JPH07323931A - 紙葉類取扱装置の紙葉分離方法 - Google Patents

紙葉類取扱装置の紙葉分離方法

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JPH07323931A
JPH07323931A JP6122277A JP12227794A JPH07323931A JP H07323931 A JPH07323931 A JP H07323931A JP 6122277 A JP6122277 A JP 6122277A JP 12227794 A JP12227794 A JP 12227794A JP H07323931 A JPH07323931 A JP H07323931A
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speed
paper
separation
paper sheet
sheet
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JP6122277A
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Kazuhiko Kitano
和彦 北野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停止状態の分離対象紙葉類と分離速度との差
を減少させ、また繰り出し速度と搬送路速度との差を減
少させることにより、紙葉類に負担をかけない、ミスフ
ィードの発生しにくい紙葉分離方法を提供することであ
る。 【構成】 積層状に堆積した紙葉類を1枚づつ繰り出す
ための分離機構と、該分離機構により繰り出された紙葉
を1枚づつ搬送するための搬送路7により成る分離装置
において、紙葉の先端検出、後端検出を行うための分離
出口センサ2、分離出口センサ2の先端検出、後端検出
によりパルスモータの回転速度、すなわち、紙葉の分離
速度を変化させる手段を設けることにより、紙葉分離開
始時の分離速度を減少させ、搬送路7への紙葉繰り出し
時の紙葉速度を増加するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、金融機関など
で使用されている紙幣取引装置などにおける紙葉類取扱
装置の紙葉分離方法に係わり、特に紙葉類を破損せずに
ミスフィードなく分離して搬送する紙葉分離方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動預金機などの紙葉類取扱装置におい
て、搬送される紙葉類(紙幣など)が近づき過ぎたり重
なったりした場合に、正確な搬送チェックや正確な金種
の識別、真偽の鑑別などを行うことができない。それを
防ぐためには、搬送中の紙葉類の間隔を一定以上にする
必要がある。これに関する従来技術としては、例えば、
特開昭55−13482に記載されたものがある。この
公報に記載されたものは、紙幣などの紙葉を連続して繰
り出して搬送する紙葉繰出装置において、先行して繰り
出された第1の紙葉と後続して繰り出される第2の紙葉
の間隔を検出し、検出された間隔に基づいて第2の紙葉
の繰り出し速度または繰り出しタイミングを変化させる
ようにして搬送路中を連続して搬送される紙葉の間隔を
所定以上に保つことを可能にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、分離
紙葉の紙葉類間隔を検出することにより、繰り出しロー
ラを速度を切り替えて紙葉の繰り出し速度あるいはタイ
ミングを調整することにより紙葉間隔を所定以上に保つ
ようにしたものであるが、以下のような問題点を有して
いる。 (I)上記従来技術は、紙葉分離開始時の速度制御、す
なわち停止状態の紙葉を繰り出す際の分離速度の最適制
御を考慮していないため、(1)分離速度が大きい場合
(停止状態の紙葉と分離時の速度の速度差が大きい場
合)は、急激な搬送速度差によって分離対象紙葉に大き
な負担をかけることになり紙葉を破損することがある。 (2)分離速度が大きい場合(停止状態の紙葉と分離時
