オキサジン系、キサンテン系、イミノナフトキノン系、
アゾメチン系又はアントラキノン系の色素が挙げられ
る。
【0051】染料は、感光性組成物中に、通常、0.5
〜10重量%含有させることが好ましく、1〜5重量%
含有させることが特に好ましい。
【0052】また、使用することができる塗布性向上剤
としては、アルキルエーテル類(例えば、エチルセルロ
ース、メチルセルロース)、カルビトール類(例えば、
メチルカルビトール、エチルカルビトール)、フッ素系
界面活性剤類やノニオン系界面活性剤〔例えば、プルロ
ニックL−64(旭電化社製)〕が挙げられ、塗膜の柔
軟製、耐摩耗性を賦与するための可塑剤としては、例え
ば、ブチルフタリル、ポリエチレングリコール、クエン
酸トリブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、
フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジオクチル、リン酸トリ
クレジル、リン酸トリブチル、リン酸トリオクチル、オ
レイン酸テトラヒドロフルフリル、アクリル酸又はメタ
クリル酸のオリゴマーが挙げられる。
【0053】感脂化剤としては、特開昭55−527号
公報に記載のスチレン−無水マレイン酸共重合体のアル
コールによるハーフエステル化物等が挙げられる。
【0054】その他現像促進剤も添加することができ、
添加し得る現像促進剤としては、高級アルコール、酸無
水物等が挙げられる。これらの添加剤の添加量はその使
用対象目的によって異なるが、一般に全固形分に対し
て、0.01〜30重量%が好ましい。
【0055】本発明の感光性組成物は、上記各成分を溶
解する溶媒に溶解させ、これを支持体表面に塗布乾燥さ
せることにより、例えば、感光性平版印刷版材料を形成
することができる。上記各成分の溶解に使用し得る溶媒
としては、メチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテ
ート、エチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテート
等のセロソルブ類、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ジオキサン、アセトン、シクロヘキサノ
ン、トリクロロエチレン、メチルエチルケトン、メチル
カルビトール、乳酸メチル等が挙げられる。これらの溶
媒は単独で使用してもよいしまた2種以上混合して使用
してもよい。
【0056】本発明の感光性組成物を用いて作製される
感光材料の形態は使用目的に応じて適宜選択することが
できる。例えば、無溶媒でまたは適当な溶剤で希釈し
て、シート、例えばポリマーシート、紙、金属シート上
に塗布、乾燥し、必要に応じて、上層に酸素遮断の為の
オーバーコート層やポリマーシート層を更に設けた形
態、本発明の感光性組成物をマイクロカプセル中に内包
させ、シート上に塗布した形態、液状の感光性樹脂をま
ま用いる形態など種々の形態を選択することが可能であ
る。
【0057】感光性平版印刷版の支持体は、通常の印刷
機にセットできるたわみ性を有し、印刷時に加わる荷重
に耐えるものが好ましく、例えば、アルミニウム、マグ
ネシウム、亜鉛、クロム、鉄、銅、ニッケル等の金属
板、これらの金属の合金板、クロム、亜鉛、銅、ニッケ
ル、アルミニウム及び鉄等がメッキまたは蒸着によって
被覆されている金属板を用いることができる。これらの
うち支持体として好ましいものは、アルミニウムまたは
その合金を用いたものである。
【0058】アルミニウム合金としては種々のものが使
用でき、例えば、珪素、銅、マンガン、マグネシウム、
クロム、亜鉛、鉛、ビスマス、ニッケル等の金属とアル
ミニウムとの合金が挙げられる。
【0059】アルミニウムまたはその合金等で形成され
た支持体は、通常、砂目立て処理に先立って支持体表面
に付着している圧延油等の油脂成分を除去するために脱
脂処理が行われる。脱脂処理としては、トリクレン、シ
ンナー等の溶剤を用いる脱脂処理、ケシロンとトリエタ
ノール等のエマルジョンを用いたエマルジョン脱脂処理
等が用いられる。また、脱脂処理には、苛性ソーダ等の
アルカリの水溶液を用いることもできる。脱脂処理に苛
性ソーダ等のアルカリの水溶液を用いた場合、上記脱脂
処理のみでは除去できない汚れや酸化皮膜も除去するこ
とができる。
【0060】本発明の砂目立て処理は、機械的に表面を
粗面化するいわゆる機械的粗面化法、化学的に表面を選
択溶解させ粗面化するいわゆる化学的粗面化法、電気化
学的に表面を粗面化するいわゆる電気化学的粗面化法等
公知の方法を用いて行うことができる。
【0061】機械的粗面化法には、例えば、ボール研
磨、ブラシ研磨、ブラスト研磨、バフ研磨等の方法があ
り、また、電気化学的粗面化法には、例えば、塩酸、硝
酸等を含む電解液中で交流あるいは直流によって電解処
理する方法がある。
