JPH07324901A - 内径測定器 - Google Patents
内径測定器Info
- Publication number
- JPH07324901A JPH07324901A JP11816394A JP11816394A JPH07324901A JP H07324901 A JPH07324901 A JP H07324901A JP 11816394 A JP11816394 A JP 11816394A JP 11816394 A JP11816394 A JP 11816394A JP H07324901 A JPH07324901 A JP H07324901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring
- inner diameter
- pair
- distance
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性並びに測定精度の向上を図った内径測
定器を提供する。 【構成】 インボリュートスプライン13の対向する内
径歯12a,12jに接触して位置決めされたゲージピ
ン14a,14b間の距離測定方向に直交する方向に互
いに移動自在に嵌合する測定片21及びスライダ22を
設け、両者の各外側部にゲージピン14a,14bの外
周面に線接触する接触面27,29を形成する一方、互
いの嵌合面に相対移動により距離測定方向の長さが可変
となる傾斜面28,30を形成し、測定片21及びスラ
イダ22には互いの相対移動位置に対応する距離測定方
向の長さを測定する目盛31及び測定点32を形成す
る。
定器を提供する。 【構成】 インボリュートスプライン13の対向する内
径歯12a,12jに接触して位置決めされたゲージピ
ン14a,14b間の距離測定方向に直交する方向に互
いに移動自在に嵌合する測定片21及びスライダ22を
設け、両者の各外側部にゲージピン14a,14bの外
周面に線接触する接触面27,29を形成する一方、互
いの嵌合面に相対移動により距離測定方向の長さが可変
となる傾斜面28,30を形成し、測定片21及びスラ
イダ22には互いの相対移動位置に対応する距離測定方
向の長さを測定する目盛31及び測定点32を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穴の内面に形成された
スプラインの内径などを測定する内径測定器に関する。
スプラインの内径などを測定する内径測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の動力伝達装置におい
て、フロントハブやデファレンシャル等には内径スプラ
インが形成されている。この内径スプラインを加工する
場合、ブローチカッタを用いて行うが、長期の使用によ
ってブローチカッタの刃が磨耗してしまい、内径スプラ
インの加工寸法が規定の寸法公差からはずれてしまうこ
とがある。そのため、加工した内径スプラインの加工寸
法を定期的に測定し、内径スプラインの加工寸法が規定
の寸法公差からはずれていれば、ブローチカッタの刃の
磨耗が大きいので、その刃を交換しなければならなかっ
た。
て、フロントハブやデファレンシャル等には内径スプラ
インが形成されている。この内径スプラインを加工する
場合、ブローチカッタを用いて行うが、長期の使用によ
ってブローチカッタの刃が磨耗してしまい、内径スプラ
インの加工寸法が規定の寸法公差からはずれてしまうこ
とがある。そのため、加工した内径スプラインの加工寸
法を定期的に測定し、内径スプラインの加工寸法が規定
の寸法公差からはずれていれば、ブローチカッタの刃の
磨耗が大きいので、その刃を交換しなければならなかっ
た。
【0003】従来、内径スプラインの加工寸法を測定す
る方法としては、ゲージピン及びブロックゲージを用い
て行っていた。図7に従来の内径スプラインの測定方法
を表す内径スプラインが形成されたワークの正面視、図
8にその斜視を示す。
る方法としては、ゲージピン及びブロックゲージを用い
て行っていた。図7に従来の内径スプラインの測定方法
を表す内径スプラインが形成されたワークの正面視、図
8にその斜視を示す。
【0004】図7に示すように、ワーク11の内周面に
は多数の歯12a,12b,12c・・・からなるイン
ボリュートスプライン13が形成されている。そのイン
ボリュートスプライン13が規定の寸法通りに加工され
ているかどうか確認する場合、このインボリュートスプ
ライン13の対向する歯12aと12jとにそれぞれゲ
ージピン14a,14bを接触させ、このゲージピン1
4a,14bの間の距離(オーバーピン径)を測定して
確認している。例えば、基準ピッチ円直径d0=25m
m、歯数z=25、圧力角α=45°のインボリュート
スプラインにあっては、直径D=2mmのゲージピンを用
い、オーバーピン径L=21.891mmと規定してい