の速度の速度差が大きい場合)は、紙葉の分離動作に異
常が起こりミスフィードが発生することがある。また、 (II)上記従来技術は、分離対象紙葉の強度に応じて紙
葉を繰り出す際の分離速度制御について考慮していない
ため、(1)分離対象紙葉の強度が低い場合は、分離対
象紙葉に負担をかけ破損することがある。また、 (III)上記従来技術は、紙葉後端分離時の速度制御を
行って分離制御の最適化を図る点について考慮していな
いため、(1)分離装置の繰り出し速度と、分離された
紙葉類を搬送する搬送路速度との速度差が大きい場合
は、分離対象紙葉に負担をかけ破損することがある。ま
た、分離対象紙葉が傾いている場合は、紙葉の角部が搬
送路に引っ張られて、傾きがさらに大きくなり、分離紙
葉の搬送姿勢の異常が起こり、ジャムなどを起こしやす
いという問題がある。 本発明は以上の各問題点を解消することを目的としてい
る。すなわち、本発明の目的は、停止状態の分離対象紙
葉類と分離速度との差を減少させ紙葉類に負担をかけな
い紙葉分離方法を提供することである。本発明の他の目
的は、停止状態の分離対象紙葉類と分離速度との差を減
少させミスフィードの発生しにくい紙葉分離方法を提供
することである。本発明の他の目的は、繰り出し速度と
搬送路速度との差を減少させ紙葉に負担をかけない分離
方法を提供することである。本発明の他の目的は、分離
紙葉が傾いた状態であっても、速度差を少なくして傾き
の増加を抑える分離方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、紙葉分離部と搬送路とを有する紙葉類取
扱装置の紙葉分離方法において、紙葉分離開始時の速度
制御、紙葉後端分離時の速度制御を行なう手段を有する
ことを特徴とするものである。具体的には、1枚ずつ繰
り出される紙葉の先端を検出する紙葉先端検出手段と、
紙葉の後端を検出する紙葉後端検出手段と、紙葉の分離
速度を変化させる分離速度変更手段を設け、前記紙葉先
端検出手段による先端検出後、または前記紙葉後端検出
手段による後端検出後、前記分離速度変更手段により紙
葉分離速度を変更することを特徴としている。また、搬
送対象紙葉の強度を記憶する紙葉強度情報記憶手段を設
け、該紙葉強度情報記憶手段に記憶されている強度情報
に基づいて紙葉の分離速度を制御することを特徴として
いる。さらに、搬送路速度検出手段を設け、先端検出手
段によって先端を検出したとき、該搬送路速度検出手段
により検出された搬送路速度に基づいて紙葉分離速度を
制御することを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明による紙葉分離部は、積層状に堆積した
紙葉を1枚づつ搬送路に繰り出すものである。搬送路
は、紙葉分離部によって繰りだされた紙葉を1枚づつ搬
送するものである。本発明における紙葉先端検出手段、
紙葉後端検出手段、分離速度変更手段、紙葉強度情報記
憶手段、および搬送路に設けられた搬送路速度検出手段
は、それぞれ次のような作用を有する。紙葉先端検出手
段は、1枚づつ繰り出される紙葉の先端繰り出しタイミ
ングを検出する。紙葉後端検出手段は、1枚づつ繰り出
される紙葉の後端繰り出しタイミングを検出する。分離
速度変更手段は、紙葉の後端が繰り出されたことを前記
紙葉後端検出手段で検出した場合に、繰り出し速度を変
更して紙葉類先端繰り出し時の分離開始速度が遅くなる
ようにする。これにより、停止状態の紙葉と分離時の紙
葉の速度差を小さくできるので分離対象紙葉に大きな負
担をかけることがなくなり、紙葉の破損やミスフィード
を大幅に減らすことができる。また、分離速度変更手段
は、紙葉の先端が繰り出されたことを前記紙葉先端検出
手段で検出した場合に、繰り出し速度を変更して紙葉類
後端繰り出し時の分離速度を速くする。これにより、紙
葉後端繰り出し時の速度が搬送路における紙葉搬送速度
の差がを小さくできるので、紙葉が分離機構から搬送路
に送り出される際に紙葉に大きな負担をかけることがな
くなり、紙葉の破損やミスフィードを大幅に減らすこと
ができる。また、紙葉の先端が繰り出されたことを前記