【0062】本発明の砂目立て処理は、この内のいずれ
か1つの方法であるいは2つ以上の方法を併用して行う
ことができる。
【0063】砂目立て処理をして得られた支持体の表面
には、スマットが生成するので、このスマットを除去す
るために、適宜水洗あるいはアルカリエッチング等の処
理を行うことが一般に好ましい。このような処理として
は、例えば、特公昭48−28123号公報に記載され
ているアルカリエッチング法や特開昭53−12739
号公報に記載されている硫酸デスマット法等の処理方法
等が挙げられる。
【0064】上記の如く処理された支持体は、次に、陽
極酸化処理が施される。陽極酸化処理により耐摩耗性、
耐薬品性、保水性を向上させることができる。陽極酸化
処理には公知の方法を用いることができ、例えば、硫酸
および/または燐酸等を10〜50%の濃度で含む水溶
液を電解液として、電流密度1〜10A/dm2で電解
する方法が好ましく用いられるが、他に米国特許第1,
412,768号明細書に記載されている硫酸中で高電
流密度で電解する方法や、米国特許第3,511,66
1号明細書に記載されている燐酸を用いて電解する方法
等を用いることもできる。
【0065】陽極酸化処理された支持体は、必要に応じ
封孔処理を施してもよい。これら封孔処理は、熱水処
理、沸騰水処理、水蒸気処理、珪酸ソーダ処理、重クロ
ム酸塩水溶液処理、亜硝酸塩処理等公知の方法を用いて
行うことができる。
【0066】支持体にはさらに、親水性層を設けること
が好ましい。親水性層の形成には、米国特許第3,18
1,461号明細書に記載のアルカリ金属珪酸塩、米国
特許第1,860,426号明細書に記載の親水性セル
ロース、特開昭60−149491号公報、特開昭63
−165183号公報に記載のアミノ酸およびその塩、
特開昭60−232998号公報に記載の水酸基を有す
るアミン類およびその塩、特開昭62−19494号公
報に記載の燐酸塩、特開昭59−101651号公報に
記載のスルホ基を有するモノマー単位を含む高分子化合
物等を用いることができる。
【0067】本発明の感光性組成物を用いた感光材料を
露光する光源は、特に限定されないが、例えば、カーボ
ンアーク灯、高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハラ
イドランプ、蛍光ランプ、タングステンランプ、ハロゲ
ンランプ、ヘリウムカドミウムレーザー、アルゴンイオ
ンレーザー、ヘリウムネオンレーザー等を使用すること
ができる。
【0068】本発明の感光性組成物を用いた感光材料の
現像処理には、現像液としてアルカリ水溶液が用いられ
る。本発明の感光性組成物を用いた感光材料は、実質上
有機溶媒を含まない現像液を用いても良好な現像性を得
ることができるが、本発明の感光性組成物を用いた感光
材料の現像処理に、有機溶媒を含有する現像液を用いこ
とを排除するものではない。
【0069】次に、本発明に用いられる実質上有機溶媒
を含まない水性アルカリ現像液について説明する。
【0070】実質上有機溶媒を含まない水性アルカリ現
像液に用いられるアルカリ剤としては、珪酸ナトリウ
ム、珪酸カリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化リチウム、第3燐酸ナトリウム、第2燐酸ナ
トリウム、第3燐酸アンモニウム、第2燐酸アンモニウ
ム、メタ珪酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、硼酸ナト
リウム、硼酸アンモニウム、アンモニア等のような無機
アルカリ剤、及び、モノメチルアミン、ジメチルアミ
ン、トリメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、モノイソプロピルアミン、ジ
イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノール
アミン、エチレンイミン、エチレンジアミン、ピリジン
等のような有機アミン化合物があり、これらは単独でも
しくは組合せて使用することができる。
【0071】これらアルカリ剤のうち、珪酸ナトリウ
ム、珪酸カリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等が好ましく、また、珪酸ナトリウ
ム、珪酸カリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム
等が特に好ましい。これらアルカリ剤は、単独であるい
は他のアルカリ剤と組み合わせて使用してもよい。
【0072】これらのアルカリ剤は現像液中に0.05
〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%含有す
る。
【0073】該現像液組成物中には、必要に応じてアニ
オン界面活性剤を加えてもよい。アニオン界面活性剤と