る。そして、このオーバーピン径に対して所定の寸法公
差を設定し、インボリュートスプラインの加工寸法の良
否を決定している。
は多数の歯12a,12b,12c・・・からなるイン
ボリュートスプライン13が形成されている。そのイン
ボリュートスプライン13が規定の寸法通りに加工され
ているかどうか確認する場合、このインボリュートスプ
ライン13の対向する歯12aと12jとにそれぞれゲ
ージピン14a,14bを接触させ、このゲージピン1
4a,14bの間の距離(オーバーピン径)を測定して
確認している。例えば、基準ピッチ円直径d0=25m
m、歯数z=25、圧力角α=45°のインボリュート
スプラインにあっては、直径D=2mmのゲージピンを用
い、オーバーピン径L=21.891mmと規定してい
る。そして、このオーバーピン径に対して所定の寸法公
差を設定し、インボリュートスプラインの加工寸法の良
否を決定している。
【0005】そして、従来、このゲージピン14a,1
4bのオーバーピン径を測定する方法としては、図8に
示すように、インボリュートスプライン13の対向する
歯12aと12jとにそれぞれゲージピン14a,14
bを接触するように位置決めし、このゲージピン14
a,14bの間に厚さの異なるブロックゲージ101,
102,103・・・を順次挿入していく。そして、ゲ
ージピン14a,14bの間に挿入された全てのブロッ
クゲージの厚さを合計することでオーバーピン径を測定
していた。
4bのオーバーピン径を測定する方法としては、図8に
示すように、インボリュートスプライン13の対向する
歯12aと12jとにそれぞれゲージピン14a,14
bを接触するように位置決めし、このゲージピン14
a,14bの間に厚さの異なるブロックゲージ101,
102,103・・・を順次挿入していく。そして、ゲ
ージピン14a,14bの間に挿入された全てのブロッ
クゲージの厚さを合計することでオーバーピン径を測定
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来のオーバーピン径の測定方法において、作業者はイン
ボリュートスプライン13の歯12a,12jにゲージ
ピン14a,14bを接触した状態で保持し、その保持
したゲージピン14a,14bの間にブロックゲージ1
01,102,103・・・を順次挿入していかなけれ
ばならず作業が面倒であり、また、寸法を合わせるため
にブロックゲージを何度も入替えなければならず、作業
時間も長くかかってしまうという問題があった。更に、
ゲージピン14a,14bの間にブロックゲージを挿入
する場合、その挿入状態は作業者の手感によるものであ
り、作業者によっては測定寸本にばらつきが生じ、適正
なオーバーピン径が得られないという問題もあった。
来のオーバーピン径の測定方法において、作業者はイン
ボリュートスプライン13の歯12a,12jにゲージ
ピン14a,14bを接触した状態で保持し、その保持
したゲージピン14a,14bの間にブロックゲージ1
01,102,103・・・を順次挿入していかなけれ
ばならず作業が面倒であり、また、寸法を合わせるため
にブロックゲージを何度も入替えなければならず、作業
時間も長くかかってしまうという問題があった。更に、
ゲージピン14a,14bの間にブロックゲージを挿入
する場合、その挿入状態は作業者の手感によるものであ
り、作業者によっては測定寸本にばらつきが生じ、適正
なオーバーピン径が得られないという問題もあった。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、作業性並びに測定精度の向上を図った内径測定
器を提供することを目的とする。
あって、作業性並びに測定精度の向上を図った内径測定
器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の内径測定器は、対向する測定面間の距離を
測定する内径測定器において、前記対向する測定面間の
距離測定方向に直交する方向に互いに移動自在に嵌合す
る一対の測定片を有し、該一対の測定片の各外側部には
前記対向する測定面に対してそれぞれ接触する接触部が
形成される一方、前記一対の測定片の互いの嵌合面には
該一対の測定片の相対移動により前記距離測定方向の長
さが可変となる傾斜面が形成され、且つ、前記一対の測
定片には互いの相対移動位置に対応する前記距離測定方
向の長さを測定する計測部が形成されたことを特徴とす
るものである。
めの本発明の内径測定器は、対向する測定面間の距離を
測定する内径測定器において、前記対向する測定面間の
距離測定方向に直交する方向に互いに移動自在に嵌合す
る一対の測定片を有し、該一対の測定片の各外側部には
前記対向する測定面に対してそれぞれ接触する接触部が
形成される一方、前記一対の測定片の互いの嵌合面には
該一対の測定片の相対移動により前記距離測定方向の長
さが可変となる傾斜面が形成され、且つ、前記一対の測