紙葉先端検出手段で検出した場合に、紙葉後端繰り出し
時の分離速度を間欠的(加速、減速、加速、・・)に速
くすることにより、実質的な摩擦を大きくし、ミスフィ
ードを一層少なくすることができる。また、分離対象紙
葉の強度情報を記憶する紙葉強度記憶手段を設けること
によって、紙葉強度に基づいて送り出し速度を決めるこ
とができるので、強度の大きな紙葉に対しては大きな速
度で搬送路に送り出すことができ、結果的に搬送の高速
化が可能になる。さらに、搬送路速度検出手段を設け、
先端検出手段によって先端を検出したとき、該搬送路速
度検出手段により検出された搬送路速度に基づいて紙葉
分離速度を制御するようにしたので、紙葉後端繰り出し
時の速度を搬送路における紙葉搬送速度に近づけること
ができるので、紙葉が分離機構から搬送路に送り出され
る際に紙葉に大きな負担をかけることがなくなり、紙葉
の破損やミスフィードを大幅に減らすことができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係わる紙葉類取扱
装置における紙葉分離方法を説明するための制御ブロッ
ク図、図2は紙葉分離部の概略図である。図1に示した
ように、紙葉分離部の制御ブロックは、エンコーダ1、
分離出口センサ2、メモリ8、制御部3、ドライバ4、
パルスモータ5、ACモータ6から構成されている。エ
ンコーダ1は、搬送路における搬送と同期して回転し、
搬送路の搬送路移動量に対応したエンコーダパルス(搬
送路速度情報)を制御部3に出力するためのものであ
る。分離出口センサ2は、分離出口部に設けられてい
て、紙葉類の通過情報をライト/ダーク信号(紙葉類有
無情報)として制御部3に出力するためのものである。
メモリ8は、分離対象紙葉類強度情報を記憶していて、
制御部3に出力するためのものである。制御部3は、エ
ンコーダ1からのエンコーダパルスと、分離出口センサ
2からのダーク/ライト信号と、メモリ8からの分離対
象紙葉類強度情報とに基づいてパルスモータ5の加減速
信号と、ACモータ6のON/OFF信号を生成してド
ライバ4に出力するためのものである。ドライバ4は、
制御部3から加減速信号を受け取りスルーイングテーブ
ルに従ってパルスモータ5に進相信号を供給するととも
に、制御部3から受け取ったON/OFF信号に従って
ACモータにON/OFF信号を供給するためのもので
ある。
【0007】図2は、紙葉類分離機構の概略構成図を示
したものである。同図に示したように、紙葉類分離機構
は、分離出口センサ2、搬送路7、フィードローラ9、
ピックアップローラ10、ピンチローラ11、ゲートロ
ーラ12、押板13、プーリ14からなっている。分離
出口センサ2は、図1で述べたものと同一のものであ
り、さらに詳しく述べると、フィードローラ9とピンチ
ローラ11の狭持点を光軸が通過するようにレイアウト
され、紙葉類が狭持点を通過中にはダーク、非通過中に
はライト信号を制御部3に出力するためのものである。
搬送路7はACモータ6により制御され、紙葉類分離機
構で分離された紙葉類を搬送するためのものである。フ
ィードローラ9は、ピックアップローラ10により押し
込まれた紙葉類を円周上の一部のゴムで搬送路方向へ繰
り出すためのものである。ピックアップローラ10は、
押板13により押圧された紙葉類を円周上の一部のゴム
と紙葉類との摩擦力でフィードローラ9とゲートローラ
12の間隙に押し込むためのものである。ゲートローラ
12は、フィードローラ9との間隙を紙葉類1枚相当の
距離に調整され、ピックアップローラ10により押し込
まれた紙葉類の1枚だけをフィードローラ9とピンチロ
ーラ11の間へ繰り出すためのもので、回転動作をしな
いローラである。搬送路7はACモータ6で駆動され、
フィードローラ9、ピックアップローラ10、ピンチロ
ーラ11はパルスモータ5によって駆動される。
【0008】図3は、本発明の一実施例における分離機
構の主要部の寸法を示したレイアウト図である。分離機
構は、直径33mm、ゴム部の円周距離aが20mmのフィ
ードローラ9、該フィードローラ9とピンチローラ11
の狭持点(A点)と搬送路のプーリ14の狭持点(B