しては、例えば、ラウリルアルコールサルフェートのナ
トリウム塩、オクチルアルコールサルフェートのナトリ
ウム塩、ラウリルアルコールサルフェートのアンモニウ
ム塩、第2ナトリウムアルキルサルフェート等の炭素数
8〜22の高級アルコール硫酸エステル塩類、例えば、
セチルアルコール燐酸エステルのナトリウム塩等のよう
な脂肪族アルコール燐酸エステル塩類、例えば、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸のナトリウム塩のナトリウム塩等の
ようなアルキルアリールスルホン酸塩類、例えば、C17
33CON(CH3)CH2CH2SO3Na等のようなア
ルキルアミドのスルホン酸塩類、例えば、ナトリウムス
ルホこはく酸ジオクチルエステル、ナトリウムスルホこ
はく酸ジヘキシルエステル等の二塩基性脂肪酸エステル
のスルホン酸塩類、メタニトロベンゼンスルホン酸等が
挙げられる。
【0074】アニオン界面活性剤は、使用時の現像液の
総重量に対して0.1〜5重量%の範囲で含有させるの
が適当である。0.1重重%よりも少ないとその使用効
果が低くなり、5重量%よりも多いと、感光性組成物に
含有させた色素の光硬化部分からの溶出が過多になった
り、光硬化した画像の耐摩耗性等の機械的強度及び化学
的強度が劣化するなどの弊害がでてくる。
【0075】本発明において、実質上有機溶媒を含まな
い水性アルカリ現像液との用語は、有機溶媒を全く含ま
ない水性アルカリ現像液を意味するばかりでなく、有機
溶媒を現像液の総重量に対して2重量%以下含む水性ア
ルカリ現像液も含まれる用語として用いている。
【0076】本発明の水性アルカリ現像液に含有させる
上記有機溶媒としては、水に対する溶解度が約10重量
%以下のものが適しており、好ましくは5重量%以下の
ものから選ばれる。これら有機溶媒としては、例えば、
1−フェニルエタノール、2−フェニルエタノール、3
−フェニルプロパノール−1、4−フェニルブタノール
−1、4−フェニルブタノール−2、2−フェニルブタ
ノール−1、2−フェノキシエタノール、2−ベンジル
オキシエタノール、ο−メトキシベンジルアルコール、
m−メトキシベンジルアルコール、p−メトキシベンジ
ルアルコール、ベンジルアルコール、シクロヘキサノー
ル、2−メチルシクロヘキサノール、4−メチルシクロ
ヘキサノール及び3−メチルシクロヘキサノール等を挙
げることができる。
【0077】本発明の実質上有機溶媒を含まない水性ア
ルカリ現像液に含有させる有機溶媒は、現像液の総重量
に対して1重量%以下であることが好ましい。
【0078】また、さらに必要に応じ、水性アルカリ現
像液には、消泡剤及び硬水軟化剤のような添加剤を含有
させることもできる。硬水軟化剤としては、例えば、N
227、Na533、Na339、Na24
(NaO3P)PO3Na2、カルゴン(ポリメタ燐酸ナ
トリウム)等のポリ燐酸塩;例えば、エチレンジアミン
テトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩;ジエ
チレントリアミンペンタ酢酸、そのカリウム塩、ナトリ
ウム塩;トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、そのカリ
ウム塩、そのナトリウム塩;ヒドロキシエチルエチレン
ジアミントリ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム
塩;ニトリロトリ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウ
ム塩;1,2−ジアミノシクロヘキサンテトラ酢酸、そ
のカリウム塩、そのナトリウム塩;1,3−ジアミノ−
2−プロパノールテトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナ
トリウム塩等のようなアミノポリカルボン酸類を挙げる
ことができる。このような硬水軟化剤は使用される硬水
の硬度およびその使用量に応じて最適量が変化するが、
一般的な使用量を示せば、使用時の現像液中に0.01
〜5重量%、より好ましくは0.01〜0.5重量%の
範囲で含有させられる。
【0079】また、本発明の水性アルカリ現像液には、
必要に応じて還元性無機塩を含有させることもできる。
上記の還元性無機塩は、還元作用を持つものであり、水
溶性無機塩が好ましく、特に低級酸素酸の塩が好まし
い。例えば、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫
酸アンモニウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸マグネシウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム等の亜
硫酸塩、亜燐酸ナトリウム、亜燐酸カリウム、亜燐酸水