定片には互いの相対移動位置に対応する前記距離測定方
向の長さを測定する計測部が形成されたことを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明の内径測定器は、内径スプラ
インの対向する内径歯にそれぞれ接触するように位置決
めされた所定径のゲージピン間の距離を測定する内径測
定器において、前記対向するゲージピン間の距離測定方
向に直交する方向に互いに移動自在に嵌合する一対の測
定片を有し、該一対の測定片の各外側部には前記ゲージ
ピンの外面にそれぞれ線接触する接触面が形成される一
方、前記一対の測定片の互いの嵌合面には該一対の測定
片の相対移動により前記距離測定方向の長さが可変とな
る傾斜面が形成され、且つ、前記一対の測定片には互い
の相対移動位置に対応する前記距離測定方向の長さを測
定する計測部が形成されたことを特徴とするものであ
る。
インの対向する内径歯にそれぞれ接触するように位置決
めされた所定径のゲージピン間の距離を測定する内径測
定器において、前記対向するゲージピン間の距離測定方
向に直交する方向に互いに移動自在に嵌合する一対の測
定片を有し、該一対の測定片の各外側部には前記ゲージ
ピンの外面にそれぞれ線接触する接触面が形成される一
方、前記一対の測定片の互いの嵌合面には該一対の測定
片の相対移動により前記距離測定方向の長さが可変とな
る傾斜面が形成され、且つ、前記一対の測定片には互い
の相対移動位置に対応する前記距離測定方向の長さを測
定する計測部が形成されたことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】対向する測定面間に一対の測定片を挿入し、こ
の一対の測定片を互いに相対移動させることにより測定
片の距離測定方向の長さを長くしていく。そして、各測
定片のそれぞれの接触部を対向する測定面に接触させ、
このとき、一対の測定片の計測部により互いの相対移動
位置を測定することで、対向する測定面間の距離が測定
される。このように一対の測定片の互いの嵌合面に傾斜
面が形成されたことで、各測定片の相対移動量に対して
この測定片の距離測定方向の長さを微小に変えることが
でき、簡単且つ短時間で高精度な測定が可能となる。
の一対の測定片を互いに相対移動させることにより測定
片の距離測定方向の長さを長くしていく。そして、各測
定片のそれぞれの接触部を対向する測定面に接触させ、
このとき、一対の測定片の計測部により互いの相対移動
位置を測定することで、対向する測定面間の距離が測定
される。このように一対の測定片の互いの嵌合面に傾斜
面が形成されたことで、各測定片の相対移動量に対して
この測定片の距離測定方向の長さを微小に変えることが
でき、簡単且つ短時間で高精度な測定が可能となる。
【0011】また、内径スプラインの寸法を測定する場
合には、対向する内径歯に装着された所定径のゲージピ
ン間の距離を測定すればよく、対向するゲージピン間に
測定片を挿入してこの測定片を互いに相対移動させるこ
とにより測定片の距離測定方向の長さを長くし、各接触
部がゲージピンの外周面に接触したときに各測定片の計
測部により互いの相対移動位置を測定することで、ゲー
ジピン間の距離が測定される。
合には、対向する内径歯に装着された所定径のゲージピ
ン間の距離を測定すればよく、対向するゲージピン間に
測定片を挿入してこの測定片を互いに相対移動させるこ
とにより測定片の距離測定方向の長さを長くし、各接触
部がゲージピンの外周面に接触したときに各測定片の計
測部により互いの相対移動位置を測定することで、ゲー
ジピン間の距離が測定される。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】図1に本発明の一実施例に係る内径測定器
を表す斜視、図2に本実施例の内径測定器の正面視、図
3に本実施例の内径測定器の裏面視、図4に本実施例の
内径測定器の側面視、図5に本実施例の内径測定器によ
るオーバーピン径の測定方法を表す動作説明の概略を示
す。なお、従来と同様の機能を有する部材には同一の符
号を付して重複する説明は省略する。
を表す斜視、図2に本実施例の内径測定器の正面視、図
3に本実施例の内径測定器の裏面視、図4に本実施例の
内径測定器の側面視、図5に本実施例の内径測定器によ
るオーバーピン径の測定方法を表す動作説明の概略を示
す。なお、従来と同様の機能を有する部材には同一の符
号を付して重複する説明は省略する。
【0014】図1乃至図4に示すように、本実施例の内
径測定器20は、ワーク11の内周面に形成された多数
の歯12a,12b,12c・・・からなるインボリュ
ートスプライン13において、そのインボリュートスプ
ライン13の対向する歯12aと12jとにそれぞれ装
着されたゲージピン14a,14bの間の距離、即ち、
オーバーピン径を測定するものであり、この内径測定器
20は、互いに移動自在に嵌合する測定片21及びスラ
