JPH0733982Y2 - 自動車の排水構造 - Google Patents

自動車の排水構造

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JPH0733982Y2
JPH0733982Y2 JP1987019771U JP1977187U JPH0733982Y2 JP H0733982 Y2 JPH0733982 Y2 JP H0733982Y2 JP 1987019771 U JP1987019771 U JP 1987019771U JP 1977187 U JP1977187 U JP 1977187U JP H0733982 Y2 JPH0733982 Y2 JP H0733982Y2
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drainage
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rainwater
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JP1987019771U
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俊作 竹内
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車の排水構造に関し、詳しくはカウル上面
を流れる雨水等の排水構造に関する。
[従来の技術] 自動車では、雨水等を積極的に車外へ排水するための工
夫が施されている。
例えば、自動車の前部では、第3図に示されるカウル10
が車両側方へ向けて低く傾斜され、フロントウインドシ
ールドガラス12を伝ってカウル10の上面へ流下する雨水
等及びカウル10の上面に開口する図示しない外気導入口
から外気とともにカウル10内へ浸入する雨水等をそれぞ
れカウル10の端部に流出させてカウル10の上面とフロン
トフエンダパネル14の後部との間の部分16(第3図に一
点鎖線で図示した斜線部分)、カウルインナパネル10A
とカウルサイドパネル17との間の部分18(第3図に二点
鎖線で示した斜線部分)からフロントフエンダパネル14
内を通してカウル10の端部側方へ積極的に排水させるよ
うになっている。なお、図中矢印F方向は車両前方を示
し、図中U方向は車両上方を示し、図中L方向は車両左
方を示している。
ところが、上記構造にあっては、フロントウインドシー
ルドガラス12を伝ってカウル10の上面に流れる雨水等を
カウル10の端部側方、すなわち図示しないフロントサイ
ドドアの前部近傍へ排水させる構成であるため、カウル
10の上面を流れる雨水等がフロントサイドドアの前部、
すなわちドアヒンジに流出し、特に寒冷地ではドアヒン
ジに付着した雨水等が凍結してドアヒンジの動きを拘束
し、フロントサイドドアの開閉動作に支障を来たす恐れ
があった。
なお、外気導入口から外気とともにカウル内に浸入する
雨水等についてはすでに本出願人によりフロントサイド
ドア方向への流出を防止するための対策が提案されてい
る(実開昭61-201979号)。
また、カウル上面を流れる雨水等及び外気導入口から外
気とともにカウル内に浸入する雨水等の排水構造として
は実開昭59-196377号に開示される技術がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、必要時にのみカウルの上面
を流れる雨水等のカウル端部側方への流出を制限するこ
とができる自動車の排水構造を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、ウインドシールドガラスの下縁側に車両幅方
向を長手方向として配置されたカウルと、このカウルの
上面側を構成するカウルアウタパネルの車両幅方向の端
部に配置され、上部が下方に開口する断面略コ字形に形
成されると共に内端側の壁部が当該カウルアウタパネル
の車両幅方向の端部上面に対して略垂直に位置されるフ
ロントフエンダパネルと、このフロントフエンダパネル
の内端側の壁部に形成され、ウインドシールドガラスの
表面からカウルアウタパネルの上面に流下した雨水等を
カウルの車両幅方向の端部側方へ排水する排水部と、を
含んで構成される自動車の排水構造であって、前記排水
部にこれを閉止して前記カウルの車両幅方向の端部側方
への排水を制限する流水堰止部を設け、さらに、この流
水堰止部又はその下縁部に外気温が高い時に開口状態を
維持し外気温が低い時に雨水等が凍結することによって
閉止状態となるスリツトを設けた、ことを特徴としてい
る。
[作用] 上記構成によれば、外気温が高い時には、流水堰止部の
スリツトが開口状態を維持している。このため、ウイン
