JPH0732891B2 - 電子線硬化型樹脂を表面に有する化粧材の製造方法 - Google Patents
電子線硬化型樹脂を表面に有する化粧材の製造方法Info
- Publication number
- JPH0732891B2 JPH0732891B2 JP63176099A JP17609988A JPH0732891B2 JP H0732891 B2 JPH0732891 B2 JP H0732891B2 JP 63176099 A JP63176099 A JP 63176099A JP 17609988 A JP17609988 A JP 17609988A JP H0732891 B2 JPH0732891 B2 JP H0732891B2
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- electron beam
- paper
- curable resin
- resin
- beam curable
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子線硬化型樹脂を表面に有する化粧材の製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
従来、焼付塗装が不可能であつたプラスチックフィル
ム、紙などの化粧シートに、電子線硬化塗装法が応用さ
れ、順次利用されるようになったが、一般に電子線の照
射は無酸素化、あるいは不活性ガス雰囲気で行う必要が
あり、設備上また製品表面の硬度や艶むら等が問題点と
されてきた。
ム、紙などの化粧シートに、電子線硬化塗装法が応用さ
れ、順次利用されるようになったが、一般に電子線の照
射は無酸素化、あるいは不活性ガス雰囲気で行う必要が
あり、設備上また製品表面の硬度や艶むら等が問題点と
されてきた。
本発明の目的は、上記のような従来技術にかえ基材フィ
ルム上に電子線硬化型樹脂を塗ることにより化粧シート
を製造することにある。
ルム上に電子線硬化型樹脂を塗ることにより化粧シート
を製造することにある。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、 「耐薬品性、耐熱性に優れる基材フィルムに、硬化後、
該基材シートとの剥離性を有する電子線硬化型樹脂を塗
布した後、この樹脂面と紙を貼り合わせ、貼り合わせた
ものに電子線を照射して上記樹脂を硬化させて複合化粧
シートとし、得られた複合化粧シートの紙側と基材を貼
り合わせることを特徴とする化粧材の製造方法。」であ
る。
該基材シートとの剥離性を有する電子線硬化型樹脂を塗
布した後、この樹脂面と紙を貼り合わせ、貼り合わせた
ものに電子線を照射して上記樹脂を硬化させて複合化粧
シートとし、得られた複合化粧シートの紙側と基材を貼
り合わせることを特徴とする化粧材の製造方法。」であ
る。
以下に本発明について図面を用いて工程も含めて更に詳
しく説明する。
しく説明する。
第1図は本発明における複合化粧シートの構成を模式的
に示す断面図である。基材フィルム11としては、ポリエ
チレンフィルム,ポリプロピレンフィルム,ポリエステ
ルフィルム、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリサ
ルフォン、ポリエーテルエーテルケトン等で電子線を透
過し、電子線硬化型樹脂層と強固に接着せず、容易に剥
がしうるものを選択して用いる。電子線硬化型樹脂12と
しては、ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂で着色材
を添加したものあるいは不添加のものが使用できる。例
えば、ポリエステルアクリレート,ウレタンアクリレー
ト,2−ヒドロキシエチルアクリレート,ネオペンチルグ
リコールジアクリレート等の各種アクリレート類、メタ
クリレート類,スチレン系モノマーから選択できる。樹
脂12はフィルム11上に例えばロールコーティングなどの
塗布方法により塗布する。紙13としては、薄葉紙,紙間
強化紙,シーラーを施した紙(例えばウレタンシーラ
ー),または含浸紙あるいは紙以外でも不織布なども考
えられる。さらに、上記紙類および不織布に印刷を施し
たもの等から選択する。好ましくは、23〜50g/m2の薄葉
紙あるいは紙間強化紙が望ましい。上記複合化粧シート
1は、樹脂が未硬化であるので引き続いて電子線照射硬
化が行われる。
に示す断面図である。基材フィルム11としては、ポリエ
チレンフィルム,ポリプロピレンフィルム,ポリエステ
ルフィルム、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリサ
ルフォン、ポリエーテルエーテルケトン等で電子線を透
過し、電子線硬化型樹脂層と強固に接着せず、容易に剥
がしうるものを選択して用いる。電子線硬化型樹脂12と
しては、ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂で着色材
を添加したものあるいは不添加のものが使用できる。例
えば、ポリエステルアクリレート,ウレタンアクリレー
ト,2−ヒドロキシエチルアクリレート,ネオペンチルグ
リコールジアクリレート等の各種アクリレート類、メタ
クリレート類,スチレン系モノマーから選択できる。樹
脂12はフィルム11上に例えばロールコーティングなどの
塗布方法により塗布する。紙13としては、薄葉紙,紙間
強化紙,シーラーを施した紙(例えばウレタンシーラ
ー),または含浸紙あるいは紙以外でも不織布なども考
えられる。さらに、上記紙類および不織布に印刷を施し
たもの等から選択する。好ましくは、23〜50g/m2の薄葉
紙あるいは紙間強化紙が望ましい。上記複合化粧シート