点)との距離は、57mmにレイアウトされている。
【0009】図4は、本発明の第1実施例の分離制御の
フローチャートである。まず、搬送路7を駆動するため
のACモータ6をオンする(ステップ21)。次いでパ
ルスモータ5に対して初期速度起動を行う(ステップ2
2)。初期速度起動されたパルスモータは、予め与えら
れたスルーイングテーブルによりスルーイング動作を行
いやがて指定速度にて回転する。分離出口センサ2から
の信号がライトからダークに変わると(ステップ23、
これは分離出口センサ2により分離された紙葉類の先端
が検出されたことを意味する)、パルスモータ5に対し
て加速起動を行う(ステップ24)。加速起動されたパ
ルスモータは、予め与えられたスルーイングテーブルに
よりスルーイング動作を行いやがて指定速度にて回転す
る。その後、分離出口センサ2からの信号がダークから
ライトに変わると(ステップ25、これは分離出口セン
サ2により分離された紙葉類の後端が検出されたことを
意味する)、パルスモータ5に対して減速起動を行う
(ステップ26)。減速起動されたパルスモータ5は、
予め与えられたスルーイングテーブルによりスルーイン
グ動作を行いやがて指定速度にて回転する。以上の一連
の動作を繰り返すことにより、低速度で紙葉類の一枚を
分離し、先端が検出されたら加速して搬送路7における
搬送速度に近い速度で送り出し、後端が検出されたら再
び分離するための低速度に減速する。これにより、ピッ
クアップローラ10のゴム部との間の摩擦力により繰り
出されるときの分離速度を低下させることができ(停止
状態の分離対象紙葉類と分離速度の差を小さくでき)、
ミスフィードを少なくすることができるとともに、紙葉
類に負担をかけないため破損を防止することができる。
【0010】図5は、上記第1実施例の変形例のフロー
チャートである。本実施例は、図4においてパルスモー
タの加速起動処理(ステップ24)を加速起動/減速起
動/加速起動からなる処理(ステップ341〜343)
に修正した以外は前記実施例と同じである(図4のステ
ップ21〜23、ステップ25〜26が図5のステップ
31〜33、ステップ35〜36に対応)。本実施例で
は、分離出口センサ2により分離された紙葉類の先端が
検出されると、パルスモータ5に対して加速起動/減速
起動/加速起動を行う(ステップ341〜343)。起
動されたパルスモータは、予め与えられたスルーイング
テーブルにより加速/減速/加速スルーイング動作を行
いやがて指定速度にて回転する。分離出口センサ2によ
り分離された紙葉類の後端が検出されるとパルスモータ
5に対して減速起動を行う。減速起動されたパルスモー
タは、予め与えられたスルーイングテーブルによりスル
ーイング動作を行いやがて指定速度にて回転する。以上
の一連の動作を繰り返すことにより、停止状態の紙葉類
が、ピックアップローラ10のゴム部との間の摩擦力に
より繰り出されるときの分離速度を間欠的に変化させる
ことができ、滑りなどによるミスフィードを少なくする
ことができる。
【0011】図6は、本発明の第2実施例の分離制御の
フローチャートである。本実施例では、メモリ8に図1
3に示すような分離対象紙葉類の強度情報を予め記憶し
ておく。まず、搬送路7を駆動するためのACモータ6
をオンする(ステップ41)。次いで記憶されている分
離対象紙葉類の強度情報をリードし(ステップ42)、
リードした強度情報をもとに分離速度を算出するととも
に、パルスモータ5を制御するための指定速度を算出す
る(ステップ43)。それ以降の動作は、図4に示した
第1実施例と同様である(図4のステップ22〜ステッ
プ26が図6のステップ44〜48に対応)。以上の一
連の制御により、紙葉類強度により、パルスモータ5を
回転させるための指示速度を切り替えるため、紙葉類先
端繰り出し時は、紙葉類強度に応じた値(図13の例で
は、千円券の場合は強度1で速度番号は1、5千円券の
場合は強度2で速度番号は3、1万円券は強度3で速度
番号は9)にすることにより分離速度を調整することが
できる。
【0012】図7は、本発明の第3実施例の分離制御の
