JPH07335665A - 接合型電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

接合型電界効果トランジスタおよびその製造方法

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JPH07335665A
JPH07335665A JP6133076A JP13307694A JPH07335665A JP H07335665 A JPH07335665 A JP H07335665A JP 6133076 A JP6133076 A JP 6133076A JP 13307694 A JP13307694 A JP 13307694A JP H07335665 A JPH07335665 A JP H07335665A
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gate
diffusion layer
type
source
effect transistor
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JP6133076A
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Atsushi Kamashita
敦 釜下
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲートとソース・ドレインとの間の耐圧を向
上させ、ゲート長の制御を正確に行う。 【構成】 P型Si基板1上には、N型エピタキシャル
層2が形成され、このN型エピタキシャル層2の表面中
央部にはゲートとして用いるP型拡散層4が凸型状に形
成されている。また、このP型拡散層4を挟んで両側の
N型エピタキシャル層2内にはソース・ドレインとして
用いる高濃度N型拡散層5が対向して形成されている。
つまり、N型エピタキシャル層2の上段側にP型拡散層
4が形成され、このP型拡散層4を挟んで両側に段差が
形成された下段側にN型拡散層5が形成される構造とな
っている。なお、3は表面酸化膜、6はソース・ドレイ
ン拡散層5上に形成されたアルミニウム配線、7は絶縁
用Si酸化膜である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接合型電界効果トラン
ジスタおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接合型電界効果トランジスタ(以下JF
ETという)は、MOSFET,バイポーラトランジス
タと並んで最も一般的なトランジスタの一つである。図
24〜図28は、従来のJFETの構造を説明するため
のその製造方法を示す各工程の断面図である。まず、図
24に示すようにP型Si基板201上にエピタキシャ
ル成長法によりN型エピタキシャル層202を形成し、
熱酸化法によって表面にプロテクトとしてのSi酸化膜
203を形成する。
【0003】次に図25に示すようにこのSi酸化膜2
03上にゲート形成領域部に開口を有するレジストマス
ク209を形成し、このレジストマスク209を用いて
ゲート領域部にP型不純物をイオン注入する。
【0004】次に図26に示すようにレジストマスク2
09を除去した後、ソース・ドレイン形成領域部に開口
を有するレジストマスク210を用いてソース・ドレイ
ン領域部にN型不純物をイオン注入する。
【0005】次に図27に示すようにレジストマスク2
10を除去してアニールを行ってエピタキシャル層20
2中にP型ゲート拡散層204およびN型ソース・ドレ
イン拡散層205を形成する。
【0006】次に図28に示すようにゲート拡散層20
4およびソース・ドレイン拡散層205に一般的な配線
工程によってアルミニウム配線206を形成するととも
にSi酸化膜207を形成し、Si基板201をバック
ゲートとして用いる。
【0007】しかしながら、JFETは、プレーナ型集
積回路ではMOSFETに比べて以下に示すような問題
がある。 (1)ゲートリーク電流が大きく、入力インピーダンス
が低い。 (2)ノーマリオン型の素子しかできないという制約が
ある。 (3)常にゲートとソース・ドレインとを逆バイアスに
設定しておかなければならないという制約がある。 (4)不純物拡散でゲートを形成するため、微細化する
と、ゲート長の制御が困難である。 (5)微細化すると、ゲートとソース・ドレインとの間
の耐圧を確保するのが困難である。
【0008】ここで、図29に要部断面図で示すように
ゲート電極208をポリシリコンで形成し、このゲート
電極208とP型ゲート拡散層204とを静電的に結合
し、直流的に絶縁すれば、前述した(1),(3)の問
題を解決することができる。しかし、(1),(3)は
素子の使い方を限定することによっても避けられるの
で、もともとあまり大きな問題ではない。
【0009】ところで、JFETは、半導体表面が空乏
化されないため、表面準位に起因する1/fノイズが少