素ナトリウム、亜燐酸水素カリウム、亜燐酸二水素ナト
リウム、亜燐酸二水素カリウム等の亜燐酸塩が挙げられ
る。これらは単独でまたは混合して使用される。このう
ち好ましいのは、亜硫酸のアルカリ金属塩である。これ
らの還元性無機塩の現像液組成物における含有量は、
0.001〜30重量%で、好ましくは、0.01〜1
0重量%である。
【0080】また、本発明の水性アルカリ現像液は、必
要に応じて、水溶性ピラゾロン化合物、アルカリ可溶性
メルカプト化合物または1,3−ジヒドロキシ芳香族化
合物又はそれらの塩を含有していてもよい。これらは単
独で又は混合して使用される。現像液組成物におけるこ
れら化合物の含有量は10重量%以下が好ましい。含有
量が多くなると非画像部の汚れを防止する能力がより高
くなるが、10重量%より多くなると、感光層の光硬化
部分の機械的強度が劣化し、平版印刷版に適用した場合
は耐刷力低下につながる。
【0081】上記アルカリ可溶性メルカプト化合物とし
ては、例えば、メルカプト酢酸、2−メルカプトプロピ
オン酸、3−メルカプトプロピオン酸、4−メルカプト
ブタン酸、2,4−ジメルカプトブタン酸、2−メルカ
プトテトラデカン酸、2−メルカプトミリスチン酸、メ
ルカプトこはく酸、2,3−ジメルカプトこはく酸、シ
ステイン、N−アセチルシステイン、N−(2−メルカ
プトプロピオニル)グリシン、N−(2−メルカプト−
2−メチルプロピオニル)グリシン、N−(3−メルカ
プトプロピオニル)グリシン、N−(2−メルカプト−
2−メチルプロピオニル)システイン、ペニシラミン、
N−アセチルペニシラミン、グリシン・システイン・グ
ルタミン縮合物、N−(2,3−ジメルカプトプロピオ
ニル)グリシン、2−メルカプトニコチン酸、チオサリ
チル酸、3−メルカプト安息香酸、4−メルカプト安息
香酸、3−カルボキシ−2−メルカプトピリジン、2−
メルカプトベンゾチアゾール−5−カルボン酸、2−メ
ルカプト−3−フェニルプロペン酸、2−メルカプト−
5−カルボキシエチルイミダゾール、5−メルカプト−
1−(4−カルボキシフェニル)テトラゾール、N−
(3,5−ジカルボキシフェニル)−2−メルカプトテ
トラゾール、2−(1,2−ジカルボキシエチルチオ)
−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール、2−
(5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾリルチオ)
ヘキサン酸、2−メルカプトエタンスルホン酸、2,3
−ジメルカプト−1−プロパンスルホン酸、2−メルカ
プトベンゼンスルホン酸、4−メルカプトベンゼンスル
ホン酸、3−メルカプト−4−(2−スルホフェニル)
−1,2,4−トリアゾール、2−メルカプトベンゾチ
アゾール−5−スルホン酸、2−メルカプトベンゾイミ
ダゾール−6−スルホン酸、メルカプトコハクイミド、
4−メルカプトベンゼンスルホンアミド、2−メルカプ
トベンゾイミダゾール−5−スルホンアミド、3−メル
カプト−4−(2−(メチルアミノスルホニル)エトキ
シ)トルエン、3−メルカプト−4−(2−(メチルス
ルホニルアミノ)エトキシ)トルエン、4−メルカプト
−N−(p−メチルフェニルスルホニル)ベンズアミ
ド、4−メルカプトフェノール、3−メルカプトフェノ
ール、2−メルカプトフェノール、3,4−ジメルカプ
トトルエン、2−メルカプトヒドロキノン、2−チオウ
ラシル、3−ヒドロキシ−2−メルカプトピリジン、4
−ヒドロキシチオフェノール、4−ヒドロキシ−2−メ
ルカプトピリミジン、4,6−ジヒドロキシ−2−メル
カプトピリミジン、2,3−ジヒドロキシプロピルメル
カプタン、2−メルカプト−4−オクチルフェノール、
2−メルカプト−4−オクチルフェノールまたはそれら
のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、有機アミン塩
等が挙げられる。特に好ましいものとしては、チオサリ
チル酸、N−(2,3−ジメルカプトプロピオニル)グ
リシン、2−(1,2−ジカルボキシエチルチオ)−5
−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール、N−(2
−メルカプト−2−メチルプロピオニル)システイン、
システイン等が挙げられる。
【0082】また、上記1,3−ジヒドロキシ芳香族化
合物としては、例えば、レゾルシン、1,3−ジヒドロ
キシナフタレン、2−メチルレゾルシン、1,3−ジヒ
ドロキシ−2−メチルナフタレン、2−プロピルレゾル
シン、2−エチルレゾルシン、1,3−ジヒドロキシ−
2,7−ジメチルナフタレンまたはそれらのアルカリ金
属塩、アルカリ土類金属塩、有機アミン塩等が挙げられ
る。
【0083】水性アルカリ現像液のpHは8以上であ
り、好ましくは10〜14である。
【0084】本発明の実質上有機溶媒を含まない水性ア