フローチャートである。まず、搬送路7を駆動するため
のACモータ6をオンする(ステップ51)。次いでパ
ルスモータ5に対して初期速度起動を行う(ステップ5
2)。初期速度起動されたパルスモータ5は、予め与え
られたスルーイングテーブルによりスルーイング動作を
行い、やがて標準速度にて回転する。分離出口センサ2
により分離された紙葉類の先端が検出されると36ms間
タイマ待ちを行う。829mm/sにて繰り出される紙葉類
先端は、36ms間に30mm繰り出される。次いで、パル
スモータ5に対して高速起動を行う(ステップ55)。
高速起動されたパルスモータ5は、予め与えられたスル
ーイングテーブルによりスルーイング動作を行い、やが
て指示速度にて回転する。分離出口センサ2により分離
された紙葉類の後端が検出される(ステップ56)とパ
ルスモータ5に対して定速起動を行う。定速起動された
パルスモータは、予め与えられたスルーイングテーブル
によりスルーイング動作を行いやがて指示速度にて回転
する。以上の一連の動作を繰り返すことにより、紙葉類
後端繰り出し時は、分離速度を標準速度より増加させる
ことができる。
【0013】図8は、本発明の前記第3実施例の変形例
の分離制御のフローチャートである。図8のフローチャ
ートのステップ64までは前記図7のフローチャートの
ステップ54までと同じである。分離紙葉類の先端が3
0mm繰り出された後(ステップ64)、搬送路12の速
度をリードする(ステップ65)。次いで、リードした
搬送路の速度情報に従って分離速度、それに対応したパ
ルスモータの指定速度を算出し(ステップ66)、パル
スモータ5に対して指定速度起動を行う(ステップ6
7)。指定速度起動されたパルスモータは、予め与えら
れたスルーイングテーブルによりスルーイング動作を行
いやがて指定速度にて回転する。その後、分離出口セン
サ2により分離された紙葉類の後端が検出される(ステ
ップ68)とパルスモータ5に対して定速起動を行う
(ステップ69)。定速起動されたパルスモータは、予
め与えられたスルーイングテーブルによりスルーイング
動作を行いやがて標準速度にて回転する。以上の一連の
動作を繰り返すことにより、紙葉類の後端繰り出し時
は、分離速度を搬送路の速度に近づけることができ、紙
葉類にかかる負担を減少させることができ、ミスフィー
ドも減らすことができる。
【0014】図9は、パルスモータ5に対して起動をか
けた場合の経過時間と回転速度の関係を示した図であ
る。また、図10は、パルスモータ5を起動する際に使
用される速度番号と、該速度番号に対応した周波数と、
該周波数が経過する経過時間とからなるスルーイングテ
ーブル例を示したものである。パルスモータ5の最低速
度は、速度番号1に対応した284ppsである。また、
標準速度は、速度番号14に対応した1437ppsであ
る。同様に最高速度は、速度番号42に対応した287
4ppsである。停止状態で、パルスモータ5に対して標
準速度起動をかける(即ち、速度番号14を与える)
と、スルーイング加速動作を行いt1時刻には1437
ppsの定速状態となる。以下、同様に、t2時刻で速度
番号1の指示を行うと、1437ppsから284ppsへス
ルーイング動作を行うが、284ppsへ到達する予定時
刻以前に速度番号14の指示を行うと、スルーダウン動
作中に、1437ppsに向けてスルーアップ動作を行
う。
【0015】図11は、本発明の第1実施例を千円札紙
幣に適用した場合の、時間経過に対するパルスモータ5
の回転速度を示したものである。本実施例では前提条件
として、 (1)フィードローラ円周距離:33ψ×π=104mm (2)フィードローラパルス速度:1437pps(標準) (3)フィードローラ回転当りのパルス数:180パル
ス/回転 (4)フィードローラ1パルス当りの繰り出し距離: 104/180=0.576mm/ハ゜ルス (5)フィードローラの標準速度: 1437pps×0.576mm/ハ゜ルス =828mm/s (6)搬送路速度:1224mm/s (7)分離対象紙幣:千円券 (8)分離対象紙幣の短手寸法:76mm
【0016】まず、パルスモータ5に初期速度起動をか
