JPH0733709B2 - タイル、その製造方法並びにその取付け施工方法 - Google Patents
タイル、その製造方法並びにその取付け施工方法Info
- Publication number
- JPH0733709B2 JPH0733709B2 JP1128792A JP12879289A JPH0733709B2 JP H0733709 B2 JPH0733709 B2 JP H0733709B2 JP 1128792 A JP1128792 A JP 1128792A JP 12879289 A JP12879289 A JP 12879289A JP H0733709 B2 JPH0733709 B2 JP H0733709B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- back surface
- concrete
- short fiber
- concrete skeleton
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、コンクリート躯体の表面に使用するタイル、
その製造方法並びにその取付け施工方法に関するもので
ある。
その製造方法並びにその取付け施工方法に関するもので
ある。
《従来の技術》 従来、コンクリート躯体の表面処理に関しては、特開昭
60−156857号公報や、特公昭62−53666号公報に提案さ
れたものなどがある。殊に、従来表面仕上げ材としてタ
イルを使用する場合のタイル張り施工においては、張付
けモルタルによりタイルを下地コンクリートに接着した
り或いはモルタルにタイルを直接接着して一体化する
か、または工場或いは現場でコンクリートに打込んで一
体成形する方法が一般的に採用されている。
60−156857号公報や、特公昭62−53666号公報に提案さ
れたものなどがある。殊に、従来表面仕上げ材としてタ
イルを使用する場合のタイル張り施工においては、張付
けモルタルによりタイルを下地コンクリートに接着した
り或いはモルタルにタイルを直接接着して一体化する
か、または工場或いは現場でコンクリートに打込んで一
体成形する方法が一般的に採用されている。
《発明が解決しようとする課題》 ところで、モルタルまたはコンクリートとタイルとの弾
性係数や熱膨脹係数が異なるため、施工後において、熱
冷や吸・放湿の繰返し、建物の層間変位等に伴って高い
剥離応力が生じる場合があり、このような場合タイルの
剥落事故が発生するおそれがあった。
性係数や熱膨脹係数が異なるため、施工後において、熱
冷や吸・放湿の繰返し、建物の層間変位等に伴って高い
剥離応力が生じる場合があり、このような場合タイルの
剥落事故が発生するおそれがあった。
本発明はこのような従来の問題点を解決するために創案
されたものであり、容易な方法で製造できる簡単な構造
を有し、簡便な施工作業で確実な張付け状態の維持がで
きる新規なタイル、その製造方法並びにその取付け施工
方法を提供することを目的とする。
されたものであり、容易な方法で製造できる簡単な構造
を有し、簡便な施工作業で確実な張付け状態の維持がで
きる新規なタイル、その製造方法並びにその取付け施工
方法を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段と作用》 本発明はコンクリート躯体面に張付けられるタイルにお
いて、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して接着
剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面に、これ
に接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面よ
りも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、こ
れらタイル素材とコンクリート躯体面とを剥がれに対し
て連結する短繊維材を貼着して形成したことを特徴とす
る。
いて、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して接着
剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面に、これ
に接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面よ
りも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、こ
れらタイル素材とコンクリート躯体面とを剥がれに対し
て連結する短繊維材を貼着して形成したことを特徴とす
る。
この発明に用いる短繊維材としては、アクリル繊維,ポ
リプロピレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,
ビニロン繊維,レイヨン繊維,芳香族ポリアミド繊維,
炭素繊維,ガラス繊維などの耐アルカリ性,耐水性を有
する繊維の単独あるいは前記2以上の混合繊維が用いら
れる。
リプロピレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,
ビニロン繊維,レイヨン繊維,芳香族ポリアミド繊維,
炭素繊維,ガラス繊維などの耐アルカリ性,耐水性を有
する繊維の単独あるいは前記2以上の混合繊維が用いら
れる。
短繊維材料の長さは1mmないし25mmの範囲で、好ましく
は3〜6mmである。短繊維材料の太さは、タイルを接着
する材料の違いによって異なる。セメントモルタルを用
いる現場手張り工法では、5デニール以上であれば施工
が可能であるが、タイル打込み工法ではコンクリートが
直接的に植設されたタイルと接触するので、50デニール
以上の太さが好ましい。
は3〜6mmである。短繊維材料の太さは、タイルを接着
する材料の違いによって異なる。セメントモルタルを用
いる現場手張り工法では、5デニール以上であれば施工
が可能であるが、タイル打込み工法ではコンクリートが
直接的に植設されたタイルと接触するので、50デニール
以上の太さが好ましい。
短繊維材料がタイル裏面へ植設される密度は、モルタル
及びコンクリート充填が可能なものが好ましい。
及びコンクリート充填が可能なものが好ましい。
この発明に用いる接着剤としては、アクリル合成樹脂
系,エチレン・酢酸ビニル樹脂系,スチレン・ブタジエ
ン合成ゴム系等のポリマーディスパーション,あるいは
前記ポリマーディスパーションを混入したポリマーセメ
ントスラリーもしくはエポキシ樹脂,ポリエステ樹脂,
メチルメチクリレートなどの反応硬化型接着剤を用いる
ことができる。
系,エチレン・酢酸ビニル樹脂系,スチレン・ブタジエ
ン合成ゴム系等のポリマーディスパーション,あるいは
前記ポリマーディスパーションを混入したポリマーセメ
ントスラリーもしくはエポキシ樹脂,ポリエステ樹脂,
メチルメチクリレートなどの反応硬化型接着剤を用いる
ことができる。
このように構成すれば、タイル素材の裏面に接触する短
繊維材がコンクリート躯体側にアンカとなって連結さ
れ、施工後の熱冷や吸・放湿、建物の層間変位等に伴っ
て高い剥離応力が発生しても、張付け状態を維持してタ
イルの剥落を防止するように作用する。
繊維材がコンクリート躯体側にアンカとなって連結さ
れ、施工後の熱冷や吸・放湿、建物の層間変位等に伴っ
て高い剥離応力が発生しても、張付け状態を維持してタ
イルの剥落を防止するように作用する。
そしてこのように構成されるタイルは、次のようにして
製造されることになる。
製造されることになる。
即ち本発明は、コンクリート躯体面に張付けられるタイ
ルを製造するに際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着
剤を塗布して接着剤層を形成し、上記タイル素材の裏面
側を電極とすると共に、該タイル素材と上記コンクリー
ト躯体面とを剥がれに対して連結するための短繊維材を
高電圧電界内で荷電させ、この荷電された上記短繊維材
を、上記接着剤層に電気的に吸引させて、上記タイル素
材裏面の凹凸部から当該裏面よりも外方に上記コンクリ
ート躯体側へ突出させて植設するようにしたことを特徴
とする。
ルを製造するに際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着
剤を塗布して接着剤層を形成し、上記タイル素材の裏面
側を電極とすると共に、該タイル素材と上記コンクリー
ト躯体面とを剥がれに対して連結するための短繊維材を
高電圧電界内で荷電させ、この荷電された上記短繊維材
を、上記接着剤層に電気的に吸引させて、上記タイル素
材裏面の凹凸部から当該裏面よりも外方に上記コンクリ
ート躯体側へ突出させて植設するようにしたことを特徴
とする。
このような製造方法によれば、高電圧電界内で荷電され
た短繊維材は、電気的にタイル素材の裏面側に吸引さ
れ、予めタイル素材の裏面に塗布されていた接着剤層に
飛込んで貼着されることになる。
た短繊維材は、電気的にタイル素材の裏面側に吸引さ
れ、予めタイル素材の裏面に塗布されていた接着剤層に
飛込んで貼着されることになる。
また、上述のタイルは、次のようにしてコンクリート躯
体側に張付けられることになる。
体側に張付けられることになる。
即ち本発明は、コンクリート躯体面にタイルを張付ける
に際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して
接着剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面にこ
れに接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面
よりも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、
これらタイル素材とコンクリート躯体面とを剥がれに対
して連結する短繊維材を貼着してタイルを形成し、次い
で該タイルの短繊維材を、上記コンクリート躯体面に張
付けモルタルを介して貼着するようにしたことを特徴と
する。
に際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して