ないという特徴がある。したがってこの特徴を利用して
集積回路の限定された部分にJFETを用いれば、高性
能なデバイスを得ることができる。このようなJFET
の用途として例えば低ノイズが要求されるアナログ回路
のアンプがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、部分的
にJFETを用いた集積回路を微細化する場合に最も大
きな問題は、上記(4)(5)である。特にゲートとソ
ース・ドレインとの間の耐圧は、微細化に際してゲート
長制御よりも早い段階から問題になるため、最も重要な
問題となっている。
【0011】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、ゲ
ートとソース・ドレインとの間の耐圧を向上させ、ゲー
ト長の制御を正確に行うことができる接合型電界効果ト
ランジスタおよびその製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、半導体基板の主表面に形成された接
合型電界効果トランジスタにおいて、ゲート領域とソー
スドレイン領域との間に段差を有し、かつゲート領域が
ソース・ドレイン領域に対して上段側に形成され、ゲー
ト領域の高濃度不純物領域とソース・ドレイン領域の高
濃度不純物領域とが接触しない構造を有している。
【0013】また、この接合型電界効果トランジスタの
製造方法は、第一導電型の半導体基板の主表面上に第二
導電型の不純物をイオン注入する工程と、半導体基板上
のゲート形成領域にフォトリソグラフィによってレジス
トパターンを形成する工程と、このレジストパターンを
マスクとして半導体基板をエッチングする工程と、上記
レジストパターンをマスクとして半導体基板に第一導電
型の不純物をイオン注入する工程とを含んでいる。
【0014】また、この接合型電界効果トランジスタの
他の製造方法は、第一導電型の半導体基板の主表面上に
第二導電型の不純物をイオン注入する工程と、半導体基
板の表面に酸化膜を形成する工程と、この酸化膜上に導
電性物質膜を形成する工程と、この導電性物質膜上のゲ
ート形成領域にフォトリソグラフィによってレジストパ
ターンを形成する工程と、このレジストパターンをマス
クとして導電性物質膜と酸化膜と半導体基板を順次エッ
チングする工程と、導電性物質膜をマスクとして半導体
基板に第一導電型の不純物をイオン注入する工程とを含
んでいる。
【0015】
【作用】本発明における接合型電界効果トランジスタに
おいては、ゲート領域の高濃度不純物領域とソース・ド
レイン領域の高濃度不純物領域とが接触しない構造とな
るので、ゲート領域とソース・ドレイン領域との間の耐
圧が確保できる。また、本発明による接合型電界効果ト
ランジスタの製造方法においては、最初にゲート領域を
形成し、次にゲート領域と同一形状のレジストパターン
マスクを形成し、半導体基板をエッチングする。この時
のエッチングされなかった部分をゲート領域として用い
る。つまりゲート領域の形状は拡散によって形成される
のではなく、エッチングによって形成されるので、正確
なゲート領域の寸法を実現できる。また、また、このゲ
ート領域は、拡散によって形成されたゲート領域と異な
り、熱処理工程によってゲート領域の形状が変化せず、
正確な形状が形成される。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。なお、これらの実施例のP型とN型との導電
型を入れ換えた場合も本発明が成り立つことは言うまで
もない。 (実施例1)図1は、本発明による接合型電界効果トラ
ンジスタの第1の実施例による構成を示す要部断面図で
ある。図1において、P型Si基板1上には、N型エピ
タキシャル層2が形成され、このN型エピタキシャル層
2の表面中央部にはゲートとして用いるP型拡散層4が
凸型状に形成されている。また、このP型拡散層4を挟
んで両側のN型エピタキシャル層2内にはソース・ドレ
インとして用いる高濃度N型拡散層5が対向して形成さ
れている。つまり、N型エピタキシャル層2の上段側に
P型拡散層4が形成され、このP型拡散層4を挟んで両
側に段差が形成された下段側にN型拡散層5が形成され
る構造となっている。なお、3は表面酸化膜、6はソー
ス・ドレイン拡散層5上に形成されたアルミニウム配
線、7は絶縁用Si酸化膜である。
【0017】このような構成において、段差の高さは、
ソースドレインの高濃度N型拡散層5とゲートのP型拡
散層4とが接しない高さならば特に制限はない。しか
し、接合型電界効果トランジスタの動作の安定性を得る
ことおよび上層部配線の断線・ショートを防ぐために
は、段差の高さはゲート拡散層4とソース・ドレイン拡
散層5とが直接ぶつからない範囲で可能な限り低いこと
が望ましい。例えば0.1μm〜1.0μmの範囲が好
ましい。
【0018】このような構成によれば、ソース・ドレイ
ンの高濃度N型拡散層5と、ゲートのP型拡散層4とは
接触していない構造となる。したがってソース・ドレイ