ける(図4におけるステップ22)。フィードローラ9
は、最低速度の速度番号1の284ppsで回転すると
する。20ms経過後、分離出口センサ2により紙幣先端
を検出すると(同ステップ23)、パルスモータ5に対
して速度番号14(1437pps)の指定がされる(同
ステップ24)。パルスモータ5はスルーイング動作、
すなわち、スルーイングテーブルにしたがって、速度番
号1の周波数284PPSを1周期(経過時間:1/284
sec)、速度番号2の周波数370ppsを1周期(経過時
間:1/370sec)、・・・速度番号14の周波数14
37ppsを1周期(経過時間:1/1437sec)のパル
スにより順次駆動される。パルスモータ5は、(1/2
84+1/370+・・・+1/1437)sec、すな
わち22ms経過後の42ms時点にスルーイング動作を完
了する。この時点では、スルーイングテーブルにしたが
って14パルス進相されるため、紙幣先端は、分離出口
センサ2から約8mm(=0.576mm×14)繰り出さ
れている。フィードローラ9により狭持されている紙幣
の残りの寸法は68mm(76mm−8mm)で、フィードロ
ーラ9の速度は1437pps(すなわち828mm/s)の
ため、約82ms(=68/828)経過後の124ms時
点で紙幣後端は、分離出口センサ2により検出される
(同ステップ25)。次いで、パルスモータ5に速度番
号1の指示が与えられる(同ステップ26)。22ms経
過後の146ms時点でスルーイングダウン動作を完了す
る。このスルーイングダウン動作中に約8mm(=0.5
76mm×14)のフィードが行われる。次の紙幣の先端
検出タイミングは、フィードローラ9の円周距離104
mmから紙幣寸法76mmとスルーダウン中にフィードされ
る8mmとを引いた寸法に相当する20mm繰り出した時点
である。フィードローラ9は284ppsで回転している
ため、122ms経過後の268ms時点で、次の紙幣の先
端は繰り出される。以上の動作を繰り返し行う。したが
って、紙幣の分離周期は、268ms−20ms=248ms
となり、分離速度は、約4枚/秒となる。
【0017】以上、図11によって第1実施例を説明し
たが、次に、第1の実施例において、紙幣先端検出した
後に分離速度を間欠的に変化させるようにした変形例を
説明する。具体的には、紙幣先端検出した後に、パルス
モータ5対して速度番号14の指示を与えて加速し(図
5のステップ341)、その後、例えば42ms経過時点
でパルスモータ5に対して速度番号1を与えて減速し
(同ステップ342)、さらに、例えば10ms経過後の
52ms経過時点で、パルスモータ5に対して速度番号1
4の加速指示を与える(同ステップ343)ようにし
て、分離速度を間欠的に変化させるようにしたものであ
る。このように速度を間欠的に変化させることによっ
て、フィードローラと紙幣の摩擦を実質的に増加してミ
スフィードを少なくすることができる。
【0018】また、本発明の第2の実施例の場合には、
紙幣の強度情報を予め記憶しておき、パルスモータ5に
初期速度起動をかける際に、記憶されている強度情報を
読み出し(図6のステップ42)、その強度情報に応じ
た分離速度を算出し(同ステップ43)、対応する速度
番号を指定してパルスモータを起動する(同ステップ4
4)。また、紙幣後端検出時も同様に、パルスモータ5
に減速起動をかける際に、同強度情報に応じた速度番号
を選択して減速起動する(同ステップ48)。以上によ
り、紙幣先端分離時の分離速度を適用する紙幣強度に応
じて変更することができる。図13は、実施例2に使用
する紙幣強度情報の例である。千円券の場合は、紙の強
度が低いため、分離開始時はスルーイングテーブル速度
番号1でゆるやかに分離制御を行うことによって紙幣が
破損するのを防ぐ。一方、万円券は、強度が高いため、
分離開始時はスルーイングテーブルの速度番号9で急峻
な分離制御を行うことができ、結果的に分離速度を高め
ることができる。
【0019】図12は、本発明の第3実施例を利用した
場合の、時間経過に対するパルスモータ5の速度を示し