ルカリ現像液として、例えば、特開昭59−84241
号公報、特開昭57−192952号公報等に記載され
ているポジ型感光性平版印刷版を現像する際に用いられ
る現像液組成物を使用することができる。
【0085】なお、必要とあらば、現像処理後、水洗の
後に不感脂化処理、またはそのまま不感脂化処理、また
は酸を含む水溶液での処理、または酸を含む水溶液で処
理後に不感脂化処理を施してもよい。さらに、この種の
感光性平版印刷版の現像工程では、処理量に応じてアル
カリ水溶液が消費されてアルカリ濃度が減少したり、自
動現像機の長時間運転中にもたらされるアルカリ水溶液
と空気との長時間の接触によってアルカリ濃度が減少し
たりし、現像液の処理能力が低下するが、その際、特開
昭54−62004号公報に記載のように補充液を用い
て処理能力を回復させてもよい。
【0086】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
する。 実施例1 (1)ジアゾ化合物及びバインダーの合成 (a)ジアゾ化合物(1)の合成 p−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩14.5g(50ミ
リモル)を、氷冷下で40gの濃硫酸に溶解した。この
反応液に1.05g(35ミリモル)のパラホルムアル
デヒドをゆっくり滴下した。この際、反応温度が10℃
を超えないように添加速度を調整した。その後、2時間
氷冷下で撹拌を続けた。この反応混合液を、氷冷下、5
00ミリリットルのエタノールに滴下し、生じた沈澱を
ろ別した。エタノールで沈澱を洗浄した後、100ミリ
リットルの純水に溶解し、この液に、6.8gの塩化亜
鉛を溶解した水溶液を加えた。生じた沈澱をろ別した
後、エタノールで洗い、150ミリリットルの純水に溶
解させた。この液に、8gのヘキサフルオロリン酸アン
モニウムを溶解した水溶液を加え、生じた沈澱をろ別
し、水、エタノールで洗った後、25℃で3日間乾燥し
て、ジアゾ化合物(1)を得た。 (b)ジアゾ化合物(2)(共縮合ジアゾ樹脂)の合成 p−ヒドロキシ安息香酸3.5g(25ミリモル)及び
p−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩21.75g(75
ミリモル)を、氷冷下で90gの濃硫酸に溶解した。こ
の溶液に、2.7g(90ミリモル)のパラホルムアル
デヒドをゆっくり添加した。この際、反応温度が10℃
を超えないように添加速度を調整した。2時間反応溶液
を撹拌した後、1リットルのエタノールに滴下し、生じ
た沈澱をろ別し、エタノールで洗浄した。沈澱を200
ミリリットルの純水に溶解し、10.5gの塩化亜鉛を
溶解した水溶液を加えた。生じた沈澱をろ過し、エタノ
ールで洗浄した後、300ミリリットルの純水に溶解し
た。この溶液に、13.7gのヘキサフルオロリン酸ア
ンモニウムを溶解した水溶液を添加した。生じた沈澱を
ろ別し、水、エタノールで洗浄した後、25℃で、一日
乾燥して、ジアゾ化合物(2)を得た。 (c)ジアゾ化合物(3)(共縮合ジアゾ樹脂)の合成 ジアゾ化合物(2)の合成において、p−ヒドロキシ安
息香酸の代わりにp−メトキシ安息香酸4.2g(25
ミリモル)を用いた以外は同様にして、ジアゾ化合物3
を得た。 (d)バインダー(1)〜(3)の合成 表1に示すモノマー組成比(モル%)のモノマー混合物
を、メタノール:アセトン=1:1の混合溶剤に、総モ
ノマー量のモノマー濃度が7.15モル%となるように
溶解し、溶液を調整し、この溶液に全モノマー比1.2
5モル%当量のアゾビスイソブチロニトリルを加え、撹
拌しながら65℃にて窒素気流下6時間還流を行った。
反応終了後、全モノマー比0.04重量%のヒドロキノ
ンを加え、反応液を水中に投じて、共重合体を沈澱させ
た。これを濾取し、60℃にて3日間乾燥させた後、メ
チルセロソルブを用いて共重合体の20重量%メチルセ
ロソルブ溶液を調整した。
【0087】
【表1】 (2)感光性平版印刷版の作成 厚さ0.3mmのアルミニウム板を、3%水酸化ナトリウ
ム水溶液にて脱脂し、2%塩酸浴中で、25℃、30A
/dm2の電流密度で電解エッチングし、水洗後、30%
硫酸溶液中で、30℃、6A/dm2で2分間陽極酸化処
理をした。次に、1%亜硝酸ナトリウム水溶液中で90
℃、10秒間処理後、ケイ酸ナトリウム水溶液で85
℃、30秒間処理して水洗、乾燥させ、感光性平版印刷
版用のアルミニウム板を得た。このアルミニウム板に、
下記組成の感光液1〜13を、乾燥後の塗膜重量が15
mg/dm2になるようにホワラー塗布して感光性平版印刷