ンとゲートとの間の耐圧を高く保つことができる。ま
た、ゲートとしてのP型拡散層4はドライエッチングに
よって形成するため、ゲート長およびゲート形状を高精
度に制御することができる。
【0019】図2〜図5は、本発明による接合型電界効
果トランジスタを実現するための製造工程途中における
各断面図を示したものである。まず、図2に示すように
比抵抗8〜13Ω・cmのP型Si基板1上に濃度1×
1015〜1×1017cm-3で燐をドープしたエピタキシ
ャル層2を堆積し、熱酸化法によって表面に約80nm
程度の表面酸化膜3を形成する。
【0020】次に図3に示すように硼素を加速エネルギ
ー約40KeV,注入量1×1013cm-2で注入し、約
950℃,30minの窒素雰囲気にてアニールを行っ
てゲートとして用いる高濃度P型拡散層4を得る。
【0021】次に図4に示すようにフォトリソグラフィ
ー法によってゲート部にレジストマスク8を形成し、こ
のレジストマスク8を用いて表面酸化膜3をRIE法に
よってエッチングし、同じレジストマスク8でエピタキ
シャル層2をRIE法によってエッチングし、さらに同
じレジストマスク8によって露出したエピタキシャル層
2に燐を加速エネルギー約40KeV,注入量3×10
15cm-2でイオン注入する。
【0022】次に図5に示すように約1000℃,30
minの窒素雰囲気にてアニールを行ってソース・ドレ
インとして用いる高濃度N型拡散層5を得る。次に通常
行われる配線形成プロセスによってP型拡散層4,N型
拡散層5およびN型エピタキシャル層2にアルミニウム
配線6を行い、図1に示すような接合型電界効果トラン
ジスタが得られる。
【0023】このような製造方法によれば、最初にゲー
トとして用いるP型拡散層4をエピタキシャル層2の表
面に形成し、次にゲートと同一形状のレジストマスク8
を形成し、エピタキシャル層2をエッチングする。この
時エッチングされなかった部分をゲートとして用いる。
つまり、ゲート形状は拡散によって形成されるのではな
く、エッチングによって形成される。近年の半導体エッ
チング技術によれば、高精度に任意の形状を形成するこ
とができるので、正確なゲート寸法が実現できる。ま
た、拡散によって形成されたゲートと異なり、熱処理工
程によってゲート形状が変化せず、正確な形状を保つこ
とができる。
【0024】また、ゲート形成と同じレジストマスク8
を用いてイオン注入によってソース・ドレインとしての
N型拡散層5を形成するので、このP型拡散層4とN型
拡散層5とをセルフアラインで形成することができる。
また、P型拡散層4とN型拡散層5ゲートとの間の段差
の高さを任意に制御できるので、P型拡散層4とN型拡
散層5との高濃度不純物領域が直接ぶつからない構造を
形成することができる。したがってゲートとソース・ド
レインとの間の耐圧を確保することができる。
【0025】(実施例2)図6は、本発明による接合型
電界効果トランジスタの第2の実施例による構成を示す
要部断面図である。図6において、P型Si基板1上に
はN型エピタキシャル層2が形成され、このN型エピタ
キシャル層2の表面中央部にはゲートとして用いるP型
拡散層4が凸型状に形成され、さらにこのP型拡散層4
にはゲート酸化膜3を介してポリシリコンゲート電極9
が形成されている。このP型拡散層4はゲート酸化膜3
を介してポリシリコンゲート電極9と静電的に結合され
ている。
【0026】このような構成によれば、ソース・ドレイ
ンとして用いる高濃度N型拡散層5は、P型拡散層4を
挟んで両側に対向して設けられている。このとき、ゲー
トとしてのP型拡散層4と高濃度N型拡散5とは接触し
ない構造となっている。したがってゲートとソース・ド
レインとの間の耐圧を高く保つことができる。また、ド
ライエッチングによってゲートを形成するため、ゲート
長やゲート形状を高精度に制御することができる。
【0027】図7〜図12は、このように構成された接
合型電界効果トランジスタを実現するための製造工程途
中における各断面図を示したものである。まず、図7に
示すように比抵抗8〜13Ω・cmのP型Si基板1上
に濃度1×1015〜1×1017cm-3で燐をドープした
エピタキシャル層2を堆積し、熱酸化法によって表面に
約80nm程度の表面酸化膜10を形成する。
【0028】次に図8に示すように硼素を加速エネルギ
ー約40KeV,注入量1×1013cm-2で注入し、約
950℃,30minの窒素雰囲気にてアニールを行っ
てゲートとして用いるP型拡散層4を得る。
【0029】次に図9に示すように表面酸化膜10をエ
ッチングし、再び熱酸化法によって厚さ約50nm程度
のゲート酸化膜3を形成し、その上にCVD法によって
ポリシリコン層9′を約400nmの厚さに堆積し、P
OCl3ガスを用いて燐をポリシリコン層9′内に拡散
する。
【0030】次に図10に示すようにフォトリソグラフ
ィーによってゲート部にレジストマスク8を形成し、こ
のレジストマスク8を用いてポリシリコン層9′と、ゲ
ート酸化膜3と、エピタキシャル層2とをRIE法によ