接着剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面にこ
れに接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面
よりも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、
これらタイル素材とコンクリート躯体面とを剥がれに対
して連結する短繊維材を貼着してタイルを形成し、次い
で該タイルの短繊維材を、上記コンクリート躯体面に張
付けモルタルを介して貼着するようにしたことを特徴と
する。
また本発明は、コンクリート躯体面にタイルを張付ける
に際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して
接着剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面にこ
れに接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面
よりも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、
これらタイル素材とコンクリート躯体面とを剥がれに対
して連結する短繊維材を貼着してタイルを形成し、次い
で該タイルを上記コンクリート躯体面の型枠またはPC板
の型枠に予め装着し、上記タイルの上記短繊維材を、打
設コンクリート中に埋設するようにしたことを特徴とす
る。
に際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して
接着剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面にこ
れに接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面
よりも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、
これらタイル素材とコンクリート躯体面とを剥がれに対
して連結する短繊維材を貼着してタイルを形成し、次い
で該タイルを上記コンクリート躯体面の型枠またはPC板
の型枠に予め装着し、上記タイルの上記短繊維材を、打
設コンクリート中に埋設するようにしたことを特徴とす
る。
《実 施 例》 以下に、本発明の好適実施例を添付図面を参照しつつ詳
述する。
述する。
第1図は本発明のタイルの製造工程を説明する説明図、
第2図及び第3図は本発明のタイルの取付け施工方法を
説明する断面図である。
第2図及び第3図は本発明のタイルの取付け施工方法を
説明する断面図である。
本発明のタイルの構造を、第1図(C)に基づいて説明
する。
する。
本発明のタイル10は、基本的には、タイル素材1の凹凸
状裏面1bに接着剤を塗布して接着剤層2を形成すると共
に、タイル素材1の裏面1bに、これに接触させて且つそ
の凹凸部からタイル素材1の裏面1bよりも外方にコンク
リート躯体13側へ突出させて、これらタイル素材1とコ
ンクリート躯体13とを剥がれに対して連結する短繊維材
5を貼着して形成される。
状裏面1bに接着剤を塗布して接着剤層2を形成すると共
に、タイル素材1の裏面1bに、これに接触させて且つそ
の凹凸部からタイル素材1の裏面1bよりも外方にコンク
リート躯体13側へ突出させて、これらタイル素材1とコ
ンクリート躯体13とを剥がれに対して連結する短繊維材
5を貼着して形成される。
更に、本発明のタイルの製造方法に従って詳細に説明す
ると、第1図(A)に示すように、第1工程では、タイ
ル・シート3上に適当な間隔を隔てて、その裏面1bを上
向きにしてタイル素材1を配列すると共に、裏面1bに接
着剤を塗布して接着剤層2を形成する。
ると、第1図(A)に示すように、第1工程では、タイ
ル・シート3上に適当な間隔を隔てて、その裏面1bを上
向きにしてタイル素材1を配列すると共に、裏面1bに接
着剤を塗布して接着剤層2を形成する。
第2工程では第1図(B)に示すように、接着剤層2を
形成したタイル素材1の裏面1bを接着側の電極とし、こ
の裏面1bを高圧印加電極4に対向させた状態にする。こ
のようにすると、短繊維材5は電気力線Eの方向に沿っ
て接着剤層2に向かって飛散し、投錨されることになる
(第1図(C)参照)。換言すると、タイル素材1の裏
面1b側を電極とすると共に、短繊維材5を高電圧電界内
で荷電させると、この荷電された短繊維材5は接着剤層
2に電気的に吸引されてタイル素材1に植設されること
になる。このとき短繊維材5は、タイル素材1の裏面1b
と反対の極性の一端部がタイル素材1に接触され、同じ
極性の他端部が接着剤層2から外方へ突出されることに
なる。
形成したタイル素材1の裏面1bを接着側の電極とし、こ
の裏面1bを高圧印加電極4に対向させた状態にする。こ
のようにすると、短繊維材5は電気力線Eの方向に沿っ
て接着剤層2に向かって飛散し、投錨されることになる
(第1図(C)参照)。換言すると、タイル素材1の裏
面1b側を電極とすると共に、短繊維材5を高電圧電界内
で荷電させると、この荷電された短繊維材5は接着剤層