版試料を作成した。 (感光液1) ジアゾ化合物(2) 10重量部 バインダー(1) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・イエローK−CL(日本化薬(株)製) 1重量部 4−スルホフタル酸 1重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液2) ジアゾ化合物(2) 10重量部 バインダー(2) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジAN(日本化薬(株)製) 1重量部 5−スルホイソフタル酸 1重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液3) ジアゾ化合物(2) 10重量部 バインダー(2) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジAN(日本化薬(株)製) 1重量部 シュウ酸 1.5重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液4) ジアゾ化合物(3) 10重量部 バインダー(3) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジSF−R(日本化薬(株)製) 1重量部 1,8−ジカルボキシ−3−ナフタレンスルホン酸 1.5重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液5) ジアゾ化合物(3) 10重量部 バインダー(3) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジSF−R(日本化薬(株)製) 1重量部 リンゴ酸 2重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液6) ジアゾ化合物(2) 10重量部 バインダー(3) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジAN(日本化薬(株)製) 1重量部 ジグリコール酸 1重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液7) ジアゾ化合物(2) 10重量部 バインダー(3) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジAN(日本化薬(株)製) 1重量部 グリコール酸 2重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液8) ジアゾ化合物(2) 10重量部 バインダー(3) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジAN(日本化薬(株)製) 1重量部 酒石酸 1.5重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液9) ジアゾ化合物(3) 10重量部 バインダー(2) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 ダイアレジン・イエローHC(三菱化成(株)製) 1重量部 HOOC−C24O−CH2COOH 1重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液10) ジアゾ化合物(2) 10重量部 バインダー(2) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 ダイアレジン・イエローHS(三菱化成(株)製) 1重量部 HOOC(C 2O)2−CH2COOH 1.5重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液11) ジアゾ化合物(1) 10重量部 バインダー(1) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液12) ジアゾ化合物(1) 10重量部 バインダー(2) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・イエローK−CL(日本化薬(株)製) 1重量部 4−スルホフタル酸 1重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (感光液13) ジアゾ化合物(1) 10重量部 バインダー(3) 100重量部 ジュリマーAC−10L(日本純薬(株)製) 6重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業(株)製) 2重量部 カヤセット・オレンジAN(日本化薬(株)製) 1重量部 ジグリコール酸 1重量部 上記物質の固形分濃度が10重量%であるメチルセロソ
ルブ溶液 (3)感光性平版印刷版の評価 上記(2)で得られた製造直後の感光性平版印刷版試料
及びこれを60℃、相対湿度75%の条件下で3日、7
日、10日保存した後の試料に網点ネガ画像のフィルム
およびステップタブレットを重ねて、真空密着後4kW