イダ22とからなっている。
径測定器20は、ワーク11の内周面に形成された多数
の歯12a,12b,12c・・・からなるインボリュ
ートスプライン13において、そのインボリュートスプ
ライン13の対向する歯12aと12jとにそれぞれ装
着されたゲージピン14a,14bの間の距離、即ち、
オーバーピン径を測定するものであり、この内径測定器
20は、互いに移動自在に嵌合する測定片21及びスラ
イダ22とからなっている。
【0015】測定片21は本体23に3つのボルト24
によって押え板25が一体に固定されてコ字形状をな
し、嵌合凹部26が形成されている。そして、この測定
片21の一側の外面部はゲージピン14a(14b)の
外周面に線接触するように平らに形成された接触面27
となっており、嵌合凹部26の底面は平らで接触面27
に対して長手方向に微小な角度で変化する傾斜面28と
なっている。一方、スライダ22は四角い棒状をなし、
測定片21の嵌合凹部26に嵌合して長手方向移動自在
となっている。そして、このスライダ22の一側の外面
部はゲージピン14b(14a)の外周面に線接触する
ように平らに形成された接触面29となっており、他側
の外面部は平らで接触面29に対して長手方向に微小な
角度で変化する傾斜面30となっている。なお、各傾斜
面28と30と同一角度となっている。
によって押え板25が一体に固定されてコ字形状をな
し、嵌合凹部26が形成されている。そして、この測定
片21の一側の外面部はゲージピン14a(14b)の
外周面に線接触するように平らに形成された接触面27
となっており、嵌合凹部26の底面は平らで接触面27
に対して長手方向に微小な角度で変化する傾斜面28と
なっている。一方、スライダ22は四角い棒状をなし、
測定片21の嵌合凹部26に嵌合して長手方向移動自在
となっている。そして、このスライダ22の一側の外面
部はゲージピン14b(14a)の外周面に線接触する
ように平らに形成された接触面29となっており、他側
の外面部は平らで接触面29に対して長手方向に微小な
角度で変化する傾斜面30となっている。なお、各傾斜
面28と30と同一角度となっている。
【0016】従って、この測定片21とスライダ22と
は、互いの傾斜面28,30同士が接触するように互い
に嵌合しており、測定片21とスライダ22との相対移
動により内径測定器20全体の幅W、即ち、距離測定方
向の長さが変化するようになっている。また、計測部と
して、測定片21には目盛31が刻設される一方、スラ
イダ22には測定点32が刻設されており、目盛31に
対する測定点32の位置を読み取ることで、互いの相対
移動位置、即ち、内径測定器20全体の幅Wを測定する
ことができるようになっている。
は、互いの傾斜面28,30同士が接触するように互い
に嵌合しており、測定片21とスライダ22との相対移
動により内径測定器20全体の幅W、即ち、距離測定方
向の長さが変化するようになっている。また、計測部と
して、測定片21には目盛31が刻設される一方、スラ
イダ22には測定点32が刻設されており、目盛31に
対する測定点32の位置を読み取ることで、互いの相対
移動位置、即ち、内径測定器20全体の幅Wを測定する
ことができるようになっている。
【0017】ここで、上述した本実施例の内径測定器2
0を用いてインボリュートスプライン13の対向する歯
12aと12jに装着されたゲージピン14a,14b
の間の距離、オーバーピン径を測定する場合について説
明する。
0を用いてインボリュートスプライン13の対向する歯
12aと12jに装着されたゲージピン14a,14b
の間の距離、オーバーピン径を測定する場合について説
明する。
【0018】まず、図5(a)に示すように、測定片21
とスライダ22とが上下にずれて内径測定器20全体の
幅Wを狭くした状態で、この内径測定器20をワーク1
1のインボリュートスプライン13に装着された2つの
ゲージピン14aと14bとの間に挿入する。そして、
図5(b)に示すように、内径測定器20の測定片21と
スライダ22を互いに相対移動させ、内径測定器20全
体の幅Wを広くしていく。すると、測定片21とスライ
ダ22の各接触面27,29がゲージピン14a,14
bの外周面に接触し、測定片21とスライダ22の相対
移動をやめる。このときに、図5(c)に示すように、測
定片21の目盛31に対するスライダ22の測定点32
の位置を測定することにより互いの相対移動位置、即
ち、内径測定器20全体の幅Wを測定することができ、
この幅Wがゲージピン14aと14bとの間の距離とな
る。
とスライダ22とが上下にずれて内径測定器20全体の
幅Wを狭くした状態で、この内径測定器20をワーク1
1のインボリュートスプライン13に装着された2つの
ゲージピン14aと14bとの間に挿入する。そして、
図5(b)に示すように、内径測定器20の測定片21と