2に電気的に吸引されてタイル素材1に植設されること
になる。このとき短繊維材5は、タイル素材1の裏面1b
と反対の極性の一端部がタイル素材1に接触され、同じ
極性の他端部が接着剤層2から外方へ突出されることに
なる。
ここに、この工程で使用される装置について説明する
と、この装置は一般に擁壁や法面等に人工緑化を施す際
に採用されるものであって、主に、整流器7,高電圧発生
器8並びに高電圧印加電極4を備えた回転式パイル・ボ
ックス9等で構成されている。そして、電極4で生成し
た電界によって荷電させた短繊維材5をパイル・ボック
ス9の回転により流動させつつタイル素材1の裏面1b側
に向かって吹出す圧縮空気(図中、Sで示す)でパイル
・ボックス9外方へ放出させ、電気力線Eに沿って飛散
させるようになっている。
と、この装置は一般に擁壁や法面等に人工緑化を施す際
に採用されるものであって、主に、整流器7,高電圧発生
器8並びに高電圧印加電極4を備えた回転式パイル・ボ
ックス9等で構成されている。そして、電極4で生成し
た電界によって荷電させた短繊維材5をパイル・ボック
ス9の回転により流動させつつタイル素材1の裏面1b側
に向かって吹出す圧縮空気(図中、Sで示す)でパイル
・ボックス9外方へ放出させ、電気力線Eに沿って飛散
させるようになっている。
上述のようにして製造されたタイル10は、第2図または
第3図に示すようにコンクリート躯体13の表面にタイル
張り施工されることになる。
第3図に示すようにコンクリート躯体13の表面にタイル
張り施工されることになる。
第2図に示すものは、現場後張りと称される施工方法で
あって、上述のタイル10は、接着剤層2から突出される
短繊維材5がコンクリート躯体13の表面に張付けモルタ
ル14を介してコンクリート躯体13に貼着されるようにな
っている。詳しくは、建物等のコンクリート躯体13が構
築された後その表面に張付けモルタル14を塗布し、その
張付けモルタル14が未硬化状態の間に、このモルタル14
の表面にタイル素材1の裏面1bを対向させてその毛羽立
つ短繊維材5の突出端部をモルタル14に押し込むように
圧着させ、最後にタイル素材1からタイル・シート3を
剥ぎ取ってタイル仕上げ面を形成するようになってい
る。
あって、上述のタイル10は、接着剤層2から突出される
短繊維材5がコンクリート躯体13の表面に張付けモルタ
ル14を介してコンクリート躯体13に貼着されるようにな
っている。詳しくは、建物等のコンクリート躯体13が構
築された後その表面に張付けモルタル14を塗布し、その
張付けモルタル14が未硬化状態の間に、このモルタル14
の表面にタイル素材1の裏面1bを対向させてその毛羽立
つ短繊維材5の突出端部をモルタル14に押し込むように
圧着させ、最後にタイル素材1からタイル・シート3を
剥ぎ取ってタイル仕上げ面を形成するようになってい
る。
上記表−1は、植設された45二丁タイルの引張接着強度
試験および剪断接着強度試験の結果を示したものであ
る。下地処理方法は、コンクリート表面にエチレン・酢
酸ビニル系のポリマーディスパーション(固形分:15
%)を塗布・乾燥させたもの、ポリプロピレン系立体網
目不織布張りおよび炭素繊維系立体網目不織布張りの3
種類である。タイル裏面へ植毛された短繊維は、70デニ
ール,3mm長さの耐アルカリ性を有するアクリル繊維であ
る。
試験および剪断接着強度試験の結果を示したものであ
る。下地処理方法は、コンクリート表面にエチレン・酢
酸ビニル系のポリマーディスパーション(固形分:15
%)を塗布・乾燥させたもの、ポリプロピレン系立体網
目不織布張りおよび炭素繊維系立体網目不織布張りの3
種類である。タイル裏面へ植毛された短繊維は、70デニ
ール,3mm長さの耐アルカリ性を有するアクリル繊維であ
る。
タイル裏面への植設は、いずれの下地においても接着強
度を高めており、その結果が認められる。タイル張り仕
上げの接着強度は、植毛されたタイルがポリプロピレン
系立体網目不織布張り面に張られた場合に最も高い値を
示し(引張接着強度で16.7kgf/cm2,剪断接着強度で17.9
kgf/cm2)、その破壊はコンクリート表層部での凝集破
壊を示した。
度を高めており、その結果が認められる。タイル張り仕
上げの接着強度は、植毛されたタイルがポリプロピレン
系立体網目不織布張り面に張られた場合に最も高い値を
示し(引張接着強度で16.7kgf/cm2,剪断接着強度で17.9
kgf/cm2)、その破壊はコンクリート表層部での凝集破
壊を示した。
炭素繊維系立体網目不織布張り下地では、破壊は立体網
目不織布張り層での凝集破壊を示し、また引張接着強度
に比べて剪断接着強度が低くなっているが、これは繊維
の力学的性質および立体網目不織布層へのポリマーセメ
ントスラリーの充填度合いと深い係わりがある。
目不織布張り層での凝集破壊を示し、また引張接着強度
に比べて剪断接着強度が低くなっているが、これは繊維
の力学的性質および立体網目不織布層へのポリマーセメ
ントスラリーの充填度合いと深い係わりがある。
第3図に示すものは、タイル先付けまたはPC板先付けと
称される施工方法であって、上述のタイル10は、接着剤