1は、樹脂が未硬化であるので引き続いて電子線照射硬
化が行われる。
照射方向は、基材フィルム面側および紙面側あるいはど
ちらか一方の面側から条件にあわせて選択する。
ちらか一方の面側から条件にあわせて選択する。
この電子線照射条件としては、直線型,コックロフトワ
ルトン型,共振変圧器型,バンデグラフ型,ダイナミト
ロン型,高周波型,絶縁コア変圧器型等の電子加速器を
利用して加速電圧150〜300KV,照射電流20〜50mA,線量1
〜10Mrad,送り速度10〜150m/minの範囲で行われる。
ルトン型,共振変圧器型,バンデグラフ型,ダイナミト
ロン型,高周波型,絶縁コア変圧器型等の電子加速器を
利用して加速電圧150〜300KV,照射電流20〜50mA,線量1
〜10Mrad,送り速度10〜150m/minの範囲で行われる。
以上の工程により上記複合化粧シート1は、硬化が完了
する。
する。
第2図は本発明における化粧材の構成を模式的に示す断
面図である。基材2としては、合板,パーティクルボー
ド,ハードボード,ケイ酸カルシウム板,プラスチッ
ク,金属,セラミック等から選択して用いる。上記硬化
複合化粧シート1と基材2を接着させる接着剤3として
は、エマルジョン型,溶剤型または電子線硬化型から選
択する。
面図である。基材2としては、合板,パーティクルボー
ド,ハードボード,ケイ酸カルシウム板,プラスチッ
ク,金属,セラミック等から選択して用いる。上記硬化
複合化粧シート1と基材2を接着させる接着剤3として
は、エマルジョン型,溶剤型または電子線硬化型から選
択する。
また、上記電子線硬化樹脂を未硬化のまま複合シートと
して電子線硬化型接着剤を介して基材に接着すれば、一
度の電子線照射で化粧材を作ることも可能である。
して電子線硬化型接着剤を介して基材に接着すれば、一
度の電子線照射で化粧材を作ることも可能である。
(1)原紙として紙間強化紙30g/m2(三興製紙FIX−
T)を用い、その上に隠蔽ベタインキ層としてアクリル
樹脂系隠蔽インキ(諸星インキ HAT)および柄インキ
として硝化綿系インキ(諸星インキ MA)を施して木目
印刷紙を作成した。
T)を用い、その上に隠蔽ベタインキ層としてアクリル
樹脂系隠蔽インキ(諸星インキ HAT)および柄インキ
として硝化綿系インキ(諸星インキ MA)を施して木目
印刷紙を作成した。
(2)次に、ロールコーティング部、ラミネート部、電
子線照射部を有したウェブラミートマシーンを用いて、
厚さ25μのポリエステルフィルム(東レ ルミラー #
25)上に、電子線硬化型樹脂としてポリエステルアクリ
レート系樹脂を厚さ30μのロールコートした後、コート
面と印刷面が接するようにして、上記(1)の木目印刷
紙をラミネートし、続く電子線照射部で照射条件(加速
電圧:175KV,照射電流:28mA,線量:5Mrad,送り速度:20m/m
in)でポリエステルフィルム側から電子線照射し、電子
線硬化型樹脂を硬化させ、表面層にポリエステルフィル
ムを有する複合化粧シートを得た。
子線照射部を有したウェブラミートマシーンを用いて、
厚さ25μのポリエステルフィルム(東レ ルミラー #
25)上に、電子線硬化型樹脂としてポリエステルアクリ
レート系樹脂を厚さ30μのロールコートした後、コート
面と印刷面が接するようにして、上記(1)の木目印刷
紙をラミネートし、続く電子線照射部で照射条件(加速
電圧:175KV,照射電流:28mA,線量:5Mrad,送り速度:20m/m
in)でポリエステルフィルム側から電子線照射し、電子
線硬化型樹脂を硬化させ、表面層にポリエステルフィル
ムを有する複合化粧シートを得た。
(3)さらに通常のロールラミネートマシーンを用い、
尿素樹脂接着剤(コニシ(株)ユリア1号)を50g/m
2(wet状態)、厚さ12mmのパーティクルボード上に塗布
紙、上記(2)の複合化粧シートをラミネートした。そ
の後、ラミネートしたものを130℃、20kg/cm2、30secの
条件下でプレスし、尿素樹脂剤を完全硬化させた。
尿素樹脂接着剤(コニシ(株)ユリア1号)を50g/m
2(wet状態)、厚さ12mmのパーティクルボード上に塗布
紙、上記(2)の複合化粧シートをラミネートした。そ
の後、ラミネートしたものを130℃、20kg/cm2、30secの
条件下でプレスし、尿素樹脂剤を完全硬化させた。
(4)最後に、表面層の厚さ25μのポリエステルフィル
ムを剥離したところ、表面のグロス値が98%(反射角度
にして75゜)あり、JAS特殊合板規格 FWグレードをク
リヤーする性能優秀な化粧板を得ることができた。
ムを剥離したところ、表面のグロス値が98%(反射角度
にして75゜)あり、JAS特殊合板規格 FWグレードをク
リヤーする性能優秀な化粧板を得ることができた。
また、ポリエステルフィルムを剥離する前に基材のパー
ティクルボード裏面からV溝を入れ、下り曲げ加工を施
した後ポリエステルフィルムを剥離すると、いわゆるV
カット加工の施されたハイグロスでかつフラット性に優
れたキャビネットを得ることができた。
ティクルボード裏面からV溝を入れ、下り曲げ加工を施
した後ポリエステルフィルムを剥離すると、いわゆるV
カット加工の施されたハイグロスでかつフラット性に優
れたキャビネットを得ることができた。
(1)第1図に示されている基材フィルム11上に電子線
硬化樹脂12を塗布することにより、フィルム層と樹脂層
の間の酸素が遮断され、従来不活性ガス雰囲気中で行わ
れた電子線照射が、空気中においても何ら支障なく行わ
れることになり、複合化粧シート1をロールコーティン
グ部、ラミネート部、電子線照射部を有したウェブラミ
ートマシーンのような同一の設備により作成するとがで
きる。
硬化樹脂12を塗布することにより、フィルム層と樹脂層