ってエッチングする。この場合、エピタキシャル層2の
エッチング量は約500nm程度である。
【0031】次に図11に示すようにレジストマスク8
を除去した後、ポリシリコン層9′をマスクとしてエピ
タキシャル層2の表面に燐を加速エネルギー約40Ke
V,注入量3×1015cm-2でイオン注入する。
【0032】次に図12に示すように約1000℃,3
0minの窒素雰囲気にてアニールを行ってソース・ド
レインとして用いる高濃度N型拡散層5を得るとともに
ポリシリコンゲート電極9が形成される。次に通常行わ
れる配線形成プロセスによってP型拡散層4,N型拡散
層5,ポリシリコンゲート電極9およびN型エピタキシ
ャル層2にアルミニウム配線6を行い、図6に示すよう
な接合型電界効果トランジスタが得られる。
【0033】(実施例3)図13は、本発明による接合
型電界効果トランジスタの第3の実施例による構成を示
す要部断面図である。図13において、N型Si基板1
01中にはP型ウェル拡散層102が形成されており、
このウェル拡散層102内にはN型チャネル拡散層10
3が形成され、さらにこの拡散層103内にはP型ゲー
ト拡散層105を挟んで溝が形成され、この溝の底部に
ソース・ドレインとして用いられる高濃度N型拡散層1
07が形成されている。なお、108はアルミニウム配
線、109は絶縁用のSi酸化膜である。
【0034】このような構成によれば、ソース・ドレイ
ンの高濃度N型拡散層107とゲートのP型拡散層10
5とは接触しない構造となっている。したがってソース
・ドレインとゲートとの間の耐圧を高く保つことができ
る。また、ゲートとしての拡散層105は、ドライエッ
チングによってゲートを形成するため、ゲート長やゲー
ト形状を高精度に制御することができる。
【0035】図14〜図17は、本発明による接合型電
界効果トランジスタを実現するための製造工程途中にお
ける各断面図を示したものである。まず、図14に示す
ように比抵抗8〜13Ω・cmのN型Si基板101に
熱酸化によって厚さ約80nm程度の表面酸化膜104
を形成した後、硼素を加速エネルギー約60KeV,注
入量6×1012cm-2で注入し、約1150℃,90m
inの窒素雰囲気でアニールを行ってP型ウェル拡散層
102を形成する。
【0036】次にこのP型ウェル拡散層102上に図示
しないレジストマスクを形成し、このレジストマスクを
用いて燐を加速エネルギー約150KeV,注入量 7
×1012cm-2で注入し、窒素雰囲気にて約1150
℃,60minのアニールを行ってN型チャネル拡散層
103を得る。
【0037】次に図15に示すようにこのチャネル拡散
層103上に図示しないレジストマスクを形成し、この
レジストマスクを用いて2弗化硼素を加速約70Ke
V,注入量6×1013cm-2で注入し、約1000℃,
30minの窒素雰囲気にてアニールを行ってゲートに
用いるP型拡散層105を得る。
【0038】次に図16に示すようにゲート部およびソ
ース・ドレイン注入を行わない領域をレジストマスク1
10で覆い、RIE法により表面酸化膜104をエッチ
ングし、同じレジストマスク110を用いてチャネル拡
散層103を約400nm程度エッチングし、さらに同
じレジストマスク110を用いて砒素を加速エネルギー
約40KeV,注入量3×1015cm-2で注入する。
【0039】次に図17に示すように約950℃,30
minの窒素雰囲気にてアニールを行ってソース・ドレ
インとして用いる高濃度N型拡散層107を得る。次に
通常行われる配線形成プロセスによってP型拡散層10
5,N型拡散層107およびPウェル拡散層102上に
P型拡散層4,N型拡散層5およびN型エピタキシャル
層2にアルミニウム配線108を行い、13図に示すよ
うな接合型電界効果トランジスタが得られる。
【0040】(実施例4)図18は、本発明による接合
型電界効果トランジスタの第4の実施例による構成を示
す要部断面図である。図18において、N型Si基板1
01中にはP型ウェル拡散層102が形成されており、
このウェル拡散層102内にはN型チャネル拡散層10
3が形成され、このチャネル拡散層103内にはP型ゲ
ート拡散層105を挟んで溝が形成されてこの溝の底部
にソース・ドレインとして用いる高濃度N型拡散層10
7が形成されている。また、P型ゲート拡散層105上
にはゲート酸化膜104を介してポリシリコン電極10
6が形成されている。この場合、P型ゲート拡散層10
5は、ポリシリコン電極106と静電的に結合されてい
る。
【0041】このような構成によれば、ソース・ドレイ
ンの高濃度N型拡散層107とゲートのP型拡散層10
5とは接触しない構造となっている。したがってソース
・ドレインとゲートとの間の耐圧を高く保つことができ
る。また、ゲートとしてのゲート拡散層105はドライ
エッチングによって形成されるため、ゲート長およびゲ
ート形状を高精度に制御することができる。
【0042】図19〜図23は、本発明による本発明に
よる接合型電界効果トランジスタを実現するための製造