メタルハライドランプで露光し、下記組成の現像液1ま
たは2で30℃、20秒間現像し、感度及び汚れを下記
により評価した。
【0088】なお、露光量は、感光液(1)を塗布した
製造直後の感光性平版印刷版を現像液2で現像したと
き、ステップタブレットの4段までの感光層が完全に残
留する露光量とした。
【0089】 (現像液1) ベンジルアルコール 45g トリエタノールアミン 15g t−ブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム 15g 亜硫酸カリウム 3g 水 840g (現像液2) ケイ酸カリウム(重量比SiO 2:K2O=2:1) 60g 水酸化カリウム 12g 界面活性剤(エマルボンT−20東邦化学工業(株)製) 0.1g キレート剤(EDTA) 0.1g 亜硫酸カリウム 7g 水 1200g
【0090】(a)感度の評価 感光層が完全に残留しているステップタブレットの段数
を求め感度とした。 (b)汚れの評価 得られた印刷版を目視により観察し、汚れを下記により
評価した。
【0091】評価基準 1:極めて優れている 2:優れている 3:ふつう 4:やや劣る 5:劣る 6:極めて劣る (c)画像強度の評価 製造直後の試料を上記ベタ感度の評価と同一の条件で露
光現像して得られた平版印刷版試料を40℃、相対湿度
75%の条件下で3日間保存した後、アルカリ湿し水
(大日本インキ化学工業(株)製 DLエッチ液の50
倍希釈水溶液)に10時間浸潰してから、PSスポンジ
で版面をこすり、版面の摩耗の程度を調べ、下記の評価
基準によりにより画像強度を評価した。
【0092】評価基準 ○ :版面が摩耗しない △ :版面の摩耗が少しある × :版面の摩耗がある ××:版面が剥離する 得られた結果を表2示す。
【0093】なお、表2において、×は現像が不可能で
あったことを示し、−は評価を行なわなかったことを示
す。
【0094】
【表2】
【0095】
【発明の効果】本発明の感光性組成物、感光性平版印刷
版は、保存安定性が優れ、経時保存後においても得られ
る平版印刷版の版面汚れがなく、版面強度が優れ、ま
た、現像性が優れ、作業時の毒性、臭気等の衛生上の問
題、火災、ガス爆発等の安全上の問題、廃液による公害
発生等の問題をもたらす有機溶剤を使用しなくとも優れ
た現像性が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沼 智史 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 村田 昌久 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 辻 成夫 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[I]で表されるジアゾ化合物及
    び1つのスルホン酸基と、少なくとも2つのカルボン酸
    基を有する芳香族化合物またはその塩を含有することを
    特徴とする感光性組成物。 【化1】 [式中、Rは、水素原子、アルキル基又はフェニル基を
    表し、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子、ア
    ルコキシ基、またはアルキル基を表し、Xは対アニオン
    を示す。Yは−O−、−S−、−NH−または単結合を
    表す。Aはアルカリ可溶性基を有する芳香族性基を表
    す。m及びnは、n:mでモル比を表す数値である。]
  2. 【請求項2】 一般式[I]で表されるジアゾ化合物及
    びグリコール酸および/または一般式[II]で表される
    化合物を含有することを特徴とする感光性組成物。 【化2】 [式中、Rは、水素原子、アルキル基又はフェニル基を
    表し、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子、ア
    ルコキシ基、またはアルキル基を表し、Xは対アニオン
    を示す。Yは−O−、−S−、−NH−または単結合を
    表す。Aはアルカリ可溶性基を有する芳香族性基を表
    す。m及びnは、n:mでモル比を表す数値である。] 【化3】 [式中、R5は、アルキレン基を表し、R6は、アルキレ
    ン基を表す。lは、0〜2の整数を表す。]
  3. 【請求項3】 支持体に、請求項1または2記載の感光
    性組成物からなる感光層を設けたことを特徴とする感光
    性平版印刷版。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の感光性平版印刷版を実質
    的に有機溶媒を含まない水性アルカリ現像液で現像する
    ことを特徴とする平版印刷版の製造方法。
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