の間の酸素が遮断され、従来不活性ガス雰囲気中で行わ
れた電子線照射が、空気中においても何ら支障なく行わ
れることになり、複合化粧シート1をロールコーティン
グ部、ラミネート部、電子線照射部を有したウェブラミ
ートマシーンのような同一の設備により作成するとがで
きる。
(2)既製の低圧メラミン化粧板の製造工程のようにプ
レス時間が長くなく、また、チタン紙を使用せず薄葉紙
を用いても艶がのこり、光沢仕上げも可能である。
レス時間が長くなく、また、チタン紙を使用せず薄葉紙
を用いても艶がのこり、光沢仕上げも可能である。
(3)基材フィルムに凹凸をつけることにより途中に工
程を加えることなしに、最終製品にエンボス加工をする
こともできる。
程を加えることなしに、最終製品にエンボス加工をする
こともできる。
(4)基材フィルムは、最終製品になるまで保護フィル
ムとして役立つので、複合シートと基材の接着を行うプ
レス時に、表面をフィルムで保護することができる。ま
た場合によれば、Vカット時の支持層ともなる。
ムとして役立つので、複合シートと基材の接着を行うプ
レス時に、表面をフィルムで保護することができる。ま
た場合によれば、Vカット時の支持層ともなる。
以上(1)〜(4)の作用および効果がある。
第1図は、本発明の化粧材に使用する複合化粧シートの
構成の一例を示す模式的な断面図である。 第2図は、本発明に従って得られた化粧材の断面図であ
る。 1:複合化粧シート 11:基材フィルム、12:電子線硬化型樹脂 13:印刷インキ、14:紙 2:基材 3:接着剤
構成の一例を示す模式的な断面図である。 第2図は、本発明に従って得られた化粧材の断面図であ
る。 1:複合化粧シート 11:基材フィルム、12:電子線硬化型樹脂 13:印刷インキ、14:紙 2:基材 3:接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】耐薬品性、耐熱性に優れる基材フィルム
に、硬化後、該基材シートとの剥離性を有する電子線硬
化型樹脂を塗布した後、この樹脂面と紙を貼り合わせ、
貼り合わせたものに電子線を照射して上記樹脂を硬化さ
せて複合化粧シートとし、得られた複合化粧シートの紙
側と基材を貼り合わせることを特徴とする化粧材の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63176099A JPH0732891B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 電子線硬化型樹脂を表面に有する化粧材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63176099A JPH0732891B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 電子線硬化型樹脂を表面に有する化粧材の製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12404996A Division JPH09131564A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 電子線硬化型樹脂を表面に有する化粧材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0226673A JPH0226673A (ja) | 1990-01-29 |
| JPH0732891B2 true JPH0732891B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=16007680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63176099A Expired - Lifetime JPH0732891B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 電子線硬化型樹脂を表面に有する化粧材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732891B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2402159B1 (en) | 1998-07-14 | 2015-12-02 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Decorative material |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551460A (en) * | 1978-09-01 | 1980-04-15 | Mobil Oil | Transferrcoating method to porous substrate |
| JPS5759667A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-10 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | Curing method using electron beam radiation |
-
1988
- 1988-07-14 JP JP63176099A patent/JPH0732891B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0226673A (ja) | 1990-01-29 |
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