工程途中における各断面図を示したものである。まず、
図19に示すように比抵抗8〜13Ω・cmのN型Si
基板101上に熱酸化によって厚さ約80nm程度の表
面酸化膜112を形成した後、硼素を加速エネルギー約
60KeV,注入量×10131cm-2,6×1012cm
-2で注入し、約1150℃,90minに窒素雰囲気に
てアニールを行ってP型ウェル拡散層102を形成す
る。
【0043】次にこのP型ウェル拡散層102上に図示
しないレジストマスクを形成し、このレジストマスクを
用いて燐を加速エネルギー約150KeV,注入量 7
×1012cm-2で注入し、窒素雰囲気にて約1150
℃,60minのアニールを行ってN型チャネル拡散層
103を形成する。
【0044】次に図20に示すようにこのP型ウェル拡
散層102上に図示しないレジストマスクを形成し、こ
のレジストマスクを用いて2弗化硼素を加速エネルギー
約70KeV,注入量1×1013cm-2で注入し、約1
000℃,30minの窒素雰囲気にてアニールを行っ
てゲートとして用いるP型拡散層105を形成する。
【0045】次に図21に示すように表面酸化膜112
をエッチングし、熱酸化によって厚さ約50nm程度の
Si酸化膜104を形成した後、CVD法によってポリ
シリコン層106′を約400nmの厚さに堆積し、P
OCl3ガスによって燐を拡散する。
【0046】次に図22に示すようにゲート部およびび
ソース・ドレイン注入を行わない領域をレジストマスク
110で覆い、RIE法によりポリシリコン層10
6′,Si酸化膜104およびチャネル拡散層103を
順次エッチングする。この場合、チャネル拡散層103
のエッチング量は約400nmである。次に同じレジス
トマスク110を用いて砒素を加速エネルギー約40K
eV,注入量3×1015cm-2で注入する。
【0047】なお、この実施例では、砒素注入をレジス
トマスク110を用いて行っているが、レジストマスク
110を除去してポリシリコンをマスクとすることも可
能である。これはレジストマスク110とポリシリコン
層106′とがこの接合型電界効果トランジスタ上で同
じパターン形状をしているためである。したがって砒素
イオン注入の際にレジストマスク110は有っても無く
ても良いという観点から、広義の意味でポリシリコン層
106′をマスクとして砒素注入を行うことができる。
【0048】次に図23に示すように約950℃,30
minに窒素雰囲気にてアニールを行ってソース・ドレ
インとして用いる高濃度N型拡散層107を形成した
後、ゲート部上にレジストマスク111を形成し、この
レジストマスク111でRIE法を用いて不要なポリシ
リコン層106′をエッチングし、ポリシリコンゲート
電極106を形成する。次に通常用いられる配線形成プ
ロセスによってポリシリコンゲート電極106,N型拡
散層107およびP型ウェル拡散層102にアルミニウ
ム配線108を行って図18に示すような接合型電界効
果トランジスタが得られる。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
ゲート拡散領域とソース・ドレイン拡散領域との間の耐
圧を上げることができるとともにゲート長の制御を正確
に行うことができるという極めて優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による接合型電界効果トランジスタの
第1の実施例による構成を示す要部断面図である。
【図2】 本発明による接合型電界効果トランジスタの
製造方法の第1の実施例を説明するための工程の要部断
面図である。
【図3】 図2に引き続く工程の要部断面図である。
【図4】 図3に引き続く工程の要部断面図である。
【図5】 図4に引き続く工程の要部断面図である。
【図6】 本発明による接合型電界効果トランジスタの
第2の実施例による構成を示す要部断面図である。
【図7】 本発明による接合型電界効果トランジスタの
製造方法の第2の実施例を説明するための工程の要部断
面図である。
【図8】 図7に引き続く工程の要部断面図である。
【図9】 図8に引き続く工程の要部断面図である。
【図10】 図9に引き続く工程の要部断面図である。
【図11】 図10に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図12】 図11に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図13】 本発明による接合型電界効果トランジスタ
の第3の実施例による構成を示す要部断面図である。
【図14】 本発明による接合型電界効果トランジスタ
の製造方法の第3の実施例を説明するための工程の要部
断面図である。
【図15】 図14に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図16】 図15に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図17】 図16に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図18】 本発明による接合型電界効果トランジスタ