たものである。フィードローラの円周距離、パルス速
度、1回転当たりのパルス数、1パルス当たりの繰り出
し距離、搬送路速度、分離対象紙幣などの前提条件は、
図11の説明と同じとする。まず、パルスモータ5に起
動をかける(図7のステップ52)。はじめ、フィード
ローラは、標準速度の1437ppsにて回転する。22m
s経過後、分離出口センサ2により紙先端を検出すると
(同ステップ53)、36msのタイマ待ち(30mm繰り
出しに対応)を行う。36ms経過後の58ms時点では、
紙幣先端が30mm繰り出されるとともに(同ステップ5
4)、パルスモータ5に対して、速度番号20を与える
(同ステップ55)。パルスモータ5は、3ms経過後の
61ms時点にスルーイング動作を完了する。この時点で
は、スルーイングテーブルにしたがって6パルス進相さ
れるため、紙幣先端は、分離出口センサから約3mm繰り
出されている。フィードローラ9により狭持されている
紙幣の残り寸法は、紙幣寸法76mmから、30mmと3mm
を引いた値の相当する43mmとなる。従って、紙幣後端
までの残り寸法43mmでフィードローラ9の速度は18
52ppsのため、約40ms(=43/(1852×0.
576))経過後の101ms時点で紙幣後端は、分離出
口センサ2により検出される。次いで、パルスモータ5
に速度番号14の指示が与えられる。3ms経過後の10
4ms時点でスルーイング動作を完了する。そして、スル
ーイング動作には、約3mmを要す。次の紙幣の先端検出
タイミングは、フィードローラの円周距離から紙幣寸法
とスルーダウンに要した3mmとを引いた寸法に相当する
24mm繰り出し時点である。フィードローラは1437
ppsにて回転しているため、29ms(=24/828)
経過後の133ms時点で、紙幣先端は繰り出される。以
上の動作を繰り返し行う。したがって、紙幣の分離周期
は、133−22=111msとなり、分離速度は、約9
枚/秒となる。図12では、第3実施例の具体的な説明
を行ったが、第3実施例の変形例の場合には、紙幣先端
を30mm繰り出し検出時に、搬送路7の搬送速度を検出
し(図8のステップ65)、搬送路速度に対応した適度
の分離速度を算出し(同ステップ66)、対応する速度
番号を指定してパルスモータ5を起動する(同ステップ
67)。例えば、搬送路速度が1224mm/sの場合は、
パルスモータ5に対して、速度番号25を与えることに
より、搬送路速度と分離速度をほぼ一致させることがで
き、ミスフィードを少なくすることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉先端繰り出し時の
分離速度を減少させることができるので、集積された分
離対象紙葉と繰り出し速度との差が少なくなり、ゆるや
かな分離を行うことができる。従って、該速度差によ
る、分離対象紙葉に対する抵抗が少なくなり、分離時の
紙葉の破損を防ぐことができる。また、紙葉先端繰り出
し時は、分離速度を間欠的に変化させるので、集積され
た分離対象紙葉と繰り出し速度との差が少なくなり、ミ
スフィードが少なくなる。また、紙葉先端繰り出し時
は、紙葉の強度に応じて分離速度を制御するようにし、
強度の低い紙葉に対しては、集積された分離対象紙葉と
繰り出し速度との差を小さくしゆるやかな分離を行うこ
とができ、速度差による分離対象紙葉に対する抵抗が少
なくなり、分離時の紙葉の破損を防ぐことができる。一
方、強度の高い紙葉は、より急峻な分離制御を行なうこ
とができるため、分離速度を高くできる。さらに、紙葉
後端繰り出し時の分離速度を、例えば、搬送路速度を測
定しその速度を用いるなどして増加することにより、繰
り出された紙葉の速度と搬送路速度との差を少なくする
ことができ、繰り出し側と搬送路側との速度差による張
力が低減し、紙葉が破損しにくくなる。また、分離対象
紙葉が傾いた状態で、繰り出された場合、傾いた紙葉の
角部が、搬送路側によりひっぱられる状態になり、傾き
がさらに増加してしまうが、本発明によれば、上記張力