層2から突出される短繊維材5がコンクリート躯体面13
の型枠となるタイルを止着した型枠またはPC板(図示せ
ず)に予め装着されるようになっている。詳しくは、建
物等のコンクリート躯体13を構築するための型枠を枠組
みする際に、その型枠内にタイル素材1を装着し、この
タイル素材1の裏面1b側、即ち短繊維材5の突出端部が
毛羽立つ側にコンクリートを打設してコンクリート躯体
13側にタイル素材1を一体的に接合させ、最後にこれら
型枠を取り去ってタイル仕上げ面を形成するようになっ
ている。
称される施工方法であって、上述のタイル10は、接着剤
層2から突出される短繊維材5がコンクリート躯体面13
の型枠となるタイルを止着した型枠またはPC板(図示せ
ず)に予め装着されるようになっている。詳しくは、建
物等のコンクリート躯体13を構築するための型枠を枠組
みする際に、その型枠内にタイル素材1を装着し、この
タイル素材1の裏面1b側、即ち短繊維材5の突出端部が
毛羽立つ側にコンクリートを打設してコンクリート躯体
13側にタイル素材1を一体的に接合させ、最後にこれら
型枠を取り去ってタイル仕上げ面を形成するようになっ
ている。
ところで、上述したタイル10によれば、タイル素材1の
裏面1bに接触する短繊維材5がコンクリート躯体13側に
アンカとなって連結され、施工後の熱冷や吸・放湿、建
物の層間変位等に伴って高い剥離応力が発生しても、張
付け状態を維持してタイル10の剥落を規制することがで
きる。
裏面1bに接触する短繊維材5がコンクリート躯体13側に
アンカとなって連結され、施工後の熱冷や吸・放湿、建
物の層間変位等に伴って高い剥離応力が発生しても、張
付け状態を維持してタイル10の剥落を規制することがで
きる。
また、タイルの剥落を考慮して、従来その採用が回避さ
れてきた現場後張り施工法に適切に適用することがで
き、施工能率を大幅に向上させることができる。更に、
タイル先付けやPC板打込みによる施工方法にも適切に採
用することができ、これらの施工性を向上させることが
できる。
れてきた現場後張り施工法に適切に適用することがで
き、施工能率を大幅に向上させることができる。更に、
タイル先付けやPC板打込みによる施工方法にも適切に採
用することができ、これらの施工性を向上させることが
できる。
《発明の効果》 以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
発揮する。
(1)タイル素材の裏面に接触する短繊維材がコンクリ
ート躯体側にアンカとなって連結され、施工後の熱冷や
吸・放湿、建物の層間変位等に伴って高い剥離応力が発
生しても、張付け状態を維持してタイルの剥落を規制す
ることができる。
ート躯体側にアンカとなって連結され、施工後の熱冷や
吸・放湿、建物の層間変位等に伴って高い剥離応力が発
生しても、張付け状態を維持してタイルの剥落を規制す
ることができる。
(2)また、タイルの剥落を考慮して、従来その採用が
回避されてきた現場後張り施工法に適切に適用すること
ができ、施工能率を大幅に向上させることができる。
回避されてきた現場後張り施工法に適切に適用すること
ができ、施工能率を大幅に向上させることができる。
(3)更に、タイル先付けやPC板打込みによる施工方法
にも適切に採用することができ、これらの施工性を向上
させることができる。
にも適切に採用することができ、これらの施工性を向上
させることができる。
第1図は本発明のタイルの製造工程を示す説明図、第2
図及び第3図はタイルの取付け施工方法を説明するため
の断面図である。 1……タイル素材、1b……タイル素材の裏面 2……接着剤層、5……短繊維材 10……タイル、13……コンクリート躯体 14……張付けモルタル
図及び第3図はタイルの取付け施工方法を説明するため
の断面図である。 1……タイル素材、1b……タイル素材の裏面 2……接着剤層、5……短繊維材 10……タイル、13……コンクリート躯体 14……張付けモルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 晴果 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 難波 進 兵庫県川西市水明台4丁目2番62号 (72)発明者 吉岡 秀春 大阪府大阪市都島区都島中通1丁目5番11 号 (56)参考文献 特開 昭63−202447(JP,A) 実開 昭51−60617(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】コンクリート躯体面に張付けられるタイル
において、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して
接着剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面に、
これに接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏
面よりも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させ