スライダ22を互いに相対移動させ、内径測定器20全
体の幅Wを広くしていく。すると、測定片21とスライ
ダ22の各接触面27,29がゲージピン14a,14
bの外周面に接触し、測定片21とスライダ22の相対
移動をやめる。このときに、図5(c)に示すように、測
定片21の目盛31に対するスライダ22の測定点32
の位置を測定することにより互いの相対移動位置、即
ち、内径測定器20全体の幅Wを測定することができ、
この幅Wがゲージピン14aと14bとの間の距離とな
る。
【0019】このように本実施例の内径測定器20によ
れば、測定片21とスライダ22の互いの嵌合面にそれ
ぞれ傾斜面28,30が形成されたことで、両者の相対
移動量に対してこの内径測定器20全体の幅W、即ち、
距離測定方向の長さを微小に変えることができ、ゲージ
ピン14a,14bのオーバーピン径を簡単、且つ、短
時間で測定することができ、測定精度も高精度とするこ
とができる。
れば、測定片21とスライダ22の互いの嵌合面にそれ
ぞれ傾斜面28,30が形成されたことで、両者の相対
移動量に対してこの内径測定器20全体の幅W、即ち、
距離測定方向の長さを微小に変えることができ、ゲージ
ピン14a,14bのオーバーピン径を簡単、且つ、短
時間で測定することができ、測定精度も高精度とするこ
とができる。
【0020】前述の実施例では、インボリュートスプラ
イン13の対向する歯12aと12jにゲージピン14
a,14bを装着してこのゲージピン14a,14bの
オーバーピン径を内径測定器20を用いて測定する場合
について説明したが、内径測定器20とゲージピン14
a,14bとを一体に設けてもよいものである。
イン13の対向する歯12aと12jにゲージピン14
a,14bを装着してこのゲージピン14a,14bの
オーバーピン径を内径測定器20を用いて測定する場合
について説明したが、内径測定器20とゲージピン14
a,14bとを一体に設けてもよいものである。
【0021】図6に本発明の他の実施例に係る内径測定
器を表す斜視を示す。図6に示すように、本実施例の内
径測定器40は測定片41及びスライダ42とからなっ
ており、測定片41はコ字形状に一体形成されて嵌合凹
部43が形成されている。そして、この測定片41の一
側にはインボリュートスプライン13の歯12aに接触
する円弧形状の接触面44が形成され、嵌合凹部43の
底面には長手方向に微小な角度で変化する傾斜面45が
形成されている。一方、スライダ42はT字形状をな
し、測定片41の嵌合凹部43に嵌合して長手方向移動
自在となっている。そして、このスライダ42の一側に
はインボリュートスプライン13の歯12bに接触する
円弧形状の接触面46が形成されており、他側には長手
方向に微小な角度で変化する傾斜面47が形成されてい
る。
器を表す斜視を示す。図6に示すように、本実施例の内
径測定器40は測定片41及びスライダ42とからなっ
ており、測定片41はコ字形状に一体形成されて嵌合凹
部43が形成されている。そして、この測定片41の一
側にはインボリュートスプライン13の歯12aに接触
する円弧形状の接触面44が形成され、嵌合凹部43の
底面には長手方向に微小な角度で変化する傾斜面45が
形成されている。一方、スライダ42はT字形状をな
し、測定片41の嵌合凹部43に嵌合して長手方向移動
自在となっている。そして、このスライダ42の一側に
はインボリュートスプライン13の歯12bに接触する
円弧形状の接触面46が形成されており、他側には長手
方向に微小な角度で変化する傾斜面47が形成されてい
る。
【0022】そして、この測定片41とスライダ42と
が、互いの傾斜面45,47同士が接触するように互い
に嵌合することで、測定片41とスライダ42との相対
移動により内径測定器40全体の幅W、即ち、距離測定
方向の長さが変化するようになっている。また、この測
定片41には目盛48が刻設される一方、スライダ42
には測定点49が刻設されており、目盛48に対する測
定点49の位置を読み取ることで、互いの相対移動位
置、即ち、内径測定器40全体の幅Wを測定することが
できる。
が、互いの傾斜面45,47同士が接触するように互い
に嵌合することで、測定片41とスライダ42との相対
移動により内径測定器40全体の幅W、即ち、距離測定
方向の長さが変化するようになっている。また、この測
定片41には目盛48が刻設される一方、スライダ42
には測定点49が刻設されており、目盛48に対する測
定点49の位置を読み取ることで、互いの相対移動位
置、即ち、内径測定器40全体の幅Wを測定することが
できる。
【0023】このように本実施例の内径測定器40によ
れば、測定片41及びスライダ42の外側部にインボリ
ュートスプライン13の歯12a,12Bに接触する円
弧形状の接触面44,46が形成され、この測定片41
とスライダ42の互いの嵌合面にそれぞれ傾斜面28,
30が形成されたことで、2本のゲージピン14a,1