が少なくなるため、傾きの悪化が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における紙葉分離機構の制御ブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施例における紙葉分離機構の概略構
成図である。
【図3】本発明の実施例における紙葉分離機構のレイア
ウト図である。
【図4】本発明の第1実施例の紙葉分離制御の流れ図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例の変形例の分離制御の流れ
図である。
【図6】本発明の第2実施例の分離制御の流れ図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例の分離制御の流れ図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例の変形例の分離制御の流れ
図である。
【図9】パルスモータの一般的な動作図である。
【図10】本発明におけるパルスモータのスルーイング
テーブルの例である。
【図11】本発明の第1実施例を適用した場合のパルス
モータの動作図である。
【図12】本発明の第3実施例を適用した場合のパルス
モータの動作図である。
【図13】本発明の第2実施例における紙幣強度情報の
例である。
【符号の説明】
1…エンコーダ、2…分離出口センサ、3…制御部、4
…ドライバ、5…パルスモータ、6…ACモータ、7…
搬送路、8…メモリ、9…フィードローラ、10…ピッ
クアップローラ、11…ピンチローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層状に堆積した紙葉類を1枚づつ繰り
    出すための紙葉分離部と、該紙葉分離部により繰り出さ
    れた紙葉を1枚づつ搬送する搬送路とを有する紙葉類取
    扱装置の紙葉分離方法において、1枚ずつ繰り出される
    紙葉の先端を検出する紙葉先端検出手段と、紙葉の後端
    を検出する紙葉後端検出手段と、紙葉の分離速度を変化
    させる分離速度変更手段を設け、前記紙葉先端検出手段
    による先端検出後、または前記紙葉後端検出手段による
    後端検出後、前記紙葉分離速度変更手段により紙葉の分
    離速度を変更するようにしたことを特徴とする紙葉類取
    扱装置の紙葉分離方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙葉類取扱装置の紙葉分
    離方法において、さらに、搬送対象紙葉の強度を記憶す
    る紙葉強度情報記憶手段を設け、前記先端検出手段によ
    る先端検出後、前記紙葉分離速度変更手段によって、該
    紙葉強度情報記憶手段に記憶されている強度情報に基づ
    いて紙葉の分離速度を制御するようにしたことを特徴と
    する紙葉類取扱装置の紙葉分離方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の紙葉類取扱装置
    の紙葉分離方法において、さらに、搬送路に搬送路速度
    検出手段を設け、前記先端検出手段による先端検出後、
    前記紙葉分離速度変更手段によって、該搬送路速度検出
    手段で検出された搬送路速度に基づいて紙葉分離速度を
    制御するようにしたことを特徴とする紙葉類取扱装置の
    紙葉分離方法。
JP6122277A 1994-06-03 1994-06-03 紙葉類取扱装置の紙葉分離方法 Pending JPH07323931A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009034646A1 (ja) * 2007-09-14 2009-03-19 Glory Ltd. 紙葉類処理機構、紙葉類処理方法および紙葉類処理装置
JP2009137692A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、モータ駆動装置および画像形成装置の制御方法

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