ドシールドガラスの表面からカウルアウタパネルの上面
に流下した雨水等は、この開口状態のスリツトを通って
フロントフエンダパネル内へ積極的に排水される。な
お、この場合には、ドアヒンジが被水しても、凍結によ
るフロントサイドドアの開閉動作不良は生じない。
一方、外気温が低い時には、流水堰止部のスリツトが雨
水等によって凍結し閉止状態とされる。このため、カウ
ルアウタパネルの上面に流下した雨水等は、スリツト閉
止状態の流水堰止部によって堰き止められる。従って、
雨水等はサイドドアの前端部から離れた位置で車外へと
排水される。この結果、ドアヒンジが被水することがな
くなるので、凍結によるフロントサイドドアの開閉動作
不良は生じない。
すなわち、本考案によれば、基本的には雨水等をフロン
トフエンダパネル内へ積極的に排水し、必要時(外気温
が低い時)にのみ、雨水等の排水経路を変更してドアヒ
ンジの開閉動作不良を防止することが可能となる。
[実施例] 第1図には、本考案が適用された自動車のカウル廻りの
構造が示されている。図中、矢印F方向は車両前方を示
し、矢印U方向は車両上方を示し、矢印L方向は車両左
方を示している。
第1図に示される如く、カウル20はフロントウインドシ
ールガラス22の下方位置で車両幅方向に延在され、フロ
ントウインドシールドガラス22を伝って流れる雨水等が
上面に流下されるようになっている。このカウル20はア
ウタパネル24とインナパネル26とで構成され、アウタパ
ネル24の上面へフロントウインドシールドガラス22を伝
って流れる雨水等が流下されるようになっている。な
お、カウル20には、アウタパネル24に図示しない外気導
入口が形成され、この外気導入口を通して外気を車室内
へ導入できるようになっている。
このカウル20は車両側方へ向けて低く傾斜されており、
フロントウインドシールドガラス22を伝って流下した雨
水等及び図示しない外気導入口から外気とともに内部に
浸入した雨水等を端部に流出させる行構成となってい
る。また、カウル20の上面は車両後方側から前方へ向け
て低く傾斜され、フロントウインドシールドガラス22を
伝って流下した雨水等がカウル後部に溜まることがない
構成とされている。
このカウル20の端部には、カウルサイドパネル30が固着
されている。
詳しく説明すると、カウル20のインナパネル26の上面に
カウルサイドパネル30の下端フランジ部30Aが固着さ
れ、カウル20のアウタパネル24の下面にカウルサイドパ
ネル30の上面30Bが固着されており、カウルサイドパネ
ル30はカウル20の端部開口を塞ぐようにしてカウル20の
端部に固着されている。カウルサイドパネル30の下端フ
ランジ部30Aとカウル20のインナパネル26とは一部隙間
をあけて固着されてカウル20内をカウルサイドパネル30
の側方に開口しており、図示しない外気導入口から外気
とともにカウル20内へ浸入した雨水等をこの開口部34か
ら車外へ排水させるようになっている。
このカウルサイドパネル30はカウル20の端部からその前
方にかけて車両前後方向に延在され、カウル20の前方部
上面30Bには、図示しないフロントサイドドアの前方部
から車両前端部にかけて延在されるフロントフエンダパ
ネル40が図示しないボルト等により固着されている。
詳しく説明すると、フロントフエンダパネル40は上部が
下方に開口するコ字形断面形状とされ、内端側の壁部40
Bの下端フランジ部40Aがカウルサイドパネル30の上面30
Bに接合固着されて車両外側の面が車両外側面を構成し
ている。このフロントフエンダパネル40の内端側の壁部
40Bには、カウル20の端部と対応する部分に切欠42が形
成され、内側にカウル端部を収容している。
このフロントフエンダパネル40には、流水堰止部を構成
する遮蔽板44が設けられている。遮蔽板44は切欠42を塞
ぐようにフロントフエンダパネル40に固着されてフロン
トフエンダパネル40とカウル上面との間の隙間を塞いで
いる。なお、遮蔽板44は、寒冷地仕様車に対してのみ後
付けされるもので、クリツプ手段、螺着手段、接着手段
等の種々の固着手段によってフエンダパネル40に固着さ
れている。さらに、上述した遮蔽板44には、車両上下方
向を長手方向とする複数のスリツト50が形成されてい
る。
上記構成によれば、外気温が高い時(外気温が0℃以上
の時)には、遮蔽板44に形成されたスリツト50は開口状
態を維持している。このため、フロントウインドシール
ドガラス22を伝ってカウル20の上面へ流下する雨水等
は、カウル20の車両側方への傾斜によりカウル端部へ流
れ出した後、スリツト50を通ってカウル端部側方へ積極
的に排水される。
一方、外気温が低い時(外気温が0℃以下の時)には、
スリツト50の形成部位にて雨水等が凍結することによっ