4bが不要となり、ゲージピン14a,14bのオーバ
ーピン径に相当する距離を簡単、且つ、短時間で測定す
ることができ、作業がし易くなる。
れば、測定片41及びスライダ42の外側部にインボリ
ュートスプライン13の歯12a,12Bに接触する円
弧形状の接触面44,46が形成され、この測定片41
とスライダ42の互いの嵌合面にそれぞれ傾斜面28,
30が形成されたことで、2本のゲージピン14a,1
4bが不要となり、ゲージピン14a,14bのオーバ
ーピン径に相当する距離を簡単、且つ、短時間で測定す
ることができ、作業がし易くなる。
【0024】なお、前述の実施例では、内径測定器に対
してゲージピン14a,14bを別体、あるいは、一体
に設けたが、このゲージピン14a,14bはインボリ
ュートスプライン13の形状に合わせて個別に設定され
るものであり、内径測定器に対して形状の異なる複数種
類のゲージピン14a,14bを着脱自在に設けてもよ
く、これによって部品の汎用性が向上する。
してゲージピン14a,14bを別体、あるいは、一体
に設けたが、このゲージピン14a,14bはインボリ
ュートスプライン13の形状に合わせて個別に設定され
るものであり、内径測定器に対して形状の異なる複数種
類のゲージピン14a,14bを着脱自在に設けてもよ
く、これによって部品の汎用性が向上する。
【0025】更に、インボリュートスプライン13のオ
ーバーピン径はワーク11の大きさによっても相違する
ものであり、例えば、前述した実施例の測定片21とス
ライダ22からなる内径測定器20において、測定片2
1に対して幅の異なる複数種類のスライダを用意するこ
とで、部品の汎用性が向上する。
ーバーピン径はワーク11の大きさによっても相違する
ものであり、例えば、前述した実施例の測定片21とス
ライダ22からなる内径測定器20において、測定片2
1に対して幅の異なる複数種類のスライダを用意するこ
とで、部品の汎用性が向上する。
【0026】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の内径測定器によれば、対向する測定面間の
距離測定方向に直交する方向に互いに移動自在に嵌合す
る一対の測定片を設け、この一対の測定片の各外側部に
対向する測定面に対してそれぞれ接触する接触部を形成
する一方、一対の測定片の互いの嵌合面に一対の測定片
の相対移動により距離測定方向の長さが可変となる傾斜
面を形成し、且つ、一対の測定片に互いの相対移動位置
に対応する距離測定方向の長さを測定する計測部を形成
したので、一対の測定片を相対移動させることで、内径
測定器全体の幅、即ち、距離測定方向の長さを微小に変
えることができ、対向する測定面間の距離を簡単、且
つ、短時間で測定することができ、測定精度も高精度と
することができる。その結果、作業性並びに測定精度の
向上を図ることができる。
うに本発明の内径測定器によれば、対向する測定面間の
距離測定方向に直交する方向に互いに移動自在に嵌合す
る一対の測定片を設け、この一対の測定片の各外側部に
対向する測定面に対してそれぞれ接触する接触部を形成
する一方、一対の測定片の互いの嵌合面に一対の測定片
の相対移動により距離測定方向の長さが可変となる傾斜
面を形成し、且つ、一対の測定片に互いの相対移動位置
に対応する距離測定方向の長さを測定する計測部を形成
したので、一対の測定片を相対移動させることで、内径
測定器全体の幅、即ち、距離測定方向の長さを微小に変
えることができ、対向する測定面間の距離を簡単、且
つ、短時間で測定することができ、測定精度も高精度と
することができる。その結果、作業性並びに測定精度の
向上を図ることができる。
【0027】また、本発明の内径測定器によれば、内径
スプラインの対向する内径歯にそれぞれ接触するように
位置決めされたゲージピン間の距離を測定する内径測定
器において、対向するゲージピン間の距離測定方向に直
交する方向に互いに移動自在に嵌合する一対の測定片を
設け、この一対の測定片の各外側部にゲージピンの外面
にそれぞれ線接触する接触面を形成する一方、一対の測
定片の互いの嵌合面に一対の測定片の相対移動により距
離測定方向の長さが可変となる傾斜面を形成し、且つ、
一対の測定片に互いの相対移動位置に対応する前記距離
測定方向の長さを測定する計測部を形成したので、一対
の測定片を相対移動させて内径測定器全体の幅、即ち、
距離測定方向の長さを微小に変えることで、対向するゲ
ージピン間の距離を簡単、且つ、短時間で測定すること
ができ、内径スプラインの寸法精度を確実に測定するこ
とができる。
スプラインの対向する内径歯にそれぞれ接触するように
位置決めされたゲージピン間の距離を測定する内径測定
器において、対向するゲージピン間の距離測定方向に直
交する方向に互いに移動自在に嵌合する一対の測定片を
設け、この一対の測定片の各外側部にゲージピンの外面
にそれぞれ線接触する接触面を形成する一方、一対の測