の第4の実施例による構成を示す要部断面図である。
【図19】 本発明による接合型電界効果トランジスタ
の製造方法の第4の実施例を説明するための工程の要部
断面図である。
【図20】 図19に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図21】 図20に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図22】 図21に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図23】 図22に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図24】 従来の接合型電界効果トランジスタの製造
方法を説明するための工程の要部断面図である。
【図25】 図24に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図26】 図25に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図27】 図26に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図28】 図27に引き続く工程の要部断面図であ
る。
【図29】 従来の接合型電界効果トランジスタの構成
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…P型Si基板、2…N型エピタキシャル層、3…表
面酸化膜、4…P型拡散層、5…高濃度N型拡散層、6
…アルミニウム配線、7…Si酸化膜、8…レジストマ
スク、9…ポリシリコンゲート電極、9′…ポリシリコ
ン層、10…表面酸化膜、101…N型Si基板、10
2…P型ウェル拡散層、103…N型チャネル拡散層、
104…表面酸化膜、105…P型拡散層、106…ポ
リシリコンゲート電極、106′…ポリシリコン層、1
07…N型拡散層、108…アルミニウム配線、109
…Si酸化膜、110…レジストマスク、111…レジ
ストマスク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面に少なくともゲート
    領域およびソース・ドレイン領域が形成された接合型電
    界効果トランジスタにおいて、 前記ゲート領域とソース・ドレイン領域との間に段差を
    有するとともに前記ゲート領域がソース・ドレイン領域
    に対して上段側に形成され、かつ前記ゲート領域の高濃
    度不純物領域とソース・ドレイン領域の高濃度不純物領
    域とが非接触構造を有していることを特徴とする接合型
    電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】 第一導電型の半導体基板の主表面上に第
    二導電型の不純物をイオン注入する工程と、 前記半導体基板上のゲート形成領域にフォトリソグラフ
    ィによってレジストパターンを形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記半導体基板を
    エッチングする工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記半導体基板に
    第一導電型の不純物をイオン注入する工程と、を含むこ
    とを特徴とした接合型電界効果トランジスタの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 第一導電型の半導体基板の主表面上に第
    二導電型の不純物をイオン注入する工程と、 前記半導体基板の表面に酸化膜を形成する工程と、 前記酸化膜上に導電性物質膜を形成する工程と、 前記導電性物質膜上のゲート形成領域にフォトリソグラ
    フィによってレジストパターンを形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記導電性物質膜
    と酸化膜と半導体基板を順次エッチングする工程と、 前記導電性物質膜をマスクとして前記半導体基板に第一
    導電型の不純物をイオン注入する工程と、を含むことを
    特徴とした接合型電界効果トランジスタの製造方法。
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US6306691B1 (en) 1996-06-26 2001-10-23 Nec Corporation Body driven SOI-MOS field effect transistor and method of forming the same

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