てスリツト50が閉止される。このため、カウル20の端部
へ流下してきた雨水等は閉止状態の遮蔽板44によって堰
き止められる。従って、この雨水等はカウル端部前方部
からあふれ出して車外へ排水されることとなる。この結
果、フロントウインドシールドガラス22を伝ってカウル
20の上面へ流下する雨水等は図示しないフロントサイド
ドアの前端部から離れた位置で車外へ排水され、従来の
ようにフロントサイドドアのドアヒンジに流出すること
はない。これにより、フロントウインドシールドガラス
22を伝ってカウル20の上面に流下する雨水等が従来のよ
うに図示しないフロントサイドドアのドアヒンジに付着
して凍結しドアヒンジの動きを拘束することがなく、フ
ロントサイドドアの開閉動作に支障を来たすことがな
い。
なお、上記実施例では、遮蔽板44をフロントフエンダパ
ネル40に固着してフロントフエンダパネル40とカウル上
面との間の隙間を塞ぐようにしたが、カウル上面を流れ
る雨水等のカウル端部側方への流出を制限する構成であ
ればよく、遮蔽板44をカウル上面に固着するようにして
もよい。
また、第2図に示される如くフロントフエンダパネル40
の下端フランジ部40Aをカウル端部に対応する部分にも
設けて切欠42を廃止すると共に、新設された下縁フラン
ジ部40Aとカウル上面との間に小さなスリツトAを設定
しておく構成であってもよい。この場合においても、上
述した実施例と同様の効果が得られる。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案に係る自動車の排水構造で
は、フロントフエンダパネルの内端側の壁部に形成され
た排水部に、これを閉止してカウルの車両幅方向の端部
側方への排水を制限する流水堰止部を設け、さらに、こ
の流水堰止部又はその下縁部に外気温が高い時に開口状
態を維持し外気温が低い時に雨水等が凍結することによ
って閉止状態となるスリツトを設けたので、必要時にの
みカウルの上面を流れる雨水等のカウル端部側方への流
出を制限することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された自動車のカウル廻りの概略
構造を示す斜視図、第2図は他の実施例を示すべく第1
図に対応して要部のみを示した斜視図、第3図は従来の
自動車の排水構造を示すカウル廻りの斜視図である。 20……カウル、22……フロントウインドシールドガラ
ス、24……カウルアウタパネル、40……フロントフエン
ダパネル、40B……内端側の壁部、42……切欠(排水
部)、44……遮蔽板(流水堰止部)、50……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウインドシールドガラスの下縁側に車両幅
    方向を長手方向として配置されたカウルと、 このカウルの上面側を構成するカウルアウタパネルの車
    両幅方向の端部に配置され、上部が下方に開口する断面
    略コ字形に形成されると共に内端側の壁部が当該カウル
    アウタパネルの車両幅方向の端部上面に対して略垂直に
    位置されるフロントフエンダパネルと、 このフロントフエンダパネルの内端側の壁部に形成さ
    れ、ウインドシールドガラスの表面からカウルアウタパ
    ネルの上面に流下した雨水等をカウルの車両幅方向の端
    部側方へ排水する排水部と、 を含んで構成される自動車の排水構造であって、 前記排水部にこれを閉止して前記カウルの車両幅方向の
    端部側方への排水を制限する流水堰止部を設け、 さらに、この流水堰止部又はその下縁部に外気温が高い
    時に開口状態を維持し外気温が低い時に雨水等が凍結す
    ることによって閉止状態となるスリツトを設けた、 ことを特徴とする自動車の排水構造。
JP1987019771U 1987-02-13 1987-02-13 自動車の排水構造 Expired - Lifetime JPH0733982Y2 (ja)

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JPS63126149U JPS63126149U (ja) 1988-08-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59196377U (ja) * 1983-06-15 1984-12-27 三菱自動車工業株式会社 自動車のフロントデツキ排水構造

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JPS63126149U (ja) 1988-08-17

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