定片の互いの嵌合面に一対の測定片の相対移動により距
離測定方向の長さが可変となる傾斜面を形成し、且つ、
一対の測定片に互いの相対移動位置に対応する前記距離
測定方向の長さを測定する計測部を形成したので、一対
の測定片を相対移動させて内径測定器全体の幅、即ち、
距離測定方向の長さを微小に変えることで、対向するゲ
ージピン間の距離を簡単、且つ、短時間で測定すること
ができ、内径スプラインの寸法精度を確実に測定するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例に係る内径測定器を表す斜視
図である。
図である。
【図2】本実施例の内径測定器の正面図である。
【図3】本実施例の内径測定器の裏面図である。
【図4】本実施例の内径測定器の側面図である。
【図5】本実施例の内径測定器によるオーバーピン径の
測定方法を表す動作説明の概略図である。
測定方法を表す動作説明の概略図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る内径測定器を表す斜
視図である。
視図である。
【図7】従来の内径スプラインの測定方法を表す内径ス
プラインが形成されたワークの正面図である。
プラインが形成されたワークの正面図である。
【図8】内径スプラインの測定方状態表す斜視図であ
る。
る。
11 ワーク 12a,12b,12c・・・12j・・ 歯 13 インボリュートスプライン 14a,14b ゲージピン 20 内径測定器 21 測定片 22 スライダ(測定片) 27,29 接触面 28,30 傾斜面 31 目盛(計測部) 32 測定点(計測部) 40 内径測定器 41 測定片 42 スライダ(測定片) 44,46 接触面 45,47 傾斜面 48 目盛(計測部) 49 測定点(計測部)
Claims (2)
- 【請求項1】 対向する測定面間の距離を測定する内径
測定器において、前記対向する測定面間の距離測定方向
に直交する方向に互いに移動自在に嵌合する一対の測定
片を有し、該一対の測定片の各外側部には前記対向する
測定面に対してそれぞれ接触する接触部が形成される一
方、前記一対の測定片の互いの嵌合面には該一対の測定
片の相対移動により前記距離測定方向の長さが可変とな
る傾斜面が形成され、且つ、前記一対の測定片には互い
の相対移動位置に対応する前記距離測定方向の長さを測
定する計測部が形成されたことを特徴とする内径測定
器。 - 【請求項2】 内径スプラインの対向する内径歯にそれ
ぞれ接触するように位置決めされた所定径のゲージピン
間の距離を測定する内径測定器において、前記対向する
ゲージピン間の距離測定方向に直交する方向に互いに移
動自在に嵌合する一対の測定片を有し、該一対の測定片
の各外側部には前記ゲージピンの外面にそれぞれ線接触
する接触面が形成される一方、前記一対の測定片の互い
の嵌合面には該一対の測定片の相対移動により前記距離
測定方向の長さが可変となる傾斜面が形成され、且つ、
前記一対の測定片には互いの相対移動位置に対応する前
記距離測定方向の長さを測定する計測部が形成されたこ
とを特徴とする内径測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11816394A JPH07324901A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 内径測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11816394A JPH07324901A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 内径測定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324901A true JPH07324901A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14729671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11816394A Withdrawn JPH07324901A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 内径測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07324901A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387494B1 (ko) * | 2000-12-11 | 2003-06-18 | 현대자동차주식회사 | 스플라인 측정장치 |
| CN102109313A (zh) * | 2010-12-21 | 2011-06-29 | 西南石油大学 | 莫诺钻具/泵定子衬套内腔小径测量装置及方法 |