て、これらタイル素材とコンクリート躯体面とを剥がれ
に対して連結する短繊維材を貼着して形成したことを特
徴とするタイル。 - 【請求項2】コンクリート躯体面に張付けられるタイル
を製造するに際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤
を塗布して接着剤層を形成し、上記タイル素材の裏面側
を電極とすると共に、該タイル素材と上記コンクリート
躯体面とを剥がれに対して連結するための短繊維材を高
電圧電界内で荷電させ、この荷電された上記短繊維材
を、上記接着剤層に電気的に吸引させて、上記タイル素
材裏面の凹凸部から当該裏面よりも外方に上記コンクリ
ート躯体側へ突出させて植設するようにしたことを特徴
とするタイルの製造方法。 - 【請求項3】コンクリート躯体面にタイルを張付けるに
際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して接
着剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面にこれ
に接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面よ
りも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、こ
れらタイル素材とコンクリート躯体面とが剥がれに対し
て連結する短繊維材を貼着してタイルを形成し、次いで
該タイルの短繊維材を、上記コンクリート躯体面に張付
けモルタルを介して貼着するようにしたことを特徴とす
るタイルの取付け施工方法。 - 【請求項4】コンクリート躯体面にタイルを張付けるに
際して、タイル素材の凹凸状裏面に接着剤を塗布して接
着剤層を形成すると共に、上記タイル素材の裏面にこれ
に接触させて且つその凹凸部から該タイル素材の裏面よ
りも外方に上記コンクリート躯体面側へ突出させて、こ
れらタイル素材とコンクリート躯体面とが剥がれに対し
て連結する短繊維材を貼着してタイルを形成し、次いで
該タイルを上記コンクリート躯体面の型枠またはPC板の
型枠に予め装着し、上記タイルの上記短繊維材を、打設
コンクリート中に埋設するようにしたことを特徴とする
タイルの取付け施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128792A JPH0733709B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | タイル、その製造方法並びにその取付け施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128792A JPH0733709B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | タイル、その製造方法並びにその取付け施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02308060A JPH02308060A (ja) | 1990-12-21 |
| JPH0733709B2 true JPH0733709B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14993568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1128792A Expired - Lifetime JPH0733709B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | タイル、その製造方法並びにその取付け施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733709B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6834567B2 (ja) * | 2017-02-15 | 2021-02-24 | Toto株式会社 | タイルユニットの製造方法、接着剤塗布器具、およびタイルユニットの製造装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5160617U (ja) * | 1974-11-07 | 1976-05-13 | ||
| JPS63202447A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-22 | 川鉄商事株式会社 | 金属箔を基材とした壁表装材 |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP1128792A patent/JPH0733709B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02308060A (ja) | 1990-12-21 |
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