| CN103697795A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-04-02 | 江苏飞船股份有限公司 | 齿圈内齿棒间距测量检具 |
| CN106767297A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 重庆速腾机械制造有限公司 | 花键检测工装 |
| CN119063676A (zh) * | 2024-11-06 | 2024-12-03 | 赣州至越机械有限公司 | 一种差速器壳体内径的检测装置 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11816394A patent/JPH07324901A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387494B1 (ko) * | 2000-12-11 | 2003-06-18 | 현대자동차주식회사 | 스플라인 측정장치 |
| CN102109313A (zh) * | 2010-12-21 | 2011-06-29 | 西南石油大学 | 莫诺钻具/泵定子衬套内腔小径测量装置及方法 |
| CN103697795A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-04-02 | 江苏飞船股份有限公司 | 齿圈内齿棒间距测量检具 |
| CN106767297A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 重庆速腾机械制造有限公司 | 花键检测工装 |
| CN119063676A (zh) * | 2024-11-06 | 2024-12-03 | 赣州至越机械有限公司 | 一种差速器壳体内径的检测装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4202109A (en) | Thread gauge | |
| CN111879212A (zh) | 一种零件空间尺寸的检测方法 | |
| US5778553A (en) | Dimension transfer tool | |
| WO1996012158A1 (en) | Thread inspection tool for measurement of pitch diameter, visual check of pitch and thread profile | |
| JP3942157B2 (ja) | 被加工材の曲げ加工方法 | |
| US6662618B2 (en) | Method and apparatus for checking sheet metal forms | |
| JP3935741B2 (ja) | 板材の曲げ加工方法 | |
| JP3097807B2 (ja) | スクリュ径測定用治具及びスクリュ径測定装置 | |
| JPH07294241A (ja) | 内外長さ測定器 | |
| US6457248B1 (en) | Measurement of inclination between spaced-apart workpiece surfaces | |
| JPH1151602A (ja) | キーの寸法測定治具 | |
| JP2529253Y2 (ja) | 刃先ゲージ | |
| JPS62192601A (ja) | ハイポイドギヤカツタの切れ刃角測定装置およびその測定方法 | |
| JP3018332U (ja) | 鉄筋圧接部の検査用ゲージ | |
| JP3085869B2 (ja) | 半月部の内径測定ゲージ | |
| JP2501694Y2 (ja) | 溝の加工精度測定装置 | |
| JPS62297701A (ja) | 歯車の歯厚測定具 | |
| JPS62226001A (ja) | 歯車加工における歯厚測定装置および方法 | |
| JP2519449Y2 (ja) | 面取寸法測定機能付ノギス | |
| JPH03125901A (ja) | 条材の曲り測定治具 | |
| JP2000337805A (ja) | 溶接継手開先部肉盛厚さ計測装置及びその使用方法 | |
| JPS6035847Y2 (ja) | カツプリング芯出し治具 | |
| JPH02243219A (ja) | シェービングカッタ | |
| CN121479944A (zh) | 一种设计齿形链链片片型的方法 | |
| SU54002A1 (ru) | Измерительный инструмент, преимущественно дл слепых |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |